このページでは左近正男衆議院議員の37期(1983/12/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は37期国会活動統計で確認できます。
○左近正男君 私は、日本社会党・護憲共同を代表し、ただいま議題となりました関西国際空港株式会社法案について、総理並びに関係大臣に御質問いたします。 まず、質問に入る前に、私の総理に対する率直な印象を申し上げます。 いつか週刊誌で拝見いたしました総理の水泳の姿はまさにたくましく、若々しいものでありました。歴代の総理の中でも一番かっこいいのではないかと思います。こんな総理が、どこかから強い圧力とか力が加わると、その方向になびかれるように思えてなりません。防衛問題についても、すべての国民は自分の国は好きであるし、平和をこよなく求めています。しかし、異常な軍事費の突出はアメリカの意向によることは明……
○左近正男君 私は、日本社会党・護憲共同を代表し、ただいま議題となりました日本国有鉄道の経営する事業の運営の改善のために昭和六十一年度において緊急に講ずべき特別措置に関する法律案について、反対の討論を行います。(拍手) 今や我が国は、世界に誇れる国鉄という国民的共有財産を失うかどうかの岐路に立たされております。我々の先達が百十年以上の長きにわたり幾多の試練と苦難を乗り越え営々と築き上げてきた国鉄を、政府は、来年四月をもって、六つの旅客鉄道会社を初めとする二十四の事業体にずたずたに解体しようともくろみ、国会の意思を無視して着々と既成事実を積み重ね、準備作業を実施しているのであります。このような……
○左近委員 私は防衛問題については全くの素人でございますし、また、本委員会で質問させていただくのも初めてでございます。そういう立場で、現在国民が防衛問題についてどういうような認識なり、あるいはある面では危機感、そういうものを端的に長官初め関係者の皆さんに御質問をしたいと思うのです。 長官も午前中言っておられましたように、日本の安全と平和、これは日本人、国民だれもが強く望んでおるところであります。ところが、そのための防衛政策について今政府は軍備をどんどんと拡大をしておる、このことについて私は大変危惧をするわけであります。 今日の自衛隊のあり方について私は当然違憲であると思いますけれども、昭和……
○左近委員 今度新しくできる関西新空港の問題について、私、過日本会議でも質問をさしていただきましたが、なお若干の問題について大臣からも詳しく見解の表明を承りたいと思います。 私は、この関西の新しくできる空港について、なぜ株式会社方式にしなければならないのか、どうしてもこれは理解できないわけであります。運輸省自身も五十八年七月八日、先ほども御答弁されましたように、公団と第三セクターの二本立て方式を地元に具体的に提示をされ、なおかつ、五十九年度の予算要求についてもその立場でやられたわけです。それが一挙にして事業主体問題について変更になった。なぜなのか。その間、中曽根総理の利益配当制限条項をめぐる……
○左近委員 きょうは、参考人の各先生方大変御苦労さまでございます。貴重な御意見を出していただきまして、本当にありがとうございます。 それでは、岸参考人を中心にいたしまして若干の事項について御質問をさせていただきますので、ひとつお許しいただきたいと思います。 私も最近まで地元にずっとおりまして、岸知事ともおつき合いをさせていただいておる仲でございます。したがって、岸知事が五十四年に知事になられてから以降今日まで、空港問題について周辺自治体との対話、地域住民との対話、また労働団体との対話と大変そういう努力を積み重ねられておる、こういう点については私もじかに接しておりまして、高く評価をしておると……
○左近委員 それでは、時間がありませんので簡潔に御質問します。
まず、法第六条の「事業の範囲」について、関西新空港の土砂採取、運搬について会社の事業の範囲に入るのかどうか明確にしていただきたい。
【次の発言】 それでは、今の答弁では、先ほど若干御質問がありました第三セクター的なもので十砂の採取なり運搬についてはやらさないという理解でよろしいですね。
【次の発言】 地方公共団体の財政負担の問題について我が党の小林、関山委員の方から四月二十日に御質問していますが、出資金の二百億円、これについては政府も必要あれば起債を認可していく、こういうことで答弁がございました。ところが、長期低利の融資の資金三……
○左近委員 私は、きょうは各都市で経営している都市交通問題について若干の御質問をしたいと思います。 今日、都市交通は、バスについては一日五百二十万人、特に六大都市と札幌ではそのうちの七〇%に当たる三百六十一万人を輸送しておりますし、地下鉄においては一日五百二十万人、合わせて一日一千万人を超えるお客さんの輸送を担当しておるわけであります。これは国民生活にとって大変切実な交通機関である、このように判断をいたしております。しかし、今日これらの公営交通については大変な財政的危機でございます。特に大都市においては市営交通が大変危機的な状況にある、こういうことでございます。これらの原因について、大臣お話……
○左近委員 この地方事務官問題については、三十数年来の経過がございます。確かにこれは奇妙な存在であり、変則的な形である。このことは、今次の臨調の答申をまつまでもなく、今までに地方制度調査会あるいは昭和三十九年の臨時行政調査会あるいは昭和四十一年の行政監理委員会などでも検討されておりまして、過去に一定の答申が出ておるわけであります。これらの答申について、それでは地方事務官についてどのようにせよという答申をされておるのか、お伺いをしたいと思います。
【次の発言】 今のお話からすると、過去のおのおのの調査会あるいは行政監理委員会等との答申では、今回の出された法案とかなり質が違うと思うのです。やはり地……
○左近委員 きょうは各先生方、貴重な御意見を聞かしていただいてありがとうございます。
今日の教育の荒廃については何とかしなければならないというのは、もう国民大多数の世論だと思うのです。各先生方もその立場から貴重な御意見を聞かしていただきました。ありがとうございます。
そこで、教育の荒廃の原因については多様な複合的な要因があると思うのですが、各先生方、一番大きな原因は何か、一言ずつコメントいただけませんか。
【次の発言】 それでは、また各先生方に一言ずつコメントいただきたいのですが、教育の改革については国民的な合意が何としても必要だ。そのために、今日まで教育の中立性の問題、あるいは教育に国家……
○左近委員 大臣は、昨年の十月三十一日、第二次中曽根内閣で大変な防衛庁長官を拝命されたわけですが、当時の新聞を見ますと、将来の首相候補の一人ではないかというような論評もされておる、大変優秀な方だと思っております。
長官に任命されて半年近くたったわけですが、当委員会でも三月二十五日に長官としての所信表明がございましたが、防衛に対する端的な所信をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 世間ではよくタカ派だとかハト派だとか、そういう言葉が使われるわけですが、長官御自身は、私はハト派であると思っておられるか、タカ派であると思っておられるか、どうですか。
○左近委員 関西国際空港に関連する事項で二、三御質問したいと思います。
まず、大臣がかわられたわけですが、新大臣は関西国際空港の建設についてどのような認識を持って今後やっていかれようとするのか、お伺いをしたいと思います。
【次の発言】 今大臣もおっしゃいましたように、十月一日に新会社が発足したわけです。発足してから新会社がまずやったことは何か、これは滑走路の位置の変更でございます。三百五十メートルですか、陸側へ滑走路を移していく。飛行場の基本の問題は、私は滑走路の位置の問題だと思うのです。本委員会でかなりの時間をかけて論議した中で運輸省が示された基本計画、全体的な構想の枠内では入っております……
○左近委員 大臣の所信表明に対し若干の質問をさせていただきます。
まず、国際航空について大臣は所信表明の中で「現在、日米間の航空権益の総合的均衡を目指して協議を続けている」こういう表明がされたわけですが、今日の日米航空協定は余りにも不平等でございます。現在日本側は一社のみ、アメリカは五社も乗り入れております。以遠権についても日本側は大変厳しい制限を受けておるわけであります。このことについて大臣としてどのような見解を持っておるか、ひとつ決意を聞かしていただきたい。
【次の発言】 この不平等の特徴的な問題は、現在日本貨物航空のアメリカ乗り入れが暗礁に乗り上げておるわけであります。この日米の交渉が……
○左近委員 五十八年の臨調答申の中で、特殊法人問題について、現在百九十四の特殊法人があるらしいですが、当面七十一法人についていろいろと臨調としては論議をされた。今回出されております大阪と福岡の空港周辺整備機構の統合は、臨調答申の特殊法人等の整理統合の対象に、七十一法人の対象になっておったのかなっておらなかったのか。
【次の発言】 それでは、今回の統合問題は臨調の行革絡みの統合ではない、こういうことでよろしいですか。
【次の発言】 流れに乗るような、そんなあいまいな形で統合を出されたら、これはたまったものではないわけです。
それで、今現在、大阪、福岡の空港の騒音問題、これはまだ抜本的に解決して……
○左近委員 大気汚染の原因になっておるNO2の環境基準が、特に総量規制をしておる東京、神奈川、大阪において目標としておった六十年三月末日までに基準達成ができなかった、大変重大なことだと思うのです。この原因は何かということをはっきりお答えをお願いします。
【次の発言】 合いみじくも総量規制が基準に到達できなかった、その大きな原因として、やはり自動車の総量がふえたためではないか、こういうことをおっしゃったわけですね。これは実際問題、四十八年にこの基準ができまして、そして五十三年に倍ぐらいの基準緩和をしたわけでしょう。そうでしょう。それでもなおかつこの基準に達しないというようなことは、僕は重大な問題……
○左近委員 もう時間も余りありませんが、大阪空港周辺の騒音対象地域をかなり縮小するという話ですが、これは事実ですか。
【次の発言】 今、大阪空港では、第一種区域が三千百ヘクタール、第二種が三百八十六、第三種が二百八十九、こういうことですが、第一種はそのままにしておく、第二種、第三種地域を縮小する。それでどれくらい具体的に縮小するのですか。
【次の発言】 大体半減ぐらいになるのですか。
【次の発言】 結局、今までの地域をかなり半減していくということになりますと、今まで第二種地域では移転補償というのがございましたね。それで現実にこれは移転が円滑にいってないですわね。まだかなり残っていますわね。いろ……
○左近委員 私は、今回の補助金一括削減法案、このうち特に空港整備にかかわる問題について若干の御質問をしたいと思います。
今回の補助率の引き下げに関係する空港は幾つあるのか、そして、その補助率引き下げによって国費はどれくらい削減されたのか、また、地方公共団体はどれくらい負担増になったか、これを明らかにしていただきたい。
【次の発言】 この地方公共団体の三十七億円の負担増については本法六十条で政府は面倒を見るということでありますが、具体的にどういう方法で面倒見るのですか。
【次の発言】 今回の措置によって、例えば第二種空港であれば従来国が七五%、地方が二五%であったものが国が三分の二、地方が三分……
○左近分科員 私は、各都市が経営しておる都市交通の問題について若干質問をしたいと思います。
今、地方公共団体が経営している交通事業、これは軌道法、地方鉄道法、自動車運送事業法に基づいてやられているわけですが、大変な経営危機に瀕しているわけです。このことについて、自治大臣としてどういうような認識を持っておられるか、お答え願いたい。
【次の発言】 今大臣の方から今日の公営交通の現状について的確な見解の表明があったわけですが、このようになった原因は何なのか、どうお考えですか。
【次の発言】 今御指摘のとおり、私大阪出身ですが、大阪の交通事業も昭和三十年代の前半までは大体黒字であったわけです。それが……
○左近分科員 私はきょうは、大都市における自動車の排ガス、この公害問題を中心に質問をしたいと思います。
まず、環境行政全般の問題として、例えば五十九年度の調査によれば公害に係る苦情件数というのは六万七千七百五十四件。これは前年度よりも五・九%もふえておるわけです。五十八年度に続いて二年連続公害苦情件数がふえておる、こういう状況であります。公害問題が世間では風化したというような言葉も使われるわけですが、近年環境行政というのが少し弱くなっておるのではないかという感じがするわけですが、大臣、いかがですか。
【次の発言】 私は本当に、環境庁はもっと頑張ってもらいたい、こういう気持ちでいっぱいでござい……
○左近分科員 私はきょうは国際人権規約、人種差別撤廃条約について二、三、御質問をしたいと思います。
まず冒頭、大臣の見解を聞きたいわけですが、大臣は積極的に国連外交を進めておられるわけですが、国連の求めておる人権、平和という問題について大臣としてどのようなお考えをお持ちなのか、所信を聞かせていただきたいと思います。
【次の発言】 その立場を今後積極的に進めていただきたいと思いますが、そのためにも国際人権規約については一九七九年に締結されたが完全批准されておらないわけですね。経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約、このA規約についてどの部分が批准されていないのですか、我が国として。
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。