橋本万右衛門 参議院議員
「質問主意書」(全期間)

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このページでは、橋本万右衛門参議院議員が提出した質問主意書に関する情報をまとめています。質問主意書の提出数、質問主意書の件名、質問と政府からの答弁の冒頭部分を一覧にしています。質問と答弁については参議院ウェブサイトの本文に飛ぶことができます。


質問主意書提出本数(参議院)

在籍期提出数


1期(1947/04/20〜)7本
2期(1950/06/04〜)0本


参議院在籍時通算7本



質問主意書・政府答弁書一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

薪炭価格引上げに関する質問主意書

第1回国会 衆議院 質問主意書 第80号(1947/10/01提出、1期)
質問内容
福島県東白川郡鮫川村は標高五百米の高原地に位置し、東西五里五丁余、南北四里十二丁余を有する福島県内屈指の大巨村にして、田畑百拾有余町を有するも冷害を受くる事屡々にして、凡ゆる多角的農業形態を以つて生活を維持し、現下科学的農業経営に一変、一意増産を目途とする昨今、米麦に在りては産地と見做さるに至りたるも、木炭においては山間渓谷の地故生産費の加重に依り増産意欲の底下甚だしく戦前に比較し約半数に足らざる…
答弁内容
薪炭の生産者価格は一般農産物及び木材と同様に昭和九年から昭和十一年における標準ものの薪炭の生産者価格を基準として、その生産者価格を構成する各要素(原木、労賃その他の経費)の今日までの適正な値上り率を乗じて、木材などの価格と均衡をも考慮して、新物価体系の一環として決定されたものである。従つて薪炭の生産者価格を引上げることは、一般農産物及び木材などの価格との関連上考えられない。又薪炭の消費者価格と生産…

各種交通施設へ警察関係者私用上の無礼無賃乗車方拒否励行に関する質問主意書

第2回国会 衆議院 質問主意書 第35号(1948/03/15提出、1期)
質問内容
最近警察関係者の中に私用のため各種交通施設へ無札で無賃乗車する者が著しく増加し、殊にラツシユアワーに特に甚だしいのを見る。
現下全国の勤労者間に交通費問題の喧しい折柄、天下万民の斉しく非難する処となつているが、その犬糞的復讎を怖れて、敢て言を発する者の無いのは、甚だ遺憾である。これは明かに経営者に対しては不正行為であり、国家に対しては一種の脱税行為である。又経営者側でも後難を怖れ、泣き寝入の姿で…
答弁内容
バス事業においては警察官が交通取締の直接担当者であり、殊に犯罪捜査等につき急遽職務遂行の完璧を期する必要がある場合には無札、無賃乗車と雖もこれを拒む理由が存しないが其の他私用上の乗車については一般旅客と何等変ることがないので無賃乗車は認められない。国営自動車事業においても同様である。
私鉄事業においても、私鉄が業務上の必要に依り乗車を依頼する場合の外は無賃乗車は認められない。従つて之等交通機関の…

警察関係者私用上の無礼無賃乗車に関する質問主意書

第2回国会 衆議院 質問主意書 第36号(1948/03/15提出、1期)
質問内容
最近警察関係者の中に私用のため各種交通施設へ無札で無賃乗車する者が著しく増加し、殊に朝夕のラツシユアワーに甚しいのを見る。
現下全国の勤労者間に交通費問題の喧しい折柄、天下万民の斉しく非難する処と成つているが、その犬糞的復讎を怖れて、敢て言を発する者の無いのは甚だ遺憾である。これは明かに経営者に対しては不正行為であり、国家に対しては一種の脱税行為である。若し公務上必要の場合には、相当の理由があれ…
答弁内容
交通機関の業務上の必要により、乗車を依頼される場合の外は警察官も無賃乗車は認められない。ただ職務執行上急遽その必要のある場合、無札で乗車することは己むをえないと思う。併し私用の場合は一般乗客と同様有賃で、交通機関を利用すべきものであるので、今後、此の点は厳重励行するよう努力する心算である。なお、自治体警察当局にも御趣旨を十分連絡することにしたい。

農家報奨物資に関する質問主意書

第5回国会 衆議院 質問主意書 第18号(1949/03/05提出、1期)
質問内容
農家えの報償物資に対し従来政府は、地方地方の実情を考慮することなく御都合配給の嫌ひがあり、農家で受配を悦ばない傾向がある。
福島県郡山市地方農家では作業衣用として木綿織物を要望しているのに反し、高級絹織の高価な銘仙や、余り希望していない合成酒等が配給になり不平がでている実状である。
地方農家の実情に即する配給を実現する親切があるか、処見を問う。
右質問に対し速かなる答弁を要求する。
利用案…
答弁内容
農家への報奨物資に対しては農林省においても、経済安定本部においても、係官が頻繁に現地に出向いて地方の実情を精査し、可能の限り確実にこれを施策に織り込んでいる。そのため報奨物資制度は未だ日が浅いにもかかわらず日を追つて円滑適切化しているものと信じている。
昭和二十二年産麦、馬鈴薯及び米、甘藷の供出に対する報奨物資として当時の物資需給の関係から已むを得ず一部銘仙を加えたが不評の向もあつたので、昭和二…

農家必需物資配給に関する質問主意書

第5回国会 衆議院 質問主意書 第19号(1949/03/05提出、1期)
質問内容
農家は食糧増産に日夜腐心し最善の努力を払い供出割当の完遂は固より超過供出にも積極的に協力する熱意を充分にもつている次第である。
之に対し増産の主要条件である肥料の配給量が余りにも僅少で、且又、季節外れの遅配である等誠に不安定である為、増産意慾が削減されるという実情である。
政府は超過供出要望と相俟つて増産源泉とも云うべき肥料の充分なる配給をすべきである、として農家は切実にその増数を要望している…
答弁内容
一、現在の肥料配給量について
現在の国内肥料の生産能力は年間窒素質肥料約一六〇万トン、燐酸質肥料一三四万トン、加里質肥料については殆んど云うべきものがない状態であるが、昭和二十三年(暦年)の生産実績は、生産資材の不足等のため、窒素質肥料一一二万トン、燐酸質肥料九九万トンに過ぎない。
現在程度の配給量を確保するためには、連合軍の好意による(ガリオア資金による)窒素質肥料(硝安)三三万トン、及び加…

農家超過供出物代金に関する質問主意書

第5回国会 衆議院 質問主意書 第20号(1949/03/05提出、1期)
質問内容
農家の超過供出せる物の超過代金支払が非常に遅れている実情である。
超過納入と同時に即時支払う親切があるか、処見を質す。
右質問に対し速かなる答弁を求める。
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答弁内容
政府が主要食糧の買入を行つたときは、直ちに主要食糧買入代金支払証票を発行して供出農家に交付し、農家が随意に選定した支払金融機関である銀行又は農業協同組合から支払証票と引換に代金の支払を行わせてあり超過供出された主要食糧についても同様の支払方法が行われております。
然し各村を担当している職員は、平均一村二人で供出最盛期においては手不足のため支払証票の発行交付が遅れることもあります。
又事前割当の…

漆器に対する物品税の改正に関する質問主意書

第5回国会 衆議院 質問主意書 第70号(1949/04/18提出、1期)
質問内容
一、漆器に対する物品税は一割以下の税率に改正すること。
二、現行免税点の現行法を改め十倍に引上げること。
三、課税品目の取扱については漆器を独立した条項とすること。
右は現下の状況に鑑み当然の事であると思料する。
その理由は左の通りである。
(其の一)物品税は戦時中設定せられたもので所謂悪税と叫ばれている不評判の課税であつて、それが今日なお存続されており、この重圧のため漆器産業の発展向上…
答弁内容
一 終戦後の国家財政は今なお窮迫の事情にあり、又国民は再建のために最低生活に耐乏しなければならない現状であるため、しやし的、高級的物品のみならず、ある程度国民生活に関係の深い物品についても物品税を課することをやむなくせられているのである。ただその物品の品質、消費の状況等の差異に応じて税率又は課税最低限の差等を設け、課税の適正を図つている次第であつて特に最近においては、経済情勢、社会生活状況の変化に…

※このページのデータは参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/13

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