このページでは遠藤登衆議院議員の40期(1993/07/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は40期国会活動統計で確認できます。
○遠藤登君 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表し、ガット・ウルグアイ・ラウンドの交渉経過、その報告に対する質疑を行います。 まず、七年越しの長期にわたり、広範な分野で交渉に粘り強く御努力をされた各位に、深く敬意を表したいと思います。 しかし、基礎的な食糧の例外なき農業合意には幾多の問題がありますので、この点を中心に御質問をさせていただきます。 まず、羽田総理に対してでありますが、世界の食糧・農業、環境問題に対する認識についてお尋ねをいたします。 今や世界の人口は五十五億人を超え、しかも年間一億人以上の割合でふえ続けているのであります。一方、世界の農耕地は、環境の悪化により、年ごとに我……
○遠藤(登)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私がその職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 お諮りいたします。
ただいまの久野統一郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、山田英介君が委員長に御当選になりました。
それでは、委員長山田英介君に本席を譲ります。
○遠藤(登)委員 提出者を代表いたしまして、本動議について御説明いたします。 近年の自転車利用の増加が、駅周辺等における自転車の大量放置等の社会問題を引き起こして既に十数年が経過しております。この間、さまざまな自転車対策が講ぜられてまいりましたが、今なお全国で八十万台を超える自転車が駅周辺等に放置されております。 自転車は、簡便で手軽、しかも地球に優しい市民の重要な交通手段として、今後もますます利用の増加が見込まれ、さらに、最近では原動機付自転車の放置も目立つ状況にあるところから、利用者のマナーの向上と相まって、関係機関の積極的な協力のもとに、自転車等の放置問題の解決を図ることが急務となっ……
○遠藤(登)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私がその職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 お諮りいたします。
ただいまの久野統一郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、山田英介君が委員長に御当選になりました。
それでは、委員長山田英介君に本席を譲ります。
○遠藤(登)委員 二、三について質問をさせていただきます。
まず、過日発生しました中華航空機の事故、それによって大変な犠牲となられた方々に対して、やはりお悔やみを申し上げながらお見舞いを申し上げなければなるまいと思っております。
運輸省当局もすぐ対応されて、事故調査委員会等を設置されて、いろいろな分野から科学的にその原因究明が今日なお行われているという状況にあると思うのでありますが、その進捗状況はどういう状況なのか。
【次の発言】 これは非常に広範にわたるという調査内容だと思いますが、しかも正確を期するためには相当な時間を要するというふうにも思うのでありますが、いわばそれは補償とのかかわり……
○遠藤(登)委員 まず最初に、減反政策が継続をされて二十四年間を経過をする、それから百年に一回という大凶作、そして主食である米の約二百万トンにわたる緊急輸入、そしてガット体制。それは開放、関税化の受け入れということで大変な課題を背負いながら、当局におかれましては、我が国の主食である、国民の主食である米を初めとして、安全性の確保はもちろんでありますが、安定供給のために日夜大変な御努力をされていることに深く敬意を表します。 ただ、食は命なりということもあるし、食糧は生き物であります。それは大自然の恵みの中で食糧という生命をはぐくむ、これは機械文明とは基本的に異なるものだということの認識を改めて深……
○遠藤(登)委員 まず最初に、ゆうべは大変な御苦労をされたわけでありますが、深く敬意を表したいというふうに思います。 ただ、いつもながら考えるのでありますが、いわば米審と国会の審議が同時に開催をされる、それは私たちも与党ということでありますから与党のありようが問われるということだと思いますが、一体米価に対して国会がどういう役割を果たすのかとけさもずっと考えておりました。この審議が、一体今年産米の米価に対してどういう役割を果たすのかなというふうに考えておりました。これはそのありようについて、やはり諮問の出し方、国会審議のありよう、それから米審のありようなどについて改めて検討し直す必要があるので……
○遠藤(登)委員 遠藤であります。 若干時間を拝借して、まず、去る九月三十日、台風二十六号によって仙山線の面白トンネルと奥新川の中間に位置する新川、約七万平米に及ぶ土砂の流出によって線路が寸断された。それで、それ以来不通という状況で、仙山線は約二万人に及ぶ通勤通学者を抱えている重要な路線であります。その復旧を一日も早く完成をしていただいて、開通をさせてもらいたいという地域の非常な願望が続いている昨今であります。運輸省あるいは東日本のJR当局におかれまして、あれは付近一帯は国有林でありますから、林野庁当局も含めて、大変な御心配をいただいてきていることに深く感謝を申し上げます。 お話によります……
○遠藤(登)委員 社会党の遠藤であります。 まず、きょうは分権の話が非常に多うございました。それで、十二月末までに大綱を決定するというので、いろいろ今準備が行われていると思いますが、その分権の大綱決定と連動しながら、いわば財政的にも一定の方針を提起する必要があるのではないかというふうに思います。また、新年度の予算編成とも関連をしながら、五年間で実効あるものに仕上げたいという大変な御努力をされていらっしゃいますが、分権大綱と連動しながら、地方財政への拡大あるいは確保対策について、大臣としてはどんなお考えでいらっしゃるのか、お聞かせをいただきたい。
○遠藤(登)委員 与党の皆さんを代表させていただきまして、二、三質問をさせていただきます。 高齢化社会に向かって、年金制度の改革というのは極めて大事な課題であります。それで、今回法改正の中で、一つは、雇用保険との併給調整を緩和するという問題でありますが、雇用保険の失業給付、これはいわば労使関係で積み立てをして蓄積をされてきているという制度であって、一面からいえば、これはまた労働者の権利でもあるのではないかというふうに思います。それで、併給は禁止するということは少し過酷ではないのか。これはこれからの改善点にもつながるわけでありますが、移行措置はとれないのか、五年間くらいの移行措置をとれないか、……
○遠藤(登)委員 まず、今の栗原さんの質問に関連をさせていただきますが、国土の六〇%を積雪地帯、積雪寒冷地帯が占めている。お話によりますと、道路が全部合わせて約四万キロ。それで、端的にお伺いしますが、凍結防止対策、いわば交通事故の対策のためにこれは建設省も大変な御努力を重ねられていらっしゃると思います、特に高速道路を初めとしてですね。この凍結防止対策あるいは凍結防止剤の散布など、それぞれの対応が行われておりますが、近年の動向、どのような凍結防止あるいは事故防止のための対策が建設省としてとられているのかということについてお聞かせをいただきたい。
○遠藤(登)委員 この分権問題は、やはり、今までいろいろお話ありまするように、これは幕末の約三百諸侯といういわば地方主権から、御案内のように、明治にかわりまして約百三十年間、中央集権を上り詰めてきたということだと思います。いわば民主主義社会の成熟した、成熟しようとする今日において、それはもうあらゆる面で完全に行き詰まりを来している、今こそ何とか新しい時代に対応して文字どおり地方主権の時代をつくり上げる、そういう時代で、それぞれの歴史や文化や、何よりもそこに住む住民たちの願意が満たされるようなそういう地方主権の時代をつくり上げる、そういう時代だという認識に立って今回の問題を提起されてきたと思うの……
○遠藤(登)委員 しばらくぶりで質問をさせていただきます。社会党の遠藤であります。 まず、阪神大震災よりちょうど一カ月ということで、農林水産省分野でも大臣初め大変な緊急事態に対応されて、特に食糧問題を初めとして大変な御努力をされていることに深く敬意を表したいというふうに思います。 それで、突発的な地震であったわけでありますが、現在も二十万を超える避難者がいるという状況で、それぞれ総合的な立場でその立ち直りや復旧に大変な御努力をいただいておりますが、震災の発生直後から対応してきた特に食糧問題などについて、対応の経過あるいは現状などについて、主要な点についてちょっとお聞きをしたい。
○遠藤(登)委員 食糧政策、農業問題については、松岡先生とは基本的に認識は同じであります。それで、大事な肉の価格や乳価の問題などについては、特に肉の問題についてもきょうは審議会が行われておる、大臣も審議会に諮問案を提起してきたのではないかと思いますが、非常に農業情勢、特に畜産情勢は、今松岡先生からお話もありましたように厳しい現実にあるわけでありますが、少なくとも安定経営を維持して再生産の展望を切り開くような体制、いわば価格政策、所得政策が極めて重要な意味合いを持っているというふうに思う次第であります。 まず、審議会が価格決定をするに当たりまして、乳価も含めて農林省所管大臣としての基本的な考え……
○遠藤(登)委員 ただいま議題となりました交通安全対策に関する決議案につきまして、自由民主党・自由連合、新進党、日本社会党・護憲民主連合・新党さきがけ及び日本共産党を代表し、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 交通安全対策に関する件(案) わが国の道路交通事故による死者数は、昭和六十三年以降七年連続して一万人を超え、本年も死者数が一万人に迫る勢いにあり、第二次交通戦争といわれる現下の交通情勢は誠に憂慮すべき状況にある。 こうした交通事故をめぐる厳しい事態に対処し、交通事故による犠牲者を一人でも減少させることが国民的緊急課題であることから、政府は、交通……
○遠藤(登)委員 社会党の遠藤であります。私は山形でありますが、秋田から大事な所管の大臣が就任をされたこと、造詣の深い大臣に深く敬意を表しながら、大いに頑張っていただきたい、冒頭にお願いを申し上げます。 今のAPECの問題にちょっと関連しますが、全く赤城委員の発言内容と同感であります。ウルグアイ・ラウンドの合意を超えるということはあってはならないというふうに思います。その点は私からも強く要請をいたしておきたい。特に、自民党の皆さんは、各国を訪問されて粘り強い要請行動がなされたことに深く敬意を表したいというふうに思います。 それで、赤城さんの意見や要請と同じでありますが、特に関連して申し上げ……
○遠藤(登)委員 いよいよ米価決定の時期を迎えたわけであります。まず前提に、現行政府米価というのは、御案内のとおり、これは昭和五十二年、十七年前の米価である。したがいまして、十七年前を一〇〇として、消費者物価指数は、ちなみに計算してみますと、一四九・八%に消費者物価が上昇している、それから実質的な労働賃金でありますが、これが一二・六%に上昇している、それから農業の生産資材の指数関係ですが、一一四・四%に上昇している、それから、今までの米価決定において最も引き下げ要因とされてきた農業の労働生産性向上の指数が一四三・一%に上昇してきている、こういう状況であります。したがって、これは米価の内外価格差……
○遠藤(登)政府委員 通商産業政務次官を拝命しました遠藤登であります。 塚原大臣を補佐し、微力でありますけれども、坪井次官と密接な協力関係を維持しながら、通商産業行政の重大な職務の遂行に全力を挙げたいと決意をいたしております。 つきましては、委員長を初め先生方の一層の御指導と御鞭撻をよろしくお願いを申し上げて、就任のごあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○遠藤(登)政府委員 どうも大変過分な御指名をいただきまして、恐縮でございます。 先生御案内のとおり、今やはり一層の国際化あるいは自由化あるいは規制緩和ということで、何といっても持続的な経済の活性化、そしてベンチャーの振興、また企業体質の強化などが今求められているのではないだろうかというふうに思っております。 そういう意味で、独禁法の基本的な課題について、今持ち株会社の解禁のありようなどについて与党内部プロジェクト等々で議論が展開されている最中であります。先生初め委員の先生方、そしてまた中間答申もあるわけでありますけれども、広く各界の意見が早く集約をされて、この厳しい経済情勢に自由な経済競……
○遠藤(登)政府委員 このたび通商産業政務次官を拝命しました遠藤登であります。 塚原大臣を補佐し、坪井次官と密接な協力関係を保ちながら、石炭行政の推進のために全力を挙げたいと決意をいたしております。 つきましては、委員長を初め先生方の一層の御指導と御支援を賜りますように心からお願いを申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。(拍手)
○遠藤(登)委員 大変御多用な中を割いて貴重な御意見を聞かせていただく機会をいただきまして、ありがとうございます。 私は、山形一区から選出されている遠藤であります。どうぞよろしくお願いします。 それで、今もお話ありましたのですが、一つは荏開津先生、学問的な立場で、先ほどもお話あったのですが、二十一世紀にかけて人口の急増問題、それから食糧問題、環境問題、まさに人類の二十一世紀の危機的な推測の状況にあるわけであります。そういう立場から、学問的に先生のお考えになっているいわば食糧問題、農業問題、国際的なあるいは人類的な課題、地球的な規模で考えた場合にどのような状況の推測に立っていらっしゃるのか、……
○遠藤(登)分科員 まず、阪神の大震災に日夜懸命なる御努力をされていることに深く敬意を表したいというふうに思います。 それで、現在、何よりもまずその被害の実態についての専門的な立場からの調査が各分野で行われているというふうに思いますが、その上に立って耐震性の強い構造なども含めて具体的な対応が迫られている。そのためにもまた御努力をされているということだと思いますが、またそれに関連をしながら、補強を含めて全体的な見直しも迫られているという状況にあるのではないか。特に活断層を中心とする見直しが早急に迫られている状況もあるのではないかというふうに思う次第であります。鉄道を初めとしての震災の早期復旧対……
○遠藤(登)分科員 まず、阪神災害に集中しているのではないかと思いますが、大震災から一カ月を過ぎて、大変な大災害をもたらしたわけでありますが、罹災者の皆さんに心からお悔やみやお見舞いを申し上げて、さらに、大臣初め昼夜を問わず大変な御健闘をいただいていることに、心から深く敬意を表したいというふうに思います。 それで、今それぞれの分野で被害状況などについての調査が行われていると思いますが、このたびの阪神・淡路大震災における総体的な被害総額が九兆五千億とか六千億とか、十兆円とか十兆円を超えるとかいろいろなお話がありますが、今の時点で総体的な被害総額というのはどのような状況にあるのか、そしてまた、建……
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