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木島喜兵衛 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

木島喜兵衛[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP500(衆)
480位
委員会出席(幹部)歴代TOP1000
738位
委員会発言(議会)歴代TOP1000
985位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
342位
各種会議発言(議会)歴代TOP250
197位

33期委員会出席(幹部)TOP100
93位
34期委員会出席(幹部)TOP100
92位
34期各種会議出席TOP25
23位
34期各種会議発言(議会)TOP10
10位
36期委員会出席TOP100
80位
36期委員会出席(無役)TOP100
83位
36期委員会発言(議会)TOP50
40位
36期各種会議出席TOP25
16位
36期各種会議出席(無役)TOP25
13位

このページでは木島喜兵衛衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。木島喜兵衛衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

32期(1969/12/27〜)

第63回国会 文教委員会 第6号(1970/03/13、32期、日本社会党)

○木島委員 簡単に一つ一つのことについて承りたいのでありますけれども、最初に、厚生省の方に承りたいと思います。  先般の御答弁で、将来の医師の必要数を昭和五十年に人口十万当たり一四〇を目標にするとお答えになったかと思うのでありますが、このことは、将来の医師の必要数というのは、学問的にはいろいろな方法がありましょう。だが、その一四 ○ということは、およそこの必要数は実際にはなかなか困難でありましょうから、多分に国際比較も含めた経験的なもの、だからこそ、たとえばアメリカでは一四八・三、西ドイツは一五四・六というような、そういうものに比較して一四〇を目標にしているというように理解してよろしゅうござい……

第63回国会 文教委員会 第13号(1970/04/10、32期、日本社会党)

○木島委員 私の考えておる、きわめて初歩的でありますけれども、二点ほどについてだけ若干の御質問を申し上げたいと思うのであります。  この法律の第一の問題点と私考えますのは、私学に対する公権力の介入というものをどう制限するか。しかし、もちろん今日の私学の実情からいって何らかのどこかからの助成は必要であることは、だれもが認めるところでありましょうけれども、しかし、国がたとえば助成をする場合に、それの引きかえに干渉がきびしくなったのでは、私学は私学たり得ないということは言うまでもありません。そういう意味で、私は最初にそういう問題についてだけ御質問申し上げたいのでありますけれども、そういうことになりま……

第63回国会 文教委員会 第22号(1970/09/09、32期、日本社会党)

○木島委員 拓大問題だけについてお聞きしておきます。  拓大問題というのは、安生君の虐殺事件ですか、そこから発したことでありますけれども、このことは単に運動部のしごきということではなしに、たとえば新聞の社説なり解説を見ても、拓大の本質、体質あるいは体制というもの全体が、いま論じられている問題になったのだろうと思うのです。今日までの拓大にもずいぶん暴行なり不法監禁なり脅迫等が、これは表現のしかたではずいぶんといい、たいへんといい、かなりといい、いずれにしましても相当あったということは、これは文部省もお認めになりますか。
【次の発言】 時間がないそうでございますから、私もなるべく短いことばで御質問……

第64回国会 文教委員会 第3号(1970/12/16、32期、日本社会党)

○木島委員 私は、日本クレー射撃協会の問題について、若干の御質問を申し上げたいと思います。  実は、この組織の問題あるいは運営上の問題、あるいはずいぶんうわさされました常習賭博だとか経理の乱脈等を少し調べておったのでありますが、その中心といわれておりました今仁さんが逮捕されましたので、もうそういう問題についてはいまここで追及しようとは思いません。しかし、逮捕されてから体協が急に動き出しまして、結果的には体協からの除名処分にいたしました。それで一段落したようでありますけれども、しかし、処分をしたからといって問題が解決したのではなかろうと思うのであります。御案内のとおり、クレー射撃は国際種目、オリ……

第65回国会 文教委員会 第2号(1971/02/17、32期、日本社会党)

○木島委員 昨年の暮れに「わが国の教育水準」という、普通教育白書と言っておりますけれども、これが発表になりましたが、その中で、教育費の問題についていろいろと多角な触れ方をしていらっしゃいます。ことに主要諸外国との比較をしていらっしゃる点は、やはり文部省でなければこういう調査はできないかと思うようなたいへんおもしろい資料も出ておりまして、たいへん勉強になるのであります。  その中で一つだけについてお聞きしたいのであります。  国民所得を教育費の関係でありますけれども、この中では「国民所得に占める教育費の配分比率をどの程度とするかは、一国の政策全体の課題であり、一概にはいえないが、近年、主要国の比……

第65回国会 文教委員会 第4号(1971/02/24、32期、日本社会党)

○木島委員 最初たいへんつまらぬことを聞くようでございますけれども、どなたでもいいんで丸たとえば義務教育は九年ですけれども、これを小学校と中学校に分ける。一貫でもいいわけですね、義務教育という形からいえば。しかし、もちろん心身の発達というようなことがありますけれども…。これを六・三に分けた根拠というものですか、こういうものは一体どういうものなんでしょうか。
【次の発言】 どうもよくわからないのですけれども、たいへん根拠のない小学校と中学校の区分、あるいは初等、中等、高等教育の区分も何か惰性で来ておる、あるいは諸外国もそうだからそうだという模倣的な御発言のようです。私も多分にそうなんだろうと思う……

第65回国会 文教委員会 第10号(1971/03/19、32期、日本社会党)

○木島委員 この提案理由の中に、この手当を出す理由は「その職務の複雑、困難性を考慮し、」とあり、そして今回の増額の理由としては、「生徒の生活実態を考慮しつつ教育効果を高めるため、技能教育施設との連携教育や定時制教育と通信教育との併修、さらに昼夜の二部制、三部制授業など多様な教育形態で実施するものがふえており、これに伴い教科の指導や生徒指導等においてこれまで以上に校長及び教員の勤務形態が複雑になり、職務の困難性が一そう増加しております。」また、「青少年の能力、適性、進路等は従来とはかなり異なる様相を示し、それだけに生徒の教科の指導等に関する教員の職務には一そう困難な事情が加わっております。」とあ……

第65回国会 文教委員会 第15号(1971/04/28、32期、日本社会党)

○木島委員 私は、この前予算委員会でもって、人事院が勧告をしてかつまだ本法案が出ない間に御質問をいたしました。したがって、その時点では人事院の総裁を中心に御質問申し上げましたけれども、その後は法律が出たものでありますから、法律中心に御質問申し上げたいと思うのであります。  ただその間に、中央労働基準審議会が建議を出しておる。それは立法にあたっての要望であり、建議であります。したがって、その会長の石井さんの出席要求をいたしておりましたけれども、参考人になったために出てこれないということです。しかし、この問題の最大の問題点は労働基準法の適用を除外するかどうかという問題であり、そのことにからんで建議……

第65回国会 文教委員会 第16号(1971/05/07、32期、日本社会党)

○木島委員 石井先生、たいへんいろいろとどうも御迷惑をおかけします。  中央労働基準審議会は、基準法の九十八条によって、労働者の憲法といわれる基準法の施行及び改正に関して審議をする審議会だと理解いたしておりますけれども、そういう立場では、この法律は施行及び読みかえによる自主的な改正をも含んでおると私は理解をするわけであります。そういう立場からするならば、これは当然審議会に諮問さるべき事柄であろう。もし諮問されないとするならば、審議会が法律に忠実に運営されないことになりますし、同時に、憲法といわれる基準法の施行、改正が審議会にかけられないでもって安易に行なわれては、これは労働者の労働条件がたいへ……

第65回国会 予算委員会 第12号(1971/02/15、32期、日本社会党)

○木島委員 私は、去る二月八日に人事院総裁が衆議院議長、参議院議長、内閣総理大大臣に、義務教育諸学校等の教諭等に対する教職調整額の支給等に関する法律の制定についての意見の申し出がありました。このことについて、まず人事院総裁を中心にお聞きをいたしたいと存じます。  この質問に入る前に、たいへん恐縮でございますけれども、きわめてあたりまえのことでありますけれども、私の質問の前提となりますので、労働省から、必ずしも労働大臣と申しませんが、労働基準法の解釈について若干お聞きをいたしたいと思うのであります。  労基法の第一条は、憲法の第二十七条に基づいて労働者の生存権的基本権として労働条件の最低の基準を……

第66回国会 文教委員会 第3号(1971/09/10、32期、日本社会党)

○木島委員 理事会の決定によりまして、さらに時間の制約もあるようでございますから、私のほうとしてもなるたけ簡潔にお聞きしたいと思いますので、御答弁のほうもひとつそのようにお願いいたします  文部省の予算の中に教育研究補助金として、全国へき地教育研究連盟に全国へき地教育新聞発行のための補助金として昭和四十二年から今日まで、昭和四十二年には千二百万、以降千四百万ずつ三分の二補助として補助されておりますけれども、その補助される理由といいましょうか、これは課長さんでもけっこうでございますが、それをひとつ御説明願いたい。
【次の発言】 この教育関係の新聞といいましょうか、あるいは教育研究団体の新聞という……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第10号(1971/12/04、32期、日本社会党)

○木島委員 私は、教育問題だけにしぼってお聞きいたしますけれども、この沖繩返還に伴っての沖繩と本土に横たわる政治、経済の一体化の問題についてもなかなか困難であろうけれども、より思想的なものの解消がなければ、本来的な一体化ということが困難である。そして、その思想の一体化こそ、政治や経済よりもはるかにむずかしい問題ではなかろうかと思うのです。いわば思想問題の解決しない限り、沖繩問題が終わらないとすらも言えるのではないかと思うのです。そういう意味で、教育問題でありますから、文部大臣を中心にお聞きいたしますけれども、文部大臣として、沖繩の心というものをよく言われますけれども、その沖繩の心というものを一……

第67回国会 文教委員会 第5号(1971/12/17、32期、日本社会党)

○木島委員 この間沖繩特別委員会でもって十数項目通告しておりましたところ、高専問題だけで終わったもんだから大臣にしかられました、ずいぶん勉強させて一つだけで失礼じゃないか。でありますが、しかしきょう大臣はおいでになっていませんから事務的なことだけで、しかも時間がないそうでありますから、私のほうも簡単にお聞きしますから、どんずばり簡単にお答えいただきたい。この問題は息の長い問題でありますから、きょうお答えできなければなお今後という問題も当然あるわけでありましょうから、そういう意味できわめて事務的な問題だけをきょうまとめてお聞きしたいと思います。  第一は、この間山田先生が御質問なさっていらっしゃ……

第68回国会 文教委員会 第11号(1972/04/26、32期、日本社会党)

○木島委員 最初に、きょう時間がないから、あるいはそれだけに終わるかもしれませんけれども、医学部あるいは歯科のいろいろ問題があるようでありますから、それらのことを少しまとめてお伺いしたいと思います。  昨年の十二月に医科大学設置調査会が「医師養成の拡充について」の報告を出しておりますけれども、この調査会の性格というのですか、これは文部大臣の諮問機関ですか。
【次の発言】 ここで医師の養成計画等の報告をしておるわけでございますけれども、元来、これは厚生省がやるべきこと、あるいは厚生省がきめて文部省にお願いをするというようなものじゃないか。ことに、報告の中にも、医療構造の変化だとか、あるいは地域的……

第68回国会 文教委員会 第12号(1972/05/10、32期、日本社会党)

○木島委員 この法律は、一つは小学校の校舎の補助率を三分の一から二分の一にすることでありますけれども、その理由は何ですか。
【次の発言】 実体的には大蔵省の予算が認められたものしか出さない。だから、皆さんからすれば、いままで長い期間交渉したけれども、やっと認められたものだから出すという御説明になるわけです。ぼくらは、いわば予算全体として一本のもの、政府が一本で出しているもの――文部省の考え方を聞いたって始まらないと思うのです。文部省はそういうことを希望するけれども、しかし政府としてはだめだからといったって、文部省も政府なんでしてね。一体、政府としてのいままで放置された理由は何ですか。財政的に認……

第68回国会 文教委員会 第20号(1972/06/07、32期、日本社会党)

○木島委員 教頭についてお聞きいたしたいのでありますけれども、この教頭ということばが出てきたのは、昭和十六年の国民学校のときに出てきたわけですね。これがなぜ学校教育法がつくられたときに――今日、教頭が問題になっておりますけれども、なぜ学校教育法をつくったときに教頭ということばが出てこなかったのでしょうか。昭和十六年に国民学校ができたときに教頭というものがあった。この間の御質問では、もう教頭のあるのは常識で、あたりまえだという話がありました。しかし、そう常識でもないのです。ことし学制発布の百年だという中では、歴史はまさに浅い。十六年から学校教育法ができる間の、わずかの間、数年しか教頭がなかった。……

第68回国会 予算委員会 第17号(1972/03/16、32期、日本社会党)

○木島委員 最初に、国会でいままでいろいろと高級官僚の特殊法人に対する天下りの問題が議論されております。このことはずいぶん政府においても御努力をいただいておると思いますけれども、量においては減少しつつありますが、むしろ、この議論がされておる趣旨からするならば、質の問題が大切ではないか。そういう意味で、いままで国会の中でもって、特殊法人に対する天下りについてはずいぶんと議論をされておりますが、具体的な個人名をあげるという例は、これはあるいはあまり好ましくないかもしれないからいままでになかったのでありますけれども、私はきょうはあえてある個人名をあげながら、特殊法人に対する高級官僚の天下りについての……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 文教委員会 第3号(1973/02/23、33期、日本社会党)

○木島委員 文部大臣の所信についての御質問を申し上げたいと思うのでありますけれども、最初でありますから所信だけでありますけれども、この十一ページにわたる所信を読んでみますと、あなたのいわば所信というものは第一ページだけ、そして第二ページからの「以下、当面する文教行政の諸問題について」というのは、いわばこれは今回の予算説明ですな。したがって、この一ページだけの所信について、そして「以下、当面する」という個々の問題もからませながら、大臣のいわば最初の国会でありますから、大臣の基本的なお考えというものをお聞きしたいと思うのであります。  そういたしますと、この一ページだけを読みますと何のへんてつもな……

第71回国会 文教委員会 第4号(1973/03/02、33期、日本社会党)

○木島委員 先ほど、山中先生の御質問になって多いらっしゃった教育基本法の前文の、憲法の理想実現は、根本において教育の力にまつべきものである、したがって、そういう意味では、私は逆にいえば、教育の力が理想を実現するものである、教育の力が理想を実現するところの根本である、こうなりますね。そういう意味で、教育万能論ということばを実は使ったわけであります。現実的に、それでは現在の社会なり国なり日本なりというものがその理想であるかといえば、理想的な姿ではない。その過程にある。したがって、理想という未来は、一つには現在の延長線でもありましょう。しかし、理想に向かっての変革の要素もある。だから、そういう未来と……

第71回国会 文教委員会 第9号(1973/04/04、33期、日本社会党)

○木島委員 さっきの沖繩大学の問題ですが、時間もございませんから簡単に聞いておきます。  一つ、私、この問題の出発点とすれば、復帰前の私立の二つの大学が統合するということに合意したということが出発だと思うわけです。しかし、それは完全に合意したと言えるかどうか。少なくとも私立大学に対して、合意なくして統合ということは、これはたいへんな問題であります。確かにいろいろないきさつがあったと思う。あったと思うが、完全に一〇〇%合意の上でもって統合したという前提に立つのか。それはパーセンテージで何%かわからないけれども、これはいろいろな議論もありましょう、いろいろないきさつ、見方もありましょう。われわれは……

第71回国会 文教委員会 第13号(1973/04/18、33期、日本社会党)

○木島委員 私の質問に入る前に、先ほどの山原さんの質問の答弁に対して、わが党の長谷川さんから質問がされたいということでありますからお許しいただきたいと思います。
【次の発言】 私の一般質問は約二カ月前に前半を終わって、もう二カ月たっておりますので、多少一貫をしない後段に入るわけでありますけれども、前回私はこう申しました。 教育基本法の前文は、「われらは、さきに、日本国憲法を確定し、民主的で文化的な国家を建設して、世界の平和と人類の福祉に貢献しようとする決意を示した。この理想の実現は、根本において教育の力にまつべきものである。」と書かれておる。したがって、この理想の実現は根本において教育の力にま……

第71回国会 文教委員会 第14号(1973/04/20、33期、日本社会党)

○木島委員 最初に大臣にお聞きするのは恐縮でございますから、河野政務次官にちょっとお聞きしたいのであります。  河野さん、あなた免許法をお読みになりましたか。御感想どうです。
【次の発言】 ことに難解だとおっしゃるのは附則でしょう。
【次の発言】 そうなんですよ。実はこれは大臣にそこまで言ったら失礼だから政務次官にお聞きしたので、たいへん失礼しましたけれども、これはたとえば校長試験なら校長試験、管理者試験にこれをやれと言ったらこれは全くわからぬですよ。しかし私は、こういうことになったのもわからないのじゃないのです。ずいぶん改正が、数十回あるわけですから、そのたびごとに附則がついた。それはわから……

第71回国会 文教委員会 第15号(1973/04/25、33期、日本社会党)

○木島議員 ただいま議題となりました学校教育法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  御承知のとおり、昭和二十二年、学校教育法が制定されるとともに、養護教諭の設置が定められました。次いで、昭和三十三年には学校保健法の制定を見、学校における保健管理は、教育の重要な一部門として位置づけられたのであります。かくて、学校医等が常勤でないわが国においては、学校保健の管理上、養護教諭の配置がきわめて重要な意義を持つものとなってきました。しかるところ、近年、わが国における社会、経済等の急激な進展を背景として、公害をはじめ、健康を阻害する要因が著しく増加しつつ……

第71回国会 文教委員会 第16号(1973/05/09、33期、日本社会党)

○木島議員 いま山原さんのおっしゃいました教育内容の理解程度の低さということは、いま御指摘のありました資料その他はもはやどこでも言われておるようなことであろうと思うのでありますけれども、いまの御質問は、その原因が一体いつ、どこから来ておるのかということであります。  一つには、学習指導要領等による教育内容の量の多さ、したがって、批判力や判断力というものの養成が中心でなしに、詰め込み主義、そしてそのことが進学競争とからんでテスト教育になっていく、そのために、ものごとの判断よりもものごとを覚える、いわば雑多な無統一なものをとにかく数多く覚えてテストに通らなければいい成績にならない、いい成績でないと……

第71回国会 文教委員会 第19号(1973/06/06、33期、日本社会党)

○木島委員 ただいま提案の、国立学校設置法等の一部を改正する法律案の第一条と第二条以下とを分離して再提出すべしとする動議に賛成の意見を申し述べます。  その理由は、大きく分けて二つになります。  その一つは、元来第一条関係と第二条以下関係とは異質のものであり、法形式からしても当然分離すべきものであるということであります。  その二つは、小選挙区制に始まる国会の数々の混乱、自民党単独採決による延長国会の中での審議の現状から、いまにして分離しなければ……。
【次の発言】 旭川医科大学をはじめ、山形、愛媛大学の医学部、大学院、養護学校等は、今年度の開校、開設は不能になるおそれがあるからという情勢の変……

第71回国会 文教委員会 第22号(1973/06/15、33期、日本社会党)

○木島委員 きょうは、たいへん御多忙のところ、ありがとうございました。私に与えられた時間はたいへん短いのでございますので、なるたけかいつまんで福田先生中心にお聞きしたいと思うのであります。  昭和四十二年の九月に、閣議了解事項として、東京教育大学、東京医科歯科大学医学部付属病院霞ケ浦分院など三十六機関が、筑波移転の予定機関として決定をされました。以来、多少の曲折がございましたけれども、この霞ケ浦分院は、医学部を持たない東京教育大学が母体となってつくられる筑波大学のいわゆる医学専門学群として発足することになりました。  新しく大学や学部が創設される場合には、いわば無から出発するために、文部省は世……

第71回国会 文教委員会 第24号(1973/06/22、33期、日本社会党)

○木島委員 きょうの朝刊の各紙は、昨日の国大協の学長会議におけるところの文部大臣の発言をたいへん大きく取り上げています。そこで、緊急質問を各党がやることになりましたが、十五分でありますので、あまり多くを聞くことはできませんけれども、まず一つは、あなたはソ連の教育について言及をしていらっしゃいます。どのような立場でもって国大協の学長の会議でソ連の体制を批判せねばならなかったのか、これが第一。  第二は、田中総理もこの秋に訪ソするという情勢の中で、ことにそういう情勢の中で、内政干渉的な批判を国立大学の学長の前でもって、閣僚の一員である文部大臣が、そのような批判をするということに対する閣僚としての見……

第71回国会 文教委員会 第26号(1973/06/28、33期、日本社会党)

○木島委員 せっかく自民党からの拍手でありますけれども、この間の強行採決でもって何をやるのかまで忘れてしまいました。強行採決後の質問というものはまさにせんの抜けたビールみたいなものでありますが、私に与えられた時間はわずかでありますから、まさに本格的な議論ができないのでありますけれども、少なくとも疑問に思われる点は解明できないまでも、やはり問題点は問題点として浮き彫りにしておく必要があろうと思いますので、一点だけにしぼって御質問申し上げます。  先般東京教育大学の参考人を呼んだときに、私は、福田理学部長に医療担当副学長の人事についてお尋ねいたしました。その焦点については福田さんは否定をなさいまし……

第71回国会 文教委員会 第28号(1973/07/04、33期、日本社会党)

○木島委員 ちょっと関連して。  いま湯山さんおっしゃるように、これは政府のほうも修正しなければいかぬ。それからいま与野党で、全校加入の道の議員修正を考えておりますね。いま最後に大臣おっしゃった国会でというのは、そのときに議員の修正で、与野党の修正で一致すれば、そのことはたいへんありがたいという意味に理解してよろしいのですか。

第71回国会 文教委員会 第29号(1973/07/06、33期、日本社会党)

○木島議員 私は自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党を代表して、ただいまの法律案につきまして、附帯決議を付するの動議を提出いたします。  まず、案文を朗読いたします。    昭和四十四年度以後における私立学校教職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   私立学校教育の重要性と私立学校教職員共済組合の実情にかんがみ、政府は左記の事項について検討し、すみやかにその実現を図るべきである。  一 短期給付に要する費用について国庫補助の措置を講ずること。  二 長期給付に要する費用に対する国の補助率を百分の二十に引き上げるよう……

第71回国会 文教委員会 第30号(1973/07/11、33期、日本社会党)

○木島委員 いまの質問の経過は、こういうことですね。本会議での各界各層の意見を聞くべきであるという中に、日教組は入っておるかいないかという質問があった。あなたは、もう各界各層というようなそういうものではなくて、最も聞かなければならないとおっしゃった。そしてあなたが大臣になられたときに、日教組の委員長があなたに会いたいと言った。それを拒否したのはあなたである。結果的には今日まで会えなかったですね。そうでしょう。申し込んだけれども会わなかったのは、あなたが断わったからでしょう。そういう意見も聞かないで、そしていま馬場さんの質問のごとく、明確な根拠もなくて、そして本会議でもってそういう発言をされたこ……

第71回国会 文教委員会 第36号(1973/09/14、33期、日本社会党)

○木島委員 関連ですから簡単に。  最初の質問の、あなたは発言を取り消された教員と屎尿くみ取りその他と違うという問題。取り消されたのですけれども、そしてそのことは現業と非現業との差別を意味したものであるとおっしゃった。現業と非現業を区別するのに、あなたの頭の中にどうして屎尿くみ取りというのがぱっと出てきたのか。本来現業、非現業という常識は、たとえばさっきおっしゃったように、三公社五現業というものが常識です。なぜあなたの非現業、現業という中に屎尿くみ取りというようなことばが――世間でいえば、一般的にだれもあまり就職したがらない人たちですね、その人たちの名前がどうして出てきたのですか。取り消した取……

第72回国会 文教委員会 第6号(1974/02/15、33期、日本社会党)

○木島委員 さっきの沖繩大学の問題、これはやはり何かくふうをするということが必要だと思うのは、あの二つの大学を統合するときには、曲折はあったけれども、最終的には大学がうんと言ったわけじゃないわけです。ですから、そういう点では文部省も考慮せねばならない要素もあるだろうと思うのです。たとえば昨年なら昨年、旭川なら旭川、九月から入っても一年間とみなしますね。ですから、卒業はことしの春から四年間で出すけれども、三年間でもって単位をとる。そして一年後に大学の四年生のときには、四年たたないと卒業証書はもらえないけれども、学校へは来ないでよろしいというような方法だって、ちょっと法律上まだ無理もあります。しか……

第72回国会 文教委員会 第26号(1974/05/10、33期、日本社会党)

○木島委員 わが党は、前国会において、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案を出しておりました。これは、前国会において御質問等もいただいて、その趣旨は今回の政府提案の中に相当入れられたことは文部省の努力も評価するのでありますけれども、しかしながら、たとえば前に一学級四十五人を四十三人にするという答弁もあったように記憶しますけれども、それらも勘案し、かつわれわれの提案しておりますところの法律に比較するならば、ずいぶんとまだ十分ではないと思うのであります。したがって、このようなことではたして十分なる教育効果をあげ得るかどうかという点についてはたいへん疑問……

第73回国会 文教委員会 第2号(1974/10/23、33期、日本社会党)

○木島委員 大臣、時間が制限されておりますから、私どもも、ことに通達の問題では参議院でも相当議論をなさっていらっしゃるようでありますから、あまり重複しないように言っておきます。最初に聞きますけれども、教育委員会というのはなぜ設けられたんですか。
【次の発言】 いまおっしゃるとおり、一つには「不当な支配に服することなく、」という基本法第十条のそこからくる他の行政からの独立性、それからいま一つは中央集権に対する分権制、いまおっしゃるように直接責任を負うということ、この二つだろうという点では一致しそうであります。  そこで、市町村の教育委員会はなぜ必要だったんですか。

第75回国会 文教委員会 第3号(1975/02/26、33期、日本社会党)

○木島委員 どうも大変永井さんには質問しづろうございまして、余りにも著書がたくさんあり、読めば読むほど大学者であることが明らかになってまいりますから、どうも。  では最初に、大変失礼でありますが、三木総理があなたに文部大臣に就任を要請されたときのその理由を、もしここで差し支えなければお聞かせいただきたいと思うのです。
【次の発言】 いまおっしゃったそういう意味で、あなたの文部大臣の存在の理由が明らかになりましたので、それらの点につきましては、後ほど順々に御質問申し上げていきたいと思います。  したがって三木さんは、あなたの教育の思想なりあるいは提言、提案なり、まあときには言ったところの自民党、……

第75回国会 文教委員会 第9号(1975/05/07、33期、日本社会党)

○木島委員 きょうは、各党が、先般の人材確保法に基づいての人事院勧告及びその法律に基づいての審議の場合に、これは慣行上内閣に係りますが、しかし人確法という特別な国会の意思を持ったもの、そのものが果たして十分に審議されたかどうかという点ではやや問題が残っているということで、そういう意味では集中審議をということでありますので、そういう意味で、人確法にかかわるあの勧告に関して、人事院の教員給与のあり方というものについてのものの考え方を承りたい、こう思うのであります。  そこで、まず第一に今回義務教育等教員特別手当をおつくりになりましたが、これをおつくりになられた考え方というのでありましょうか、その趣……

第75回国会 文教委員会 第11号(1975/05/28、33期、日本社会党)

○木島委員 この間、総裁には大変失礼なことを申し上げました。だが、先ほども給与局長おっしゃいましたけれども、他の教育者関係の内におけるバランスあるいはそれ以外のバランスを考えたということですが、しかしこの法律の趣旨は、元来教育職というもののアンバランスを立法の趣旨としているものであります。そういう立場から文部大臣も予期せざる深刻な問題というのは、本俸でなくて手当だという、その関連において予算を余したのだと思うのです。  それでひとつお聞きしたいのでありますけれども、いかに独立的な機関といえども法律によって運営するのが人事院である限り、人確法というきわめて政策的な法律をつくってそれに基づくもので……

第75回国会 文教委員会 第13号(1975/06/04、33期、日本社会党)

○木島委員 関連ですから簡単なことです。  この大学院大学というのは、私は学校教育法第一条を皆さんのねらいは本来変えるべきものだろうと思うのです。これはお聞きすれば、いまの学校教育法第一条の大学という中には、いまの大学と学部を置かない大学と二つを意味するのだとお答えになるだろうと思うのです。しかし内容的には、きっと別に大学院大学を一つ入れた方がより皆さんのねらいがすっきりするのだろうと思うほどのものでありますけれども、いまの技術科学大学院で、これは単線型から、高専をつくったことから複線になって、その複線が袋小路になって、それをどうするかという隘路打開の窮余の一策がこの大学院大学という発想になっ……

第75回国会 文教委員会 第15号(1975/06/11、33期、日本社会党)

○木島委員 質問の時間が大変ないものでありますので、三先生に一つずつということになりましょうか。  伊藤先生、連合大学院大学ということに対する魅力とおっしゃいましたが、そこで、私立を含めた国公私立の連合大学というものが発想されるだろうか、その場合の形態は一体どうなっていくのだろうか、そのことは将来の日本の教育制度全体とのかかわりも出てくる――単時間なものですから余り説明いたしませんが、おわかりでございましょうから、そういう意味でひとつお聞かせいただきたいと思うのであります。  それから、生越先生のはずいぶんと興味のある問題がいろいろあるものですからなんですが、オーバードクターのお話がございまし……

第75回国会 文教委員会 第18号(1975/06/26、33期、日本社会党)

○木島委員 いま藤波さんから、野党は大変熱心である、そしていろいろ提案もしたというお話がございました。それだけに野党もさっさと賛成せいというようなお話がございましたけれども、およそこの国会の文教の一つの特徴は、永井文部大臣、民間大臣が、教育を政治の場から静かな場へというその発想が委員会のこの運営全体においてもなされてきたし、このことを将来とも定着しながら、とかくいままで国会の中でもって、教育というものは国民全体にかかわる問題でありながら国会の各委員会の中でもって強行採決が最も多かったという委員会からの脱皮を図ろうとして努力をしてきたところだろうということは、これはみんな異議のないところだろうと……

第76回国会 文教委員会 第1号(1975/12/12、33期、日本社会党)

○木島委員 山口さんが質問の通告をしておりましたけれども、議運の理事会が始まりましたので繰り上げます。  主任問題でありますけれども、もう余りぐだぐだと多くを語ることはないのかもしれませんが、しかしいずれにいたしましても、いままでの経過の中で、大変失礼でありますけれども、永井文部大臣の存在が問われておるということがよく言われます。そして新聞などでは、スト権ストのときの三木さんと同じというようなことを言っておる。しかし私は、それは三木さんの場合はそういうことがあっても、永井さんの場合はそうあってはならないと考えます。いつかも申しましたけれども、三権分立の中における議院内閣制の与党と執行部、行政府……

第76回国会 文教委員会 第2号(1975/12/17、33期、日本社会党)

○木島委員 ちょっと関連ですけれども、先ほどこの法律案の具体的な問題の一つとして高専の問題があったわけですけれども、大臣がさっきちょっとおっしゃったことで、そうすると今度の技術科学大学には高専の三年次からもはいれるの。――大臣はうんと言っているが、局長はこう首を振っている。三年からもはいれるの。
【次の発言】 高専の三年次からはいれないの。
【次の発言】 予定せぬけれども、はいれる資格はありますね。
【次の発言】 実際にはどうでしょう。非常に多くなると想定しませんか。高専の三年が終わったときに技術科学大学の方に、これは編入じゃありませんよ、入るという可能性は大変強くなりませんか。

第77回国会 災害対策特別委員会 第3号(1976/02/12、33期、日本社会党)

○木島委員 この委員会においても個々の細かい問題についてはずいぶんと討論がなされておりますし、同時に、年々施策の進歩のほども見られるわけでありますが、しかしなお多くの要望があるということは、なお不満であるということかもしれません。大変要望のあることは、われわれ雪国の者からすれば何としても解決せねばならぬ、解決してほしいと思うことでありますが、大変項目がよけいでございますから、今回ことに雪の多かった新潟県第四区の三名の名前でもって、個々の問題については後に質問書によってお答えをいただくということしかないだろうと思いますし、なお委員長にお願いいたしますけれども、この委員会ですべての問題が解決するわ……

第77回国会 文教委員会 第1号(1976/02/13、33期、日本社会党)

○木島委員 社会党、共産党、公明党を代表して、この問題に関して、いま大臣の意思に反して、各地へ行ってはトラブルというのでありましょうか、あるいは政争というのでありましょうか、そういう具体的な動きがある。それで、この委員会として鹿児島、愛知、東京、神奈川の教育委員長ないし教育長を参考人としてこの委員会に呼んでいただきたいという動議を提出いたします。

第77回国会 文教委員会 第2号(1976/03/03、33期、日本社会党)

○木島委員 この前の十三日の日は鹿児島問題だけにしぼっての御質問がございましたが、そのことについてはあなたの方も参議院でもって実態を調査するというお話がございました。きょうはそれを私は聞こうと思っておりません。ただ、それに絡んでお聞きしたいと思うのでありますけれども、教育委員会制度という制度は、言うならば、中央に対しては分権的であり、あるいは県で言うならば、知事部局に対しては独立制の二つの言うなれば四権分立的な存在である。そして基本法十条で言う、国民全体に対し直接責任を負うという立場から教育委員会がある、教育委員がある。したがって、教育委員は素人の方がその趣旨に合う。しかし、その関連から言うな……

第77回国会 文教委員会 第5号(1976/05/12、33期、日本社会党)

○木島委員 私は、自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党を代表して、ただいま議題となっております国立学校設置法の一部を改正する法律案に対する修正案について御説明申し上げます。  案文につきましては、すでにお手元に配付されておりますので、朗読を省略させていただきます。  修正案の趣旨は、本法律案の施行期日はすでに経過しておりますので、これを公布の日から施行し、これに伴う在学年数の計算について必要な経過措置を講じようとするものであります。  何とぞ委員各位の御賛成をお願い申し上げます。
【次の発言】 私は、自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党を代表……

第77回国会 文教委員会 第7号(1976/05/19、33期、日本社会党)

○木島委員 まず第一に、筑波大学が創設されるときに、副学長人事で東京医科歯科大学の医学部長であって現在埼玉医科大学の学長である落合さんが内定しておった、その後東京女子医大の榊原さんに変わったことに関しまして、その当時私が質問をしてその疑義をどうしてもただそうと思っておったのであります。このことは単に人事という問題でなしに日本の大学の自治に関するきわめて重要な問題と思いましたから、私は実はその後も関心を持ってひそかに調べてきておったのであります。そのことについて私は今回その背後にあるものは一体何かという核心とも言えるようなものを感ずるものでありますので、その点についてまず第一にお伺いいたしたいと……

第78回国会 内閣委員会 第5号(1976/10/26、33期、日本社会党)

○木島委員 きょうは出かせぎですから、そしてこの問題については永井さんとずいぶんいろいろ議論しておりますから、きょうは、きょう審議しております法律案に沿って御質問申し上げます。  大臣、ちょっとその導入部分でございますけれども、いまロッキードでもってずいぶん揺れていますけれども、ロッキード事件を通しまして教育という点から考えなければならないところとか、あるいは反省しなければならないところとか、そういう点で、何かロッキード事件というものの筋書きじゃなしに背景とかそういうような問題では、文部大臣として教育的な立場でもって何かお考えになるところはございませんか。

第78回国会 文教委員会 第4号(1976/10/27、33期、日本社会党)

○木島委員 ほかの委員会の質問との関係で質問の順序を変えまして恐縮です。  前国会の最終の私の質問で、主任の任命をA、B、Cでやるが、Aの教育委員会の任命あるいはBの教育委員会の承認を得て校長の任命ということは、規則の二十二でもって「校務分掌」とうたった限りにおいては学校教育法二十八条の校長の権限で、学校教育法上には「校務分掌」というそのことは二十八条しかない、校長の権限しかない、したがってA、Bは誤りであると私は主張しました。それに対して初中局長は、地教行法の二十三条ですかな、すなわち管理運営に関する事項は教育委員会の権限であるからとおっしゃいました。そして本来的、第一義的には教育委員会に権……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 文教委員会 第2号(1977/02/25、34期、日本社会党)

○木島委員 先ほど小島さんから大臣大変ほめられましたけれども、確かに国民はそう思っておるだろうと私は思います。それは、福田明治三十八歳内閣の中の最弱年であり、また昨年のスト権ストのときには、あなたのその美しい顔だちとともに、あの早稲田の弁論部で鍛えた中でも、藤波孝生委員や西岡武夫委員なんかと比べてはるかに雄弁な、そして一方においては対話と協調を言われ、一方においては、先ほどお話がございました指名校制度等の行動について、若さと知性というものを国民が皆感じているだろうという気がします。しだがって、私もそういう意味では、大臣の所信表明に対する質問でありますから、一般質問とは別個でありますから、そうい……

第80回国会 文教委員会 第5号(1977/03/14、34期、日本社会党)

○木島委員 先ほど嶋崎さん最後を詰めておらないのでありますけれども、学習の到達度を測定するとするなれば、むしろこれは高校が共通テストをやることの方が私はよりいいと思うのですよ。大学から見たところの、大学側の到達度でなしに、高校が高校としてやった到達度です。入試の問題だっていままで内申重視と言うけれども、ほとんど大部分やっていませんな。重視しておりません。しないのは、これは共通性がないからですよ。客観性がないからですよ。だからむしろやるなら、いま問題になっている共通テストですね。この共通テストはむしろ逆に高校がやって、内申書的性格なんですから、内申書として出す方が私はより教育的だと思うのです。こ……

第80回国会 文教委員会 第6号(1977/03/16、34期、日本社会党)

○木島委員 理事会の予定外でありますけれども、委員の皆さんから御理解いただきまして。……。みんな時間がないものですから、大変にはしょっていらっしゃる部分があったと思いますので、短時間だけそれに関する御質問をさせていただきます。  いま、第一問は、難問奇問の話がございましたけれども、高校の教科書を中心にして多肢選択でいけば問題は一定の限界がある。そして、それを何年間か繰り返せば同じ問題が出てくる。同時に受験産業は、すでに旺文社等は同じコンピューターを入れておりますから、何年かたてばみんながいい点をとるようになってくる。みんな同じくなったら、そうして足切りを余りやらないということであれば、足切りを……

第80回国会 文教委員会 第7号(1977/03/23、34期、日本社会党)

○木島委員 入試センターに絡む第一次共通テストは、現在までの審議を通じまして、教育論ではなくて、国大協のみの視野に立つ入試技術論の範囲を出ていないという感じが強くいたします。  今日の教育の荒廃と言われるものは、入試制度を軸としながらも、学校教育、社会教育、家庭教育のすべてにかかわるものでありますし、これら各般の国民的教育課題と無関係に進められている感じがいたします。それは、このことから、国大協は一歩を進めるという趣旨であっても、各層との合意への努力はまことに不十分であり、国大協以外はきわめて冷淡とすら言える状態ではないかと思われます。その限りでは、国大協の努力を認めるにしても、多くの異論、批……

第80回国会 文教委員会 第13号(1977/06/09、34期、日本社会党)

○木島委員 学校災害に関する小委員会における調査の経過及び結果について御報告申し上げます。  本小委員会は、児童・生徒等の学校の管理下における災害に関する問題を調査するため、去る四月十三日、当委員会に設置され、今日まで小委員会を三回、小委員懇談会を五回開会いたしました。  その経過を申し上げますと、まず、政府より学校災害の実態とその救済制度の現状等について説明を聴取いたしました。次いで、四月二十一日には、日本学校安全会理事長渋谷敬三君、日本弁護士連合会学校災害補償法制定促進部会長代理佐藤義行君及び日本教育法学会事務局長兼子仁君の三名を参考人として招致し、日本学校安全会の災害共済給付の内容、現行……

第80回国会 予算委員会 第16号(1977/03/01、34期、日本社会党)

○木島委員 文部大臣にお尋ねいたします。  昨年の二月から今日までこの国を揺るがしておりますロッキード事件について、文教の責任者として、文教的な立場からどのような御反省をお持ちでいらっしゃいますか。
【次の発言】 ロッキードを構造汚職と言いますけれども、構造という点では、金を最高の価値とする国民の意識構造、その意識構造をつくっていった文教としての責任というものについて、今日の文教政策についての反省はございませんか。
【次の発言】 福田総理の施政方針演説の中にも「「物さえあれば、金さえあれば、自分さえよければ」という風潮に支配される社会は」と言っていらっしゃいます。その点では、ロッキードのいまあ……

第82回国会 内閣委員会 第5号(1977/11/15、34期、日本社会党)

○木島委員 委員を差しかえていただいて、質問させていただく機会を与えていただきましたことを感謝いたします。  ここ一、二年、この給与法でもって大分混乱もしているのですけれども、世間的に見てずいぶん、どう言ったらいいのでしょうか、奇怪なる現象というようなものを感ずるのです。  第一、どうでしょうか長官、大体、世間一般から言えば、労働組合が要求もしないものを、賃金を払う、払うなんて言うのは、余り世の中で聞かぬのだが、そんな例、知っていますか。
【次の発言】 大変珍しいとしても、珍しいけれどもあるいはあるかもしれないということですね、珍しいということは。もし世の中にそのようなことがあるとすれば、一体……

第82回国会 文教委員会 第2号(1977/11/11、34期、日本社会党)

○木島委員 今国会における学校災害に関する小委員会の調査経過を申し上げます。  さきの第八十回国会におきまして、学校災害に関する小委員会の一応の結論を当文教委員会に報告いたしましたが、その趣旨に沿って文部省は昭和五十三年度予算に概算要求を行っておる現状にかんがみ、今国会も学校災害に関する小委員会においてたびたび種々協議してまいりました。その結果、今回の文部省の学校災害関係予算要求が完全に実現するよう、各党一致して強く期待するとの結論に達しました。  以上、御報告申し上げます。
【次の発言】 前段の嶋崎さんの話の、いろいろと御質問があったけれども、御答弁がなかなか明確でないのです。ただ、この新興……

第82回国会 文教委員会 第3号(1977/11/16、34期、日本社会党)

○木島委員 さっきの、この法律が通るときの愛知文部大臣のその趣旨について、いま何もあなたの方ではとりたてて言うことはないということなんだけれども、一言言っておきたいのは、社会教育として何かまとめたいということですが、いま直轄使用かどうかという場合に、もし文部省にそういう考え方があるならば、オリンピック記念青少年総合センター法の第三十二条「青少年総合センターは、文部大臣が監督する。」「文部大臣は、この法律を施行するため必要があると認めるときは、青少年総合センターに対して、その業務に関し監督上必要な命令をすることができる。」そして罰則の三十七条は五に、その「規定による文部大臣の命令に違反したとき」……

第84回国会 災害対策特別委員会 第16号(1978/05/31、34期、日本社会党)

○木島委員 まず最初に、この災害で亡くなられた方々に弔意を表し、そのために努力をされた自衛隊や消防団、役場の職員あるいは地元住民に対して大変敬意を表します。  いま高鳥先生の最後の質問で、大臣は再びこのような災害を起こさないために万全のとおっしゃいました。万全のということは、応急と恒久、二つになりますが、そのためにまず原因をきわめねばなりません。しかし、その原因は何かと聞けば、もう答弁はわかっています。いま調査に出しておりますからとしかお答えになりません。しかし、こういう災害の場合には人心の安定がまず第一であります。すでに新潟大学の二つの調査団や日大の守屋教授とか、あるいは地元の地質研究クラブ……

第84回国会 文教委員会 第4号(1978/03/03、34期、日本社会党)

○木島委員 今回の法改正といいましょうか、一つは学校災害であり、一つは保健法その他の問題であります。学校災害に関しましては、一つは給付の改善でありますが、これはもう多くの方々からお話がございましたから私は触れません。なお、この委員会に設けられた小委員会は安全会の運営とかあり方については触れておらなかったのでありますから、またこれはきょう多くの方々から御質問がございましたから、これまた私は触れません。そうすると、その小委員会で触れなかった学校安全ということについてだけ、災害関係ではちょっとお聞きをいたしたいと思っております。  一つは、今回、安全ということを法にうたったことは、いままで法にうたわ……

第84回国会 文教委員会 第7号(1978/03/22、34期、日本社会党)

○木島委員 時間がありませんから、なるたけ簡単にいたします。  本法の第三条の一の四に「適正な規模にするため統合」という言葉、あるいは施行令の第三条にもありますが、「適正な学校規模の条件」、この法律における学校の適正規模という意味はいかなる意味でありましょうか。これは局長でいいです。
【次の発言】 よって、このように学校を適正な規模にしたい、そのために負担を国がするんですよという意味ですね。
【次の発言】 望ましいから、その望ましいのに合わせるように国がその施設に対して、費用に対して負担するという意味ですね。
【次の発言】 したがって、施行令第三条は「十二学級から十八学級まで」とするとして、そ……

第84回国会 文教委員会 第13号(1978/04/12、34期、日本社会党)

○木島委員 きわめて多角的な質問が出されてまいりましたし、その御答弁で大体わかったようなものもありますけれども、ずいぶんと各委員からいろいろな意見が出されておりまして、それらの委員の質問というものをなお皆様がお考えになって、整理をされて答弁をし直されてもいいものがありはしないかという気がいたしますので、そういう点についての数点だけを、いま御答弁は要りませんが、まず申し上げます。  第一は、新設の教員両大学は大学院で三分の二を現職の研修の場としておりますけれども、現職教員の研修権を最大限に保障せんとするならば、既設の教育系大学学部にも大学院を設け、現職教員が現職現給で入学できるようにすべきである……

第84回国会 文教委員会 第22号(1978/05/26、34期、日本社会党)

○木島委員 局長、いまの質問の経過があるわけです。というのは、先ほどおたくの關さんから、行政改革については、「世上の特殊法人の廃止、単に廃止して数を減らすとか、そういうような意味合いが若干ぼけている」という御答弁があったわけなんです。しかし、おたくの「行政改革」の「円高、不況など最近の内外情勢には大変厳しいものがあります。このため、民間では減量経営等懸命の合理化努力が続けられています。国や地方の財政も、いまや、大変困難な局面を迎えております。」ということからやるんだ。だから行政改革というのはそういう方向である。ところが今度のは、なくすのじゃなくて、法人を直轄にするという、いわば移行ですね。移行……

第87回国会 外務委員会 第8号(1979/04/27、34期、日本社会党)

○木島委員 私はもうきょうの最後だそうでありますから、なるだけ時間をとらないように質問をいたします。だから一番時間を短くするならば、全くそのとおりです、そうします、こう言えば一番簡単であります。  そこで、私の質問は、いまの御質問にもございましたA規約の十三条の教育の留保の問題だけであります。  最初に聞きますけれども、留保の基準ですね。これは文部大臣じゃない。外務省の方です。これは国内法がいまだ整備されておらず、あるいはまた早急に整備の見通しが立たないというようなことの条件のときに留保するというように考えていいのですか。
【次の発言】 整備というのは一〇〇%を直ちに意味するわけではないわけで……

第87回国会 文教委員会 第2号(1979/02/14、34期、日本社会党)

○木島委員 教育一筋四十年の内藤文部大臣でございますから、あなたの所信表明に期待をいたしたのでありますけれども、大変慎重であります。  そこで、これは当然のことですけれども、大平総理大臣の施政方針演説を前提としての内藤文政と考えてよろしゅうございますね。
【次の発言】 大平さんは、一つには信頼と合意というものを基本姿勢にしていらっしゃいますが、その点はあなたもそれを基本姿勢になさいますか。
【次の発言】 今日、政治の基本姿勢というものにはいろいろあろうと思うのでありますけれども、あえて大平さんが信頼と合意というものをいまここでもっておっしゃるということには、信頼と合意が今日の政治において特に必……

第87回国会 文教委員会 第4号(1979/03/02、34期、日本社会党)

○木島委員 先ほどの湯山先生の御質問に関連して……。大臣は教育一筋四十年ですが、湯山先生は教育一筋五十年ですから、その御質問の中で、大臣の答弁に湯山先生はお気づきになっておられましたけれども、湯山先生は質問の大筋を進まれるためにあえて御発言がなかったのでありますけれども、公選制から任命制に教育委員会を切りかえたときのことに関するあなたの答弁で、「公選制でやったところが、やはり結果は━━━━━━━━━━━というおそれが非常に強かったので、それで警官隊の導入までして教育委員を任命制にした。」というお答えがありました。公選制にしたところが結果的には━━━━━━━━━━━━とは、どういう意味でございま……

第87回国会 文教委員会 第7号(1979/04/25、34期、日本社会党)

○木島委員 いま雑談で話しておったのでありますけれども、わが党のトップバッターに予定しておりました嶋崎さんが病気でちょっと入院したものでありますから、ピンチヒッターでありますので、ウォーミングアップをしていないリリーフは調子がいいとは申せません。まことに恐縮でございます。  内藤さん、あなたの在任中においてこの放送大学ができたということになると、あなたの最大の業績になりますね。それだけに、たとえば社説や論説等を見ましてもいろいろと問題点が指摘をされておるようでございます。もし将来に禍根を残すようなものであったならば、あなたは逆に将来において汚点を残すことにもなる。  そういう意味ではあなたもい……

第87回国会 文教委員会 第9号(1979/05/09、34期、日本社会党)

○木島委員 社会党の木島でございます。きょうはいろいろと御教示いただきましてありがとうございました。  いまも諸先生からいろいろとお話がございましたけれども、放送大学そのものについては、一般論としてはこれを否定する人はきっと少ないんだろう、あるいはないんだろうと思うわけであります。しかし、いずれにいたしましても、日本の教育のあり方における最も新しい試みでありますから、それだけに相当な配慮がなされなければならぬだろうということをいま皆様から御指摘いただいたんだろうと思うわけであります。  私も、いまいろいろと先生方からお話がございました中で言うならば、たとえばイギリスの話がございましたけれども、……

第87回国会 文教委員会 第11号(1979/05/30、34期、日本社会党)

○木島委員 皮切りに何かやれということでありますが、いま委員長の第一に挙げたのは放送法、電波法と学校教育法ですが、その前に電波法、放送法だけの問題が一つありますね。そういうことも含めてだと思うのですけれども、これは主に逓信委員会が専門でやっていらっしゃることですが、ただ、いままでの答弁を聞いておりますと、さっきもちょっと話があったんだけれども、文教委員会におけるところの局長の答弁と連合委員会で逓信委員から質問するときの答弁では大分違う感じがするのですけれども、だんだん聞いていると違わないのですな。文教の方は説明不足、逓信には大変親切丁寧に答弁しておるから、結果的に文教委員にはそんな感じがしたの……

第87回国会 文教委員会 第12号(1979/06/01、34期、日本社会党)

○木島委員 「その他」ですから漠たるものでありますけれども、私が前から言っておりますのは、この大学が成功するかしないかはスクーリングに学生が通えるか通えないかということも一つの要素である、そのためには教育有給休暇というものが必要ではないかということだが、これは広島の実験等でも第一回のスクーリングに三分の一が参加できなかった。そのことがずっと尾を引いているということもかつてあったと思うのです。  そこで、いままでの御答弁ではそれは各省との関係がいろいろあるからということで終わっているのですが、ただそういうことだけで済むのかどうか。そのことは強いて言いますと学校教育なのか成人教育であるのかというこ……


35期(1979/10/07〜)

第90回国会 文教委員会 第2号(1979/12/07、35期、日本社会党)

○木島委員 きょうは最初でありますから、そしてまた大臣のお考え等がまだ必ずしもよくわかっておらないものでありますから、御質問する姿勢も決まっておらないのです。  ですから、先般ごあいさつなさいましたこと事大臣が就任以来新聞社等にお話しなさったようなことをもとにしてお聞きいたしたいと思うのでありますが、その中で大臣は農林行政出身の素人大臣だと謙遜をなさいました。私は元来政党人大臣の否定論者ではあります。その理由は言いません。しかし、じゃ玄人だからいいかというと、たとえばいままで文部省の事務次官から大臣になられた方がお二人ございますが、官僚支配の今日の中で、その文部省の官僚が大臣になられるというこ……

第91回国会 文教委員会 第3号(1980/02/20、35期、日本社会党)

○木島委員 大臣が大臣になられました最初の前回の委員会で、私が大臣に、今日教育の荒廃が言われておるけれどもその一番大きな原因は何かということをお聞きいたしたところ、大臣は、それは学歴社会にあるとおっしゃいました。ですから、そのとき私は、そのことはそれでは後日いろいろと議論申し上げましょうと申し上げておったわけでありますから、本日は、その学歴社会というものをどうなくするか、すなわち、そのことが教育を荒廃せしめたところの一番大きな原因であるならば、そのことをどうすべきかということを軸にして御質問を申し上げたいと思うのでありますが、さて大臣、そういう意味で荒廃の原因は学歴社会にあるということを大臣は……

第91回国会 文教委員会 第5号(1980/03/07、35期、日本社会党)

○木島委員 いよいよ五年たちますよね。法人化に措置しなければならない。ところが、さっき御指摘のように法人化をせねばならぬ。それは公教育だから当然だ。だけれども、それを進める努力がされないままに、かえって逆にブレーキすらある。なぜなら、これは先ほど中西さんが言われたとおり議員立法ですよね。議員立法というのは五年間猶予を置くけれども、憲法八十九条の規定からするならば、本来はしてはいけないのです。けれども、それをあえて五年間というものを実情に即してやった。やったけれども、しかし五年間やるから、そのかわり措置せねばならぬと決めたのですよ。だから、元来それができなかったら返させるべきだと私は思うのです。……

第91回国会 文教委員会 第7号(1980/03/26、35期、日本社会党)

○木島委員 一言だけ。  いまの中西さんの御質問と、その御答弁でおよその筋がわかったのであります。しかし、大変長い間の審議でありますから、いま中西さんの質問及び答弁だけでもってそれでという、何かやはり不安を感ずるのです。先ほど中西さんが言われましたように、長い間このセンターの特殊法人をどうするかということは、行政改革の文部省の関係の中におけるところの最大の焦点であったともあるいは言えるかもしれません。だから、たとえば体育局から社会教育局に移したなどというのは、それはそこを避けるための手段であったと先ほど中西さんがおっしゃったように、そういうことから、行革から来たのです。これを素直に認めなければ……

第91回国会 文教委員会 第10号(1980/04/09、35期、日本社会党)

○木島委員 いま中西さんが、今回の計画そのものはその調査をもとにしてできたものである、だからこの審議をするにはその資料を審議の過程で必要なものを出すというのではなくて、当然あらかじめ出すべきではないのかということで、それを委員長に要請したのに、大臣がそれに応じますということになれば、審議をするのに前提である資料なんだから、それが出ないというのは審議ができないということになってしまうのだ。こっちはそこまで行くつもりはなかったけれども、大臣がそう答えてしまったからそうなってしまったのだ。
【次の発言】 意地悪質問しているのではないのよ。ただ局長は、いま大臣がおっしゃったように、差し支えないものはこ……

第91回国会 文教委員会 第14号(1980/05/07、35期、日本社会党)

○木島委員 先ほど山原さんの質問の最初に、教基法第十条の「教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を」の「直接」は、公選制というものを前提にしたものじゃないかという中で御答弁がありました。これは昭和四十六年十二月四日でありますが、沖繩の復帰のときの特別委員会で、御案内のとおり沖繩は当時公選制をしいておりました。それで復帰するから日本と同一だということで任命制にする。しかし、屋良朝苗知事が要望書を出しました。そこで私は、一時間半この問題だけにしぼって特別委員会で質問をしておるのであります。そのことに関しましてずいぶん長い質問がありますが、いまそのさわりだけを言いますと、ずっと……

第91回国会 文教委員会 第16号(1980/05/14、35期、日本社会党)

○木島委員 聞いていてちょっとおかしいと思うのです。いまこれが事実とすれば、県が仮に中高一貫をやろうとすれば、たとえばいま先導的試行である程度やれると思うのです。だのにそれが、県が土地を買って私立を誘致する。今日高校は三割が私立ですよ。それに都道府県が土地を買ってというのは、これはまさに異例ですね。しかし、それをあえてなおするものは一体何かとすれば、中高の中は義務教育でありますから、それを県がやりたいために土地を買って私立を誘致をして、そこに中高一貫制の全寮のエリート教育をやる。それは県の意思を代行するものをそこにつくらせるというように、いま質問を聞きながら感ずるのです。このことは義務教育を含……


36期(1980/06/22〜)

第92回国会 災害対策特別委員会 第1号(1980/07/18、36期、日本社会党)

○木島委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、その職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 今井勇君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、不肖私が委員長に当選いたしました。
【次の発言】 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま、委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うことになりました。  皆様すでに御承知のとおり、広範囲にわたって、梅雨前線による集中豪雨の被害や、伊豆半島沖群発地震等自然による災害が数多く発生し、激甚な災害を……

第92回国会 災害対策特別委員会 第2号(1980/07/25、36期、日本社会党)【議会役職】

○木島委員長 これより会議を開きます。  まず、理事の互選を行います。
【次の発言】 渡辺秀央君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、 委員長は、理事に       天野 光晴君    今井  勇君       佐藤  隆君    渡辺 秀央君       池端 清一君    藤田 高敏君       大橋 敏雄君    横手 文雄君 以上八名の方の御指名をいたします。  速記をちょっととめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 この際、原国土庁長官及び大塚国土政務次官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します……

第93回国会 災害対策特別委員会 第1号(1980/09/29、36期、日本社会党)【議会役職】

○木島委員長 この際、ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙により、再び委員長の重責を担うことになりました。  皆様すでに御承知のように、本年夏の異常気象によりまして、全国各地では激甚な被害が発生しております。  本委員会の重要性が増している今日、災害に関する最善の対策を樹立するため、練達堪能な委員各位の御支援、御協力をいただき、円満に委員会の運営をいたしてまいりたいと存じます。  何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの渡辺秀央君の動議に御異議ございませんか。

第93回国会 災害対策特別委員会 第2号(1980/10/08、36期、日本社会党)【議会役職】

○木島委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  まず最初に、異常気象による被害状況調査のため、本委員会より、九月三十日から十月一日まで、第一班岩手県、青森県、第二班福島県、宮城県に、それぞれ委員派遣を行いましたので、現地に派遣されました委員から報告を聴取いたしたいと存じます。第一班大橋敏雄君。
【次の発言】 次に、第二班佐藤隆君。
【次の発言】 これにて派遣委員からの報告は終わりました。  派遣委員各位には、まことに御苦労さまでございました。  なお、ただいま各班より報告がありました各県等の詳細な要望事項につきましては、これを会議録の末尾に参照として掲載……

第93回国会 災害対策特別委員会 第3号(1980/10/30、36期、日本社会党)【議会役職】

○木島委員長 これより会議を開きます。  まず最初に、異常気象による被害状況について、また、異常気象による被害状況及び有珠山の噴火による地殻変動の被害状況調査のため、本委員会より、十月十六日から十七日まで、第一班熊本県、大分県、十月十六日から十八日まで、第二班北海道に、それぞれ委員派遣を行いましたので、現地に派遣されました委員から報告を聴取いたしたいと存じます。第一班大橋敏雄君。
【次の発言】 次に、第二班渡辺秀央君。
【次の発言】 これにて派遣委員からの報告は終わりました。  派遣委員各位には、まことに御苦労さまでございました。  なお、ただいま各班より報告がありました派遣地等の詳細な要望事……

第93回国会 災害対策特別委員会 第4号(1980/11/26、36期、日本社会党)【議会役職】

○木島委員長 これより会議を開きます。  この際、御報告申し上げます。  本委員会に参考送付されました陳情書は、東海地震対策の促進に関する陳情書外四件であります。念のため御報告申し上げます。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  災害対策に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  次に、閉会中審査の委員会において、参考人の出席を求め、意見を聴取する必要が生じました場合には、参考人の出席を求めることとし、その人選及び出席日時等につきましては……

第93回国会 文教委員会 第3号(1980/10/22、36期、日本社会党)

○木島委員 ちょっと関連して。この委員会で小委員会をつくって定数問題に関して決議をしましたね。それは四十九年の附帯決議の線ということなんです。その中には四十名学級を含んでいるのです。いまの長谷川さんの質問は、四十人学級にするかしないか、考えるか考えないかという質問ですね。何とか考えるとか、ぐじゃぐじゃぐじゃぐじゃ言っていたけれども、議会の決議はそうなんですよ。附帯決議があり、そして小委員会をつくって、その小委員会の結論は四十人なんです。それを前提にして考えなければだめですよ。満場一致の決議なんだから。それが入っているのだから。やはりそこは今回入らなかったけれども、先ほどたとえば長谷川さんが数が……

第93回国会 文教委員会 第7号(1980/11/07、36期、日本社会党)

○木島委員 いろいろ長い期間審議をしてまいりましたけれども、山高きがゆえにとうとからずと言うがごとく、長いだけでは何の意味もありません。もちろん、新しい大学でありますから、やってみなければわからないということもあります。しかし、だからといって、いいかげんに、審議を詰めるべきを詰めず、究明すべきことを究明しないでおったならば、政府もまた国会も、大きな過ちを犯すことになるかもしれません。しかし、最後でありますから、もう余りくどくどしたことを申しません、基本的なことだけをお聞きしたいのでありますけれども、郵政大臣はどうなんですか。
【次の発言】 この法律の規定による主務大臣は、文部大臣と郵政大臣であ……

第94回国会 災害対策特別委員会 第1号(1980/12/22、36期、日本社会党)

○木島委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私がその職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 渡辺秀央君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、不肖私が委員長に当選いたしました。
【次の発言】 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担うことになりました。  委員各位の御支援、御協力をいただき、円満に委員会を運営してまいりたいと存じますので、よろしくお願いをいたしたいと存じます。(拍手)

第94回国会 災害対策特別委員会 第2号(1981/01/20、36期、日本社会党)【議会役職】

○木島委員長 これより会議を開きます。  委員派遣承認申請に関する件についてお諮りいたします。  豪雪による被害状況調査のため、本日より二十二日まで、本委員会から福井県、石川県、富山県及び新潟県に委員を派遣し、その実情を調査するため、議長に対し、委員派遣承認申請をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、派遣委員の人選につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。  本日は、これにて散会いたします。     午前十時三分散会

第94回国会 災害対策特別委員会 第3号(1981/01/28、36期、日本社会党)【議会役職】

○木島委員長 これより会議を開きます。  この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  去る一月二十日の委員異動に伴い、現在理事一名が欠員になっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は藤田高敏君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に、小委員会設置の件についてお諮りいたします。  昨日の理事会において理事各位と協議いたしましたとおり、災害対策の基本問題について調査を行い、必要な対策を樹立するため、本委員会に小委員十三名よりなる災害対策の基本問題に関する小委員……

第94回国会 災害対策特別委員会 第4号(1981/03/03、36期、日本社会党)【議会役職】

○木島委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  まず最初に、昭和五十六年度防災計画及び災害復旧計画等の概要につきまして、政府から説明を聴取いたします。原国土庁長官。
【次の発言】 引き続き、各省庁における災害関係予算について説明を聴取いたします。柴田審議官。
【次の発言】 これにて説明は終わりました。  大臣に対する質疑は後日に譲ることといたします。  本日は、これにて散会いたします。     午前十時二十分散会

第94回国会 災害対策特別委員会 第5号(1981/03/31、36期、日本社会党)【議会役職】

○木島委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  この際、豪雪による被害対策について、災害対策の基本問題に関する小委員長から、小委員会の調査の経過並びに結果について報告したいとの申し出がありますので、これを許します。小委員長佐藤隆君。
【次の発言】 以上で、小委員長からの報告は終わりました。
【次の発言】 ただいまの小委員長の報告中、ます、激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律の一部を改正する法律案起草の件について議事を進めます。  本草案の趣旨、内容につきましては、ただいまの小委員長の報告にありましたので、説明を省略いたします。  本草案に……

第94回国会 災害対策特別委員会 第6号(1981/04/09、36期、日本社会党)【議会役職】

○木島委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。工藤巖君。
【次の発言】 天野光晴君から関連質疑の申し出がありますので、これを許します。天野光晴君。
【次の発言】 渡辺三郎君。
【次の発言】 午後一時より委員会を再開することとし、この際、暫時休憩いたします。     午後零時六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。田中恒利君。
【次の発言】 ただいま田中委員からの現地調査及び樹体災害の特別措置に関しましては理事会に諮りますが、ことに前段の現地調査につきましては、なる……

第94回国会 災害対策特別委員会 第7号(1981/04/23、36期、日本社会党)【議会役職】

○木島委員長 これより会議を開きます。  まず最初に、去る十五日、異常気象による被害状況調査のため、本委員会から愛媛県に委員を派遣いたしましたので、現地に派遣されました委員から報告を聴取いたしたいと存じます。池端清一君。
【次の発言】 これにて派遣委員からの報告は終わりました。  派遣委員各位には、まことに御苦労さまでございました。  なお、ただいま報告がありました派遣地等の詳細な要望事項につきましては、これを会議録の末尾に参照として掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。

第94回国会 災害対策特別委員会 第8号(1981/05/29、36期、日本社会党)【議会役職】

○木島委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  この際、異常気象による果樹被害対策について政府から説明を聴取いたします。農林水産省矢崎審議官。
【次の発言】 これにて説明は終わりました。  次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午前十時三十六分散会

第94回国会 災害対策特別委員会 第9号(1981/06/04、36期、日本社会党)【議会役職】

○木島委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  この際、五月下旬の異常低温被害について、政府から説明を聴取いたします。農林水産省矢崎審議官。
【次の発言】 これにて説明は終わりました。
【次の発言】 次に、御報告申し上げます。  本委員会に付託になりました請願は十件であります。  各請願の取り扱いにつきましては、先ほどの理事会において協議いたしましたとおり、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、さよう御了承願います。  なお、本委員会に参考のため送付されました陳情書は、豪雪地帯対策特別措置法の延長等に関する陳情書外八件であります。念のため御……

第94回国会 災害対策特別委員会 第10号(1981/08/21、36期、日本社会党)【議会役職】

○木島委員長 これより会議を開きます。  まず最初に、異常寒波被害対策及び活動火山・シラス対策事業等の調査のため、八月六日から八日まで、宮崎及び鹿児島県に、また、昭和五十六年八月の北海道における大雨による被害状況調査のため、八月十六日から十八日まで、北海道に、本委員会からそれぞれ委員を派遣いたしましたので、派遣委員からそれぞれの調査の概要について報告を聴取いたしたいと存じます。渡辺秀央君。
【次の発言】 これにて派遣委員からの報告は終わりました。  派遣委員各位にはまことに御苦労さまでございました。  この際、お諮りいたします。  ただいまの報告に係る両派遣地からの要望事項につきましては、本日……

第94回国会 災害対策特別委員会 第11号(1981/09/08、36期、日本社会党)【議会役職】

○木島委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件について調査を進めます。  まず最初に、八月三日から六日までの間の北海道における大雨による災害及び台風十五号による災害について、政府から説明を聴取いたします。国土庁川俣審議官。
【次の発言】 農林水産省大坪審議官。
【次の発言】 次に、建設省谷口防災課長。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。高橋辰夫君。
【次の発言】 桜井新君。
【次の発言】 中山利生君。
【次の発言】 渡辺秀央君。
【次の発言】 午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。   ……

第94回国会 文教委員会 第7号(1981/03/27、36期、日本社会党)

○木島委員 最初に、この提案説明で大臣は「鳴門教育大学は、すでに設置を見ている上越、兵庫の二教育大学と同様、教員の資質能力の向上という社会的要請に対処するため、主として教員の研究、研さんの機会を確保することを趣旨とする大学院と初等教育教員を養成する学部とを有し、全体として大学院に重点を置く大学として設置し、」云々とあります。  そうすると、この大学は上越・兵庫と同じように「教員の資質能力の向上という社会的要請」に対処するためでありますから、既存の教員養成大学は、この「資質能力の向上という社会的要請」に対処していないということになるのでございましょうか、大臣にお聞きいたします。

第94回国会 文教委員会 第14号(1981/05/08、36期、日本社会党)

○木島委員 どうもいままで御教導ありがとうございました。  この法案の審議のためにおいでいただいたわけでありますから、したがって、もちろん討論ではございません、ただ、そういう意味では、ときに失礼なことを言う場合もあるかもしれませんけれども、できれば学生に教えるように教えていただければ大変ありがたいと思っております。  最初に、言わずもがなでありますけれども、この助成問題についての基本的な問題として、もう言わなくていいことでございますけれども、しかし、憲法八十九条は、公金を公の支配に属しない教育の事業に対して利用してはならないとある。この問題はもうすでに解決しておると思うのでありますけれども、す……

第94回国会 文教委員会 第16号(1981/05/15、36期、日本社会党)

○木島委員 一問ずつです。  先ほど大臣は、きょうおっしゃったのでありますから、今回出したところの教科書はりっぱであると信じておりますとおっしゃるということは、文部大臣の教科書に対する責任上大変りっぱな態度と思うのであります。だが、会長から全面改訂の申請が出れば、それはその時点で考えるとおっしゃっている。しかし、政治家である文部大臣が、今日これほど社会的な問題になっておるところの教科書をどう改訂するか云々ということは、毎日新聞をにぎわしておるのでありますから、したがって、少なくともいまどのような問題が起こっており、どういう改訂という動きがあるのかということぐらいは、政治家であり、文部大臣である……

第94回国会 文教委員会 第17号(1981/05/27、36期、日本社会党)

○木島委員 この前も参考人の方にお聞きしたのでありますけれども、基本的には、今日の高等教育における国公・私立とは一体何だかということ、あのとき西岡さんは私のこの間の参考人に対する質問を聞いていらっしゃったから、西岡さんからお答えいただくのが、あるいはこの際適切なのかどうかわかりませんけれども、明治の初めに黒船で目覚めたときに、欧米に近代があるということから追いつけ追い越せ、そのための指導者をつくるためにというところから国公教育が発足して、ことに、そのエリートのための東大を初め大学をつくったという、その時代といまではずいぶん違うわけですね、違っておる。ですから、そういう意味では、この間言いました……

第94回国会 文教委員会 第19号(1981/06/03、36期、日本社会党)

○木島委員 いまお話ございましたように、この前の国会の最後の質問のときに、私は冒頭にこう言っておるのです。「この法律の規定による主務大臣は、文部大臣と郵政大臣であります。本来ならば常時この法案の審議には郵政大臣が出ておるべきであります。それは郵政大臣、お忙しいでしょう、来れないならば少なくとも理事会にそういう申し出をして、きょうは出れない、それを理事会が了承するということでなかったならば主務大臣としての任務を完全に誤っておる、」この「委員会の権威の上においては委員長が十分に配慮すべきことである」と私が申したのに対して、委員長は「わかりました。」とおっしゃっていらっしゃいます。きょうは、衆議院は……

第95回国会 災害対策特別委員会 第1号(1981/09/24、36期、日本社会党)【議会役職】

○木島委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担うことになりました。  委員各位の御支援、御協力をいただき、円満に委員会を運営してまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの渡辺秀央君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に       天野 光晴君    今井  勇君       佐藤  隆君    渡辺 秀央君       池端 清一君    藤田 高敏君       薮仲 義彦君 ……

第95回国会 災害対策特別委員会 第2号(1981/11/26、36期、日本社会党)【議会役職】

○木島委員長 これより会議を開きます。  請願の審査を行います。  今会期中、本委員会に付託されました請願は、本日の請願日程に掲載してありますとおり十三件であります。  本日の請願日程全部を議題といたします。  まず、審査の方法についてお諮りいたします。  各請願の内容につきましては、文書表で御承知のことと存じます。また、先ほどの理事会におきましても御検討願いましたので、この際、各請願について紹介議員からの説明聴取等は省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  これより採決いたします。  本日の請願日程第一……

第96回国会 災害対策特別委員会 第8号(1982/08/04、36期、日本社会党)【議会役職】

○木島委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。森中守義君。
【次の発言】 次に、阿部未喜男君。
【次の発言】 次に、柴田弘君。

第96回国会 文教委員会 第13号(1982/04/28、36期、日本社会党)

○木島委員 もう言わずもがなでありますけれども、教育基本法六条なり学校教育法の二条なりで国及び地方自治体及び法人のみに学校を設置することができるとしたその思想は何ですか。
【次の発言】 したがって、これを基本法で言うならば、六条第一項の「公の性質をもつものであって」ということに集約されると理解してよろしゅうございますね。
【次の発言】 そこで、この法律の問題と絡むとするならば、先ほどもお話ございましたように、憲法八十九条の、公金その他公の財産は、公の支配に属しない教育に支出あるいは利用してはならないという、「公の支配に属しない」ということと、そこに公金を出してはいけないということと、基本法の「……

第96回国会 文教委員会 第15号(1982/05/14、36期、日本社会党)

○木島委員 ちょっと関連して。  いま中西さんが言っているのはわかりますよ、二つを一緒にして健康会ができたのだから給食会はなくなるのだ、そういう意味でわかりますが、しかし、一つになったところの健康会のうちの給食部分をやめろという臨調の答申が出た場合安全会は先ほどのお話のごとく議論にはなっておらないのだけれども、給食会の場合には歴史的にずっとあるわけですから、その懸念をいま中西さんが質問しているわけです。  だから、その場合にもしも臨調からそういうものが出たら内閣も国会も権威がないじゃないかというわけですよ。もし仮に、仮にですよ、ないことを期待しますけれども、仮にそういうような臨調の答申が出たと……

第96回国会 文教委員会 第19号(1982/08/06、36期、日本社会党)

○木島委員 本日は官房長官の御出席を求めたのでありますけれども、人事院勧告等の関係があって出てこれないということであります。しかし官房長官から、一定のことは小川文部大臣も官房長官の意を体してお答えいただけるようにということでございますので、そういうことも含めてお聞きいたします。  大臣はこの前の委員会で、予期せざる事態に心を痛めておるとおっしゃいました。これは大臣及び大臣の一族の中国とのかかわりを知る私からするならば、大臣がいかに心を痛めていらっしゃるかがよくわかる気がいたします。心を痛めていらっしゃいますけれども、しかし、いまここまでこういうように問題が大きくなりますと、いま反省して大臣は、……

第96回国会 予算委員会 第11号(1982/02/16、36期、日本社会党)

○木島委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題になりました補正予算三案に対し、反対の討論を行います。  鈴木内閣は、本年度予算を財政再建元年予算と位置づけ、一兆四千億の増税と二兆円の特例国債減額を最大の特徴として国民に協力を訴え、一方、財政の前提となる経済については、内需を中心として景気の浮揚、雇用の安定、経済摩擦の回避、物価の安定等を国民に約束してまいりました。しかるに、半年も経過することなしに破綻が露呈し始め、以来、事態はいよいよ深刻の度を深め、当初の公約はことごとく崩壊し、政治生命をかけたという財政再建も、いまや完全に不可能という局面を迎えているのであります。  確かに、内需拡大を……

第96回国会 予算委員会 第12号(1982/02/18、36期、日本社会党)

○木島委員 総理は、最初の施政方針の中で「青少年の心をむしばむおそれのあるような社会環境を改善しなければなりません。」あるいは「覚せい剤等の乱用が蔓延し、犯罪が頻発するような社会にならないよう」というようなことがお話にありましたけれども、そういう社会環境、そうならないような社会の中で一番気をつけなければならない、一番大事なものを何だとお考えになっていらっしゃいますか。
【次の発言】 学校や家庭や社会とおっしゃいました。たとえば社会で言うならば、金権体質という言葉が古く言い古されております。けれども、それにかかわる、その病根にかかわる事件が起こりますと、とかくその事件というものは、特殊な社会にお……

第98回国会 文教委員会 第9号(1983/05/18、36期、日本社会党)

○木島委員 学校教育法の一部改正について中西さんに最初に質問したいのです。  みんなの努力でだんだんと養護教諭も事務職員も充実してきたと思っておるのです。それにもかかわらずあえてなおこの法律をいま出さねばならないということを、端的に言ったらどういうことですか。
【次の発言】 鈴木局長、いま提案者が、事務職員については二十八条の第一項の「特別の事情のあるとき」は事務職員を置かないことができる、それから養教では百三条の「当分の間、」置かないこととする、これは昭和二十二年ですね。二十八条で事務職員も養護教諭もありながら、附則でもって養護教諭の場合は「当分の間、」があり、本則で事務職員の場合は二十八条……

第98回国会 予算委員会 第9号(1983/02/18、36期、日本社会党・護憲共同)

○木島委員 総理、あなた、ことしの最初に韓国を訪問されましたけれども、あのときの最初の夜でしたか、歓迎会がありましたな、カラオケなさったその前に。あのときのごあいさつに、あなたが、過去の反省の上に立って新しい日韓関係を樹立するとおっしゃいましたと新聞に報ぜられておりますけれども、それは、過去の反省というのは、三十六年にわたるところの植民地支配から来る物的、人的な損害に対してでありましょうけれども、その植民地支配そのものも含めての反省というように理解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 ですから、その責任あるということは、物的、人的等の被害を与えた、損害を与えたということのみならず、植民地……

第98回国会 予算委員会 第16号(1983/03/03、36期、日本社会党・護憲共同)

○木島委員 きょうは私が三十分で、あと一時間を土井たか子先生が御質問なさいますから……。  青少年問題と申しましても大変に幅広い問題でありますから、政府が取り組むというのでありますからその姿勢のほどだけをお聞きしたいと思うのでありまして、それだけに実は官房長官においでいただきたかったのですが、どうも仕事が忙しそうでありますからすかっと譲りましたが、その分だけ、文部大臣にあとは任かせるから、そのことをもっておれの答弁とせよということでありますから、そういう意味で……。  そこで、青少年問題というのがばかに急に浮かび上がりましたが、新聞によると、外交、防衛では中曽根内閣の人気が下がってきておるから……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 文教委員会 第3号(1984/03/23、37期、日本社会党・護憲共同)

○木島委員 この間新聞を見ておりましたら、あなたが甲子園の野球の始球式で投げる練習をして、大変モーションが立派ですな。それで、きょう私も時間がありませんからなるたけ直球だけを投げますので、それは直球は時間を急ぐということであります。したがって、御答弁の方もなるたけ、お互い大体そう説明しなければならぬということは余りないだろうと思いますので、そういう意味でどうぞひとつ……。  大臣の所信表明の最初に「中曽根総理大臣は本国会の施政方針演説において、三つの大きな基本的改革に取り組むこととし、その一つに教育改革を取り上げ、今こそ来るべき二十一世紀を展望し、教育改革を断行する時期に来ていると述べておりま……

第101回国会 文教委員会 第5号(1984/04/04、37期、日本社会党・護憲共同)

○木島委員 ちょっと関連。  森さん、さっき私が言ったように、私学の自主性、自治との関係はなかなか難しいと思う。だから、我々は今日、私学に対する自浄作用をどう起こすかということを提唱してきたのですが、ただ、ここまで来るとそうはいかないので、例えば法律改正があると思う。そういう私学から出たところの自浄作用をするところの委員会をつくる。例えばこういう国士舘なら国士舘、私学同士の中でもって自浄作用をどうすべきかということを考えるそういう機関をつくる、その結論に基づいて処分をするという法改正ならば、大臣のそういう問題は解決する。そういう思想に基づくならば、この法律においても私学法の六十三条の聴聞、これ……

第101回国会 文教委員会 第10号(1984/04/25、37期、日本社会党・護憲共同)

○木島委員 加戸さん、中古のレコードを買うというのには何か制限ありますか。
【次の発言】 ないわけですね。そうすると、最初は売るからしょうがないが、一度売って、それをあした買い戻す、そしてその中古を翌日また売る、そしてまた返す、これはいいですか。
【次の発言】 中古というのは、一日だか五日だか十日だか一年だかわからない。あえて私がそういうことを言うのは、だからそこもまた権利を保護することに欠けておる。せっかく貸しレコードというものの絡みで著作権者の権利を保護しようとしておりながら、実はそういう抜け穴をつくっておってこの法律を出すことは、いささか不備ではないか。だって、やってもいいということでし……

第101回国会 文教委員会 第14号(1984/05/18、37期、日本社会党・護憲共同)

○木島委員 社会党の中西君の提案に社会党の私が質問すると言ったら、自民党の方から、答弁にならぬ答弁をすることによって審議中断に追い込むのではないかという声がありまして、でありますから、なるだけ初中局長に聞きます。その方が……。  まず、就学前教育という話がございましたけれども、幼稚園は三歳から。零歳、一歳、二歳、これは保育所。保育所は保育に欠ける人たちですね。だから逆に言うと、保育に欠けない者は対象にならないわけね、三歳までは。欠ける者は保育所に行ける。欠けない者は家庭でやれというわけですな。そういうように、就学前の子供の教育について、欠けない者は三歳まではうちでやれというように理解していいで……

第101回国会 文教委員会 第17号(1984/06/27、37期、日本社会党・護憲共同)

○木島委員 第一問は、全部の先生方にお聞きしたいのでありますけれども、先ほど稲葉先生から、今日の教育の資本の論理を排除して教育、文化の論理に基づくために、そしてそのことは世界的な動向として、例えば国際人権規約等のお話がございました。他の先生方もまた同じことでございますが、今日教育改革と言われておりますけれども、教育改革と言われるゆえんは何かといえば、むしろ今日の資本の論理による社会の混乱と言うのでありましょうか、公教育は産業社会のために出発したと言っていいですね。そのためにまた弊害が生まれてきたところに、今日の教育改革の一つの大きな原点があると思うのであります。そういう観点に立って教育改革が、……

第101回国会 文教委員会 第18号(1984/06/29、37期、日本社会党・護憲共同)

○木島委員 本年入学の学生のことについては、大変御苦心をいただいたことでありますから触れませんけれども、基本的に言うならば、この法律をなぜ昨年出しておかなかったのだろうか、あるいはなぜ来年から実施するような法律にしなかったのだろうか、そのことが一番基本的な問題として残るのじゃないのかという気がいたしますが、いかがでございましょうか。
【次の発言】 今お話しのとおり、大学の設置に関しましては我々が主張してきたことです。例えば筑波大学のときに、あの法律が通ったのは九月でした。それまで学生は押さえられておりました。同時にあのときに、例えば山形大学の医学部の創設等もあった。あれをなぜ分離しないかと我々……

第101回国会 文教委員会 第21号(1984/07/20、37期、日本社会党・護憲共同)

○木島委員 今、船田さんからも最後に御質問ございましたけれども、教育改革をやろうというそのときにおいてということであります。  この前もちょっとしゃべったかもしれませんけれども、日本の教育改革は、明治の初めと敗戦のとき、これは、一つは外国からの刺激そして日本独自のものであって、そのことが同時に、例えば明治の初めには近代化、あるいは敗戦後においては民主化という社会構造全体の変革を前提にしたところの教育改革であった。今教育改革が叫ばれているのは世界的な傾向である。日本独自の問題ではない。そして、そのことが先進国全体の問題だということは、すべてとは申しませんが、一つは産業社会の病理に起因をしておる。……


各種会議発言一覧

33期(1972/12/10〜)

第75回国会 文教委員会文化財保護に関する小委員会 第3号(1975/03/04、33期、日本社会党)

○木島小委員 一つ二つなんですが、最初に江上先生にちょっとお伺いしたいのですが、「『陵墓』指定古墳の文化財保護法適用を要望する決議」の中には、数字の二番目に「宮内庁保管の『陵墓』等に関する遺物や文書記録を公開すること。」とありますね。これは、現在宮内庁に相当陵墓から出たところの出土品等はあるやに承っておりますが、これは皆さん比較的自由に研究上……
【次の発言】 これは意見になって恐縮ですが、見れないのですか。
【次の発言】 これはしかし、皆さんの御研究の上では非常に貴重なものでしょうな。
【次の発言】 これはどうして見れないのですか。


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 文教委員会学校災害に関する小委員会 第1号(1977/04/15、34期、日本社会党)【議会役職】

○木島小委員長 これより学校災害に関する小委員会を開会いたします。  このたび、私が小委員長に選任されました。小委員各位の御協力のほどをよろしくお願いいたします。  学校災害に関する件について調査を進めます。  今日、学校災害は増加の一途をたどっており、その対策が社会の大きな問題となっております。学校災害の対策については、現在日本学校安全会が主体となって行っておりますが、その給付内容や責任体制などについて、いま一度考えてみる必要があるのではないかということが今日的問題の一つとなっていることにかんがみ、本小委員会において調査を進めていくことになったわけであります。  本日は、学校災害の実態とその……

第80回国会 文教委員会学校災害に関する小委員会 第2号(1977/04/21、34期、日本社会党)【議会役職】

○木島小委員長 これより学校災害に関する小委員会を開会いたします。  学校災害に関する件について調査を進めます。  本日は、本件について、日本学校安全会理事長渋谷敬三君、午前十一時より、日本弁護士連合会国会等対策会議学校災害補償法制定促進部会部会長代理佐藤義行君、日本教育法学会事務局長兼子仁君の三名の方々に御出席を願っております。  渋谷参考人には御多用中のところ本小委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。  本小委員会におきましては学校災害に関する件について調査をいたしておりますが、本日は、本件につきまして参考人から忌憚のない御意見をお述べいただき、調査の参考にいたし……

第80回国会 文教委員会学校災害に関する小委員会 第3号(1977/05/24、34期、日本社会党)【議会役職】

○木島小委員長 これより学校災害に関する小委員会を開会いたします。  学校災害に関する件について調査を進めます。  本小委員会におきましては、学校災害に関する件について小委員会及び小委員懇談会をたびたび開会し、調査、協議を重ねてまいりましたが、調査日数などの関係で現段階における調査経過を委員会において報告する必要があると思いますので、今日までの各党間の意見をもとに小委員長報告案を作成しましたので、朗読させていただきます。    学校災害に関する小委員長報告(案)   学校災害に関する小委員会における調査の経過及び結果について御報告申し上げます。   本小委員会は、児童生徒等の学校の管理下におけ……

第80回国会 文教委員会入試問題に関する小委員会 第4号(1977/04/06、34期、日本社会党)

○木島小委員 大変に御努力いただいている点は感じました。  いまのお話しございましたように、八万のところに三十万も来る、したがって選抜せざるを得ない。だが大学全体で見れば、浪人を考えなければ大ざっぱに言って高校からの進学者数と大学の入れ物は大体同じ、それに浪人を入れて平均したら一・三四倍になるのでございましょうか。ですから、本来枠だけで言えばそう大きな問題が、社会的な問題で言われるほど問題ないのかもしれません。あるのは、格差があるから有名校に殺到するからよけいになるという視点に立てば、今回の制度で格差が一体どうなるのか。格差がもしこのことによって拡大するならば、このことの出発が格差によって起こ……

第80回国会 文教委員会入試問題に関する小委員会 第5号(1977/04/22、34期、日本社会党)

○木島小委員 加藤さんはこの審議を全部御存じないわけですが、いままでの委員会の中でいま山原さんの御質問のようなことがございました。いま、研究部門と管理事業部門の二つに分かれてますね。そして、研究部門は情報処理研究と追跡研究と評価研究でありますから、これはいまの皆さんがお考えのものを前提にしておりますね。しかし共同利用機関というのは、これは本来国大だけの問題でもありません。でありますから、それと同時に、基本的な入試制度というものを研究するという意味ではもう一つ部門を、名前は何も言ってなかったけれども、入試の基本研究部門ですか、という一つの部門をつくるべきである。ところが、本年はすでに予算が決まっ……

第80回国会 文教委員会文教行政の諸施策に関する小委員会 第2号(1977/04/14、34期、日本社会党)

○木島小委員 いまの問題だけで言いますと、大変大きな問題なのですよ。だからこそ、この丸いテーブルで特殊教育を取り上げようという意味があると思っているのです。交流教育なり混合教育と言われるそれは、極端なことを言うと、本人は果たしていいのかどうか、隔離までしてしまってもいいのか、あるいは今日の特殊学級というものの形態は実体的にはどうなのかということになりますが、言うなれば、障害児という場合は、特殊学級からコロニーに入るとか在宅児童もいますから、そういう問題も絡むわけですよ。したがって、きょうの時間の設定ではこれ以上――困るのですよ、こっちに来ていらっしゃって問題があるのに、いませっかくいい問題が出……

第80回国会 文教委員会文教行政の諸施策に関する小委員会 第4号(1977/05/25、34期、日本社会党)

○木島小委員 不良図書などというものは大人の肉体的欲望を刺激するために発行しているわけですからね。だから、これはこのままでいいとは言えないと思うのですが、ただ一つ、やはりさっき堀部先生がおっしゃいましたように、非常に慎重で厳密でなければならぬという点で、それだけにきょう先生方からいろいろと御意見を承っているのだと思いますけれども、これはどう考えたらいいのでしょうか。しょせんは動物的人と社会的文化的な人間との関係、それはもう否定できないわけですからね。だから、あるいは性悪説があり、その性悪説が出るからまたそこに禁欲的あるいは自制的な哲学があり、あるいは宗教が生まれたり、その宗教の中でもたとえば親……

第82回国会 文教委員会学校災害に関する小委員会 第1号(1977/10/27、34期、日本社会党)【議会役職】

○木島小委員長 これより学校災害に関する小委員会を開会いたします。  学校災害に関する件について調査を進めます。  本日は、本件について参考人として日本弁護士連合会学校災害補償法制定促進部会部会長阿部三郎君に御出席を願っております。  阿部参考人には、御多用中のところ本小委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。  本小委員会におきましては、学校災害に関する件について調査をいたしておりますが、本日は、本件につきまして参考人から忌憚のない御意見をお述べいただき、調査の参考にいたしたいと存じます。  これより参考人から御意見を承りたいと存じますが、議事の順序といたしまして、初……

第82回国会 文教委員会入試問題に関する小委員会 第1号(1977/11/01、34期、日本社会党)

○木島小委員 どういう聞き方をしていいのかわかりませんが、いまお話のございましたように、出発は教育の正常化というところにあったけれども、結果的に見ると、シカを追う者が山を見ないというごとく、やや大学の論理が優先して、そして試験という、少し狭い意味になりがちですが、試験技術というのですか、そういうものに動いていって、正常化という視点が欠けてきておるという、そのことが高校が直接一番混乱をせしめられておるということだと思います。しかし、もちろんそれ以外にも、たとえば私大との関係とか、そういう考えなければならない問題もあります。そこで、いま森さんがおっしゃいますように壮大なる実験ではありますけれども、……

第84回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1978/02/28、34期、日本社会党)

○木島分科員 毎年、たとえば地方、在京の交響楽団に補助金を出しておるのでありますけれども、予算通ったならば日本フィルにはことしもまた出さないという方針ですか。
【次の発言】 私あえてこの委員会でこの問題を真っ先に取り上げたのは、音楽に大変造詣の深い砂田さんでありますから、そして私は安達さん、安嶋さんが文化庁長官のときにもずっと折衝をしてまいりました。しかしあえて私は委員会で取り上げてはこなかったのであります。ただ、いまそういう御答弁でありますから、そしてこのような委員会の性格でありますから深追いはいたしません。ただ、なぜ地方の交響楽団に補助金を出すのか、音楽というのは元来大衆の歓喜の叫びやある……

第87回国会 文教委員会逓信委員会連合審査会 第1号(1979/05/25、34期、日本社会党)

○木島委員 きょう連合審査会を開いていただいて、この問題を専門にやっていらっしゃる先生方のお話を聞いて、所管しておるわれわれ文教委員会からすれば大変勉強になったのでありますけれども、ただ、ぼくらがいままで審議をしてきた面から言うと、新しい解釈なり問題も出てきたように思うのです。  たとえば四十四条三項の解釈にいたしましても、いままで文教でなされた以上の新しい解釈をなされたようでありまして、その二、三のことを申しますれば、一定の長い期間において政治的公平が守られればいいのだ――それは大学の計画でありますから、一定の長期のことはできましょうけれども、そのことがもし仮に新しい解釈だとするならば、それ……


36期(1980/06/22〜)

第93回国会 文教委員会逓信委員会連合審査会 第1号(1980/10/31、36期、日本社会党)

○木島委員 大臣ね、これは基本的な問題なんですよ。これは基本的な問題だから、これをやっておったのでは前に進まない、こう言うのです。あなたおっしゃったことと局長の答弁とは違うのです。局長の答弁にも問題があるのです、あるが、しかしそれは局長のは、局長としていままでもずっと文部省で考えておった方針です。その是非はいま私は問いません。というのは、いまここでもってそれを議論しておったのでは前に進まない。それでは、これは基本的な問題だから、これで委員会がストップする。それしかない。  そこで鈴木さんが、取り消すなら取り消しなさいと言ったのは、基本的問題であるから前に進まないというところを取り消せと言ったの……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会地方行政委員会大蔵委員会文教委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第1号(1981/10/19、36期、日本社会党)

○木島委員 まず最初に、四十人学級の問題についてちょっとお聞きいたします。  いままでわが党では、湯山さんや中西さんが御質問なさいました。それらを通して、大蔵大臣、いま四十人学級の法律が出ておりますね。御案内のとおり、あの法律は十二年後、すなわち最終年度昭和六十六年には、たとえば四十五人を四十人にしますとか、福祉学級は何名にしますとか、あるいは獲護教諭だとか事務職員は学校の何%にしますとかという、最終年次だけを決めておるわけですね。  したがって、もう一回念を押しますけれども、その十二年間というものは変わらないし、その数値も変わらないとおっしゃったと理解してよろしゅうございますね。

第96回国会 災害対策特別委員会災害対策の基本問題に関する小委員会 第2号(1982/05/13、36期、日本社会党)

○木島小委員 ただいま小委員長御提案の本法律の改正案は、昨年の豪雪時に本法を改正して弔慰金やあるいは貸付金の五割アップをしたときに、見舞金の創設も必要ではないかという各党からの多くの意見に端を発して、一年有余たって提出したものでありますから、したがって、いろいろ問題点があると思いますけれども、新しい制度が創設されるというその意義をきわめて重視をして、わが党もまた賛成するものであります。  しかし、もちろんこの案に対しましては多くの問題や要望もあるのは、これまた各党共通のことでありましょう。そういう意味で、この法律が今後、本委員会あるいは政府が検討を加えて実現可能なものから改正されることを期待す……

第96回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1982/02/27、36期、日本社会党)【議会役職】

○木島主査代理 これにて有島重武君の質疑は終わりました。  次に、中馬弘毅君。

第96回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1982/03/08、36期、日本社会党)【議会役職】

○木島主査代理 これにて四ツ谷光子君の質疑は終わりました。  次に、田中恒利君。


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 内閣委員会文教委員会連合審査会 第1号(1984/07/06、37期、日本社会党・護憲共同)

○木島委員 文教委員会でこの問題についての一定の御質問をいたしておりますし、時間もございませんから、私も端的に聞きますし、同時にまた答弁もなるだけ短時間にお願いします。  まず第一に、この審議会ができたときに、何を諮問なさるのでございましょうか。
【次の発言】 そうすると、包括的であるから、今日的なあるいは今日の教育の荒廃と言われる中でもって一体何が具体的に必要かということじゃなしに、包括的である。  そこで、例えば中曽根さんの施政方針演説等あるいはその前の七つの構想等がありますね、それで言うと、例えば七つの構想で、これはどうなんですか、大臣。七つの構想の中の例えば二番目に、高校入試の問題がご……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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