このページでは山田英介衆議院議員の37期(1983/12/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は37期国会活動統計で確認できます。
○山田英介君 私は、公明党・国民会議を代表し、ただいま趣旨説明のありました防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案に関し、総理並びに関係大臣に対し質問を行うものであります。 我が党は、平和憲法のもとにおいて、我が国の平和的存立を守るための自衛権は認められるとの立場をとっております。すなわち、我が国が一切の膨張政策を否定し、平和政策を堅持しているにもかかわらず、なおかつ不正な侵略をするものがあれば、平和的存立を守るための正当な自衛権の行使は許されるものと考えております。具体的に自衛権の裏づけとしての能力について、領土、領海、領空の領域保全に厳しく任務を限定した防衛力の保持を主張いたしてお……
○山田委員 在勤法の一部を改正する法律案につきまして、何点か質疑をさせていただきます。特にブルネイとセントクリストファー・ネイビスという二つの国に日本国の大使館を新設するなどのそういう法律案の中身でございますが、私は特にブルネイの関係でお尋ねをしたいと思います。 調べてみますと、このブルネイという国は大変裕福な国だそうでございまして、一人当たりの国民所得が一万数千ドルというようなこと、あるいはまた地下資源、石油とか天然ガスなどの埋蔵が非常に豊富でございまして、それがブルネイにとりましては輸出をする先として日本国が一番の得意先である、あるいはまた外貨準備が百五十億ドルというふうに言われておりま……
○山田委員 関連をして若干質疑をさせていただきますが、中西長官お忙しいようでございますので、冒頭で一問だけ御答弁をお願いしたいと思っております。 これは昨年九月の朝日新聞社によります世論調査でございますが、象徴天皇制についての世論調査でございます。その設問の一つに、「あなたは、いまの天皇に対して、どんな気持ちをお持ちですか。」という設問がございました。「何も感じない」という回答がございましたのが四一%。それから「天皇制について、どうお考えですか。」という設問については、「天皇は今と同じ象徴でよい」、そう答えておりますのが八三%。今後とも象徴天皇制は続くと思いますかという設問に対しては、「続く……
○山田委員 運輸省設置法の一部を改正する法律案の審議でございますが、私は基本的にはこの改正法案賛成でございますものですから、あえてその中で一、二点御質問をさせていただきたいと思っております。 特に今回の改正法案の主要な柱といいますか、従来は陸海空などそれぞれ交通機関別に、いわゆる縦割りというのでしょうか、そういう横との調整がもう一つとりにくいような形で運輸行政がなされてきていた、それが今回のこの改正で、総合的な運輸行政を目指して機構の再編をなさるということだろうと思うわけでございます。 そういう中で、特に海運局と陸運局を一つにいたしまして地方運輸局という形になるわけでございますが、そこで実……
○山田委員 郵政省設置法の一部を改正する法律案につきまして、若干の質疑をさせていただきます。 最初に法案の関連でございますが、今回の設置法改正案、中身は地方貯金局全国で二十四、地方簡易保険局全国で七つ、これらを地方郵政局に統合して附属事務センターとする、こういう中身のようでございます。合わせて地方局が三十一局削減されることになります。ただしかし、局長職というのは三十一なくなるわけですけれども、事務センターの長という方が三十一人できるわけでございますね。そうしますと、この場合における給与ベースはどういうことになりますでしょうか、それが一点。 それから、地方簡易保険局の方は全国で七つの局で今ま……
○山田委員 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、臨時教育審議会設置法並びにそれに関連をする教育上の諸問題につきまして、文部大臣に若干の質疑をさせていただきたいと存じます。 いきなりで恐縮でございますけれども、臨時教育審議会が総理の直属の諮問機関ということで、教育基本法第十条の教育の政治的中立を侵すことにならないか、あるいは政権政党による教育への介入にはならないのかというような点がこの法案の最大の争点であると私は理解をいたしているわけでございます。これまでの質疑応答の中で、総理もまた文部大臣も憲法、教育基本法は変えないと繰り返し言明をされております。また、設置法案にも、第一条に「教育基本……
○山田委員 私は、対米武器技術供与とSDIのかかわりで何点か質問をさせていただきたいと思っております。 まず、我が国の憲法の精神あるいは宇宙の利用というのは平和目的に限るという国会決議あるいはまた非核三原則など我が国の平和諸原則、国是、あるいはまた日米安全保障条約あるいは日米相互防衛援助協定の枠組みの中で五十八年に交換公文、覚書に署名をされたわけでありますが、その武器技術供与の趣旨などから見て、私は、SDIに関連をした技術というものは出すべきではないし、ましてやSDIの共同研究に我が国として参加の意思表示はすべきではないという立場から質問をさせていただくわけでございます。 冒頭お伺いいたし……
○山田委員 このたびの日米防衛首脳定期協議、帰国をなされまして御苦労さまでございました。何点か御質問をさせていただきます。 まず最初に、私は質問四番手でありますが、きょう今までの議論を聞いておりました中から、最初に確認をさせていただきたいと思っています。 一つは、アメリカ上院の対日修正案に対する見解についてでございますが、長官は、有事に際して日本に支援に駆けつける国である、その議会が我が国の防衛力整備に関心を持つことは極めて当然である、我々はそれを念頭に置いて防衛力の整備を自主的に行ってまいりたい、このような趣旨の御答弁がございました。 そこで、長官が申されておりますように、日米の防衛協……
○山田分科員 私は最初に、大臣それから総裁に、国鉄再建に関しましてお話をいただきたいと思っております。 特に、国鉄経営につきましてはここ数年、単年度の欠損額を見ましても一兆円を超えるような額がございますし、累積赤字が五十七年度末で九兆円、あるいはまた長期債務の残高が同じ年度末で十八兆円というような、またこれらの支払い利子が国鉄の経営を非常に圧迫をしておるという大変な状況にあるようでございます。また、国鉄のシェアを見てみましても、旅客で二四%とか貨物部門で七%というような形で激減をしてきている。 この国鉄の経営破綻と申しますか、それには長い歴史とそれなりの要因が重なって今日の姿があろうかと思っ……
○山田分科員 建設省におかれましては、国土建設の推進を任務とされまして、都市の整備あるいは下水道の整備の促進、良好な住宅宅地の供給とか、あるいはまたこの経済社会を支える道路の整備、国土保全、治水、水資源対策などなど、大変多くの課題に取り組まれて、一定の成果をおさめられているところでございます。 しかし、例えば道路の整備などについて見ましても、我が国の本格的な道路整備に取りかかった歴史はまだ非常に浅うございまして、例えば一般国道とか都道府県道、市町村道などあわせた全体の改良率などで見ても三五%というような非常に低い水準にあるわけでございます。また、四車線以上の区間の割合は、一般国道ですらわずか……
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