下条恭兵 参議院議員
1期国会発言一覧

下条恭兵[参]在籍期 : | 1期|- 2期
下条恭兵[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは下条恭兵参議院議員の1期(1947/04/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は1期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(参議院1期)

下条恭兵[参]本会議発言(全期間)
| 1期|- 2期
第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 参議院本会議 第20号(1947/08/08、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 私は社会党を代表いたしまして、只今の石炭増産感謝決議案に衷心から賛成いたす者でございます。今回の石炭の増産につきまして、私共が曾て戰爭中に戰局の推移に一喜一憂したにも似た氣持で、石炭の生産状況を見守つておりましたところが、先月初めて予定の生産額を一〇〇%生産し、且つ五%の超過を見たということは、誠に喜んでも喜び切れないことでございます。本年三千万トンの石炭が出まするならば、初めて戰前の平均の生産に対しまして六五%前後の生産が挙がるということでございまするが、そういたしますると、昨年が大体二八、九%、三〇%弱だつたそうでありまするから、私共國民の生活は三千万トンの生産によつて昨年の……


■ページ上部へ

第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 参議院本会議 第9号(1948/01/30、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 只今の岡元君の動議に賛成いたします。

下条恭兵[参]本会議発言(全期間)
| 1期|- 2期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(参議院1期)

下条恭兵[参]委員会統計発言一覧(全期間)
| 1期|- 2期
第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 鉱工業委員会 第1号(1947/07/02、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 只今の経済危機の突破の中心問題としましては、食糧対策と一緒に石炭問題が最も重要だと思うのであります。從つて本委員会といたしましては、直ぐこの問題を取上げまして小委員会を設けて、各方面の意見を聽取いたしましたり、或いは現地の炭鉱の状況を調査するなどのことをする必要があると存ずるのであります。然るに参議院規則によりますると、委員会は付託事件があるか、又は議長の承認した調査事件がなければ、正式の委員会活動はすることができないことになつておりますので、私はここに石炭増産問題の調査の承認を、委員会としまして議長に要求することの動議を提出いたします。

第1回国会 鉱工業委員会 第2号(1947/07/05、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 只今議題になりました小委員の数並びに選定の方法につきましては、先ず小委員の数は委員長を含めまして十一人としまして、次に選定の方法は委員長に御一任することの動議を提出いたします。

第1回国会 鉱工業委員会 第8号(1947/08/27、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 今の問題は石炭の國家管理問題なんかを繞つて、いろいろ請願には政治的な考え方も入つておると思いますが、そういう意味におきまして、最初にこの委員會で説明を聽くなりしまして、更に小委員會に付託するという方法を希望いたします。
【次の発言】 石炭小委員會でなしに、鑛業の小委員會も一緒になつてというか、合併して……具體的に小委員の數を殖やすといふ形にしてやつて頂いた方が私は妥當だと思います。

第1回国会 鉱工業委員会 第9号(1947/10/01、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 衆議院の方で公聽会を開くことになりましたら、衆議院の方と合併して公聽会をやるようにしたらいかがでございますか。
【次の発言】 本委員会としましてはすでに業者或いは組合側からの意見も聽取してありまして、衆議院で公聽会を開きますと、この方で相当の意見も出て参ると思うので、これは十分参議院鉱工業委員会としても参考になることでありますから、特に別個に公聽会を開く必要はないと思いますが、この点いかがでしようか。
【次の発言】 佐々木さんの意見に全く同意見です。会期はないことを承知しながら特に公聽会を開いたりしておると、わざと審議未了にするように努力しておるように誤解を招く虞れがある故、これ……

第1回国会 鉱工業委員会 第10号(1947/10/03、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 私は前回も申上げましたように、只今大屋さんのお話にあるように、人を変えましても、労働團体は勿論でありますが、産業團体としては大体團体としての意見が一定に方向づけられておるとすれば、人が変りましても、意見はそう違いがないと思います。大屋さんの御意見のように人を変えても余り変つた意見というのは現れないかと思いますので、そういう意味で川上君のように、衆議院でやるならば合同してやる方が手続的にも万事いいのではないかと思います。
【次の発言】 私どもは時日も切迫しておりますから合併でやつたらどうかと思います。この場合一日ぐらい公聽会の日数を延ばしまして、参議院の方の必要とするような角度から……

第1回国会 鉱工業委員会 第11号(1947/10/07、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 十月の四日に鉱業小委員会を開催いたしまして、北海道における家庭越冬用燃料の價格に関する請願、請願の二百三十三号でございます。これを審議いたしまして採択することに決定いたしましたので、以下審議の経過を御報告いたします。  先ず請願の内容を申上げます。煖房用燃料は北海道冬期における道民生活の絶対必需品であることはいうまでもないことでありますが、最近における石炭及び薪炭の大幅價格引上げにより、一世帶の平均煖房用燃料費は約八千七百円に達しておるのであります。而もこれは配給分のみの計算でありまして、冬期諸計費の嵩む時期にかような多額の失費は到底一般消費大衆の負担できないところで、現に配給実……

第1回国会 鉱工業委員会 第12号(1947/10/09、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 小委員會に付託されております亞炭の採堀中止に關する請願一件と亞炭の採堀中止に關する陳情と二件ございましたのでありますが、これは内容は全く同樣なものでありまして、福島縣大沼郡赤澤村大字赤留字中山というところの者で、請願の方は宗像熊八外十二名、陳情の方は宗像熊喜外四十四名という連名で出ておるのでありますが、問題は一小部落の亞炭採堀による陷没に對する、亞炭鑛の事業主と住民との間の紛爭でありまして、專門調査員として調査せしめた結果から見ますると、數年來の紛爭であるようでありますが、これは一地方の問題でありまして、縣當局、或いは所轄の鑛山監督局で解決すべき問題であるという結論を得ましたので……

第1回国会 鉱工業委員会 第13号(1947/10/16、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 大貫さんにちよつとお尋ねしたいと思いますが、先程來縷々と終戰以來今日までの石炭鉱業で御苦労なさつた点の御説明がありまして、私共大変よく分つたのでありますが、それでお話の中に傾斜生産に入つてからも尚非常に生産に時間的のずれがあつて、これを三千万トン生産にやはり時間的のずれを生じたという御説明だつたと思うのでありますが、この点につきましては、今度の臨時石炭鉱業管理法案に從いますと、遥かに資材の入荷その他が便利になつて來て、少しも現在までよりも將來の方が入荷に対してもよくなつて來るのではないかというふうに見られるのでありますが、この点に対して御意見を伺いたい。

第1回国会 鉱工業委員会 第15号(1947/11/05、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 只今小林委員から、公聽会のなにを取り上げて御意見が出たのでありますが、公聽会には委員の出席者が割合少かつたのでございますし全体として御存じない方もあるのじやないかと思いますが、その意味で公聽会の速記録を至急印刷せしめて配付するようにお願いしたいと思うのであります。只今の小林さんの御意見は最後の質問だつたのでありますが、私はその席に終始おつたのでありますが、労働者の諸君は組合の代表者ではありますが、そういう組合が協力するとかしないとかいう重要問題に対して即答し得る権限を以て出て來ておつたのじやありませんから、私の見るところによると、小林委員の疊かけての質問に対して答弁に当惑しておつ……

第1回国会 鉱工業委員会 第16号(1947/11/08、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 かねて小委員會に付託になつておりました三件の請願につきまして、審査の結吹を御報告いたします。一番目が亞炭増産に關する件、二番目が配炭公團の亞炭取扱廢止に關する件、三番目が國立亞炭研究所設置に關する件、右三件を一括いたしまして十月十五日、十一月六日の二囘に亙り小委員會を開催いたしまして、政府側からは商工省の政務次官、亞炭局長その他關係官の出席を求めまして、事情を聽取の上、熱心に討議を行いましたが、審査の結果を要約して御報告申上げます。  一番目の亞炭増産に關する請願は、山形縣亞炭鑛業會長の名によつて提出されました請願でありますが、山形縣における冬期積雪對策に關する要望の外、特に問題……

第1回国会 鉱工業委員会 第17号(1947/11/11、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 石炭廳の當局に一、二の點についてお尋ねいたしたいと思います。勞働者の生産意欲の上らない一つの原因に、資金、資材の横流れがありはしないかということが、非常に疑惑を持たれておることは、公廳會における議論におきましても、又勞働組合側の主張においても、御承知の通りだと思うのでありますが、この點につきまして、割當てた資材がいかように使われておるかということについての、現在までどのような監督の方法、或いは監査の方法をやつておられたかということが一つと、今一つは、資金の貸出しは、石炭廳におきまして、證明と申しますか、斡旋と申しますか、とにかく計畫を見て必要と認めたものについての貸出しがなされて……

第1回国会 鉱工業委員会 第18号(1947/11/14、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 私電氣委員もやつておりますので、電氣委員會の方では、この問題で早くからこのようなことをやりたいということであつたのでありまして、私も勿論趣旨において贊成でありますが、先程電氣委員會の打合會の樣子を見ておりますと、來週月曜日にでも早速開きたいと言つておるのでございますが、この炭鑛國管問題の委員會とかち合わんような時間にして頂くように、特に一つお願いしたいと思います。

第1回国会 鉱工業委員会 第19号(1947/11/26、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 このプリントはミスプリントが沢山あるし、又正式の参議院の印刷物は三時にならなければできないということですからいろいろ御意見が出たのも御尤もと思いますが、ミスプリントなり喰違いの点は極めて少数であつて、而も重要でない点であるように思いますので、すでに会期も切迫しておることですし、そういう点を除いてこの審議を続けることにしたらどうかと思います。

第1回国会 鉱工業委員会 第20号(1947/11/27、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 只今までのところで、松本衆議院議員の提案者としての説明に對しての質疑もあつて、政府の側からあとの質疑をやつて頂くことになつておりますが、從いましてこの法案の審議につきまして、總括的な質疑はすでに豫備審査によつて一應終了しておるのでありますが、各章別にでもやりますか、逐條でやつて頂きますか、御方針を伺いたいと思います。
【次の発言】 それでは一應商工大臣にお尋ねいたしたいと思います。總則に關連した問題でありますけれども、第一條におきまして、只今小林委員、竝びに田村委員からお尋ねがありましたので修正案によつて最初の政府提出案を相當變貌したのであるけれども、十分責任をお持ちになることが……

第1回国会 鉱工業委員会 第22号(1947/11/29、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 いや、ここには需要量の入つた今政府委員の読んだのはあります。私共貰つております。

第1回国会 鉱工業委員会 第23号(1947/12/01、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 私は一昨日の理事会におきましては、総括質問並びに逐條審議は四、五、六日は討論採決、八日午前の本会議に上程の予定である、而も七日は日曜日でありますから予備として計算に入れない、かように打合せがついたと了解いたしております。
【次の発言】 只今の藤井委員の御説に私も同感なのでありますが、我々社会党といたしまして、すでに新聞にも発表されているように、衆議院回付の修正案を全面的に支持することになつておりますので、その関係からいたしますと、愼重審議してこれを通過させたいと念願しおる者でありますが、新聞の傳えるところによりますれば、各派とも修正意見を持つておるそうでありますが、そうしますると……

第1回国会 鉱工業委員会 第26号(1947/12/04、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 議事の進行について……。私は他の委員長が他の委員会において出席して発言する場合は、その委員会の代表的意見を開陳する場合に限つて許されると、こういうふうに聞いておつたのでありますが、私の聞いておつたところが正しければ、今の一松委員会のお話は、この工員の養成その他は商業委員長としての何に関係ないように思いますので、時間の関係もありますから、若し私の了解しておるところが正しければ、適当に御制限願いたいと思います。

第1回国会 鉱工業委員会 第27号(1947/12/05、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 僅かでありますから、この第三節だけ審議を終つてから休憩を願いたいと思います。
【次の発言】 議事進行について……只今の逐條審議に入る前に、逐條審議をしながら一般的なことも多少ずつ逆戻りの形で審議して行こうじやないかというふうに打合して、そうしてこの委員会において了解がついておるように私は考えておつたのでありますが、只今の小林委員の質疑は、これを悉く一般質疑の、而も予備審査の時代にすでに論議したことが再び繰り返されておるように思いますし、而もその時間が正に四十五分に達しておりますので、これは逐條審議の方に速かに戻るべきと思いますから、委員長において適当に御整理願いたいと考えます。

第1回国会 鉱工業委員会 第29号(1947/12/08、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 私は先刻提出されました修正案に反對いたしまして、衆議院送付案に贊成いたす者でございます。  今度の國管法につきましては、いろいろと論議があり、兩院におきましてはそれぞれ公聽會を開いて、名方面の意見も聽いた上で今日に至つたわけでありまするが、私は結論的には、先刻佐々木氏の言われたところの、政治的見解に立つて贊成するという言葉に全面的に同感の意を表する者でございます。それぞれ御意見もあろうと思うのでありまするが、修正案に對する贊成意見におきましても、又只今の小林委員の御意見にいたしましても、いずれも一脈通ずるものがあると存ずるのでありますのが、私は先ず最初にこの修正案、中川案に對して……

第1回国会 鉱工業委員会 第30号(1947/12/09、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 質疑を打切りまして、討論に入つて頂きたいと思います。


■ページ上部へ

第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 決算委員会 第13号(1948/05/28、1期、日本社会党)【政府役職】

○政府委員(下條恭兵君) 大臣がお差支がございますので、代りまして、電波物理研究所を電氣試驗所に統合する法律案の提案の理由を御説明申上げます。  我が國産業経済の復興が高度の科学技術によつて先導されねばならないことは、内外識者の等しく認めておるところでございますが、電氣に関する綜合的試驗研究機関として、設立以來五十七年有余の歴史を有する電氣試驗所は、有線通信、無線通信に関するあらゆる研究と、電力の発送配電、電氣應用、電氣機器その他の研究とを強力に展開いたしまして、その効果を挙げて來ている次第でございます。  特に電氣試驗所における電氣通信に関する研究に関しましては、事業立直りのため通信の基礎研……

第2回国会 決算委員会 第15号(1948/06/01、1期、日本社会党)【政府役職】

○政府委員(下條恭兵君) 前回電波物理研究所と電氣試驗所を統合する問題につきまして御審議願いましたところ、前回におきましては採決をお述べになるように御決定願つたのでございますけれども、以下申上げますような理由によりまして、逓信省といたしましては至急御審議の上御通過をお願いいたしたいと存じますので、その理由を申上げます。  第一番の理由といたしましては、通信事業における電波研究の國際的協力の問題でございます。主としまして短波を使用する國際無線通信のための電波研究は、國際的規模を要するのでございまして、研究の計画、準備又実施は通信事業体の中にありまして、その運用面と直結することが特に必要でございま……

第2回国会 財政及び金融委員会 第16号(1948/04/01、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 前回の財政委員會のときは、四半期中百五十億圓を見込んでおられたのであります。第一・四半期は三ケ月で二百億というとそれより増額されているわけであります。それに三月末までに残額があるとしますと、それを加えたのが四月以降の物價の値上りによる所要資金の増額に備えるという意味になるのでありますか。

第2回国会 通信委員会 第8号(1948/05/04、1期、日本社会党)【政府役職】

○政府委員(下條恭兵君) 只今から郵便法の一部を改正する法律案の提案理由及び要旨を御説明申上げます。  今日外國郵便業務は、連合軍最高司令官の指令に基きまして、別段の指示あるものの外、從來本邦と諸外國との間に適用されていた郵便関係諸條約をそのまま適用して実施しておるのでありますが、外國郵便に関する料金及び損害賠償金額は、郵便に関する條約中に個々の場合につき、金フランを以て具体的にその基準が規定されておりまして、國内法的には法律の個々の料金額等が金フランで規定されておるのと同時の状況になつております、各締約國においては爲替相場を基準として、成るべくこれに近い價値で、自國通貨における料金額及び損害……

第2回国会 通信委員会 第12号(1948/06/10、1期、日本社会党)【政府役職】

○政府委員(下條恭兵君) 只今議題となりました郵便法等の一部を改正する法律案、竝びに電信電話料金法案につきまして、一括して提案の理由を御説明申上げます。  通信事業は明治十八年遞信省創立以來多少の消長はありますが、一貫して黒字を出して來たのでありまして、公益性の要求を充たしつつ企業的にも採算が採れていたのであります。然るに昭和二十年度以降は各年度共引續き缺損を生じまして、昭和二十二年度におきましては、六十六億九千五百六十三萬三千圓という巨額の赤字を出したのでございます。このように終戰後連年赤字を出している原因は、戰爭による被害、戰爭中の設備の酷使等によりまして、收入が減少して參つております半面……

第2回国会 通信委員会 第16号(1948/06/30、1期、日本社会党)【政府役職】

○政府委員(下條恭兵君) 只今議題となりました放送法案の提案理由を御説明申上げます。現在の放送事業の主体でありまする社團法人日本放送協会は、民法の規定に基いて設立されておりますが、その施設については無線電信法の規定に基き、逓信大臣の許可の下に運営されているのでございます。併し無線電信法の規定を極めて簡單でございまして、殊に同法は事業を規律するものではありませんので、今日のごとく発達いたしました放送事業を規制いたしまする上には極めて不備な点が多いばかりでなく、逓信大臣に包括的権限の委任をいたします点は、新憲法の精神にも副わないことにも相成るのであります。又放送事業は、現在におきましては事実上日本……


■ページ上部へ

第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 予算委員会 第3号(1948/12/08、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 私は逓信大臣並びに大藏大臣の御出席を要求しておつたのでありますが、何かの御都合で今日は大臣も政務次官も見えておりませんので、取敢えず逓信大臣だけにお尋ねいたしまして、大藏大臣に対しては後刻改めてお尋ねざして頂くようにしたいと思います。  私は七月二十一日附のマツカーサーの書簡に基きまして、第三回國会において特に各省の設置法案と切離して制定せられました郵政省の設置法の第四條、第十條、第二十二條の実施につきまして、逓信大臣と大藏大臣にお尋ね申したいのでありますが、郵政省の権限を規定します同設置法第四條の第十九号におきましては、郵政省は「法令の定めるところに從い、簡易生命保險及び郵便年……


■ページ上部へ

第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 議院運営委員会 第閉会後1号(1949/06/03、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 法制局の方で十分研究して置いて貰つて、次の國会前のこの委員会にかけることにしたらどうですか。
【次の発言】 私は中村委員の意見に賛成いたします。

第5回国会 議院運営委員会 第閉会後9号(1949/10/12、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 私は前々回は病氣で休んでいて知らなかつたのですが、前回私が聞いておつたところによりますと、大体突如として事務総長が辞任されたので、開会へき頭に事務総長の選考がある。從つてもう臨時國会も間近に控えているのだから、それまで、その総務部長の要職は、新らしい事務総長によつてやり直すのが妥当だということが論拠になつて、前回は保留になつていたと私は記憶しておるのですが、そういう意味からいうと、今日又急に、それもいろいろの事情があつて、事務次長が多忙だからという理由なら、私は別にその候補である人を知つておるわけではないので、いいも惡いもないですし、殊に部内に適任者がいないという理由を明示しろと……

第5回国会 議院運営委員会 第11号(1949/04/06、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 会派に帰つて説明するのにも、理由がわからないといけませんから御説明を願います。
【次の発言】 大体外交委員長の御説明であら筋のことは分りました。又法制的のことも一應伺つたのでありますが、ここで休憩して至急各会派とも態度を決めて、又改めて再開する、こういうことにお願いしたいと思います。

第5回国会 議院運営委員会 第15号(1949/04/14、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 この決議案の上程の際各派から賛成演説があるかどうか知りませんが、社会党は是非一つやらせて頂きたい。

第5回国会 議院運営委員会 第22号(1949/04/27、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 私の方は必ずしもその通りになるかどうか分りませんが、大体今日の役員会で詮衡することになつておりますが。
【次の発言】 前回にも官房長官が來ないと言つて散会したのに、又そこへ顔を出して來ないと、今のようなことになつて來ると思うのですが、どうも毎回のことでありますから、今日は官房長官が來なかつたらこの問題は次回に延ばすことに一つ御決定を願いたいと思います。
【次の発言】 第三十九條の問題は政府側が著しく遅刻したので、この問題は採り上げないことにして次回に讓ることにしたら如何ですか。
【次の発言】 たびたびどうも……。

第5回国会 議院運営委員会 第25号(1949/05/06、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 委員の数も相当ございますが、併しこれに伴う予算というものをお持ちになつておられないのですが、大体経費の点は、各省から頭割になつているということを御説明になつたように思いますが、大体年間どれくらいを必要とするかお伺いしたい。
【次の発言】 今の官房長官の御説明を伺つておりますと、又中村君の質問に対するお答えを聞いておりますと、これは何もこういう曖昧な性格の委員会にしなくても、民自党の政務調査会で事足るような氣がいたしますけれども、この点如何でございますか。
【次の発言】 只今官房長官のお話を聽きますと、これが恒久的な性質を持たんというふうな御説明でございますが、この五つの委員会の内……

第5回国会 議院運営委員会 第30号(1949/05/13、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 審議未了の責任の帰属についての問題は相当私は七日に区切る限りにおいては重要だと思うのであります。從いましてこれを民自党の方から、審議未了が起つても責任は一切與党側にあることの確認を頂きたいと思います。我々は最初に申上げはように、会期延長は参議院議が十分審議権を行使する意味においてという観念から申上げておるのであります。
【次の発言】 大体私も中村君の意見に賛成であります。殊に栗山君の緊急質問は、私内容は全然承知しておりませんけれども、集中排除法に関連する企業整備の問題でありまして、これは恐らく労資双方からいろいろな意見があると思うのであります。そこで問題は一会社のことでありますけ……

第5回国会 議院運営委員会 第35号(1949/05/21、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 只今の御説明聽いていますと、政務次官の方は國家行政組織法の中に織込んで、恒久化したという御説明でありましたが、参政官の方は、特に單行法を出したというのはどういうわけか、その点ちよつと御説明願いたいと思います。  私はこれも同時に組織法の中に、改正するのだつたら、そこで一緒にできた筈だと思いますが、その点ちよつとお説明願いたい。
【次の発言】 第三條の何からいいますと、これは参政官というものは、常任委員会とそれから政府との今は連絡を特に重点としておるように見えるが、何故かというと、この第三條におきましては、例えば商工省の参政官になるなら、商工委員でなければいかん。運輸省の参政官にな……

第5回国会 議院運営委員会 第42号(1949/05/31、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 運輸大臣に一つだけお尋ねしたい。最初の御説明では、兼職を全然禁止しておつて、而も次官給の手当ということだつたので十分な人材が得られなかつた、こういうことでしたが、そのあとで中村君の御質問に対して、その後板谷委員長などの━━━━━━多少のことがあつてもよい、例えば弁護士などやつても構わんかも知れんというようなお言葉のようでしたが、大臣のお話だと、初めは非常に窮屈な考えで人選したのが、その後状況が緩んだようですが、その新しい條件によつて人選すればもう少し人材を得られたのではないかというような感じがするのですが、その点はどうですか。

第5回国会 逓信委員会 第4号(1949/04/26、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 昨日大臣の御答弁によつて大掴みな点は了解できたのでありますが、大臣はそり各款項目に亘つても非常な大鉞を振つて、そうして赤字を切詰めたのだという御説明であつたのでありますが、私はそれに対する具体的な御説明をお願いしだわけですけれども、大臣からはなかつたわけでありますので、どの部分でどのくらい減つたか、例えば大臣の答弁の中には労働基準法に違反するような厚生部面なんかの削減をしていると言つておられましたので、そういうような点を詳細に御説明を一つお願いしたい。その次には電氣通信省と郵政省に分れまして、從業員はどれぐらいずつの数に分れて、郵政省の方の人員が総員何人ぐらいか、それからその旅費……

第5回国会 逓信委員会 第5号(1949/04/27、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 討論はあると思いますが、委員長の言つたのは質疑の打切りだと思つて賛成しておつたのですが……
【次の発言】 私は本法案に對して反對するものでございます。反対の理由は二つあるのでありますが、私は第一番に挙げるのは、郵政業務が果して一般の鉄道事業と同じように独立採算制を堅持すべき性質を持つているかどうかということについて檢討する必要があると思うのですが、私の知る限りにおきましては、大体二省分離ということが、決して郵便事業の独立採算制を強行するという意味を持つておらなかつたと思うのでございます。それは電氣通信と分離するということによりまして、本來相当の成績を挙げられる電氣通信の方は、その……

第5回国会 逓信委員会 第8号(1949/05/11、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 今の小林委員の質疑に関連しまして運用の再開で一つ大臣にお尋ねしたいと思うのですが、私は前回運用の再開は料金の値上げに関する経営面から申上げたのですが、今の小林君の質問並びに岡井局長の御答弁で段々はつきりしたことは、少くも運用再開することによつて料金の値上げに向うことができるということは、私は今の御答弁から窺い知ることができると思うのです。で、そういう意味からすると、單に独立採算制の問題、郵政の特別会計に影響がないからという前回総務局長の御答弁であつたでありまするけれども、今お聞きするとこの点は深水さんの御質問に局長のお答えになつたところによると、一千万円のものは昨年度においても郵……


■ページ上部へ

第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 議院運営委員会 第20号(1949/12/03、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 いろいろな御意見もあたようでありますが、幹事長は今頃大磯の方へ走つておるそうでありますし、総理は病気でどうしてもいかんという話であかまして、先程民主自由党の方のお話では、民主自由党で総裁に次ぐ位置は、総務会長だということでありますから、私は総務会長に一応おいでを願つて今日の声明の問題をお尋ねするようにしたいと思います。

第6回国会 通商産業委員会 第5号(1949/11/18、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 私今日初めてこの委員会に出席しましたので、或いは前会すでに誰方がらか御質問があつて、政府側の見解も表明されておるような分がありましたら、その分については、何させて頂いて、結構なのでありますが、先ず帝国石油会社法の一部を改正する法律案に関連いたしまして、政府は、日本の国内の石油資源が、大体地下資源がどのくらいあると見ておられるのか、或いはそれをこうして政府の出資を取り止めたりしまして、民間の純然たる企業として将来とも成り立つていると考えておられるのかどうか、この点について先ず一応お尋ね申上げます。
【次の発言】 只今政務次官から価格その他の点で内地の採油業を保護して行かれるというよ……

第6回国会 通商産業委員会 第6号(1949/11/21、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 只今委員長からの御質問もありましたので、委員長の質問の趣旨も私極めて同感なんでありますが、ちよつとここで一、二お尋ねしてみたいと思うのでありますが、只今振興局長が説明されましたことは、相当積極的に検査をやることと、そうして而も指導的に製品の向上を図つて行くというような御説明だつたので、私そういう方面の職員なんかも相当殖えて、積極的なそういう中小工業の指導に当つておやりになるのかと考えておりましたが、今大臣は今後こういう臨検検査のできる制度を設けて置くということで、極めて消極的に考えられるのですが、一体実際の運用はどういうふうにおやりになるんですか。これは鎌田さんも今御意見がありま……

第6回国会 郵政委員会 第1号(1949/10/28、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 奥君の動議に賛成いたします。


■ページ上部へ

第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 通商産業委員会 第11号(1950/03/02、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 帝石法の改正につきまして二三の点をお尋ねしたいと思いますが、石油が産業活動に非常に大きな影響を持つものであるということは、私が今更申上げるまでもないと思うのでありますが、国産原油につきましては、石油類の需要額が厖大なものであつて、一方国産原油がその一割見出しかないという点からしまして、一般国民の国産原油に対する認識は非常に低いと思うのでありますが、これはまあ以上申上げましたような状況で止むを得ん点だと思いますけれども、政府の方でもこの国産原油に対して非常に軽く考えておるのじやないかという疑いを持つておるものでありますから、従つて私は以下二、三のことをお尋ねしてみたいと思うのであり……

第7回国会 通商産業委員会 第12号(1950/03/04、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 私は中小企業の問題が非常に重大化している最近、たまたま池田大蔵大臣から一日の記者団談話において問題を投げているということにつきまして、この大蔵大臣の談話は單なる導火線と考えておりまするので、今日は吉田総理若しくは林副総理の御出席を願つてお尋ねしたい点を用意して参つたのでありますが、まだ総理も副総理もお出でがないようでありますから、池田通産大臣に対しまして具体的な二、三の点についてだけお尋ねいたしまして、池田通産大臣に対する質問を終りたいと考えるのであります。  先ず第一に昨日の本院の緊急質問並びに答弁もずつと承わつておりましたし、衆議院の方でもいろいろあの問題に対して質疑は聞いて……

第7回国会 通商産業委員会 第13号(1950/03/09、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 私は先回二、三中小企業の振興策につきまして大臣にお尋ねしたのでありますが、そのときに私が見返資金の問題についてお尋ねしたのに対して大臣から、半額市中銀行負担であるけれども、これは市中銀行の方が優先弁済であるから危險補償の意味がある、という御説明があつたのでありまするけれども、私がその際お尋ねしたのは、この見返資金を借りられる中小業者以外に、市中銀行が全然相手にしないような零細な業者の中にも立派な製品を作り、立派な能率を挙げ、而もそれが輸出品なり、生活必需品に相当な需用があるというような業者も相当あるので、そういうものを救済する方法としてお考え願えないかというふうにお尋ねしたつもり……

第7回国会 通商産業委員会 第14号(1950/03/16、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 結城さんから質疑打ち切りの動議が出たようでありますから賛成いたします。
【次の発言】 第二條の第五項に「政府は取引上の危険が大であるとき、その他この法律による再保険事業の経営上必要があるときは、将来にわたつて、再保険を引き受ける輸出信用保険の保険金額を制限し、又は再保険の引受をしないことができる。」というふうにありますね。これはどういう場合ですか。
【次の発言】 次の第六項には「政府は、再保険契約に基いて支拂うべき保険金の総額が国会の議決を経た金額をこえない範囲において、再保険契約を締結するものとする。」云々とあるのですが、只今の五項の御答弁によると、仮に輸出が非常に活発になつた……

第7回国会 通商産業委員会 第20号(1950/04/20、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 私さつき、第一條と第五條についてお尋ねしたのでありますが、大変懇切而も明確に、政務次官から御答弁願つたのでありますが、この第一條の組合運動に関する問題は、私はやはり法律に明記してなければ私の心配するような取扱上の何が起きる場合もあると思いますから、折角さつき明確にお答え願いましたので、別な政令を出すか或いは通牒を出すかという点、もう一遍恐縮ですけれどもお答え願つて、速記録に一つ止めて置きたいと思いますので、お願いいたします。
【次の発言】 次に私お尋ねいたしますのは、輸出の届出とか、輸入につきましても許可制を採ることにして、更に輸出入については特に公開する義務を規定することがいい……

第7回国会 通商産業委員会 第25号(1950/04/28、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 提案者に二三お尋ねいたしたいと思いますが、先ず第一番に私お尋ねいたしたいのは、提案者におかれましては、現在すでに石炭は国際価格即ちアメリカの石炭の価格なんかに比べますと、同じくらいのカロリーのものであつて、五割を超える程も日本の炭価が高いという問題が、これは日本の産業の国際競争の上にも非常に大きな影響になつておると考えられるのでありますが、而もこれは補給金政策も撤廃されて、そしてこの石炭を基礎資材とするいろいろな産業に大きな障害を与えておるわけでありますけれども、こういう問題、並びに将来開らん炭とか或いは撫順炭とかいうものが輸入せられるというような場合における日本の石炭鉱業の在り……

第7回国会 通商産業委員会 第27号(1950/05/01、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 先般衆議院の提案者からいろいろ説明を聞きましたのですが、この国管法が実施されました時分に大手筋の炭鉱も小山も盡くが新鉱開発はとてもやる力がないから国に委すということを口を揃えて我々に言つておることを、今日もはつきり記憶しておるわけですが、その後実際状況が余程変つて今の石炭産業は十分新鉱開発も自力でやれる程実力が回復しておるのかどうか、そういう点について政府側はどういうふうに見ておるのかその点お伺いしたいと思います。尚私はずつと委員会を欠席しておりましたので前のどなたかの質問に重複するものがあれば御注意願つたら撤回いたしますから……


下条恭兵[参]委員会統計発言一覧(全期間)
| 1期|- 2期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(参議院1期)

下条恭兵[参]委員会統計発言一覧(全期間)
| 1期|- 2期
第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 鉱工業委員会鉱業小委員会 第2号(1947/10/04、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(下條恭兵君) それでは只今から鉱業小委員会を開催いたします。  今日は北海道における家庭越冬用燃料の價格に関する請願というのが一件福島縣亞炭採掘中止に関する請願が一件、同じく同樣な陳情が一件、これだけを議題に供すもわけであります。  最初に北海道の家庭用燃料價格に関する請願の紹介者でございます堀末治君に一應御説明願つて、それから審議することにいたしたいと思います。掘さんどうぞ。
【次の発言】 他に御意見ございませんでしようか。……御意見も他にないようでございますから、田村さんの御提案通り採択に決定いたしたいと思いますが、いかがですか。

第1回国会 鉱工業委員会石炭・鉱業連合小委員会 第1号(1947/09/17、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 大體北海道の暖房炭の實状については分つたと思いますので、請願についてお願いしたいと思いますが……。
【次の発言】 今日は北海道の暖房炭あたりから發展しまして、可なり幅が廣く石炭問題のいろいろな問題に論及して行つたようでありますけれども、今日のなには請願をどう處理するかという問題が中心だつたと思いますので、取敢えず今問題になつている諸般の大問題を促進するなり、解決するためにもその請願を取上げて政府の方へ暖房炭は増してやることを申入れるとか何とかいう方法が今の問題を解決する方法になると思いますので、そのいう方法をお採り願つていかがでしようか。


■ページ上部へ

第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 決算・通信連合委員会 第1号(1948/07/03、1期、日本社会党)【政府役職】

○政府委員(下條恭兵君) 只今議題となりました逓信省設置法案並びに逓信省設置法の施行に伴う法律の整理等に関する法律案の提案理由について御説明申上げます。  今回、逓信省におきましては、この逓信省設置法を制定いたしまして、中央地方を通じ、部内全般に亘りまする機構の改革を企図いたしておるのでございますが、その趣旨といたしますところにつきまして以下御説明申上げます。逓信省の所管事務は、第一には、郵便、電信、電話、郵便貯金、簡易生命保険等の事業、いわゆる通信事業の経営でありまして、事業に從事する從業員総数は四十一万余に達し、この点に関しまする限りにおきましては、他の一般行政監督官廳と余程面目を異にして……


■ページ上部へ

第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 内閣・逓信連合委員会 第1号(1948/11/24、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 私共前内閣の末期に、二省分割の方針だけ決定しておつたのでありますが、幸いに吉田内閣におきまして、二省分割案をそのまま採用して頂いたことは有難く思つておるわけでありますが、と同時に、逓信省の機構問題は殆んど三年越しに及ぶ問題でありまして、そのために四十万從業員にいろいろな不安を與え、これが通信事業復興に惡い影響を與えておつた点が非常に多かつたのであります。從いまして、私共は一日も早くこの二省分割案が法案として成立いたします。ことを念願しておるのであります。大臣がおいでになりましたら、一、二の点についてお尋ねしたいと思いましたのですが、大臣が不在でありますから、鈴木政務大臣にお尋ねし……

第3回国会 内閣・逓信連合委員会 第2号(1948/11/25、1期、日本社会党)

○下條恭兵君 私は昨日政府委員の方に二、三の点をお尋ねしまして大分はつきりして参りましたが、又今日午前中各委員からの質問で大体了解ついた点が多いのでありますが、一、二の点につきまして逓信大臣にお尋ねいたしたいと思います。  先ず、私共は前内閣で決定した、両案を昨日も申上げたのでありますが、吉田内閣で継承して法律案を提出いたしたことは謝意を表する次第でありますが、この先ず電氣通信省の方からお尋ねいたします。第一條を見ますと、「事業を合理的、能率的に経営し、且つ、所掌行政事務を能率的に遂行するに足る組織の基準を定めることを目的とする。」こう書いてありますが、この組織を見ますと、現在の逓信省の組織に……



下条恭兵[参]委員会統計発言一覧(全期間)
| 1期|- 2期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

下条恭兵[参]在籍期 : | 1期|- 2期
下条恭兵[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 1期在籍の他の議員はこちら→ 1期参議院議員(五十音順)  1期参議院議員(選挙区順)  1期参議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。