このページでは田並胤明衆議院議員の39期(1990/02/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は39期国会活動統計で確認できます。
○田並委員 田並でございます。 きょうは、例の国連障害者十年の行動がいよいよ最終年まであと二年でございますので、運輸省にかかわる障害者対策、特に障害者が健常者と同じように移動・交通の権利が保障されるという立場から、今日までの運輸省の取り組み並びに総理府の中にあります推進本部、これらの取り組みについてお聞かせを願いたい、このように思います。 きょうは忙しいところ総理府の皆さんにもお越しを願いまして、大変ありがとうございました。 まず総理府の方にお聞きをしたいのですが、今申し上げましたように、障害者の完全参加と平等を実現をするために一九八三年、昭和五十八年を初年度とする国連障害者十年という行……
○田並委員 それでは、きょうは厚生大臣、労働大臣おいでですが、労働省の方に中心的にお聞きをしたいと思います。 大変労働省が働く人たちの雇用の安定であるとかあるいは職場の安全の推進であるとか、最近では労働時間の短縮、そして例の育児休業法、これらに真剣に取り組まれているということで、労働省の御努力にまず敬意を表する次第でございます。 そこで、本日は、労働省にお聞きをしたいのは、職場において不幸にして起きた死亡事故に対して労災か否かを最終的に審査をする労働保険審査会、それと関係する基準局の審査対策室というのでしょうか、この体制の一層の充実強化を図る必要があるのではないかという観点で御質問を申し上……
○田並委員 それでは、何点か質問をさせていただきますが、今回の簡易生命保険法の一部を改正する法律案の内容を見ますと、郵便年金加入限度額の従来の七十二万円を九十万円に引き上げようとする内容でございまして、大変結構なことだと思います。特に、郵政省が行っております簡易保険事業にしても郵便年金事業にしても、社会経済情勢の変化であるとか国民のニーズであるとか、それとあわせて民業を圧迫しないという一定の制約のもとで調整を迫られる場面が非常は多いと思うのです。そういう中で、今回の限度額の引き上げについては今日まで省が非常に努力をされたということを多としながら、次の幾点かについて御質問をしたいと思います。 ……
○田並委員 私は、平成二年から六年までの五カ年の経営計画の収入面から見た実施見通しについ て幾点か質問させていただきます。 その第一点は、平成二年度から六年度までの契約増加目標というのを経営計画で見ますと二百五万件というふうにしております。そこで、平成二年度の契約増加目標が三十三万件でございますが、これを達成したという前提に立って計算をすると、二百五万件から三十三万件を引きますから百七十二万件になります。この百七十二万件を残り平成三年から平成六年までの四年間で単純計算をしますと、一年間で約四十三万件の新規契約が経営計画の最終年度までには必要になる。これは増加目標ではありますが、あくまでも経営……
○田並委員 それでは、特に郵便部門の関係についてきょうは二つほど質問させてもらいますがその前に、十月二日付で平成二年度郵便事業の損益計算等に関する報告、これをいただきました。中身は、この十年来黒字を続けて、平成二年度で百二十五億三千二百万円の利益を上げて、昭和五十六年度以降だそうですが累積利益約六百八十四億円生じた、こういう昨日の報告案を見せていただきました。昭和五十五年度末で約二千四百九十三億九千万円という大変な累積赤字を抱えておった郵便事業がこの十年間料金の値上げもせずに、しかもサービスを通じて郵便の利用拡大を図りながら努力をされて、これだけの利益を上げてきたということについて、まず評価を……
○田並委員 それでは、最初に局長の方にちょっと質問いたしますが、この放送法三十七条に基づく郵政大臣の意見書が手元に配られましたけれども、これは従来から見ると本当に親切丁寧に、手とり足とりというか、そういう感じで事細かく協会の事業計画なり資金計画に対して意見が述べられているのですね。これは今までの意見書とずっと比べてみて、非常に細かく、しかも懇切丁寧に書かれているわけですが、私どもが従来から言っているように、確かに協会は協会としての自主的な考え方に基づく予算編成であるとか事業計画だとかあるわけですし、それをあえて監督官庁である郵政省がここまでやる必要があるのかどうか。 これはもちろん放送法の第……
○田並委員 それでは、郵貯法の一部を改正する法律案に関係をして幾つか質問をさせていただきます。 一つは、昨年の一月から始めました国際ボランティア貯金の改善についてということでお伺いをします。 昨年の一月から発足をしたこの開発途上国への援助を目的とする国際ボランティア貯金が、現時点で累計六百七十四万件の、国民の皆さんの理解を得て加入者があるという数字をお聞きしました。大変結構なことだと思うのですが、平成三年一月から三月までの間に、つまり平成二年度でボランティア貯金のいわゆる寄附金が九億一千三百五十八万円あった、これが配分されたというお話でございますが、平成三年度の寄附金の総額の見通しについて……
○田並委員 社会党の田並でございます。 亀井先生と屋山先生、大変参考になるお話を聞かせてもらって、ありがとうございました。 選挙制度と政治資金の関係で両方の先生からお答えをいただきたいと思うのですが、選挙制度の関係は今西先生とも、小選挙区制が望ましい、こういうお話でございました。私どもは今、小選挙区比例代表併用型を目指して公明党さんと一緒に努力をしているわけですが、実は、もう三年前ですけれども、一九八九年の十二月から九〇年の一月にかけて、日本選挙学会選挙制度研究グループというのが、会員の方々に対して、文書でもっていろいろと選挙制度のあり方について調査をしているのですね。これはもちろん一つの……
○田並議員 私は、日本社会党・護憲民主連合並びに公明党・国民会議が共同提出いたしました公職選挙法の一部を改正する法律案、衆議院議員小選挙区画定等審議会設置法案、政治資金規正法の一部を改正する法律案、政党交付金の交付に関する法律案につきまして、その提案理由と内容の概要を御説明申し上げます。 ロッキード事件に始まり、リクルート、共和・佐川急便事件と、政治と金にまつわるスキャンダルが次々と国民の前に明らかにされ、その上、政権党の最高実力者と言われた金丸前自民党副総裁の巨額なやみ献金受領による不正蓄財と脱税事件が摘発されるに及び、国民の政治不信はその極に達し、我が国の議会制民主主義にははかり知れない……
○田並委員 まず第一に、総理に対して、最近起きている一連の不祥事に対する総理としての責任と、さらに現在審議をしております自由民主党案、社公案、それぞれ熱心に今論議をしておるわけでありますが、この政治改革にかける総理の決意についてお聞きをしておきたいと思うのです。 もう御案内のとおり、国民の政治不信はその極に達して、今や日本の政治はどうにもならぬところに来ているのではないかという、こういう絶望感さえ持っていると思うのですね。ということは、長年続いてきた我が国の議会制民主主義の危機的な状況がある、このように私は思うのです。 なぜ国民の政治に対する怒りと不信というのがここまで頂点に達したのか。は……
○田並委員 御指名でございますので、私、田並ですが、意見を言った後、浜田先生の意見もぜひ聞かしてください。 今、野田先生あるいは北川先生の方からお話がありましたように、まさにそういう決意でこの委員会で結論を出さなければいかぬと思うのですね。それは、それぞれの党に党議というのがございますからかなり難しさはあるにしても、我が党の左近理事も堀込理事も、今、野田先生や北川先生から言われたような気持ちでこの委員会に臨んでいると思います。また、出先の理事の人たちが委員長を中心にしてまとめていくというのが、まさに今まで七十時間以上も論議をしてきた帰結点として私は当然必要だろうと。したがって、野田先生や北川……
○田並委員 小泉郵政大臣になって、幾つか今までの逓信委員会とは違った場面が見られますので、大変勉強になっています。私も長いこと逓信委員会をやっておりますが、この郵政事業の経営形態、いわゆる本質に及ぶ論議が大変できるということはよいことだと思いますね。 それともう一つは、小泉郵政大臣というのは自由民主党の所属だろうと思っているのですが、どうも違う政党から大臣になったような感じがしてならないのです。 というのは、これまでの郵政大臣というのは、これまでの郵政事業というものを高く評価をしながら、さらにこの経営形態で、今言われたように、さらに官業と民業一体になって協調関係を保ちながらお互いに切磋琢磨……
○田並委員 第一点目は、NHKのこれからの役割を含めて、公共放送としての使命を遺憾なく発揮してほしいという立場で一点、要望なり質問を申し上げたいと思います。 もう既に何人かの委員の方々からNHKの公共放送としての使命の重要性については触れられました。NHKの役割というのは、まずNHKのよって立つ根拠は何かというところから出発すると私は思うのですね。今も会長言われましたように、NHKというのは民放と違いまして国民の受信料によって事業が成り立っている、つまり、NHKの基盤というのは国民によって支えられているのだ。簡単に民営化などという話をされると困るのですが、そうじゃなくて、あくまでも公共放送と……
○田並委員 私、前回は大臣だけに質問したものですから、今回は大臣の方はやめにして貯金局長にだけ質問いたします。大臣、よく聞いていていただきたいと思います。 これは答弁は要らないのですけれども、まず第一点、最近の行革審の中間報告の中でも、官業は民業補完をしつつ適切な役割を果たす、これは何かまくら言葉みたいな格好でずっと出ていますが、私はそれはそれなりでいいのですが、例えば郵便貯金に対応する民間の金融機関、銀行がありますが、よく銀行協会の方々がこのことを一つの盾にしていろいろなこと重言われている。これは結構なことなんです、言論の自由ですから。批判は批判として、郵政事業、あるいは特に郵便貯金事業に……
○田並委員 それでは私も、郵便切手類販売所等に関する法律の一部を改正する法律案、これに絞って質問をいたします。 一つは法案関係なんですが、もう何人かの皆さんから質問がありましたので、重複を避けて幾つかの点について質問をしたいと思います。 第一点は、四十年の歴史を持つ従来の通販方式に加えて、新たに今度は委託方式による海外販売を開始をする、それの理由と郵政省としてのメリット。それから、従来の通販は将来的にはどうするのか。廃止をするのか、それともこのままずっと続けていくのか。要するに、先ほどのお話ですと、当面はアメリカ、ドイツ、スイス、フランスですか、この四カ国で、各国一カ所ということで始めて、……
○田並分科員 それでは、時間が三十分でございますので、要点に絞って質問を申し上げます。 中身は、今の同僚議員の質問に関連をして、特に同和対策事業の中の啓発、教育事業の関係についてお聞きをしたいと思うのです。 戦後四十六年たって、我が国も国民の並み並みならぬ努力で経済大国にはなりました。今、政治大国を目指しているんだそうでありますが、それ以上に日本が人権大国にならなくちゃいかぬ、私はこのように思うのですね。非常に残念ながら、元閣僚であった方が差別発言をしたりして国際的なひんしゅくを買うという、まだまだ我が国にとっては人権大国にはほど遠いという状況にあると言わざるを得ませんし、しかも、国際的な……
○田並分科員 それでは三点プラス一点ということで、大変申しわけないんですが運輸省関係について、特にJR関係の輸送力増強あるいは新線建設、それらを中心にお尋ねをしたいと思います。 最近NHKが「くらしと政治九一・三」という世論調査を行いました。もちろん国政に対する要望事項であるとか、あるいは地方政治に対する要望事項、いずれも全部国政、地方政治というのはリンクするわけですが、その中で特に地方政治に望む主なものとして、環境問題、それから道路交通網整備、それから地元産業の振興、こういうものが上位を占めているわけです。いずれをとってみ ても、例えば環境問題でも、道路交通網が整備をされることによって環境……
○田並分科員 それでは、主に十七号国道のバイパス関係について三点と、それから百四十号と圏央道と、合計五つの問題について質問をこれからいたします。 ついせんだって、NHKが「くらしと政治九一・三」ということで、暮らしと政治全般についての世論調査を行った結果が出ておりますが、その中で国政並びに地方政治に何を望むかということで調査が行われております。国政の問題は、主に景気対策だとか消費税だとか土地であるとか国際問題であるとかなっていますが、地方のレベルにおける政治に望むものとして、福祉医療がトップでございますが、あとは大体要望する割合としては、道路交通網の整備、環境問題、地元産業の振興、こういうの……
○田並分科員 部落差別の解消のために教育の果たす役割が極めて重要であることは大臣も御承知のとおりだと私は思います。きょうは文部省に対して、特に学校教育の中でこの部落差別を完全に解消するために、昨年の十二月十一日に地対協の意見具申が出されましたが、この意見具申との関連で、文部省の今後の部落差別を解消するためのいわゆる同和教育の問題について、幾つか質問をさせてもらいたいと思います。 そこで第一点目は、今申し上げました昨年の十二月十一日に出されました地対協意見具申、この中で幾つかの点が、教育関係で重要な点が指摘をされております。この中で指摘をされております同和教育の推進についての地対協意見具申の評……
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