このページでは佐藤誼衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。
○佐藤(誼)委員 まず第一に、政管健保の最近の年度ごとの財政収支と累積赤字の状況についてお知らせいただきたい。
【次の発言】 そうしますと、ただいま報告があったとおり、ずっと年度別に見てまいりますと五十二年以降、つまり五十二年度が百五十三億円の赤字、五十三年度が百二十六億の黒、それから五十四年度が二十三億の赤、こういうことですから、全体的な推移を見ると、ごく最近は政管健保の財政状態は好転しつつある、こういう理解でよろしいですね。
【次の発言】 次に質問を続けます。
国民総医療費の現在までの推移と今後の見通し、それの金額と増加率の推移、この二点。
〔湯川委員長代理退席、戸井田委員長代
……
○佐藤(誼)委員 私は、八一春闘の山場を前にいたしまして、労働者の賃金、勤労者世帯の生活、それに関連する物価、税金、加えて景気等の問題についてお尋ねしていきたいと思いますが、最初に現状認識の観点から次の三つを質問いたしますから、簡潔に結論の方だけひとつ答えていただきたい。 最近の労働者の生活実態調査についてでありますが、その第一番目は、昭和五十五年の年平均実質賃金はどうなっているか、二番目は、昭和五十五年度の年平均実質賃金の見通し、三番目は、昭和五十三年、五十四年、五十五年における全国勤労者世帯の平均実質可処分所得及び実質消費支出は対前年同期比でどうなっているか、以上三点。
○佐藤(誼)委員 私は、八一年春闘を中心に、賃金、雇用、時短等について質問いたします。 まず最初に、八一年国民春闘は、先行する民間単産に回答が出され、さらに四月九日予定の鉄鋼回答を中心に、いよいよ春闘は前段の山場に入ったと思います。その中にあって、労働者、勤労国民諸階層の生活と暮らしは依然として非常に厳しい状況下にあることは御承知のとおりであります。特に、昭和五十五年度物価上昇率は七・八%、政府が当初設定いたしました六・四%をはるかに超えていることは御承知のとおりであります。さらに昭和五十五年度労働者の実質賃金は、昭和五十五年平均に引き続きマイナスを記録しているのもそのとおりであります。また……
○佐藤(誼)委員 中小企業退職金制度をつくった趣旨は、あるいはそのねらいは何でしょうか。
【次の発言】 先ほど池端委員からの質問にもありましたが、加入状況。昨年も私、中退金の法改正について聞いたのでありますけれども、中退金制度の普及状況はどうか、特に規模別、産業別にその計数を聞きたい。
【次の発言】 昨年の加入率と対比すると、トータルで〇・二%ですか、ふえていることはふえているわけですが、依然として平均しますと九・七ですから一割弱、しかも一から四人という最も小さい規模のところやあるいはこれから産業構造の関係でふえていくだろうサービス業、この辺あたりがきわめて低い。一ないし四のところが五・五%で……
○佐藤(誼)委員 私は、いま審議している老人保健法案をめぐって、日本医師会、政府つまり厚生省、それに自民党が密約したと言われる問題について質問したいと思います。(「そんなことないよ」と呼ぶ者あり)言われる問題です。 わが党の金子みつ議員が、去る十月十六日、行政改革に関する特別委員会でこの問題を質問していますが、答弁は何ら確証のないままに終わっております。 ここに「日本医師会雑誌」十月一日発行、第八十六巻第七号があります。この中に、九月十六日午後一時五十五分から二時二十五分まで開催された、日本医師会第六回全理事会の議事録が載っております。これです。この議事録の中に、「老人保健法案の現段階とそ……
○佐藤(誼)委員 社会党の佐藤誼でございます。 きょうは御苦労さまでございます。若干失礼にわたる質問もあるかと思いますが、あらかじめ御容赦いただきたいと思います。なお、わが党の代表者が質問しておりますから、なるべくダブらないように質問していきたいと思います。 第一は、首尾木さんと羽藤さんにお願いしたいのでありますが、患者の一部負担の導入についてであります。 御案内のとおり、この法案によりますと外来一カ月五百円、入院一日三百円、四カ月にわたって、こうなっております。これは、そういう意味での新しい患者の一部負担の導入でありますが、しかし、全体の医療の負担の仕組みを見ますと、新制度の試算Iでい……
○佐藤(誼)委員 質問の機会を与えていただきまして、まことにありがとうございます。私は山形県の二区なんでございますけれども、今日非常に重要な政策課題になっております基礎素材産業、とりわけアルミニウム製錬の行方と地元の問題を関連させながら若干質問をいたしたいと思います。 住軽アルミ酒田工場は、ことし四月二十日、鋳造部門を除いて操業を停止し、地元が期待しておりました住軽アルミ工業株式会社は解散をいたしました。いま構造的不況にあるアルミ産業に対して政府の適切な対応が求められているときに、この事態を通産省はどのようにとらえられておるのか、まずこのことについてお答えいただきたいと思います。
○佐藤(誼)委員 文部大臣の所信表明について質問いたします。
大臣の所信表明、これは文章にされていますから、逐一お聞きもしましたが読ませてもいただきました。ただ、この所信表明の中に直接憲法や教育基本法に触れた個所はありません。しかし教育行政を憲法、教育基本法に基づいて進めるのだ、こう確認し理解してよろしいですね。
【次の発言】 所信表明の中に幾つかの項目がありますけれども、その中に文化の振興とかあるいは教育、学術、文化の国際交流の推進などという項目なり内容がありますが、いままでの質問者も言われましたけれども、残念ながら平和あるいは平和教育、こういうのが所信表明にもなかったし、この文章にもない……
○佐藤(誼)委員 最初に文部大臣にお伺いしますけれども、教育の重要性は言うまでもないのですが、その中で特に幼児教育の重要性、これはもちろん申すまでもないわけです。特に人間の成長過程における性格の形成、そしてまた能力の早期開発という点から昨今特に見直され、その重要性が指摘されていると思うのです。そこで、文部大臣の幼児教育に対する基本的な考え方、抱負、これを率直にお伺いをしたいと思うのです。
【次の発言】 そうすると、どの教育も重要ですが、幼児教育の重要性を認識し、それを具体的に教育行財政の中に生かしていく、こういうことですね。どうですか。
○佐藤(誼)委員 わが党の山口鶴男発言を契機といたしまして、簡単に言えばその問題の扱い、収拾については委員長の発言で理事会で預かり、しかも、そこで議論して対処するということになったわけですね。それについて、理事の皆さんは御承知なんですけれども、その収拾について与党と文部省、つまり政府との間で議論された原案というのが出されたわけです。それに対しまして、日本社会党はそれでは不十分だということで私の方からこれを出した。これで意見がまとまらずして、それじゃ答弁をする政府がこれらの案件を十分参酌し、議論も参考にしながら文部省としてしかるべき案を出すというふうに出したのがこれなんです。これに対しまして、私……
○佐藤(誼)委員 提案者並びに文部省に、質問の過程で相互振り分けながら質問をしていきますから、お答えをいただきたいと思いますが、最初に、若干提案された法案に係る基本的な問題についてお尋ねいたしますので、時間も大変遅くなっておりますから、私の方も質問を簡潔にいたしますから簡潔に答えていただきたいというふうに思います。 それでは、文部省と提案者両方にお聞きいたしますけれども、学校教育法第二条、御承知だと思います。それと私立学校法五十九条、これは学校法人あるいは学校法人に対する国の助成ということを決めた条文だと思いますが、そのことをどのように文部省並びに提案者は理解をしているのか、まずそれを一応質……
○佐藤(誼)委員 私は、日本社会党を代表して、自民党提案の私立学校振興助成法の一部を改正する法律案に対する修正案を提案し、その理由について御説明いたします。 まず、修正の理由であります。 御案内のとおり原案は、私立学校振興助成法の第三条の準用など、準学校法人についての規定の整備、次に、学校法人以外の学校の設置者で補助金の交付を受けた者が学校法人化しなければならない期間について特例を設けるの二つの内容から成っています。 もとより、わが党は、専修学校、各種学校の今後の教育に果たす重要性にかんがみ、準学校法人についての規定の整備については賛成であります。しかしながら、学校法人以外の学校の設置者……
○佐藤(誼)委員 このたびの改正案、つまり内容的に言いますと、私学共済の年金引き上げ実施時期を例年に比べて一カ月おくれとする、また、年金の基礎給与の高い部分について、その年金額の増額分の三分の一を停止する、こういうふうにあるわけですけれども、それは金額にしてどのくらいになるのか。また、私学共済の年間の掛金収入の大体何%に相当するのか。以上です。
【次の発言】 答弁が漏れていますよ。つまり、私学共済の年間の掛金収入の大体何%に相当するかということ。
【次の発言】 いままで、質問された方も言っているわけですけれども、この年金の受給者というのはまさに年金が唯一の収入なわけですね。しかもわが党の湯山委……
○佐藤(誼)委員 ただいまも質問がありましたが、昨日、鈴木初中局長が中国王公使に対しまして、かねて公式回答しておった第三項に基づきまして、日本の教科書の検定制度等について説明をした、こういう報道がなされておるし、ただいまも答弁があったわけであります。
重ねてでありますが、どのような説明をしたのか、その要点と、それに対する中国側の受けとめ方をどのようにとらえて帰ってきたのか、その点について説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 中国側の理解を求めるべく説明をした、しかし、簡単に言えば理解は得られなかった。むしろ得られなかったという程度ではなくて、新聞にも書いてありますけれども、強い不満の……
○佐藤(誼)委員 私は、提出者を代表いたしまして、ただいまの法律案に対する附帯決議案について、御説明を申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 国立又は公立の大学における外国人教員の任用等に関する特別措置法案に対する附帯決議(案) 一 政府は、国立又は公立の大学等において教員に任用された外国人について、学長、学部長などの管理職への任用についてその方途を引き続き検討すること。 二 外国人教員の任期制については、大学管理機関の自主的判断に委ねること。 三 政府は、外国人教員の任用が円滑に行われるよう、日本語の習得の機会の提供、処遇に対する特別の配慮など諸条件の整備に努めること。……
○佐藤(誼)委員 内閣官房長官おいででありますからお尋ねしますが、長官はきのう、中国、韓国から批判を招いた教科書を政府の責任において是正するとの政府見解を発表し、各国の理解を求めると述べております。この政府見解を発表したその内容で果たして各国の理解が得られると思っているのかどうか、得られるとするならばその程度があると思いますから、ではその程度をどのような程度と考えて把握されているか、もしその際残る問題があるとすれば何とお考えであるか、そのことをまず最初にお尋ねいたします。
【次の発言】 誠意と努力を酌んでほしい、これは政府の態度としてはそのとおりだと思いますが、いまのところいろいろな報道機関の……
○佐藤(誼)委員 文部大臣の所信表明について、わが党の湯山委員が教科書問題についても質問しておりますが、後藤田官房長官の出席要求ということで若干留保している部分がありますけれども、私の方からも引き続いてその点について質問したいと思います。
時間が六十分と非常に限られておりますので、私の方も端的な質問をしていきますから、特に文部大臣から端的な答弁をいただきたい。このことをまず最初に申し上げておきます。
そこで、後の質問に関係ありますのでまず文部大臣に聞きますが、改善という日本語はどのような意味に使われているとお考えですか。
【次の発言】 それでは引き続きまして、是正という日本語はどのような意……
○佐藤(誼)委員 後藤田官房長官に質問いたしますが、質問に先立ちまして資料を二部ほど準備しておりますから、事務局の方から官房長官に渡してください。 官房長官、このペラ紙の方の資料を見てもらいたいのですが、その中に「「歴史教科書」についての官房長官談話」というのがあります。これをひとつごらんになっていただきたいと思いますが、これは、教科書問題が外交問題に発展したときに、昨年の八月二十六日、当時の宮澤官房長官が発表した歴史教科書についての談話の全文であります。その中の第二項、つまりこの資料によりますと上段の末尾、その第二項の末尾に、ずっと文章がありまして、「政府の責任において是正する。」という項……
○佐藤(誼)委員 それでは、前回文部大臣の所信表明に対する質疑の中で教科書問題、今日の校内暴力問題等について質問いたしましたが、時間不十分でありましたので、まず教科書問題、とりわけ五十七年八月二十六日の前宮澤官房長官談話を中心にして質問を進めていきたいというふうに思います。そこで最初に、この種の問題、非常にやりとりが複雑でありまして、国民の皆さんも非常にわかりづらいと思いますので、いままでの前宮澤官房長官談話を中心とする質問のやりとりの議事録を中心に若干整理をしていきたいと思いますので、当然これは文部大臣ということになりますから、そういうことでひとつあらかじめ御了承いただきたいというふうに思い……
○佐藤(誼)委員 ただいま審議されようとしている学校教育法等の一部を改正する法律案並びに学校教育法の一部を改正する法律案、これはただいま委員長が言われたような経過によって本日質疑が開始されるわけでありますが、私はこの一括審議されます二つの法律案のうち学校教育法等の一部を改正する法律案、内容的には実習助手に関する法律案とでも言いましょうか、この法律案を中心に法案提出者に質問をいたしたいと思います。 そこで、まず第一点は、実習助手の身分、職務内容は学校教育法第五十条に定められているわけでありますけれども、教育現場における実習助手の勤務及び教育指導の実態はどうなっているか、この辺について提案者に質……
○佐藤(誼)委員 私は最初に文部大臣にお尋ねしますが、つまり教科書無償制度に関してです。
義務教育の教科書無償制度は、憲法二十六条の精神にのっとり今後も継続すべきだと私は考えます。文部大臣はことしの三月二日衆議院文教常任委員会で無償継続についての決意を述べておりますが、ここで改めて文部大臣の決意を伺っておきたいと思います。
【次の発言】 文部大臣の考え方、決意はわかりました。時間があれば後ほど関連して質問いたします。
次の質問は、国民が注目をしております東京医科歯科大学の教授の選考をめぐっての金銭授受の疑惑の事件でございます。大変重要な事件であることは申すまでもないし、国民の関心を引いてい……
○佐藤(誼)分科員 私は、土地改良事業について質問いたします。
まず、土地改良長期計画の進捗状況はどうか。金額ベースと面積ベースでどうなっているか、お答えいただきたい。
【次の発言】 この長期計画を見ると四十八年度から五十七年度までですから、年度で言いますとあと一年度しかないわけですね、面積ベースでかなり落ちていますが、いろいろな理由があると思いますが、主要な理由は何ですか。
【次の発言】 いろいろ理由はあるけれども、端的に言えば物価の高騰、地代の高騰が主たるもの、一番大きな理由こう考えでいいですか。
【次の発言】 時間も限られていますから、以下、私は計数的な点で若干項目を挙げて質問いたしま……
○佐藤(誼)分科員 基礎素材産業について、共通的な問題について初めに二、三お尋ねしますので、時間も制約されておりますから簡潔に御答弁いただきたいと思います。
その質問の第一は、アルミあるいはフェロアロイ、ソーダ工業など、その他もあるわけですけれども、基礎素材産業の現況についてどう見ているのか。また、それら基礎素材産業の日本経済の中での位置づけを政府、通産省としてはどう考えているのか。
【次の発言】 いまも話がありましたが、基礎素材産業はきわめて重要な地位にある産業だ。しかし、実態は御承知のとおりの大変な構造不況に陥っておる。したがって、この基礎素材産業の救済は、まさにナショナルセキュリティー……
○佐藤(誼)分科員 私は、在日韓国人政治犯の問題について質問をいたします。
最初に原則的な点、特に政府の姿勢にかかわる点について一、二質問したいと思います。
その第一点は、在日韓国人は日本の法律上の扱いで日本人と違いがあるのか、違いがあるとすれば具体的にどのような点なのか、これが第一点。第二は、在日韓国人政治犯として韓国で収監されている方々はどのくらいあるのか。また、これら在日韓国人政治犯に対し、日本政府はどのような姿勢で対処しているのか、まずその点についてお聞きかせいただきたいと思います。
【次の発言】 そうすると、この在日韓国人に対しての国内法上の扱いでは、内国民と待遇上ほとんど変わら……
○佐藤(誼)分科員 前に質問された関晴正委員、大変熱心な質問で、かなり予定時間をオーバーしているのですが、この辺の時間の調整はあらかじめしておいてください。質問の仕方がありますから。 それじゃ、最初に土地改良問題について質問しますが、時間が三十分という制約ですから、端的に質問いたしますから、答弁の方も焦点を合わせて端的にひとつ御回答いただきたい。 それで、第一は、第三次土地改良長期計画について質問いたします。 その第一点は、予定事業量総額三十二兆八千億、これは農業基盤整備事業の予算が毎年およそ一二%程度ずつ伸びていかないとこの総額予算が確保できないのではないかというふうに思うのですが、い……
○佐藤(誼)分科員 それでは私の方から、いまの長引く不況の中で特に地方の中小建設業が大変厳しい状況に置かれておりますが、それらの問題に焦点を当てながら以下質問をしていきたいと思います。 そこでまず第一に、時間も三十分という制約がありますから、最初に全体的な実態について私の方から質問申し上げますので、その点についてまとめてひとつ御答弁いただきたいと思うのです。 その第一は、建設業の資本金の規模別構成はどうなっているかということであります。その中でも資本金一億円未満は何%か、あるいは個人業者及び資本金五百万円未満は何%かというようなことも織りまぜながら御答弁いただきたいというふうに思います。 ……
○佐藤(誼)分科員 時間が三十分ですからずばり入っていきますから、ひとつよろしくお願いします。 現在、日本の基礎素材産業は、御案内のとおり大変な構造的不況に陥っているわけでありまして、私の住んでいる山形県の海岸側の酒田という地区も、素材産業の集中地域で大変な不況になっているわけでありまして、これは地域まるごとそういう状況になっておるわけであります。その辺も頭の中に入れながら質問してまいりたいと思います。したがって、そういう状況の中で、基礎素材産業を中心に、現状の打開、それからその活性化を図るということに中心のねらいを置きながら、関連の地域とか雇用問題の対策等で、いま通産当局並びに労働省等から……
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