このページでは平井卓也衆議院議員の43期(2003/11/09〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は43期国会活動統計で確認できます。
○平井委員 自由民主党の平井卓也であります。 きょうは、最近、参議院の決算委員会とか内閣委員会、経済産業委員会でもシステム関連の質問というか、質疑が結構あります。私、もともと、このシステムの投資に関する問題点、これは自由民主党の中にe―Japan重点計画特命委員会というものがありまして、その中の戦略強化チーム、こういうものばかり専門的にやるチームがありまして、そこの、最近よく言われているレガシー担当主査というのをやらせていただいておりましたので、実は三年前から取り組んでいる問題であります。 それで、このシステム投資に関しては、勉強すればするほど非常に難しいということもよく存じています。IT……
○平井委員 自由民主党の平井です。 きょうは、水産関係と農産物、あとは農地の転用等々について質問をさせていただきたいと思います。 まず、漁業災害補償法に基づく共済制度について、収穫高方式の漁獲共済、特定養殖共済と、物損方式の養殖共済が主なものであります。私の地元におきましては、魚類の養殖共済を主幹として、ノリ、カキの特定養殖共済及び漁船漁業、定置漁業の漁獲共済の加入がありますが、そのうち魚類養殖共済については、病害、逃亡、赤潮等の被害により同一原因で一定率の死亡があったときのみ共済金の支払い対象となるものであります。ほかの特定や漁獲共済のような水揚げの減少による損害については補てんがなく、……
○平井委員 おはようございます。自由民主党の平井卓也です。 今回の独禁法の改正というのはまさに時代の要請であり、小泉首相が政権発足時から述べられているように、二十一世紀にふさわしい競争政策の確立というものはだれもが望んでいるところだと思います。 しかし、せっかくの機会なので、法改正には賛成の立場でありますが、その前に少しだけ、公正取引委員会の活動に少し物足りなさも感じつつ、日ごろ感じていることについてまずちょっとお話をさせていただきたいと思います。 法改正も重要だとは思いますが、これからさらに重要になるのは、専門性の蓄積とか、いわば独禁法運用の実質化だと私は考えています。そこで、私も自由……
○平井委員 どうもおはようございます。自由民主党の平井です。 きょうは大臣に、新産業創造戦略、N・レポート、そしてまた、アメリカで発表されたパルミザーノ・レポート等々を含めまして、今、日本の置かれる立場、これからどうやっていくんだというようなことについて少しお聞きをしたいと思います。 まず、昨年十二月に米国の競争力評議会がイノベート・アメリカと題する報告書を出しました。これは、さかのぼると、九〇年代を引っ張ってきたヤング・レポートに匹敵するだけの大きなインパクトがあるなと思っていたのと、読むとそのまま日本に当てはまるようなことも非常に多いというふうに思いました。 ここでいうところのイノベ……
○平井委員 ただいま議題となりました附帯決議につきまして、提出者を代表し、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一 課徴金減免制度の運用にあたり、悪用防止に万全を期するとともに、違反行為の申告の順序の決定方法等について、明確かつ具体的な基準を適切な形で策定し、早期に公表すること。 二 本改正の施行後二年以内に所要の措置を講ずるため行われる検討に際しては、委員の構成を含め広く国民各層の意見が適切……
○平井委員 自由民主党の平井卓也です。 きょうは、不正競争防止法に関連して、まず最初に、模倣品、海賊版について、そしてその次に、営業秘密、顧客名簿と個人情報の関連についてという流れで質問をさせていただきたいと考えています。 それではまず、模倣品・海賊版対策についてですが、現在、模倣品、海賊版といった知的財産を侵害する製品については、我が国の企業の権利者、企業もそうですし、権利者の被害がますます大きくなっています。特に、模倣品製造工場とも言われる中国などでの日本企業が受ける模倣品、海賊版の被害は甚大であって、中国などにおける模倣品、海賊版の撲滅は我が国にとって喫緊の課題であろうかと思います。……
○平井委員 民主党の先生方が七人質問をする間に、自由民主党として私一人質問をさせていただくことにさせていただきます。
きょうは、アスベストの問題、各先生方がどうせ質問されると思いますので、私は包括的に、一体どのような取り組みをされているかということについて、確認の意味で質問をさせていただきたいと思います。
七月二十九日に、アスベスト問題に関する関係閣僚会合等々で、ある程度の方針が出ていると思いますが、まず経済産業省に、アスベストのこれまでの輸入量及び主要なアスベスト含有製品の用途についてお聞きしたいと思います。
【次の発言】 それでは、アスベストに関して厚生労働省と環境省はこれまでどのよう……
○平井主査代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
主査の指名により、私が主査の職務を行います。
午前中に引き続き文部科学省所管について審査を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。谷公一君。
【次の発言】 これにて谷公一君の質疑は終了いたしました。
次に、松原仁君。
【次の発言】 これにて松原仁君の質疑は終了いたしました。
○平井委員 自由民主党の平井卓也であります。 先日の基本的人権に関する調査小委員会においてテーマとして取り上げられました、憲法十四条の法のもとの平等に関する問題は、私、十四条の問題のみならず、十三条の幸福追求権という切り口からもあわせて考えるべきではないかなという見地から発言をさせていただきたいと思います。 現在、我が国には多くの問題が山積しておりますが、従来、専ら十四条の法のもとの平等の問題としてのみに考えられてきた事柄を十三条の幸福追求権の視点からも考えてみることで、いろいろな問題の解決の糸口が見つかる場合もあるのではないかと思います。また、いずれにせよ、この十三条の幸福追求権の問題は……
○平井委員 それでは短く、憲法について私が今感じていることをお話しさせていただきたいと思います。 私も、憲法調査会に入るまでは、憲法というものが、自分の生活からいくと、非常に遠い存在というか身近なものではありませんでした。こういう議論を積み重ねていくうちに、憲法というものはやはりその国家の形を決めていくものだなというふうに強い思いを持ちました。 一方、世の中はこのまま何にも変わらないんじゃないかということも一般的な国民の中にある一つの閉塞感だと思います。ですから、憲法など変わるわけはないという国民のあきらめを一掃するというか、言ってみれば、究極の国民の認識の構造改革ということが憲法改正では……
○平井小委員長代理 次に、福島豊君。
【次の発言】 自由民主党の平井です。
お約束の時間、少し過ぎておりますが、最後の一人ですので、どうか御容赦いただきたいと思います。
私は、非常事態における国と地方の関係についてお聞きをしたいと思います。
緊急事態への我が国の対応の問題点として、地方が中央からの指示待ちの状態になっていることとか、緊急事態への国の対応について、中央集権主義、縦割り行政の弊害や、自治体、市民参加の欠落等の指摘は多いです。これは二、三年前の神戸地方公聴会において、阪神・淡路大震災の体験をされた意見陳述人の方から、国の対応に関して、災害救助の初動体制とか広域災害に責任がある都……
○平井小委員 きょうは先生、大変勉強になるお話を聞かせていただきまして、ありがとうございました。自由民主党の平井でございます。 先生は発言の中で、日本を取り巻く現実の社会という国際社会に目を向けて、これからいろいろ考えていかなきゃいけないということをおっしゃっていますが、これは憲法調査会ですから、憲法と今の状況ということで、少し私なりに考え方をお話ししますと、今の憲法の前文は、戦争に対する一種の日本なりのわび状というようなものだと思います。制定時の国際社会の状況というのは、つまり、国連に対する期待も大きくなっていますし、日本さえ悪さしなきゃ世界は平和になれるというような雰囲気があったと思いま……
○平井小委員 先生、どうもきょうはありがとうございました。私、自由民主党の平井であります。 人権は公共の福祉によって制限できるかということに関しては、最近、我々の同僚議員の関係の問題でいろいろありましたりして世間でも注目されているんですが、表現であればすべて表現の自由という憲法上の保障が得られるということではないということはわかっているんですが、じゃ、どのような表現までが表現の自由で保障されるかということがまず一点。 それと、私、もともと放送局で仕事をしていたこともあるんですけれども、放送に対する規制に比べて、新聞、特に雑誌ですね、出版物に対する規制が緩やかではないかなと前々から思っている……
○平井小委員 自由民主党の平井です。ラストバッターでありますので、あとしばらくおつき合いいただきたいと思います。 ヨーロッパに端を発する近代憲法というものは、もう先ほど多くの方々がおっしゃっていたとおり、国家権力の乱用から国民の基本的人権を守るということです。またそれは、国家と国民の間で社会契約が結ばれているとする、いわば社会契約説からの影響を受けたものであって、我が国の現行憲法はその延長線上にある、そのことを我々は当たり前に受けとめているように思っています。 そこで、私は、最近大変注目しているのは、最近の憲法の中には、このような考え方から一歩踏み出したものが出てきているのではないかという……
○平井委員 私も、憲法調査会には、当選以来長く参加をさせていただいています。今回の調査会に限らず、前国会も含めて、調査会ではいろいろと内容のある議論ができたと思います。また、論点も整理もされてきましたし、マスコミを通じての調査も、国民の改正への関心といいますか、理解というものがだんだん大きくなっているように思います。 ただ、一方、この調査会の議論等々も含めて、憲法の議論というものがわかりやすかったかどうかということに関しては、いささか心配があります。つまり、憲法をより身近に国民が感じることができたかどうかということを考えるにつけ、まだ十分ではないのかなというふうに思います。国民運動として憲法……
○平井委員 戦後六十年、日本国憲法を我々はうまく使いこなしてきたというのも、これは私も認めるところだと思います。 これは、アメリカ製の洋服をもらって、それを日本人なりに着こなしながら、穴があいたところは継ぎはぎしながら、ぼろぼろになったものを何か取りかえながら今のこの六十年があったんではないか、そんなふうに思っています。 ですから、これから五十年、そして百年先を考えたときに、やはり今度は日本製の生地で日本の国民が自分たちの洋服を自分でつくるというようなことに当然なってくるんではないかな、そういうふうに思います。 日本国憲法のいいところ、平和主義というのを皆さんおっしゃると思います。これは……
○平井委員 きょうの皆様方のお話を聞いていて、国民の権利と義務、公共の福祉、また国家権力と個人の権利の対立等々、いろいろなお話がありました。 それで私、昨年の小委員会の話を少し思い出したんですが、参考人にお話を聞いたときに、ドイツ基本法二十のa条というのが私にとって大変興味深いものだったことが思い出されます。憲法を国家権力の制限とする考えから相反するといいますか、一歩踏み出した考え方はドイツでも大いに議論されたというふうにそのとき聞いております。 ここで、憲法を、お互いに権利を付与し合い、義務を果たし合うことによって国家を構成していくということについて国民の基本的な合意があるととらえ直す見……
○平井委員 自由民主党の平井卓也です。 前文に関して発言をさせていただきます。 前文はいわば憲法の顔であり、これを読めば憲法の方向性がわかる、伝わるものでなければならないと考えます。 まず、現前文の問題といいますか、どこの国にも当てはまる内容であり、日本固有の伝統、文化、その他が伝わってこないと思います。民主主義の理念である国民主権、平和主義、代表制民主主義が記されていますが、一文一文が長過ぎることで意味が非常にわかりにくくなっていると思います。現憲法前文は、英語を翻訳された苦心の跡はうかがわれますが、日本語としてはあいまいな表現が多くて、最初から日本語で書けばこうはならないと思います。……
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