このページでは山谷えり子衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。
○山谷えり子君 私は、ただいま議題となりましたヒト胚等の作成及び利用の規制に関する法律案について、民主党・無所属クラブを代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 さきの第百四十七回国会におきまして、政府は、ヒトに関するクローン技術等の規制に関する法律案を提出しました。しかし、ヒト胚という科学技術の発展、生殖医療、そして生命倫理にまでかかわる深遠なテーマを扱いながら、政府案は技術面のみに突出しており、多くの問題点があると民主党は指摘してきました。 政府は、この国会に若干の手直しをして同趣旨の法案を提出してきましたが、その本質は、前回のものと変わるものではありません。大まかに言って、政府案には……
○山谷えり子君 質疑に入る前に、先ほど個人情報保護関連法案が多数の賛成で衆議院を通過したこの記念すべき日に、議員各位にどうしても申し上げておきたいことがございます。 それは、昨日の未明、午前二時ごろ、神奈川県藤沢市で発生した、後援会名簿等個人情報が詰まっている現職の与党衆議院議員の個人事務所に、連休中の、しかも深夜に侵入し、その情報を窃盗する目的で悪事を働き、神奈川県警に現行犯で逮捕されているのであります。 それが、驚くことに、同一選挙区の野党議員の秘書であり、しかも、本人が逃走中に名刺入れを落とし、本人の自白をまつまでもなく、既に犯人の政治的意図が明々白々となったのであります。本日は、新……
○山谷委員 民主党の山谷えり子でございます。決断力と実行力のある大島長官を迎えて、ぜひとも科学技術創造立国の実現が一歩、二歩、三歩と大きく前進していくことを念じております。 今、大競争時代で、日本が生き抜いていくためにも、そしてまた国際貢献のためにも、科学技術というのは大変重要な問題だというふうに思っておりますけれども、科学技術創造立国の実現に向けて大きなビジョンをお聞かせいただきたいというふうに思います。 特に、ことし初め、科学技術庁の調査では、日本の科学技術の国際競争力における調査なんですが、アメリカ、ヨーロッパに対して競争力が高い分野としてエネルギー、物質・材料、そしてまた低い分野と……
○山谷議員 ただいま議題となりましたヒト胚等の作成及び利用の規制に関する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。 さきの第百四十七回国会におきまして、政府は、ヒトに関するクローン技術等の規制に関する法律案を提出しました。しかし、ヒト胚という、科学技術の発展、生殖医療そして生命倫理にまでかかわる深遠なテーマを扱いながら、政府案は技術面のみに突出しており、多くの問題点があると民主党は指摘してきました。 政府は、この国会に、若干の手直しをして同趣旨の法案を提出してきましたが、その本質は前回のものと変わるものではありません。大まかに言って、政府案には四つの問題点があると考えます。 第一に、……
○山谷議員 私どもといたしましても、総理府内閣総理大臣官房広報室のアンケート調査あるいはまた科学技術庁の生命倫理に関するアンケート調査を参考にいたしまして、民主党としましてよりよいヒト胚等の作成及び利用の規制に関する法律案をつくるために、本年十月三日から三十一日まで、電子メールで受け付けをいたしまして国民の皆様からアクセスをいただきました。
【次の発言】 具体的な度数はきょうは持ってきていないんですけれども、賛否という形ではなくて、私どもの理念を、政府案に欠落しております生命の萌芽であるヒト胚を保護し、人間の尊厳を守る、あるいは、クローン技術の規制というのはクローン個体等の産生のみを禁止するよ……
○山谷議員 ビジュアルな表を作成され、わかりやすくて、本当に御苦労さまでございました。 確かに、今御指摘のように、科学技術会議生命倫理委員会ヒト胚研究小委員会報告書のことでございますけれども、やはりヒト胚も、人の生命の萌芽として、明確な基準を持たないまま研究材料に使われては、人の生命の尊厳を損ない、人の物化、軽視につながると私どもは考えております。私たちは、ヒト胚を人の生命の萌芽であるととらえまして、そのために、その生命の萌芽であるヒト胚を人為的に作成したり利用することは、人の尊厳の保持並びに人の生命及び身体の安全の確保に重大な影響を及ぼすおそれがあると判断するものでございます。 その根拠……
○山谷委員 長官に質問させていただきたいと思います。 生命科学、発生科学に関する人類の知見、技術は、今大変なスピードで進んでおりまして、これに伴いまして、クローン技術等について、その安全性が確認されることもあるとは思いますけれども、他方で、その危険性についても次々と明らかにされていくことも考えられるわけでございます。クローン技術等に対する規制については、こうした技術の進歩に沿って絶えず見直しをしていく必要があるのではないかというふうに考えております。きのう、参考人としてノンフィクションライターの最相葉月さんがいらっしゃいましたけれども、毎年場所を設けて話し合う場が必要ではというふうにも言われ……
○山谷委員 まず冒頭、大臣がさきの本委員会で述べられました今後の文教施策へのお考えに対することから質問をさせていただきたいと思います。 教育のあり方こそが何にも増して国の将来を決定的に左右する大きな問題、課題であるというふうに思っております。また、大臣は、学校教育においては子供たちに確かな基礎学力を育てたいという旨を述べられておりましたけれども、教育は百年の計という言葉の重みを大臣は痛感しておられることと思います。 そこで、「確かな基礎学力」という部分なんでございますけれども、二〇〇二年度から、新学習指導要領では小中学校の学習内容が約三割削減されることになっています。ゆとり教育をさらに進め……
○山谷委員 民主党・無所属クラブの山谷えり子でございます。 平成九年、第二次橋本内閣で、町村文部大臣は心の教育の重要性を訴えられました。黒磯で先生がナイフで刺された不幸な事件もございました。そのとき緊急アピールを出されまして、広く訴えられた。当時、私も、PTA会長をしていたり、あるいはまたジャーナリストとして取材をしておりまして、非常に重く受けとめました。学校が安全、安心の場ではなくなっている、あるいは、しっかりとした学びの場ではなくなっているということを感じまして、そのためにも、教育関係者、親、地域の人々が一つにならなければならないことなど、多くの人があのとき危機意識を持って立ち上がったと……
○山谷委員 民主党・無所属クラブ、山谷えり子でございます。 これまで、我が国の学校教育というのは、画一的に知識を教えることに重点が置かれてまいりました。それは、欧米先進国にキャッチアップすること、また工業社会という中でそうした教育が求められていたわけでもございますし、その方が社会の経済生産性などの面でも効率的だったわけでございます。 しかしながら、今、社会は大きな変革期にございまして、多様な価値観、とりわけ独創性とかあるいは問題をつくっていく力、自分の持ち味を知ってそれを生かして社会貢献し、また自分自身も充実感のある人生を送っていく、そのような人間づくりのための教育が求められているというふ……
○山谷委員 ガンジーは、二十世紀後半、七つの罪、やみとしてこんなことを言いました。原則なき政治、道徳なき商業、労働なき富、人格なき教育、人間性なき科学、良心なき快楽、犠牲なき宗教。原則、道徳、労働、人格、人間性、良心、犠牲、いずれも教育と深くかかわる徳目であるというふうに思います。豊かな愛情と理解、そして生き生きした切磋琢磨の場、そして地域や学校の個性が生かされるサポート体制が必要だというふうに考えております。 町村文部大臣に地方分権のことをちょっとお伺いしたかったのですが、まだお着きにならないということで、閣法では、通常の学級に障害を持つ児童生徒が在籍する場合の加配が行われていないのですけ……
○山谷委員 民主党の山谷えり子でございます。
遠山文部科学大臣にお聞きいたしたいと思います。
大臣は、荒れる教室というのが社会問題化しておりましたときに中学校課長でいらっしゃいましたけれども、それから月日がたちまして、今の日本の教育の現状をどのようにお考えでいらっしゃいますでしょうか。
【次の発言】 私は、大臣のお書きになりましたエッセーをたびたび読ませていただいておりまして、長らく文部官僚をなさっていらっしゃったその現実認識、リアリストとしての目、それから改革の志を失わないその気概、そしてまた、情緒豊かな部分というのは大変すばらしいというふうに思っているのです。
そのエッセーの中で、例……
○山谷委員 こんにちは。 先週に続きまして、大臣、副大臣にお伺いしたいのですけれども、教育観あるいはまた現状認識について意見を交換させていただきましたので、本日は、教育三法の改正についてお聞きしたいと思います。 まず、教育委員会の活性化でございますけれども、午前中にも話が出ましたけれども、保護者を入れるということが努力規定になっている。 私も、レーマンコントロール、これから地域の中で保護者が的確なプログラムを展開していくためには、保護者を必ず入れるというような、努力規定ではなくて義務として明文化すべきだというふうに思いますけれども、その辺はいかがでございましょうか。
○山谷委員 民主党、山谷えり子でございます。 まず初めに、大阪教育大学教育学部附属池田小学校の事件に際しまして、私も、当日、現地に入りまして、関係者や保護者のお声を聞きました。本当に、痛ましさに言葉もなくす思いでございました。 その後、さまざまな意見をさらに聞きまして、学校の安全管理、このままでいいのかという意見、そしてまた、開かれた学校というような、教育的な方向性はこれで後退するのは残念であるという意見など、さまざまなことがございました。 亡くなられたお子様たちの御冥福を祈り、またおけがの皆様の御回復を祈りつつ、やはり今回の事件を、よりよい教育、そしてよりよい教育環境の整備につなげてい……
○山谷委員 民主党の山谷えり子でございます。
ちょうど二週間前、事件が起きましたその日に、私も池田市に参りました。痛ましさに言葉を失いました。二週間たって、いろいろな問題点をまた感じております。犠牲になられましたお子様の御冥福を祈り、被害に遭われた方々の一日も早い心身の回復を祈るものでございます。
池坊政務官も、あの日現地に行かれたわけでございますけれども、どのような思いをお持ちになられましたでしょうか。
【次の発言】 そして九日、岸田副大臣は、緊急対策本部長として保護者の説明会に御出席後、授業を再開するに当たっては、今の校舎を使うような無神経なことは許されない、校舎を建てかえる覚悟もある……
○山谷委員 九月十一日の米国中枢同時テロ事件は、物の考え方、物の見方が変わってしまったという方が多くいらっしゃる、それくらいの大きな衝撃でございました。 サンケイリビング新聞が五百人のアンケートを集計いたしましたところ、事件について家族で何を話したかというアンケートなんですけれども、一番が宗教、民族問題について、続きまして、テロ、戦争について、それから、いつどこで何が起こるかわからない世の中、人命のとうとさについてというような集計になりました。 今回の事件はキリスト教対イスラム教の宗教戦争としてとらえるべきではありませんし、そのような構図にすることはいけないことでございますけれども、だから……
○山谷議員 どうも御質問ありがとうございました。 この法案を提出するに当たりまして、現在の文化芸術活動、日本における現状認識について問題であるというふうに考えたわけでございます。文化芸術の現状を見ますと、芸術家等の自主的な活動を促進するための基盤の整備や環境の形成は十分な状態にあるとは言えず、これらへの格段の取り組みが必要だというふうに考えたわけでございますけれども、このことを踏まえまして、本法律案は、文化芸術の振興を図るための基本的な法律として、振興基本法というふうに考えました。 したがいまして、文化芸術活動への支援について、御指摘の民主党案のように七条でざくっと規定するというような方法……
○山谷委員 民主党の山谷えり子でございます。 きょうは、ジェンダー教育、そして青少年健全育成の観点で御質問させていただきたいと思います。 一九九九年施行されました男女共同参画社会基本法、男女が、社会の対等な構成員として、みずからの意思によりさまざまな分野で活動に参画し、政治的、経済的、社会的、文化的利益を享受することができる法律ができたことを喜ぶ者の一人でございます。ジェンダー教育も進んできております。しかしながら、違和感を覚えるところもございます。 その点についてなんですが、例えば、文科省の委嘱事業で、子育て支援のリーダーたちに主に配られているという「未来を育てる基本のき」というような……
○山谷委員 民主党の山谷えり子でございます。 レーガンが危機に立つ国家の中で、我々は一方的な教育上の武装解除を犯しているなどと言いまして、またブッシュもそれを受けて、今、徹底的な教育のチェックと評価を行っております。それからブレアも、もう教育、教育、そして教育と言って、教育改革に大変に大きな力で取り組んでいるわけでございますけれども、我が小泉総理は、米百俵だけでいささか心もとない。その分を遠山大臣が、学びのすすめをアピールして、これは教育上の武装解除を犯してはならぬと力を込めていらっしゃるということで、保護者も学校現場も引き締まった気持ちでこの四月を迎えられるのではないかというふうに思います……
○山谷委員 私は、提出者を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 教育公務員特例法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府及び関係者は、本法施行に当たり、次の事項について配慮すべきである。 一 十年経験者研修の実施に当たっては、教員一人一人の専門性の向上や得意分野を伸ばすなど、真にニーズに応じたものとなるよう、実施に当たる任命権者等においては、実施期間、場、実施方法等に関し様々な創意をこらすこと。 二 国や任命権者等においては、研修の実施に伴って教育現場に支障を来たさぬような態勢の整備及び財政措置等の条件整……
○山谷委員 民主党、山谷えり子でございます。 二〇〇〇年のOECD調査によれば、日本の生徒は趣味として読書をしないということで、三十二カ国中最低という結果が出ております。遠山大臣はいろいろな場所でこのことを言われ、読書活動の推進の大切さを訴えておられまして、非常に共感するものでございます。 読書は、自分や他人、人生の思いを深め、豊かな生き方をつくっていくのに大きな力があるところでございます。しかしながら、子どもの読書活動の推進に関する法律が昨年十二月に成立し、学校図書館の図書をふやすため、国が年額百三十億円、五年間で総額六百五十億円用意しているにもかかわらず、今年度四月末現在で、この施策ど……
○山谷委員 民主党の山谷えり子でございます。 今、武正議員も、男女共同参画社会とはというやりとりがございましたけれども、男女共同参画社会というのは、性別にかかわりなく、個性や能力を十分に発揮できる社会をつくることであり、職場での差別の是正とか、生活慣習面での抑圧的な部分というのは見直していきたいというふうに思っております。 しかしながら、保育や教育の場で、行き過ぎも現在あるように感じております。男性と女性の区別をなくす、違いを排除していくという画一的、機械的な場面が見られる。今の高校の男女共学問題もそうかもしれません。 私も、公立、私立、それから男女共学校、女子校、それぞれで育ちまして、……
○山谷委員 民主党、山谷えり子でございます。 特定の地域に限り、自発性を尊重、規制を緩やかにし、成功例を全国に波及させていくという構造改革特区プログラム、方向としてはいいわけでございますが、しかし、構造改革特区プログラムの推進法について、あるいはまたいろいろな事例を見ていきますと、規制緩和の切り売り、中途半端さ、理念の欠如を感じるわけでございます。 私は、特に教育分野について質問したいというふうに思います。 まず、幼稚園入園年齢制限の満三歳に対する年度への緩和、これは対象地域が、幼児の数が減少しまたはともに活動する機会が減少したことなどにより幼稚園における教育の目的を達成することが困難な……
○山谷委員 学校教育法の一部を改正する法律案について質問させていただきます。 さきに遠山大臣がごあいさつにありましたように、人間力戦略ビジョンによって高い教育の質、また高等教育のレベルを維持しなければいけない、向上させなければいけないというものには大変共感を覚えるものでありますが、その前に、二、三質問させていただきたいというふうに思います。 さきの日朝国交正常化交渉におきまして、五人の拉致被害者が北朝鮮に残している家族の帰国日程が確定できなかったというのはまことに遺憾でございますけれども、親子は一体でございます、日本人が日本へお帰りになるのは当然で、お帰りの日が早からんことを思いつつ、お伺……
○山谷委員 保守新党、山谷えり子でございます。おはようございます。 この委員会の正式な名称は、イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会ということでございます。 イラク復興特措法の、踏まえてということで、国連安保理決議一四八三、総理は先ほどから、もう全会一致で採択されたんだというふうにおっしゃっていらっしゃいますけれども、これは八ページにわたる大変長いもので、加盟国に治安回復などの協力を求めているものでございますが、文化財の保存とか、民族や宗教、性別にかかわりなく平等な権利に基づくイラク人による政権がつくられるようにとか、難民を助けたい、それか……
○山谷委員 保守新党、山谷えり子でございます。 与党三党の現地調査団の報告を読ませていただきまして、本当に大変御苦労さまだったと思います。また、大きな部分で理解ができたと思いますけれども、さらに専門的な、実務的な調査団、場合によっては百人規模あるいはそれ以上というようなこともあり得ると思いますので、政府の責任として、早く出発をさせていただきたいというふうに思っております。 非戦闘地域にということですので、万一の事故というのはないというふうに思ってはおりますけれども、しかしながら、万一の事故が起こった場合、公務災害等災害補償についてどのようにお考えでございましょうか。
○山谷委員 保守新党、山谷えり子でございます。
与党調査団の皆様、そして民主、共産、社民の調査団の皆様、それぞれ精力的な御調査、ありがとうございました。より立体的に、復興支援、また、日本ができる日本らしい復興支援を考える材料をいただいた思いがいたします。
そこで、杉浦参考人に質問させていただきます。
自衛隊の活動分野として、航空輸送分野への期待がレポートに述べられておりますけれども、陸上輸送についてはどのような考え方、感想をお持ちでございましょうか。
【次の発言】 オイル・フォー・フードは四月に再開し、十一月二十一日まで行う。毎月五十万トンの食糧を九千台のトラック、百五十隻の船舶により供……
○山谷委員 保守新党、山谷えり子でございます。 テロ特措法の改正案についてお伺いいたします。 まず、テロ対策特別措置法、基本方針に、 現在、世界の国々が、立場の違いを超えて非人道的なテロリズムを非難し、力を合わせてこれに立ち向かっている。 我が国としても、国際的なテロリズムとの闘いを自らの問題と認識して、国際的なテロリズムの防止及び根絶のための取組に積極的かつ主体的に寄与するとの立場に立ち、憲法の範囲内でできる限りの支援、協力を行うことが重要である。 本当にそのとおりだというふうに思います。 あの貿易センター、アメリカをつい最近訪ねましたけれども、今もう整理はされておりまして、地下……
○山谷委員 保守新党の山谷でございます。
ことし、日本の観光にとっては特別な年でございます。観光立国元年ということで、観光振興を政策として中心的なものとして打ち出していきたい、総理それから内閣もいろいろな動きを始めているわけでございますが、日本は非常に宣伝下手と言われておりますけれども、海外の観光宣伝について、諸外国の予算、そして日本の予算をお教えください。
【次の発言】 フランスには年間六千万人ぐらいの観光客が訪れますし、またアメリカにも五千万人ぐらい観光客が訪れる。アメリカは、九・一一ショックとか戦争とかいろいろなことがございまして、イメージアップも図っていて、つまり、非常に安全保障的な……
○山谷委員 保守新党、山谷えり子でございます。
ODA、八千六百億円、政府開発援助、十一年ぶりに大綱改定ということでございます。国益重視、戦略性の向上、要請主義をやめて、大量破壊兵器、テロの不拡散ということで、まことに正しい方向であろうというふうに考えております。
要請主義をやめる、それからいろいろ方向が変わるわけで、実施体制を新しくつくっていくというような考え方も大事ではないかと思いますが、人事のあり方、外部監査、評価のあり方、どのように体制をつくり直そうというふうにお考えでございましょうか。
【次の発言】 政府原案に比べて、外務省の原案は、国益重視とか、それからテロや大量破壊兵器の不拡……
○山谷委員 保守新党の山谷えり子でございます。 今、IT化に伴いまして、民間企業からの顧客名簿の流出やホームページからのさまざまな漏えい事例が頻発しておりまして、新聞報道等をにぎわわせております。漏えいの規模も、多いケースでは数十万件に上って、また、業種を見ましても、デパート、金融、電気通信事業者といったさまざまな分野で事例が発生しております。平成十四年でも、例えば証券会社であるとか食品メーカー、パソコン教室、お見合い情報、エステ、ことしに入ってからも大手の塾などの大きな事例が、件数が発生しております。 国民生活センターが一昨年、公表しました調査結果によれば、社会や生活の情報化によって自分……
○山谷委員 保守新党の山谷えり子でございます。参考人の皆様、長い間どうもありがとうございました。私が最後の質疑者でございます。 宇賀克也参考人にお伺いしたいと思います。 参考人は、東京大学大学院で教鞭をとられ、特に政府案の行政機関個人情報保護法案について専門的な検討を行った総務省の大臣政務官主宰の行政機関等個人情報保護法制研究会に委員として参画され、報告書の取りまとめに中心的な役割を果たされたと伺っております。 そこで、本法案について評価している点、既にお述べになられましたけれども、今回の行政機関個人情報保護法案は、昭和六十三年に制定された現行の行政機関電算処理個人情報保護法と比べまして……
○山谷委員 保守新党の山谷えり子でございます。 まず、総務大臣に対する事前通知の制度、そして適用除外についてお伺いしたいと思います。 行政機関個人情報保護法案においては、総務大臣に対し、各行政機関が保有しようとする電算処理された個人情報ファイルについて、法運用の統一性及び法適合性を確保する観点から、事前に通知する制度が設けられております。これは現行の、昭和六十三年に制定された行政機関電算処理個人情報保護法でも同じでございますけれども、総務大臣に事前通知された個人情報ファイルについては、個人情報ファイル簿に必要な事項を記載し、公表されることになっております。 そこで、政府案では、個人情報フ……
○山谷委員 保守新党、山谷えり子でございます。 本日は、個人情報の保護に関する特別委員会、総理御出席のもとにこうして締めくくり総括質疑の日が迎えられたということに、ある種の感慨を覚えます。与野党ともに本当に真摯な議論がございまして、問題点が浮かび上がってきた、そしてきょうの日を迎えたということを大変重く受けとめております。 この法案というのは、社会のIT化進展の中で、行政機関においては個人情報の保護を充実強化させる。これは、実際には、昭和六十三年に制定された、行政機関の保有する電子計算機処理に係る個人情報の保護に関する法律、これを、今風に言えばバージョンアップさせるということ。長いですね、……
○山谷委員 保守新党、山谷えり子でございます。 大臣は、所信表明の中で、雇用問題への取り組みをおっしゃいました。今、雇用の創出は何より大きな問題でございます。昨日、二月二十四日、予算委員会の席で大臣は、失業対策、改善策を問われまして、積極的にやっていきたい、例えば地方自治体、商工会議所等を取り込んでいくというふうに言われたわけでございますけれども、ぜひ観光に目を向けていただきたいというふうに考えます。 政府は、観光立国という形で力を注いでいこうということでございます。また、保守新党も観光立国推進本部というのを設置いたしました。 日本人の年間海外旅行者約千六百万人、我が国を訪れる外国人はと……
○山谷委員 保守新党、山谷えり子でございます。 現在、多様な働き方への対応、失業した方の生活の安定と再就職の促進を図ること、また中高年、若者、そして女性、それぞれの悩み、苦しみにきめ細かく対応できる応援策が求められているわけでございます。 昭和六十二年、財団法人産業雇用安定センターというのができました。失業なき労働移動のサポーター、人と企業を結ぶ、出向、移籍、転職のお手伝いをいたしますというような、仲介業務をするわけでございますが、昭和六十二年、五百三十四件成立したものが、平成十四年で九千件強というふうにふえてはいるわけでございますが、この実績をどのように評価なさっていらっしゃいますでしょ……
○山谷委員 保守新党、山谷えり子でございます。 労働者派遣法の改正法案を中心に質問いたします。 一点目は、紹介予定派遣の問題でございます。 紹介予定派遣は、アメリカではテンプ・ツー・パームとかテンプ・ツー・ハイヤー、テンポラリー・ツー・ハイヤーというような形で広く普及しているものでございまして、直接雇用に大いに結びついているようでございますけれども、日本では平成十二年十二月にやっと導入されたわけでございます。 私といたしましては、雇用に結びつくことが前提になっている紹介予定派遣は、新卒者や若年者の雇用を確保する手段としては大変よいものと評価しておりまして、本来であればもっと早く導入すべ……
○山谷委員 保守新党、山谷えり子でございます。
参考人の皆様方、どうもありがとうございました。
解雇にかかわる規定の整備についてお伺いしたいというふうに思います。
日本経団連の紀陸参考人は、可能な限り雇用は守られるべきである、守るのは経営者の責任だ、解雇がふえることはないというふうにおっしゃいましたけれども、小宮参考人は民主党の修正を評価され、また生熊参考人、高須参考人は、現場の状況、実態などをるるお述べになりました。
こうしたことをお聞きになられまして、改めて紀陸参考人にこのあたりのことをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 他の参考人の中では、中小企業の経営者で解雇する権利がある……
○山谷委員 保守新党、山谷えり子でございます。 今大臣は、社会保障のあり方も含めて、児童のサポート、家族のサポートをどうしたらいいかというようなことをおっしゃいましたけれども、日本の社会保障給付費のうち児童、家族関係は全体の三・五%。これは、スウェーデン一〇・五%、ドイツ九%に比べて少ないわけでございます。 ヨーロッパなどは、年金、医療と児童、それから家族サポートというものを三本柱に充実させてきたわけでございますが、これから政府も、児童手当の見直しとか保険料軽減とかさまざまあるんでしょうけれども、そういう枝葉を何ぼちょっとずつ上げていくかという問題ではなくて、根幹の、何を柱に組み立てていく……
○山谷委員 保守新党、山谷えり子でございます。
つい先日、二〇〇三年七月七日の新聞でございますけれども、二十九歳以下で子宮頸がん、若い女性ですね、十年で四倍、性感染症が一因かという調査結果が出ております。また、昨年の十二月七日、厚生労働省研究班調査で、十九歳女性の十三人に一人が性感染症推定罹患者であるという調査結果が出ました。
この調査結果、二つの記事について、大臣はどのような御感想をお持ちでしょうか。
【次の発言】 現在、乱交、フリーセックス文化が若者の間に広がっております。一月の警察庁の発表では、中学生、高校生の六八%が、同年代の女の子が見知らぬ人とセックスすることを本人の自由としてお……
○山谷委員 保守新党、山谷えり子でございます。 多くの方々がさまざまなことをお聞きになりました。福井次期総裁のお考え、意気込み、伝わってきた部分とまだあいまいな部分がございます。 日銀は、物価の安定を金融政策の焦点とし、適正成長率達成という目的には特に明確な焦点を当てておりません。アングロサクソン系諸国の多くでは、物価の安定と適正な経済成長率の達成を中央銀行の金融政策の目標として挙げております。しかしながら、日本での法律的定義はそうであるにせよ、経済成長率が適正成長率から大きく外れた場合は物価と資産価格のインフレやバブル、デフレが起こるわけで、つまり、日銀は、物価安定を日銀法第二条で理念と……
○山谷委員 保守新党、山谷えり子でございます。 日本の公職選挙法は、権利をいかに保障するかという部分がなかなか見直しが進まない、改善が進まないということがあったわけでございますが、今回、郵便等投票の対象者の拡大、これが要介護五として記載されている者、また、郵便等投票における代理記載制度の導入ということで、上肢または視覚の障害の程度が一級として身体障害者手帳に記載されている者ということでございますが、これは、こういう要件でございますので、対象範囲が特定されるわけでございますが、この方々への啓発活動というのは、現在どのように考えていらっしゃいますでしょうか。
○山谷委員 保守新党の山谷えり子でございます。 出会い系サイト関連事件がこの三年で十六倍と急増中で、ようやく規制法案が提出されたということを感無量で受けとめております。 出会い系サイトのいろいろなサイトを見ますと、処女買いませんか、生脱ぎパンティー一万円、ゴムつき四万円など、非常に具体的な、少女自身が自分を売り込むというような文章に出会って、胸が痛みます。 平成十三年調査では、女子高校生の二二%が出会い系サイトを利用し、そのうち四三%が相手と会っている。男女、中高校生を合わせますと、約三十四万人の子供たちが実際に異性と会っているという計算になります。警察庁の発表調査では、中高生の六七・七……
○山谷委員 保守新党、山谷えり子でございます。 ただいまの鴻池大臣のお母様とのエピソード、非常に心打たれました。 社会の現状、青少年問題に対し、総合的な観点から健全育成に対処をしていかなければならないと考えております。 今、性感染症とフリーセックスの文化、モラル破壊が若者の間に急速に広がっています。社会の有害環境、また学校での過激な性教育もその一つの原因と思われます。 例えば、ことしの一月、警察庁の調査では、セックスで小遣いをもらうことは本人の自由と答えた中高校生が四五%。見知らぬ人とセックスすることは本人の自由と答えた中高校生が六八%。性感染症推定罹患者、十九歳の女性で十三人に一人。……
○山谷委員 保守新党、山谷えり子でございます。 この少子化対策基本法が成立することによって温かな未来が築かれていくようなことであるように願って質問をさせていただきます。 前文の方に「家庭や子育てに夢を持ち、」「子どもを生み育てる者が真に誇りと喜びを感じることのできる社会を実現し、」あるいはまた「生命を尊び、豊かで安心して暮らすことのできる社会の実現に向け、」というような文言がございまして、その趣旨やよしと思いますけれども、幾つかの点で疑問や矛盾を感じることがございますので、質問させていただきたいと思います。 まず、「施策の基本理念」の中の、第二条、「男女共同参画社会の形成とあいまって、」……
○山谷委員 保守新党、山谷えり子でございます。 どうも、皆様、九時から三時間以上にわたりさまざまな御意見をお聞かせいただきまして、ありがとうございました。 私自身も三人の子供を育てながら働いて、長女を産んだときは専業主婦でございまして、しっかり育児ノイローゼというものにもなりまして、そのときに、公園に出ていろいろな専業主婦のお母様方とお話ししたときに、多くの皆様がマタニティーブルーあるいは育児ノイローゼにかかっていらっしゃるということを発見いたしました。もう二十年以上前のことでございます。 それで、人間というのは人の間と書くから、互いにつながり合いながら子育てするというのが自然本来の姿だ……
○山谷委員 保守新党、山谷えり子でございます。
けさの報道でもございましたように、直近の合計特殊出生率一・三二、百十五万人で、これは最低を更新したということでございますが、報道の中にもございましたけれども、厚生労働省の幹部がこれまでの少子化対策は内容が保育対策に偏り過ぎたというコメントを出しておられますが、厚生労働省は、この辺のこと、もう少し詳しく御説明いただけませんでしょうか。
【次の発言】 今回の基本法は、家族の支援、命を生み、育てる喜び、それからチルドレンファーストとか、父性、母性をはぐくむことの大切さ、家族を応援することの大切さというような哲学のもとにつくられているというふうに思って……
○山谷委員 保守新党、山谷えり子でございます。 明治維新、終戦後に続く今日の第三の教育改革は、歴史認識、人間とはどういう存在かという議論、またとりわけ現場で起きていることを通して、深い思索的なものであると同時に現実的なものでなければならないと考えておりますが、大臣は所信において、学校において心に響く道徳教育の充実を挙げておられました。 平成十年の四月一日の参議院予算委員会の席で、小中学校週一時間ある道徳教育がきちんとなされていないという指摘を受けて、当時の町村文部大臣が、やり方も検討し、指導を行う根拠になるような調査をしたいと言われました。しかしながら、その調査結果、ちょっと私が見たところ……
○山谷委員 保守新党、山谷えり子でございます。 法人化によりまして、大学の自由度が高まること、効率的運営がなされること、また創造性あふれる教育研究が進められることを期待しております。しかしながら、百年に一度の大改革ということが百年に一度の大失敗にならないように、危惧の念、懸念を持っている方もいらっしゃるわけで、私もまだ持っているわけでございますけれども、何点か質問させていただきたいと思います。 まず、中期目標、六年間の中期目標を文科大臣が決める。先ほど遠山大臣は、さまざまな配慮義務の中で自主性は大切にするのは当然というような形のお答えをなさいましたけれども、作成主体は、基本的には国立大学法……
○山谷委員 保守新党、山谷えり子でございます。 評論家の大前研一さんが立候補をなさろうとしたときに、お子様が、おやじがそんな汚い人種とは思わなかったと言われた。よく聞いてみると、政治家というのは悪いことをしてお金を集めるという、そういう職業だというふうに思われている。私は、そのとき笑ったんですけれども、私自身が立候補しようとしたときに、やはり周囲からそのように言われて愕然といたしました。 今、高校生がなりたくない職業は政治家だといいますし、それから、大学の政治学科の人たちも政治の話をしたくないというこの現状を非常に憂えております。これでは政治にいい人材が集まってこない、国の未来も非常に暗い……
○山谷委員 保守新党、山谷えり子でございます。 手錠をかけられて少女四人が監禁されていた。私、月曜日に、モラル教育とか健全育成教育、社会環境のあり方というものを考えていかなければいけないのではないかと言ったばかりでございます。 そしてまた、東京都が小中学校に視察に入ったところ、アダルトショップのようないろいろなものが見つかって、不適切な、過激な性教育がなされているということがわかって、東京都は全小中学校で調査をするということでございますけれども、見知らぬ人とセックスをすることも本人の自由と言っている中高校生が六八%、売春、小遣いをもらうことも自由というのが四五%。本当におかしな教育。この自……
○山谷委員 保守新党、山谷えり子でございます。 この夏、イラクそしてアフガンの調査に参りました。テロに屈せずという諸国の連帯の大切さを感じてまいりました。 その前に、拉致はテロということで、北朝鮮の問題についてお話を伺いたいというふうに思います。 この秋、国連総会での焦点は、イラク復興と北朝鮮問題でした。川口大臣は、北朝鮮の核ミサイル問題とともに、拉致問題を国連総会の場で初めて提起されました。 小泉総理は、拉致はテロと本会議場で言われ、また、九月二十六日、所信表明演説の中でも、あるいはまたきのうの答弁の中でも、拉致問題の解決を強く言われました。 五人の拉致被害者が帰国して一年以上にな……
○山谷委員 保守新党、山谷えり子でございます。 私は、この夏、イラク、アフガンに行ってまいりました。五十度を超える、砂あらしが時折吹きすさぶ中で、イラクの復興にさまざまな国々が協力支援しているという姿を見てまいりました。バース党の残党、それから外国の組織兵、プロの殺し屋が大量に入って治安問題を複雑化しております。 また、アフガンでは、カルザイ大統領の自宅に招かれてゆっくり話してまいりました。アフガンは道半ば、まだまだ解決していないのに、日本の国会議員でことし来てくれたのはあなた方が初めてだと言われました。三千万ドル近い地雷処理に日本は貢献しております。それでもまだ一カ月百人以上が地雷によっ……
○山谷分科員 民主党・無所属クラブ、山谷えり子でございます。 今閉塞感に包まれている日本で、これまでのような経済産業政策では立ち行かないということで、本当に構造改革が求められているわけでございますけれども、そのような意味で大臣のお働きに期待したいわけでございますが、私は、本日は、エネルギー政策について質問をさせていただきたいというふうに思います。 私の小さいころ、昭和二十年代の後半でございますけれども、母の姿を思い出しますと、井戸端まで水をくみに行きまして、金だらいに水をためて弟のおむつを一枚一枚洗って、食事は、しちりんにぱたぱた火を起こしてつくるというような状況でございました。 当時、……
○山谷分科員 よろしくお願いいたします。 福田内閣官房長官、男女共同参画担当大臣、そして男女共同参画推進会議でリーダーシップをとってのお仕事、御苦労さまでございます。 職場で、また生活慣習の中で女性に抑圧的な面が多い日本にあって、男女共同参画社会の実現は二十一世紀の我が国の社会を決定する最重要課題と位置づけられ、関係予算も九兆円と大きな額に上っております。国会議員として、日本のあしたのために有効にお金が使われ、国と一人一人のために実りある成果があるよう見ていかなければならないと考えております。そうした視点で幾つか質問をさせていただきたいと思います。 四月十一日、衆議院青少年問題に関する特……
○山谷委員 保守新党、山谷えり子でございます。 これからの時代、どのような憲法が望ましいか、考えはございますけれども、本日は私、長年ジャーナリストとして教育現場を取材し、また教育委員として、PTA会長として過ごしてきたことなどから、雑感を述べさせていただきたいというふうに思います。 まず、憲法記念日なのでございますけれども、最近の教育現場では、祝日の意味を教えなくなっております。したがいまして、憲法記念日が五月三日であるということを知らない子供たちが大変多うございます。 私などは、昭和二十一年十一月三日に公布され、昭和二十二年五月三日に施行された憲法の意味というものを、担任の先生、また校……
○山谷委員 保守新党、山谷えり子でございます。 六人の陳述人の皆様、いろいろな御意見をありがとうございました。安全保障の問題、人権、公共の福祉の問題、教育問題、地方分権、統治の問題、社会保障の問題と、本当に、今日解決しなければならない問題をさまざまな形で浮き彫りにしていただきまして、大変参考になりました。 まず、草薙陳述人にお聞きしたいというふうに思います。 集団的自衛権のことに関してなんですけれども、岸内閣から今日まで、必ずしも解釈が一貫していたわけではないと。国連憲章の五十一条に集団的自衛権の存在が明記されていて、国連に入るときに、この五十一条は別だというふうには日本政府は言っていな……
○山谷小委員 保守新党、山谷えり子でございます。どうも、先生、ありがとうございました。 今日本は根っこのところで価値観が分裂している非常に不幸な状態だというふうに思っております。コミュニタリアニズム、倫理性の必要性、共同体の必要性、社会民主主義ないし福祉国家論にかわるものとして、ブレア政権、ギデンズの「第三の道」に影響を与えたというお話を興味深く伺いました。 ギデンズの「第三の道」を見ますと、そこにエドモンド・バークの保守主義の思想がある部分がある。そこには、既に亡くなった者とこれから生まれてくる者とのためにというような考え方があるわけでございますけれども、私は今の日本に必要なキーワードと……
○山谷小委員 保守新党、山谷えり子でございます。 きょうは、象徴としての天皇、皇位継承について、さまざまな視点からの分析、御指摘、ありがとうございました。ヨーロッパの王位継承制度などについての御説明もございましたし、また、特にジャーナリストとしての視点が非常に参考になりました。 さて、「皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する。」皇室典範一条。しかしながら、男系の男子が継承するということは、歴代、非常に苦しまれた部分があった、また側室の存在というのが大きかったというようなことでございましたし、また、男女平等という立場というような意見もあるということでございますが、私も参考人と同じよ……
○山谷分科員 保守新党、山谷えり子でございます。 男女共同参画社会、男性と女性が互いに理解、共感し、お互いの思いを深め合って、思いやりのある、調和のある、活力のある社会をつくっていくんだということは、本当に結構なことでございます。 しかしながら、それぞれの都道府県とか市町村で男女共同参画推進条例がつくられていっておりますけれども、そうしたものをいろいろ点検、調査いたしましたところ、定義があいまいだったり、これは一体どういう解釈なんだろうかというようなことを思うことがある条例がございますので、その辺について質問させていただきたいと思います。 例えば、最近、男女共同、いろいろメディアで報道さ……
○山谷分科員 保守新党、山谷えり子でございます。 二月二十五日、遠山大臣は所信の中で、心に響く道徳教育の充実を挙げられました。道徳教育は、大変に大切なことでございます。しかしながら、教育現場では、本来定められている道徳の時間が実行されていなかったり、また学習指導要領を逸脱したりして、内容的にも問題があるというようなものが、特に最近、メディアの報道あるいは保護者の声などで聞かれるようになっておりますので、その点をもう一、二点確認させていただきたいというふうに思います。 矢野局長は、五年ごとにその実施状況などを調査し、そして適宜指導を行っているというようなお答えをいただきましたけれども、平成十……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。