このページでは串原義直衆議院議員の37期(1983/12/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は37期国会活動統計で確認できます。
○串原委員 まず、大臣に伺います。 二十二日からワシントンで開かれました日米農産物交渉は、アメリカ側が大変強い姿勢を崩さなかったということから、月内解決の糸口を見出せないまま日程を終了したようであります。私は具体的なことはわからないけれども、報じられるところ、アメリカの要求はとても無理なものである、こういうふうに判断をしている。ここで政府が米国の要求をのんで枠拡大が行われるとするならば、あすの日本の農業というものは崩壊の道をたどっていく、将来に大きな禍根を残す、こういうことになろうと思う。このような情勢になればなるほど、農林水産大臣は、輸入自由化はもちろんのことですけれども、枠拡大阻止のため……
○串原委員 まず、大臣に伺いたいと思うわけであります。 今日、緑や森林に対する国民的関心が高まりまして、森林が果たす国土保全や水資源涵養、保健休養などの公益機能の維持発揮への国民的要請が今後一層強まってくるものと思われるのであります。地球的規模で森林の危機が叫ばれ、有識者が二十一世紀の展望を語る中で、人類生存の最大の危機として、地球上、特に南半球地域の森林の消失が挙げられているわけであります。 大臣は、こうした予測と、ある意味では現況といってよろしいかと思いますけれども、この事態にどんな認識をお持ちになっていらっしゃるのか、数字的なことも御理解をいただいているならば含めまして、伺っておきた……
○串原委員 農振法、土地改良法に関係をいたしまして、順次お尋ねをいたします。
まず、昭和四十四年に制定されました農振法のねらいは何であったのか、この際私は確認をしておきたいと思うわけであります。昭和四十三年に制定されました都市計画法に対比をいたしまして、農業領土宣言をという意図でつくられたと言われているのでありますけれども、そういう目的であったのか、この際伺っておきたいのであります。
【次の発言】 先ごろ手元に届けていただきました農林省の統計によりますと、昭和四十五年にはおよそ五百八十万ヘクタールあった農地が現在は五百四十万ヘクタールと、四十万ヘクタールの減になっているのであります。この間に……
○串原委員 まず大臣に伺います。 ここ二、三年来、米の輸入問題がこの国会でしばしば取り上げられてまいりました。私自身も昨年の七月十三日、当委員会で、いかなることがあっても米の輸入はすべきではない、こういう立場でただしたのに対しまして、政府は、輸入はいたしません、自給いたしますと明確にお答えになりました。同様に、米の輸入はいたしませんということを現在の山村農相もしばしば明確に答弁してまいりました。時間の都合でこの議事録を読み上げるようなことはいたしませんけれども、すべて議事録に明らかであります。 この経過と事実を、今改めて山村農林大臣は確認いたしますね。
○串原委員 初めに大臣に伺って、質問に順次入りたいと思うわけでございますが、肥料法案は、制定以来三回にわたる延長が行われました。既に二十年を経過しておりますのに、今回さらに四回目の延長を行おうとしているわけでありますけれども、その理由は何であるか、まずこのことを伺いたいのでございます。
【次の発言】 今回の要望は、それぞれの団体から延長してもらいたいという要望が強かったというふうに仄聞しているわけですけれども、この延長についての要望というのは、化学肥料工業界と農業団体とではどちらの方から強く延長要請があったのか、いかがですか。
【次の発言】 この法律は、初め五年間の暫定法として制定されたものだ……
○串原委員 順次伺ってまいります。 まず次官に伺いますが、ことしはど米が不足である、あるいは韓国米輸入という事態、各種の問題が多く出てまいりまして、農民の心を逆なでした年は珍しい。こんな年は初めてだと思うのであります。にもかかわらず、一・四五%というまことに低い米価。これは実質的には据え置きですね。これをお決めになった。 私が知る限り、私の友人である農家の皆さんは、米をつくってももう勘定が合わない、しかしそれにしても心配ないように自家用米だけは確保しよう、これだけは確保しておこう、そのために水田を管理していくんだ。実はこういう考え方ですよ、私の友人たちは。これではどうも日本の農業の将来は心……
○串原委員 初めに、降ひょうの問題について伺いたいわけでございます。 去る八月一日から三日まで長野県下各地に被害をもたらしましたひょうは、被害額約十三億円、私も被害の大きかった喬木村、飯田市などを急速視察をいたしまして、被害の大きいのに驚いたのでございます。御承知のように、ひょうというのは降るときには部分的に地域が限定されて降る。極端なことを言いますと、狭い道の右と左の畑を分けて降る、こういうことにもなり、そのために被害を受ける地域、該当した農家にとってはまことに深刻な問題であります。収穫皆無の畑が相当出るのではないか、こう私は判断をして帰りました。県と連絡をとっていただきまして、その救済策……
○串原分科員 時間がありませんので、私、端的に質問いたします。簡潔に御答弁をいただいて時間を有効に使いたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
中部電力の泰阜ダムの水利使用期限が昭和六十年三月に切れるはずであります。あと一年後ということになりました。市電から更新の申請が出ておりますか。
【次の発言】 そうすると、この更新申請というものは六カ月前に提出すればよろしい、こういうことですね。あと何カ月かで出さなければならぬわけでございますね。六カ月前とすると、三月だからことしの九月末まででいいわけですね。――そうですか、なるほど。
そうすると、九月末に提出をされたならば、長野県知事の……
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