このページでは亀井静香衆議院議員の40期(1993/07/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は40期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(亀井静香君) お答えを申し上げます。 緊急物資の輸送につきましては、あらゆる方法、あらゆるルートで対応をいたしておりますが、民間のトラック業者を初め、あらゆるものを総動員いたして御協力をいただいておりますが、政府といたしましては、関空に集まります救援物資、現在神戸港の九バースが使用可能でございますので、海上保安庁の船艇、民間の船等に御協力をいただきまして救援物資の輸送に当たっております。 さらに、ヘリコプターが極めて効果的でもございます。現在、自衛隊のヘリコプター、海上保安庁のヘリコプターがこれに従事をいたしておりますが、さらに、民間の方々の御協力をいただきまして、全国からヘリ……
○国務大臣(亀井静香君) 議員御案内のように、極めて厳しい財源の中での予算編成でございますので、協力をいたすことにしたわけでございます。 なお、資金運用部への預託金利と同じ利息を保ちゃんといただくことにいたしておるわけでございますので運用上に問題はない、このように考えておるわけでございます。 以上であります。(拍手)
○国務大臣(亀井静香君) お答えを申し上げます。 申し上げるまでもなく、震災地の復興については民生の安定が第一でありますけれども、やはり交通機関の再建が喫緊の課題でございます。村山総理から、復旧ではなくて復興だ、そういう観点から全力を挙げるという強い御指示をいただきまして、現在強力に取り組んでおるところでありますが、JR、私鉄につきましては、東京理科大学の松本教授を長とする鉄道施設耐震構造検討委員会と緊密な連絡をとりながら現在工事を進めておるところでございまして、めどといたしましては、五月の連休あたりをめどにいたして、期待をいたしておるところでございます。 港湾につきましては、百五十バース……
○亀井(静)委員 亀井でございます。 羽田総理、このたびは御就任おめでとうございます。内外ともに大変なときでありますが、ぜひ頑張っていただきたい。 ただ、総理、先日、雨の中を渋谷の街頭に出られて、何か少数政権で思うようにいかぬというように愚痴っておられましたが、細川さんには似合いますけれども総理には似合いませんので、官邸にどんとお座りになって、景気対策を含めて強いリーダーシップを発揮をいただきたい、このようにまずお願いをいたしたいと思います。 昨年の夏、御承知のように経済のバブルが崩壊いたしましたけれども、その後、政治のバブルともいうべき現象が起きてまいりました。現在も引き続いておるわけ……
○亀井国務大臣 このたび運輸大臣を拝命をいたしました亀井静香でございます。 もとより浅学非才の者でございまして、委員長を初め委員の皆様方の御指導をいただきながら懸命に努力をしてまいりたい、このように覚悟をいたしております。 御案内のように、諸先輩が築いてこられました運輸行政でございますけれども、極めて流動化しておりますこの状況の中で、陸海空のネットワークを効率的に整備をしていかなければならないと思いますし、また、一線で勤務をしていただいております職員の方々の勤務環境あるいは生活環境等につきましてもできるだけ改善をしていくために努力をしてまいりたい、このように考えております。 委員長を初め……
○亀井国務大臣 このたび運輸大臣を拝命いたしました亀井静香でございます。 もとより浅学非才でございますので、委員長を初め皆様方の御指導をいただきながら一生懸命頑張ってまいりたいと思います。 運輸省におきましては、安全と環境に配慮しながら、陸海空の整合性のとれた、また効率的なネットワークをきちっと体系づけたい、このように考えておりますので、御指導のほどをいただきたいと思います。 ありがとうございました。(拍手)
○亀井国務大臣 お答えをいたします。 武部委員の今の御指摘の問題点等、まさに運輸省にとって喫緊の課題であろうかと思います。 規制緩和につきましての基本的な立場、考え方を申し上げますと、規制についても安全、環境、弱者保護、こういう観点からの規制は強化する場合すらある、私はこのように基本的に考えています。一方、もう時代に合わなくなった不必要なそうした規制については思い切った撤廃、緩和をどんどん進めていくべきだと思います。ぜひひとつ、委員の皆様方から具体的な御指導、御指摘を賜りたい、速やかに処置をやっていきたい、このように考えております。 御承知のように、航空法の改正等によって五〇%までの割引……
○亀井国務大臣 先ほど来、委員の高い御見識に基づくお話を聞いておりまして、私も大変感銘を受けておったわけでありますが、委員御指摘のように、ウルグアイ・ラウンド対策は、特に中山間地帯についてはいわゆる狭い意味での農業対策だけでこれはフォローはできないというように私も考えております。特に農業の効率化等が難しい地域、これは逆に言いますと、そういう地域は観光という観点から見たら非常に価値の高いところもあるわけでございまして、そういう意味で、中山間地帯の所得を確保するという観点から農村観光に取り組んでいくということが、私は大変大事だ、このように思っています。また、都会に住む人の心のバランスを取り戻すとい……
○亀井国務大臣 お答えをいたしたいと思います。 まず、委員御指摘の、着陸料が国際比、非常に高いという御指摘でございます。そのとおりでございまして、私は、今後空港の整備について、そうしたユーザーの懐を当てにして空港整備をやっていくという、そうした方向は転換をしたい、このように考えておるわけでありまして、もうぜいたくな乗り物ではございませんので、公共事業の立場から正面に据えていきたい。 そういうことで、来年度その手始めといたしましては、関空の着陸料をトン当たり百円ですけれども、ジャンボで五万円ぐらいになろうかと思いますが、これを現在要求しております。ここにおられる大蔵大臣も恐らく私御理解いただ……
○亀井国務大臣 私は、人類の歴史の中で戦争に随伴するいろいろ悲惨なことがあったと思います。南京のいわゆる大虐殺の被害者が何人であるか何人でないかとか、私が現場を見たわけでございませんので、私がそれをどうだということを断定する立場ではございませんけれども、いずれにいたしましても、そうした残虐な行為をですか、あったということを被害者である中国側が言っておる以上、数が多いとか少ないということよりも、我々としては、あの被害者という立場でそれを言っておられる以上は、多いの少ないのということよりも、そういうことを未来において繰り返さない、やはりそうした決意を持って対応することだと思います。 なお、御質問……
○亀井国務大臣 委員にお答えをいたします。
池田社長とは私の友人を通じて知り合いになったということは事実でございます。しかしながら、株の売買とかあるいは約束手形の交換というようなそういうようなことについて池田氏と関係を持ったという記憶はございません。
【次の発言】 私の記憶ではそういうことはございません。
【次の発言】 今私、これを初めて見ますけれども、当時の池田氏との関係等につきまして若干ちょっと御説明をさしていただきたいと思いますが、当時、私の友人等、数で十七、八名だったと思いますけれども、池田氏から株の購入を勧められて、そのときに元本はちゃんと、元値を保証するからという、そういう勧めを……
○亀井国務大臣 運輸行政には関係はございませんが、私の考え方を申し述べさせていただきます。 私は、国家の歴史にはそれぞれ栄光の歴史もあれば無残な歴史もあり、反省をすべき歴史もそれぞれあると思います。 近代史における日本の一つの誤りというのは、先ほど橋本大臣もおっしゃいましたけれども、やはり第一次世界大戦に参戦した後大きく私は道を誤ってきたと。特に対中国、これについて大変な誤りをしたと思いますし、韓国に対しては、やってはならない、いわば欧米の植民地勢力のまねをするというような、そうしたまことに間違ったことをやったと、このように私は考えております。 以上です。
○亀井国務大臣 まず初めに、このたびの大震災に関しまして、委員長を初め当委員会の委員の皆 様方から適切な御指導、助言をいただきまして、また具体的な、積極的な支援活動を行っていただきましたことに対しまして、この場をかりましてまずお礼を申し上げたいと思います。 運輸省といたしましては、十七日の六時ちょっと過ぎであったと思いますが、秘書官から、私、宿舎に連絡を受けまして、直ちに事務次官に対しまして、運輸省、海上保安庁、気象庁等に対策本部を設置をし、被害の状況の掌握と救援活動に万全を期すようにという指示をいたしたわけでございます。 こうした事態におきましては、やはり現地第一主義でいかなければならな……
○亀井国務大臣 ふつつかではございますけれども、今国会、全力を挙げて頑張ってまいりたいと思いますので、委員の皆様方におかれましては、よろしく御指導、御鞭撻をお願いを申し上げたいと思います。 第百三十二回国会に臨み、当面の運輸行政の諸問題に関し所信を述べ、各位の御理解と御支援を賜りたいと思います。 先般、関西地方を襲った兵庫県南部地震により五千名を超える方々のとうとい生命が失われました。ここに亡くなられた方々とその御遺族に対し、深く哀悼の意を表しますとともに、負傷された方々や避難生活を続けておられる方々に心からお見舞いを申し上げます。 私は地震発生後、直ちに地震災害対策本部の設置を指示し、……
○亀井国務大臣 委員御指摘のように、新幹線の問題につきましては、極めて残念なことでございますが、この数年間、基本計画を策定をしながら、その基本計画については、もうすっかりあるのかないのかわからないような状況に計画自体が置かれてもおりますし、整備新幹線についてすら、これについて残念な状況が御承知のように続いてきたわけでありますけれども、委員非常に積極的にこの問題に昨年の夏以来お取り組みをいただき、連立三党の中で、また、野党の皆さん方との間でのコンセンサスづくり等について大変建設的な御尽力をいただいたということを私は大変感謝をいたしておるわけでありますが、私は、基本計画を含めて、日本列島が均衡ある……
○亀井国務大臣 ただいま議題となりました許可、認可等の整理及び合理化のための運輸省関係法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 政府は、国民生活の向上、経済の活性化及び国際的調和等を図る観点から、公的規制の緩和等の推進を重要課題の一つとして位置づけ、これに取り組んでいるところであり、運輸省におきましても、社会経済情勢の変化に応じ、かつ、利用者の声を十分に反映したよりよき運輸行政を展開するため、所管の許可、認可等の見直しを強力に進めているところであります。最近におきましても、鉄道、航空等の運賃・料金規制の緩和、道路運送車両法に基づく点検整備の簡素化等……
○亀井国務大臣 今委員御指摘のように、海洋国家、また貿易国家であります我が国にとりまして、海難防止、また海上汚染の防止というのは基本的な任務である、このように思います。そういう意味では、今後とも国際間の積極的な協力を進めるそのリーダーシップをとっていくべきだ、このように考えております。
【次の発言】 委員を初め皆様方の大変な御尽力をいただきましてこのたび制定ができたわけでございますが、委員が先ほど来るる御意見も述べておられますように、海洋日本にとってまさに母なる海を愛し、これを大切にしながら活用していく、そのための海事思想の普及を含めて、この海の日を、ただ単なる休みがふえたということだけではな……
○亀井国務大臣 このたびは、ある意味では画期的な改正を行ったわけでありますけれども、時は刻々と流れておるわけであります。日進月歩の時代でございますから、常にそうした時代の要請に合わせていく努力を今後ともしてまいりたいと思います。委員からも、今後とも適時適切な御提案をいただければありがたいと思っております。
【次の発言】 成田空港につきましては、我が国の今後の発展にとって、第二期工事によって全体を完成していくということが不可欠だ、このように考えておるわけであります。おかげさまで、反対運動を推進してこられた方々と国、自治体との間のいわゆる相互不信の状況が一応今解消に向かいつつあるわけでありまして、……
○亀井国務大臣 御指摘のように、現在、フェデラル・エクスプレス社から十一路線にわたる以遠権の行使ということで日本に許可申請が来ておる問題について、私どもとしては、これはアジアの空の貨物流通に対して大きな影響を与える許可に関することであるので、全般について十二条に基づく協議等をする中で個別問題は解決をしたいという基本的姿勢で現在まで臨んでおるわけでございます。 先日、モンデール大使が私の部屋においでになりまして、向こうの運輸長官が電話で私と話をしたいと言っておるのでという申し出がありましたので、それは私、受けますよということで、土曜日、午前七時から九時まで二時間話をさしていただきましたけれども……
○亀井国務大臣 お答えいたします。 委員御指摘のように、これは荷が大変シフトをいたしますので、時間との競争の問題がございます。それと、委員からバラックでもという表現がございましたけれども、御承知のような近代港としての機能を果たすためには、やはりクレーンの問題等を含めまして、そう簡単に応急的なということだけでは機能が回復しないという面もございます。しかし、私は、委員のおっしゃる意味はよくわかるわけでございますので、この間の第二次補正に基づく発注、三月末に相当分は終えておりまして、現在応急復旧と将来世界に冠たる神戸港をつくるという、具体的に言うと十五メートル水深の十バースというような極めて大型な……
○亀井国務大臣 第百三十二回国会に臨みまして、運輸省の交通安全対策に関する所信を申し述べます。 初めに、先般関西地方を襲った兵庫県南部地震の犠牲になられた方々とその御遺族に対し、深く哀悼の意を表しますとともに、負傷された方々や避難生活を続けておられる方々に心からお見舞いを申し上げます。 私は、地震発生後、緊急対策を速やかに講じるとともに、二度にわたり、被災地に入り、その状況を調査いたしましたが、大都市を直撃した大地震の惨状を目の当たりにし、こうした惨禍が二度と繰り返されることがないよう万全の対策を講じなければならないとの決意を新たにした次第であります。 既に、鉄道、港湾等の被災した交通関……
○亀井国務大臣 私はテレビを見ておりませんけれども、エアバッグが衝突時における人命を救うということについて非常に有効だということがいろいろと言われていることは承知をいたしております。 運輸省といたしましては、御承知のように、でき上がった車の点検整備というようなことで、交通安全上の対策を業務の中で実施をいたしておるわけでありますが、車の製造時自体において安全面への配慮が最大限なされることがその前提として重要である、このように考えておるわけでございます。現在運輸省としては、エアバッグについては推奨、奨励をいたしておるわけでございますけれども、今後警察庁等とも、関係省庁とも協議をいたしまして、運輸……
○亀井国務大臣 ただいま議題となりました海上衝突予防法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。 船舶交通の安全を図るための海上交通の基本ルールにつきましては、その国際性にかんがみ一八八九年以来国際規則が作成され、主要海運国はいずれもこれらの国際規則をそれぞれ国内法化してきております。我が国におきましても、明治二十五年に海上衝突予防法が制定されて以来、国際規則に対応して、数度の改正を経て今日に至っております。 最近では、一九九三年十一月の国際海事機関総会において、漁労に従事している船舶の灯火及び形象物に関する事項等について、国際規則の一部改正案が採択され、本年十一月四……
○亀井国務大臣 阪神・淡路大震災の復興に当たり運輸省が講じた安全対策の概要を報告いたします。 交特委の委員長初め委員の皆様方からいろいろと具体的な御提言、御指導を賜ってまいりましたことを、まずもってお札を申し上げたいと思います。 地震の発生から四カ月近くが経過しておりますが、被災地では、鉄道、港湾を初めとして、本格的な復興の段階に入っております。こうした復興が円滑に行われるよう、運輸省はさまざまな対策を講じてきたところでありますが、その中でも、安全確保のための施策には特に力を入れて取り組んでまいりました。 その具体的な内容を申し述べますと、まず、鉄道につきましては、当初六百三十八キロに及……
○亀井国務大臣 委員御指摘のように、私どもといたしましても大変深刻な事態として受けとめておるわけでございまして、新幹線につきましては、我が日本列島を過去襲った最大級の地震に耐え得るものとしての耐震設計をいたしておったわけでありますが、現実はこういうことになったわけでございますので、現在西日本JRだけじゃなくて、全国のJRの技術陣を総動員をいたしまして、現地での調査を行い、さらに、松本東京理科大学教授を長とする鉄道施設耐震構造検討委員会を二十日の日に発足させ、同日、第一回の会合を開き、この問題につきまして現在検討を進めておるところでございまして、今後の復旧、新線の建設のみならず、従来の新幹線全体……
○亀井国務大臣 残念なことですが、日本では毎年、今度の大震災の被害に遭われた方の倍の人命が交通事故で失われておるという非常に厳しい現実があると思います。それ以上に、アメリカにおいては御承知のように交通事故が多発をして多数の人命が失われている状況であります。 もちろん、簡単に免許証が取れるということはいいことでありますが、問題は、それだけの技術をやはりドライバーが身につけるという、そのためにどうしたらいいか。それで、もしむだな金がかかっておるのであれば、時間がかかっておるのであれば、これはその点を私は改革をしていかなければならぬと思いますけれども、一概に私は言えない面があるのではなかろうかなと……
○亀井国務大臣 お答えをいたします。 青森の知事選に行った件、また物流関係者の新年互礼会に出席した件についてお聞きでございますが、私も警察庁時代、不幸なことではございましたけれども、幾多の修羅場の指揮等をとらせていただきました経験を持っております。指揮官が非常事態において状況を的確に把握をし指揮をする、これが最も求められるわけでございまして、常に最高指揮官が現場におらなければならないといったことでは、私は、私の経験から言っては、ない、このように思います。 運輸省におきましても、午前七時、第五管区の現地本部、大阪気象台の本部、さらには九時には運輸局の局長を長とする対策本部を実施をいたしまして……
○亀井国務大臣 山陽新幹線の建設、当該部分、昭和四十二年から四十七年でございますが、当時の記録は残っておりませんけれども、指名競争入札によってなされたものと思われます。
【次の発言】 委員御指摘の点でありますが、八本の支柱のうち十カ所から木片が発見をされたということは事実でございます。ただ、帯筋については現在まだ未確認でございますが、きょうから三日間、耐震構造検討委員会のメンバー、またJRの技術陣が現場を徹底的に検討をとりあえずいたしまして、これの建設時における問題がなかったかどうかということについて検討をいたす予定にいたしております。
○亀井国務大臣 お答えいたします、気象庁をあれしておりますので。
現在、予知が可能だという面で、一〇〇%とは言いませんけれども、相当程度の自信を持っておりますのは東海地震でございます。これにつきましてはそういうことでございますので、防げるわけにいかぬ場合には予知に万全を期すということでありますから、現在も相当な予算もかけまして万全の体制をとっておりますが、ただ、直下型地震につきましては、過去のデータの集積度、またその分析等からもいいまして現在はほとんどできない、このように考えていただいて結構だと思います。
【次の発言】 各種の交通機関、特に高速交通機関につきましては、耐震の観点から今までも高……
○亀井国務大臣 現在、松本委員会を初め陸海空のそれぞれ検討委員会が現地で詳細な点検をやっておりますが、それに基づいて交通機関の復興をやってまいりたいと思いますけれども、それについては今委員御指摘のそういうこともやはり視野に置きながら、しかし耐震性については、震度幾らのが今後来るか、これは予想がつかぬわけでありますけれども、このたびの程度の震災以上のところに目線を置いての、現在検討委員会で耐震基準を検討してくれておりますので、それによって復興を実施をしたい。ただ、その中身については、今委員御指摘のようなことを視野に入れてやっております。 なお、大変な資金がかかるわけでありますが、現在の省令、法……
○亀井国務大臣 今委員御指摘のことにつきましては、運輸大臣という立場におきましても、大変心を痛めてきた問題でございます。
旧国鉄が破産状態になった、その後遺症を現在のJRの職員が引きずっておるということは、決して好ましい状況ではございません。これにつきましては、やはり年金を一元化をして負担の均衡化を図るべきだ、このように考えておりますので、関係者に対しまして私なりに強い理解を求めておるところでございます。
【次の発言】 現在、松本委員会、一日から三日まで現地調査に入りまして、徹底的な調査活動を実施し、会合を開いてこの検討をやっておる最中でございます。
その委員が偏っておるんじゃないかという……
○亀井国務大臣 委員御指摘のように、このたびの大震災におきましても、まず切断された交通路の重要な代替機能を、増便等を図ることによりまして西日本と大阪の関係を結ぶ非常に重要な役割を果たしましたし、また、救援につきましても、あそこを拠点にしての海上保安庁の巡視艇での輸送を含めて、ヘリの輸送等で大変な役割を果たしたわけであります。 今後、まさにハブ空港としての機能につきましては、平行滑走路、横風等、これをすべてを完成をすることによって初めてその機能が整備される、このように我々は認識をいたしておりますので、第七次空整におきましてきっちりと私どもとしてはこれを位置づけたい、このように考えておるわけであ……
○亀井国務大臣 お答えをいたします。 運輸省所管の二特殊法人の統合、営団地下鉄の完全民営化について申し上げますが、運輸省所管の特殊法人につきましては、その役割を終わったものとか休眠中の法人は一つもございません。 船舶整備公団につきましても、委員御承知と思いますけれども、これは経営力の弱い中小造船との間での共有方式をとって造船をやっておるわけでございまして、旅客船につきましては共有方式が七割、貨物につきましては五割、そうした形で、国内における海運につきましては、旅客、貨物ともに船舶整備公団なくしては現在建造ができないというような状況になっていることは御承知のとおりであります。 また、鉄道整……
○亀井国務大臣 山形新幹線、今はまだ空気を運んでいるということでありますが、将来はやはり東北山形県の発展に大変寄与するものと確信をいたしておるわけでありますが。 委員御承知のように、料金につきまして、現在五割までの割引につきましては、届け出制で多様な料金システムがつくれるようにしてございます。さらにそれ以上、例えば通学通勤定期につきましては七割から五割の割引を実施もいたしておるわけでございますが、山形新幹線につきましてはまだそういうメニューが十分に用意をされておらぬようでございますが、東日本におきまして現在それをいろいろと工夫をしておる最中でございますので、委員の方から具体的なアイデアをどん……
○亀井国務大臣 委員御指摘のとおり、都民並びに首都圏の方々にとって、営団地下鉄の役割というのは大変重要性をさらに帯びてきておるわけでありまして、これにつきまして私どもとしては、今後とも新線の建設を含めて、とにかく積極的に取り組んでいきたいと思っておりますが、なぜこのたび民営化ということに踏み切るかということでございます。 もちろん無利子融資等を含めて、政府の全面的なバックアップのできる現在の形態、これのメリットというのは大変あるわけでございますけれども、一方、やはり交通機関が、民間の機関としてのある意味での競争原理、それと自由な経営の発想等を導入していくことが、長い目で見ればこれが活性化して……
○亀井国務大臣 委員御指摘のとおり、神戸の復興は、まさに港の復興と言っても過言ではない状況だと思います。 御指摘のように、四割以上、市民の経済生活に大変な影響を持っておる港でございますし、また関西経済、また日本経済全体に対して国際港としての機能を果たしておるのが、当面これは機能ストップでございます。 現在、シフトの状況を調べてみますと、大阪、横浜へのシフトが目立つわけでございますが、釜山港あたりも今はもう二・五、六%のシフトが起きているという状況であります。停止状況が長引けば長引くほどそういう状況が起き、それが固定化する危険性がないわけじゃございませんので、私どもとしては、神戸市また兵庫県……
○亀井国務大臣 お褒めいただきまして恐縮をいたしておりますが、私は、行政改革は、当然のことですけれども、特殊法人の整理合理化を含めて、経費の節減だけが目的ではないと思います。国民のニーズに対して温かい、行き届いた行政サービスをどう効率的にやっていくか、そのための改革という面もある、私はこのように思うわけでございます。そういう意味では、特殊法人の整理統合にいたしましても、二つあるものを一つにすればいい、犬と猫を一緒にさせればいい子が生まれるものではないと思います。 先日のこの委員会で、自民党の近藤委員からもちょっと御意見がございましたけれども、例えば開銀と輸銀を一緒にして巨大銀行をつくれば、こ……
○亀井国務大臣 お答えいたします。 委員御承知のように、我が国の国際空港等の整備というのは、国際的に見ますと後進国並みの状況になっておるわけでありまして、国際化時代においては、まさにげた同然の状況である以上は、これをきちっと整備することは喫緊の課題であります。 なぜおくれたかということの原因はいろいろございますが、一つは、ユーザーの懐相手に空港を整備してきたという点があると思います。そういう面では、現在大蔵省の御理解もいただきつつございますので、公共事業として前面に出して、これを国が責任を持って整備をしていくという方向でまいりたい、このように考えております。 国際空港につきましては、今、……
○亀井国務大臣 お答えをいたします。 私は、委員もそうであろうと思いますが、日米関係が極めて重要である、そういう基本的な立場に立っておるわけでございます。これを今後とも真摯に強化発展をさせることがなければ、世界の平和、また我が国の発展、安全はない、このように基本的に考えておるわけであります。我々自身もそうした努力を真摯にやらなければなりませんけれども、しかし、アメリカもその点については十分努力をしていただかなければならない、このように考えておるわけであります。 ところが最近、為替レートの激変等に対するアメリカの対応あるいは日米交渉等におけるアメリカの姿勢等を見ておりますと、ひとつ文句も言い……
○亀井国務大臣 運輸省所管の平成七年度予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、一般会計予算として九千三百六十一億円を計上しておりますほか、自動車損害賠償責任再保険特別会計、港湾整備特別会計、自動車検査登録特別会計、空港整備特別会計について、それぞれ所要額を計上しております。 また、財政投融資計画中には、当省関係の公団等分として一兆七千百四十一億円が予定されております。 以下、主要な事項といたしまして、まず、鉄道の整備につきましては、整備新幹線の整備、地下高速鉄道等の都市鉄道の整備、幹線鉄道の活性化等の推進を図るとともに、日本国有鉄道清算事業団に対し助成等を行うこととしてお……
○亀井国務大臣 私は、今の沢藤先生がお述べになりました基本的な交通体系についての理念、考え方、全く同感でございます。 このたびの阪神・淡路大震災におきましても、今までの我が国の国土軸の形成にやはり問題があったということが証明をされたわけでございまして、一本だけではなくて、二本、三本、しかも縦だけじゃなくて横の軸、こういうものをきちっと日本列島にレイアウトしていくという、そうした大きな視野がなければ、やはりこういう災害の場合なんかでも大変だということを身をもって知ったわけでありますが、そういう意味では、今運輸省の中で、また連立三党の中で、陸海空の交通体系の整合性のある整備をするということで、今……
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