川島実 衆議院議員
39期国会発言一覧

川島実[衆]在籍期 : |39期|-40期
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このページでは川島実衆議院議員の39期(1990/02/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は39期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院39期)

川島実[衆]本会議発言(全期間)
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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 衆議院本会議 第20号(1991/03/15、39期、日本社会党・護憲共同)

○川島實君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題になっております在日米軍駐留経費特別協定の締結について承認を求めるの件に反対の立場から、その理由を申し上げます。  第一に、平成二年度の政府の外交の近況報告書に、「国際社会の変化とわが国の外交課題」の中で、国際関係は、アルシュ・サミットからヒューストン・サミットに至るこの一年間ほど、歴史的な変革を経験した時代はかってなかったと述べられております。  国際社会は、ベルリンの壁の崩壊を初め、ソ連の共産党一党独裁の放棄や東欧諸国の市場経済体制への移行が行われ、米ソ関係においても、マルタからワシントンヘと二回の首脳会談により、軍備管理・軍縮……

川島実[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院39期)

川島実[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第118回国会(1990/02/27〜1990/06/26)

第118回国会 社会労働委員会 第3号(1990/04/19、39期、日本社会党・護憲共同)

○川島委員 本委員会における厚生大臣の所信表明の中で、高齢化時代に対応する強い決意を聞かしていただきました。人生八十年時代を迎え、世界一の長寿国になる、この本格的な高齢化社会を、国民が生きがいを持ち、安心して生涯を暮らせるような明るい活力ある長寿・福祉社会としていくことは、世界的に見ても大きな挑戦であり、我々の責務である、この認識の下に今から周到な準備を積み重ねていく、質の高い医療と安定した医療保険、安心して頼れる年金、老人、障害者に対するきめ細かな福祉サービス、生涯を通じた健康づくり、快適な住みよい暮らし、環境づくり、このことを非常に期待をしておるわけでございます。具体的には、「高齢者保健福……

第118回国会 社会労働委員会 第7号(1990/05/29、39期、日本社会党・護憲共同)

○川島委員 私は、今議題になっております中小企業退職金共済法の一部を改正する法律案に対し、質問をいたします。  政府は、提案理由の中で、中退金共済法は中小企業の労働者の福祉の増進と中小企業の振興に寄与することを目的として昭和三十四年に制定され、その後改正されて、本制度は着実に発展し、中小企業の労働福祉対策の主要な柱の一つとなっている、しかし、大企業に比べ中小企業の退職金は、その普及状況及び内容は必ずしも十分なものとは言いがたいと指摘をし、所要の改善を行うとしております。  具体的な検討事項として、金利の変動に対応し得る退職金制度の構築、掛金月額の範囲の引き上げ等、パートタイム労働者の加入促進、……

第118回国会 社会労働委員会 第11号(1990/06/14、39期、日本社会党・護憲共同)

○川島委員 私は、今提案されております老人福祉法の政府の提案説明の中に、午前中からの質問、答弁内容を聞いておりましても非常に理解がしにくいといいますか、提案の中身につきましては、非常に当面の最大の課題である、それでさらに国民の生活水準の全般的な向上、きめ細かな福祉の行政の展開、そして高齢者や身体障害者等の福祉の一層の増進を図る、在宅福祉サービスと施設福祉サービスとを地域の実情に応じて一元的かつ計画的に実施する、こう言って提案をされているわけでありますけれども、午前中の審議を聞いておりましてもなかなか私どもには理解ができない。  なぜできないかと申しますと、二十一世紀に本格的な高齢化社会を迎える……

第118回国会 社会労働委員会 第12号(1990/06/15、39期、日本社会党・護憲共同)

○川島委員 政府は、今回の食鳥法の規制に当たり、国民の食生活の多様化や健康志向の高まりなどに伴い食鳥肉の消費量が大幅に増加、また一方食鳥の疾病罹患率も高くなり、こうした食鳥肉に起因する食中毒や疾病の発生を防止するために検査制度の創設を行うとしております。今回の法規制は、国民にとってようやく国が動いてくれた、待ちに待った食生活における検査体制だと思うわけでございます。そこで、この法律が国民の期待に十分こたえておるかどうか、この中身について以下お尋ねをしたいと思います。  政府は、この法律創設に当たり、各界の皆さん方から食鳥肉の衛生問題の問題点など現状を挙げて取り組む姿がこの参考資料にも載っており……


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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 外務委員会 第6号(1991/03/08、39期、日本社会党・護憲共同)

○川島委員 私は、今議題となっておりますオゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書の改正についてお尋ねをしていきたいと思います。  本案は、議定書の改正等を踏まえ、オゾン層の一層の保護を図るため、製造の規制等の措置を行い、特定物質を追加するとともに、指定物質の製造数量の把握等の措置を講ずることがその主な内容となっているが、この中で幾つかの問題点についても既に指摘がなされてきておるところであります。  そこで、どうしてオゾン層が壊れるのか、この点について、事典の解説によりますと、「地球のオゾンの大部分は成層圏に存在し、オゾン層と呼ばれている。これが、太陽光に含まれる短い波長の有害な紫外線……

第120回国会 外務委員会 第8号(1991/03/15、39期、日本社会党・護憲共同)

○川島委員 最初に、特別協定の内容について、素直な見方をするとあちこち疑問が出てまいりますので、その辺について若干お尋ねをいたしたいと思います。  最初の、日本側は負担を自主的に増加をさす、こういうふうに述べておるわけでございますけれども、日本は今回の湾岸戦争で百三十億ドルの支援を行ってきているわけで、特に九十億ドルについては増税まで行ってこれらに対応して痛みを分かち合っているわけでございますが、こうした中で今ここで自主的に地位協定の中でこれらを増加をしていくというその理由をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 次に、締結の意義という形で、「日本国に維持されている合衆国軍隊の効果的な活動の確……

第120回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1991/03/07、39期、日本社会党・護憲共同)

○川島委員 物価問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  私は、物価の件につきましては、日々消費者と申しますか、主婦の立場から実感として受けとめております。そういう立場からお伺いをしたい。特にまた、生活者の立場と申しますか、世の中の私たちが生活をする上で日々いろいろな不都合だとか矛盾とかを感じておるわけでございますが、そういう立場から以下お尋ねをいたしたいと思いますので、ひとつわかりやすく御答弁をいただきたいと思います。  まず、私たち働く者の生活が毎年よくなるためには、物価が安定をして、生活にゆとりが持てることが第一だと思います。総務庁が三月一日に発表いたしました二月の東京都区部の消費者……


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第121回国会(1991/08/05〜1991/10/04)

第121回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1991/10/01、39期、日本社会党・護憲共同)

○川島委員 私は、ゴルフ会員権問題、さらに証券・金融等の問題について以下お尋ねをいたしたいと思います。限られた時間でございますので、要点だけを質問いたしますから、簡潔にひとつお願いをいたしたいと思います。  ゴルフ会員権問題につきましては、午前中の外口玉子代議士の質問にもございましたように、茨城カントリークラブの会員権の乱売、それから東名小山カントリークラブの会員権の乱売、計画倒産とも言われているこれらの問題について、政治やおのおのの官庁が、事前に防ぐことができるのにこれらの対策をいまだにきちっと示すことができない、これらの問題点について以下お尋ねをいたしたいと思うわけでございます。  今、ゴ……


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第122回国会(1991/11/05〜1991/12/21)

第122回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1991/11/26、39期、日本社会党・護憲共同)

○川島委員 私は、既に通告をいたしております二、三の点についてお伺いをいたしたいと思います。  最初に、野田経済企画庁長官の先ほどのいろいろなお話を聞いておりまして、経済はおおむね良好に推移している、こういうふうに受け取ったわけでございますけれども、お触れにならなかった二、三の点について考え方をお聞かせいただきたいと思います。  まず一つは、証券業界始まって以来の公取のああいう勧告を受けた問題。それからもう一つは、最近の株価の非常な暴落、これについて。さらにまた、貿易の黒字が五百億とも八百億とも言われているが、この貿易の日米関係の問題が及ぼす経済状況について。それからもう一つは、建設省が住宅建……


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 科学技術委員会 第2号(1992/03/03、39期、日本社会党・護憲共同)

○川島委員 私は、既に通告をいたしております我が国の二十一世紀に向けてのエネルギー問題と、これにかかわる幾つかの点についてお尋ねをいたしたいと思います。  近年、世界的にエネルギー需要が増大しており、先進国では一人当たりの使用量も非常に高くなってきております。これによる影響として、地球規模での環境破壊や資源枯渇が大きな問題としてクローズアップされております。我が国においても、エネルギーの安定供給の確保や地球規模の環境問題の観点から、従来の水力、地熱、原子力と並んで新エネルギーの導入が求められておるところでございます。地球に優しい新エネルギーとして太陽光・熱発電、風力発電、燃料発電、コジェネ発電……

第123回国会 科学技術委員会 第4号(1992/03/26、39期、日本社会党・護憲共同)

○川島委員 私は、ただいま議題となっております研究交流促進法の一部を改正する法律案についてお尋ねをいたします。  政府は、現行の研究交流促進法は昭和六十一年の制定から約六年たち、この間我が国の科学技術を取り巻く情勢は大きく変化した、その理由の一つとして、科学技術面での我が国の国際貢献の必要性が高まった、二つ目は科学技術の一層の高度化、複合領域化等が急激に進んだ、三つ目は基礎的、創造的な研究の積極的推進が内外から強く求められてきている、以上のような状況に適切に対処するためにこの法律を改正して、現在行われている研究交流の産学官及び外国との間の研究活動を取り巻く種々の制度的制約を緩和して活動を一層促……

第123回国会 科学技術委員会 第5号(1992/04/02、39期、日本社会党・護憲共同)

○川島委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提案者を代表し、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     研究交流促進法の一部を改正する法律案に対する付帯決議(案)   政府は、本法の施行に関し、次の事項について十分配慮すべきである。  一 研究交流の促進は、健全な科学技術研究を促進するための国の総合政策の一部として位置付けられるべきであり、これを含め、総合的、体系的な科学技術政策全般の推進を図ること。  一 研究の成果に係る知的所有権のあり方について、世界的趨勢等にも配慮を行った上、検討を進めること。  一 各国において特許権の所属等についての法規や……

第123回国会 科学技術委員会 第6号(1992/05/26、39期、日本社会党・護憲共同)

○川島委員 私は、既に通告をいたしております我が国のエネルギー政策についてお尋ねをいたします。  政府は、平成二年六月、我が国のエネルギー需要の増大と地球環境問題に対する関心の高まり等のエネルギーを取り巻く情勢の大きな変化に対応するために、新たに長期エネルギー需要見通しの改定を行い、その供給目標を達成するために、石油代替エネルギーの開発及び導入の促進に関する法律に基づき、平成二十二年度におけるその種類ごとの供給数量の目標を定めております。  この目標の達成のために、民間に対しても理解と協力を求めるとともに、政府の重点的かつ計画的な政策を遂行する、こういうふうに説明がなされておるわけでございます……

第123回国会 外務委員会 第3号(1992/03/06、39期、日本社会党・護憲共同)

○川島委員 私は、ただいま議題となっております旅券法の一部改正に関する法律案についてお尋ねをいたしたいと思います。  政府は、今回の法律改正について、その理由として、一つには近年の国際化傾向に当たり旅行者が千九十九万人を突破したこと、二つには旅券発給窓口の混雑、事務量の膨張、管理事務の複雑化等を改善するため、三つには国民へのサービス向上、行政の向上に努めるとしておりますが、一方、旅券手数料の二五%の値上げや、罰金刑の罰金を十万から三十万に引き上げようといたしております。  次に、手数料を八千円から一万円に値上げする理由としては、昭和五十三年以来十三年間そのままだった、この間公務員の給料が五〇・……

第123回国会 外務委員会 第4号(1992/03/27、39期、日本社会党・護憲共同)

○川島委員 私は、今議題となっております障害者の職業リハビリテーション及び雇用に関するILO条約第百五十九号についてお尋ねをいたします。  既にこの条約は、国際労働機関が一九五五年に障害者の雇用に関する分野において職業リハビリテーション勧告を採択いたしております。また国連においては、世界的な障害者の問題に対する関心の高まりにより、一九八一年を国際障害者年とし、障害者に対する国連加盟諸国に呼びかけました。また一九八三年から一九九二年、本年までを国連障害者の十年とされ、世界の各国における障害者の職業リハビリテーション事業の進展を図ることとし、各国は一九八三年の第六十九回ILO総会において条約の採択……

第123回国会 外務委員会 第6号(1992/04/17、39期、日本社会党・護憲共同)

○川島委員 私は、ただいま議題となっております所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国政府とオランダ王国政府との間の条約を改正する議定書及び我が国とノールウェー王国との間の条約の改正、さらに新たに結ぶ我が国とルクセンブルグ大公国との条約について、順次お尋ねをいたしたいと思います。  まず、オランダ王国政府との条約についてでありますが、一九七〇年三月三日に締結されておりますこの条約は、今日までどのような経過をたどって運営がなされてきたかについて、まずお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 一九七七年のOECD新モデル租税条約案が規定された以後において、我が国は、オランダ王国との間で……

第123回国会 外務委員会 第8号(1992/04/24、39期、日本社会党・護憲共同)

○川島委員 私は、ただいま議題となっております船荷証券に関するある規則の統一のための国際条約を改正する議定書についてお尋ねをいたします。  その前に、最近の外務大臣の予算委員会並びに参議院の外務委員会等の中での発言で、PKO法案に対する修正発言をいたしておりますが、これは国会法に違反をするのではないかという疑いが持たれておりますので、その点についてお伺いをしたいと思います。  大臣は、三月七日、衆議院の予算委員会で、PKFへの参加を凍結することに前向きな考えを示した。さらに三月十八日、参議院の予算委員会で、公明、民社両党の意向を踏まえ、法案の再修正に前向きに対応していく考えを改めて強調した。三……

第123回国会 外務委員会 第10号(1992/05/26、39期、日本社会党・護憲共同)

○川島委員 私は、ただいま議題になっております世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約についてお尋ねをいたします。  国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)は、憲章上の任務として文化財の保存及び数多くの遺跡の保護事業を行ってまいりました。特に、昭和四十一年の第十四回総会で、文化財、記念物、遺跡等の保存及び修復のための国際的な原則及び基準を設け、保護のための協力体制の確立を目的とする条約が作成されました。また一方、自然及び天然資源の保全に関する国際同盟が、昭和四十七年六月の国連人間環境会議に自然遺産の保存を目的とする世界遺産保存条約を作成し、この二つの条約を調整し一つの条約としてまとめたのが今……


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第125回国会(1992/10/30〜1992/12/10)

第125回国会 科学技術委員会 第1号(1992/12/08、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○川島委員 現在までにプルトニウム問題についてはいろいろと議論がされてきたわけでございますが、お話を聞いておりましてまだ幾つかの点で私の理解が得られない点がございますので、その辺のところを踏まえて御質問をしていきたいと思うわけでございます。  まず一つは、今回のプルトニウム輸送について、なぜこれほどまでに世界各国が反対の意見か出してきておるのか。過去においても、一九七〇年代の五年間二百キロほどのプルトニウムを英国から空輸されておりますし、一九八四年にはフランスから約二百五十キロが海上輸送されているわけでございますが、こうした世界各国の反対の世論について政府はどのように受けとめておるのか、まずも……

第125回国会 外務委員会 第2号(1992/12/04、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○川島委員 私は、ただいま議題になっております有害廃棄物の国境を越える移動及びその処分の規制に関するバーゼル条約についてお尋ねをいたします。  この条約制定の背景は、一九七六年、イタリアのセベソで農薬工場の爆発事故で周囲の土壌がダイオキシンで汚染されるという事故が起こった。事故後、汚染された土壌はドラム缶に保管されていたが、一九八二年、国外に搬出され、行方不明となる事件が発生いたしました。ドラム缶は、その後フランス国内で発見されましたが、イタリア政府が受け取りを拒否したため、一時、ドラム缶の引き取り手がない状態が続いておりました。結局、爆発事故を起こした農薬工場の親会社があるスイス政府がこれを……


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第126回国会(1993/01/22〜1993/06/18)

第126回国会 科学技術委員会 第3号(1993/02/23、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○川島委員 私は、現在議題となっております科学技術庁長官の所信表明及び本年度の政府予算に伴う次の事業について、以下お伺いをしていきたいと思います。  一つは地球環境保全について、二つは原子力発電の安全管理について、三つは新エネルギーの研究開発について、四つは省エネ対策とリサイクル事業について、以上四点の予算と事業規模、計画達成までの施策についてお尋ねをいたしたいと思います。  一九九三年度政府予算は、景気の低迷で政策経費である一般歳出の伸びが三二%と、前年度の四・五%を大幅に下回りました。このような中で科学技術、環境関連予算は、政府の研究開発予算早期倍増の方針や地球環境問題の深刻化などにより、……

第126回国会 科学技術委員会 第4号(1993/02/25、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○川島委員 私は、ただいま議題になっております新技術事業団法の一部を改正する法律案について、以下数点にわたりお尋ねをいたしたいと思います。  科学技術庁は、今回の改正に当たり、その主な理由として、科学技術に関する研究交流を促進するため、新技術事業団の業務として研究者の交流を促進する業務を追加する。二つ目は、事業団を国の行政機関等の移転に関する閣議決定(昭和六十三年七月十九日)に沿って主なる事務所を移転するため規定を改正する、こうしておるわけでございます。  そこで、この事業団の歴史をたどってみますると、この事業団は昭和三十六年四月に法律が成立し、法律第八十二号として特殊法人として設立がなされて……

第126回国会 科学技術委員会 第5号(1993/03/02、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○川島委員 私は、ただいま議題になっております科学技術行政及び研究開発の二点についてお尋ねをしていきたいと思います。  ただいま予算委員会がとまっておりまして、本会議もどのようになるか、今難しい情勢になっているようでございますが、一応午前中は私どもまだ質問が続いておりますので、続けさせていただきたいと思います。  私は、我が国の科学研究費の八割以上が民間企業が負担をしていると、こう言われておるわけでございますが、このため研究はどうしても我が国は応用開発に偏ってしまう、我が国の今日の繁栄が欧米の基礎研究にただ乗りになっている、こういう批判の背景にもなっている、こういうふうに思われておるわけでござ……

第126回国会 科学技術委員会 第6号(1993/03/25、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○川島委員 私は、ただいま議題となっております科学技術の問題について、数点お尋ねをいたしたいと思います。  政府は、科学技術は経済発展の原動力であり、社会の諸問題を解決する手段である。今後、国際社会と人類全体に貢献するために、地球と調和した人類の共存、知的ストックの拡大、安心して暮らせる潤いのある社会の構築を重点目標に挙げております。しかし、今日の不況と財政事情により、計画が余り順調に進んでいるとは言えないと思います。一日も早い目標達成の努力が問われておるところでございます。  政府は、今度の緊急景気対策の一つとして、今日、不況を一日も早く脱するために、四月早々にも補正予算で十二兆円規模の事業……

第126回国会 科学技術委員会 第7号(1993/04/22、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○川島委員 私は最初に、世界に対して我が国の科学技術の粋を集めたと言われておりますJRの「のぞみ」の列車における安全対策についてお尋ねをいたしたいと思います。  現在一時間に一本東京―博多を走るのぞみ号は、前宣伝と違って、これを利用した乗客のほとんどが、安全性や利便性、快適性といいますか非常に疑問を持っておりまして、運賃の値上げと相まってすこぶる評判が悪い。JRがコマーシャルとして「日本が縮む」と言っておりますが、その乗客は命が縮む、こういう声も聞こえてくるわけでございますが、運輸省はこのことをどう受けとめておるのか。  新聞報道された安全性の問題が問われているモーターの脱落とか送油管のねじの……

第126回国会 外務委員会 第3号(1993/04/16、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○川島委員 私は、今議題になっておりますコスパス・サーサット計画並びに国際移住機関憲章の二点についてお伺いをいたしたいと思います。時間がございませんので、大体前半を十五分、後の問題について十五分お伺いをいたしたいと思います。  国際的なコスパス・サーサット計画との地上部分提供国としての提携に関する通告の書簡の締結についてお尋ねをいたします。  モールス信号が今日まで用いられておりましたけれども、一九八八年の七月にアメリカ、フランス、カナダそれからソ連が、極軌道衛星、こういうものを用いて遭難信号を伝達するためにこの制度をつくった、こういうことでございます。今回締結に当たりまして、我が国はこれまで……

第126回国会 外務委員会 第4号(1993/04/21、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○川島委員 私は、ただいま議題になっております日本とトルコ租税協定並びに日本とイスラエル租税条約の件につきまして質問をいたしたいと思います。  両条約の共通の解釈について最初にお伺いをしておきたいと思います。  ただいま新村先生からもいろいろお話がございました。その中で、第三条に、日本とは「その領域の外側に位置する水域で日本国が国際法に基づき管轄権を有し」云々と、こうあるわけでございますが、お話を聞きますと、尖閣諸島の扱いはきちっと日本の領土、こういうことではっきりしているわけでございますが、北方四島の関係については、租税が働いていないということで除外をされておる、こういうことになっているわけ……

第126回国会 外務委員会 第6号(1993/04/27、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○川島委員 政府は、気候変動に関する国際連合枠組条約を締結するに当たり、我が国の地球温暖化防止を行うために、平成二年十月二十三日、地球環境保全に関する関係閣僚会議を開き、具体的な行動計画を決定し、我が国が国際貢献をしていく上での基本姿勢を明らかにしたことは、高く評価をいたしております。  地球温暖化対策の推進に当たり、基本事項として、一つには「環境保全型社会の形成」、二つには「経済の安定的発展との両立」、三つには「国際的協調」を挙げて、「行動計画の目標」として、温室効果ガスの排出抑制として、「二酸化炭素の排出抑制のため、官民挙げての最大限の努力により、本行動計画に盛り込まれた広範な対策を実施可……

第126回国会 外務委員会 第7号(1993/05/11、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○川島委員 私は、ただいま議題となっております子どもの権利に関する条約についてお尋ねをいたしたいと思います。  この条約は、一九五九年の第十四回国連総会において子供の権利に関する宣言が採択され、一九七八年の第三十三回国連総会に条約の草案が提出され、十カ年間にわたる検討が行われてまいりました。その結果、権利宣言三十周年及び国際児童年十周年に当たる平成元年の第四十四回国連総会においてこの条約案が無投票で採択されました。また、平成二年九月二日に効力が生じております。  現在百二十一カ国がこの条約を締結していると言われておりますが、各国が締結してから今日まで既に二年六カ月たつわけでございますが、我が国……

第126回国会 外務委員会 第8号(1993/05/12、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○川島委員 時間がございませんので簡潔に質問をし、答弁を求めたいと思います。  地球環境保全について、先進国の一員としての我が国が国際社会の中で国際協力の積極的な役割をどのように果たそうとしているのか、お尋ねをいたしたいと思います。  昨年六月、ブラジルで開かれた地球サミットに我が国の宮澤首相が出席することができず、開発途上国の国々が我が国の地球環境に対する取り組みに不信感を持ちました。あれから約一年、今地球環境を考えるとき、サミットで決定された持続可能な開発のためのリオ宣言、二十一世紀に向けた地球環境保全のための行動計画、アジェンダ21、環境保全のためのバーゼル条約、気候変動枠組条約、生物多……

第126回国会 外務委員会 第14号(1993/06/11、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○川島委員 私は、ただいま議題となっております航空業務に関する日本国とネパール王国との間の協定の締結について及び日本国と中華人民共和国との間の航空運送協定を改正する議定書の締結について、以下質問をいたしたいと思います。藤田先生との関係もございまして、割愛をしながら質問をいたしたいと思いますので、よろしく御配慮をいただきたいと思います。  現在、我が国と航空協定を締結している国が三十九カ国、このほか航空協定を希望している国が四十四カ国、このうちネパールを含む十二カ国が関西空港への乗り入れ希望ということですが、我が国がこれら相手国の四十四カ国に対して乗り入れを希望している国はどのくらいあるのか、ま……


川島実[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院39期)

川島実[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第118回国会(1990/02/27〜1990/06/26)

第118回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1990/04/26、39期、日本社会党・護憲共同)

○川島分科員 大変長時間にわたって会議が続いておりますので、簡潔に質問をし、答弁を簡潔に求めていきたいと思っております。御協力をいただきたいと思います。  最初に私は、たばこの健康に与える害について以下お尋ねをしていきたいと考えております。  世界から天然痘を撲滅したWHOは、喫煙を人類の健康を脅かす最大のものとしてとらえ、各国に再三たばこの消費を抑制する方策を講じるよう勧告を出しております。特に一九七五年の勧告では、加盟国政府にたばこ喫煙の制圧と予防のための諸事業を統合し監督するような中央委員会を設けることを呼びかけをいたしております。  加盟先進国はこれに対して、この勧告に応じて多くの施策……

第118回国会 予算委員会第八分科会 第1号(1990/04/26、39期、日本社会党・護憲共同)

○川島分科員 私は、今問題になっております長良川の河口ぜきの件につきまして種々お尋ねをいたしたいと思います。  長良川をこの間視察をさせていただきまして、地元の人たちともいろいろお話をお伺いをしたわけでございます。御承知のようにこの長良川は、日本の国の中で今ただ一つ残された都市の中の河川として、ダムのない清い水を保っている唯一の国宝とも言える自然の川だ、こういうふうに言われているわけでございまして、遡上型の天然のアユがいるとかサツキマスが生息しておるとか、生物相の厚みは他に類がないほど非常に多い。こういう観点から、全国から釣り師や野鳥観察者が非常に多く集まってきて、夏になれば子供たちの歓声がい……


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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1991/03/13、39期、日本社会党・護憲共同)

○川島分科員 私は既に通告をしております湖沼等環境保全について、以下お尋ねいたします。  第一に、三河湾の浄化対策と環境保全についてであります。  三河湾は、知多半島と渥美半島に囲まれ、北西部に矢作川などの注ぐ衣浦湾、東部に豊川などの注ぐ渥美湾から成る面積約六百平方キロメートルの波静かな内湾でございます。この海域は、古くから良好な港を抱え、交通、物流の拠点として、またノリや魚介類など海産物の生産の場として重要な役割を果たすとともに、釣り、潮干狩り、海水浴や観光の場として、地域の人々はもとより全国の人々に親しまれてまいりました。また、近年では臨海工業地域の中核としてあるいは海洋性スポーツ、レクリ……

第120回国会 予算委員会第七分科会 第3号(1991/03/13、39期、日本社会党・護憲共同)

○川島分科員 私は、既に通告をしております中部新国際空港の建設構想についてお尋ねをいたしたいと思います。  この中部新国際空港は新東京、関西と並ぶ日本のゲートウエーとして二十一世紀、さらにはそれに引き続く我が国の発展を国際交流面から支えるとともに、当地域が世界に開かれた産業技術の中枢圏域を形成していく上で、二十一世紀初頭までにぜひとも開港しなければなりません。この建設については昭和六十年以来、愛知、岐阜、三重の三県及び名古屋市の各界が挙げてその実現を熱望し、建設促進期成同盟会、建設促進協議会、建設促進議員連盟、中部空港調査会、中部新空港会議等々を設立し、取り組みを進めてまいりました。  一方、……

第120回国会 予算委員会第八分科会 第1号(1991/03/11、39期、日本社会党・護憲共同)

○川島分科員 私は、既に通告をいたしております国道一号線及び関係するバイパス等について、以下お尋ねをいたしたいと思います。  私の住む岡崎市のちょうど真ん中を国道一号線が東西に走っており、名古屋へ至る間に安城市、豊田市、知立市、刈谷市を通り抜けます。日ごろ私は名古屋へ出かけますので、この一号線とのおつき合いは、岡崎市へ住宅を移してからはや七年にもなります。この間、ところどころで改良工事を行っていただきましたが、交通量と車の大型化は毎年増加傾向にあります。普通に混雑なしに走れる日曜日と早朝六時半ごろまでですと、名古屋までは五十分から七十分ぐらいで行けるのですが、これを過ぎますと途端に九十分から百……


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1992/03/11、39期、日本社会党・護憲共同)

○川島分科員 私は、既に通告をいたしております衆議院の施設整備のあり方、及び国会見学者に対する開かれた国会として改革するための諸施策についてお尋ねをいたしたいと思います。  数日前、私のところに安城市の杉浦さんという方が、国会見学をしたいということで事務所を訪れてまいりました。杉浦さんは年金生活者で、交通費も安く上げるためJRの東海道在来線の割引切符を利用いたしまして、夜行列車で前日、安城市を立ちまして、朝早く東京に着いたということでございます。  国会見学を楽しみに来たそうでございますが、私の秘書が面会所まで案内をして手続をいたしましたけれども、団体やその他の見学者がないために一人の案内はで……

第123回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1992/03/12、39期、日本社会党・護憲共同)

○川島分科員 私は、既に通告をいたしております三河湾の環境保全と浄化対策、長良川河口堰の環境対策、油ヶ湖の浄化対策の三点につきお尋ねをいたします。  三河湾は、知多半島と渥美半島に囲まれ、北西部に矢作川などの注ぐ衣浦湾と、東部に豊川などの注ぐ渥美湾から成る面積約六百平方キロメートルの波静かな内湾です。それゆえに、海水の交換が少ない閉鎖性水域であるため、汚濁物質が蓄積しやすく、富栄養化、ヘドロの堆積による水質悪化が見られるなど憂慮すべきものとなっております。しかし、この三河湾は古くから良好な港を抱え、交通、物流の拠点として、あるいは漁業、観光の場として重要な役割を果たしてまいりました。  また、……

第123回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1992/03/11、39期、日本社会党・護憲共同)

○川島分科員 私は、既に通告をいたしております健康保険法改正案及び「高齢者保健福祉推進十か年戦略」等、福祉と医療対策についてお尋ねをいたします。  政府は、景気変動等に対して政府管掌健康保険の一層の安定化を図るためとして、保険財政の収支の中期的均衡を確保する、また、中期的な健康保険の保険料率の制定、事業運営安定資金の設置などを理由として、国庫補助率の引き下げを予定しておりますが、まことにもって厚かましいというか、けしからぬというか、高齢化時代を迎えて、今後ますます高齢者の増や医療費の増が十分予測される中で一方的に引き下げるということは、福祉の後退姿勢とも受けとめざるを得ないと思います。  今回……

第123回国会 予算委員会第七分科会 第1号(1992/03/11、39期、日本社会党・護憲共同)

○川島分科員 私は、既に通告をいたしております中部新国際空港建設についてお尋ねをいたします。  現在、新空港建設のための基礎的な立地条件、運航条件、規模及び施設、位置、建設方法、環境への影響調査など、調査活動が進められてきておるところでございます。しかし、日本の国際航空需要は年々伸び続け、現在の既設空港では対応が難しくなってきております。建設中の関西国際空港、新東京国際空港の第二期工事が完成しでもこれらを十分賄うことができないとも言われております。日本列島の中央に位置し、多くの国土幹線軸が集中しております中部地域に、また東京、大阪との交通手段においても連結性のすぐれたこの地域に、新しい国際空港……

第123回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1992/03/11、39期、日本社会党・護憲共同)

○川島分科員 私は、既に通告をいたしております我が国の出入国管理のあり方についてお尋ねをいたしたいと思います。  毎年我が国を訪れる外国人が増加の傾向にありまして、我が国も国際化が進みつつあります。新規に入国をいたしておりますのは、アジア地域、北米、ヨーロッパの順となっておりまして、一九九〇年は新規入国者が二百九十二万七千五百七十八人となっておるところでございます。  ところが、これらの入国者と出国をする人たちの数が毎年互い違いになりまして、不法残留者がふえ続けておるわけでございますが、既に十五万とも十六万と査言われておるわけでございます。過去五カ年におけるこれらの我が国における実態はどのよう……

第123回国会 予算委員会第八分科会 第1号(1992/03/11、39期、日本社会党・護憲共同)

○川島分科員 私は、既に通告をいたしております建設省所管の道路行政について幾つか質問をしていきたいと思います。時間もありませんので、ひとつ簡潔に御答弁をいただきたいと思います。  最初に、中部新国際空港等のこれからのアクセス道路として生かせる伊勢湾岸道路について、その整備状況並びに今後の完成見通し等についてお伺いをしておきたいと思います。
【次の発言】 次に、国道二十三号の名農道路でございますが、大分整備も進んでおるわけでございます。しかし、いつも国道一号線のバイパスとして、知立バイパスの近くが四車線化になっていないために非常に渋滞をいたしておりますので、その工事の進捗状況、今後の見通し等につ……


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第126回国会(1993/01/22〜1993/06/18)

第126回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1993/03/05、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○川島分科員 大変遅くまで御苦労さまでございます。十時にはきちっと終わりますので、ひとつ簡潔に御答弁をいただきたいと思います。  私は、既に通告をいたしております三河湾の浄化推進対策についてお尋ねをいたします。  三河湾は、外海水との交換が少ない閉鎖性水域であるため汚濁物質が滞留しやすく、富栄養化、ヘドロの堆積による水質悪化などの発生をとめるため、周辺地域十七市町村を初め愛知県ほか七市町村の協力もいただき、懸命にかつての美しい、恵みの多い三河湾を再び取り戻すために全力を挙げて努力をいたしておるところでございます。  具体的な浄化対策として、下水道の整備、生活排水の浄化、産業排水の浄化、海底の浄……

第126回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1993/03/05、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○川島分科員 時間が余りございません、大分おくれているようでございますので、ひとつ簡潔にお答えをいただきたいと思います。時間の範囲内で私は終わる予定をいたしておりますので、答弁の方も御協力をいただきたいと思います。  既に通告をいたしております高齢者福祉推進十カ年計画は、今も議論があったところでございます。厚生省はゴールドプラン、十カ年計画ということで高齢者に非常に希望を与えておるわけでありますが、今日までの進展状況はどのようになっておるのか、特に重点事業の推進状況についてまずお伺いをしておきたいと思います。
【次の発言】 この計画は、お年寄りの皆さんが身近なところで福祉医療のサービスを受けら……

第126回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1993/03/05、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○川島分科員 私は、既に通告をいたしておりますドル預金の手数料についてお尋ねをいたしたいと思います。  九〇年の五月に東京銀行にUSドルで二千ドルを預金いたしまして、九二年の五月に引き出しをいたしましたところ、利息が百六十四ドル三十二セントつきました。これに対して、利息の課税というのはわかるわけでございますが、USドルで預金をしたにもかかわらず、USドルで戻していただいたのに、日本円とドルにかえたくらいの手数料を取られた、こう言って憤慨をいたしておるわけでございます。  東京銀行は、当初はドル預金は非常に利息が高い、当時六・八七五%ついた、ということでお客を集めながら、ドルで預金をしなければ、……

第126回国会 予算委員会第六分科会 第2号(1993/03/05、39期、日本社会党・護憲民主連合)

○川島分科員 私は、既に通告をいたしております我が国の経常収支の貿易黒字対策についてお尋ねをいたします。  一九九二年度の日本の経常黒字が過去最高の千百七十六億ドルに達し、米国、ドイツを初め軒並み経常赤字を抱えている主要先進七カ国の中で、日本の巨額の黒字は際立っており、ひとり勝ちという印象を与えております。アメリカのクリントン新政権など諸外国からの批判が強まる中で、我が国としてどのような対策を検討なされているのか、お伺いをしていきたいと思います。  さきの渡辺外務大臣の資金環流計画も、米国は興味を少しも示しておりません。円高対策も、不況の中で内需拡大も望めず、ただ一つ国際貢献策があるという見方……



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データ更新日:2023/02/05

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