このページでは穂積良行衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。
○穂積委員 初めに、私に質問の機会を与えていただきましたことにつきまして、関係各位に感謝を申し上げる次第でございます。 さて、国土庁の任務といいますと、設置法によりますと、「国土を適正に利用することにより健康で文化的な生活環境の確保と国土の均衡ある発展を図り、豊かで住みよい地域社会の形成に寄与するため、国土に関する行政を総合的に推進することをその主たる任務とする。」ということになっておりまして、この任務が果たされれば、まことに私どもの国は住みよい国になっていくということは間違いないわけでございます。 それにしましても、このところ国土庁さんは長官初め大変御苦労さまでございます。三原山は噴火す……
○穂積委員 年末を迎えまして、正月向けの物資調達など、消費者物価についていろいろと国民の関心を呼ぶ時期でございます。そういう中で、物価政策の推進に経済企画庁の長官以下の皆さんに誤りなき施策の推進を希望申し上げる次第でございます。 きょう、こうした時期に質問の機会を与えられまして、委員長初め関係各位に感謝申し上げます。 さて、きょうの質問の主題は、現在政治、外交、行政あるいはマスコミなど多くの場で問題とされております国内産米の価格、すなわち米価問題についてどのように考えるのが正しいかということについてでございます。 私は、物価問題については、個別の物価あるいはサービスの価格という問題と総体……
○穂積委員 私のウイークデーの朝はNHKのテレビを見ることから始まります。朝一番に大変さわやかな美人のアナウンサーを見れまして、その日一日さわやかで幸せな日が来るのではないかというような気がするわけでございます。 NHKの放送は、総じて国民に大変親しまれて、喜ばれていると思います。私は、現在の放送法の規定によるNHKの制度あるいはその運営も、まあ結論から最初に申し上げますけれども、おおむねうまくいっているのではないかと思うわけでございます。今後とも民間放送と並立して国民の期待にこたえていっていただきたい、そういう趣旨で若干の御質問をさせていただきたいわけでございます。 先ほど来同僚委員から……
○穂積委員 私も、公共放送NHKの健全な経営の維持発展はよりまして、我が国の文化水準がより一層向上することを願う者の一人であります。 先ほど郵政大臣及び川原会長の今回提案されました案件についての意見を伺っておりましたが、何よりもNHKは、まず公正な報道と豊かな番組の提供ということを念頭に業務を進めていくということはまさに基本問題であると思います。 そこで、私はNHKに遠慮をするなと申し上げたい。私ども与党も長期政権のおごりが見られるような場合には遠慮なく報道していただいて結構だと思いますし、また野党の皆さんは健全な批判精神によって国政を誤りなくするということは若干ためらいがあるような場合に……
○穂積委員 ただいま六十年度の決算についての御説明がありましたが、お聞きのように、。六十年度は幸いにして百六十一億円という黒字をNHKは計上しておるわけであります。しかし、問題はその後の推移をどう受けとめるか、また、現状をどう考え、今後NHKの経営をどのように考えていくかであろうと存じます。そういう意味で、私は当面の若干の問題の質疑をさせていただきます。 その前に、池田芳藏さん、去る七月三日付でNHKの会長に就任されましたことにお祝いを申し上げます。会長の御経歴を拝見いたしますと、遠き明治の四十四年のお生まれで、御年七十七歳、通常ならば悠々自適のお年ごろと存じますが、御苦労さまでございます。……
○穂積委員 私は、まずNHK会長に、放送の政治的中立性の確保について所信を明らかにしていただきたいと思います。 御承知のとおり、我が国では今、カラスのかあかあ鳴かない日はあってもリクルートの話の出ない日はない。また、間もなく四月になりますが、消費税導入を含む税制改革が実施されることになっておりますが、まだ国民の間では消費税はよくわからないとかわかったとか、賛成だとか反対だとかいう話が続いております。こういう中で、これからの政治日程もどうなるのかということで、不透明な状況もあるわけであります。こういうときにこそ私は、放送法の定める放送事業者が政治的に中立てなければならないということについて、N……
○穂積委員 諸先生方、貴重な御意見ありがとうございました。 三先生の御意見を伺っておりまして、まず共通するところは、今回の土地基本法について積極的な評価をいただいているということ、それから、政府提案と野党案の間に多少の違いはあっても、土地についての今後の政策を推進する上で基本法を制定するという際に当たっては歩み寄れるような違いのみではないか、こういう評価をいただいているように伺いました。 そこで、私はまず田中先生がお触れになりましたが、総地価の考え方からして、現在の日本の総地価というものがGNPの二・五倍という状況に達していて、これはアメリカあるいはヨーロッパ諸国に比べて高過ぎるというよう……
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