このページでは木下辰雄参議院議員の1期(1947/04/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は1期国会活動統計で確認できます。
○木下辰雄君 私は先般発表されました経済緊急対策、いわゆる危機突破対策に対しまして、水産という立場から二三意見を述べたいと思います。先日來この議場の質答應答において、主要食糧に関する問題は十分論議されたと思います。併しながら水産の問題については殆どなかつたことを私は遺憾に存じます。固より主食の増産確保ということは、現在において最も必要なる事項でありましよう。併しながらこれは如何に力を盡し、如何に工夫を凝らしても、到底不足する。その不足をどうして補うか、如何なる物を以て補うかということは、現下の最も重要な問題であろうと思います。固より輸入物資の懇請も必要であります。併しながら政府も申されている通……
○木下辰雄君 緑風会は梅原眞隆君を指名いたします。
【次の発言】 緑風会は姫井伊介君を指名いたします。
【次の発言】 緑風会は堀越儀郎君を指名いたします。
○木下辰雄君 只今議題となりました請願第百三十三号、同百四十五号外六件と、請願第三百二十五号外三件及び陳情第百六十七号外四件につきまして、水産常任委員会における審議の経過並びに結果について御報告いたします。 請願第百三十三号、第百四十五号は、熊本縣牛深漁港修築に関する請願であります。紹介議員田方進君並びに内村清次君から請願の要旨について御説明がありましたが、同漁港は我が國重要なる漁場たる天草灘の根拠地で、漁獲高は年間一万五千トン、加工水産物三千トンその他海藻類を加えますと、二十一年度におきまして二億円の生産があり、同漁港に繋留する漁船は大小合せて六百隻、その外各種運搬船も多く、從つて暴風雨の……
○木下辰雄君 只今議題となりました請願第四百七十八号外二件及び陳情第三百四十号外二件につきまして、水産常任委員会におきまする審議の経過並びに結果を御報告いたします。 請願第四百七十八号は福島縣澁佐漁港船たまり工事に関する請願であります。紹介議員は橋本萬右衞門君でありまして、請願の要旨について御説明を承つたのでありますが、同港は古來より避難港船溜りとして極めて良港でありましたが、対岸御堂崎の岩壁自然崩壊のために河口が非常に浅くなつて、漁獲物の水揚げ不可能であるから、速やかに國庫補助により船溜りの構築を希望するというのであります。 請願第四百八十六号は、福島縣松川浦漁港第二期修築工事促進に関す……
○木下辰雄君 只今議題となりました請願第五百四十四号外三件、並びに陳情第百六十八号外三件につきまして、水産委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。請願第五百四十四号は、北海道の伏古別漁港築設に関する請願であります。紹介議員小林米三郎君から請願の要旨について御説明がありました。同港は太平洋岸漁田の開発上、又避難港として期待でき得るもので、伏古別川河口に位置し、天恵の岸壁を以て自然の港湾を形成し、工事も頗る容易であるから、國費を以て修繕を願いたいというのであります。 請願第五百四十七号は、北海道の有珠漁港改修工事に関する請願であります。紹介議員小林米三郎君から請願の要旨につき御説明……
○木下辰雄君 只今議題となりました漁業法の一部を改正する法律案の水産委員会におきまする審議の経過並びに結果について御報告申上げます。 本案につきましては、十一月の十八日の水産委員会におきまして予備審査をいたしまして、衆議院からの送付を待つておりましたところ、十二月二日送付されましたので、十二月六日に水産委員会を開きまして慎重に審議をいたしましたのであります。 先ず改正の内容を申上げますが、これは極めて簡單な改正でありまして、第一の点は、漁業法中「行政官廳」を「行政廳」に改めることとか何とかいうような字句の改正であります。第二の点は、漁業法の中に明治二十三年法律第八十四号に基ずいて罰則を附し……
○木下辰雄君 只今議題となりました請願第二十号外二十三件並びに陳情一件について、水産委員会におきまする審議の経過並びに結果を御報告いたします。 委員会は懇談会を一回と、それから五月二十七日と六月一日の両日に開会いたしまして愼重審議いたしました。今その経過を簡單に御報告いたします。 請願第二十号は、雄武村漁港新設に関する請願であります。紹介議員木下源吾君から請願の要旨につきまして詳しく説明がありました。同漁港にオホーツク海に面して優秀漁田に近く、漁獲も多く、北洋漁場を失つた今日、極めて重要な漁場の根拠地である。この際漁港の築設を急速に実施せられたいというのであります。 第二は、請願第四十六……
○木下辰雄君 只今上程されました漁船保險法の一部を改正する法律案につきまして、水産委員会におきまする審議の経過並びに結果を御報告いたします。 漁船保險法は昭和十二年に制定されまして、その当時家畜保險法というのがありまして、その家畜保險法の分をこの漁船保險法において準用した個所が二三あるのであります。ところが、この家畜保險法は農業災害補償法ができまして廃案になつております。それで新たに漁船保險法の中に家畜保險法で準用しておつた部分を規定するというのが改正の理由であります。 その改正の内容について申上げます。その内容の第一点は漁船保險法第二十八條及び第三十六條の規定が家畜保險法中の規定を準用し……
○木下辰雄君 只今議題となりました請願第八百二十五号外五件並びに陳情第五百六十五号について、水産委員会におきまする審議の経過並びに結果を御報告いたします。 請願第八百二十五号は、吉里吉里漁港修築に関する請願であります。同港は太平洋岸の三陸漁場の中心に位し、漁業の盛んな所で、先に昭和八年における三陸地方震災の復旧工事で、局部的に修築したのであるが、極めて不完全なため、地元漁船も同港に着港できず、他港に廻航陸揚げする状態であるから、速やかに國庫補助により修築されたいというのであります。 請願第八百四十一号は、鮮魚介陸揚地に対する地区別報奨物資差別撤廃に関する請願であります。その要旨は、農林省指……
○木下辰雄君 只今議題になりました水産物増産対策に関する件について、水産委員会におきまする調査の経過について御報告いたします。本委員会においては、去る二月の三日議長の承認を得まして、水産物の増産対策に関する調査に着手いたしたのであります。二月五日以来数回に亘り関係官廳の係官等を招致しまして慎重に調査をいたしましたが、尚調査の便宜のために、漁業資材調査小委員会と水産金融調査小委員会の二つの小委員会を設けまして、調査をいたしたのであります。漁業資材調査小委員会は、小委員長田中信儀君外九名が委員としまして、又水産金融調査小委員会は小委員長丹羽五郎君外八名が委員となつて、おのおの数回に亘り小委員会を開……
○木下辰雄君 只今議題となりました水産業協同組合法案、水産業協同組合法の測定に伴う水産業團体の整理等に関する法律案、並びに漁業権等臨時措置法案、この三法を一緒いたしまして、水産委員会におきまする審議の経過並びにその結果について御報告申上げます。水産委員会におきましては、十一月十三日予備審査のためにこの三法案が送付されまして以來、委員会を開きますること九回、愼重審議いたしましたのであります。尚その間千葉縣、神奈川縣及び靜岡縣に委員を派遣いたしまして、意見を聽取しまして、漁民の集合を開き、法案の審議に供したものであります。 先ず水産業協同組合法案並びに水産業協同組合法の制定に伴う水産業團体の整理……
○木下辰雄君 只今議題となりました請願第百二十二号外十一件、陳情第三十四号外一件につきまして、水産委員会におきまする審議の経過並びに結果を御報告いたします。 請願第百二十二号、百二十四号、百四十四号、百九十六号、百九十七号、二百号、二百二十六号、二百六十号並びに陳情三十四号は、漁船保險に関する事項であります。請願及び陳情の要旨を申上げます。漁船保險は不測の素因を多分に持つておるから、不時の欠損に應じ得る準備が必要である。然るに漁船保險は立法当時からその準備が不十分であつた。そのために戰後漁船及び乗組員の素質の低下、漁船の酷使、燃油の不良等が原因となつて、遭難船が多くなり、ために保險事業が赤字……
○木下辰雄君 只今上程と相成りました水産金融に関する決議案につきまして提案の理由を説明いたします。先ず決議案を朗読いたします。 水産金融に関する決議案 戦災により甚大な打撃を受けたにもかかわらず眞先に立ちあがつたわが水産業は、政府の金融対策不充分なため、今や深刻なる金融難に直面し、中小漁業の如きは、出漁不能に陥るものが続出するの現状にある。 かくては國民の主要なるたん白質給源を不能ならしめ國家再建の基礎を危うする恐れがある。よつて政府は、この際緊急対策として、復興金融金庫の債務の引受又は保証の制度を活用して、即時生産方面に金融の途を開くと共に、漁業災害補償制度と業界の相互援助機関……
○木下辰雄君 只今議題となりました請願三件につきまして、水産委員会におきまする審議の経過並びに結果を御報告申上げます。 請願第三十六号は漁船保險に関する請願でありまして、十二月十一日に本院において採択されました請願と同一のものでありますので、説明を省略いたします。 請願第五十号は「こんぶ」の自由出荷並びに自由配給の請願であります。本件にかんのまして、委員の質問に対して政府側の説明がありましたから申上げます。「こんぶ」の統制撤去の時期については現在愼重に考慮中である。それまでは完全な自由出荷及び自由販賣を認めることは困難である。それから生産地からの出荷については、農林大臣の出荷割当に基いて出……
○木下辰雄君 只今議題となりました水産業團体整理特別措置法案につきまして、水産委員会におきまする審議の経過並びにその結果について御報告申上げます。 先ずこの法案の内容について簡單に御説明申上げます。第三國会において成立いたしました水産業協同組合法及び水産業協同組合の制定に伴う水産業團体の整理等に関する法律は、本年二月十五日から実施されておりまして、現在全國各地において水産業團体の解散準備と水産業連同組合の設立の段階にあるのであります。從つてその解散される水産業團体が持つているところの財産の処分、特に水産業團体から新しく設立される協同組合への財産の移轉がこれから始まるのであります。この財産の移……
○木下辰雄君 只今議題となりました請願第二百三十一号、同じく四百七十八号、同じく五百八十五号、同じく六百四十二号、この四つの請願に対しまして、水産委員会におきましては愼重審議の結果、満場一致を以てこれを採択して、議院の会議に付し、請願第二百三十一号及び第五百八十五号の外は内閣に送付すべきものと決定いたしました。以上御報告申上げます。(拍手)
○木下辰雄君 只今上程されました水産金融に関する決議案につきまして、提案の趣旨を御説明申上げます。 先ず決議案を朗読いたします。 水産金融に関する決議 最近の水産業は数年來の海流の異変による漁況の不良とたたかいながら鋭意増産に努力しているが、この漁業條件の惡化に加えるに昨年來の資金難は今年に入りますます甚だしくなり、漁船の建造等の設備資金の欠乏はもとより燃油、漁網等の資材の購入資金にさえ事欠く有樣で、これをこのままに放任するときは漁業生産に大きな惡影響を及ぼし、ひいては國民の食生活に重大な脅威を與えることとなる。 よつて本院は、この際至急に日本銀行に信用保証基金を設け、その支拂……
○木下辰雄君 只今議題となりました請願九件、陳情四件に関しまして、水産委員会における審議の経過並びにその結果を御報告いたします。 そのうち漁港の件に関して先ず御報告いたします。漁港は北海道の様似、常呂、初山別、羽幌、頓別、熊本県の島子、山口県の柳井、福岡県の沖の島、愛姫県の高山、島根県の仲泊、以上七ケ所の築設或いは修築の請願と、三ケ所の築設の陳情であります。委員会におきましては紹介議員より詳細なる説明を聽取し、又政府当局と質問応答を重ねまして、愼重審議いたしたのであります。右のうち様似漁港は第三国会に、羽幌漁港は第二及び第五国会においてすでに採択いたしておりまするし、その他常呂外七件共いずれ……
○木下辰雄君 只今議題となりました漁業法案並びに漁業法施行法案に関しまして、水産委員会におきまする審議の経過並びにその結果について御報告いたします。 先ずこの両法案の提案の理由を申上げます。御承知の通り我が国の当面する最大の問題は、国民の各分野における民主化を達成し、その基盤の上に生産力を発展させ、日本経済の再建とその自主化を図ることであります。我が国産業構成の基盤をなす漁業におきましても、速かに民主化を達成し、その基盤の上に生産力を発展させる必要のあることは勿論であります。然るに現行の漁業法は古い法律でありまして、明治三十四年に制定せられまして、三十六年に実施せられたものでありまして、その……
○木下辰雄君 只今議題となりました請願十八件、陳情一件に関しまして、水産委員会における審議の経過並びにその結果を御報告いたします。 請願九十三号は、水産業協同組合法の改正等に関する請願であります。五百七十四号は漁船法および漁船船員法制定に関する請願であります。陳情第二十二号は水産業協同組合法中一部改正等に関する陳情であります。 右三件はいずれも願意妥当としてこれは水産業協同組合法中一部改正等に関する陳情であります。 右三件はいずれも願意妥当としてこれを採択し、議院の会議に付することに決定いたしました。 次に、請願第百四十七号は冷凍水産物の検査に関する請願であります。五百二十九号は、茂生……
○木下辰雄君 只今議題となりました請願並びに陳情に関しまして、水産委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。 請願第八百二十三号は、兒島湾内第七区干拓工事施行による定置漁業損害補償の請願であります。陳情第百十五号は、伊勢湾内のバツチ網禁止に関する陳情であります。第百十七号は、萩漁港修築に関する陳情であります。 水産委員会におきましては愼重審議の結果、いずれも願意妥当と認めまして、これを採択し、議院の会議に付し、内閣に送付すべきものと決定いたしました。 以上御報告申上げます。(拍手)
○木下辰雄君 只今議題となりました請願第二十五号外十件、陳情第百二十二号に関しまして、水産委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。 そのうち漁港の件に関し先ず御報告いたします。漁港は鹿兒島県一湊、福岡県沖ノ端、山口県萩、熊本県大江、北海道尾札部、厚内、以上六ケ所の築設並びに修築の請願であります。委員会におきましては、政府当局と質問応答を重ね、愼重審議いたしたのであります。右のうち尾札部漁港は第二国会においてすでに採択いたしておりまするし、その他のものも緊急築設を要する案件でありますので、委員会におきましてはこれを採択し、議院の会議に付し、内閣に送付を要するものと決定いたしました……
○木下辰雄君 只今議題となりました漁港法案につきまして、委員会における審議の経過並びにその結果について御報告いたします。 先ず漁港法制定の趣旨について申上げます。戰争によつて大半を失いました漁船は急速に再建されまして、今日は戰前の水準に達したばかりでなく、その船型も漸次大きくなつて参りましたが、漁船の基地であり、且つ漁業の根拠地でもありますところの漁港の設備が甚だ不完全でありますために、漁業の生産能率が甚だしく害せられておるばかりでなく、暴風雨等の場合には漁船の難破が頻々として起り、人命を損ずることも多く、誠に遺憾に堪えない次第であります。従つてこれを速かに整理いたし、且つその適正なる維持管……
○木下辰雄君 只今上程されました漁業法及び水産庁設置法の一部を改正する法律案並びに臘虎膃肭獸猟獲取締法の一部を改正する法律案につきまして、委員会における審議の経過並びにその結果について御報告いたします。 先ず漁業法及び水産庁設置法の一部を改正する法律案の改正の理由を申上げます。福岡県、長崎県、熊本県並びに佐賀県の四県に囲まれた有明海は瀬戸内海に次ぐ漁業権の複雑した海であります。この海面の漁業調整をするために、瀬戸内海と同様に常置の有明海連合海区漁業調整委員会並びに有明海漁業調整事務局を置いて、この海の漁業調整を円滑にし、漁業生産の増強を図るものであります。而して本法の改正については、前国会で……
○木下辰雄君 只今議題となりました請願第八百二十四号外十八件、陳情第二百四十七号外五件に関しまして、水産委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。 そのうち十三件は漁港の修築工事の請願及び陳情であります。即ち長崎県為石、対馬高浜、岩見県田老、釜石、北海道舶泊、和歌山県須江、福島県松川、茨城県久慈、波崎、鹿兒島県大川河口帆之、千葉御宿、静岡県燒津及び岩手県下の漁港の災害復旧工事促進に関する請願並びに陳情であります。我が国の漁港は全般的に不完備でありまして、台風のため年々港内において多数の漁船が破損沈沒をいたしている実情でありまして、漁港の修築は漁業の発展上必須の問題であります。その……
○木下辰雄君 只今議題となりました漁船法案並びに水産資源枯渇防止法案につきまして、委員会における審議の経過並びに結果について御報告申上げます。 先ず漁船法案についてその提案の理由を申上げます。水産食糧増産の基幹をなす漁船は、太平洋戰争前は順調に発達して、当時の我が国の漁獲量にほぼ比例していましたが、戰時中少からざる数を喪失いたしたのであります。終戰後政府は昭和二十年十二月、閣議において三十三万七千トン補充計画を決定して漁船の整備計画に努力して参つたのであります。そのためにその数においては三十余万隻、百二十余万トン、百八十余万馬力になり、戰前の水準に達しましたが、漁船の建造を調整し、漁船を登録……
○委員外議員(木下辰雄君) 私は水産委員長の木下です。政府がこの食糧危機突破の對策の一環といたしまして、五月に生鮮魚介類の集荷出荷竝びに配給の新制度を實施したのであります。それは生産地における出荷團體と、それから消費地における集荷即ち荷受團體を公認いたしまして、いずれも複數です。そうして直結して、その間にはリンク制も應用して、六大都市竝びに海なし縣に相當量の生鮮魚介類を出すという。私共はその新機構に對していろいろ疑問はありますけれども、できるだけその新機構の効果を萬全ならしめるために、いろいろ調査しております。そうして今度又新たに水産物製品、鹽藏品、鹽干品というような製品も共に生産地における普……
○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。理事の互選をいたしたいと存じますが、いかがいたしますか。
【次の発言】 只今江熊君の動議に賛成がありましたが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めまして委員長が指名いたしたいと存じます。遠山丙市君、尾形六郎兵衞君を理事に推薦いたします。御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 委員長に報告がありましたけれども、異存ないと思います。御異議ないと認めまして、遠山丙市君と尾形六郎兵衞君を理事に推薦いたしました。
本日の委員会はこれにて閉会いたします。
午後一時二十六分散会
出席者は左の……
○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。水産廳設置及び魚價問題の調査承認要求に関する件を議題に供します。
【次の発言】 只今三好君から、水産廳設置及び魚價に関する問題に対する調査の承認を、議長に要求したいという御動議がありましたが、これにつきまして、さよう決定してよろしうございますか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。二件の調査承認要求書を議長のところへ差出すことにいたしますから、それでこの調査要求書案を委員長の手許において作成いたしましたから、これを委員部長に朗読をさせます。
水産廳設置に関する問題調査承
認要求書
一、事件の名称 水産廳設置に関
……
○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。ちよつとお諮りいたします。水産廳に関する小委員で田中さんがお辞めになりまして、小畑さんがその補充に入る。それから魚價に関する小委員では小畑さんがお辞めになつてその代りに田中さんがお入りになる。入れ替りになる筈でありますが、御承認願えますか。
【次の発言】 御異議ないようでありますから、さようにいたします。
去る二十五日の本委員会で決定いたしまして、議長に提出いたしました調査承認書の二件、去る二十八日議長の承認を得ました。よつて、いわば條件付きでありました小委員の方々は、それぞれ正式の小委員に決定いたされました。
それでは委員会はここで……
○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。魚價問題に関する小委員会の経過、並びに結果について小委員長の御報告を願います。尾形君。
【次の発言】 只今小委員長の御報告がありました。これに対して皆さんの御意見なり御質疑がありましたらお願いいたします。
【次の発言】 外に御発言ありませんか。
【次の発言】 外に御発言ありませんか。
【次の発言】 ちよつと申上げますが、小委員長の報告がまだ徹底していないように思いますが、私はこう解します。昭和九、十、十一年度の魚價を基準としてやるが、九、十の統計がないために十一年度の東京市場における統計を取つて、現在の魚價と比較して見ると、約一、九四……
○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開催いたします。昨日の運営委員会におきまして、水産委員会から議長に出しました書類は、議長が承認してもよろしいというようなことに相成つたのであります。それで多分四日の本会議の劈頭に、議院に諮つて決定するだろうと思います。それでそのことにつきまして本委員会を開いたわけでうります。この三つの委員会の小委員をいかがいたしましようか。
【次の発言】 只今の大畠君の動議に御異存ございませんか。
【次の発言】 異議ないと認めます。それでは委員長から三小委員のお名前を指名いたします。
集出荷の委員として、大畠君、加藤君、千田君、江熊君、岩男君、松下君、小川君、矢野君、……
○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員會を開會します。
漁船建造の資材及び金融に關する小委員會の委員長が互選の結果加藤常太郎君が當選いたされました。御報告を申上げます。
それから水産物の集出荷竝びに配給制度の改善に關する小委員會が先般第一班、第二班に分れて、北と南の方の實情調査に行かれました。最近において歸られていろいろ制度の改善についての御研究をされると思いますが、その前にその調査の實情について簡單に御報告願えれば、私共非常に仕合せと思いますが、各班長からの大體の御報告をお願いいたしたいと思います。第一班の方から一つ……。
【次の発言】 それでは第二班の青山班長。
○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員會を開會いたします。議事に先立ちまして、この間の魚價の改訂に當りまして感謝の電報が二三参つておりますので、御報告いたします。「魚價につき御盡力を謝す。増産の熱意新たなり。三重魚民大會委員」、「魚價の改訂につき御努力を感謝す。長崎底曳業者一同」、「魚價の件感謝いたします。日本鰹鮪遠洋漁業者組合聯合會」。そういうものが参つております。外にも一、二ありましたけれども、大體今囘の改訂では、現在の状態としては不滿もあるようですけれども、一部においては止むを得ないというような意見も多分にあるようであります。それだけ御報告いたします。 それからこの前の委員會で、まだ……
○委員長(木下辰雄君) 只今から委員會を開會いたします。本日は主として水産廰問題を議題に供したいと思いますが、尚水産の協同組合の問題あたりも御質問なり御意見の御開陳があれば御發表を願いたいと思います。最初に水産廰設置の小委員長から、最近水産省が水産廰に變更したという小委員會の決議について改めて御發表を願います。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 大概水産廳問題についての御質疑は終つたと思います。農林大臣に對する別の御質問はありませんか。
【次の発言】 大臣に對する質問、御意見についてはこれを以て打切ります。何か局長に對する質問がありましたら……。ありませんければ委員會はこれを以て閉會……
○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。 開会に当りまして、新らたに当選せられました鹿兒島縣の中島君の後任に前之園君を御紹介いたします。 本日小委員会が同じ時刻に二つありましたが、これは速記の都合、或いは事務局の都合、或いは専門調査員の都合で、小委員会の委員の方は違つておりますけれども、そうするといろいろ支障がありますからして、今後は時間を繰り合して開会されるように希望いたします。 本日は農林大臣もお見えになる筈でしたが、他の会議のために欠席されまして、ここに井上政務次官がお見えになりました。それから水産局長、商工省の繊維局長もお見えになつております。いろいろ資材の配……
○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。新たに水産委員になりました前園さんを漁船資材金融の方面の小委員会の委員として補充したいと思いますが、如何でございますか。
【次の発言】 御異議がないようでありますからして、漁船資材金融の小委員にお願いいたします。
本日は請願の問題について提案者から一應の御説明を聽きまして、その提案者に対して御質問がありましたならば御質問をいたしまして、そうして請願の問題については本日は説明と質問程度で終りたいと思います。続いて公告いたしましたように、集荷配給問題資材の問題についての関係官廳に対する御質問、それからその他の問題について係官からの御説明……
○委員長(木下辰雄君) それでは委員会を開会いたします。この前に引続いて請願事項の審査、並びに新らしく付託されました請願書について御審議を願いたいと思います。
それでは請願第二百二十五号、江名漁港改修工事費國庫補助に関する件を議題に供しまして、紹介議員のこれに対する御説明をお願いいたします。橋本君
【次の発言】 專門委員からこれについて敷衍いたします。
【次の発言】 丁度今日はこの漁港修築の林技官がお見えになつておりますから、大体本年或いは來年度における漁港修築の計画を一應お述べを願いたいと思います。発言を許可してよろしうございますか。
○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。本委員会といたしましては、水産物の集出荷並びに配給に関しましては、小委員会を結成いたしまして、新規則によります集荷配給の実情調査その他新機構の運営に関しまして、いろいろ調査をいたして参つたのであります。過般小委員会を二班に分けまして、一班は北海道、三陸方面の集出荷状況を調査いたしました。他の一班は、関西、下関、北九州方面に出張いたしまして、親しく集出荷の状況を調査いたしたのでございます。更に委員会の決定によりまして本日は荷受機関の代表、生産者の代表消費者の代表、約十五名の方に、一名欠席ですが、御参集を求めまして、親しく集出荷配給に関す……
○委員長(木下辰雄君) 只今より水産委員会を開会いたします。
新たに水産委員になられました川村松助君を紹介いたします。
【次の発言】 それから皆さんに御報告いたしまして、御了承を得たいと思いますのは、今囘専門調査員を一人任命したいと思います。それは林達磨君と言いまして、朝日新聞に十五年ばかりおられた人で、早稲田大学の政治科を出た人であります。その後情報官として、最近まで情報局におられました。辞めてから日本経済協同組合の常務理事として、水産方面にもいろいろ関係しておられた人で、人物、閲歴も申分ないと思いまして、皆さんの御承認を得て決定したいと思います。よろしうございますか。
それからこの際一……
○委員長(木下辰雄君) 只今から委員會を開會いたします。この前の委員會で御了解置き頂きました專門調査員を御紹介いたします。林逹磨君。
【次の発言】 この前の委員會で議題となりました請願、これは一應提出議員の説明が終りまして、審議は本日やりたいと思います。水産廳設置の問題は後廻しにしまして、請願の問題の審議に移りたいと思います。この前の政府委員の説明によりますと、請願第三百二十五號舞阪漁港、請願第三百四十六號和田漁港、それから請願第三百六十六號小濱漁港、請願第三百七十四號廣田漁港は、舞阪と小濱と廣田は農林省の計畫に入つておるが、和田と鷹巣は入つていないというような御答辯でありました。でこの漁港の……
○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。予備審査のために廻つて來ました漁業法の一部を改正する法律案を議題に供します。政府委員の提案理由の御説明をお願いいたします。
【次の発言】 御質疑があつたら、発言を許します。
【次の発言】 外に質疑はありませんか。別にありませんか。質疑がなければ本日はこの程度で委員会を閉会いたしたいと思います。これで閉会いたします。
午後零時五十二分散会
出席者は左の通り。
委員長 木下 辰雄君
大畠農夫雄君
門田 定藏君
丹羽 五郎君
松下……
○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。
最初に、今回農林省で水産物集出荷及び配給制度強化のために、都道府縣知事が会合されまして、昨日いろいろ示達いたされたようですから、その点に対して水産局長の説明をお伺いいたします。
【次の発言】 ちよつと申上げますが、昨日知事会議があり、その前の午後に、二十六日の午後に農林省から使いがありまして、委員長に明日の知事会議にかけるが、閣議決定したから御説明したいということであつたのであります。この委員会がなくてはしようがないから、明日になれば小委員会を開くが、明日は知事会議があるから行けない。それでは翌日にして貰いたいと、こういう連絡があ……
○委員長(木下辰雄君) 只今から水産常任委員会を開会いたします。 漁業法の一部を改正する法律案を議題に供します。この前に予備審査におきまして、大体政府当局と委員との質疑應答は行いましたが、尚これに関する質疑がありましたらこの際お述べ願います。それから予備審査後に衆議院において修正せられましたことは、もうお手許に配付してある書類によつて御覧になつたと思いますが、これも一括して質疑がありましたらお述べ願います。 衆議院の修正は第二十四條第一項の「軍事上」というようなものはもう要らんじやないかというのと第四十一條第一項の「海軍艦艇乘組將校」という字句は必要がないから削ろうじやないか、という二つの……
○木下辰雄君 私共支給するということについては異議ありませんが、両院の一致した意見で決定するならば、やはり衆議院同樣参議院も、議長と委員長が、衆議院の議長、委員長と御相談になつてやることならばお委せしたいと思います。
【次の発言】 この苦情処理という苦情、これはこの頃流行つておりますような異議という意味ですか。
【次の発言】 官吏と國会職員と同じに加算しますか。
【次の発言】 技術的にできないのじやないかと思います。議会の劈頭においてはもうすでに委員会というものは第三國会の初めにできるんじやないかと思います。その前にこれを改正するということは不可能である、新たな國会法によつてやる……
○木下辰雄君 この專門委員の十一ケ月分というものは何月から何月までですか、常任委員会專門職員旅費……。
【次の発言】 これは新年度においては、相当見込んでありますか、予算においては……。
【次の発言】 五百円というのは実費ですか。
【次の発言】 議員会館が全部完成する見通しは、いつのことになりますか。
【次の発言】 そうすると、議員宿舎を割当てて貰つた人も、議員会館を又別に貰うのですか。
【次の発言】 いや私の質問は、地方の人で、議員宿舎を貰つた人が、更に議員会館も貰えるかということです。
○木下辰雄君 衆議院のその杞憂は、参議院にはもつと余計ありはせんかと思うのですが、衆議院には懲罰事案があるかも知れませんが、参議院は殆んどないので、懲罰委員長は何もしないということになる。そういう意味において、やはり特例は参議院には特に必要ではないかと思います。
【次の発言】 今議事部長の説明によりますと、例えば懲罰委員長は他の十五の委員を兼ねられますか。
【次の発言】 水産委員会ですが、これは以前から業者の団体というような批評を非常に受けて……人事委員会とか、そういうものは業者というものはないかも知れませんが、経済委員会には相当業者というものがあるので、私らは決して委員の数の殖えることを問題……
○木下辰雄君 終戦連絡事務局ならば主に外交と何ですか。内容は……。
【次の発言】 山田節男君は委員長並みとしてやるのですか。派遣委員と関係なくやられるりですか。
【次の発言】 今後もなんですが、各委員会で、調査委員を派遣することもあると思います。その都度行つた人が委員会を離れて報告するということは如何かと思います。やはり委員会に報告して、委員会の議を経て、委員長又は委員長に代つて委員会を代表して報告するということが建前じやないですか。
○木下辰雄君 定員の数が殖えるのですか。
【次の発言】 私は各派の比率で決めた方が一番いい、今までの慣例上。併しその比率はやはり総会にかける必要があるかと思いますからこれは保留して貰いたいと思います。
○木下辰雄君 今の、首相がそう言つたからそういうように解するというふうに聽きましたが、首相が言つた言わんに拘わらず、こういう問題については、衆議院、参議院は同等の權限があるということを私ははつきりと決めたいと思う。
【次の発言】 今の私の話はどうでしよう。首相がそういうふうに依頼したから衆議院と参議院の權限は同じだということは、私はおかしいと思う。首相が、依頼した、せんに拘わらず衆議院、参議院は同等の權限を持つておるということが當然でなければならんと思う。
○木下辰雄君 參議院においては、遲くとも今週中という原則をここで一つはつきりして貰いたい。できるならばそういう意味でやる。遲くとも今週中にやるということをはつきりして貰いたい。
【次の発言】 遲くともという以上は、今週中に衆議院でやつて貰いたい。若しやらん場合においては參議院でやるぞという意味が含まつておるので、これははつきり自分の方で決心もなくて、徒らに衆議院に今週中にやらんならんということを強調することもおかしいのです。參議院からそういう申出をする以上は、參議院としては、土曜日までにはこつちがやるぞということは含まつております。
○木下辰雄君 今の御廢言は緑風會も一人ですか。
○木下辰雄君 私も同意見です。
【次の発言】 四月一日から二十日頃まで休會にしたらどうですか。
○木下辰雄君 この四十二條の委員會の整理等の問題については非常に意見があると思いますから、やはり衆議院同様この際は見送つて、第四十一條の第二項だけを考えたらどうか。それにはやはり衆議院の案の「二箇を超える常任委員となることができない。」という私は條文であつたらいいじやないかと思う。從つて委員の數は或程度減するのば止むを得ない。
【次の発言】 そうです。
○木下辰雄君 實際において一院の議決で二週間休むといことができるのならば私は二週間の方がいいと思いますが。
【次の発言】 兩院としてやる場合は別ですが、二週間でも三週間でもよいが、一院だけでは……。
【次の発言】 参議院の事務局案は開會中でなくてもよいのですね。
【次の発言】 私はこの問題に反對だという意味じやありませんが、官房長官にちよつとお尋ねしたいと思います。外交顧問のいうのはその明文通り外交上錬達堪能の士である。その中から顧問を任命するというようなことを今おつしやいましたが、片山さんは政治家として最も有能な人でありますが、外交官としてどのくらいプラスであるか、この際片山さんを外交顧問に……
○木下辰雄君 今の期間は十日ということになつておりますが、今期國会は七日までと思うのですが、それはどういうことですか。
【次の発言】 私はこの問題について反対ではありませんが、この会期のこと、殊にこの会期の延長はあることと思いますけれども、まだ分らない。その場合において、この委員会で会期の終末後のことをここで決議していいか悪いかということについて疑問があると思う。委員部長の方にはつきりしたことをお伺いしたいのです。
【次の発言】 それは國会法全般じやないのですね、この間の事務当局に一任したいというあの二つの案ですね。
○木下辰雄君 この前衆議院の運営委員会においても、六月二十日ということについては何らの條件もなかつたのですか。衆議院の運営委員会においては、ただ單に六月の二十日まで延長されるというわけですか。衆議院議長から会期延長について参議院議長に相談されたのですが、その相談では、衆議院の運営委員会においては無條件で六月二十日まで延期するというつもりか、或いは運営委員会において何らかの條件を附けたか。
【次の発言】 この前の両院の運営委委員会の合同協議会では、政府は五月一ぱい延期を希望されたですね。その際に本予算が十五日に出るという前提の下に五月一ばいという話だつたのですが、それは到底駄目だというのでそこは……
○木下辰雄君 五月分に余計見積つてあるのは、余つておるのですね。
【次の発言】 六月に繰越して使えますか。
【次の発言】 その証人を喚問する云云ということについては、本会議にまだ掛けてないのでしよう、この委員会で……。
【次の発言】 竹下委員の意見に賛成いたします。
【次の発言】 証人の発言は何分でしようか。
【次の発言】 それによつて午前と午後に分れるでしよう。
○木下辰雄君 今宮澤証人は一般的の御発言がありましたが、内容的な御発言がありましてその後においての質問がよいのではないかと思います。宮澤証人の発言はあれでもう終りなんですか。内容的な御意見は何かないですか。
【次の発言】 それではありませんが、第三條あたり何か御意見ありませんか。
【次の発言】 ちよつと宮澤さんにお尋ねいたしますが、先に第三條の第二項の点についての江口、重盛両証人の御発言は、殆んどこれはもう削つたらよいだろう、普通の経済團体、労働團体、農民團体までも拘束する規定であつて、こういうものはないがよいというような御発言がありましたが、宮澤さんのお考えは如何でしようか。
○木下辰雄君 この法案は、内容を見ても、例えば「放送とは公衆に直接提供する目的で行われる電氣通信の送信及び受信をいう」とあります通り、技術的のことが多いので通信委員会でなくてはならないものと思いますが、事が重要でありますので、法案について内容を良く檢討した上で決めて貰いたいと思います。
○木下辰雄君 地方税法を改正する法律案は治安及び地方制度委員会に、又地方配付税法案は財政及び金融委員会に付託するのが適当と思います。
【次の発言】 個人の問題を例として出したのではないのですか。
○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。一昨日の委員会におきまして決議になりました鹿兒島県の突風事件に対する見舞の電報を打ちましたが、その電文を今御紹介いたします。
先般の突風の際し甚大なる被害を
蒙られたることを承り本委員会を代
表し謹んで御見舞申すと共に復興の
一日も早からんことを祈る
こういう意味で、宛名は鹿兒島縣知事と県会議長、縣水産業会長に三通打ちました。さよう御了承願います。
それから本日沖縄縣の漁業者外二名が本委員会を傍聽したいという申出が出ておりますが、許可してよろしうございますか。
【次の発言】 御異議ないものと認め許可いたします。
それから最……
○委員長(木下辰雄君) これから水産委員会を開会いたします。この前の前の委員会で決議になりまして、鹿兒島縣の縣知事、縣会議長、縣水産議会長に見舞の電報を打ちましたところ、縣知事から「突風災害に対し特別の御配意感謝申上ぐ、よろしくお願い申上ぐ。」という返電が参りました。それから水産議会長の森さんから「風水害のお見舞電を賜わり、誠に感謝に堪えず、以來関係箇所一体となり、復興に全力を傾注しあり、御安心を請う。」という返電が参りました。報告いたします。縣会議長からはまだ参りません。 この前の委員会においても要求がありましたから、水産局長と物價廳の生鮮食料品課の事務官浦上一郎氏が見えております。水産局……
○委員長(木下辰雄君) それでは水産委員會を開會いたします。大臣が來られるまで小時間休憩いたします。
午前十時三十六分休憩
【次の発言】 再開いたします。總理の施政方針演説にも、安本長官の演説にも、亦各派の委員の質疑及びこれに對する應答にも、水産問題が論じられなかつたのは甚だ遺憾に思つております。幸い本日は農林大臣がお見えになりましたので生産の増強に對するいろいろな問題がありますので、この際忌憚ない御意見の御發展をお願いいたしたい。
【次の発言】 まだ各委員から大分御質問も殘つておるようでありますが、農林大臣は十二時半から閣議がありますし、その前に食事もなされなければなりませんので、もう……
○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。
御紹介いたします。熊本縣選出の城義臣君が水産委員になりましたから御紹介いたします。
【次の発言】 皆さんにお諮りいたします。瀬戸内海の水産関係代表者林君以下五名の陳情者と、石川縣干拓事業に関する陳情者の五、六名の人がお見えになつておりますが、傍聽して差支えありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは水産物の増産対策要綱につきまして、水産局に関する件について皆様の御質問なり、御意見の御発表をお願いいたします。
【次の発言】 只今の江熊君の御発言は瀬戸内海の代表者から一應陳情を聽きたいという御発言でありますが、許可して……
○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。昨日に引続いて水産の事業税の問題、それから水産法令の問題、水産廳の問題等について、皆さんに御意見なり、当局に対する質疑なりを今日は御遠慮なくお願いいたします。今水産局長しかおいでになつておりませんので、水産局長に対する御質問がありましたらお願いいたします。
【次の発言】 速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 外に御質疑はございませんか。
【次の発言】 速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。地方財政委員会の政務次官も、事務局長も見えておりますが、御質問がありましたら……。
○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員會を開會いたします。今日の議題は水産物増産對策に關する調査につきまして、そのうちで最近問題になつております漁業事業税に關する件について御討議願います。
【次の発言】 只今青山君から、水産委員會は事業税の設定に反對するという発議がありました。そうして縷々提案の理由を述べられましたが、これに對する皆様の御意見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 外にありませんか。
【次の発言】 ちよつと皆さんにお諮りしますが、大體各委員の御意見は、事業税の設定には反對である。が、それに對しては、相當の理由を附して、或いは他と比較して反對の理由を明記すべきであるというよう……
○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします、水産物増産対策の件について御発言を願います。
【次の発言】 只今尾形委員から、來るべき水産廰長官には民間人を登庸して貰いたい。又地方の資材調整事務所を廃して貰いたいという二つの発言がありました。これに対する御意見を要望します。
【次の発言】 外に御意見はありませんか……。御意見がなければ只今の二つの発議を採決します。尾形君の発議、江熊君の賛成の二つの発言に対して賛成の方の起立を求めます。
【次の発言】 全員賛成と認めます。今の二つの発言に対しましては、この委員会の決定事項を委員長から政府に通告いたします。
○委員長(木下辰郎君) 只今より委員会を開会いたします。丹羽五郎君より水産金融調査小委員会の中間報告をしたいとの申出がありましたので、この際これを許可いたします。
【次の発言】 只今丹羽君より極めて熱心なる御報告がありましたが、委員長の活動に対しては感謝するものであります。皆さんにお諮りいたしますが、この二つの結論に対して委員会としてはどう取扱いますか。これらに関しましては尚研究の上立法上の措置も必要でありますが取敢えず水産委員の一致せる意見として政府に傳達いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 では、御異議がありませんようですから、御手許にありますような書面によりまして……
○委員長(木下辰雄君) 只今から水産常任委員会を開会いたします。今日の議題は理事の互選でございます。理事は二名であります。理事の互選に対し如何いたしましようか。
【次の発言】 矢野君の動議は賛成がありまして、動議は成立いたしました。矢野君の動議に御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めまして、私の方から御推薦いたしたいと思います。尾形六郎兵衞君、千田正君、このお二人に理事をお願いいたしたいと思います。さよう御承知願います。これにて今日の委員会は閉会いたします。
午前十一時五十九分散会
出席者は左の通り。
委員長 木下 辰雄君
理事
……
○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。本日は水産に最も理解ある農林大臣周東英雄君も御出席になつておりますし、又業界出身として斯界の第一人者である飯山水産廳長官も見えておりますし、水産に関する諸種の問題をもこの際各委員から忌憚のない御質問を願いたいと思います。その前にちよつと御相談いたしますが、水産物増産対策に関する調査承認要求書を議長に出したいと思います。これはこの前の議会におきましても、資材問題であるとか、金融問題であるとか、或いは漁船問題であるとか、或いは集出荷の問題について、熱心に調査研究いたしましたが、結論に達しないものも沢山あるのでございますので、この議会におき……
○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。
予備審査のために提案になりました水産業協同組合法案並びに水産業協同組合法の制定に伴う水産業團体の整理等に関する法律案、それから漁業権等臨時措置法案、この三案を上程いたします。政府委員から提案理由の説明を行ないます。北村次官。
【次の発言】 ちよつと皆さんにお伺いいたしますが、衆議院の方で本提出となつておりますこの三法案について午前中に正式にいろいろ政府当局との質問應答がございますので、今からは参議院の委員会におきましては速記は止めて内容の説明並びに自由なる御質問をお願いいたしたいと思いますが、よろしうございますか。
○委員長(木下辰雄君) 只今より水産委員会を開会いたします。水産業協同組合法案外二案につきまして、政府の提案理由の説明に対する質疑をいたします。
【次の発言】 ちよつと待つて下さい。今この三案に対する質疑を許しております。
【次の発言】 只今青山君から質問がありましたが、誤解があつてはいけないから、その当時のことをよくお話しましよう。中央水産業会において、すでにこの解放問題を一番先に唱えまして、そうしてこの水産協同組合法、漁業法の改正案を中央水産業会で立案して、一日も早くこの組合の設立及び事業の態勢を唱道したのであります。これはあなた方が地方の会長としてよく御存じのことだろうと思う。総会のある……
○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開催いたします。前回に引続いて水産業協同組合法案害に法案の政府の提案理由の説明に対する質疑をいたします。水産業協同組合法案の第四章に移つておりましたが、まだ質疑が大分あるようでありましたからして、更に第四章漁業協同組合連合会から審議に移つて頂きたいと思います。
【次の発言】 速記を止めて……。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 外にありませんかーそれでは第四章はこれで質問を一先ず保留しまして、第五章に移りますが、その前に、昨日の委員会で皆さんとお約束しておりました金融問題に関して、大蔵省の復興金融課の松平さんがお見えになつております……
○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。本日は水産業協同組合法案についての第二議会でありますが、全般的の條項について質疑なり、質疑する場合における御意見なりをお述べ願います。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 今のは千田君に対しての質問ですか。
【次の発言】 まだやります。
【次の発言】 それでは衆議院の方からどういう案が廻つて來るか、公聽会も開いておりますからして、それが廻つて、それを見なければ、ここで法案に対する討論採決というわけに行かないだろうと思います。私は実体はともかくも委員会としては修正意見があればどんどん出す、或……
○委員長(木下辰雄君) 今から水産委員会を開会いたします。前回に引続いて水産業協同組合法案外二案を議題に供します。本日は農林大臣もお見えになりましたので、この法案並びに法案に関連する事項について委員各位の質疑をお願いします。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。大体大臣に対する御質問は済んだようでありますから、大臣はちよつと向うの委員会に行かなければなりませんからそれから……青山君は次長に対する御質問が残つておりましよう。
【次の発言】 外に質問はありませんか……。外に質問がありませんでしたら、本日の委員会はこれで散会したいと思いますが、どうですか。御異議ございま……
○委員長(木下辰雄君) これより水産委員会を開会いたします。前会に引続いて水産業協同組合法案外二案を議題に供します。質問がある前にこの法案につきまして神奈川縣、千葉縣、静岡縣に現地において漁民を集めて一種の公聴会をお開きになりましたので、派遣委員の御報告を頂きたいと思います。神奈川縣からお願いいたします。成るべく詳細に、併し十分以内にお願いいたします。
【次の発言】 次は千葉縣の代表から……。
【次の発言】 静岡縣の状態を一つ……。
【次の発言】 大体報告が終りましたが、何か補足することがあつたらこの際……。
【次の発言】 只今出張班の御報告によつて各現場においての最も熱心に、而も適切なる意見……
○委員長(木下辰雄君) 只今より委員会を開会いたします。速記を止めて……。
午後一時四十一分速記中止
【次の発言】 速記を始めて……。それでは暫時休憩いたします。
午後二時四十分休憩
【次の発言】 それでは会議を開きます。水産協同組合法案他二法案を供します。前会の委員会で質疑が終了しましたので討論に入ります。
【次の発言】 他に御意見ありませんか……。千田君先の御意見は希望條件でしようね。
【次の発言】 御意見ございませんければ本案の採決をいたします。
この内閣提出、衆議院送付の水産業挙動組合法案他に法案に原案通賛成の諸君の挙手を願います。
○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。水産物増産対策の調査承認を議長に差出したいと思いますが、この前と續いて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは水産物増産対策調査に関する件を直ちに議長に提出いたします。
次に前國会に引續いて水産金融問題の調査を徹底的に実施するために、水産金融小委員会を續けて設置いたしたいと思います。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは甚だなんですけれども、委員は前國会通りに九名にいたしたいと思います。委員長はその中から一つ是非至急互選を願います。
○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。水産金融小委員会の委員長から報告を願います。
【次の発言】 小委員長の報告を問題に供します。小委員長の報告通り、本委員会で採択することに、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めて、採択いたします。
只今の決議案につきましては、本日GHQからOKがありましたので、各派提出の形式で明日提案することに、運営委員会で取運ぶことになりましたから、御報告いたします。それから委員長の報告にありました大藏大臣等に対する折衝は、私から昨日泉山大藏大臣に会いまして、その申入れを強くして置きました。大藏大臣は、自分もこれは何とか解決し……
○委員長(木下辰雄君) 只今から水産常任委員会を開催いたします。先ずお諮りいたしたいのは、水産物増産対策に関する調査承認要求書を初めからの國会と同じような意味において議長に調査承認要求書を提出いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは水産物増産対策に関する調査承認要求書を議長に提出いたします。事件の名称は水産物増産対策に関する調査、調査の目的は水産物の飛躍的増産を図る、利益は水産物の増産を図り、民生を安定せしめることは文化國家建設の基盤である、その方法は関係官から説明聽取、資料の提出を求め、且つ必要に應じて実地調査を行う、期間は今期國会閉会中にいたします。
それから……
○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。この前の委員会で漁業法の第十四條の説明が終りましたので、十四條の各項について御質問がありましたらお願いいたします。第十四條は重要なる事項ですからして……。若し御質問がなければ、第十五條に移ります。
【次の発言】 それではそれを各條ごとに説明して下さい。
【次の発言】 お答えします。漁業法案の審議に対しては今まで速記がなくては進めておりません。これは当初から詳細な説明を聞いて、質問應答等も速記を付けて、その速記のでき上つたのをなるべく携帶して地方に行きたいと思い。審議をこの三日間に完了いたしたいと思つてやつております。大体十四條、十五條、十……
○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。再開後初めての委員会でありまして、いろいろな委員各位の御意見もありましようし、又漁業法の改正法案、それから漁業災害補償法案、漁業信用保証法案というように、この前の議会で決議になりました問題の経緯とか、又この前の決議で水産金融問題が決議されまして、その後の経過並びに次の年における金融状態その他について当局の説明を承わり、又議員各位の御質問なり御意見なりを遺憾なく拜聽いたしたいと思いまして、委員会を開いた次第であります。咄嗟の場合で、いろいろ手続上遺憾の点もありましたけれども、悪しからず御了承願います。 それでは水産廳から一つ経過の御説……
○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。昨日の委員会に引続いて漁業法案の審議に移ります。昨日は二十三條までで終つたのですが、二十四條から審議に移ります。松元君の御説明を願います。
【次の発言】 御質問がありましたらお願いいたします。
【次の発言】 ちよつと私から一つお尋ねいたしますが、第二十四條の抵当権の目的になるものは定置漁業権とそれから自営しないでも漁業組合が持てる区画漁業権以外の漁業権ですか。
【次の発言】 重ねて問いますが、二十四條の第三項であります。都道府縣知事は海区漁業調整委員会の意見を聞いて認可をするということになつておりますが、何かこれに対して認可の基準とか、認……
○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。ちよつと速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。農林大臣からちよつとお話があります。
【次の発言】 一昨日の委員会におきまして、水産に関する法令、それから金融統制或いは又いろいろ金融機関の設置その他について農林並びに安本の当局から御説明がありました。それに対して委員の質問がまだほんの僅かでありまして、本日丁度農林大臣もお見えになつておりますし、皆さんの御質問をお願いします。農林大臣は二時頃から衆議院の方へ委員会に行かなければならんから、或るべく早く御質問願いたいと思います。
○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。 漁業法案並びに同法の施行法案につきましては、各委員の地方における懇談会、公聽会の開催による改正意見、並びに各縣から出て参りました陳情請願の事項を取まとめて各條ごとに修正意見を聽きまして、そうして議員の手許に配つてありますから十分それを御檢討下さいまして、かねて打合した通り、第六國会の開会前一週間或いは十日間の範囲内において継続委員会を開きまして、そうして委員会としての修正事項を決定して、開会劈頭に公聽会を開いて賛否を求めたいと、かように存じております。そのおつもりでお願いいたしたいと思います。漁業法案は以上の報告に止めます。
○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員長を開会いたします。
本日の議題は水産業團体整理特別措置法案、漁業法案並びに漁業法施行法案、この三法案を議題に供します。先ずこの三法案の提案理由の説明を大臣にお願いいたします。
【次の発言】 この三法案の内容説明を事務当局から伺いますが、その前に造船法案に対して質問したいという千田君の申入れがあります。この際その質問を許します。千田君。
【次の発言】 今のことに関連しておりますか。
【次の発言】 関連しているならばよろしいのでございます。
【次の発言】 速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。
漁業法の審議でありまするが、これはこの前続いて開きました委員会において、漁業法案並びに施行法案の逐條審議、又これに対して委員と水産当局との間に質問應答を重ねましたが、まだ質問の條項も沢山あるだろうと想像しておりますし、衆議院との打合せもあるし、又改正要綱を決定する必要もありますので、できるならば十月の十三日頃から委員会を開きたいと思いますが、如何でしようか。
【次の発言】 御異議がないようでありますからして、十月の十三日から委員会を開くことに決定いたします。
次に漁業法と関連はいたしませんが、かねて農林省において立案されておりました……
○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。本日は二時から衆議院の方で水産委員会がありまして、その方に関係当局があつちへ行かれますので、こちらでは成るべく早く終りたいと思いますから、そのつもりで一つお願いいたします。この前漁業法の改正案につきまして大体の一般的質問をすることにいたしましたが、まだ一般的質問の御希望者が残つておれば、引続いて一般的質問をしたいと思いますが、如何ですか。
【次の発言】 まだ大分質問が残つておりますが、あとは明日にしまして本日はこれを以て散会いたします。
午後二時九分散会
出席者は左の通り。
委員長 木下 辰雄君
理事
……
○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。
一昨日に引続いて、税法に関係のある水産の統制問題とか金融問題とかをやつて來ましたが、本日は初めに漁業税の改正に関する問題を議題に供したいと思います。農林省からパンフレツトが來ておりますから、これについて御説明願います。
【次の発言】 質問がありましたらお願いいたします。
【次の発言】 御質問もないようでございますから專門員の方でこの問題について研究しておる問題がありますから、発表を許します。
【次の発言】 大体農林省の説明で内容は分りましたが、我々がシヤウブに墾願しておりましたその一部を達しましたが、尚法人税、これに対して殆んど見……
○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。
先ず水産業団体整理特別措置法案を議題に供します。この法案につきましては衆議院において決議しまして、そうして参議院に送つて來たのでありますので、今日は本審査であります。この前の委員会に大体この法案に対する質疑応答は大略済んでおると思いますけれども、尚この法案について質疑がありましたらお述べ願います。
その前にミスプリントがあるそうですから訂正させます。
【次の発言】 質疑がありませんか。
【次の発言】 外にありませんか。
質疑は終了したものとして差支えありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。質疑は終了いたしました。それで……
○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。本日は漁業法並びに施行規則について全般的な御質問をお願いいたしたいと思います。午後は衆議院から大体成案要綱ができたからその説明をしたい、いろいろ御協議をしたいというお申出がありましたので、そういうふうにいたしたいと思いますからさよう御承知をお願いいたします。
【次の発言】 ちよつと申し上げますが、逐條審議を十分やつた後の質問でありますので、勢い意見とか或いは討論に類するようなことになり勝ちですからして、ここではどう修正するか、或いはどういうふうにやるかというような問題は後日に讓りまして、法文に対する疑点がありましたら、この際御質問をして頂……
○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。本日は安本長官がお見えになる筈でございますけれども、閣議中ですから、閣議が済み次第ここに見えることになつております。
本日は先づ第一番に水産物増産対策に関する件を議題に供します。水産の設備資金、漁業手形資金の状況、輸入資材の補給金の問題、それからそれに対する魚の統制に関する問題。そういうものを議題に供しますから、只今見えておりますのは水産廳の次長と、復興金融課長の杉山さん、物價廳第二部長の長谷川さんが來ておられますから、各委員の御質問をお願いします。
【次の発言】 前のあなたの御質問でもう一遍おやりになるのですか。
○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。
本日の漁業法案の審議の前に、漁業に最も関係あります燈台の件について燈台部長から説明を伺いまして、今委員の質問がありましたが、更に建設交通局の山崎次長から安本としての燈台建設のことについての御説明を聽きまして今御質疑があつたのでありますが、尚この際委員会として更に質問をいたしますか、どういたしましようか。
【次の発言】 大体御説明なり質問が終りましたのでこの問題はこれで打切ります。有難うございました。
【次の発言】 それでは、これから漁業法の改正案の修正についての御審議を願います。この前の委員会において大分案の審議を願いましたが、今日こ……
○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。本日は、漁業法案並びに施行法案を議題に供します。逐條審議に移る前に青山委員から全般的質問の通告がありましたから、この際許します。
【次の発言】 それはオフイシアルにやつて貰いたい。
【次の発言】 それでは逐條審議に入ります。漁業法案の第一章は極めて簡單でありますからして、第一章を一括して御説明願います。
【次の発言】 第一章の第一條、第二條、第三條、第四條、第五條、これは極めて簡單でございますが、御質問があればこの際お願いいたします。問題は、第四條の権利の保障を十分することというGHQのサビスチヨンがあるということを一つ頭に入れて置いて頂……
○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。本会議が開かれるまで審議を続けたいと思います。前回は第十四條の第一を済ませましたので、第二ひび建養殖業から始めます。この二について当局の御説明を願います。
【次の発言】 十四條第二項から終りまで、御質問がありましたらお願いします。
【次の発言】 どうぞ。
【次の発言】 本会議が始まりまして十分程になりますので、本日はこれを以て散会いたします。
午後一時五十九分散会
出席者は左の通り。
委員長 木下 辰雄君
理事
尾形六郎兵衞君
委員
西山 龜七君
……
○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。
漁業法案並びに施行法案についての公聽会を開きたいと思いますが如何でございましようか。
【次の発言】 御異議ないと認めますから公聽会を開くようにいたします。それで今施行法案も申しましたけれども、施行法案については公聽会開会承認の要求をやらんことにしまして、漁業法案だけにいたしたいと思います。
それでその公聽会に出すところの問題でございますが、問題は大体今まで御協議を願いましたこの法案の改正要点についての問題を予め公述人に指示して、その回答を求めたいと、かように思います。それで第一番目に本法案の全般に対する根本的の意見を求めて、第二番目……
○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。
公報に出しておりますように水産増産対策の調査事項承認を受けましたので、それに基いて水産業協同組合に関する小委員会と水産省設置に関する小委員会を設置したいと思いますが、如何でしよう。
【次の発言】 御異議ないも認めましてさようにいたします。然らば水産協同組合の委員会の員数並びに氏名、水産省設置に関する小委員の数並びに氏名は如何いたしましよう。
【次の発言】 如何いたしますか。
【次の発言】 それでは淺岡君の動議に賛成がありましたのでさよう決定いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。前回の委員会で方針を決定いたしました公聽会は、朝日新聞に公告いたしまして、そうして公述人を募集したのであります。その期限を七日の午後四時と決定いたしまして、応募者が二十数人ありまして、委員会において、その選定を委員長と理事にお任せ願いましたので、七日の四時から千田理事と丁度尾形理事がおられませんでしたので、協議いたしました結果、選定いたしましたのが全部で二十五名、それを十四日と十五日の二日に分けまして、十四日に来て貰う公述人を、神奈川県の穴戸賢二、これは漁業従事者でありまして、町会議員をしておる人であります。静岡県の堀江寅蔵、これは漁業協……
○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。
この前委員会の決議で、議長の承認を受けまして、千葉県の被害状況視察に参られました西山委員と青山委員から、被害地の状況の御報告を願います。西山委員。
【次の発言】 何か出張された委員に対する御質問がありましたら……、御質問がありませんければ、出張委員の報告はこれで終ります。
【次の発言】 次に、前々回の委員会でありましたか、法制局において作案されました修正事項について、詳細なる説明を受けました。各委員にその後研究を願うということになつておりましたが、本日更に具体的に箇條書で修正條項ができましたから、これについて更に法制部長の説明を求めま……
○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会公聴会を開会いたします。 公述に先立ちまして、一言委員長から御挨拶いたしたいと存じます。公述人の方には、御多忙中遠路御会同下さいまして厚くお礼を申上げます。本日の公聴会の議題は漁業法案であります。漁業法案は、前国会の末期に提案された重要法案でありまして、前国会では到底審議ができないという関係上、院議に諮りまして継続審議をいたした法案であります。委員会におきましては、法案の提出前から、各地に委員が出向きまして、いろいろ地方の事情を聞き、且つ公聴会を開きまして業者の意見をお聞きしたのであります。その外この法案に対する陳情、請願も多数ありまして、委員会にお……
○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会公聽会を開会いたします。公述人の各位には御多用中遠路わざわざありがとうございました。
議題は漁業法案でございますがお手許に配付いたしました問題は六つに亘つておりますが、これを全部お願いいたさんでもよろしうございます。そのうちで特に御意見のある問題をお選びになつても差支ございません。公述時間は委員会の決定によりまして一人当り十分間、公述人に対する委員の質疑応答も一人当り十分間、こうお願いいたしたい。それでは只今から始めます。岩手県菅原順平君。
【次の発言】 菅原公述人に対する御質問がありましたらお願いします。
○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。
本委員会に付託になりました漁業法案並びに漁業法施行法案を議題に供します。本法案に対して質疑がありましたら、この際お願いいたします。
【次の発言】 他に御質疑ありませんか。質疑は盡きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。
それでは討論に入ります。御意見のある方は、それぞれ賛否を明らかにしてお述べをねがいます。尚修正意見がございますならば、討論中に御発言願います。
【次の発言】 外に御意見ございませんか。
【次の発言】 他にございませんか。
ちよつと青山委員にお尋ねいたしますが、あなたのは修正案……
○委員外議員(木下辰雄君) 私から水産委員会において議員の派遣を要求いたしました趣旨についてちよつと申上げます。漁業法の一部改正法律案が衆議院の議院提出で出ました。この法案がなかなかやつかいな法案でありまして、実は四十年来瀬戸内海の一部として今までありました紀伊水道が徳島県と和歌山県との合意の下に瀬戸内海から切離すというような法案であります。これに対して大阪府、それから兵庫県、香川県、岡山県、広島県、愛媛県、山口県とこの一府六県と徳島県の一部から猛烈な反対があります。というのは、紀伊水道は瀬戸内海の魚族の温存場所にありまして、ここを急に切離して勝手なことをやられたのでは瀬戸内海数十万の漁民が非……
○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。
お諮りいたしますが、水産物増産対策に関する調整承認要求書を議長に提出いたしたいと思います。その事件の名称は、水産物増産対策に関する調査、調査目的は、水産物の飛躍的増産を図る、利益は、水産物の増産を図り、民生を安定せしめることは、文化国家建設の基盤である、方法は関係係官から説明聽取、資料の提出を求め、且つ必要に応じて実地調査を行う、期間は今期国会開会中、かようにいたしたいと思いますが、御異存ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めますので、議長に調査承認要求書を提出することにいたします。
○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。先ず最初に今回機船底曳網並びにトロールが朝鮮海峡におきまして拿捕された、その問題についての質問を議題に供します。水産庁長官並びに海上保安庁の警備救難部長の松野さんがおいでになつておりますので、何か質問がありましたらお願いいたします。
【次の発言】 外に質問ありませんか。質問がなければ私からちよつと質問しますが、農林省の監視船は何らの武装もしておりませんか。
【次の発言】 速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 重ねて質問しますが、監視船は今の数で足りるとお思いですかどうですか。
○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。お諮りいたします。水産委員会水産金融及び漁業税制に関する小委員の青山正一君と、それから水産委員会重要資材に関する小委員松下松治郎君とを入れ替えたいと思います。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めますから、松下松治郎君を金融及び税制の方の小委員会の小委員に、青山正一君を水産資材に関する小委員会に小委員にお願いします。ちよつと休憩いたします。
午後一時三十四分休憩
【次の発言】 只今より休憩前に引続き委員会を再開いたします。
【次の発言】 只今の淺岡君の動議に御異議ございませんか。
○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。 今日まで中国の東海、韓国の東南海上におきまして不当に拿捕された漁船が五十五隻に達しております。そのうち僅かに帰還されたものは七隻に過ぎません、又本年に入りましてから朝鮮東南海上におきまして不当拿捕されたものがすでに九隻に達しております。当水産委員会におきましては、二十五日に委員会を開会いたしましてこの拿捕事件を議題に供していろいろ討議の結果、本会議に決議案を上程するということに相成りました。その決議案は只今その筋に承認を求めておりますが、まだOKが参つておりません、OKが参り次第本会議上程の手続を取ることにいたします。本日はこの拿……
○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。本日の議題は水産資材、水産金融、水産の諸税制の問題、それから漁業に関する電波関係の問題について政府当局から説明を聴き、質問をいたしたいと思います。実は小委員会において資材問題、金融問題、税制問題を取扱う筈でありますけれども、この前の委員会におきまして今日まで繰延べた関係がありますので、今日一般的な説明、質問をいたしまして、そうして小委員会に付託したいと思いますから、さよう御承知を願います。 先ず漁業税、これは目下水産庁と地方自治庁、或いは大蔵省と折衝中でありますので、水産庁が折衝しておる経過を説明を願いたいと思います。その説明のときは暫……
○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。先ず今回提案を予定しております水資源涸渇防止法案について提案者側の説明を求めたいと思います。
【次の発言】 何か……
【次の発言】 重ねてちよつとお尋ねしますが、初年度においてはどれだけの費用を計上されたかどうか、それを序に……
【次の発言】 御質問がないようでありますから、私からちよつと一点だけお伺いしますが、以西底曳の減船問題は恐らく新たな漁業法によつてやられる、それがこれでは裏付する法律がないのだからして、あれに基いて定数を定められて、そうしてそれから整理するとこう考えられますが、果してそうであれば、この漁業法が実施されるのは三月の……
○委員会(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。
青山君から水産物の統制、殊に荷受機関問題について質問の通告がありますから、只今から発言を許します。
【次の発言】 青山君と矢野君の御意見がありましたが、資料は委員長として農林省に要求しましよう。それから青山君の御質問、御提案は非常に重要な問題ですからして、次の委員会か何かで責任者を呼びまして、尚十分一つ御検討願いたいと、かように考えます。
【次の発言】 本日は本多国務大臣、小野財務次官が見えておりますので、税制のことについて各委員の御質問があると思いまするが、その前に、この前の委員会で決めました当業者の陳情を許したいと思いますが如何で……
○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。森農林大臣が見えられましたので、この間からの懸案の漁業税問題、水産の統制問題、資材問題等について御質問を願いたいと思います。
【次の発言】 大臣は至急ですが。
【次の発言】 もう農林大臣は帰つていいですか。(「公務員ならしようがない」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 山本次長、それから統制課長、資材課長もおりますが、御質問がありました……。
【次の発言】 この資材問題は小委員会で十分資料を以て検討することにいたしまして、時間も参りましたので、委員会としては、本日はこの程度で散会したいと思います。如何ですか。
○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。
本日は臘虎膃肭獸猟獲取締法の一部を改正する法律案を先ず上程いたします。政府の御説明を求めます。
【次の発言】 外に御質問はありませんか……。なければ、私からちよつと質問しますが、終戰と同時にこの事業は中止されたと、こうなつておりますが、中止されたものに猟獲がある筈はないと思いますが、どうですか。
【次の発言】 密猟を相手に取締規則を作るというのはおかしいじやありませんか。
【次の発言】 それでは「終戰後は連合軍最高司令部の命によつて中止された」とはつきり書いておりますが、この事実が間違つておるのですか。現在獲れる状態にあるならば、命令……
○委員長(木下辰雄君) ただいまより委員会を開会いたします。最初に臘虎膃肭獣獵獲取締法の一部を改正する法律案を議題といたします。速記を止めて下さい。
午後二時二十四分速記中止
【次の発言】 速記を始めてください。次に漁業法の一部を改正する法律案を議題に供します。ちよつとお諮りいたします。この法律案に関係いたしまして、兵庫県水産試験場の技師である内橋潔氏が瀬戸内海の調査研究に従事されまして、いろいろ生物学的立場から相当の資料を持つておられるようでございますから、この席上内橋氏の発言を許可して御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。内橋君の発言を許可いたします。内橋君。
○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。 臘虎膃肭獸猟獲取締法の一部を改正する法律案を議題に供します。この法案に対しましては、前回までの委員会でほぼ質疑が終了したと思います。その際千田委員その他の御主張によりまして、委員長の方で大体修正の原案を作つて見ました。それは皆さんのお手許に配付いたしました通りに、第一條の「若ハ」を「又ハ」に改める。それから第二項の「其ノ獸皮若ハ製品ノ所持エ付之ヲ準用ス」というところに、「其ノ獸皮若ハ其ノ製品ノ所持ニシテ臘虎膃肭獸又ハ其ノ獸皮若ハ其ノ製品ノ猟獲、製造、加工又ハ販売ヲ業トスル者ノ為スモノ」という、これだけをそこに挿入いたします。そうしてそ……
○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。
最初に臘虎膃肭獸猟獲取締法の一部を改正する法律案を議題に供します。この前の委員会で委員の御質問は大体終了したと申しましたが、委員外の丹羽議員から発言を要求されております。許可して差支ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは丹羽委員の発言をお願いします。
【次の発言】 水産当局の答弁を求めます。
【次の発言】 ちよつと私から申上げますが、只今丹羽議員の御注意もありましたし、又千田委員その他の御質問もありましたので、今委員会は全員一致の修正を現在作りまして、GHQの方にオーケーをとつておるのですが、それは所持の問題が主……
○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。公報に載せて置きましたように、漁港法案を議題に供します。提案の理由の説明を求めます。
【次の発言】 只今発議者の方から詳しく説明がありましたが、先ず逐條審議の前に総体的な御質問がありましたらお願いします。
御質問がありませんければ、第一章から、逐條に審議いたしたいと思います。第一第第一條、二條、三條、四條について、川村さんから御説明願います。
【次の発言】 第一章の四ケ條に対して御質問がありましたらお願いいたします……。御質問がありませんければ、第二章に移ります。
【次の発言】 第二章について御質問がありましたらお願いいたします。
○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。
先ずお諮りいたします。漁業法の一部を改正する法律案の審査をするために、瀬戸内海における紀伊水道の漁港関係を調査するために、第一班第二班に分けて、第一班は青山正一君、第二班は田中信義君、昭和二十五年四月二十五日から、同年四月三十日までの間、五日間派遣いたしたいと思います。御承認願います。
【次の発言】 次に、漁港法案を議題に供します。大体この前の委員会におきまして、略々質疑は終了いたしておりましたが、尚この点について質疑がありましたら、お願いいたします。
質疑が尽きたものと認めて御異議ございませんか。
○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。
臘虎膃肭獸猟獲取締法の一部改正案を議題に供します。本法案につきましては数度の委員会において質問が行われましたが、大体質問は終了したと思つておりまを、外に御質問がありましたらお願いいたします。
【次の発言】 御質問ないようでございますから、これから討論に移ります。御意見のある方の御発言を願います
尚ちよつと申上げますが、全員の意見によりまして、その筋に修正案を提出いたしておりましたが、それが決まりましたので、一応私から朗読いたします。
臘虎膃肭獸猟獲取締法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。
第一條の改正規定中「……
○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。 本日は漁業法の一部改正法律案に対しまして証人の証言を求めたいと存じます。只今から証人の宣誓をお願いいたします。全部起立を願います……順次お願いいたします。 宣誓書 良心に従つて真実を述べ、何事もかくさず、又、何事もつけ加えないことを誓います。 証人 成川善太郎 宣誓書 良心に従つて真実を述べ、何事もかくさず、又、何事もつけ加えないことを誓います。 証人 宮崎善吉 宣誓書 良心に従つて真実を述べ、何事もかくさず、又、何事もつけ加えないことを誓います。 証人……
○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。
衆議院から予備審査のために本院に送付になりました漁船法を議題に供します。この漁船法案は、長い間衆議院、参議院とが協同して立案に従事しておりました重要法案でありますが、今回衆議院から議員提出として提出された法案であります。只今から提案理由を提出者である衆議院側の川村さんにお願いいたします。
【次の発言】 これから逐條審議に入りたいと思います。第一章から始めます。
第一章は第一條、第二條の二ケ條であります。これに対して御質問がありましたらお願いいたします。
農林省から次長並びに漁船課長もお見えになつておりますから、その方々に対する御質……
○委員長(木下辰雄君) 只今から開会いたします。
水産業協同組合法の一部を改正する法律案を議題に供します。この法律案は、衆議院の水産委員会と本委員会と協同して修正を一応いたしまして、その筋の了解を受けに私ども参りましたが、了解された事項のみ修正することにいたしまして、来るべき機会において、我々の意見を十分反映するように処置いたしたいと思います。今回はこの程度でおつ付けたいと思いますが、如何ですか。
【次の発言】 御異議ないて認めます。
別に御質疑がありますか。
【次の発言】 御質疑がありませんければ、御質疑は終了したものと認めて差支えございませんか。
○委員外議員(木下辰雄君) 電波法並びに電波監理委員会法に対して私の意見と、それから三、四の質問をいたしたいと思います。漁業用に無線が普及いたしましたのは確か大正七年頃だつたと思うのでありますが、その当時は大きないわゆる遠洋漁船に普及いたしましたが、その後農林省におきまして、遠洋漁業奨励として普及奨励いたしましたために、その後段々小さい船にも付けまして、最近においてはすでに無線局を付けた漁船が二千六百隻に達せんといたしておる状況であります。これは漁業においては漁業の調査とか、或いは遭難防止とか、その他燃料節約であるとかいうような関係で、現在においては殆んど必要欠くべからざるものとなつております……
○水産委員長(木下辰雄君) 漁船の建造の問題ですが、一昨年の十一月ですか。三十三萬トンの造船計畫ができた。その後第一次、第二次、第三次と順調に行つておりましたが、一時中止になつた。いろいろ聞いて見ますと、その後において多少緩和したというようなお話も聞きますが、その後緩和したことがあるならば、その状況を一つ水産局長から詳しく伺いたい。 もう一つはこの間栗栖大藏大臣が復金も増資をした。融資關係も相當潤澤になるから、必要資金の方にも大分増額をされる筈だというような御説明がありましたが、漁船の建造資金或いはその他の水産方面にどのくらいの金融が今後できますか、見通しを一つお伺いしたいと思います。
○水産委員長(木下辰雄君) 只今青山委員の発言にありましたように、現在の系統機関、或いは中央水産業会、並びに縣水産業会というものは、上級團体は今月、或いは來月一杯ぐらいで殆んど大部分の事業はなくなる。経済事業は殆んど終止符を打たねばならん運命に遭遇しておる。そういう場合において、それに代るべき協同組合の法律が出ないということは非常にこれは遺憾なことであります。出るまで團体を存続すれば、收入皆無の團体が徒らに支出のみ嵩んで、遂には破算の運命に陷るという虞れも多分にあります。それで大体與えられた業務が終了したならば、遅滞なく解散するというのがこれは当然の措置であつて三百万漁民に対しても、国家に対し……
○木下辰雄君 陳情というものは今お話のように必ずしも内容を囘答する必要はなかろうと私は思う。陳情はこういうものをやつて貰いたいという陳情であつて、これを小委員會で採擇して本委員會にかけて、その場合に本委員會では本委員會の決議によつて主務省にその意思を表する方法もあれば、重要問題は本會議に移して、本會議で可決して、政府に要望するというようなこともあるようですが、何もその内容を詳しく囘答する必要はないじやないか。採擇した、こういう處置にしたということを囘答すればいいのじやないか。
○委員外議員(木下辰雄君) この委員会におきまして農林省設置法案を御審議になります関係上、私共に非常に関係のあります水産廳問題のことについて、極く簡單に水産委員会におきまする決定事項並びにその間の経緯を申上げまして、内閣委員会諸公の御参考に供し、並びに農林大臣に御意見をお聞きしたいと思います。 水産廳は第二國会におきまして協賛されましてでき上つたのであります。その際農林大臣は委員会においても本会議においても、この水産廳設置は水産省設置の前提であるということを申されました。近いうちに水産省に昇格するのであるということを再々言明されました。とき恰も現内閣におきましては人員の整理をされておる。こう……
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