三浦隆 衆議院議員
36期国会発言一覧

三浦隆[衆]在籍期 : 35期-|36期|-37期
三浦隆[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは三浦隆衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院36期)

三浦隆[衆]本会議発言(全期間)
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第93回国会(1980/09/29〜1980/11/29)

第93回国会 衆議院本会議 第13号(1980/11/07、36期、民社党・国民連合)

○三浦隆君 私は、民社党・国民連合を代表し、昭和五十三年度決算及び関連事項につきまして、財政再建問題を中心に、総理並びに関係大臣の御見解をお伺いしたいと思います。(拍手)  そもそも、決算審査の要諦は、予算執行のむだを省き、継続的に財政の健全化を図ることであります。しかるに、五十五年度末の特例公債の残高は二十九兆円、国債発行残高は七十一兆円にも累積し、達するものと予想されます。  民社党は、これまで、財政再建問題に対して常に現実的かつ具体的な提言を行ってまいりました。  その基本方針は、第一に、増税を行う前に行財政改革を行い、むだな経費を徹底して節約すること、第二に、一般消費税など大衆増税は行……

三浦隆[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院36期)

三浦隆[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第93回国会(1980/09/29〜1980/11/29)

第93回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1980/10/23、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 初めに、シャットル・アラブ川に足どめされております日本船舶の安全確保の問題についてお尋ねしたいと思います。  シャットル・アラブ川に足どめされております日本船舶の実態と乗組員の動向について御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 この人たちが脱出できない理由は、イランがとめているのか、イラクがとめているのか、あるいは日本自体の理由でとまっているのでしょうか。
【次の発言】 いまイラクのバスラ港にいたりあるいはウムカスル港にいるのだと思うのですが、イラク側は出ることは別にとめてないわけですか。
【次の発言】 安全を保障できないというのは、たとえばイラクの港を出たときにイラン……

第93回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1980/11/26、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 初めに、都市河川の緊急整備制度についてお尋ねしたいと思います。  大都市におきましては、宅地化の進行に伴い雨水の保水遊水機能の低下、流出時間の短縮化をもたらしまして、洪水流量を増大させています。また、従来洪水や高潮に対して危険であると考えられてきました地域にまで都市化が進みまして、水害危険区域の人口、資産が飛躍的に増加しています。たとえば横浜市の二級河川でございますが帷子川水系の場合に、帷子川、石崎川、新田間川、派新田間川、幸川、今井川、中堀川というふうに分かれておりますが、これらは横浜の中心地であります横浜駅の東口、西口の地下商店街もこうした水系の中に入っているわけです。こ……

第93回国会 文教委員会 第3号(1980/10/22、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 放送大学は、一つには、新しいテレビ利用の大学として、二つには、これまでの大学にはない新しさを求めたものとして、三番目には、老齢化社会、高学歴化社会にふさわしい大学となる可能性を持つものとして注目されています。しかし、新しいものには、古いものにはない長所とともに新しい短所もまた生まれる可能性があります。それゆえ、新しく生まれ出るものが祝福を受けられるように、予想されるマイナスは事前に可能な限り正すべきであるとまず思います。  そこで第一番目に、放送大学構想そのものについて御質問をさせていただきます。  一番目に、現在大学そのものをふやす必要があるのだろうかという点です。放送大学……

第93回国会 文教委員会 第7号(1980/11/07、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 それでは、時間もございませんが、評議会のことでお尋ねをしたいと思います。  きょうの委員会の中で冒頭、教授会と評議会の問題が取り上げられておりました。そして旧来の大学に比して筑波大の方で大変評議会の権限が強まった結果、教員会議といった教員の組織、権限が大変弱まったという指摘がございました。  しかし、ここでその点で簡単に触れたいのですが、学校教育法が成立しましてからその後、この評議会につきましては、国立大学の評議会に関する暫定措置を定める規則があって、その六条で評議会の権限が規定されておりますが、ここでは評議会の権限は、教育公務員特例法の規定の権限云々といった教育公務員特例法……

第93回国会 文教委員会 第12号(1980/12/12、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 まず私は、大臣の答弁の仕方は大変まずいと思っております。というのは、言葉の端々にかわいい坊やと言うのは、大体不謹慎だろうと思います。少なくとも教員をひっぱたきつけたり、友だちをひっぱたきつけた加害者なんです。中学三年を主として高校生、そして大人でさえもわれわれは欠陥多い存在であって、いわば未完成品です。現実に悪いことをしたのです。悪いことをしたときに悪いということを教えてやることの方が、本当に子供のためを思っているのであって、甘やかしていることは、決して子供にとってプラスではない。少なくともかわいい坊やなんと言うのはナンセンスだ。こんな姿勢がある限り、この校内暴力の問題は解決……


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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1981/03/20、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 運輸大臣にお尋ねいたします。  初めに、第三次総合対策の重点施策についてです。  踏切道の改良促進については、昭和三十六年法百九十五号として制定されました踏切道改良促進法に基づき、以来立体交差化、構造の改良、踏切保安設備の整備等が進められてきました。しかし、いまもなお重大事故は後を絶たない状況です。これまでの対策を振り返ってみますと、昭和四十六年二月八日、交通対策本部決定の第一次踏切事故防止総合対策では、単独立体交差化及び道路の新設に伴う立体交差化に重点が置かれ、同五十一年二月十二日、交通対策本部決定の第二次総合対策では、都市における土地利用の実態から見て、個々の踏切道をそれ……

第94回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1981/04/22、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 自動車事故対策センター改正法案の三十一条一項の五号によりますと、「自動車事故による被害者で後遺障害が存するため治療及び常時の介護を必要とするもの」とありますけれども、これですと、後遺障害者の程度にもいろいろと差がありますので、必ずしも重度意識障害者を意味するとは限らないというふうに思います。しかし、ここでは、植物状態の患者、いわゆる植物人間と言われる人々、医学的には失外套症候群と呼ばれまた遷延性高度意識障害者と呼ばれる人人を対象とするものと一応考えて、このセンターの呼び名に従い重度意識障害者という呼び名でこれからの質疑を行わさしていただきます。  初めに、改正法案によりますと……

第94回国会 交通安全対策特別委員会 第11号(1981/06/04、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 国鉄当局の方にお尋ねをしたいと思います。  いま国鉄再建が迫られておりまして、その方策として受益者負担の増、国鉄自身の合理化、行財政上の援助ということが言われておりますが、運賃の値上げを幾ら行いましても乗客離れが起こったのではどうにもしようがないということと同時に、不必要な支出が多かったのではこれまたどうにもなりません。そういう意味で、国鉄自身の合理化への努力がいま厳しく迫られていようかと思います。あわせて、国鉄再建は国民の協力、支援がなければできないところでありまして、その意味では、利用者の要求にこたえるダイヤ改定など国鉄利用者の身になって考えてみる必要があると、まず基本的……

第94回国会 文教委員会 第5号(1981/03/20、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 鳴門教育大学の問題に関連してお尋ねしたいと思います。  法律案提案理由の中で、教員の資質能力の向上という社会的要請に対処したいというふうなことのようでございます。大変結構な趣旨だと思うのですが、教育大学でなければ教員の資質能力の向上ということができないものなのかどうか。 いわゆるいま現在あります大学の教育学部なり、あるいはいろいろとあります学部において教員の資格が取れるわけですが、ここでは教員の資質能力の向上ということはできないものかどうか、まずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 いわゆる教育勅語が戦後なくなりまして教育基本法が成立いたしました。その中には、憲法の理想は教……

第94回国会 文教委員会 第8号(1981/04/10、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 大変おくれまして、まことに申しわけございません。  初めに、私学振興の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。お忙しいところをわざわざおいでいただきまして、また、私の不注意のためおくれましたことを冒頭おわびを申し上げたいと思います。  実は「私学共済」という雑誌がありましたけれども、その中に「国会議員と私学各団体代表が親しく話し合う恒例の「私学振興に関する懇談会」は、一月二十七日午後五時三十分から東京・赤坂のプリンスホテルで開かれた。この懇談会は、特に予算編成などで、日ごろ私学振興に協力していただいている自民党の文教関係国会議員を招いて開かれるもので「私学振興」に関する意見……

第94回国会 文教委員会 第10号(1981/04/17、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 今回、私立学校法の一部を改正し、同法附則第十三項の有効期限を昭和五十九年三月三十一日まで三年間延長するということ、もう一つには、国立大学についても私立大学と同様、昭和五十九年度開設分まで設置等の抑制を行うというふうな御趣意でございましたけれども、その提案説明の中に、これまでの附則十三項によって「大学の量的な拡大が抑制され、この間における私学助成の充実と相まって私立大学の質的充実が図られてきた」、そして「現時点において、改めて現在の私立大学の状況や大学進学率の動向さらには現下の財政事情等を考慮して」というふうな御意見が書かれているわけでありまして、ここで改めて四点、一つには現在……

第94回国会 文教委員会 第11号(1981/04/22、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 日本学校健康会法案の第一条によりますと「児童、生徒等の健康の保持増進を図るため、学校安全及び学校給食の普及充実、義務教育諸学校等の管理下における児童、生徒等の災害に関する必要な給付、学校給食用物資の適正円滑な供給等を行い、もって心身ともに健康な児童、生徒等の育成に資することを目的とする。」というふうにあるわけですが、規定上のその存在意義と目的はりっぱなものだろうと思います。  そこで初めに、しかし、それであるならば、なぜ日本学校給食会と日本学校安全会は統合されるようになったのであり、また、なぜ統合されることに反対をしなかったのでしょうか。反対し得なかったということは、第一に、……

第94回国会 文教委員会 第16号(1981/05/15、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 いま大臣よりお答えありましたように、よい教科書であるというふうなお返事があったわけです。これに対して稲垣会長の方は、四分の一改訂どころか、全面改訂をしたいというふうな申し入れをなされたというのですが、教科書を初めとする教育は、本来教育を受けようとする子供たちのためにあろうかと思います。  いまの御質問にもありましたように、子供が望まない、教員が望まない、親も望まない、文部大臣も望まない、にもかかわらず、会長がその業界の意向を反映されてか、全面改訂をしたいということは、まことに不見識というか、まことに申しわけないせりふではありますが、言ってはならないせりふを少し早く言い過ぎたの……

第94回国会 文教委員会 第18号(1981/05/29、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 まず初めに、すべての障害児が個人として尊重され、差別なき教育を享受できるように、その教育環境の条件整備を行うということはよいことですし、必要なことだと思います。  その意味では、この法案の提案理由の趣旨にございます「公立の障害児教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準法を制定し、学級編制及び寄宿舎の舎室編制の適正化並びに教職員定数の確保を図ることにより、障害児教育へのきめ細かい配慮を行い、障害児教育の一層の充実に寄与しよう」という趣旨、そして、「また、重度・重複障害児の急速な増加や盲・聾学校の児童・生徒数の減少などに対応し、その現状と実態に即した改善を図り、とりわけ重度・重複……

第94回国会 文教委員会 第19号(1981/06/03、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 まず政府の方に御質問したいと思います。  今回の放送大学学園法案というふうなものは、旧憲法体制下では全く考えることのできなかった新しい発想の大学でございます。一般に新しいものが生まれ出ようとするときには陣痛を伴い、特に初めての場合には本人の戸惑いもあることでしょうし、だからこそ周辺のアドバイスといたわりの中で、また周辺の新しきものへの期待が込められて生まれ出るものだろうと思います。できるならば全員の祝福を受けたい、そうしたものだろうと考えております。しかしそのためには、新しく生まれ出る限りいろいろ未知なものがございますから、さまざまの予測できない欠陥も出てくるかと思います。そ……


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第95回国会(1981/09/24〜1981/11/28)

第95回国会 予算委員会 第1号(1981/10/03、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 関連しまして、教育問題に論点をしぼり質問をさせていただきます。  初めに、教育の荒廃の是正についてお尋ねいたします。  教育とは教え育てると書きますが、これを教えるにかわって狂人の狂をこれに当て、あるいは競争の競の字をこれに当てるなどの比喩が現在まかり通るほど教育の地位は著しく低下しております。わが国のごとく、人口に比して国土が狭く資源の少ない国にありましては、国民の教育水準の高いこと、あるいは国民が勤勉であり、誠実であることは貴重な財産であろうと思います。しかるに、昨今の教育の質の低下もありまして、校内暴力が激増し、生徒の教員に対する暴力事件、集団による、または集団の威力を……


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第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1982/02/24、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 亡くなられた方々の御冥福を祈りながら、二度と再び事故が起こらないことを願って、質問をさせていただきたいと思います。  初めに、警察庁に対して質問をさせていただきます。先ほど来から刑事責任の問題がかかっておりますが、私もこの機長の刑事責任の問題から入らせていただきます。  今回の片桐機長の行為というのは、航空法の六十九条あるいは同施行規則の百五十八条に書かれておりますように、もともと航空機に今回乗ってはならなかった人だと思いますし、また、同法七十一条の「身体障害」の規定にも該当するやもしれなかった方だと思います。  と同時に、七十四条の「危難の場合の措置」あるいは同七十五条の「……

第96回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1982/04/14、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 東京湾港湾計画の基本構想に関連しまして、横浜港問題について初めにお尋ねしたいと思います。  運輸省港湾局の昨年十一月の同構想によりますと、「東京湾内には横浜港など六港が相接して位置し、その背後圏を重複しつつ首都圏の生活、生産活動を支えている現状にかんがみ、各港の特性を尊重しながらも東京湾全体を一つの広域的港湾として総合的に計画するため策定したものである。」というふうにございますが、このうち横浜港は、横浜国際港都法による横浜の港としてよりも、開港以来すでに一世紀を経過しまして、わが国と世界を結ぶ経済、文化の窓口として、また海運、貿易の場として、日本の代表港としてその重要な役割り……

第96回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1982/04/22、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 暴走族の取り締まりに関しまして、総務長官の方から御意見をお尋ねしたいと思います。  昭和五十六年の暴走族の動向を見ると、集団暴走回数は前年と比べてやや鎮静化の傾向も見られるのですけれども、グループ数や構成員数ではいままでの最高を示して、行動面においても共同危険行為、一般市民を巻き添えにした暴行傷害事犯、取り締まり警察官等に対する公務執行妨害事犯など、一段と悪質粗暴化の傾向を強めております。  政府は、暴走族に対する総合対策の推進についての関係省庁会議での申し合わせに基づいて、暴走をしない、させない、見に行かないといった運動を初め取り締まりの強化など、各種の対策を推進しているわ……

第96回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1982/05/12、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 ただいまの斎藤先生の御質問にありましたように、最近再び交通事故が悪化しているようでございますが、これにつきましては、いまのいまの質問でございますので省略させていただきます。  その悪化している中でも、特に全国的に神奈川県がワーストワンという、まことに不名誉な記録をつくっているわけです。さきの春の交通安全運動で全国最悪の結果でありまして、その後ゴールデンウイーク期間に、特別に交通事故防止・抑制を目指して、緊急対策十日間作戦というのも展開したのですが、その効果もございませんで、現在、最悪ということです。その原因としては、一般的に言うスピードの出し過ぎあるいは無謀運転ということもあ……

第96回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1982/08/05、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 台風十号による問題について、お尋ねをしたいと思います。  初めに、道路公団にお尋ねをいたします。ことしの七月、八月の豪雨によりますと、かなり全国的に道路の損壊もひどかったようで、この八月四日付の国土庁の調査によりましても、七月で二万百八カ所、八月に八千九百三カ所となっているわけですが、特に台風十号によりましての高速道路の被災状況はどうでしょうか、お尋ねいたします。
【次の発言】 山梨県上野原町の中央高速道路では大変大きな土砂崩れがありまして、通行車両三十台以上も埋没し、死傷者を含め多数の被災者を出したと新聞は伝えております。この事故のこれまでわかりました概要及びこれに対する対……

第96回国会 文教委員会 第3号(1982/03/19、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 法案には賛成の立場ですが、行革との関連で一、二質問をさせていただきます。  初めに、私立大学の新設、学部の増設等を抑制する私立学校法附則第十三項の規定が制定されましたときの衆議院文教委員会における政府見解は、当面抑制する理由として要約次の三点を挙げております。  第一に、私学の一方的な意思だけで大学の新設や学生の定員を増加してその補助金が無制限に支出されるようになることは避けなければならない。すなわち、血税の使途についての有効性の担保が必要であるという財政的見地から。第二点、右の財政上の理由のほかに、国の援助をふやすことによって私学の質的な向上、教育水準、内容の充実を図りたい……

第96回国会 文教委員会 第4号(1982/03/24、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 まず教育の基本理念からお尋ねをしたいと思います。  戦後の政治は戦前の政治への反省を原点とするものであり、この点教育も同様だというふうに思います。最高裁の学テ判決の中に、教育基本法は「個人の尊厳を重んじ、真理と平和を希求する人間の育成を期するとともに、普遍的で、しかも個性豊かな文化の創造をめざす教育が今後におけるわが国の教育の基本理念であるとしている。これは、戦前のわが国の教育が、国家による強い支配の下で形式的、画一的に流れ、時に軍国主義的又は極端な国家主義的傾向を帯びる面があったことに対する反省によるものであり、」、このように言われております。  さて文部大臣は、その所信の……

第96回国会 文教委員会 第6号(1982/04/02、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 初めに、学校教育と児童生徒等の健康管理の問題からお尋ねをしていきたいと思います。  教育基本法一条の「教育の目的」のところに「心身ともに健康な国民の育成を期し」とあり、そうした趣旨が学校教育法の十七条、小学校教育の目的その他、これは中学、高校にも及んでおりますし、また学校保健法ほかの関連法規に及んでいるわけです。そしてそのことによって学校教育の円滑な実施とその成果の確保を図りたい、また図らせなければならないのだろうと思います。  そこで大臣に、学校医等による学校医療行政の基本的理念及び学校医療のあり方についてお尋ねをしたいと思います。

第96回国会 文教委員会 第7号(1982/04/07、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 前回の文教委員会で、学校医等に関する法律の問題のときに御質問させていただいたのですが、その続きとして、若干学校教育法二十六条の出席停止の問題について質問さしていただきたいと思います。  学校保健法の十二条及びこれに基づきます施行令五条、六条といったいわゆる出席停止の要件というのが、伝染病に限定されているわけです。これにシンナーや覚せい剤等薬物乱用の常習者を含めるようにしたらどうかという私の質問に対しては、学教法の二十六条というものによる規定を適用するというふうなお言葉があったわけです。実は私の質問の趣意は’青少年の非行あるいは犯罪などにかかわりやすいシンナーや覚せい剤等薬物乱……

第96回国会 文教委員会 第11号(1982/04/21、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 これまでの質疑の中で、学校法人化をできなかった理由として幾つか挙げられました。たとえば幼児の減少が当初の予測よりも大幅なものとなっており、今後の幼稚園経営に深刻な不安が生じている、あるいは学校法人について本山など宗教法人の場合の同意が得られない、あるいは法定相続人となる家族の同意が得られない、あるいはまた学校法人化に必要な園地の取得または借用について地主との交渉が難航している、または必要な資金確保が困難である、あるいは現状のままでは幼稚園設置基準に満たない、あるいは法人化等の認可申請のための準備がおくれ、時間的に間に合わないとか、幾つかの理由が挙げられております。  そしてま……

第96回国会 文教委員会 第13号(1982/04/28、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 初めに、本日はお忙しいところ、参考人の先生方においでいただきましてまことに御苦労さまでございました。この法案の取り扱いをめぐりまして、いま別室でも各党ともども一生懸命話し合いをしているところでございます。  そこで、初めに日私幼の友松先生、そしてまた全私幼の有馬先生にちょっとお尋ねをいたしたいと思います。今度延長で三年ということでございますが、この三年の間にいわゆる学校法人化というものがなし得るものなんでしょうか、その見通しについて御意見を承れればと思います。
【次の発言】 大変お立場のむずかしいことも重々知っておるのですが、諸先生方も御承知のように、憲法八十九条では「公の支……

第96回国会 文教委員会 第14号(1982/05/12、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 公的年金制度のあり方について初めにお尋ねいたします。  大臣にお尋ねしたいのですが、国公私立間の年金制度の取り扱いは、国鉄のような場合を除けば、本来平等であることが望ましいのだろう、こう思うのであります。しかるに、現在の公的年金制度は幾種類にも分かれておりまして、きわめて複雑なわけであります。これを一本化したらどうなんだろうかということについて、そのメリットあるいはデメリットについて御検討されたことがございましたでしょうか、それをお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 私学共済も、以前には財団法人私学恩給財団あるいは厚生年金保険あるいは財団法人私学教職員共済会あるいは健康保険……

第96回国会 文教委員会 第15号(1982/05/14、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 時間が少ないので余り細かいことは質問いたしません。本来ですと、行管庁長官あるいは渡辺大蔵大臣、そうした方にお尋ねしたいのですが、たまたま大臣は文部大臣しか出ておりませんので、ひとつ文教関係は大臣にお願いいたします。  始めに行管庁の方にお尋ねしたいのです。間もなく第二臨調の答申も出されることでしょうし、そこでは厳しく行革の推進ということが指摘されると思うのです。また同時に、これは財政再建も絡んで必須だろうと思うし、鈴木総理大臣なり中曽根長官も本当に異常な決意をもってこの行革に取り組もうと言われているわけです。しかし、本来行革の対象となろうとする省庁の人々にとってみれば、それぞ……

第96回国会 文教委員会 第17号(1982/07/30、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 まず大臣に、わが国の教育に対する基本姿勢について承りたいと思います。  といいますのは、敗戦そしてその反省の上に立って憲法が生まれ、そして戦後の教育行政が続けられてきたわけです。改めまして憲法の前文を読みますと、「政府の行爲によつて再び戦争の惨禍が起こることのないやうにすることを決意し、」とあります。また「日本國民は、恒久の平和を念願し、」「平和を愛する諸國民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」、また、国際社会においてこうした平和への努力をする生き方の中にわれわれは「名譽ある地位を占めたいと思ふ。」と述べまして、そしてさらに「いづれの國家も、自……

第96回国会 文教委員会 第18号(1982/08/04、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 初めに、持ち時間に限りがありますので、予定された質問が全部できるかどうかわかりません。もし残されましたときには、その質問、後刻答弁にかわって、ひとつ資料で御提出いただければありがたいと思います。  初めに、法案提出に関連してございます。  まず、論議の前提としまして、第一番目に、本法案は一般外国人の入国、滞在を論じるものではなくて大学教員の入国、滞在の問題であるということ、二番目に、学問の国際性から大学教員の人的交流を促進する機運が高まってきているということ、三番目に、外国人である限り、管理者の身分のあるなしにかかわらず、その入国、滞在などの取り扱いにおいて日本人と当然異なる……

第96回国会 文教委員会 第19号(1982/08/06、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 文部大臣にお尋ねいたします。  このところ、いろいろと大変に御苦労の連続でお疲れのことだと思います。私とは党派を異にしますし、見解も異にするところもありますが、いま日本の教育にとって大切なことを問われているときですので、ひとつ十分にお体の方には気をつけてがんばっていただきたいと思います。  さて、その上でお尋ねをしたいと思います。  韓国では、国会決議で教科書の記述を改めるようにとの決議が採択され、国会審議の中の発言では、ある議員は、駐韓日本企業の追放や国交断絶も辞せずと語ります。また、ある大臣は、これが日本人全体ですか政府ですか、特定の人か不明でありますが、彼らに人道的な思……

第96回国会 文教委員会 第20号(1982/08/20、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 けさの新聞でございますけれども、すべてを示すわけにいきません。たとえば、けさの毎日新聞の一面のトップには「歴史記述五十九年度教科書で是正へ」、そして「政府・自民の対応策固まる」、こういう見出しが載っております。また、世界日報という新聞では「教科書記述 検定制度内で将来修正 文部省が“柔軟姿勢” きょうにも「改府見解」」、このように載っておりますので、こうしたことから関連しながらお尋ねをしたいと思います。  初めに大臣にお尋ねしたいと思います。  新聞の記事でありますけれども、昨日の答弁の要約が載っているわけですが、「教科書検定が果たしている役割は非常に重要で、検定制度の建前そ……

第96回国会 文教委員会 第21号(1982/08/27、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 官房長官にお尋ねいたします。  初めに、見解作成が大変手間取ったのですが、改めまして、その手間取った理由についてお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 確かに外務省と、そうした外交を考える立場の方とそれから教育の自主性ということで日本の教育を考える立場とは大変に意見の食い違うところだと思いますし、その意味ではぎりぎりの決着した見解かと思いますので、この線についてはおおむね妥当であろうというふうに思います。  むしろそれからのことなんですが、見解のところにたとえば「検定調査審議会の議を経て検定基準を改め、」というふうなせりふがあるわけですけれども、検定審議会というものに対する位……


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第98回国会(1982/12/28〜1983/05/26)

第98回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1983/03/24、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 海上衝突予防法の一部を改正する法律案について、二、三お尋ねいたします。  初めに大臣に、海難防止に対します基本的なお考え方についてお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 次に、要救助船舶の原因別発生状況に関連してお尋ねしたいと思います。  統計によりますと、貨物船の海難の種類別要救助船舶発生隻数の推移では、昭和五十一年以降、五十二年、五十三年、五十四年、五十五年、五十六年と次第に減少化しておりますし、同じことがタンカー、旅客船あるいは漁船などにも見られるわけでして、これらはこうした安全対策をとられている海上保安庁の大変すばらしい功績だろう、このように思います。  さて、……

第98回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1983/04/13、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 初めに総務長官にお尋ねいたします。  所信表明のお言葉の中で「今日、わが国における自動車の保有台数は二輪車を含めて五千六百万台に上り、運転免許保有者数も四千七百万人を超え、なお、年間それぞれ三百万台、二百万人の規模で増加しているところでありまして、まさに、本格的な車社会、国民皆免許時代を迎えている」というふうに述べて、一方、交通事故による死傷者は、交通事故の実態に応じた各般の施策を強力に推進しているけれども、しかし、増加傾向が続いて、「年末には、遺憾ながら九千人を突破するに至りました。」このように述べてあります。「このような情勢の中にあって、国民を交通事故の脅威から守り、交通……

第98回国会 文教委員会 第2号(1983/03/02、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 初めに、紀元節の問題に関連しながら御質問させていただきます。  実は、紀元節が二月十一日毎年恒例のように行われるようになりましたけれども、そこに文部省も後援をしています。そして、ことしは特に中曽根首相が祝電を打ったということで脚光を浴びているわけですが、これに関連いたしまして、昨日の新聞に一斉に箕面訴訟についての判決が載っております。そこで、初めにこの箕面訴訟との関係について御質問をさせていただきたいと思います。  初めに、訴訟判決理由によりますと「各慰霊祭は、宗教行事そのものであって、宗教性が希薄化しているとか、一般に習俗化しているとすることは、できない。」、いわゆる明確に……

第98回国会 文教委員会 第4号(1983/03/23、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 国立学校設置法の一部を改正する法律案について質問をさせていただきます。  初めに改正法案と行財政改革との関連について大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  先ごろの大臣に対する質問、そしてそれに対するお答えの中で、行財政改革も大事だけれども、教育の将来を考えて行財政改革以上に教育が大事だと言えるようなニュアンスのお言葉があったように思うのですが、いかがでしょうか。
【次の発言】 いろいろとお尋ねしたいことがたくさんあるものですので、大変恐れ入りますけれども、より簡潔にひとつお願いを申し上げたい、このように思います。  行革も大切だし、教育も大切だ。聞きようによってはいい言葉な……

第98回国会 文教委員会 第5号(1983/03/25、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 それでは、義務教育諸学校施設費国庫負担法の一部を改正する法律案について、一、二御質問をさせていただきます。  初めに、政令で定める市町村に関連してなんですが、校舎の新築あるいは増築というのが、政令で定める市町村とそうでない市町村とでは、これからの見通し、あるいはその比率というのはどうなっておりますか。
【次の発言】 新増築は、占める比率は、政令で定める市町村というのは全体で一〇%ですか。
【次の発言】 その政令で定める市町村の方に人口がどんどん流入していて、そうでないところというのは比較的、むしろ過疎的になっているので、十分の一というのは正しいですか。

第98回国会 文教委員会 第6号(1983/04/27、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 本日は、少年非行の問題を中心にお尋ねをしたいと思います。  初めに大臣より少年非行根絶に向けての御決意をお伺いしますが、いま問題となっている学校も大変に困って、お手上げのような状況であります。また、家庭においても社会においても本当に困ったと言っているわけですが、現にいま法務省の矯正教育という中でかなりの成果を上げているところもございます。そういう意味で本日は、余り文教でも取り上げられてなかったようでありますが、少年鑑別所なり少年院なりそうしたところで行われている矯正教育というところにポイントを置きながらまずお尋ねをさせていただき、次いで教員の資質というか教員の養成のあり方につ……

第98回国会 文教委員会 第7号(1983/05/11、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 本法案は、大学において獣医学を履習する課程の修業年限を六年とする、それに伴い獣医師法に定める獣医師国家試験の受験資格を、大学において獣医学の正規の課程を修めて卒業した者とするということを内容とする改正法案でありまして、この延長については、昭和二十五年十二月の日本獣医師会獣医事審議会が教育刷新審議会に教育年限の延長を要請して以来かなりの年月をかけて十分に検討されたことでもございます。そしてまた、獣医師さんを踏まえて獣医学を勉強される方の勉強の年月が充実されて、それでともどもに地位も向上されていくという趣意において賛成をしたいというふうに思います。  そこで初めの質問は、ちょっと……

第98回国会 文教委員会 第8号(1983/05/13、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 初めに、国際文化交流の推進の問題についてお尋ねをしたいと思います。  今日、教育、学術、文化の国際交流派、わが国の教育、学術、文化の発展に資するとともに、諸国民との間に十分な相互理解を促進し、真の友好関係を築いていく上に大変重要な意義を持っております。また、首相もそして文部大臣も含めて、国際文化交流の必要性を常々お訴えになられてきたところでもございます。  そんなことで、一つには教育の国際交流が、留学生事業の進展あるいは教員等の国際交流あるいはまた国際機関としてのユネスコ、OECDの事業への参加協力、そして二つには、学術の国際交流あるいは協力ということで、国際的にも学術研究の……

第98回国会 予算委員会 第16号(1983/03/03、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 本日は、田中元首相に対する辞職勧告決議案に関連する問題、レフチェンコ証言について、朝鮮人樺太抑留者の帰還問題について、台湾元日本兵士に対する補償問題について、なお時間があれば箕面訴訟の判決について、さらに国会決議の効力について質問させていただきます。  そこで、外務大臣が大変お急ぎであるということでございますので、大臣の方にとりあえず二、三お尋ねをしたいと思います。  例のレフチェンコ証言に関連してでありますけれども、このレフチェンコ証言が公にされましてからの大臣の御所見をお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 続いて、さきのラストボロフ中佐の米国亡命のときには、事前に何か打……


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第99回国会(1983/07/18〜1983/07/23)

第99回国会 文教委員会 第2号(1983/07/27、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)委員 本日は、東京医科歯科大学の教授選考をめぐる贈収賄事件あるいは国士館大学の事件あるいは九州産業大学の事件と、三点にわたってお尋ねしようと思ったのですが、時間の都合もありますので、ポイントを東京医科歯科大学の教授選考をめぐる収賄事件にしぼってお尋ねをしたいと思います。  初めに、これまで各委員からいろんな御発言もあったわけですが、本来東京医科歯科大学というのは、昭和三年に東京高等歯科医学校ということから始まりまして、五十五年前でありまして、そして東京医科歯科大学が設置されたのは昭和二十六年、三十二年前でございます。そういう意味では、歴史の古い伝統のある大学の一つであり、多くのすぐ……


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各種会議発言一覧(衆議院36期)

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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1981/02/28、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)分科員 情報公開についてお尋ねしたいと思います。  初めに、スウェーデンでは、スウェーデン憲法の一部を構成する一九四九年四月五日制定の「出版の自由に関する法律」、「第二章公文書の公共性について」第一条で、すべてのスウェーデン人は、公文書すなわち国家または地方公共団体が受理しまたは作成した全ての文書を、意見の自由な交換及び一般民衆の啓発を促進するために、一定の条件のもとで、自由に利用する権利を有する旨規定しています。このように情報公開を法制化している国には、アメリカ、フランス、オランダ、ノルウェー、デンマーク、フィンランドなどの国があります。  わが国におきましても、神奈川県など数多……

第94回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1981/02/27、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)分科員 初めに大臣にお尋ねをしたいと思います。  国際障害者年に当たっての雇用対策の問題、高齢者時代を迎えての高齢者対策としての問題、それからまた、いまインドシナ難民として日本で大ぜい受け入れるようになりましたが、その人たちの雇用対策の問題、それからマスターやドクターなどの、大学院を出て浪人中の方がいま多くなっておりますが、その人たちの雇用の問題、あるいは女子大生が大変ふえたのですが、女子大生が卒業しまして、短大と違って就職口がなく困っておりますが、そういった雇用対策の問題、それぞれに一言ぐらい簡単にお触れいただきながら、本年の雇用対策についての大臣の全般としての御所見を承りたいと……

第94回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1981/03/02、36期、民社党・国民連合)

○三浦(隆)分科員 いつでもどこでもだれでも医療が受けられるということが医療制度の根本にあります。これから特に救急医療についてお尋ねするわけですが、初めに救急医療の基本的な考え方についてお伺いいたします。  戦後、社会の大きな変革の中から人権意識が大きく盛り上がり、交通事故その他不慮の事故による傷害あるいは休日や夜間において発生する急病等に対処するため、救急休日夜間医療体制の整備充実が強く叫ばれるようになりました。にもかかわらず、わが国の救急医療体制の整備が欧米に比べおくれたのは、一つには車の激増に伴う交通傷害に対して主として私的医療機関に頼ってきたこと、また国民皆保険制度はしかれても医療の供……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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