このページでは八代英太衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。
○八代英太君 ただいま議題となりました両法律案につきまして、法務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 両案は、一般の政府職員の給与改定に伴い、裁判官及び検察官についても、一般の政府職員の例に準じてその給与を改定するもので、その内容は次のとおりであります。 第一に、最高裁判所長官、最高裁判所判事及び高等裁判所長官の報酬並びに検事総長、次長検事及び検事長の俸給については、これに対応する内閣総理大臣その他の特別職の職員の俸給の増額に準じ、その他の裁判官の報酬並びに検察官の俸給については、これに対応する一般職の職員の俸給の増額に準じて、それぞれこれを増額すること、 第二に、これ……
○八代英太君 ただいま議題となりました法律案について、法務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、人権の尊重の緊要性に関する認識の高まり、社会的身分、門地、人種、信条または性別による不当な差別の発生等の人権侵害の現状その他人権の擁護に関する内外の情勢にかんがみ、人権の擁護に資するため、人権の擁護に関する施策の推進について、国の責務を明らかにするとともに、必要な体制を整備しようとするもので、その内容は、この法律の目的、人権教育及び啓発に関する施策並びに人権侵害の被害者救済に関する施策を推進する国の責務、国の責務に関する事項を審議する審議会の設置及び組織等を定めようとする……
○八代英太君 ただいま議題となりました法律案につきまして、法務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、下級裁判所における事件の適正迅速な処理を図るため、判事補の員数を二十人、裁判官以外の裁判所の職員の員数を二十一人増加しようとするものであります。 委員会におきましては、去る十八日松浦法務大臣から提案理由の説明を聴取した後、質疑を行い、これを終了し、直ちに採決を行った結果、本案は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、御報告申し上げます。(拍手)
○八代英太君 ただいま議題となりました法律案について、法務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、近隣諸国から船舶を利用した集団密航事件の激増等出入国管理をめぐる最近の状況に的確に対応するため、密航を助長・援助する者及び密航者自身に厳しく対処することができるよう、集団密航に係る罪を新設するとともに、その他の関連規定の整備を図ろうとするもので、その主な内容は、 第一に、集団密航者を本邦に入らせ、または上陸させた者を五年以下の懲役または三百万円以下の罰金に処し、営利の目的の場合、一年以上十年以下の懲役及び千万円以下の罰金に処するものとし、この罪を犯した者からその上陸させ……
○八代英太君 ただいま議題となりました両法律案につきまして、法務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 初めに、商法の一部を改正する法律案について申し上げます。 本案は、会社をめぐる最近の社会経済情勢にかんがみ、株式会社について、株式及び新株引受権によるストックオプション制度の整備を図ることにより、取締役及び使用人の意欲や士気を高め、かつ、優秀な人材確保の有効な手段として、企業の業績向上や国際競争力の増大に資するために商法の一部を改正しようとするもので、その主な内容は、 第一に、会社が自己の株式を取得することができる場合として、使用人以外に、取締役に対して株式を譲渡する場……
○八代英太君 ただいま議題となりました両案について、法務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 初めに、商法等の一部を改正する法律案について申し上げます。 本案は、会社をめぐる最近の社会経済情勢にかんがみ、会社の合併手続の簡素合理化を図るとともに、合併に関する情報の開示を充実するため、商法、有限会社法及び株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律の一部を改正しようとするもので、その主な内容は、 第一に、株式会社における吸収合併の場合の報告総会及び新設合併の場合の創立総会を廃止すること、 第二に、株式会社が債権者に対する公告を官報及び公告方法として定款で定めた日刊新聞……
○八代英太君 私は、自由民主党、公明党・改革クラブ及び自由党を代表いたしまして、ただいま議題となっております組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律案に関する三会派共同提出の修正案及び修正部分を除く原案、犯罪捜査のための通信傍受に関する法律案に関する三会派共同提出の修正案及び修正部分を除く原案、並びに刑事訴訟法の一部を改正する法律案に賛成の立場から討論を行うものであります。(拍手) 我が国におきましては、組織的な犯罪が少なからず発生しており、平穏な市民生活を脅かすとともに、健全な社会の維持発展に悪影響を及ぼす状況にございます。他方、この種の犯罪をめぐる国際的な動向に目を向けますと、……
○国務大臣(八代英太君) ただいま議題となりました郵便貯金法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 この法律案は、中央省庁等改革基本法第三十三条第二項の規定に基づき、郵便貯金または郵便振替として受け入れた資金の全額を自主運用とするために必要な措置を講じ、また、財政投融資制度の改革に伴い、簡易生命保険特別会計の積立金の運用について所要の措置を講じようとするものであります。 次に、この法律案の概要を御説明申し上げます。 郵便貯金または郵便振替として受け入れた資金の全額を自主運用とするために必要な措置を講ずることとし、郵便貯金資金の設置及びその運用範囲、運用計画の……
○国務大臣(八代英太君) 中川議員にお答え申し上げます。 財政投融資改革後の郵便貯金、簡易生命保険事業のあり方についてのお尋ねでございますが、郵便貯金、簡易生命保険事業は、専ら小口個人を対象として、簡易で確実な貯蓄や生命保険のサービスをあまねく公平に提供することを目的として設置されたものでございまして、国民、利用者に広く利用され、支持を受けているものでございます。 今回の改革によりまして、郵便貯金が全額自主運用することになって経営の健全性が向上することになりますが、郵便貯金、簡易生命保険とも、金利や保険料については市場メカニズムとの調和をとって設定しておりまして、いわゆる民業圧迫につながる……
○国務大臣(八代英太君) 過激な映像等が少年に与える影響についての現状認識及び対策に関するお尋ねでございますが、近年のIT革命の進展に伴いまして、利用者の利便性が著しく向上する一方、暴力的あるいは性的な過激な映像等の流通が、少年の健全な育成という観点から大きな社会問題になっているものと認識いたしております。 このため、郵政省では、インターネットプロバイダーや放送事業者等による適切な対応を確保するために、その自主的な取り組みを支援するとともに、インターネット上を流通する少年に有害な映像等を見せないようにするための技術的対応の推進にも一生懸命努めているところでございます。 郵政省といたしまして……
○八代委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、法務委員長の重責を担うことになりました八代英太でございます。まことに光栄に存じます。 本委員会の使命は、健全な法秩序維持と国民権利の保全にあります。国民生活の安定を確保し、国家社会の平和と繁栄を図るためには、その基盤というべき法秩序が極めて肝要であると存じており、当委員会に課せられた職員はまことに重大であります。 微力ではございますが、委員各位の御指導、御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会の運営を図ってまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。どうもありがとうございます。(拍……
○八代委員長 これより会議を開きます。
まず、理事の辞任の件についてお諮りいたします。
理事安倍基雄君、理事漆原良夫君及び理事福岡宗也君から、それぞれ理事辞任の申し出がございます。これを許可するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。
ただいまの理事の辞任並びに委員の異動に伴い、現在理事が四名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に
岸本 光造君 ……
○八代委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、人権擁護施策推進法案を議題といたします。
これより質疑に入ります。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。岸本光造君。
【次の発言】 次に、栗原博久君。
【次の発言】 続きまして、漆原良夫君。
【次の発言】 続いて、福岡宗也君。
【次の発言】 次に、上田勇君。
【次の発言】 続きまして、佐々木秀典君。
【次の発言】 続きまして、正森成二君。
【次の発言】 続いて、保坂展人君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終局いたしました。
【次の発言】 これより討論に入るのでありますが、討論の申し出がありませんので、直ちに採決に入ります……
○八代委員長 これより会議を開きます。
この際、申し上げます。
本会期中、本委員会に付託されました請願は一件であります。その取り扱いにつきましては、先ほどの理事会において慎重に協議いたしましたが、委員会の採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。
なお、本委員会に参考送付されました陳情書は、除籍簿等の保存期間延長に関する陳情書外十件であります。念のため御報告申し上げます。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
裁判所の司法行政に関する件
法務行政及び検察行政に関する件
国内治安に関する件
人権擁護に関する件
以上の各件につきまして、議……
○八代委員長 これより会議を開きます。
この際、お諮りいたします。
去る一月十七日の議院運営委員会における理事の各会派割当基準の変更に伴い、理事の辞任及び補欠選任を行います。
まず、理事の辞任の件についてお諮りいたします。
理事西村眞悟君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任に伴う補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
○八代委員長 これより会議を開きます。
裁判所の司法行政、法務行政及び検察行政、国内治安、人権擁護に関する件について調査を進めます。
この際、法務行政等の当面する諸問題について、法務大臣から説明を聴取いたします。松浦法務大臣。
【次の発言】 平成九年度法務省関係予算及び平成九年度裁判所関係予算につきましては、お手元に配付いたしております関係資料をもって説明にかえさせていただきますので、御了承をお願いします。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本日、最高裁判所涌井総務局長、堀籠人事局長から出席説明の要求がありますので、これを承認するに御異議ありませんか。
○八代委員長 これより会議を開きます。
この際、お諮りいたします。
本日、最高裁判所石垣民事局長、高橋刑事局長から出席説明の要求がありますので、これを承認するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 裁判所の司法行政、法務行政及び検察行政、国内治安、人権擁護に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。栗原博久君。
【次の発言】 次に、渡辺喜美君。
【次の発言】 吉川貴盛君。
【次の発言】 続いて、横内正明君。
【次の発言】 保坂展人君。
○八代委員長 これより会議を開きます。
この際、お諮りいたします。
本日、最高裁判所涌井総務局長、堀籠人事局長、石垣民事局長、高橋刑事局長から出席説明の要求がありますので、これを承認するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 内閣提出、裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、趣旨の説明を聴取いたします。松浦法務大臣。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。福岡宗也君。
○八代委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、趣旨の説明を聴取いたします。松浦法務大臣。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。下村博文君。
【次の発言】 続いて、安倍基雄君。
【次の発言】 外務省手塚難民支援室長はその辺の情報は持っていますか。
【次の発言】 続いて、西村眞悟君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午前十一時四十八分休憩
○八代委員長 これより会議を開きます。
保岡興治君外八名提出、商法の一部を改正する法律案及び株式の消却の手続に関する商法の特例に関する法律案の両案を一括して議題といたします。
まず、両案について提出者より趣旨の説明を聴取いたします。保岡興治君。
【次の発言】 これにて両案に対する趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 これより両案に対する質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。横内正明君。
【次の発言】 次に、谷口隆義君。
【次の発言】 次に、佐々木秀典君。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
両案審査のため、本日、参考……
○八代委員長 これより会議を開きます。
この際、お諮りいたします。
本日、最高裁判所石垣民事局長から出席説明の要求がありますので、これを承認するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 裁判所の司法行政、法務行政及び検察行政、国内治安、人権擁護に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。漆原良夫君。
【次の発言】 続いて、鴨下一郎君。
【次の発言】 続きまして、坂上富男君。
【次の発言】 続きまして、正森成二君。
【次の発言】 次回は、来る十六日金曜日午前九時五十分理事会、午前十時委員……
○八代委員長 これより会議を開きます。
この際、お諮りいたします。
本日、最高裁判所堀籠人事局長から出席説明の要求がありますので、これを承認するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 内閣提出、商法等の一部を改正する法律案及び商法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案の両案を一括して議題といたします。
まず、両案について趣旨の説明を聴取いたします。松浦法務大臣。
【次の発言】 これにて両案に対する趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 これより両案に対する質疑に入ります。
質疑の申し出があります……
○八代委員長 これより会議を開きます。
この際、お諮りいたします。
本日、最高裁判所涌井総務局長から出席説明の要求がありますので、これを承認するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 裁判所の司法行政、法務行政及び検察行政、国内治安、人権擁護に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。吉川貴盛君。
【次の発言】 渡辺喜美君。
【次の発言】 佐々木秀典君。
【次の発言】 続きまして、漆原良夫君。
【次の発言】 午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午後……
○八代委員長 これより会議を開きます。
坂上富男君外四名提出、民法の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、提出者より趣旨の説明を聴取いたします。坂上富男君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。太田誠一君。
【次の発言】 続いて、高市早苗君。
【次の発言】 続きまして、横内正明君。
【次の発言】 続きまして、山中Y子君。
【次の発言】 午後一時三十分から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時二十四分休憩
○八代委員長 これより会議を開きます。 坂上富男君外四名提出、民法の一部を改正する法律案を議題といたします。 本日は、本案審査のため、参考人として埼玉大学教授長谷川三千子君、ニュービジネス協議会理事篠木利史子君、日本弁護士連合会両性の平等に関する委員会委員福島瑞穂君、日本労働組合総連合会副事務局長熊崎清子君、以上四名の方々に御出席いただいております。 この際、参考人各位に委員会を代表して一言ごあいさつ申し上げます。 本日は、御多用中のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。参考人各位におかれましては、それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお聞かせいただき、……
○八代委員長 これより会議を開きます。
この際、理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に木島日出夫君を指名いたします。
【次の発言】 請願の審査に入ります。
本会期中、当委員会に付託になりました請願は四百十二件であります。
本日の請願日程第一から第四一二の各請願を一括して議題といたします。
まず、請願審査の方法についてお諮りいたします。
各請願の内容につきましては、文書表で既に御承知……
○八代委員長代理 木島日出夫君。
【次の発言】 続きまして、保坂展人君。
【次の発言】 以上で午前中の参考人に対する質疑は終了いたしました。
両参考人におかれましては、貴重な御意見をお述べいただきまして、まことにありがとうございました。厚く御礼を申し上げます。
午後一時より委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
正午休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
午前と同様に参考人から意見を聴取し、質疑を行うことといたします。午後の参考人として弁護士久保利英明君、財団法人日本証券経済研究所主任研究員紺谷典子君の両名の方に御出席いただいております。
両参考人には……
○八代委員長代理 次に、漆原良夫君。
【次の発言】 質問者に的確に答えないと、時間がむだになりますからね。
【次の発言】 次に、北村哲男君。
○八代委員 おはようございます。外務委員会に所属いたしましてきょうが初質問でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。 小渕外務大臣のもと、外務省の諸君は、目まぐるしく変わる国際社会の中にありまして、世界平和のために、また日本の国益のために日夜努力されておりまして、心から敬意を表したいと思います。また、私自身も、理事の福田康夫党部会長から党の外交部会長を引き継ぎまして、一生懸命精進しているところでございますが、本当に外交というのはまさに日本の生命線であるという思いを日々痛感しながら頑張ってもおるところであります。 そこで、外務大臣就任以来、厳しい日程の中、外務大臣として国連演説に行っ……
○八代委員 自民党の八代英太でございます。きょうは、大臣を初め、いろいろなアジアの情勢等々を伺ってまいりたいと思います。 きょうはほとんどがインドの核実験の強行に対する怒りの質疑があったろうと思っておりますし、また冒頭は、委員長から、インドネシアの暴動、騒動、これについての質問もあったように伺っておるわけでありますが、南アジアでは、ごらんのように、このインドの核実験、一回ならず二回も、国際世論に反発するかのようなこの核実験。それに対してパキスタン、イスラムの教えでは、目には目を、こういう教えもありますから、それも近日やるのではないかというような、そういった危険な情報。それにまた東南アジアにお……
○八代委員 今、柿澤委員からるるお話がございましたように、五月二十九日に、私たちは党の外交三部会におきまして、パキスタンの核実験への抗議声明というものをつくり上げました。そして、それをパキスタンの日本大使館のみならず、インド大使館あるいは政府にも我々の考え方を送致いたしまして、とにかくこうしたエスカレートした状況を何とか歯どめをかけなければならない、こういう思いで議論をしたところでございます。 今世界の人口の六割を占めるアジアでございますし、世界の人口の、その中で第一位が中国でございますが、この中国が核を持っている。そして、第二位の国がインド。このインドがこれまた核を持った。そして、負けじと……
○八代委員長代理 達増拓也君。
○八代委員 私は、一昨年十月衆議院に参りましてから初めての質問でございますので、大変なれておりませんがお許しをいただきまして。
外国弁護士による法律事務の取扱いに関する特別措置法の一部を改正する法律案、いよいよ審議に入ったわけでございます。これはなかなか複雑な制度のような思いがいたしまして、資料をいろいろ読み合わせてみましてもなかなかよく理解もできないところがあるのですが、この制度の概要につきまして、また意義につきまして、まず法務省からお話を伺いたいと思います。
【次の発言】 日本の弁護士さんの数は一万六千人とかと伺っているのですけれども、これは一億二千三百万の国民に対して一万六千人。アメリ……
○八代委員長代理 以上で木島日出夫君の質疑は終わりました。
続いて、保坂展人君。
【次の発言】 以上で保坂展人君の質疑は終了いたしました。
これにて質疑は終局いたしました。
【次の発言】 次に、内閣提出、組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律案、犯罪捜査のための通信傍受に関する法律案及び刑事訴訟法の一部を改正する法律案の三案を一括して議題といたします。
これより三案に対する質議に入ります。
質疑の申し出がありますので、これを許します。与謝野馨君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後五時三十九分散会
○八代委員 私は、自由民主党を代表しまして、債権譲渡の対抗要件に関する民法の特例等に関する法律案につきまして、賛成の立場で討論を行う ものであります。 この法律案は、法人による債権譲渡を円滑にするため、債権譲渡の第三者対抗要件に関する民法の特例として、法人がする金銭債権の譲渡等につき登記による新たな対抗要件制度を創設するとともに、その登記手続を整備する等の措置を講じようとするものであります。 この法律案に基づく債権譲渡登記制度が創設されることによりまして、債権譲渡の第三者対抗要件の簡素化が図られる結果、我が国において、法人による債権譲渡が円滑に行われることになり、いわゆる債権流動化を初め……
○八代委員 お時間をいただきまして、中馬委員長、どうもありがとうございます。自民党の八代英太でございます。 日本の一番近い国といいますとそれは朝鮮半島でありまして、特に韓国なのですね。北朝鮮は余りにも遠い存在でもございますし、あの体制、あの行動ではなかなか日本と胸襟を開いてという仲にはなれない状況もございます。そういう状況を見ましても、韓国の存在が大変大切でございますし、朝鮮半島の安定のためのブリッジカントリー的な、今ブリッジバンクとかブリッジ何とかがはやっていますからブリッジカントリー的な立場と言えると思うのですが、いよいよ金大中大統領が七日に大統領として初めて来日されるということになるの……
○八代委員 自民党の八代でございます。 和歌山の砒素カレー混入事件あるいは保険金詐欺事件、こういういろいろな犯罪が多発しております。また、外国人の犯罪も多発しておりますし、社会はこういう経済の状況も反映して非常に危険な状況にある。そういう中で裁判官、検察官の皆さんが大変な努力をされている、人も足らない、しかしなかなか思うような俸給も出されていない、こういうことでありますが、それゆえに、きょうこういう形で一日も早く裁判官あるいは検察官の皆さんへの新たな俸給制度が議論されるというのは大変結構だと思います。 これによって、どうですか、かなり裁判官、検察官の皆さん、人は少ないけれども士気は上がる ……
○八代委員 上原先生、玄葉先生、御配慮いただきまして、ありがとうございます。御苦労さまでございました。 自由民主党の八代英太でございます。 冷戦終結後におけるボーダーレス化の進展や、宗教、価値観の違いから生じる民族紛争の激化というのが、大変、国境を越えた形で今行われておりまして、そういうものを私たちも見ながら、ふっとまた我が日本の遠い昔を連想いたしますと、昔、この日本列島にも、いろいろな人たちがそれぞれの中で対立をし合いながら、そして、みんな一緒に和にならなきゃいけない、大きく和になろうということで大和と、大きく和になるという前提に立った、いわば日本の本格的な歴史が始まったというふうに思い……
○八代委員 自由民主党の八代英太でございます。 自由民主党発議者の皆さん、そして公明党・改革クラブの発議者の皆さん、自由党発議者の皆さん、大変難しい法案を物の見事に修正していただきまして、そして、その修正案が提示されて、きょうこうして委員会に諮られましたこと、心から感謝を冒頭申し上げたいと思っております。 私は、自由民主党のこの法務委員会の筆頭理事といたしまして、委員長をお支え申し上げながら、いろいろな協議をたび重ねてまいりましたが、かつての時代に、わめき散らしながら委員会に臨む姿勢が、きのうのごとく思い返されてまいりました。やはり、私たちの日本はまだ議会制民主主義が醸成されていないという……
○八代委員 自由民主党の八代英太でございます。 いよいよ成年後見制度に関する関連法案の、民法の一部改正という形で審議に入りました。午前中も、石毛さんは女性のまた専門家としての立場から、また、坂上先生、漆原先生はそれぞれ法律家の立場から、この成年後見制度にいろいろな角度から審議していただきました。全国の障害を持った皆さんにとっては待ちに待った法律、こういう思いもございますし、また、日本は急速な高齢化社会を迎えてまいりますと、こういうものがしっかり社会基盤の中に法整備されるということは大変すばらしいことだというふうに思っております。 特に、そういう社会的な要請の高まりを踏まえてということで、私……
○八代委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 民法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 一 政府は、新しい成年後見制度の実施に当たっては、自己決定の尊重、ノーマライゼーション等の改正の理念が制度の運用に十分反映されるよう、新制度の趣旨・内容について、福祉関係者、司法関係者等の関係者に十分周知徹底されるよう努めること。 二 新設の補助の制度に関しては、本人の自己決定を尊重する法の趣旨にかんがみ、補助開始の審判、補助人への同意権・代理権の付与及びその範囲について出来る限り本人の意向を尊重し適正な運用……
○八代委員 参考人の皆様、きょうは早朝から御苦労さまでございます。 いろいろ大変勉強になりますし、また朴さんのように、みずからの体験をお述べいただきまして、大変だったのだなという思いと同時に、あなたの運動が、まだ実りまではいかないだろうけれども少し芽が出始めていく。そういう段階的に、日本の制度というのは一つのバリアを壊していくのには大変な労力と時間がかかるものだなというのを、我々、日本の中で、日本人として私も今日まで生きてきたのですが、ある日突然まさに車いすという新しい人生になったときに、まさに水の冷たさはさわってみなければわからないというのを肌で感じています。私も大勢の韓国の友達がおります……
○八代委員長代理 委員長の指定によりまして、私が委員長の職務を行います。
これより坂上富男君外六名提出の委員長不信任に関する動議につきまして議事を進めます。
【次の発言】 ただいまの動議に賛成の諸君の起立をお願いいたします。
【次の発言】 起立多数。よって、動議は成立いたしました。
まず、提出者の趣旨弁明を求めます。趣旨弁明を求めます。坂上富男君。(発言する者あり)場内、お静かにお願いいたします。きょうは、どうぞよろしく、会期末でもございます。お静かにお願いいたします。
では、坂上富男君。
【次の発言】 坂上君に申し上げます。
先ほど議決の時間が経過いたしましたので、どうぞ早目にお願い……
○八代国務大臣 こんにちは。去る十月五日、郵政大臣を拝命いたしました八代英太でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 前田委員長を初め逓信委員会の皆様には、郵政行政の適切な運営につきまして、平素から格別の御指導をいただきまして、厚く御礼を申し上げます。 さて、今日の我が国の景気は、厳しい状況をなお脱してはいないものの緩やかな改善を続けております。本内閣は、経済を本格的な回復軌道につなげていくとともに、二十一世紀の新たな発展基盤を築き、未来に向け経済を新生させることなどに重点を置いております。 近年急速に発展する情報通信は、産業競争力の強化、新規産業、雇用の創出の礎として日本経済……
○八代国務大臣 おはようございます。きょうは一日、各委員の先生方の御指導をいただきながら、前田委員長のもと、一生懸命御答弁申し上げていきたいと思っております。 冒頭、佐藤委員から御質問をいただきましたが、郵政政務次官として大変御活躍をいただきまして、その後を受けまして、野田大臣のお考えもしっかり継承しながらこれから頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。 さて、我が国経済の構造改革あるいは少子・高齢化、二十一世紀のいろいろな課題に対しまして的確に対応していくということは、小渕内閣にとっても最重要課題になっておりまして、そういう中での経済活動の基盤といたしましては、まさ……
○八代国務大臣 こんにちは。どうぞよろしくお願いいたします。 ただいま議題とされました日本放送協会平成八年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書並びに監事の意見書について、その概略を御説明申し上げます。 本資料は、放送法第四十条第三項の規定により、会計検査院の検査を経まして国会に提出するものであります。 平成八年度の貸借対照表の一般勘定につきましては、平成九年三月三十一日現在、資産合計は六千六十一億七千九百万円、負債合計は二千五百五十億五千二百万円、資本合計は三千五百十一億二千七百万円となっております。 資産の内容は、流動資産一千六百二億六千六百万円、固定資産四千……
○八代国務大臣 先般も、民主党の逓信委員から、小沢さんから同じような質問をいただいたわけでございます。そのときもはっきり申し上げたんですが、受けておられたのではなくて、それは一回だけの、今お話をこれからさせていただきますが、継続的なものではございません。 そこで、宗教法人出雲大社相模分祠からの献金の問題なんですが、その分祠長からは、個人的なおつき合いの中での献金と認識しておりましたが、実は十万円、昨年、個人として福祉活動に協力をしたいということでいただいたんですが、そこが、いわば宗教法人出雲大社としてなったものを、事務の者が、これは出雲大社という形で報告書に載せたわけですね。それがちょっとマ……
○八代国務大臣 よろしくお願い申し上げます。 基盤技術研究促進センター、通称基盤センターと言っておりますけれども、電気通信とか、それから鉱工業分野における民間の基盤技術に関する試験研究に対しまして出資あるいは融資等を行うため、昭和六十年にこれは設立されておりまして、郵政省、通産省共管の認可法人でございます。通産省のいろいろな政策、また我々郵政省の政策と相まって、情報通信技術等の基盤となる研究開発を行う民間会社に対しまして出資をする、あるいは融資による支援を行ってまいりました。 昭和六十年に創設された新規設立型企業出資制度による基盤センターの出資は、平成十一年度末で、採択件数は約百九社ありま……
○八代国務大臣 前田委員長を初め逓信委員会の皆様には、郵政行政の適切な運営につきまして、平素から格別の御指導を賜り、厚く御礼を申し上げます。 この機会に、郵政行政の基本的な考え方について、私の所信を述べさせていただき、御理解を賜りたいと存じます。 我が国の経済状況は、厳しい状況をなお脱していないものの、緩やかな改善を続けております。こうした中、経済を本格的な回復軌道につなげていくとともに、二十一世紀の新たな発展基盤を築き、未来に向け経済を新生させることが現下の重要課題であります。 郵政省といたしましては、国民共有の生活インフラである郵便局ネットワークを活用するとともに、情報通信の高度化を……
○八代国務大臣 おはようございます。きょう一日、よろしくお願いいたします。 まさにこれからは地方の時代と言われている折に、地方のそれぞれの行政と一番身近で、国民共有の財産として存在しているものは郵便局であろう、私はこのように思っております。 そういう意味では、まさに山の中であれ、離島であれ、全国二万四千七百というネットワークをこの郵便局は持っておりますだけに、そういうものがこれから、高齢化した福祉の時代を照らしましても、あるいは地域の安心、安全、そういうことを考える上においても、郵便局が身近な行政といろいろな意味で車の両輪のようになっていくことによって、二十一世紀は、まさに向こう三軒両隣福……
○八代国務大臣 ただいま議題とされました日本放送協会平成十二年度収支予算、事業計画及び資金計画の提案理由につきまして、御説明を申し上げます。 この収支予算、事業計画及び資金計画は、放送法第三十七条第二項の規定に基づきまして、郵政大臣の意見を付して国会に提出するものでございます。 まず、収支予算につきまして、その概略を申し上げます。 一般勘定事業収支につきましては、事業収入は六千五百五十八億円、事業支出は六千三百六十三億円となっており、事業収支差金百九十五億円は、全額を建設積立資産繰り入れ及び債務償還に使用することといたしております。 一般勘定資本収支につきましては、資本収入、資本支出と……
○八代国務大臣 郵政官署における原動機付自転車等責任保険募集の取扱いに関する法律案、特定通信・放送開発事業実施円滑化法の一部を改正する法律案、特定公共電気通信システム開発関連技術に関する研究開発の推進に関する法律の一部を改正する法律案、以上三件につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 初めに、郵政官署における原動機付自転車等責任保険募集の取扱いに関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、郵政官署における原動機付自転車等に係る自動車損害賠償責任保険契約の締結の代理を行うことの取り扱いに関し必要な事項を定めるものでございます……
○八代国務大臣 おはようございます。 去る四月五日に再び郵政大臣を拝命いたしました八代英太でございます。再任されました小坂総括政務次官、前田政務次官ともどもよろしくお願いを申し上げます。 前田委員長を初め逓信委員会の委員の皆様には、郵政行政の適切な運営につきまして平素から御指導を賜り、厚く御礼申し上げます。 本内閣は、日本新生内閣であり、前内閣の政策を継承しながら、日本経済の新生と大胆な構造改革を図ることが重要な課題でございます。郵政省といたしましては、二十一世紀を開く発展基盤の整備、新規産業と雇用の創出、だれもが参加できる情報通信社会の構築の三つの観点から情報化を積極的に推進していると……
○八代国務大臣 おはようございます。きょうはよろしくお願いいたします。 遠藤委員お尋ねの競願処理手続なんですけれども、いろいろな意味で、我が国の社会全体、これからの二十一世紀を考えましても、国民生活に与える電波の影響というのは大変大きいものがございますし、極めて公益性の高いものであるという無線局でございます。 こういう無線局につきましては、近年の電気通信市場における競争の進展によりまして、複数の人たちが同一の周波数の電波の割り当てを希望する免許申請が提出されるようになってまいりまして、大変競い合いが激しい状態が予想されるようになってまいりました。 そういう無線局というのは多いわけでござい……
○八代国務大臣 今のやりとりを聞いておりました。 一九九八年のバーミンガム・サミットのとき、そしてまた、かつては、平成八年、自社さの時代、小沢委員も含めていろいろ、従量制から、こうした一つの接続料の算定方式というものは我々も国内で議論をしてきたわけでありますので、タイミングとすれば、これからの将来の情報通信時代を考えますと、あのバーミンガム・サミットでそういうものが提起されたことは、やはりこれは一つのチャンスであったろうと思います。そこから、いち早くこういう形の今日までのプロセスになってくるわけでございますけれども、アメリカはアメリカとしての将来を展望した戦略もあるでしょうし、私たちは私たち……
○八代国務大臣 先ほど来、伊藤委員、まさにNTTにみずから籍を置かれて、また現状をつぶさに、体験を通して、今お述べになられた切々たる思いも、今私も聞き入っていたところでございます。 さて、五月連休には、九州・沖縄サミットを踏まえまして、森総理がアメリカを訪問するということは御案内のとおりであろうと思います。しかし、その中で、日米首脳会談がこのことをもってしてすべてだというわけではありませんで、さて、このことが取り上げられるかどうかは、今のところ私が情報を得ているわけではございません。 しかし、日米規制緩和対話の共同現状報告が三月末の取りまとめ期限を過ぎておりますので、外務省の方では、日米間……
○八代国務大臣 御父君の大石先生も大変郵政関係の大先輩でございますし、こうして御質問いただきましてありがとうございます。 まさに、長い歴史を持った郵政省の歴史の上に立ちながら、今までは、ともすればそうした小口の国民の皆様方からお預かりしたものを、言ってみれば、大蔵省の方にお届けして、さあ運用してくださいと、集める側に絶えず郵政省はいたと思うのですけれども、今度はそれもしっかり入り口、出口を自主運用という形でやるという新しい時代を迎えるわけでございます。 これに伴って、郵政省の責任というものは、また郵政省に働く職員の人たち、またこれを担当する人たちの責任というものはだんだん重くなっていくと同……
○八代国務大臣 どうもありがとうございます。 今総理からもお答えがございましたけれども、まさにIT革命というのは待ったなしでありますし、電子政府につきましても、総理のミレニアムプロジェクトの中におきましても御指示をいただきまして、今度の予算の中でも百億円が、各省庁でこの問題に取り組んでおります。 今太田委員御指摘のように、三千二百の市町村がございますけれども、これからは電子政府というものをしっかり育てながら、例えば、先般大阪の羽曳野市なんかでは、郵便局に、住民票なんかはワンストップ行政サービスでやるというような仕組みをつけて、これからだんだん地方分権化していく中に、私たちは、国がペーパーレ……
○八代国務大臣 海江田さん、NTTは昭和六十年、民営化するんですよ、昭和六十年民営化。六十二年、一九八七年、第一次株は三百十八万円。ちょっと、今これは全体の経緯を説明しますが、六十二年十一月に二次、それから六十三年の第三次の売却をいたしましたけれども、もう下落の一途をたどりまして、これが百五十五万円となったんです、百五十五万円。 そして、NTTは当時電話と移動体通信を一体としてやっておりましたが、移動体を分離する方針を決めたのは一九九〇年、平成二年なんですね。さらに、委託会社と地域会社とを合併するのは平成五年ということになっているわけです。 株は下がるし、NTTが全部を抱え込むという――分……
○八代国務大臣 原口委員にお尋ねをいただきまして、ありがとうございます。 平成二年度及び三年度の高金利の時期に預けていただきました定額貯金が、十二年度と十三年度で満期を迎えるわけでございます。その元利合計金額は、十二年度と十三年度合わせて全部で百六兆円と、まことに大きなお金でございます。 このうち、平成十二年度におきましては、満期の元利合計金額、五十八兆円でございますが、これから利子課税を引きますと、利子課税の方が四兆五千億円。及び、その限度額を超過するために再び預けることができない、つまり、引きおろしてもらわなきゃならないお金というのが約九兆五千億。こういうことを除いた四十四兆円の七割の……
○八代国務大臣 海江田委員にお答え申し上げます。 NTTは、昭和六十年、一九八五年に民営化されましたが、その経営形態をめぐってはさまざまな議論がございましたために、NTT法附則第二条におきまして、民営化後五年以内にNTTのあり方について検討を行い、必要な措置を講ずるものとされました。 その後、昭和六十五年というのはないから、これは平成元年になるのでしょうね、一九八九年十月二日に、NTT法附則第二条に基づきまして講ずるべき措置、方策等のあり方について電気通信審議会に諮問しまして、平成二年、一九九〇年三月二日に同審議会から、電気通信市場における構造上の問題、つまり独占的分野と競争的分野の一体的……
○八代国務大臣 平成八年度郵政省所管一般会計、郵政事業特別会計、郵便貯金特別会計及び簡易生命保険特別会計の決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、一般会計について申し上げます。 郵政省主管の歳入につきましては、歳入予算額一兆七千五百五十億七千二百万円余に対しまして、収納済み歳入額は一兆六千百三十一億八千七百万円余であり、差し引き一千四百十八億八千五百万円余の減少となっております。 また、郵政省所管の歳出につきましては、歳出予算現額八百三十三億六千九百万円余に対しまして、支出済み歳出額は七百八十四億七千八百万円余、翌年度繰越額は四十億三千七百万円余でありまして、差し引き、不……
○八代国務大臣 委員の皆様には、郵政行政の適切な運営につきまして、平素から格別の御指導を賜り、心から御礼を申し上げます。 さて、当省関係の平成十二年度予算案でありますが、まず最初に一般会計予算案につきまして御説明申し上げます。 一般会計予算につきましては、中央省庁等改革に伴う新体制移行を反映させたものとなっており、郵政省所管に計上いたしました予算額は千百十一億円でありまして、新体制移行後は総務省所管の予算として所要の予算額を計上しております。 我が国経済は、厳しい状況をなお脱してはいないものの、緩やかな改善を続けております。こうした中、本予算案は、情報通信の高度化が本格的な景気回復と経済……
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