このページでは亀井静香衆議院議員の45期(2009/08/30〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は45期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(亀井静香君) 申し上げるまでもないことでありますが、予算の総額は鳩山政治を具体的に実現していく政策の積み上げの中で決まっていくことでありまして、予算総額はその結果決まっていくことでありますから、あらかじめ額を決めてやることではないと考えております。(拍手)
○国務大臣(亀井静香君) ただいま議題となりました中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律案の趣旨を御説明申し上げます。 世界的な金融資本市場の混乱により、我が国でも、厳しい経済金融情勢及び雇用環境にある中、中小零細企業等からは、資金繰りがなお厳しく、かつてない深刻な状況にあるとの声が上がっております。こうした状況にかんがみ、中小零細企業及び住宅資金借入者に対する金融の円滑化を図ることにより、中小零細企業の事業活動の円滑な遂行及びこれを通じた雇用の安定並びに住宅資金借入者の生活の安定を期することが喫緊の課題となっております。 このような観点から、中小零細企業及び住宅……
○国務大臣(亀井静香君) 日本郵政株式会社、郵便貯金銀行及び郵便保険会社の株式の処分の停止等に関する法律案の趣旨について御説明申し上げます。 この法律案は、郵政民営化について、国民生活に必要な郵政事業に係る役務が適切に提供されるよう、政府において平成二十一年十月二十日の閣議決定に基づきその見直しを検討することとしていることにかんがみ、日本郵政株式会社等の株式の処分の停止等について定めるものであります。 次に、日本郵政株式会社、郵便貯金銀行及び郵便保険会社の株式の処分の停止等に関する法律案について、その概要を御説明申し上げます。 第一に、政府は、郵政民営化法第七条第一項本文及び日本郵政株式……
○国務大臣(亀井静香君) 郵政改革法案、日本郵政株式会社法案及び郵政改革法及び日本郵政株式会社法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案の趣旨について御説明申し上げます。 まず、郵政改革法案について、その趣旨を御説明申し上げます。 郵政改革について、国民の権利として、郵政事業に係る基本的な役務を利用者本位の簡便な方法により郵便局で一体的に利用できるようにするとともに、将来にわたり、あまねく全国において公平に利用できることを確保し、長年にわたり国民共有の財産として築き上げられた郵便局ネットワークを活用すること等を基本とし、一つ、日本郵政株式会社、郵便事業株式会社及び郵便局株式会社の合併、二……
○亀井国務大臣 このたび、金融担当大臣に就任いたしました亀井静香でございます。よろしくお願いを申し上げます。委員会における御審議に際し、一言ごあいさつを申し上げます。 初めに、我が国の金融システムをめぐる状況について申し述べます。 昨年来、欧米発の金融危機により、世界的に景気が後退しました。現在、世界経済は、一部地域に持ち直しの動きが見られますが、引き続き深刻な状況にあります。また、我が国の景気は、持ち直してきているものの、自律性に乏しく、失業率が高水準となるなど、依然として厳しい状況にあります。 今般の金融危機が我が国の金融システムそのものの健全性に与える直接的な影響については、欧米に……
○亀井国務大臣 中塚議員の地域金融についての現状認識、私もそのように痛切に感じております。このたびの法律、そういう意味では、おっしゃるように地域経済にとって、特に零細企業等の金繰りが非常によくなっていくだろう、私はこのように思っています。 しかし、おっしゃるように、よく、理事長等に私なんかが話をしますと、検査官が怖いという答えがすぐ返ってくるような状況がずっと、数年以上続いたわけでして、やはりどうやって実効性あるものにするかということで、一つは、金融機関のそれに対応する体制整備をどうきっちりとやっておるか、実施状況はどうか、これを金融庁に報告をさせる、義務づけるという措置をとりますと同時に、……
○亀井国務大臣 ただいま議題となりました中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 世界的な金融資本市場の混乱により、我が国でも厳しい経済金融情勢及び雇用環境にある中、中小零細企業等からは、資金繰りがなお厳しく、かつてない深刻な状況にあるとの声が上がっております。こうした状況にかんがみ、中小零細企業及び住宅資金借入者に対する金融の円滑化を図ることにより、中小零細企業の事業活動の円滑な遂行及びこれを通じた雇用の安定並びに住宅資金借入者の生活の安定を期することが喫緊の課題となっております。 このような観点から、中……
○亀井国務大臣 委員からきのう、検査マニュアルが本法の施行上キーポイントになってくる、そのとおりであります。現在その改定作業をやっておりますが、その中には、きのうの委員からの御提案を含めまして、よきものにするための作業を今やっておる最中です。委員からの御提案も含めましてやっておるわけでありますから、全文をお出しするのが間に合わないということはひとつ御了解をいただきたいと思います。 具体的なこれの処理に当たって金融機関がきっちりと対応しておるかどうか、苦情相談等についても、それぞれ窓口、また本部においてそういう体制をとっておるかどうかということをきっちりと検査をいたします。 それから、今まで……
○亀井国務大臣 私は完全に日銀が寝てしまっておると言っておるわけじゃございませんが、現在の情勢というのはそんなに甘い状況ではない。物価がどんどん下がっていく中で、物を買う消費者の収入もどんどん下がっていっている、そういう状況が起きており、こういう悪循環がさらに今後続いていった場合は、私は、やはり国民生活が大変な状況になると同時に経済全体が大変なことになる、このように考えております。そういう意味では、財政、金融が車の両輪としてこのデフレ状況をどう解消するかという努力が必要である、このように考えております。
【次の発言】 私は、あらゆる政策がパーフェクトに機能するということは残念ながらあり得ないと……
○亀井国務大臣 郵政改革担当大臣を拝命いたしました亀井静香でございます。皆様方、よろしくお願いを申し上げます。 すべては四年前に始まりました。郵政選挙で圧勝した小泉政権のもとで、改革と称する、弱肉強食の市場原理の行き過ぎた規制緩和が進みました。地方は衰退し、都会でも弱者は切り捨てられ、我が国は、閉塞感の漂う深刻な格差社会となってしまいました。 郵政事業もずたずたに切り裂かれました。山奥の小さな郵便局が局の中で三つに分けられ、協力し合って仕事をすることが難しくなってまいりました。手続が煩雑になり、お客様を長時間お待たせすることがふえたと聞いております。 明治四年の郵便創業以来、百三十八年の……
○亀井国務大臣 日本郵政株式会社、郵便貯金銀行及び郵便保険会社の株式の処分の停止等に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、郵政民営化について、国民生活に必要な郵政事業に係る役務が適切に提供されるよう、政府において平成二十一年十月二十日の閣議決定に基づきその見直しを検討することとしていることにかんがみ、日本郵政株式会社等の株式の処分の停止等について定めるものであります。 次に、日本郵政株式会社、郵便貯金銀行及び郵便保険会社の株式の処分の停止等に関する法律案について、その概要を御説明申し上げます。 第一に、政府は、郵政民営化法第七条第一項本文及……
○亀井国務大臣 下地委員の御質問にお答えをいたします。 このたび、郵政見直しの第一歩の法案を提出いたしました。また、貸し渋り、貸しはがし防止、通称でありますが、これも提案いたしました。これは、三党合意に基づくものでありますが、鳩山総理の友愛の精神を具体化していく第一歩だと私どもは自負をいたしながらこの法案に今取り組んでおるわけであります。 郵政の見直しは、小泉総理が北海道から沖縄まで、もうネットをがたがたにしてしまって、そうして地域社会がおかしくなっていく、それのためのマイナスの役割を果たしていっている実態もあります。私どもは、三党合意に基づいて、小泉総理のおやりになった前の事業に戻す気は……
○亀井国務大臣 菅議員の御質問にお答えいたします。 四人の副社長のうち二人が官僚、齋藤社長という、小泉さんがやってしまった、あんな改革と称する、ある面では事業破壊です、その以前の郵政事業に私は戻す気もありませんし、鳩山総理も、地域社会にとっても日本にとっても世界にとっても有効な役に立つ事業展開をする、新しい郵政に衣がえをするということを総理も考えておられる中で、だれがそれに適任か、ある意味では、これは日本一の会社であり世界一の会社ですね。(菅(義)委員「委員長」と呼ぶ)ちょっと待って。膨大な事業を、これを統率し展開していくにはそう簡単なことじゃありません。相当な人物じゃないと。(発言する者あ……
○亀井国務大臣 日ごろから稲田議員のお考えに共鳴できることも多々あるわけでありますけれども、参政権の問題についても、私は、日本に住まいされる外国人の幸せのためにはその方々の意向が地方また国政に反映されていくことは大事だと思われますけれども、しかし、この問題は、外国人の方々が偏住しておられる場所もある場合もあるわけでもありますし、将来そういう可能性もあるわけでありますから、そういうことを考えた場合も、私は慎重に考えるべきだと思います。 ただ、質問されなかった点にちょっと付言しますけれども、対馬の問題については、稲田議員にしてはちょっと過敏過ぎるのではないかと。そんなことを言い出したら、では、東……
○亀井国務大臣 初めに、我が国の金融システムをめぐる状況について申し述べます。 我が国の景気は持ち直してきていますが、自律性に乏しく、失業率が高水準にあるなど依然として厳しい状況にあります。こうした実体経済の状況が金融システムに与える影響など、引き続き状況を注視する必要があります。 ただいま申し上げたような厳しい経済情勢のもと、中小零細企業等からは、依然として資金繰りが厳しく、かつてない深刻な状況にあるとの声が上がっております。 さきの臨時国会で成立した中小企業金融円滑化法については、年末の資金繰りに間に合わせるべく、監督指針や金融検査マニュアルの改定とあわせ、昨年十二月四日に施行されま……
○亀井国務大臣 変わりがございません。
【次の発言】 現に貸金業の世話になって資金調達をしておられる方が大勢いらっしゃることも事実でありまして、そういう方々の中においてこれがいわゆる画一的にぴしっとやられた場合に、そういう方々が政府系金融機関に駆け込むわけにもいかない、民間金融機関も対応してくれない、そういう事態も予想されるわけでありますから、そういうことに対して政府としてどういう対応をしていくべきか、そういう観点で、非常に難しい問題でありますけれども、今鋭意検討しておりますので、三月の中旬あたりまでには一応そういう結論を出して関係者の方々の理解を得たい、このように思っております。
○亀井国務大臣 山本委員から金融円滑法の効果が出ているのかどうかという御意見がございましたが、私は、あの法律を審議しておる最中から申し上げておりました。金繰りをよくしていくことだけでは中小零細企業、商店のそうした現在の苦境から脱することにはならない、仕事を出していく、仕事が生まれてくる、またそれがもうかる形で出てくるという、マージャンに例えれば一気通貫でなければだめだということを、私は品がありませんからそういう例えをしておるわけでありますけれども。 確かに、金融機関もこの法律の趣旨を踏まえて体制もとっていただき、今までとは違った金融マターになっておることは私はほぼ間違いないと思います。金融機……
○亀井国務大臣 まだ来年度予算の編成について民主党と国民新党は協議を始めておりませんが、議員御指摘のように、税収を確保するためには経済を成長させるしかない。では、それが来年に間に合うように、三十七兆円を超してそれが可能かどうかという問題がありますね。 そうでない場合の財源、緊縮予算を組めば別でありますが、そうでないとすれば財源は、あとは国債と特別会計しかない。これは赤ん坊が考えてもわかる話ですね。 そうした場合、特別会計、今までのように、鳩山内閣ではそれを思い切ってやったわけだけれども、役人の手から、政治判断をして、どの程度必要かという判断をして特別会計を考える、これも一つのやらなければな……
○亀井国務大臣 近藤議員の委員会審議を通じての、郵政問題だけではなくての御意見、私は大変、いつも的を射た議論をされるということで、敬意をいつも払っております。 今おっしゃいましたように、今、残念ながら、日本の金融市場というのが他国に比べて残念な状況に推移をしております。 では、なぜかということでありますけれども、私は、これはいろいろな制度上の問題、いろいろな問題もあろうかと思いますけれども、基本はやはり日本の国力また企業の力が残念ながら落ちてしまっておる、世界から見て日本が魅力のある投資先ではなくなりつつあるという深刻な状況がその背後にあると私は思います。 日本は、金融国家ということだけ……
○亀井国務大臣 私は頭が悪いのか、御質問の趣旨が私にはよくわかりません。 どこまで預金者の立場から保証してもらえるのかということは、それは制度として一つは、一般の場合、郵貯を含めて一千万までは保証しますという制度があるわけでありまして、その中で預金者は、それ以上預けた場合は、この銀行は体質が強いのかな、ここは危ないのかな、そういう判断で預金をする場合もあると私は思いますし、あるいは、日常の取引関係、いろいろな関係の中で、少々危ないなと思っても預金をされる場合もあると思います。 基本的には私は、金融機関と預金者との間の信頼関係、これが基本にある、このように思います。
○亀井国務大臣 破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告書を国会に提出申し上げました。報告の対象期間は、それぞれ、平成二十年十月一日以降平成二十一年三月三十一日まで、平成二十一年四月一日以降九月三十日までの二つであります。 これらの報告に対する御審議をいただくに先立ちまして、その概要を御説明申し上げます。 初めに、管理を命ずる処分の状況について申し上げます。 今回の報告対象期間中に、金融整理管財人による業務及び財産の管理を命ずる処分は行われておりません。 なお、今回の報告対象期間中に、預金保険機構と新生銀行の間で行われていた訴訟において裁判上の和解が成立したこと等から、……
○亀井国務大臣 ただいま議題となりました金融商品取引法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 今次の世界的な金融危機を受けた国際的な議論や、我が国の金融資本市場において見られた問題等を背景として、我が国金融システムの強化及び投資家等の保護を図ることが重要な課題となっております。このような状況を踏まえ、必要な制度整備を行うため、本法律案を提出した次第であります。 以下、この法律案の内容につきまして御説明申し上げます。 第一に、店頭デリバティブ取引等の決済の安定性、透明性を向上するため、清算機関に関する基盤強化を図った上で、一定の店頭デリバティブ取……
○亀井国務大臣 議員からきつい御指摘がございましたが、議員御承知のように、内閣の支持率が上がった政権というのは小渕内閣だけですね、私が承知しているのでは。あとは全部下がっていきます。 この内閣、強い国民の期待のもとで三党連立政権として発足したわけですが、私、閣内におりまして、私も自公政権の閣僚もしておりましたけれども、この内閣はやはりすごいと思いますよ。私も別に自分がおったかつての内閣をけなすわけじゃありませんけれどもね。各閣僚が本当に真剣に、自分の所管だけじゃなくて国政全般に対して、本当に熱心に議論し合います。きょうの閣僚懇でもそうですけれどもね。私は、こういう内閣はかつてなかったと。また……
○亀井国務大臣 お答えをいたします。 金太郎あめみたいに画一的な金融業界なんということは考えたこともございません。今後、それぞれが特性を生かしながら、地域のため、日本経済、国民のために、それぞれ力を発揮することを期待いたします。 ただ、私は、民間金融機関を含めて強く期待したいのは、社会的責任をきっちりと踏まえた業務展開をやっていただきたい。例えば、アメリカ等のいろいろな状況をある意味では他山の石として、また、我が国自体も、やはりそうした意味で、今まで大変な禍根を残すような過去の状況もあったわけでありますから、そのことを強く切望いたします。
○亀井国務大臣 ただいま議題となりました保険業法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 共済事業は、契約者から金銭を預かり、一定の事故が発生した場合には確実に契約を履行することが求められる事業であり、契約者等の保護の観点が重要であります。 平成十七年の保険業法の改正においては、このような点も踏まえ、特定の者を相手方として保険の引き受けを行う事業についても、原則として保険業法の規制の対象とするなどの措置が講じられたところであります。 他方、保険業法改正前から共済事業を行ってきた団体の中には、改正後の保険業法の規制に適合すること……
○亀井国務大臣 まず、後ほど重ねて申し上げますが、今国会にはいよいよ郵政改革のための法案を提出させていただくこととしておりますので、よろしくお願いをいたします。 そもそも、この郵政改革が必要とされるに至った問題は、すべて五年前に始まります。郵政選挙で圧勝した小泉政権のもとで、改革と称する弱肉強食の市場原理至上主義、行き過ぎた規制緩和が進みました。地方は衰退し、都会でも弱者は切り捨てられ、我が国は閉塞感の漂う深刻な格差社会となってしまいました。 郵政事業もずたずたに切り裂かれました。郵便局が局の中で三つに分けられ、協力し合って仕事をすることが難しくなってしまいました。手続が複雑になり、お客様……
○亀井国務大臣 私どもは民主党と郵政見直しについてきっちりと協定を結んで、その上で、国民新党が推薦をする民主党の候補者の皆さんとは、特に郵政見直しについては強い盟約のもとで選挙戦を戦ったということをぜひ御理解いただきたい。
ただ、残念ながら、私ごとき者は当選しましたけれども、綿貫代表、亀井幹事長が落選をするという悲憤に見舞われて、極めて残念至極でありますけれども、しかし、国民の皆さん方はやはり四年前のあれとは全く逆の判断をされた、このように私どもは確信をいたしております。
【次の発言】 私は、小泉、竹中さんの主導のもとで置かれました郵政民営化、その流れの中での見直しについてもちろん関心がなか……
○亀井国務大臣 初めに、郵政改革法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、郵政改革について、その基本的な理念及び方針並びに国等の責務を定めるとともに、郵政事業の実施主体の再編成、当該再編成後の実施主体に関して講ずる措置その他郵政改革の実施に必要な事項を定めるものであります。 次に、法律案の内容について、その概要を御説明申し上げます。 第一に、郵政改革の基本的な理念及び方針並びに国等の責務を定めております。 郵政改革は、郵政事業の経営の自主性、同種の業務を行う事業者との競争条件の公平性、地域経済の健全な発展、民間の経済活力の向上への寄与を旨とするととも……
○亀井国務大臣 下地委員から御質問がありました件でありますが、昨年の末に、地方の中小零細企業、商店、またサラリーマンの皆様方の状況に対して、少しでもそういう状況をよくしたい、そういう一心から緊急にこの処置をとったわけでありますが、現在、金融庁が把握しております状況では、それなりに新規融資また金繰りについては効果を上げておると思います。 しかし、問題は、金繰りがよくなっていく環境を幾らつくっても、仕事が出ていかなければこれはどうにもならないことでありまして、そういう意味で、この補正予算が早期に成立し、直ちにこれが実行されていく、また、新年度予算がそうなっていくことが極めて大事であろうと思います……
○亀井国務大臣 茂木議員が中小零細企業に対しての現在の厳しい状況を踏まえての熱い思いを野党という立場でお話しいただいたことに対しては敬意を表する次第でありますけれども、政府としては、私ども金融庁の金融行政の立場だけではなくて、経済産業省と一体となってこの今の窮状を打開するための諸施策を講じておるわけでありますが、議員御指摘の信用保証協会の役割というのが極めて重大でありますので、それについて政府としてやはり万全の立場をとっておるということを予算の上においても明確にしていくことは極めて実際の運用面においても大事である、このように考えています。
○亀井国務大臣 菅副総理は、私にそんなことを言ったかどうか聞いてみたら、言っていないと言っていましたが。 それはともあれ、私はやはり、無駄な公共事業はびた一文やってはならないと思いますし、一方、社会資本整備は景気、不景気に関係なしにやるべきものはやっていく必要があるし、特に景気が悪くなった場合の即効性ということを含めて、将来にわたって無駄でない公共事業は私はやるべきである、このように考えております。 ちょっと待って、あなたが当てたんだから。 二次補正についても、そういう立場で出したものは三党協議でいろいろと議論をいたしました。その結果、鳩山総理が私どもの考え方、意見もお酌み取りをいただき……
○亀井国務大臣 議員は同志でありますから、私の気持ちも十分おわかりと思います。国民新党は、別に、大臣を出したいからといって連立を組んでおるわけじゃありません。政策を実現するために、残念ながら国民新党で政策を単独では実現できないから、我々としては民主党、社民党と組んでおるわけであります。 さっきちょっとあなた妙なことを言ったけれども、本予算の基本政策委員会の中で、あのときはあなたも、まあ私のいろいろな心情も察しておったけれども、あなたを中心に、国民新党も政策委員会のワーキングチームの中で連日がんがん、こうあるべきだという主張をやりましたね。その結果、今大事なのは、からからになっておる地方をどう……
○亀井国務大臣 私は、オバマ大統領のこのたびの措置については評価をするというコメントを発表しているんです。
ただ、日本においては日本の状況があるのであって、アメリカがやったと同じようなそうした規制を今やるというつもりはない、日本のことについてアメリカがどうこう言う前にアメリカ自身がしっかりやってくれ、これを私は言ったんですよ。もっと正確に質問してください。
【次の発言】 当てていただきたいときには当てていただけませんで、急に当てていただきましたが。
私は、農は国の基本だと考え……(加藤(紘)委員「答えだけ」と呼ぶ)あなた、聞くだけ聞いておいて、そんな失礼なこと言うもんじゃない。米はまさにそ……
○亀井国務大臣 小泉議員から、今の惨たんたる状況になったその原因、やはり、過去をきっちりと総括しないで前に進んでいくということは、我々政治家は厳に戒めなければならないと私は思う。夢物語では我々の未来は切り開けないわけであります。そういう意味で、私は、小泉議員の指摘はまさにそのとおりである。だからこそ、民主党が、そうしたしっかりとした、過去を総括した姿勢で選挙をおやりになったからこの間大勝されたのかな、このように私は思っておるわけです。 簡単に言いますと、小泉さん、竹中さんの政治の間違いは、縮小均衡の路線に入られたということだが、そうした中で、しかも富の配分構造を変えられた、産業構造を変えてい……
○亀井国務大臣 四年ちょっと前に、委員御承知のように、ある意味では憲法違反とも思える、そういう手法を使ってまで郵政民営化が強行されたわけでありますけれども、これは、弱肉強食、市場原理、市場主義の政治を行う、まさに、仕上げと言ったらおかしいな、一丁目一番地的な形で実施をされた、私はこのように理解をいたしております。 郵政見直しは、そうした今の間違った方向に進んだ世の中をちゃんとしていく、日本の文化、伝統を守りながら、地域社会を守りながら、みんなが助け合っていく、そういう社会を実現していくてこになる、そうした改革を実現したいと思っております。
○亀井国務大臣 私は今法務省で検討されている法律の内容を詳細に知りませんが、一般論としては、私は夫婦別姓は反対であります。私の属しております国民新党も反対であります。 身も心も一緒になりたいというのが結婚をされるときの一般的な心情じゃないのか、このように私は思うわけでありますが、また、子供まで入れて名前が違ってくると、一家の表札がかかっているところはアパートみたいにいろいろな表札がかかるというようなこと。そういうことだけが家族の一体感になるとかならぬという問題じゃないかもしれませんが、委員御承知のように、去年から日本は殺人事件の半分以上が夫婦、兄弟、親子の殺しになっちゃいました。こんな国は世……
○亀井国務大臣 社民党が郵政事業の現在の実態を踏まえて抜本的な改革について取り組んでおられることを、この場をかりまして感謝を申し上げたいと思います。 おっしゃるように、残念ながら、現在の実態はもうずたずたになっております。これを再活性化していくという立場で、今、最終的な案を考えておる最中でございますが、なかなかこの問題、地域においては信金、信組が存在し、これもまた地域社会を同じように守ってくれておる、大事な仕事をしてくれております。そのあたりとの、やはり間違った民業圧迫にならない、かつ郵政事業が活性化していくという、これを今一生懸命考えておりますので、議員の方からまた具体的ないろいろな方法に……
○亀井国務大臣 いろいろと郵政グループについてのそうした御批判がございましたけれども、私どもは、この際、小泉・竹中路線のもとで自公が行いました民営化路線、これを抜本的に見直すわけでありますが、その中で、当然、そうしたファミリー企業を含めて、あらゆる問題を聖域なく、すべて見直していくつもりであります。
何度も申し上げますように、地域社会のために、また日本国民全体の利益のためにこれをやるわけでありますから、一切の聖域は設けるつもりはございません。
【次の発言】 議員御承知のように、郵政民営化なるものによってもうがたがた、むちゃくちゃにされております、発注業務も含めて。先ほども申し上げましたように……
○亀井国務大臣 私は名前は同じでも亀井久興前幹事長ほど頭脳明晰ではございませんけれども、私どもは、民主党の年金についての将来構想に全面的に賛成しておるわけではございません。 私どもは、基本的には、老後、自力では生活できなくなっていく人たちに対しては、国家が責任を持って税でこれを負担してきっちりしていくべきだと。今の社会保障制度全体を私どもは検討し直さなければならない。自助努力によって老後もきっちりと生活設計できる、現にそれで生活できる人たちと、国家の助けがなければできない人を同じどんぶり勘定をしてしまっているところに、財源面その他においても問題がある、このように考えております。
○亀井国務大臣 まず、物品調達につきましては、齋藤社長に対して、現在のやり方は抜本的に変えるように既に話をしており、そのように今準備をしております。地域社会において、やはり零細な納入業者等を含めてきっちりと納入ができていくような、そういう仕組みを今考えております。これはやらせます。 それから、非正規社員、二十三万人に近い方々がそういう形で働いておられますけれども、本来正社員であるべき方々が、コスト減のために非正社員という形で希望のない生活をしておられるという実態があること、これはちゃんとしなければ、いかにユニバーサルサービスを形の上で組織上きっちりとしたところで、私はこれは改革ではないと。そ……
○亀井国務大臣 平成二十年度における金融庁歳出決算の概要を御説明申し上げます。 平成二十年度の当初予算額は、百九十四億二千六百十四万円余でありましたが、これに予算補正追加額二億八千六百六十五万円、予算補正修正減少額七千六十三万円余を増減いたしますと、平成二十年度歳出予算現額は百九十六億四千二百十五万円余でありまして、これを支出済み歳出額百八十五億三千五百八十七万円余に比較いたしますと、十一億六百二十八万円余の差額を生じます。この差額は、諸謝金を要することが少なかったこと等のため、不用となったものであります。 以上をもちまして、平成二十年度金融庁歳出決算の概要説明を終わります。 よろしく御……
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