このページでは、平将明衆議院議員が提出した質問主意書に関する情報をまとめています。質問主意書の提出数、質問主意書の件名、質問と政府からの答弁の冒頭部分を一覧にしています。質問と答弁については衆議院ウェブサイトの本文に飛ぶことができます。
45期(2009/08/30〜)
鳩山内閣の経済・財政政策に関する質問主意書
第173回国会 衆議院 質問主意書 第167号(2009/12/02提出、45期、自由民主党・改革クラブ)
質問内容わが国経済の状況は昨年のリーマンショック以降、厳しい状況が続いているものの、前内閣における一連の経済対策の実施により、ようやく回復の兆しが見えてきた。しかしながら、鳩山内閣における経済対策予算(平成二十一年度第一次補正予算)の一部執行停止などによって地方経済を始め、悪影響が出始めている。これらは、内閣府の試算によるGDPを〇.二%押し下げるとの予測を大きく上回る勢いであり、政府はこのような状況を放…
答弁内容一について
お尋ねの「「司令塔」機能」の意味するところが必ずしも明らかではないが、経済対策に関する企画及び立案並びに総合調整並びにこれに関連する内外の経済動向の分析等の事務については、菅直人国家戦略担当大臣・内閣府特命担当大臣(経済財政政策)が担当しているところである。
また、国家戦略室は、税財政の骨格、経済運営の基本方針その他内閣の重要政策に関する基本的な方針等のうち、内閣総理大臣から特に命…
鳩山内閣の中小企業関係施策に関する質問主意書
第173回国会 衆議院 質問主意書 第169号(2009/12/02提出、45期、自由民主党・改革クラブ)
質問内容デフレ、急激な円高、株安等により『二番底』ならぬ、『鳩山不況』が現実味を帯びつつある。特に円高は、わが国の基幹とも言える輸出産業を中心に大きな打撃を与える可能性があり、その傘下にある中小・小規模企業にも波及することが強く懸念される。このような状況下においては、尚更わが国の経済の足元を支える中小企業に対し「政治」が明確なメッセージを発しなければならないと考える。
よって、次の事項について質問する。…
答弁内容一について
政府としては、「平成二十二年度予算編成の方針について」(平成二十一年九月二十九日閣議決定)において、「平成二十二年度の予算編成に当たっては、ムダづかいや不要不急な事業を根絶すること等により、マニフェストの工程表に掲げられた主要な事項を実現していく」ため、「既存予算についてゼロベースで厳しく優先順位を見直し」ていくとの方針で臨んでいる。中小企業対策関係予算については、地域経済や中小企業…
加工食品に対する、飽和脂肪酸、トランス脂肪、コレステロール含有量表示義務付に関する質問主意書
第174回国会 衆議院 質問主意書 第37号(2010/01/26提出、45期、自由民主党・改革クラブ)
質問内容日本人の脂肪摂取量は増加し、メタボリックシンドロームなど生活習慣病患者の増加が社会問題となっている。過去三十年間で肥満児は約三倍に増加、二十歳代若者の五人に一人が脂質異常症と疑われ、糖尿病患者は増加の一途をたどり、国の医療費負担にも重大な影響が出始めている。これからの医療は、「病気になった人」への対処も重要であるが、「病気にならない」(予防)観点が重要であると考える。
そこで、現在、加工食品には…
答弁内容一について
厚生労働省の国民栄養調査及び国民健康・栄養調査によると、昭和五十四年から平成二十年までの脂質の一人一日当たりの平均摂取量は、昭和五十四年が五十四・八グラム、昭和五十五年が五十二・四グラム、昭和五十六年が五十四・七グラム、昭和五十七年が五十八・〇グラム、昭和五十八年が五十八・六グラム、昭和五十九年が五十八・〇グラム、昭和六十年が五十六・九グラム、昭和六十一年が五十六・六グラム、昭和六十…
学校給食への生活習慣病予防の概念取り入れに関する質問主意書
第174回国会 衆議院 質問主意書 第144号(2010/02/18提出、45期、自由民主党・改革クラブ)
質問内容近年、大人の生活習慣病もさることながら、小児生活習慣病が問題となっており、その予防が様々な場面で呼び掛けられている。もちろん、生活習慣病予防は小児期から始めることが大切と言われており、学校現場等をはじめとした「食育」の重要性は年を追うごとに高まっているのもその表れと言える。
生活習慣病の原因は、動物性食品、特にその動物性脂肪(飽和脂肪酸とコレステロール)の消費が増えたためであると説明されている。…
答弁内容一及び二について
文部科学省としては、学校給食実施基準(平成二十一年文部科学省告示第六十一号)において、厚生労働省が策定する「日本人の食事摂取基準」を踏まえつつ、児童生徒の食生活の実態を考慮して、学校給食に供する食物の栄養内容の基準を定めているところである。
「日本人の食事摂取基準」においては、十七歳以下の者の飽和脂肪酸及びコレステロールの摂取量と生活習慣病との関連が明らかでないことから、これ…
子どもの動物性脂肪の摂取基準に関する質問主意書
第174回国会 衆議院 質問主意書 第245号(2010/03/11提出、45期、自由民主党・改革クラブ)
質問内容学校給食の基準に動物性脂肪の摂取基準がないことは問題であり、世界保健機関から論証のない国は、飽和脂肪酸からの摂取カロリーを一〇%未満、コレステロールを一日三〇〇r未満とするようにとの呼びかけを受け入れるべきと考える。「日本人の食事摂取基準」において一七歳以下の飽和脂肪酸、コレステロールの摂取基準が二〇〇五年版に続き二〇一〇年版においても示されていないことは問題である。論証を得るには同年代の子どもの…
答弁内容一について
政府としては、御指摘のような大規模臨床試験は行っていない。
二について
御指摘の十七歳以下の飽和脂肪酸とコレステロールの摂取基準については、今後、関連する学術論文及び学術資料を収集し、その内容を検証しつつ、その策定を検討してまいりたいと考えているが、現時点において、策定時期をお示しすることは困難である。
三について
御指摘の小児脂質異常症と小児メタボリックシンドロームを引き起…
生活習慣病予防のための健康栄養政策に関する質問主意書
第174回国会 衆議院 質問主意書 第246号(2010/03/11提出、45期、自由民主党・改革クラブ)
質問内容先進国の生活習慣病予防のための健康栄養政策は、国民のコレステロール値を下げて、心筋梗塞発症を減らすなどの効果を上げているが、日本では、生活習慣病は蔓延化しており、その予防策は結果を出していない。
農林水産省農業総合研究所所長、財団法人食料・農業政策研究センター理事長を歴任した並木正吉氏がその著書「欧米諸国の栄養政策」で記述しているように、欧米諸国では、一九八〇年代から生活習慣病予防のための栄養政…
答弁内容一について
動物性脂肪の過剰摂取は、脂質異常症、糖尿病、心血管疾患、脳梗塞等の生活習慣病の原因の一つであると考えられることから、国民の健康づくりを総合的に進める「二十一世紀における国民健康づくり運動(健康日本二十一)」において、脂肪の適正な摂取について目標を設定するとともに、当該目標の達成のため、外食料理の栄養成分表示ガイドライン等の普及啓発を行っているところである。
また、生活習慣病対策の推…