このページでは小宮山常吉参議院議員の1期(1947/04/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は1期国会活動統計で確認できます。
○小宮山常吉君 私は地方税法案に小宮山として賛成をいたすものであります。(「小宮山個人か」と呼ぶ者あり) 賛成理由の第一は、そもそも真の民主主義政治は住民による地方自治の基礎の上に立つものでなければならんと考えるのであります。そして、そのためには地方自治を運営する土台としての財源は、住民の責任において確保される仕組にして行かねばなりませんと考えます。現行の制度は余りにも政府の決定したものに依存し過ぎるように考えます。又與えられました税源も甚だ僅少に失しております。それがために、一面においては地方団体の理事者は、その税制の運用に当りまして住民負担の均衡化を図り得る余地に乏しく、同時に又他面、寄……
○小宮山常吉君 この二十倍というのは資本の二十倍というわけでございますか、どういうのでございましよう。
【次の発言】 もう一度お尋ねしますが、この二十倍を超えない範圍になれば證券取引の金融は業者が自由にやれるわけでございますね。
【次の発言】 お尋ねいたします。この證券業者がこれから新規に取引所に加入するのには、協會をどうしても通じなければやはりいけないのですか。
【次の発言】 私いろいろそれについて知人から聞かれたのですが、どうも取引所だけならばですけれども、協會を通ずるということが非常に手數だ、證券業協會というものが非常に昔型のものであつて、封建的のものであつて、あそこでどうも、三、四の幹……
○小宮山常吉君 この抽選の四月一ぱいで專賣局としては賣崩す自信があるのでございますか。残りましたのはどういうふうな方法を取りますか、一つ伺います。
【次の発言】 政府として煙草の抽選をして、その後が賣れなかつたら値下げをするという氣持であつたらば、抽選附も政府の豫定通り賣れるかということが如何でございますか。一般が抽選で買わなくとも今に賣れないから値下げが出る、値が下るじやないかという氣持から、抽選附も豫定通りの賣行ができないじやないかということがありますが、その點どんなふうにお考えですか。
【次の発言】 古い貸付の回收に見込は今のところないのでございますか。
○小宮山常吉君 ちよつとお尋ねしますが、一般からいろいろ聽いてみまするに、輸出品の不合格品のストツクが大分おありだというようなことですが、その金額はどのくらいだというような、それについての貿易廳の調査というもの、貿易業者とどういうふうな関係になられておるかということをお尋ねしたいと思います。
○小宮山常吉君 公團を廃止にしまして、酒が本当に円滑に廻りますかということと、それから大藏省の方で公團を廃止にしまして、税金の点が、公團がある、ないのその差はどのくらいの差違がありますか。
【次の発言】 只今のお話にございましたが、その三ヶ月くらいの期間で只今あなたがおつしやいましたように、完全とは行きますまいが、大体統制が取れますか。尚國家の財政上いろいろの面から行きまして、公團を廃止するということは結局税制の面に関連して來ると考えますが、その点も相当にお考えの上に今度の法案を出されたかどうか。
○小宮山常吉君 次官にお尋ねします。この今のような財政のときに何百億というようなストツクを何とかもつと迅速に、金融を円滑に、政府として貿易廳並びに係の方を督励して頂きたい。特に聞きますところによりますと、そのストツクの中に相当な輸出に適わない不良品もあるというようなこともいろいろ聞いておりますが、こういう点をも一つ特に政府として督励して頂きたいということと、是非できるものならこの際本当に貿易廳、商工省あたりが特にかかりまして、このストツクの整理をなすつたならば非常に金融も円滑に行くのじやないか、こう思うのであります。この点政府として督励して頂きたいと思います。
○小宮山常吉君 ちよつとお尋ねいたしますが、昨年煙草の値を改正して日がないように思いますがね。あのときにもつとこういうふうなことをお考えにならないで、値段を続いて改正するというような意味で……それで今度の改正は國家財政の関係で仕方ないと思いますが、こういうふうに予算を組みましても賣行だとかあらゆる点で予算通りに行きましようかという点と、一般の皆さんが煙草を喫んで多少價値のあるというところまでにはなかなか客易じやないと思います。値上げをしても予算通りに、賣行或いは財政收入が如何かと思います。こういうことをお尋ねしたいのですが……。
【次の発言】 政府にお尋ねいたしますが、この物納ですがね。押えた……
○小宮山常吉君 金資金の特別会計法の審議ですが、砂金政策というものが極めて抽象的のように、今日まで余り政府として重きを置かんように考えておるようでありますが、二十四年度の予算がドツジ案として均衡のある予算を組んだのであるが、この予算を通じて、日本は金本位に帰るという出発点であると言われるが、政府はこの点にどういうような具体案を拵えておるかということを伺いたい。
【次の発言】 今、具体的な生産の政策だとか、主要鉱山の復興の予定というようなものは大藏省として分りませんか。
【次の発言】 ちよつと伺いますが、爲替レートの問題は最近どういう事情になつておるか、一つお聽かせ願いたいと思います。
○小宮山常吉君 ちよつとお伺いいたしますが、只今あなたからいろいろお話を伺いまして、日本銀行の改正が成りまして、中小企業の金融、併せて今一般が輸出産業の振興という今日の時に、こういうような法案が出まして、これが通過しましたといたしましたならば、全体の中小企業の金融は如何でしようか。中小企業にもつと金融は窮屈になりますか。
【次の発言】 日本銀行に中小企業の專門の部ができるということも、これは殆んど分つておるのでございますか。
【次の発言】 あなた方はこういうような法案が出まして、これに賛成の御意向ですか、こういうものはあつても別に差支えない、こういうものがあつても何にもならない、どちらのお考え……
○小宮山常吉君 ちよつとお尋ねいたしますが、貸金業取締規定によりまして貸金業者の無担保の貸付と確実な担保のある貸付業者と、こういうふうな点、今後この法律によりまして日歩はどの程度に大藏省としてお考えになられているか、これが一つと、又無盡業者又預り金の日歩は、割合に今までは安くて、貸付は年一割三分くらいに一應決められたというような規定があるようですが、無盡には抽籖だとか又入札があつて、庶民の人が扱うときには割合に高利のような感じがするということを聞いておりますが、これは後で配当というようなものがありますから大変に貰えるので、まあ使うときに少いが、配当が取れるという意味からだと思いますが、又今後貸……
○小宮山常吉君 日本銀行の一部を改正する法律案を数日に亘りまして審議をいたしましたので、審議を打切りまして討論を願いたい、そうして採決を願いたいと思います。
○小宮山常吉君 お尋ねしますが、十五年以上になる者が陪審式試驗というと、これにパスした者はいいと思いますが、パスしない者はここに失業だとか、いろいろな問題ができるのじやないか。それから年限も十五年経たずに十二年でも陪審式試驗というものはできるというようなことを……。
○小宮山常吉君 私ちよつと皆さんに申上げます。私は皆さんみたいに政治は余り明るくありませんので、政治のことにつきましては本当に素人でありますから、議院運営の方で何分私を勤めさして頂く上には、皆さんがどうか是非いろいろ私に御指導下さり又いろいろお話下さいまして、何分の議院運営に役立つように働かして下さることをお願いいたします。
○小宮山常吉君 この拂下につきましては、もう新聞にある通りでございますから、国会の方の都合を見て調査を国会に一遍させて頂くことがいいかと私は考えます。
○小宮山常吉君 この二ケ年というのはどうして延ばしたわけですか。
【次の発言】 もう一つお尋ねいたしますが、今あなたのお話で五十万円の資本というように聞きましたが、五十万円の正金を業者が手許にしよつ中置く金でありますか、この五十万円というものが手許になければいけないというのですか。いろいろ聞いて見ますと、証券業者の取引所の会員などは随分無法な、資本が少くてやつておるというのですが、これは二ケ年も延ばさずに一年とか半年とか、五十万円の資本なんかは今日の国家の紙幣のあれから言つてもできるのじやないかと私は思いますが……。
【次の発言】 もう一つお伺いしますが、証券業者がやはり銀行と同じようにいろい……
○小宮山常吉君 たばこが値下げをしましても、これで品質には変りはないのですか。又専売公社としてあらゆる收支に影響はないのか。こういうふうに値下げができるんだつたら、この前のときに値下げをして、国民に安いものを喫煙させたらよかろう。今度値下げしまして、品質が落ちるかということと、公社の方はこれによつて收支のあれについては、差額はないか、こういうことでございます。
○小宮山常吉君 薪炭のこの前の別の大きな損失の五十四億何がしというのは今どういうふうに処理してるんですか。
○小宮山常吉君 私共がこの案に対しては、それはもう賛成している。今日いろいろ住宅の面から、中小企業の救済の面からよいことと考えているが、緑風会が一致しておりませんから、今日の採決は延ばして頂きたいと思います。
○小宮山常吉君 私は緑風会を代表してこの案に賛成はいたしますが、罰則について旧法より非常に軽くなつておりますが、この罰則については一層強く取締をされんことをお願いしまして賛成いたします。
○假委員長(小宮山常吉君) 只今から經工業の小委員會を開きまして小委員長の選擧を行いたいと思いますが、それにつきまして一つ皆さんの御意見を伺いたいと思います。ちよつと速記を止めて……。
【次の発言】 速記を始めて。それではいろいろ都合がありまして、今日の小委員會を散會します。
午前十一時五十一分散會
出席者は左の通り
委員長 小宮山常吉君
委員
川上 嘉市君
荒井 八郎君
大屋 晋三君
鎌田 逸郎君
玉置吉之丞君
○假委員長(小宮山常吉君) それではこれから輕工業の小委員會を開會いたします。
昨日小委員會を開きましたところ、連絡ができませんのと、私が馴れませんために、皆さんに大變にお手數を煩わしたり、お氣持の上に……私もお氣の毒に感じておるわけであります。それでは改めまして今日小委員會を開きまして小委員長の互選を行ないたいと思います。
【次の発言】 只今玉置さんからのお話しでありますが、いろいろお話し申上げるまでもありませんが、もし皆さんが御異議ありませんといたしましたならば、私が小委員長の御推薦を申上げたいと思いますが、如何でございますか。
○小宮山常吉君 中小企業廳設置法案につきまして商工大臣にお尋ねいたしたいと思います。政府が今般中小企業廳を設置して我が國の中小企業の健全なる育成を圖らんとする決意を示されたことは、本問題の重要性に鑑みまして、誠に當を得た措置として私共も喜んでおりまするが、これにつきまして、政府において眞に中小企業の育成を圖らんとするならば、中小企業の健全なる發展には、やはり資金の融通と資材の獲得について強力な權限を中小企業廳に付與なさるお氣持があるかどうかというようなことを伺いたいと思います。 右の理由によりまして、私の考えでは、本案を左の通り修正を願いたいと思います。第三條の第一項に左の各號を加えることを……
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