このページでは上田利正衆議院議員の39期(1990/02/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は39期国会活動統計で確認できます。
○上田(利)委員 本年の二月二十三日に、放送衛星BS2Xを打ち上げましたけれども、私ども、本委員会におきましても、このBS2Xにつきましてはいろいろな懸念がある、この打ち上げは大丈夫なのかどうなのかという、こういう意見を提起をしてまいりました。価格が国産の半額以下だというようなことを含めまして論議がされましたけれども、私どもは、何か暗い影があるんじゃないか、こう懸念をいたしておりましたところ、とうとうこの懸念どおり、二月の二十三日のこの2Xの打ち上げは瞬時にして失敗、こういう結果になりました。 この失敗の原因、なぜそのような形になったのか、同時に、この責任はどのようにするのか、この二点につき……
○上田(利)委員 最初に、島会長にお尋ねをいたします。 昨年の三月の平成元年度NHK予算を審議する際に、それぞれ本院におきましていろいろな意見が出ました。その中で、衛星料金の新設を含めまして平成元年度のNHK予算は国会を通ったわけでございます。その際に附帯決議といたしまして、NHKが三カ年経営計画を今まで出してきておるけれども、どうもこれは受信料の値上げの隠れみのになっているんじゃないか、そしてそれが中止をされて今日まで来ておる、五年間来ておるという中で、NHKはこの多メディア時代に向けてどのような公共放送としての任務を果たしていくのか、そういうことについての長期経営計画を早期に策定すべきで……
○上田(利)委員 大臣にまず最初にお尋ねをしたいと思います。 先ほどからの同僚議員の御質問の中にも出てまいっておりますけれども、約二年前になりましょうか、昭和六十三年の夏から秋、暮れにかけまして郵政省が大蔵省と予算折衝を行いました。そのときに、年号が変わりまして平成になりましたけれども、平成元年度予算要求の非常に重要な施策ということで電気通信開発センター構想というのを打ち出されまして、郵政省としては相当力を入れて予算要求の中へ盛り込みました。 当時の新聞を見ますと、六十三年の九月であるとかあるいは十月の新聞などに、いよいよ郵政省が地方分散型の言うならば基盤づくりということで、大都市に集中し……
○上田(利)委員 今回の簡易郵便局法の改正につきましては、基本的には賛成でございます。ただ、私どもが地方の郵便局を視察する中で、とりわけ特定郵便局あるいは過疎地にございます簡易郵便局などへ立ち寄りますと、その中で、国民の郵政事業確立のために日夜懸命に職員の皆さん方が努力をされております。そういう中で、今度のこの簡易郵便局法の一部改正法案につきまして多少の不安や疑問というものが出されてきておりますので、それらの諸問題につきましてこれから郵政省の考え方をお尋ねをしたいと存じます。 まず最初に、特定郵便局と簡易郵便局の区別の問題でございますが、現在、郵便局の窓口は、普通郵便局と呼ばれます大きな郵便……
○上田(利)委員 私の質問要旨を一応提出しておりますけれども、緊急問題が二つございまして、それを総理からまず最初にお伺いをしたい、こう思います。 先ほど町村委員からもちょっと触れられました。けさのマスコミ、新聞報道全部含めまして、町村委員はお名前を申しませんでしたけれども、もう新聞には全部金丸信元副総理ということで、この法案にかかわる自衛隊を派遣するかどうかということできのう発言された内容が出ております。 金丸信元副総理、私と選挙区が同じでございまして、それから隣村でございまして、先輩議員として私は非常に敬服をいたしております。ただ、党派が違いますから、一部的には敬服できない点もあるわけで……
○上田(利)委員 まず最初に、中東湾岸へ協力隊を派遣する場合、本法案の十七条の「実施計画」、これによりまして内容を具体化するということになっております。理事会等におきましても、この実施計画の内容は政令などと一緒に出すということになっておりますが、まだ出ておりませんから、そういう点からお尋ねをいたしますが、この業務内容の具体的な中身といたしまして、十七条の第二項イの項の「海外派遣に係る平和協力業務の内容」の中で考えられる通信業務、これはどのようなものか、まずお尋ねをいたします。
【次の発言】 そうしますと、自衛隊の通信部隊は行かないのだということで確認しておってよろしゅうございますね。
○上田(利)委員 郵政大臣、既に郵政大臣に御就任されまして相当日時がたっておりますけれども、本当にこのたびはおめでとうございます。関谷郵政大臣とは逓信委員会の中で御一緒させていただきまして、非常に高い御見識をお持ちでございまして、常々本当に敬服をいたしておりました。どうぞこれからも、今まで逓信行政に携わっておられました大臣でございますから、その力量を十分発揮していただきまして、高度情報化時代を迎えるわけでございますから非常に重要な段階に来ております。本当に郵政大臣に期待をいたしておりますから、そんなことを申し上げて質問に入らしていただきます。 私は、本法案が目的といたします高度通信施設の整備……
○上田(利)委員 我が国は非常に狭い国土、しかも山林が七〇%以上も占めておりまして、その狭い国土の中に一億二千万人が生活をしておるというこういう状況にあるだけに、土地の高度利用と申しますか、有効活用というのは非常に大切な要件になってきております。 そういう中で、特に国や公共団体の有する土地の有効活用、こういうことが社会的あるいは経済的な大きな要請に今日なってきております。そういう立場から考えまして、本法律案はこれを郵政省が先駆けて取り組む、こういうものだろうと思うわけでございまして、私といたしましては評価をいたしております。 そういう中で、国公有地の活用に当たって郵政省がいち早く取り組んだ……
○上田(利)委員 最初にNHKにお尋ねをいたします。 五カ年経営計画と平成三年度の予算の関連でございますけれども、先ほど同僚議員の田並委員からもこの御質問がございました。ダブらないように経営計画と予算の関係を質問していきたい、こう思います。 先ほども田並委員からも指摘されました。実は昭和六十一年から四年間にわたりましてNHKは赤字予算を本委員会に提案をしてまいりました。そして昨年の平成二年予算の段階で一八%というような形、約二百円になりましょうか、受信料の値上げというものを出しました。そしてその中では、今後は受信料値上げはもうできるだけやらない、そのためには経営計画を立ててそれに基づいて行……
○上田(利)委員 今、武部委員が最後に申しましたのですけれども、それからちょっと入らせていただきますが、郵政省が今言ったようなシルバー貯金を中心にしながらさまざまな新商品をということでお考えになって大蔵当局に要求をしておりますけれども、シルバー貯金については、もう十年間もやっていても実現をしない、こういう状況にあるわけでして、今大臣からの御答弁もお聞きをいたしました。そのほかに家計ミニ貸付制度であるとか、あるいはさっきお話がございました公務員等への給振りの問題、こういう課題がなかなか進展をしない。大臣も申されましたように民営を圧迫するからという理由だけでは、これは国営事業として行っている郵便貯……
○上田(利)委員 ただいま議題となりました電波法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 電波法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。 一 GMDSS(海上における遭難及び安全の世界的な制度)の導入は、海上の遭難・安全制度の抜本的改革をもたらすものであり、新システムの機能を確認しつつ、現行制度との併存のもとで円滑な運用が図られるよう万全を期すること。 一 GMDSSの導入に加え、今後航空機、陸上移動体通信……
○上田(利)委員 事業は人なりということが言われますけれども、会長に若干お尋ねをしたいと思うのでございます。 最近、NHKの人事につきまして週刊誌などでいろいろなことが報道されております。役員人事につきましては、きょう発令といいますか実施というふうに承っておるのでございますけれども、マスコミが大々的な報道を行い、最近に至りましては、NHK問題をいろいろな観点から取り上げております。きょうの論議になっております衛星放送の問題も、もうさまざまな新聞あるいはマスコミが報道しておりますけれども、そういう中での今回の人事。本委員会で論議することはなじまないのでございますけれども、ただ、言うなれば国民の……
○上田(利)委員 NHKの島前会長が、去る四月十四日、本委員会におきまして、放送衛星BS3H打ち上げ失敗にかかわる私上田利正、そして同僚議員であります原田義昭委員の質問に対し、虚偽の答弁をされ、先刻、小山副会長から訂正がなされました。居場所の訂正は了承されましたけれども、その件につきましては私も一応理解をしております。 しかし、なぜうそを言ったか、しかも二カ月半にもわたりましてうそを隠ぺいし続けておったのか、その理由は何なのか、先刻の答弁ではその真相は全然解明されておりません。特に、私に対する島前会長の答弁は、私が聞きもしないことを親切丁寧に長々と、かつ詳細に、そしてべらべらと答えてください……
○上田(利)委員 私は、九月四日の本委員会で、四月のNHKの決算を審議した委員会で私の質問に対しまして島前会長が公共放送の経営に携わるトップとしては本当に信じられないような虚偽答弁をした問題につきまして、島前会長個人を守るのか、あるいはNHKそのものを守るのか、そして公共放送を守っていくのか、こういう重大な問題であるだけに、NHKの信頼を早期に回復しなければならない、こういう視点から、なぜうそを言わざるを得なかったのか、その真相解明に向け幾つかの質問を行ってきたところであります。しかし、疑問符が幾つか残されておりますので、NHKに期待を寄せる国民の声を大切にする立場から、前回に引き続きまして質……
○上田(利)委員 ただいま議題となりました通信・放送衛星機構法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 通信・放送衛星機構法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の各項の実施に努めるべきである。 一 電気通信は技術先導的な分野であり、その研究開発に当たっては、国、NTT、NHK、その他の研究開発動向にも十分配意し、長期的・総合的な研究開発方針のもとに効率的な実施が図られるよう努めること。 一 通信・放送機構については、現在及び将来の通信・放送に係る諸……
○上田(利)委員 NHKの収支予算に入る前に、渡辺郵政大臣、実は一つだけお願い申し上げておきたいのでございますけれども、実は昨晩からけさにかけましてNTTと全電通、労働組合の中で、今次生活問題で交渉がずっと続けられました。私もあちこち飛び歩いていたわけでございますが、大臣も非常に御関心を持っていただいたようでございます。全電通とNTTは、あの民間になる前から、公共企業体の当時から労使関係が非常に良好だった。何しろ話し合いの中でやっていこうという。ところが、ことしはどうも経営側が、しかも民間になって当事者能力があるわけですから、何とかして解決しなければならぬということにならなければならないものを……
○上田(利)委員 最初に、簡易保険法の一部改正法案についてお尋ねをいたしたいと存じます。 まず、二つだけでございますけれども、最初に特約制度について二つ、三つお尋ねをしたい、こう思います。もう既に午前中からそれぞれの委員の皆さん方が御質問をしておりますので、若干重複する点があるかと思いますけれども。 今度の特約制度の改正につきましても、お話がございましたように、多様化するニーズにこたえていこう、こういう視点から今度の法律案の改正が出ております。したがって、最高一千万円を二千万円にするというようなことを含めまして、保障機能の充実の面、こういう視点からも非常に評価できる、こう思います。したがっ……
○上田(利)委員 きょうは、郵便二法の逓信委員会、我が委員会の審査に当たりまして、忙しい中を自治省からもおいでいただいておりますし、また会計検査院からもおいでをいただいておりまして、冒頭、感謝を申し上げる次第でございます。 先ほど松岡委員からも御指摘がございましたけれども、今回の郵便二法、とりわけ郵便法の一部改正法案、これにつきましては日本新聞協会あるいは日本機関紙協会から意見具申もございまして、実は私のところにも、これらにつきましての要望なり疑義なりがたくさん寄せられてきております。先ほど大臣からも、松岡委員の質問に対しまして御答弁がございましたけれども、これらの要望、疑義が来ておりますか……
○上田(利)委員 電波法の一部改正法案につきましてこれから質問をさせていただきたいと存じます。 御案内のように、電波法は今までは利用料金というようなものはございませんでしたけれども、今回利用料金を設定をするという形で法案が提示されてきております。今電波というのは空気や水と同じようになくてはならないものになってきておるわけでございまして、私どもの日常生活には絶対に欠かせない、こういうのが現在の電波であり、それだけに貴重な有限な資源である、こう思うわけでございます。高度情報化時代に今日突入をいたしまして、電波の利用範囲はあらゆる産業分野から、さらには個人の家庭にまで利用される、こういうふうに幅広……
○上田(利)委員 今まで川崎委員それから武部、大木委員と大臣との質問、やりとりを聞いておりまして、私はちょっと方角を転向しまして、大臣の今までの記者会見あるいはマスコミ発言等を通じて、郵政事業に働く三十万の職員と、それから一万九千五百の特定郵便局がございます。先ほど答弁の中でもちょっと大臣からも指摘されましたけれども、その特定郵便局長以下物すごいエネルギーで地域の福祉の増進のために頑張っておるわけなんです。同時に、郵便貯金を愛して、そして郵便貯金を信頼をして、今日、明治八年以来約百二十年間郵貯事業に、郵便事業に協力していただいているお客様、本当にお客様を大切にしなければいけないのです。そういう……
○上田(利)委員 時間がございませんから、ちよっと質問をはしょって申し上げます。 今、連合ユニオンを中心にしまして、生活のための諸要求が労使の間で行われております。先ほど同僚議員の方からもちょっと出ましたけれども、JCグループを先頭にしながら徐々に妥結をいたしてきておりますが、けさも私鉄が二十四時間ストライキということでございましたけれども、これも労使双方が一致しまして解決しました。 私は本委員会でもうたびたび、NHKに働く職員の皆さん方の処遇改善について、お願いをしてまいりました。前島会長時代もお願いし、特に、平成二年から始まり来年終わります経営五カ年計画の中でもやはり、きちっと職員の処……
○上田(利)委員 どうも大臣おはようございます。もう花の季節も過ぎようといたしておりまして、国会の周辺も新緑が出てまいっております。非常にすがすがしい季節を迎えまして、大臣にも、健やかですがしい顔を拝見させていただいて、本当にありがとうございます。きょうは静かに物を言わせていただきたいと思っています。 そこで、それでは大臣、前回の質問の繰り返しになりますけれども、この上田利正といたしまして、善良な国民と、それから毎日国民のために頑張っております三十万郵政職員の立場に立ちまして、きょうは、本当に私も心を込めて大臣に質問をさせていただきます。なお、私は執念の男でございますから、ひとつそういう点も……
○上田(利)委員 武部委員の関連で質問をさせていただきます。 大臣、きょう理事会におきまして委員長の御理解もいただきまして、実はこの委員会室のあちらの方に難聴者がお二人きょうは傍聴にお見えになっていただいておりますし、そしてその補助者という形の中で手話通訳者がお二人来ていただいて佐田委員の質問から傍聴されております。私も国会経験の中で、こういうふうに身障者の皆さんが傍聴に来られて、しかもきょうは一日傍聴されるということでございます。そして手話の方がついてきていらっしゃっていただいておるということで、それだけにやはり郵政省に対する期待というものがあるのじゃないかと思うのです。経験の中でも、本委……
○上田(利)委員 ただいま議題となりました電波法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につきまして、提出者を代表してその趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 電波法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の各項に留意して、その実施に努めるべきである。 一 高度情報社会の進展に伴う電波利用の重要性にかんがみ、その秩序ある発展を図るため、利用者・国民の意見を踏まえた電波利用の将来を展望し、健全で活力ある電波利用の基盤整備に努めること。 一 電波監視体制の充実・強化をより一層推進するとともに、関係機関との連携の強化を図り、不……
○上田(利)分科員 建設大臣がこの後何か参議院の方に行かれるようでございますから、最後に大臣の考え方を聞きたいと思ったのですけれども、先に結論じみたようなことになってしまいますけれども、まず建設大臣にお伺いをしたい、こう思う次第でございます。 実は、既に大臣も御承知かと存じますけれども、我が山梨県におきまして、いわゆるリゾートマンションにおける訴訟が起こりました。自治体と業者との間の争いということでございまして、今まで余り例がなかった、全国的にもまれな形でございます。実はその件につきまして、今日のいわゆる建築基準法、これを何としても改正、見直しをしていただかないとこのような問題は解決できない……
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