このページでは佐藤誼衆議院議員の37期(1983/12/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は37期国会活動統計で確認できます。
○佐藤誼君 私は、日本社会党・護憲共同を代表し、ただいま議題になりました教育職員免許法の一部を改正する法律案について質疑を行うものであります。 まず私は、冒頭次の二点につきまして中曽根総理大臣に質問をいたします。 その第一は、今中曽根総理のもとで進めている教育改革のねらいについてであります。 今日、国民は教育の荒廃を憂え、その克服と今後の教育改革をひとしく求めているのであります。しかし、中曽根内閣が進めようとしている教育改革は、この国民の教育改革の要求を逆手にとって国民の期待を裏切り、教育の権力支配と戦前回帰の教育をねらっているのではないかということであります。あなたは、新聞報道になった……
○佐藤(誼)委員 予定では我が党の中西委員が質問することになっていますが、関連ということで冒頭、私の方から質問させていただきます。内容的には、先ほど木島委員が質問したことに関連いたします。 それで、御案内のとおり昨日、文化と教育に関する懇談会の提言がなされたわけであります。この内容については、従来報道されているところによれば、これからの臨時教育審議会、この審議の諮問事項として尊重していくというような報道もなされていますね。いずれにしても、この内容がこれからの審議会の審議に影響を与えることは間違いないだろうと思うわけであります。 そこで、文部大臣に、今申し上げた教育懇の提言内容とこれから審議……
○佐藤(誼)委員 それでは、まず国公立大学の共通一次試験に関しての質問を申し上げます。 入試センターの副所長でしたか、おいでですか。――はい、わかりました。 それで、共通一次、ことしで六回目を迎えたわけでありまして、受験生三十四万一千と言われておるわけです。特に、最近ずっと毎年問題になるのが、この入試センターから公表される共通一次試験の全教科総平均点並びに科目別平均点、これが本来の素点ではなくて事後調整された点数ではないか、こういう疑念が持たれ、新聞で報道されたり、また国会でも論議された経過がありますね。これは極めて重要な問題だと思うのですが、この点について入試センターはどう考えるか、また……
○佐藤(誼)委員 文部大臣の所信表明に対する質問、私が最後になります。いろいろな角度から質問がなされておりますので、私は、九十分という時間ですが、文部行政全体についての文部大臣の所信、それに対する私の考え方、これを提起しながら、文部大臣の重ねての所信を問うというような形で進めさしてもらいたいというふうに思っているわけでございます。 そこで、大臣の所信表明の中にも、ずっと多方面にわたっておりますが、特に「心を痛めております。」というその中に「児童生徒の問題行動は依然として深刻な状態にあり、中でも中学生を中心とする校内暴力事件が後を断っていないことに心を痛めております。」こういうところがあります……
○佐藤(誼)議員 それでは、私の方から、学校教育法の一部を改正する法律案の提案理由について申し上げます。 ただいま議題となりました学校教育法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 学校には、校長、教頭、教諭、養護教諭のほか、学校事務職員、学校栄養職員、司書、給食調理員、用務員、警備員など各種の職員が配置されており、これらの職員が一体となって活動しなければ、学校教育の目的を十分に達成することはできません。これらの職種のうち、特に養護教諭及び事務職員につきましては、その職務の重要性にかんがみ、小中学校及び盲・聾・養護学校には原則として置かなければ……
○佐藤(誼)委員 まず最初に申し上げますが、これはいわゆる衆法ですね。閣法も衆法も同じなんであって、特に国権の最高機関といえば国会の方が上なんですから、その議員が出す法律案ですから、私はきょうの委員の出席を見ると、このとおり野党の皆さんはそれなりに出席をしているけれども、与党の皆さんがごらんのとおり大変少ない。これは極めて残念なことでありまして、まず冒頭に委員長にそのことを申し上げますが、所見はどうですか、委員長。
【次の発言】 時間が限られていますからそれにとどめますけれども、委員長の方から与党の皆さんに出席方を要請していただきたいということを私の方で要望いたしまして、中身に入っていきたいと……
○佐藤(誼)委員 午前中の我が党の田中委員からも質問があったと思いますが、昭和五十九年度育英奨学生新規採用について、文部省が現行法で救済すべく努力をしている、その努力を多とするものでありますが、その中にあって、私から言うと特に緊急ではないかなと思われる点について一つだけ質問しておきます。 その内容は、昭和五十九年度大学通信教育奨学生の推薦事務がどうなっているかということでございます。私が見た資料等によりますと、通信教育の学生、つまり夏季スクーリングの学生、それから通年スクーリングの学生、何か推薦の期限が五十九年の六月二十日というふうに聞いておりますし、例年この夏季スクーリング期間というのは七……
○佐藤(誼)委員 大阪大学ワープロ購入に関する贈収賄事件及び文部省会計課に及ぶ汚職事件、これについては、本日の委員会の冒頭、文部大臣から陳謝と今後の対策、またそれに官房長から事件の概要について説明があったところであります。私は、国民の立場から、この事件の重大性について若干の所見を述べて、質問したいと思うのです。 東京医科歯科大学、さらに、若干内容は異なってまいりますけれども、国士館大学、九州産業大学、ずっと一連の大学を中心とした、言うなれば教育汚職事件というのがあったわけですね。そういう一連の汚職事件に国民はやるせない気持ちで来たと思うのですよ、特に教育に関連しただけに。ところが、その事件が……
○佐藤(誼)委員 最初に、委員長それから事務当局にお願いしておきたいのですが、私の質問時間が何分までになるのか、それをひとつ精査をして、私に早く教えてください。それをまず最初にお願いします。 それでは、質問を行います。 私は、今まで三回にわたり鹿児島県阿久根中学校の業者テスト処分事件について質問をしてきました。その中で、業者テストとは何かということについて、文部省は次の点を強調して述べております。これは今までの三回にわたる議事録をもとにして述べているわけでございますから、よくお聞き取りいただきたいと思うのです。 その業者テストとは何かということについて強調し述べている点がまず六つあります……
○佐藤(誼)委員 時間は余りありませんけれども、教育の何をどのように改革しようとするのか、その改革すべき教育の中身、この点について私は質問をし、文部大臣と若干討論もしてみたいというふうに思うわけです。 臨教審法案の中身については、かなり時間をかけていろいろ議論されておりますけれども、割合に議論が薄いのは、今申し上げたような、教育の何をどのように改革するのか、この議論が薄いような気が私はするのです。一般の国民の方も教育改革を望んでおりますが、その中身がどうなるのかという期待を持っておるけれどもなかなか俎上に上ってこない、こういう歯がゆさを持っていると思いますので、時間は限られていますが、幸いの……
○佐藤(誼)分科員 時間がありませんから、ずばり聞いていきます。
最近の畜産経営、全体的に大変でありますが、その中で特に肉用生の肥育牛経営及び子取り経営の現状とそれの問題点は何と考えておるか。
【次の発言】 今も答弁ありましたように、言うなれば子牛価格ですね。資料によれば昨年の十二月などでも二十五万を下回っている、そういう状況にありまして、例の保証基準価格二十九万二千ですか、これから見ると標準価格は、特に雌が低いのですけれども、そういう形が昨年末もずっと続いておりますね。それは今も言われたようにそれなりの政策上の努力はされておっても実態はまだそういう状況にある。したがって、全体的に所得もそん……
○佐藤(誼)分科員 それでは、私は朝鮮半島の緊張緩和の問題から質問してまいりたいと思います。 御承知のとおり、今、韓国には最低六百五十発ないしは一千発の核兵器が配備されていると言われています。その中で、アメリカ陸軍参謀総長マイヤー氏は、昨年一月ソウルで行われた記者会見で次のようなことを言っております。レーガン政権の基本戦略概念は、戦争が起きた場合在来型の戦争で長期対応し、避けられない場合は戦術核兵器を使用するもので、この概念は韓国にも適用されると述べておると報道されています。今、朝鮮半島を中心に二月一日からチームスピリット84が始められ、それは核戦争の演習とも言われ、参加要員はアメリカ軍六万……
○佐藤(誼)分科員 それでは質問いたしてまいります。
第三次全国総合開発計画が実施されて約六年経過いたしております。私は、国土の均衡ある発展という立場から見て、地域の格差の是正は極めて重要な政策課題だと考えております。この点についてどう考えるか。同時に、格差是正について、いわゆる三全総の施行を通じて、その是正についてどのように取り組んできたのか。そしてまた、今フォローアップしているという話も聞きますが、その結果、格差是正はどのような結果を生んでいるのか。その点についてまずお考えをお聞きいたします。
【次の発言】 特に東北は、山形県も含めてですけれども、三全総で格差是正に努めた結果、どのように……
○佐藤(誼)分科員 最近の基礎素材産業、とりわけ電力多消費型産業と言われるアルミとか苛性ソーダとか合金鉄など、依然として構造的な不況状況が続いているわけであります。私は山形でありますが、山形の海岸の酒田市、この周辺も今申し上げたような素材産業の地域でありまして、構造不況地域、そして通称城下町法の適用を受けてまいりました。これは、地域にとっては素材産業の行方というのが、地域の経済の活力あるいは雇用の問題、大変な問題を引き起こして重大な関心を呼んでいる業種であります。したがって、これら基礎素材産業の最近の業界の状況はどうなっているのか。いろいろございますから、今委員長からも御指摘あったように、特徴……
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