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紀平悌子 参議院議員
「質問主意書」(全期間)

紀平悌子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧 | 質問主意書

このページでは、紀平悌子参議院議員が提出した質問主意書に関する情報をまとめています。質問主意書の提出数、質問主意書の件名、質問と政府からの答弁の冒頭部分を一覧にしています。質問と答弁については参議院ウェブサイトの本文に飛ぶことができます。


質問主意書提出本数(参議院)

在籍期提出数


15期(1989/07/23〜)0本
16期(1992/07/26〜)7本


参議院在籍時通算7本



質問主意書・政府答弁書一覧(参議院)

16期(1992/07/26〜)

平成4年4月の診療報酬改定に関する質問

第124回国会 衆議院 質問主意書 第1号(1992/08/11提出、16期)
質問内容
政府は、医療法改正に先立って、本年四月一日付で診療報酬の改定を行い、改定枠五・〇%、内訳を医科五・四%、歯科二・七%、調剤薬局一・九%としたが、同時に薬価基準で八・一%の引下げを図ったため、差引きで実質医療費改定率は二・五%に過ぎなかった。
その一方今回の改定では、高齢化社会の急速な進行に伴い医療体制の再編成が急務であることから、要介護のお年寄りのための「在宅総合診療料」「訪問診察料」の新設、訪…
答弁内容
一について
平成四年四月の診療報酬改定においては、物価及び賃金の動向、医業経営の実態、看護問題等医療を取り巻く諸状況の動向を総合的に勘案するとともに、中央社会保険医療協議会の審議を踏まえ、その引上げ率を五・〇パーセントとして設定したものである。なお、薬価基準等の引下げ率が実勢価格を反映して二・五パーセントとなったことから、両者を合算した引上げ率は、二・五パーセントとなったものである。
二につい…

平成四年四月の診療報酬改定に関する再質問

第125回国会 衆議院 質問主意書 第3号(1992/11/27提出、16期)
質問内容
わが国は一九六一年に、国民に健康で文化的な生活を保障する憲法第二五条等の要請に基づき、国民全員が健康保険に加入する国民皆保険制度を完成、国民であれば誰でも、いつどこででも安い負担で医療を受けられるようになった。
また、わが国の医療は従来より民間主体で行われてきたが、一九六二年の医療法改正では公的医療機関の新設や病床の増設を制限して、その方針は一層明確になった。それを裏付けるように、わが国の私的医…
答弁内容
一について
平成四年四月の診療報酬改定に当たっては、物価及び賃金の動向等医業費用の動向のほか、医業収入の動向も踏まえる等医療を取り巻く諸状況を総合的に勘案して、その引上げ率を五・〇パーセントとして設定したところであり、当該引上げ率の設定は、適切なものと考えている。
二について
平成三年六月に実施された中央社会保険医療協議会の医療経済実態調査は、前回調査時(平成元年六月)と比べて、医業収入から…

平成四年四月の診療報酬改定に関する再質問

第126回国会 衆議院 質問主意書 第8号(1993/05/18提出、16期)
質問内容
国民皆保険制度の下にある我が国において、社会保険診療報酬は医療サービスの対価であると共に医療従事者の生活に直結、また国民の医療を受ける権利の内容を規定している。国民医療費が初めて二〇兆円を突破(平成二年度)したといわれるがOECD諸国の医療費のGDP比の比較ではまだ一八番目、世界第一位の黒字経済大国にふさわしい医療費とはいえない。
一般診療医療費で四〇%を六五歳以上の層が占めるなど高齢化社会が急…
答弁内容
一について
平成三年六月に実施された中央社会保険医療協議会の医療経済実態調査では、前回調査(平成元年六月)と比べ、一般病院の約四割の開設者である医療法人を見た場合、病床百床当たり、医業収入が六千百二十八万五千円から六千三百五十三万九千円に、医業費用が五千六百七十六万三千円から六千百四十一万七千円となり、医業収支差額は四百五十二万二千円から二百十二万三千円に、医業収支差額の医業収入に占める割合は七…

国民医療に関する質問

第128回国会 衆議院 質問主意書 第3号(1993/11/08提出、16期)
質問内容
自民党単独の長期政権は政・官・財界の癒着を産み、経済優先の路線を固定させた。このことは、一方では日本を経済大国に押し上げたが、他方、医療・福祉などの社会保障はなおざりにされた。それは政府予算に占める社会保障費の割合に明瞭に現れている。それにもかかわらず、日本の国民医療は高い水準を保ち、平均寿命世界一を維持し続けてきたが、これは医療関係者の努力に負うところが大きい。しかし、一九八〇年代からの度重なる…
答弁内容
一の(1)について
すべての国民が安心して良質かつ適切な医療を受けることができるよう、必要な医療を確保していかなければならないものであり、人口の高齢化や医療技術の高度化等に伴い、今後とも医療費の増加は避けられないものと考えている。しかし、こうした中で国民の負担が過大なものとならないよう、診療報酬の合理化や診療報酬明細書の審査の充実等医療費の適正化対策を図ることにより、その伸びを社会経済の実勢に見…

中山間地域対策に関する質問

第131回国会 衆議院 質問主意書 第9号(1994/11/16提出、16期)
質問内容
我が国の中山間地域は国土面積の六八%、経営耕地面積で四一%、農家人口で四三%に及ぶが、地域的に、従来の基盤整備事業が不可能な水田も相当割合で存する。
政府は、ウルグァイ・ラウンド農業合意関連で講ずべき対策として、中山間地域の振興のため、ウルグァイ・ラウンド合意の実施期間中(一九九五−二〇〇〇年度)に農家の農業収入を年四〇〇万円に引き上げ、観光収入等も年五七〇〇億円に向上させ、また地域の下水道整備…
答弁内容
一について
農政審議会の報告が平成四年になされたことはなく、したがって直接所得補償方式について言及されたこともない。
二について
平成六年八月の農政審議会報告において、いわゆる直接所得補償方式については、EU型のそれを我が国に直ちに導入することは適当ではないという意見が大勢を占めたとする一方、中山間地域の農林地の有する国土・環境保全機能の維持・保全について、幅広い取組の必要性が提言されたとこ…

特別栽培米振興策に関する質問

第131回国会 衆議院 質問主意書 第10号(1994/11/16提出、16期)
質問内容
昭和六十二年九月二十一日付通達(食糧第一〇五〇号)で認められている特別栽培米は、全国レベルでは平成五年度で流通量一三〇二七トン、生産者数六四一九名、消費者数二五万二三九三名と順調に制度発足以来定着・発展をみている。地域的には、例えば熊本では五年産でも米の不作にかかわらず流通量二〇四〇トン、生産者数一一五八名、消費者数二〇二八四名と急増している。そこで、政府の特別栽培米政策につき、質問する。
一、…
答弁内容
一及び二について
特別栽培米は、特別な栽培方法によって生産され、生産者と消費者の間で直接取引される米穀であることから、現行の食糧管理制度においても、特定された流通経路で流通する米穀と区別して位置付けられているものであり、主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律案においては、計画出荷米以外の米穀に属するものとなる。
現在、特別栽培米の売渡しについては、食糧事務所の長の承認、年間取引数量の制限等の…

国民医療に関する質問

第132回国会 衆議院 質問主意書 第14号(1995/04/20提出、16期)
質問内容
わが国は戦後一貫して低医療費政策をとってきた。一九六一年に国民皆保険を達成し、国民の誰もが、いつでも、どこででも、安い費用で医療を受けられるようになると、わが国の医療の主体となっている民間医療機関の努力と相まって、国民の平均寿命が世界一となるなど、国民医療の向上には見るべきものがあった。
国民皆保険下での医療内容を規制する診療報酬も、先進諸外国に比べれば著しく安いものの、一九七〇年代までは物価、…
答弁内容
一の1について
診療報酬改定に当たっては、医療経済実態調査により医業経営の実態を把握し、物価及び賃金の動向など医療を取り巻く諸状況を総合的に勘案するとともに、中央社会保険医療協議会(以下「中医協」という。)の審議を踏まえ、人件費を始め必要な経費が確保されるよう努めてきたところである。
一の2について
人口の高齢化や医療技術の高度化等に伴い、医療費の増加が避けられない中で国民の負担が過大なもの…

※このページのデータは参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/13

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