藤野保史 衆議院議員
47期国会発言一覧

藤野保史[衆]在籍期 : |47期|-48期
藤野保史[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは藤野保史衆議院議員の47期(2014/12/14〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は47期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院47期)

藤野保史[衆]本会議発言(全期間)
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第189回国会(2015/01/26〜2015/09/27)

第189回国会 衆議院本会議 第16号(2015/04/16、47期、日本共産党)

○藤野保史君 私は、日本共産党を代表して、電気事業法等改正案について質問します。(拍手)  まず冒頭に、一昨日、福井地裁が高浜原発の運転差しとめを命じる画期的な仮処分決定を行いました。政府は、新規制基準は世界最高水準と繰り返してきましたが、今回の決定は、新規制基準は緩やかに過ぎ、これに適合しても本件原発の安全性は確保されていない、新規制基準は合理性を欠くものであると断じています。  これは、基準を満たせば再稼働という政府の再稼働プロセスを根底から覆すものです。にもかかわらず、再稼働を粛々と進めるなど、断じて許されません。  総理、この決定を重く受けとめ、全国の原発再稼働を断念すべきではありませ……


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第190回国会(2016/01/04〜2016/06/01)

第190回国会 衆議院本会議 第19号(2016/03/24、47期、日本共産党)

○藤野保史君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました法律案について質問します。(拍手)  まず冒頭、三月九日、大津地裁は、関西電力高浜原発三、四号機の運転差しとめを命じる画期的な仮処分決定を行いました。  同決定は、新規制基準に適合しても、その原発は安全とは言えないと断じています。また、政府には、避難計画をも視野に入れた幅広い規制基準をつくる信義則上の義務があると指摘しています。  これは、新規制基準に適合したことだけを根拠に再稼働を進める安倍政権の原発政策に対して、根本的な見直しを迫るものです。  あの東京電力福島第一原発事故から五年がたちました。  私は先日、福島県いわき市の……


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第193回国会(2017/01/20〜2017/06/18)

第193回国会 衆議院本会議 第7号(2017/02/27、47期、日本共産党)

○藤野保史君 私は、日本共産党を代表して、二〇一七年度一般会計予算外二案に対して、反対の討論を行います。(拍手)  反対理由の第一は、本予算案が、アベノミクスの行き詰まりのしわ寄せを国民に押しつけ、暮らしを痛めつけるものになっている点です。  安倍総理は、全国津々浦々で好循環が生まれていますと言いますが、厚労省の毎月勤労統計によると、パートを含めた全労働者の平均賃金は、安倍政権発足後、実質で年十九万円も減っています。また、総務省の家計調査によると、二人以上世帯の実質家計消費支出は、十六カ月連続で対前年度比マイナスを続けています。日本経済の六割を占める個人消費が冷え込むもとで、好循環など生まれて……

第193回国会 衆議院本会議 第17号(2017/04/06、47期、日本共産党)

○藤野保史君 私は、日本共産党を代表して、組織犯罪処罰法改正案、いわゆる共謀罪法案について質問します。(拍手)  同法案は、過去三回、国会に提出されましたが、いずれも廃案に追い込まれました。なぜ三回とも廃案に追い込まれたのか、総理は、その理由をどのように認識していますか。  共謀罪は、計画、すなわち話し合い、相談などを処罰の対象とするものであり、法益侵害の危険性のある行為が行われる前の段階で刑罰権を発動するものです。その人が何をしたかではなく、何を考えたか、何を合意したかが対象となるため、内心の処罰に限りなく近づいていきます。  かつて国家権力が市民の内心を侵害したことへの反省から、近代刑事法……

第193回国会 衆議院本会議 第23号(2017/05/09、47期、日本共産党)

○藤野保史君 私は、日本共産党を代表して、法務委員長解任決議案に賛成の討論を行います。(拍手)  まず、安倍総理が五月三日、憲法九条に自衛隊を明記する改憲を行い、二〇二〇年に施行を目指すと表明した問題です。  憲法尊重擁護義務を負う行政府の長が、憲法の平和主義の核心である九条を名指しして、期限を区切って改悪する決意を表明したことは、極めて重大であり、断じて許せません。  しかも、総理は、予算委員会でこの問題を質問されると、読売新聞を熟読していただきたいと答弁しました。総理みずから重大な発言をしておきながら、あとは新聞を読めと言って国会での説明を拒む。これは、国民の代表機関である国会を事実上否定……

第193回国会 衆議院本会議 第27号(2017/05/23、47期、日本共産党)

○藤野保史君 私は、日本共産党を代表して、組織犯罪処罰法改正案、いわゆる共謀罪法案について、断固反対の討論を行います。(拍手)  まず、十九日の法務委員会での強行採決に満身の怒りをもって抗議します。  自由と民主主義がかかった重大法案であるにもかかわらず、本法案の審議は全く尽くされていません。法務大臣がまともに答弁できず、国民の約八割が説明が不十分だという法案を数の力でごり押しすることは、国民の代表機関である国会の役割をみずから否定するものであり、断じて認められません。  法案に反対する理由の第一は、本法案が、具体的に危険な行為があって初めて処罰するという近代刑事法の大原則を覆し、日本国憲法が……

藤野保史[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院47期)

藤野保史[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第189回国会(2015/01/26〜2015/09/27)

第189回国会 経済産業委員会 第3号(2015/03/20、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  私も、落合委員と同じく、昨年末の総選挙で初当選させていただきました。先日、予算委員会で質問させていただきましたけれども、当委員会ではきょうが初質問となります。先輩方には、どうぞよろしくお願いいたします。また、大臣には、ぜひ真摯な御答弁をいただきたいと思います。  大臣は、先日の所信表明で、原発について、長期的には依存度を低減させていくと表明をされました。私は、この問題についてお聞きしたいと思うんです。  私は北陸信越ブロックの選出でありまして、福井県の若狭湾の原発、新潟県、そして石川県と、多くの原発があります。とりわけ、新潟の柏崎刈羽には七基、福井県の……

第189回国会 経済産業委員会 第4号(2015/03/25、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  まず、今回の北朝鮮に対する輸出入の全面禁止措置の期限延長につきまして、我が党としては賛成をいたします。  その理由ですけれども、この間、北朝鮮は、三回の核実験を初めとして、さまざまな挑発的行為を繰り返してまいりました。これらの行動は、国連を初めとして国際社会の繰り返しの警告、そして国連安保理のさまざまな決議に反するものにほかならないというふうに思いますし、国際社会のこうした警告に反して、北朝鮮が繰り返し挑発的行為をとり続けている。この姿勢を見るならば、やはり、日本政府が独自に実施をしている現在の輸出入禁止措置を期限延長することは、北朝鮮を対話のテーブル……

第189回国会 経済産業委員会 第7号(2015/04/08、47期、日本共産党)

○藤野委員 私は、日本共産党を代表して、株式会社商工組合中央金庫法及び中小企業信用保険法の一部を改正する法律案に対して反対討論を行います。  安倍自公政権による消費税八%への増税と行き過ぎた円安誘導による原材料高騰は、中小・小規模事業者の経営にダブルパンチとしてのしかかり、まさにアベノミクス不況ともいうべき事態をもたらしています。  今、政治に求められているのは、官公需の拡大による仕事興しや資金繰り対策の拡充などにより、地域経済と雇用を必死で支える中小・小規模事業者に寄り添い、励ます施策を講じることです。ところが、本法案は、その願いに逆行し、資金繰りの道を縮小させるものにほかなりません。  反……

第189回国会 経済産業委員会 第8号(2015/04/15、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  まず、質問の前提ですけれども、昨日、福井地裁で高浜原発の再稼働を差しとめる仮処分決定が命じられました。政府はよく新規制基準が世界最高の基準だと言うわけですけれども、あの仮処分決定は、まさに、新規制基準は緩やかに過ぎ、これに適合しても本件原発の安全性は確保されていない、新規制基準は合理性を欠くものであると厳しく断罪をしております。これは、新規制基準を満たした原発は再稼働するという政府の再稼働プロセスそのものを根底から覆すものだというふうに思います。  こうした決定が出る背景には、やはり国民世論、運動というものがあると思います。私の地元である北陸信越ブロッ……

第189回国会 経済産業委員会 第11号(2015/04/24、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  きょうは、大変お忙しい中、東電の廣瀬社長と、あと田中規制委員長にもお越しをいただいております。ありがとうございます。  本法案は、先日、本会議質疑が行われました。私は質問させていただいたんですが、そのときの安倍総理の答弁が大変重要だというふうに感じました。  それは、福島原発事故の原因究明は国として継続的に取り組むことが重要です、これまでに国会、政府事故調査委員会において事故の検証が行われ報告書が取りまとめられています、さらに独立した原子力規制委員会が昨年十月に中間報告書を取りまとめるなど事故原因の技術的解明を進めており、今後も中長期にわたって継続的に……

第189回国会 経済産業委員会 第12号(2015/04/28、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  参考人の皆さんには、大変お忙しい中御出席いただきまして、また、大変示唆に富むお話を聞かせていただきまして、本当にありがとうございます。  時間の関係で早速質問に入らせていただきたいと思うんですが、まず、電事連の八木会長にお伺いしたいと思うんです。  今回の法案の目的の一つが、需要者の、国民のエネルギー選択の自由度の拡大、あるいは料金の最大限の抑制ということで先ほど来お話があるわけですけれども、関西電力としては二度目の値上げ申請ということで、かつ、理由としては、原発が動いていないことによるさまざまなコストアップということだと思うんです。  先ほど手塚参考……

第189回国会 経済産業委員会 第14号(2015/05/15、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  私は、四月十六日の本会議に続いて、安倍総理に質問をさせていただきます。  本会議では大変多くのテーマを取り上げたわけですが、きょうは原発に絞ってお聞きをしたいと思います。  先ほど来出ておりますが、先日、経産省が、二〇三〇年度時点での原発比率について、二〇から二二%という数字を示された。この数字についてお聞きしていきたいんです。  配付資料の一の下の方の図を見ていただければと思うんですが、これは経産省の数字であります。二〇から二二というのを発電電力量でいうとどうなるかということでお示ししたんですが、ここにありますように、二〇%の場合は二千百六十八億キロ……

第189回国会 経済産業委員会 第15号(2015/05/20、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  きょう、本法案の最後の質疑ということで、改めて大もとからお聞きしたいんですけれども、今回、法的分離による発送電分離ということで、先取りと言われる東京電力は持ち株会社方式を選択した。配付資料を配らせていただいておりますけれども、五月一日のプレスリリースでの、東電の前と後といいますか体制、これを見ますと、はっきり言ってほとんど変わらないというのが私の印象であります。  このほかに、本法案では、ホールディング形式のほかに、発電と小売一体のいわゆる親会社方式も認められるということであります。  この点で、四月二十八日の参考人質疑で、八木誠電事連会長の言葉が私大……

第189回国会 経済産業委員会 第17号(2015/05/27、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  まず初めに、幾つか特許庁長官に確認をさせていただきたいんです。  本法案は、第三十五条三項を新設して、この分野では原始使用者帰属を認めるということだと思うんです。しかし、同条には一項、二項がありまして、依然としてこれについては基本的に変わらない、原始発明者帰属ということだと思うんです。  そしてまた、大もとの二十九条、これにつきましては、まさに原始発明者帰属の大原則を規定していると思うんです。  そこで確認ですけれども、今法案によるいわゆる原始使用者帰属というのは、あくまで契約とか規則とか、そういうものがある場合の例外であって、原則としては原始発明者帰……

第189回国会 経済産業委員会 第18号(2015/05/29、47期、日本共産党)

○藤野委員 私は、日本共産党を代表して、特許法等の一部を改正する法律案に対し、反対討論を行います。  本法案は、職務発明に係る特許を受ける権利の原始的な帰属先を、発明を行った従業者から使用者へと百八十度転換しようとするものであり、容認できません。  特許法第二十九条は、産業上利用することができる発明をした者は、その発明について特許を受けることができると規定しています。この条項に照らし、我が国ではこれまで、職務発明について原始発明者帰属の立場をとってきました。  そもそも、二〇〇四年改正後の判例の蓄積もほとんどない中で、法改正を行わなければならない立法事実はありません。  にもかかわらず、職務発……

第189回国会 経済産業委員会 第21号(2015/06/10、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  きょうは、原発事故と避難の問題を中心にお聞きをしたいと思っております。  全国保険医団体連合会という団体が、ことし二月、鹿児島、静岡、滋賀、佐賀の四県で医療介護施設にアンケートを行いまして、原発事故の際の避難計画についての対応などを調査されております。  この全国保険医団体連合会というのは、開業医の方の六二%が加入されておりますし、勤務医の方も多数加入されている全国組織であります。  このアンケートに寄せられた声に基づいてきょうはお聞きしたいと思うんですけれども、例えばこういう声です。  シミュレーションが多岐にわたり、素人が短時間でつくれるものではな……

第189回国会 経済産業委員会 第23号(2015/06/17、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  きょうは、各党理事の御理解をいただきまして、質疑時間を前回よりも若干長目にいただいております。ありがとうございます。  それだけ当委員会としても大事な法案だというふうに考えているということの反映だと思いますので、大臣の方にも真摯な御答弁をいただければと思っております。  今までずっと議論もされていたわけですけれども、今法案は、インフラ輸出というものをめぐって、これが政府の成長戦略の大きな柱だということで、NEXIも一つのツールとして大きく制度を変えていこうということだと思うんですけれども、安倍政権というのは、そういう意味では、総理自身が先頭に立たれて、……

第189回国会 経済産業委員会 第24号(2015/06/19、47期、日本共産党)

○藤野委員 私は、日本共産党を代表して、貿易保険法及び特別会計に関する法律の一部を改正する法律案に対し、反対討論を行います。  我が国の貿易保険は、質疑で明らかになったように、資本金百億円以上の巨大企業上位三十社が保険利用の八割を占めており、諸外国に比べ格段に安い保険料など、メガバンクや総合商社等にとって使い勝手のいい制度になっています。  本法案は、こうした多国籍企業の利用実態や現行制度のもとでの積立金の精査など、まともな検証もしないまま、NEXIの経営の自由度を高め、リスクテーク機能を強化した特殊会社とするものであり、認めることはできません。  反対理由の第一は、新設される履行担保制度が、……

第189回国会 経済産業委員会 第25号(2015/07/01、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  この法案につきましては、私たち日本共産党も賛成の立場で臨んでおります。  その上で、きょうは、地方公共団体における官公需の重要性と、それを応援していく国の姿勢のあり方といいますか、そういったものを質問させていただきたいと思っております。  資料をお配りさせていただいておりますが、一枚目は、ちょっと字が小さくて恐縮なんですけれども、国交省の資料でありまして、インフラの施設、さまざまあるものが今後どれぐらい老朽化していくかというのを示した表でありまして、真ん中のちょっと字が大きくなっている部分、三月現在のものが左、それで十年後、二十年後というふうになってお……

第189回国会 経済産業委員会 第26号(2015/07/03、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  きょうはコンビニの問題についてお伺いをしたいと思っております。  今や私たちの生活になくてはならないインフラということで、私も一日に一回は必ずお世話になっているような状況でありますけれども、そのコンビニで今人手不足が大変深刻な問題になっているというふうに伺いました。  先日、全国フランチャイズ加盟店協会の会長さんにお話をお伺いする機会がありまして、この会長さんは宮城県仙台市で実際にコンビニを経営されていらっしゃる方でもあります。  二十四時間営業の場合は大体二十人ぐらい従業員が必要だそうですけれども、この会長さんのお店では十二名しか確保できなくて、会長……

第189回国会 経済産業委員会 第29号(2015/07/31、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  今回の案件は、北朝鮮を外交のテーブルに着けるというか、対話のテーブルに着かせるということが私たちとしては大変重要な目的だというふうに思っております。  しかし、対話という点につきまして、最近、北朝鮮で重大な発言が繰り返されていると認識をしております。今月の二十八日には北朝鮮の池在竜大使が核開発の凍結や放棄に向けた対話には応じないという発言をされたということが報道をされました。何でこのタイミングでこんな発言をしたのかということなんですが、これは結局、七月十四日にイランと六カ国がいわゆる核開発等に関する最終合意に達したということを受けての発言であります。 ……

第189回国会 経済産業委員会 第30号(2015/08/28、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  八月十一日に川内原発一号機が再稼働されまして、この再稼働の後の世論調査でも、反対が多数という状況は変わっておりません。共同通信では五五・三%が反対、読売新聞の世論調査でも五八%が反対。まさに多くの国民の意思に反して再稼働が強行されたということについて、まず強く抗議をしたいと思います。  そしてまた、地元の南日本新聞は、再稼働の翌日の社説でこう指摘しております。「最終的な責任の所在をあいまいにしたまま、反対の声を押し切って再稼働へ突き進む日本の姿勢は、福島以前と何ら変わっていないように見える。」こういう指摘であります。そのとおりだと思うんですね。福島以前……

第189回国会 経済産業委員会 第32号(2015/12/04、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  先ほど来触れられておりますけれども、我が党を含む野党共同で、憲法五十三条に基づいて臨時国会の開催を求めております。安倍内閣が応じない、これはもう明確な憲法違反であって、強く抗議をしたいと思います。そして、改めて臨時国会の開催を強く求めたいと思っております。  その上で、きょうは、林大臣には初めてになるんですが、原発の問題について質問したいと思います。  とりわけ、原発施設の上空を本来は飛んではならない航空機が多数飛んでいる、この問題についてお聞きをしたいと思います。  前提として国土交通省にお聞きしたいんですが、国交省は、航空機による原発関連施設の災害……

第189回国会 原子力問題調査特別委員会 第2号(2015/04/16、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  先ほど来お話が出ておりますけれども、国会事故調の報告に基づいてさまざまな提言がなされております。私自身、今国会、二月の予算委員会で、この国会事故調の報告に基づきまして規制委員長にも質問させていただきました。  この報告書は、七つの提言ということで冒頭提起をされておりまして、その中に、先ほど来お話のありますアドバイザリーボードの設置もございます。いずれも重要な提言だというふうに思うわけですが、同時に、原子力規制委員会の三年目の見直しという点も、先ほど同じように指摘がありました。  私からも、改めて、今どのような検討が行われているのか確認をさせてください。

第189回国会 原子力問題調査特別委員会 第3号(2015/04/23、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  先ほど来お話が出ておりますけれども、二つの裁判所の判断がありまして、私も改めて、その二つの判断がなされた川内原発と高浜原発の審査書を読ませていただきました。きょうは、この二つの審査の違いといいますか中身について御質問させていただきたいと思っております。  そもそもこの二つの原発は、大変似ているところもあるし、違うところもあるなと思いました。  似ているところでいいますと、二つとも加圧型、PWRでありますし、ともに三ループプラントであります。電気出力も、川内が大体八十九万キロ、高浜が八十七万キロと、大体同じですし、燃料の種類とか数、系統設備の構成、仕様と……

第189回国会 原子力問題調査特別委員会 第4号(2015/05/28、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  先日、伊方原発の審査書案が出されまして、この中で規制委員会としては技術的能力ということを審査されているわけですが、同時に、規制委員会として経理的基礎というものについても別途審査をされているというふうに思うんですね。経済面といいますか、技術面ではなく経理的基礎。  これは川内や高浜も同じなわけですけれども、そこで、確認させていただきたいんですが、この経理的基礎というのは何なのか、ちょっと簡潔に教えていただければと思います。
【次の発言】 済みませんが、これは、設置の工事、あるいは今回でいえば再稼働の際の審査に準用されていると思いますので、そういう設置や再……

第189回国会 原子力問題調査特別委員会 第5号(2015/09/03、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  私は、先月の九日、十日と福島県に行ってまいりまして、十日には第一原発にも入って視察をしてまいりました。そして、直前には、第一原発で働く労働者の方からもお話を伺ってまいりました。  きょうは、この生の声に基づきまして幾つか質問したいと思います。  まず初めに、ことしの八月だけで実に三名の方がお亡くなりになったということで、この点については第一原発の構内でも大変大きな話題になっているとお聞きしました。  廣瀬社長にお聞きしたいんですけれども、一つ一つの事案ということではありませんが、全体として、社長としてこの事態をどのように捉えていらっしゃるか、お聞かせく……

第189回国会 予算委員会 第9号(2015/02/25、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  私は北陸信越ブロックの選出です。このブロックには、福井の高浜原発を初め、新潟の柏崎刈羽原発、石川の志賀原発など多くの原発があり、原子炉の数でいえば、日本の原子炉の約半分が集中しております。私は、この原発を全てこの目で見て、地元の皆さんからお話を伺ってまいりました。  きょうは初質問ですが、この原発の問題をお聞きいたします。ぜひ真摯な御答弁をお願いいたします。  原子力規制委員会は、二月十二日に、川内原発に続いて高浜原発三、四号について、規制基準に適合していると判断をいたしました。  しかし、福井県の若狭湾には、十三基の商業用原発に加えて、「もんじゅ」、……

第189回国会 予算委員会 第14号(2015/03/05、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  四人の陳述人の皆様、きょうは本当にありがとうございます。  私、実は所属は経済産業委員会なんですけれども、さきの総選挙で、この石川を含みます北陸信越ブロックから選んでいただきまして、そういうこともありまして、この石川で公聴会が開かれるということで質問の機会を与えていただきました。本当にありがとうございます。  私も、四人の皆様にそれぞれ御質問させていただきたいと思っております。  まず初めに、大学の先輩でもありますが、谷本知事にお伺いしたいと思っております。  先ほど来お話ありましたけれども、間もなく、本当に間もなく北陸新幹線開業ということで、石川県の……


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第190回国会(2016/01/04〜2016/06/01)

第190回国会 経済産業委員会 第2号(2016/03/09、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  私は北陸信越ブロックから選んでいただいておりまして、このブロックには、新潟県の柏崎刈羽原発、石川県の志賀原発、さらには福井県の集中立地原発群がございます。  そこで、きょうは、原発の問題に絞ってお聞きをしたいと思っております。  先日、二月の二十二日には、九州の鹿児島県、川内原発も視察をさせていただきました。稼働している原発の視察というのは私も久しぶりでして、新潟県の柏崎刈羽六号がまだ動いている時期に視察して以来です。やはり動いている原発は違うなと。ゴゴゴゴゴというタービンの音と振動を体全体で感じますし、その熱、そういったものも感じてまいりました。また……

第190回国会 経済産業委員会 第5号(2016/04/01、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  先日、二〇一六年度予算が成立しましたが、経産省の予算の中にエネルギー構造転換理解促進事業というのがあると思います。経産省にお伺いしたいんですが、この制度の概要、事業内容、そして予算とその財源、さらにその対象は廃炉を決めた自治体に限られるのか、こういったことについて御答弁ください。
【次の発言】 レクの際には、これは廃炉の時代を迎えるに当たっての新規の制度だというふうにお伺いしまして、財源も、いわゆる今まで原発立地とか原発利用対策に主に用いられてきた電源特会ではなく、そういう新しい財源でつくられたということなので、大事な事業だというふうに思っております。……

第190回国会 経済産業委員会 第7号(2016/04/20、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  質問に先立ち、熊本県を中心とした九州地方地震によって犠牲になられた方々に心から哀悼の意を表します。今も強い余震が相次ぐなど、前例のない過酷な状況で、心身ともに疲労のきわみにあるという方がたくさんいらっしゃると思います。心からお悔やみ申し上げるとともに、日本共産党としましても全力を尽くしてまいりたいと思っております。  本法案ですけれども、核燃料サイクル政策について、電力自由化のもとでも国の関与を強めて推進しよう、こういう中身になっていると認識しております。  しかし、国民世論といいますのは、三・一一を経験して、まさにその多数が原発のない日本というのを求……

第190回国会 経済産業委員会 第9号(2016/04/27、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  きょうは、参考人の皆様、大変貴重な御意見を本当にありがとうございます。大変参考になりました。今後、FIT制度をよくしていく、あるいは国会でのFIT法の審議にも生かしてまいりたいというふうに思っております。  それでは、始めさせていただきたいと思いますが、まずは八木参考人にお伺いしたいと思います。  参考人は、二〇一一年七月二十九日、当委員会でのFIT法の参考人質疑におきまして、このようにおっしゃられています。「今回の買い取り制度の中で、再生可能エネルギーに対しまして電力系統との接続義務が設定されているというふうに認識しておりまして、そういう意味では極め……

第190回国会 経済産業委員会 第10号(2016/05/11、47期、日本共産党)

○藤野委員 私は、日本共産党を代表して、電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法等の一部を改正する法律案に対し、我が党提出の修正案に賛成、修正部分を除く政府原案に対し反対の立場で討論を行います。  二〇一二年七月にスタートしたFIT制度は、再エネ導入促進策として一定の役割を果たしてきました。しかし、再エネの割合はまだ全体の三%にすぎません。今求められているのは、再エネ導入をさらに強く後押しするための改革です。ところが、本法案は逆に、一般送配電事業者の主導性を一層強め、再エネの導入を抑制する中身になっており、容認できません。  反対理由の第一は、FIT制度の根幹である接続義……

第190回国会 経済産業委員会 第11号(2016/05/13、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  私は、熊本地震における中小企業、個人事業主への支援についてお聞きをしたいと思います。  一カ月たちましても余震が続く、本当に身体的にも精神的にも大変厳しい状況で、業者の方も苦しんでいるというのが現状です。  私も、四月二十四日と五月七日に現地に入りまして、さまざまな方からお話を伺ってまいりました。  大変被害が大きかった益城町では、傾いて潰れている、周り全部がそういう状況ですけれども、ある理髪店が営業されておりました。水は当然ないんですが、給水所からポリタンクでくんできたり、あるいは雨水を使ったりしながら、お客さんに使うわけじゃないですけれども、さまざ……

第190回国会 経済産業委員会 第12号(2016/05/20、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  本法案は、中堅、中小そして小規模事業者の経営力を強化する、そういう法案だと認識しております。  安倍政権が近く決定すると言われておりますニッポン一億総活躍プラン、案を見させていただきますと、本法案が何回も出てきて、わざわざ明記されて、これによっていろいろなことをやるんだ、経営力を強化するんだ、こううたわれております。  このプランの中身の是非は別としまして、私たちも、中小企業や小規模事業者が活性化する、これ自身は、本当に地域経済あるいは国民生活の向上にとって極めて重要な課題だと思っております。  本法案は、そうした経営力強化をどうやって図るのかというこ……

第190回国会 原子力問題調査特別委員会 第2号(2016/04/07、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  きょうは、川内原発と高浜原発について質問いたします。  九州電力は、昨年八月、川内原発一号機、十月に二号機を再稼働しました。ところが、その再稼働の二カ月後、昨年十二月になりまして、免震重要棟をつくらない、こう言い出したということで、ことしの三月末に正式に設置変更許可申請を出したという経過であります。とんでもないと思うんですね。  免震重要棟というのは、この間の幾多の災害の教訓に基づくものであります。二〇〇七年、私、北陸信越ブロックの一つの県であります新潟県の中越沖地震で、柏崎刈羽原発の中央制御室のドアがゆがんであかなくなるという大変な事態を教訓にしまし……

第190回国会 原子力問題調査特別委員会 第3号(2016/04/21、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  質問に先立ちまして、私からも、熊本県を中心とした九州地方地震によって犠牲になられた方々に心から哀悼の意を表したいと思います。また、本当に心身ともに大変な状況で苦しんでいらっしゃる被災者の方々に、心からお見舞いを申し上げます。  あわせて、日本共産党としても、救難支援に全力を尽くしたいと思っております。  それでは、質問に入らせていただきます。  日本共産党の国会議員団としましても、四月十六日に政府に申し入れを行いました。一つは、救難救援に全力を尽くすこと、同時に、不測の事態に備えて川内原発はとめるべきだ、そして、今回得られたさまざまな新しい知見を踏まえ……

第190回国会 原子力問題調査特別委員会 第4号(2016/05/12、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  私は、北陸電力の志賀原発についてお聞きしたいと思います。  私は北陸信越ブロックで選出していただいていまして、地元の一つということで、何度も行ってまいりました。昨年の九月には、志賀原発の敷地の外の活断層調査にも参加をさせていただきまして、主に、原発の北九キロにあります富来川南岸断層というもの、これを中心に周辺を見させていただきました。  例えば、あそこには能登金剛という有名な観光地がありまして、巌門という場所に行きましたら、海岸の岩がばきっと直線で割れておりまして、どう見ても断層による割れなわけですね。  敷地内には、先ほども出ましたけれども、Sで幾つ……

第190回国会 原子力問題調査特別委員会 第5号(2016/05/26、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  先日、先ほど来お話ありますように、本委員会で高浜原発を視察しまして、私も参加をさせていただきました。私は北陸信越ブロックの選出ですので、福井県は地元の一つということでもあります。何度も高浜にも行ったわけですけれども、今回は原発のいろいろなところを見させていただいて、関電トップの方からもお話をお聞きしたということで、貴重な経験をさせていただいた。今ちょっといらっしゃいませんけれども、委員長を初め関係者の皆様に私からもお礼を申し上げたいと思っております。  高浜原発といえば、四号機が、ことし二月二十日に、いわゆる放射能を含む水漏れ事故が原子炉補助建屋で起き……

第190回国会 予算委員会 第8号(2016/02/05、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  きょうは、暮らしと経済、消費税増税、そして原発、核燃料サイクルについて質問をいたします。  まず、経済の問題です。  安倍政権が発足してから三年になります。雇用や賃金、家計、きょうも議論がありましたが、国民の暮らしはどうなっているのか。消費者物価は上がりましたが、名目賃金は横ばいであります。物価上昇を差し引いた実質賃金はこの三年間で五%減少しております。金額に換算しますと、年収四百万円のサラリーマンで、実に年間二十万円も賃金が目減りした、こういう状況であります。こういう状況で消費税を増税していいのか。国民の暮らしや日本経済が耐えられるのか。  総理にお……

第190回国会 予算委員会 第18号(2016/03/01、47期、日本共産党)

○藤野委員 私は、日本共産党を代表して、二〇一六年度政府予算三案につき、政府がこれを撤回のうえ編成替えを求める動議について、提出理由及び概要を説明します。  安倍内閣の三年間で、大企業の利益は大幅にふえましたが、国民の暮らし、中小業者の経営はますます苦しくなっています。二〇一四年度は、戦後七回の景気後退期の中で初めて、大企業は史上最高益を更新しましたが、実質GDPはマイナスに落ち込みました。大企業を応援すれば日本経済もよくなるというトリクルダウン政策は完全に破綻しています。  日本の相対的貧困率は年を追うごとに悪化し、一人親家庭の貧困率は五四・六%と、OECD加盟国中最悪です。貧困と格差をなく……

第190回国会 予算委員会 第20号(2016/05/16、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  このたびの震災で犠牲となられた方々の御冥福をお祈りし、御遺族の方々に謹んでお悔やみを申し上げます。また、被災された全ての皆様に心からお見舞いを申し上げます。  日本共産党は、四月十四日、発災当日に対策本部を立ち上げて、現地の党組織などと連携して復旧支援に全力を尽くしてまいりました。緊急に解決を必要とする課題については、この間、三次にわたって政府に申し入れも行ってまいりました。  私も、四月二十四日と五月七日に現地に入りまして、直接被災者の方からいろいろな御要望をお聞きしてまいりました。その中で、被災者の皆さんの命と健康を守ることはいまだに緊急課題だと強……


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第192回国会(2016/09/26〜2016/12/17)

第192回国会 経済産業委員会 第5号(2016/10/28、47期、日本共産党)

○藤野委員 私は、日本共産党を代表して、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構法の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  反対理由の第一は、温室効果ガス主要排出国である我が国には、今まさに審議中の脱化石燃料に向けた気候変動条約、パリ協定を早期に批准、承認し、それを実践する責務があるにもかかわらず、本法案にはこの視点も対策も全く欠落しているからです。  我が国は、いまだ、二〇三〇年の化石燃料比率を七六%と見込み、原発と石炭火力をベースロード電源と位置づけています。これでどうして温暖化を防止する未来への役割が果たせるのか。国際的な批判を免れません。  東電福島第一原発事故による未曽有の……

第192回国会 原子力問題調査特別委員会 第3号(2016/12/09、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  私は、福井県の美浜原発三号機についてお聞きをしたいと思います。私は北陸信越ブロックから選んでいただいておりますので、福井県は地元の一つということになるわけです。  三・一一の福島第一原発事故を受けて、四十年を超える古い原発は原則として閉じようといういわゆる四十年ルールというのが決められました。一回だけ延長が二十年間認められるわけですが、極めて例外とか、委員長自身も例外中の例外とおっしゃっていた話であります。  しかし、ことしの六月に、四十年を超えるという関電の高浜原発一、二号機、延長審査を括弧つき合格と。さらに十一月には、今から話をする美浜原発三号機も……

第192回国会 法務委員会 第2号(2016/10/19、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  私は、法務委員会では初めて質問をさせていただきます。充実した質疑に向けまして、大臣にも真摯な御答弁をお願いしたいと思います。  私は、きょうは、いわゆる共謀罪について、先ほども質疑がありましたけれども、お聞きをしたいと思います。  共謀罪は、二〇〇三年、二〇〇四年、二〇〇五年、三回にわたって国会に提出されて、いずれも強い反対の世論と運動が起こりまして、廃案となりました。それはやはり、この共謀罪が、法益侵害の危険性のある具体的な行為を処罰するという近代刑事法の大原則、これを根本的に覆す、そして思想、良心の自由の処罰につながっていく、そういう危険性を持って……

第192回国会 法務委員会 第5号(2016/10/26、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  まず、裁判官の報酬に関する法案につきましては、人事院勧告に沿った改定であり、昨年の引き上げに続いて、小幅ではありますけれども、中身を見ますと、低位号俸の報酬、俸給について引き上げて、いわば若年層に厚くするものであり、賛成したいと思います。  検察官の報酬についても、それに準じて考えております。  また、裁判官の育児休業に関する法案につきましては、これは育児休業の対象を拡大するもので、改善につながるというふうに考えますので、賛成したいと思っております。  その上で、きょうは、法務省の定員について主にお聞きをし、あと、いわゆる修習生の経済的支援の問題などに……

第192回国会 法務委員会 第6号(2016/10/28、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  本法案は、第一条の「目的」で、「部落差別の解消を推進し、もって部落差別のない社会を実現する」としております。しかし、本案は、この目的とは全く反対に、部落差別の復活と恒久化につながる、こういうものであり、関係団体から廃案を求める強い運動が起こっております。  この点について、以下質問したいと思います。  私は福岡の出身でありまして、福岡県は、かつて旧同和地区数が全国一、地区数も同和関係者も全国の一割を超えておりました。今もお話ありましたが、同和対策特別措置法が一九六九年に施行されて二〇〇二年に終わるまで、三十三年の間に、全国では約十六兆円の資金が投入され……

第192回国会 法務委員会 第7号(2016/11/02、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  私は、部落差別解消法案について、政府の認識をお聞きしたいと思います。  十月二十八日に当委員会でこの質疑が行われました。発議者からこういう答弁がありました。「部落差別というのは、法律上の定義規定を置かずとも、部落の出身者であることによって差別をされるということで理解ができる」、「これは行政においても一義的に明確に理解できる」、こういう答弁でありました。  私は本当に耳を疑ったわけであります。定義はないということを認めつつ、部落の出身者であることによって一義的に明確に理解できる、これはどういうことかと思うんですね。  これは、部落というものが存在している……

第192回国会 法務委員会 第8号(2016/11/16、47期、日本共産党)

○藤野委員 私は、日本共産党を代表して、自民、民進、公明提出の部落差別解消法案に断固反対の討論を行います。  本法案は、部落差別の解消を目的とする恒久法をつくろうとするものです。  しかし、何をもって部落差別というのか、法案には何の定義もありません。重大なことは、提案者が、部落差別とは部落の出身者に対する差別として明確に理解できると述べたことです。この説明は、部落解放同盟綱領に書かれている定義と同義です。かつて、解同を中心とした特定団体の圧力によって行政が主体性を失い、窓口一本化と不公正、乱脈な同和行政の横行を許した痛苦の歴史を思い起こすべきであり、解同綱領を法律に盛り込むなど断じて認められま……

第192回国会 法務委員会 第9号(2016/11/18、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  今回は、民法の債権関係法が百二十年ぶりに改正されるということで、大変大事な審議が始まったというふうに受けとめております。  政府は先ほど来、改正理由につきまして、社会、経済の変化への対応、そして国民一般にわかりやすい民法にすると御答弁されておりますが、大臣に、さらにちょっと具体的にどのような変化への対応なのか、さらにはどの点が国民にわかりにくいのか、もう少し詳しく教えていただければと思います。
【次の発言】 今詳しく答弁いただきましたが、取引の量の増大や、複雑、高度化、さらにはわかりやすくするということであります。  こうした変化がこの債権という世界で……

第192回国会 法務委員会 第10号(2016/11/22、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  きょうは、参考人の先生方、御多忙の中、大変貴重な御意見を聞かせていただきまして、本当にありがとうございます。  三人のお話をお聞きして、この民法典の改正、四年九カ月間の審議にさまざまな形で主体的にかかわってこられた、その思いといいますか熱意というものを本当に強く感じました。私自身も、そうした大変重要な法案審議だということを、改めて、決意といいますか覚悟といいますか、それを今固めているところであります。本当にありがとうございます。  その上で、論点としては大変多岐にわたるというふうに思います。その大前提としまして、岡参考人がきょう御提出いただいた基本姿勢……

第192回国会 法務委員会 第11号(2016/11/25、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  きょうは、私は、約款の問題について質問をいたします。  ネット販売から保険契約など、まさに身近な商品から命や健康にかかわる契約にまで対応されているのがこの約款であります。ところが、約款というのは、情報量や交渉力に優位にある事業者がみずからに有利な約款をつくって、消費者の側は、事実上交渉の余地もなくそれを契約のもとにせざるを得ないということが多いわけであります。  配付資料をお配りさせていただいております。若干字が小さくて恐縮なんですけれども、内閣府がこの約款について行った調査であります。  百六十三の業者に対して二百二十五の約款を調べているということで……

第192回国会 法務委員会 第12号(2016/12/02、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  きょうは、不法行為による損害賠償請求権の期間制限、民法でいえば、七百二十四条後段の改正についてお聞きをしたいと思います。  これは、B型肝炎やじん肺、あるいは水俣病など、これまで薬害や公害をめぐって多くの訴訟が行われてきたわけですが、これと密接に関連する規定であります。  例えば、私は北陸信越ブロックから選んでいただいております。新潟水俣病、阿賀野川がありまして、阿賀野川患者会の皆さんからも何度もお話を聞いてまいりました。ことしは、実は水俣病公式認定から六十年、新潟水俣病でいえば、少しおくれて五十一年ということになります。しかし、五十年たっても六十年た……

第192回国会 法務委員会 第13号(2016/12/06、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  先ほどの衆議院本会議で、いわゆるカジノ法案が採決をされました。本会議場では、自民党の皆さん全部は見えなかったんですけれども、公明党の議員では何人かが座ったままということでありました。野党だけでなく与党でさえこういう態度をとらざるを得ないほど、矛盾に満ちたまま、審議も尽くされないまま採決をされた。これは本当に、言論の府としての国会がみずからの存在意義を否定するようなやり方だと、心から抗議をしたいというふうに思います。  なぜこうなるか。やはり、そもそも国民世論、国民の理解が全くないということだと思います。読売新聞の世論調査でも、反対が五七%。  新聞各紙……

第192回国会 法務委員会 第14号(2016/12/07、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  三人の参考人の皆様、御多忙の中、貴重な御見解をお聞かせいただきまして、本当にありがとうございます。よい民法にしたいという思い、一歩でも二歩でもというお言葉もありましたけれども、本当にそうした強い思いをきょうも感じさせていただいております。私も、これをしっかり受けとめて、今後さらに一層充実した質疑を通じてこの民法を本当にいいものにしなければならないというふうに思っております。  きょうも感じたんですけれども、やはり皆さんの長い蓄積の上で今法案が国会に提出されているというふうに改めて思いました。前回も、黒木参考人から、日弁連として全国で六十人弱のバックアッ……


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第193回国会(2017/01/20〜2017/06/18)

第193回国会 原子力問題調査特別委員会 第2号(2017/05/25、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  きょうは、私は北陸信越ブロックで選出いただいているんですが、地元の一つである柏崎刈羽原発、同僚委員に続いてお聞きしたいと思います。  原子力規制委員会は今、六号機と七号機の審査を進めているわけですけれども、この審査に当たって、同原発の敷地内に断層があるんですが、これは活断層ではないかという疑いが生じております。原子力規制委員会がつくった規制基準では、将来活動する可能性がある断層、これは十二万年から十三万年前以降に動くことが否定できない断層のことでありますが、この活断層の上に、原発の重要施設、すなわち耐震クラスがSクラスの施設を建ててはいけないということ……

第193回国会 原子力問題調査特別委員会 第3号(2017/06/01、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  まず冒頭、先ほど福島第一原発事故の原因について、直接的には津波というような話もありましたが、まだやはりこれは原因究明そのものが途上だというふうに認識しております。国会事故調報告書そのものも、そこはまだ解明途上というふうに指摘しておりますので、この点については今後も究明していきたいと思っております。  前回、新潟県の東電柏崎刈羽原発の活断層問題をお聞きしましたので、同原発の地下水問題について、きょうはお聞きをしたいと思います。  配付資料の一を見ていただきますと、これは東電からいただいた資料をもとに作成した資料ですが、柏崎刈羽原発でくみ上げられる地下水の……

第193回国会 原子力問題調査特別委員会 第4号(2017/06/12、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  本日は、アドバイザリー・ボードの参考人の皆様、本当にありがとうございます。  私は北陸信越ブロックから選出していただいておりまして、ここには福井県若狭の原発群初め、新潟の柏崎刈羽、石川の志賀原発、それぞれあります。原子炉でいいますと、日本の原子炉の約半分が集中しているブロックでもございます。  私は、原発に頼らない社会というのをライフワークとして実現していきたいというふうに思っておりまして、国会に来て初質問、初めての質問は、この事故調の報告書に基づいてやらせていただきました。  一つ私はきょうは具体的な点でお聞きをしたいと思うんですが、最近、福井県でも……

第193回国会 原子力問題調査特別委員会 第6号(2017/09/14、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  本日は、参考人の皆様、大変貴重な御意見、本当にありがとうございます。  きょうは、大変恐縮なんですけれども、時間の関係で、鈴木参考人に三点お聞きしたいと思っております。  第一に、核燃料サイクルの問題であります。鈴木参考人は、さまざまな雑誌等で、核燃料サイクルの見直しというのが避けられないという御趣旨の発言をされていると思うんですが、どうしてこの見直しが避けられないのかというのが一点。  そして第二に、プルトニウムの問題であります。再処理拠出法の御指摘もありましたけれども、再処理すればプルトニウムが出てくるわけで、世界でプルトニウム削減を求められる中、……

第193回国会 法務委員会 第3号(2017/03/08、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  大臣は、所信表明の中で、テロ等準備罪の創設などを含む法案をできる限り早期に国会に提出できるよう目指してまいりますと述べられました。テロ等準備罪という言葉をあえて使われた。これを聞いた国民は、この法案はテロ対策なんだな、そういう印象を受けると思います。  ところが、昨日来、その所信表明に対する質疑では、テロという文言について全くお答えにならない。成案が出てから説明すると。所信表明でテロ等準備罪と述べながら、その所信への質疑では、肝心のこの部分についてなかなか答弁されない。先ほどテロの定義をおっしゃったので、後で聞こうと思うんですが。  やはり、これでは所……

第193回国会 法務委員会 第4号(2017/03/21、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  政府は、きょうの閣議で共謀罪法案を閣議決定いたしました。断固抗議するとともに、撤回を厳しく、強く求めたいと思います。  私は北陸信越ブロックから選んでいただいているわけですが、例えば長野県では、須坂市、千曲市、御代田町、栄村など県内十四市町村で、議会がこの共謀罪に反対する意見書を相次いで可決しております。また、新潟市、新潟県の柏崎市などでも同様の意見書が採択されておりますし、長野県、新潟県、福井県、金沢弁護士会、各県の弁護士会もこの共謀罪に反対する意見書を採択しております。  この共謀罪法案は、過去三回国会に提出されましたが、三回とも世論と運動の力で廃……

第193回国会 法務委員会 第5号(2017/03/22、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  私は、裁判所法についてきょうお聞きしたいと思います。  本法案は、法曹人材確保の充実強化を図るために、司法修習生に対し修習給付金を支給する制度の創設などを行うものであります。  司法修習制度は、国が責任を持って法曹三者を統一的に養成する制度であります。今日、司法が果たすべき役割の拡大、国民の期待というのは大きくなっていると思います。この期待に応えていく法曹の後継者をいかに養成していくかというのは、まさに我が国の司法の未来を左右する大問題だと思います。  そこで、そもそも、修習制度ということについて、前提として事務方にお聞きしたいんですが、戦前は、裁判官……

第193回国会 法務委員会 第8号(2017/04/05、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  質問に先立ちまして、きょうの質疑が、昨日夕刻の職権立ての理事懇におきまして、一部の野党が、野党第一党が欠席のまま決定をされるということについて強く抗議をしたいと思います。  しかも、中身としましても、先日、裁判関連二法が成立をし、今回は一般質疑のはずでありました。まさに与党からそういう提案があったわけですが、しかし、その一般質疑を行わず、今回民法の審議に入るということでありまして、この中身の点でも強く抗議をしたいと思います。やはり当委員会が国民の多様な要求に応えていくという点で、その役割を果たしていないということにもつながってまいります。  そして、民……

第193回国会 法務委員会 第10号(2017/04/14、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  質問に先立ちまして、政府は、この一般質疑が終わった後、組織的犯罪処罰改正法、いわゆる共謀罪法案の趣旨説明、審議入りを強行しようとしております。この法案は、過去三回廃案になったものであり、行為主義という近代刑事法の大原則を覆すだけではなく、日本国憲法が保障する思想、良心の自由、表現の自由、適正手続保障などを侵害する、まさに違憲立法そのものであります。私たち日本共産党は、当委員会での共謀罪法案の審議入りに断固反対したいと思います。  そのことを申し上げた上で、私も、共謀罪にかかわって質問をさせていただきます。  金田大臣は、この間、先日六日の衆議院本会議で……

第193回国会 法務委員会 第11号(2017/04/19、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  共謀罪審議入り、この初日に、その委員会の冒頭で、まさに数の力で刑事局長の出席を強行したことに強く抗議したいと思います。しかも、公正中立であるべき委員長がこうした提案を行ったということにも強く抗議したいと思います。逆に言えば、これは、金田大臣がやはりまともに答弁できないということを与党みずから認めたものだと言わざるを得ないと思います。  私は、共謀罪についてお聞きをしていきます。  本法案について、総理は、テロ等準備罪であって共謀罪ではないと繰り返してきました。その理由として、実行準備行為などの要件を加えたからだと説明していらっしゃいます。  そこで、私……

第193回国会 法務委員会 第12号(2017/04/21、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  改めて、刑事局長の出席を強行した今回の委員長の発議そして強行採決、強く抗議をしたいと思います。  私が改めて感じますのは、こうまでしなければ法案審議ができないのか。こんな場に外務大臣をお迎えする、本当に情けない。  これは、与党みずから二度も、二回にわたって、みずからの行動で、大臣、刑事局長抜きでは法案審議に向かわせられない、これを示したわけで、これは、大臣だけでなく、政府・与党全体の問題だというふうに言わざるを得ないと思います。  さらに、十九日の質疑では、局長が先に答弁に立って、委員長が指されて、そして答弁を何度もされた後に大臣が立たれて、ほとんど……

第193回国会 法務委員会 第14号(2017/04/28、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  二十五日に行われました参考人質疑は大変参考になりました。立場の違いを超えて、本当に認識が深まったなと感じております。これは委員全員の共通認識ではないかなと思っております。  本法案の充実した審議という点でいいますと、やはり、こうしたさまざまな角度からの意見をお伺いする、これは不可欠だと思っております。今後も参考人質疑の開催を何度も強く求めていきたいと思います。  二十五日に法務省が、テロ等準備罪の対象犯罪の類型別の個数という資料と、未遂・予備罪(準備罪)のある対象犯罪という資料を出してまいりました。私たちは、法案審議の前提だということで、これらの資料を……

第193回国会 法務委員会 第16号(2017/05/12、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  ちょっと順番を変えて質問させていただきたいと思います。  配付資料の二番目になるわけですが、毎日新聞が二〇一五年六月十日付の調査で、二〇一〇年度から二〇一四年度の五年間で、憲法や平和・戦争、原発、特定秘密保護法の四つをテーマとするイベントについて、後援、いわゆる自治体がバックアップする、その後援申請を断った件数というのを調査しております。すると、五年間で倍増していた。二〇一〇年度は十九件だったものが、二〇一一年度二十三件、二〇一二年度には三十四件にふえて、その後、二〇一三年四十二件、二〇一四年三十六件と。ですから、二〇一〇年度の十九件から比べると倍増し……

第193回国会 法務委員会 第18号(2017/05/19、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  今までの審議を聞いておりましても、審議が全く尽くされていない。論点が大臣の答弁のたびに新たに生まれてくる。きょうも、先ほど、威力業務妨害という国民の関心の非常に高い問題で大事なやりとりがありました。これで全く審議しないまま採決など絶対に許されない、きょうはこの立場で質問していきたいと思います。  先日十六日の参考人質疑で、維新の党推薦の指宿参考人はこのように述べました。「我が国でこれまでもう既にテロ犯罪、テロ行為が行われてまいりました。どうしてそうしたテロ行為、テロ犯罪を防ぐことができなかったのか、そういった国を挙げての御議論あるいは研究調査というもの……

第193回国会 予算委員会 第5号(2017/02/02、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  質問に先立って、新潟県糸魚川市の大火で被災されている方々に心からお見舞いを申し上げます。  私は、大火直後の十二月二十五日に現地に入りました。県知事初め地元の方々が強く求めていた被災者生活再建支援法が適用されることになりましたが、被災された方々の生活再建、なりわい再建はこれからであります。一日も早く再建が進むよう、政府は、店舗、事業所や設備などの再建に対する直接支援など必要とされる支援をやり切ること、さらに生活再建支援法の拡充を行うこと、これをまず求めたいと思います。  質問に入ります。  共謀罪についてお聞きします。  政府は、テロ対策だと強調してい……

第193回国会 予算委員会 第12号(2017/02/17、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  私は、共謀罪について質問をいたします。  金田法務大臣は、六日夕刻、「予算委員会における「テロ等準備罪」に関する質疑について」と題する文書を記者クラブに配付しました。文書は、それが基本的な政策判断にかかわるものであれ、具体的な法律論にかかわるものであれ、成案を得た後に、つまり法案が出た後に審議すべきだと述べています。  基本的な政策判断と言うのであれば、共謀罪はまさに、憲法十九条、思想、良心の自由を初めとする国民の自由と人権、そして刑法の大原則、犯罪捜査のあり方、これらを根本的に変質させる大問題であります。だから、今大問題になっている。基本的な政策判断……


藤野保史[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院47期)

藤野保史[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第189回国会(2015/01/26〜2015/09/27)

第189回国会 予算委員会第六分科会 第1号(2015/03/10、47期、日本共産党)

○藤野分科員 日本共産党の藤野保史です。  大臣、大変お疲れのことと思いますが、私が最後ですので、よろしくお願いいたします。  私、北陸信越ブロックの選出でして、新潟を初めとして米どころがたくさんございます。そして、どの県でも農業、農家が地域の経済と社会と文化を支えている、こういう地域でございます。その農業が、今、安倍政権のもとで大きな曲がり角に立たされているというふうに思います。  きょうは、この問題を幾つかの角度からお伺いしたいと思っております。  まず確認なんですが、国連は昨年を国際家族農業年というふうに指定をいたしました。これは、世界どこでも農業が家族経営によって支えられているからだと……


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第190回国会(2016/01/04〜2016/06/01)

第190回国会 予算委員会公聴会 第1号(2016/02/24、47期、日本共産党)

○藤野委員 日本共産党の藤野保史です。  きょうは、四人の公述人の皆様、大変貴重な御意見、本当にありがとうございます。  早速質問に入らせていただきたいと思うんですが、まず、予算審議の中身に入る前提のお話なんですけれども、四人の公述人全員にお聞きしたいなと思っております。  前提といいますのは、予算審議の中で、私どもだけではないんですが、要は、総理が、自画自賛と言う方もいらっしゃいましたけれども、自分の都合のいい数字を引っ張ってくるといいますか、そういうことをよくやられるんですね。経済の専門家として、こうした総理の答弁の姿勢というのをどう思われるのか。  例えば、私、二月五日にこの委員会で質問……

第190回国会 予算委員会第一分科会 第1号(2016/02/25、47期、日本共産党)

○藤野分科員 日本共産党の藤野保史です。  公文書管理法が施行されまして、間もなく五年。私は、先日、十七日に国立公文書館を視察させていただきました。大変重要なお仕事をされているなと実感をいたしました。  また、最近は、先ほど来お話があるように、適切な公文書管理というのは大事だなと思う出来事も相次いでいる。今もお話がありましたけれども、集団的自衛権の行使容認、憲法解釈の変更というのは大変重要な問題でありますし、この法律にとっては土台を揺るがしかねない特定秘密保護法が、二〇一四年十二月からは施行されている。  私たちは秘密保護法は廃止すべきだと思うんですけれども、秘密保護法が政府に都合よく運用され……



藤野保史[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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データ更新日:2023/02/05

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