このページでは斉藤節衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。
○斉藤節君 私は、公明党・国民会議を代表し、ただいま趣旨説明のありました防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案に関し、総理並びに関係大臣に質問いたします。 まず初めに、世界の核軍縮の行方のかぎを握ると言われていたアイスランド・レイキャビクでの米ソ首脳会談は全世界注目の中で行われましたが、結果は既に報道されたとおりであります。しかし、かねてから我が国政府は、ソ連が極東に配備している中距離核SS20の削除を主張し、会談の際、交渉の中に含めることをレーガン米国大統領に要請していたと言われますが、この点も含めて今回の会談をどう評価されておられるのか、お尋ねいたします。 また、レイキャビクで……
○斉藤節君 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、ただいま提案のありました大蔵大臣宮澤喜一君の不信任案に対する賛成の討論を行うものであります。(拍手) 宮澤大蔵大臣は、去る四月十五日、衆議院予算委員会において、野党議員の猛烈な反対の中で行われた昭和六十二年度予算案の強行採決に加担したのであります。中曽根総理の公約違反である売上税をごり押ししていることは、統一地方選挙によって明らかとなった国民の審判を踏みにじるものであり、かかる暴挙は断じて許されるわけにはいかないのであります。 現在、日本は円高で厳しい状況に直面しており、積極財政で内外から要請の強い内需拡大に全力を尽くすべきであります。……
○斉藤節君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました公害健康被害補償法の一部を改正する法律案に対して、反対の立場から中曽根総理大臣並びに関係大臣に質問いたします。(拍手) 今回の本法案の骨子は、近年における我が国の大気汚染の態様の変化を踏まえ、昨年十月に出された中央公害対策審議会、以下中公審と言います、の答申「公害健康被害補償法第一種地域のあり方等について」に基づき、第一種地域の指定がすべて解除された場合に対応できるよう所要の改正を行うものであるというものであります。すなわち、本法案は、第一種地域の指定をすべて解除した場合、既認定患者に対する補償給付は行うが、新規患者につい……
○斉藤(節)委員 まず、本題に入る前に、本日人事院勧告が完全実施されることが閣議決定されましたが、これに基づいて、いつこの法案が提出されるのかということが一つの焦点になろうかと思うわけでございます。今国会で補正予算が提出されるわけでありますけれども、そのときに間に合うように出されると見てよいのかどうか、その辺、総務庁長官にお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 国家公務員の方々はみんな大変首を長くして待っているわけでございますので、できるだけ早く法案を提出していただきたい、そういうふうに思うわけでございます。
さて、本題に入らせていただきますけれども、九月十九日、東京都八王子市高尾の御衣霊堂……
○斉藤(節)委員 最初に、外務省の方に御質問申し上げたいと思うわけでございます。それは、まずSDIについてお尋ねしたいと思うわけでございます。 申すまでもなく、このたびのアイスランド・レイキャビクでの米ソ首脳会談があのような結末で終わったことはよく知られているわけでありますけれども、この主な原因と申しましょうか、理由と申しましょうか、これは、SDIに対するソ連のゴルバチョフ書記長の実験室内研究にとどめることに対する米国レーガン大統領の拒否にある、このように言われておるのであります。 そこで、お尋ねでありますけれども、何ゆえソ連のゴルバチョフ書記長はSDIに対して強力に反対してくるのか、外務……
○斉藤(節)委員 私は、公明党・国民会議を代表し、ただいま議題となっております防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案に反対の討論を行うものであります。 我が党は、現憲法下において、日本の平和的存立を守るための自衛権は認められているとの立場をとっております。そして、その具体的裏づけとしての能力として、領土、領海、領空の領域保全に任務を厳しく限定した領域保全能力の保持を主張しているところであります。 このような我が党の主張を踏まえ、現在の自衛隊を見ますと、我が党の主張しております領域保全能力と共通する要素もありますが、同時に領域保全能力の観点から見てふさわしくない要素も目につきます。 ……
○斉藤(節)委員 まず最初に、伊豆大島災害に関する政府の対策について質問申し上げるわけでありますけれども、今回このような災害に被災されました住民の方々に心からお見舞い申し上げる次第でございます。 そこで、去る十一月二十一日、二百年ぶりに大噴火いたしました三原山災害のため、全島住民の約一万三百人の方々とそれから観光客約二千人の方々に対し島外への避難命令が出され避難したわけでございます。現在、静岡県側に避難した住民も東京都内に全員収容されているわけでありますが、今回の政府の対策について質問いたしたいと思うわけでございます。 その前に、まず、日夜奮闘努力しておられます関係省庁の方々、また東京都並……
○斉藤(節)委員 初めに私は抵当証券業者問題につきましてまずお尋ね申し上げたいと思います。 現在の高齢化社会、しかも低金利時代における消費者にとりましては、その持っている金融資産をどのような利殖志向で運営していこうかと絶えず考えたとしても、これはだれもこれに対して非難することはできないと思うわけでございます。第二の豊田商事事件のおそれがあると最近問題化しております日証抵当証券だとか丸和モーゲージ事件も、この現在の消費者構造の流れの中でとらえることができると思うわけでございます。そこで、政府としても、投資環境を整備しながら、投資知識の乏しい高齢者や主婦が悪徳抵当証券業者の犠牲にならないよう早急……
○斉藤(節)委員 時間が大分なくなってきましたので、残念でありますけれども、まず、長官の所信表明演説に対しまして御質問申し上げたいと思います。 長官の所信表明、大変私は敬意を持って聞かしていただいたわけであります、国民の健康と生活を公害から守っていこうとする長官の並み並みならぬ御努力、また決意のほどを感じまして、これで我が国の環境行政も盤石であろう、そんなふうに確信いたしたわけでありますけれども、そこで私は、長官の御決意と本年度の環境庁の重点施策事項との関係について質問をしたいと思うわけでございます。 まず、長官の所信表明演説の中の七ページから十二ページまでの間、第二、第三、第四とあります……
○斉藤(節)委員 まず最初に、私は水俣病患者の実態につきましてお伺いしたいと思うわけでございます。 私、国会図書館に原本があるかと思って行ったのですが、私、前に持っていたのですけれども、大学をやめましたときに大学へ返してきたものですから原本がないわけでありますけれども、こういう本がございます、「エンバイロンメンタル・ケミストリー アン・イントロダクション」。これは環境化学のことでございます。この「エンバイロンメンタル・ケミストリー アン・イントロダクション」という本でありますけれども、L・T・プライドという人が一九七三年に書いた本でございます。この本に出ているわけでありますけれども、この本の……
○斉藤(節)委員 まず私から最初に御質問申し上げますのは、いわゆる公健法の成立についてでございます。つまり、指定要件についていろいろと御質問申し上げたいと思うのです。
まず、この公健法の成立過程でありますけれども、これはちょっといろいろ法案など見ますと、この解除要件というものが見当たらないのですけれども、実際ないのでございますか。
【次の発言】 私は、指定要件を満たさなくなったときとあらかじめあった方がよかったのじゃないかなと思うのですけれども、その辺いかがでございますか。
【次の発言】 まずそこで、今回の公健法の改正に至った理由でありますけれども、その理由の中には、「近年における我が国の大……
○斉藤(節)委員 参考人の方々、どうも御苦労さまでございます。 私は、今まで先生方がいろいろ質問されましたので、その質問にできるだけ重複しないように何とかやりたいと思いますけれども、重複する部分もあるかもしれませんので、その辺御了解を願いたいと思うわけでございます。 まず最初に千葉大学教授の吉田先生にお尋ねしますけれども、環境庁の考え方として、認定患者の増加をもって現在の大気汚染による疾病が多発していると考えられるものではない、すなわち気管支ぜんそく等の疾病は、ダニ、カビ、喫煙など大気汚染以外の多数の原因によっても生ずる病気であるが、個々の患者についてその原因を明らかにすることは医学的に困……
○斉藤(節)委員 私も時間が余りありませんので、二、三御質問申し上げたいと思います。 まず、局地的汚染の問題と弱者集団の取り扱いについて質問いたしたいと思うわけでございます。 私は、ここで重要視しなければならないと思っておりますのは、局地汚染の問題と弱者集団の取り扱いについての政府の取り組みであろうと思っておるわけであります。中公審専門委員会の報告におきましても結論に加えて、先ほど来いろいろ議論されているようでありますけれども、二つの留意事項をつけ加えておるわけであります。すなわちその第一点は、「検討の対象としたものは、主として一般環境の大気汚染の人口集団への影響に関するものである。したが……
○斉藤(節)委員 では、早速質問させていただきます。
昨年の法改正のときに被害者団体の大反対運動がありましたわけで、また政府としましてもこれまで毎年約九千名近く、昨年は八千名でしたか、そういう患者に対して公害病患者として認定してきたわけでありますけれども、その後まだそんなにたっていないわけであります。法が改正されましてから、患者団体から何か特別な申し入れとかなんかあったのかどうか、それをまずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 今お聞きしたようなそういう反対の決議その他があったようでありますけれども、やはり法改正されてしまえばもうそんなに反対とかなんか余りならないというのであっては困るんじ……
○斉藤(節)委員 まず最初に、環境庁長官の所信表明について、それに関連する問題で御質問申し上げたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 長官の所信表明の中の十三ページでありますけれども、「地球環境の保全に積極的に取り組みます。」ということで「中でも、フロンガスによる成層圏オゾン層の破壊問題」云々、オゾン層保護のために「政府として所要の法律案を今国会に提出することといたしております。」ということでございます。この法律案は、新聞報道によりますと、フロンガスの生産面にのみ力点が置かれていることから通産省が主管庁として法案作成に当たっているように言われておりますけれども、フロンガスの生産量を減ず……
○斉藤(節)委員 私は、今まで同僚委員などがやっておりました質問の総括みたいな話を最初させていただきます。 まず、私はかねてから我が国の環境行政について考えてきたのでありますが、このことについて申し上げ、御所見をいただければと存ずる次第でございます。 それは、私なりの解釈を申し上げますならば、長官と環境庁の次官を初めとするスタッフの方々と、委員長を中心とする事務、調査室の方々を含む本委員会のメンバー、これだけの陣容で我が国の自然を保護していくということでありますが、もちろん、厚生省、通産省、建設省その他関係省庁においても、また地方自治体においても、環境保全のための行政を行う部局、また対策を……
○斉藤(節)委員 私は、公明党の斉藤節でございます。 まず私からお尋ね申し上げますけれども、我が国のフロンガス問題に対する対応は、先ほどの合同審査において私の同僚議員の春田委員の方からも指摘があったわけでありますけれども、確かに対応に問題があったのじゃないかな、そんなふうに思うわけであります。今日ようやくフロンガス規制についての法案が審議されるに至ったのでありますが、このフロンガスによるオゾン層の減少と、その結果として人間及び生態系への影響が生じる可能性とを指摘いたしました米国カリフォルニア大学のF・S・ローランド教授らの論文が発表されましたのが一九七三年であります。それから数えましてちょう……
○斉藤(節)委員 法案の審議に入らせていただく前に、先日起こりました事件についてちょっと大臣の御所見などをお伺いしたいと思っているわけでございます。 私はここに四月二十日の新聞を持ってきております。これでございます。これはごらんのように、朝日新聞社のカメラマンがこのようにサンゴに傷をつけてしまった。私はこれは大変残念だと思うわけでありますけれども、これを読んでみますとこういうことが書いてあるのですね。最後のところでありますけれども、 日本人は、落書きにかけては今や世界に冠たる民族かもしれない。だけとこれは、将来の人たちが見たら、八〇年代日本人の記念碑になるに違いない。百年単位で育ってきた……
○斉藤(節)分科員 私は、公明党・国民会議の斉藤節でございます。まず最初に、リニアモーターカーについて御質問申し上げたいと思います。 リニアモーターカーは、申すまでもなく、二十一世紀における国内の主要都市を結ぶ高速交通機関として最も重要な交通機関になるだろう、こんなふうに思うわけでありますけれども、恐らくこれは明らかなことだと私は思うわけであります。なぜかと申しますと、航空機に匹敵するようなスピードを持っているということ、それから安全である、しかも一度に航空機よりも何倍もの乗客を輸送できる、そういう観点から、リニアモーターカーというのは、これにすぐるような交通機関はないのではないか、理想的じ……
○斉藤(節)分科員 私は、公明党・国民会議の斉藤節でございます。 まず最初に、道路問題からお尋ね申し上げたいと思います。 ここに「道路整備特別会計」という建設省所管のものがあるのでありますけれども、この「概説」によりますと、「この会計は、」ということから云々といきまして、長いですから省略しますが、「なお、昭和六十年度から昭和六十二年度までの三年間においては、地方公共団体に対して地方道路整備臨時交付金を交付するための財源として、揮発油税収入の一部を一般会計を経由しないでこの特別会計の歳入に充てることとしている。」このようにあるわけでございますけれども、これは三年間ということで、昭和六十年度か……
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