藤森真治 参議院議員
1期国会発言一覧

藤森真治[参]在籍期 : | 1期|- 2期
藤森真治[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは藤森真治参議院議員の1期(1947/04/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は1期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(参議院1期)

藤森真治[参]本会議発言(全期間)
| 1期|- 2期
第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 参議院本会議 第60号(1948/07/05、1期、民主党)

○藤森眞治君 本日一日本院の御指名によりまして、私共藤森眞治、中川幸平、内村清次、國井淳一、井上なつゑの五名は、北陸地方の大震災の状況を視察することに相成りまして、同夜直ちに東京を出発して震災地に参りまして、つぶさに現地の状況を視察いたしまして、でき得るならば本國会会期の終らない中に御報告いたしたいと存じまして、漸く本朝帰つて参りました次第でございます。何分にも、交通の杜絶しております各地を急いで視察しまして、先刻漸く帰京いたしましたばかりでございますので、報告事項の整理の暇もなく、又疲労も十分回復いたしておりませんため、甚だお聴き苦しい点が多々ございますと存じまするが、この点悪しからず御了承……


■ページ上部へ

第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 参議院本会議 第40号(1950/04/07、1期、民主党)

○藤森眞治君 只今議題となりました精神衛生法案は、本院厚生委員会全員並びに中山、谷口両議員の提出法案でありまして、一昨五日の厚生委員会におきまして中山壽彦議員より提案の理由及び内容の説明がありました。その審議の経過並びに結果について御報告申上げます。  先ず本案の提出理由及びその内容の大要について簡單に御説明申上げますると、現在精神衛生に関する法律といたしましては精神病者監護法と精神病院法の二つがあります。精神病者監護法は明治三十三年の制定にかかるものであり、又精神病院は大正八年に作られたものであります。前者につきましては制定されましてから五十一年間、後者につきましては制定後三十三年間、その間……

第7回国会 参議院本会議 第42号(1950/04/19、1期、緑風会)

○藤森眞治君 只今上程されました医療法の一部を改正する法律案及び健康保險法等の一部を改正する法律案に関する厚生委員会における審議の経過並びにその結果を御報告申上げます。  先ず医療法の一部を改正する法律案について申上げます。  本法案は本院が先議でございまして、その提出の理由を簡單に申上げますると、社会保障制度の具体的構想も漸く明確になろうとしておる際でありますので、医療機関の整備につきましては、いわゆる公的医療機関の整備と併せて、私的医療機関の協力態勢を整えることの緊急なことは申すまでもないのであります。一昨年の第二国会におきまして制定されました医療法は、近代医療を行うにふさわしい諸種の條件……

第7回国会 参議院本会議 第45号(1950/04/24、1期、緑風会)

○藤森眞治君 只今議題となりました、結核予防対策確立に関する決議案につきまして、発議者を代表いたしまして提案の趣旨を御説明申上げます。  先ず案文を朗読いたします。    結核予防対策確立に関する決議   わが国における結核のまん延は、長期にわたり戰時状態の非常な悪條件に曝されたため今なお極めて優慮すべき現状にある。即ちその患者数は百数十万にのぼり、死亡数は年間十四万の多きを算え、欧米文化諸国の五、六倍に達している。   結核が患者及び家族に與える精神的、物質的苦痛は言をまたないが、これがひいては、国家経済に甚大な損失を及ぼし、文化国家の再建に一大障害となつている。   最近結核の死亡率は、徐……

第7回国会 参議院本会議 第49号(1950/05/01、1期、緑風会)

○藤森眞治君 只今上程せられました兒童福祉法の一部を改正する法律案、公衆浴場法の一部を改正する法律案及びクリーニング業法案につきまして、厚生委員会における審議の経過並びにその結果を御報告申上げます。  先ず最初に兒童福祉法の一部を改正する法律案について申上げます。  先ず本改正案の内容を簡單に御説明申上げます。第一には、療育施設を虚弱兒施設と肢体不自由兒施設に分けたことであります。第二には、中央兒童福祉審議会の委員及び臨時委員は非常勤の国家公務員であり、任命権者である厚生大臣によつて任命せられるので、「委嘱する」という表現をやめたことであります。第三には、妊娠の届出を受理した市町村長の義務につ……

藤森真治[参]本会議発言(全期間)
| 1期|- 2期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(参議院1期)

藤森真治[参]委員会統計発言一覧(全期間)
| 1期|- 2期
第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 厚生委員会 第2号(1947/07/30、1期、民主党)

○藤森眞治君 この傳染病予防法の内容をもう一度そつくり御説明願つたらいかがでしようか。
【次の発言】 第何條何々がどうと書いてありますが、これはどういうふうになるというように具体的に御説明願えまれば、非常に分り易くていいと思いますがね。例へば第二十五條の六分の一乃至三分の一を二分の一に改めてこういうふうになる。これはこういうふうになるというように御説明下されば非常に分かり易くていいと思います。

第1回国会 厚生委員会 第4号(1947/08/05、1期、民主党)

○藤森眞治君 この保健所改正案によりまして、地方の公衆衞生の向上増進こういうことをお図りになるのは非常に結構なことだと存じます。就きまして各條に亙つて逐條的にお伺いしたいのでありますが、先づ最初に概括的に二、三の点をお伺いしたいと存じます。第一に從來、保健所は保健指導ということを目的として、診療ということはやつておられなかつたようであります。殊にこの戰爭中地方におきまして非常に医療施設のなくなりました際でさえ、尚この方針を変えずに、診療には從事せず、專ら保健指導という面ばかりお進めになつたようでありますが、現在におきましては、御承知のように地方におきましても、戰災或は引揚、復員その他の関係によ……

第1回国会 厚生委員会 第5号(1947/08/06、1期、民主党)

○藤森眞治君 昨日政府委員に概略的の質問を申し上げたのでありますが、今日は引続いて各條項にわたつて逐條的にいろいろな点でお伺いいたしたいと思います。つきましては委員長にお願いしたいと思いますが、少し時間を取るかも知れませんので、全部を一囘に申上げるわけには行きませんから、或いは二、三囘に切つてお伺いするかも知れません。発言の許可をよろしくお願いいたします。  先ず第一保健所法の第一條についてお伺いしたいのですが、都道府縣又は政令で定める市がこれを設置するとなつておりますが、この設置す場所の標準、これはどういうふうな標準によつて設置されるものかということを伺いたい。  それから第二條につきまして……

第1回国会 厚生委員会 第6号(1947/08/07、1期、民主党)

○藤森眞治君 動議の提案の理由を申上げます。我が國の医療制度は今いろいろな方面から見て十分研究されなければならん状態になつております。厚生省におきましても、すでに医療制度審議会といふものを設けられまして、いろいろな方面から審議しております。曾てこの審議会には貴衆両院からこの審議会委員が出ておられましたが現在は國会法第三十九條の規定によりまして、議員が行政各部の委員その他になることができないということになつております。而もこの医療制度の研究ということは、これは我が國の現状といたしまして非常に重大な事柄でありまするので、我々は國会の立場においてこれを研究して見る必要があろう、こういうふうに存じます……

第1回国会 厚生委員会 第7号(1947/08/09、1期、民主党)

○藤森眞治君 ちよつと速記を止めて下さい。
【次の発言】 ちよつとお尋ね申し上げますが、この麻藥の取締を麻藥統制主事、これで罪を捜査しようというのと、又一方、司法警察の方との関係でございますね、これはどうなるのか、二本建になるのか、或いは一本建で参りますのでしようか。それから「麻薬統制主事捜査ヲ行ヒタルトキハ司法大臣ノ定ムル所ニ依リ速ニ事件ヲ檢察官ニ送致スヘシ」とありますが、この檢察官というのは何を意味しますか。一方、檢察官の指揮を受けずに厚生大臣の指揮を受ける、こういうことになつておりまして、厚生大臣の指揮の下に自由に犯罪の捜査をすることができるそうして置いてこれは又直ぐに、檢察官の方へ送致……

第1回国会 厚生委員会 第14号(1947/09/18、1期、民主党)

○藤森眞治君 第十五條についてお伺いしたいのですが、政府の方で必要があれば、日本医療團の所有する財産を優先的に買上げ得ることになつておりますが、これについて政府の方で一つの方針ができておりますかどうかということをお伺いしたいのでございます。尚承りますところによりますと、或る一定度の医療團の診療所というものが、又再び前の所有者に返されるということも承つております。而かあるベきこととは存じますがこれにつきまして巷間いろいろ面倒な問題が起つているということを噂に承つております。これに対して厚生省としてはどこまで医療團の方にお話ができまするのか、いわゆる監督の立場において、医療團が精算に入りましたとき……

第1回国会 厚生委員会 第15号(1947/09/19、1期、民主党)

○藤森眞治君 この法案の第一條におきまして「すべて國民は、兒童が心身ともに健やかに生まれ、且つ、育成されるように努めなければならいない。」ということになつております。この法案全体を見まして、成る程この心身の心の方面に向つては相当準備が拂われておると存じますが、体の方、身の方についてはその注意が心の方に及ばないのぢやないかというような感じを受けますのでそれについて一二お尋ねを申したいと思います。  第十九條におきまして「都道府縣知事は、妊産婦又は乳兒若しくは幼兒の保護者の対して、保健指導を受けることを勧獎しなければならない。」ということになつておりますが、なぜこの幼兒までと限定されまして、少年の……

第1回国会 厚生委員会 第17号(1947/09/22、1期、民主党)

○藤森眞治君 私は東京都小林一惠外六十九名の方々の本案制定反対に関する請願書の紹介議員でございます。この内容につきましてはすでに昨日縷々述べておられまするので、ただ反対の請願書をお取次ぎするということにいたしまして、請願の理由はもう盡されておりまするので省略いたします。改めて又私の意見を、又委員としての意見は別の機会に述べたいと思います。

第1回国会 厚生委員会 第18号(1947/09/25、1期、民主党)

○藤森眞治君 私は極く簡單にお伺いしたいのですが、実は私は今日まで政治を知らない田舎の一開業医者として、いろいろ政府の施設方面を実行して來た者であります。その間におきましていろいろ不便を感じたり、又不可解な点を体驗して参りました。と申しますのは同じ目的を以て作られておる施設、或いは法律というものが各方面から出て來る。そのために一つの目的がそういうことに煩いされて、十分貫徹されないという憾みを度々体驗したのでありますが、今囘この兒童福祉法案の審議に当りまして、その実例に当りましたので、この点について少しお伺いしたいと思います。  勿論片山首相がこの法律の條文を一一御存じはないとお察しいたしまする……

第1回国会 厚生委員会 第19号(1947/09/27、1期、民主党)

○藤森眞治君 この二十三條の救助の種類の点についてお伺いしたいのですが、この中で金に関係のあるのが第五の項目、「生業に必要なる資金」こうなつておりますが、この非常災害の際におきましては、罹災民の預貯金というものが非常に重大な関係を持つのでありまして、勿論食品或いは衣類その他の物資の必要は申すまでもありませんが、その次にすぐ起つて來ることは、自分の持金のこと或いは預貯金のことでありまするが、罹災いたしまして、貯金通帳の紛失或いは流失或いは燒失、こういうようなことがありますので、これに対しては罹災民の預貯金に対してはどういうふうな御処置を取られますのか、それを伺いたいと存じます。  それから第二に……

第1回国会 厚生委員会 第25号(1947/11/13、1期、民主党)

○藤森眞治君 先程厚生大臣から司法行政と厚生行政の一元化の希望を承わりまして、これと同時にかねて私は質問を申上げて置きました点を希望いたしまして、この衆議院の修正案に賛成したいと存じます。と申しまするのは、  河崎委員からもお話がありましたのと関連しておりますが、この第十九條におきましては、乳兒、幼兒まではこの法案によつて保健の指導をされるということになつておりますが、幼兒以後、いわゆる本法案に定められておりまする兒童については、乳児以後の保健指導というものが含まれておらないのであります。これは字の上で承わりましたが、学童においては学校衞生でやるんだ。そういうお話でありますが、幸いに司法行政と……

第1回国会 厚生委員会 第28号(1947/11/25、1期、民主党)

○藤森眞治君 第二條にお尋ねいたしまするが、赤十字社はこの標章及び名称を用いることができるというのは、赤十字社の所有物、或いは使用物件その他すべてに標章を用いていいという意味でございましようか。  それから第三條で「傷者又は病者の無料看護に專ら充てる場所を表示する……」。現在の赤十字社の経営しておりまする病院を見ますと、殆んど赤十字の標識が附けてある。併し赤十字社病院というものは、決して今無料、或いはそれに類する救療は殆んどやつていないという現状であります。むしろ民間の普通の診療と大差ないような現状であります。而もこの標識を附けてあるということは、第三條に牴触することがごザいますか。その点をお……

第1回国会 厚生委員会 第29号(1947/12/02、1期、民主党)

○藤森眞治君 それでは私から御報告いたします。本案は、健康保險法及び厚生年金保險法におきましては、被保險者及び保險給付を受ける者に対する各々の申出又は届出等の義務並びに健康保險法の被保險者及び保險給付を受ける者に対する罰則の規定は、各施行規則に規定せられていたのでありますが、この規定は、憲法及び行政官廳法の規定に違反するものでありまして、同法施行と共に失効すベきものを、先に制定実施せられました日本國憲法施行の際現に効力を有する命令の規定の効力等に関する法律の規定によつて、本年十二月末日までは、その効力を有することになつたのでありますが、來年一月一日以後におきましては、その規定が失効いたしますの……

第1回国会 厚生委員会 第30号(1947/12/04、1期、民主党)

○藤森眞治君 当小委員会の請願審査の結果を御報告申上げます。  請第四百四十三号、國立遺傳学研究所設立に関する請願  請第四百七十号、盲人の鍼灸術を存続することに関する請願  請第四百八十五号、鍼灸師法制定に関する請願  請第五百三号、鍼灸師法制定に関する請願  請第五百十二号、鍼灸師法制定に関する請願  右五件の請願は、いづれも議院の会議に付し、且つ内閣に送付するを要するものと決定いたしました。  次に、請第四百三十三号、鍼灸医法制定に関する請願  右の請願は内容において遺憾の点がありますので、議院の会議に付するを要しないものと決定いたしました。右御報告申上げます。

第1回国会 厚生委員会 第31号(1947/12/06、1期、民主党)

○藤森眞治君 御報告申上げます。國民の健康を増進確保することは我が國再建のために極めて重要な事項であつて、これがために民主的な日本に即應する医療制度を速かに確立しなければならないがこれが基本調査を行うため八月十一日議長の承認を得て八月十六日医療制度調査に関する小委員会を設けて、委員十二名を選任し、八月二十六日第一回小委員会を開催、藤森委員を小委員長に、草葉委員を副委員長に互選し、ここに小委員会の成立を見ると共に爾今小委員会において調査すべき諸問題につき檢討をいたし、その結果小委員会として審議要領を次のごとく決定いたしました。   医療制度審議要領  一、医療制度     医療國営     國営……

第1回国会 文化委員会 第7号(1947/11/11、1期、民主党)

○藤森眞治君 只今美術、建築その他のことにつきまして十分御意見を承りましてが、私はこれ以外の古典についての保存のことについて承りたいと存じます。第一には雅樂、舞樂、これは各地の神社等に若干残つておりますが、完全にこれが残つておりますのは、今日までは宮内省の下におきまして残つております。併しながら現在の状態におきましてはこれの將來が甚だ怪しまれるのではないかという杞憂の念をいたされるのでありまして、これにつきまして何か文部省の方でお考えになつておりましようか。それが一つ、尚その次には古い儀禮その他、例えて申しますと、京都の祇園祭であるとか、或いは平安神社の祭であるとか、或いは平泉の延年舞、或いは……

第1回国会 文化委員会 第8号(1947/11/20、1期、民主党)

○藤森眞治君 この觀光問題につきまして片山首相から現在の經濟状態その他のお話がございまして、御尤も至極でございますが、我々の觀光委員として申しておりまするのは、今直ぐに大きな經濟を以てやろうというわけじやありませんので、この經濟状態の惡いことは皆よく承知しておりますから、ここに何とか審議機關を作つてそうして今後の觀光問題に對する對策を作らなければならん、こういう所に主眼を持つております。幸い運輸大臣から運輸省の方において内閣直属のこういう機關を作ろうというお話がありました。非常に結構なことで、我々の考えておりまする目的と合致するところでありまして、どうぞよろしく政府の方において十分御勘考をお願……


■ページ上部へ

第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 厚生委員会 第9号(1948/06/08、1期、民主党)

○藤森眞治君 先般この醫療制度調査に關する小委員會に付託になりました請願、陳情の審議の經過及び結果を御報告申上げます。  五月十九日に本小委員會に付託になりました請願竝びに陳情の中で、五月二十二日及び二十四日の兩日に亙りまして審議して決定いたしました請願七件竝びに陳情十二件、合計十七件について御報告申上げます。  請願第八號、國立富山病院擴充に關する請願、紹介議員小川久義君外三名であります。この請願の趣旨は、富山國立病院は富日縣における唯一の國立病院であるが、戰災によりまして大半燒失した結果、現在では一般大衆に對する醫療は勿論、國立病院の使命である引揚、復員者等の救護さえ十分でない現状であるか……

第2回国会 厚生委員会 第10号(1948/06/10、1期、民主党)

○藤森眞治君 一昨日のこの委員會におきまして、私が醫療章度に關する小委員會に付託されました請願、陳情の審議の經過とその結果を報告しておりました途中、たまたま委員長から厚生大臣が藥事法案提案理由の説明のために、本委員會に出席されたという理由で、私の發言が中斷されました。そのことにつきまして、その際一應委員長に御質問申上げて、そうして御答辯も得たのでありますが、その御答辯の要旨なり、その時の會議の模様を速記によつて調べて見ましたが、遺憾ながら私には若干納得しにくい點がありますので、一應先達ての質問で打切るつもりでおりましたが、再度ここに御質問申上げたいと存じます。殊にこの委員會の時間も少く、この際……

第2回国会 厚生委員会 第11号(1948/06/12、1期、民主党)

○藤森眞治君 この法律は日本人以外の、いわゆる日本に國籍を持つておる人間に對してはどういうふうになりましようか。御承知の通り、日本の國籍がない人間で花柳病、性病に罹つている人が随分おつて、これが媒介の原因を随分作つておるのですから、これに對するお考へ、又取扱方をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて頂きましよう。

第2回国会 厚生委員会 第14号(1948/06/22、1期、民主党)

○藤森眞治君 医療制度調査に關する小委員会におきましては、先に審議要領を決定いたしまして、本委員会に報告いたしましたが、その後、鋭意各方面の研究調査をして參りました。この第二國会におきましては、目下医療關係の諸法案が提出されておりまするし、又提出されんとしております。こここに本小委員会は各方面の事項を勘案いたしまして、社会保險制度に対する方策というものを決定いたしましたので、医療關係諸法案の御審議に先だつて、一應御報告申上げたいと存じます次第でございます。お手許へ印刷物を差上げてありまするので、一應これと対照いたしまして、私が読上げて申上げる次第でございます。    社会保險制度に対する方策 ……

第2回国会 厚生委員会 第16号(1948/06/25、1期、民主党)

○藤森眞治君 医療制度調査に関する小委員に付託になりました請願及び陳情の中、六月十四日の審議し決定を見ました請願四件、陳情六件、計十件について審議の経過並びに結果を御報告申上げます。陳情文書表第三百六十二号、らい療養所患者の生活改善に関する陳情、同じく陳情文書表第四百四十号、これは鹿兒島縣國立療養所星塚敬愛園と群馬縣栗生樂生園からの陳情で、略々同樣の趣旨でありまして、これを一括して申上げますと、らい患者は再起の希望を失い、温かい肉親との絆を絶つて終生この療養所において終らなければならない運命にあり、尚その上に結核を併発する者が多く、二重の病苦に悩む実情にありまして、その死亡原因の六〇%が結核の……

第2回国会 厚生委員会 第17号(1948/06/26、1期、民主党)

○藤森眞治君 第八條ノ四につきまして、「申出ニ依リ療養ノ給付ヲ担当スル者ヲ定ムベシ」ということは、申出た者の中から又一定数が選択されるような感じがうるので、この点は申出た者全部が担当者になるというふうな方向に向けて行かれるかどうか。又そういうふうな精神でこの法が謳つてあるかということをお尋ねしたいと思います。  それから第八條ノ五に、「都道府縣知事ノ認可ヲ受クベシ」ということがありますが、これはすでに保險者と医療担当者とか協定した上に又認可を受ける必要がないように思われるが、この点は如何でしようか。  それから第八條ノ七、これの協議会の構成が「保險者ヲ代表スル者、被保險者ヲ代表スル者、医療担当……

第2回国会 厚生委員会 第18号(1948/06/28、1期、民主党)

○藤森眞治君 原案に賛成いたしますが、運営について誤まりなきを期せられたい。

第2回国会 厚生委員会 第19号(1948/06/29、1期、民主党)

○藤森眞治君 今修正案に賛成の御意見と、それから原案に賛成の方とあるように取れるようですが、そこをちやんと御整理なさつて……


■ページ上部へ

第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 内閣委員会 第5号(1948/11/30、1期、民主党)

○藤森眞治君 この両省設置の法案は、現在の行政簡素化の叫ばれておる際に逆行するような感じがいたしますが、それについて尚我々も若干考えなければならん点も有るんでアリマするが、併し時日も切迫しておりますし、尚將來において行政の簡素化ということの行われる際に、仮にこれが通りましても、これも一緒に簡素化それるものであるということを期待いたしまして、本案に賛成する者であります。


■ページ上部へ

第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 厚生委員会 第閉会後7号(1949/10/24、1期、民主党)

○藤森眞治君 よろしくどうぞ。
【次の発言】 私は長くこの厚生委員におりませんでした関係上、只今初めてこの報告を承わりました関係で、或いは私のお尋ねすることが多少或る意味において的違いになるようなことがあるかも知りませんが、只今山下委員の御報告の中に、精査した上で不正のいろいろな金が出ておる。而もこれはいろいろな方面に使われるから、この隠匿されたり或いは不正にできた金は、よろしい共同募金の方に寄付されるべきものだと、こういうふうにおつしやつたように思うのでありますが、寄付と申します社会通念からいたしまして、我々はどこまでもこれは強要すべきものではない。又一方にはそれが淨財でありたいという考え方……

第5回国会 厚生委員会 第12号(1949/04/21、1期、民主党)

○委員外議員(藤森眞治君) 先つき男子の避妊法の話が出ましたが、その時コンドームのことを言われましたが、私共最近これを調べたことがあります。姻草の姻を入れて試驗しておりますが、姻が出ないのが二〇%、その他はどこかに穴があいているらしい。

第5回国会 厚生委員会 第20号(1949/05/09、1期、民主党)

○委員外議員(藤森眞治君) 岡本さんにちよつとお伺いしますが、指定医以外の者は人工妊娠中絶ができないこういう規定に今度明らかになるのですけれども、そうすると指定医以外の者がやりました場合には、これは堕胎罪の対象になるものでしようかどうでしようか。殊に最近檢察側の方でもいろいろお考えになつて、いわゆる処罰の対象にはなつていないというのが最近の実例のようでございますが、その辺で若し指定医以外がやつた場合に堕胎罪の対象にはならないが、一方医師の身分という上から行政上の対象について或る考え方を持たなければならん、こういう難かしい点に逢着しておりますので、その点ちよつとお伺いいたします。

第5回国会 内閣委員会 第5号(1949/04/18、1期、民主党)

○藤森眞治君 ちよつとお伺いいたしますが、この一年間二百五十万円近くとありましたが、大体二十三年度におきましてはどういう方面に御賜與になつておりましようか、分りましたら……。
【次の発言】 若しお差支なければこの金額を……。
【次の発言】 そうして、この設置法はいつ頃國会に御提案になるお見込みでございますか。

第5回国会 内閣委員会 第8号(1949/04/22、1期、民主党)

○藤森眞治君 現在行政整理の行われなければならんということは、これはもう先程の首相の御説明でよく分りました。ただ行政整理が機構の改革であるとか、人員の整理だけでは十分でない、どうしても官紀といいますか、綱紀といいますか、この肅正が伴つて初めて立派な行政整理ができると思います。吉田総理は曾てずつと官紀肅正のことを申しておられますが、又先程も官吏の道徳的向上ということを申されました。これについての一つ御構想を承りたい。  尚殊にこの頃の樣子を見ますと地方からいろんな問題に対して続々と陳情に参りまして夥しい数に上つておる、これについては随分首相も恐らく御迷惑をお感じになる程多いと思います。こういうこ……

第5回国会 内閣委員会 第12号(1949/05/16、1期、民主党)

○藤森眞治君 國税廳が置かれまして、國内徴税の重要性が非常にはつきりいたしまするわけでございまするが、これにつきまして一番関係のありますのは税務官吏の問題でございまして、先般も本院におきましては税務官吏についての緊急質問がありましたが、徴税が重大さを加える程、尚この税務官吏については十分に考えなければならん点が非常にあるのでございまして、これにつきましていわゆる税務官吏の綱紀粛正、或いは官紀粛正という点についてどういうふうにお考えになつているかを伺いたいと思います。それから次に、只今アメリカからシヤウプ博士が参つておりますが、これにつきましていずれ税制改革がある。そういう改革があるものと予想さ……

第5回国会 内閣委員会 第14号(1949/05/18、1期、民主党)

○藤森眞治君 佐藤さんにお尋ねいたしますが、先程のお話の中に、國民医療が縮小されるというお話がありましたが、極く抽象的でよく分りませんので、どういうふうに國民医療が縮小されたのか、具体的の材料がございましたらお示しを願いたい。
【次の発言】 只今のお話は今大藏委員会に掛かつております國立病院の特別会計法案、これに関係するものでございますが、これにつきましては、私は前に予算委員会においても政府によく聞いたのでありますが、若干考え違いがあるのじやないかという感じもいたしますが、個々の病院において独立採算制を取るのじやない。國立病院、療養所、全体をまとめてこれを特別会計に移すのだ、決して一つの病院の……

第5回国会 内閣委員会 第15号(1949/05/20、1期、民主党)

○藤森眞治君 私は民主党を代表いたしまして、只今下條委員から述べられましたと同じ趣旨におきまして賛成する次第であります。

第5回国会 内閣委員会 第16号(1949/05/21、1期、民主党)

○藤森眞治君 本案については衆議院の修正案がありますので、一應政府の方からこの修正案について御説明を承わりたいと思います。
【次の発言】 本案につきまして修正意見を申上げます。第十六條中、「大阪財務部」の欄中「福井縣石川縣富山縣」を削つて、「名古屋財務部」の欄の次に次のように加える。「金沢財務部、」「金沢市、」「石川縣福井縣富山縣。」  同條中、「福岡財務部」の欄中に、「熊本縣大分縣鹿兒島縣宮崎縣」とありますのを削つて、同欄の次に次のように加える。枠をしまして、上に「熊本財務部、」次の下の欄に「熊本市、」その下の欄の「熊本縣大分縣鹿兒島縣宮崎縣」と入れる。この修正理由は、財務部の管轄区域を國税……

第5回国会 内閣委員会 第17号(1949/05/22、1期、民主党)

○藤森眞治君 私はこの設置法案中第二十九條の附属機関の中で、健康保險審査会と船員保險審査会或いは健康保險審議会、船員保險審議会、こういうふうな同一性質のものは、おのおの違つた法律の関係もありましようが、同一の性質のものは今後一本に纒めて頂く方がすべてに都合がいいのじやないかと考えますので、將來これを一本にして頂きたいという希望を述べまして、本案に賛成いたします。
【次の発言】 今堀君なんかとよく了解を得て……。委員長は議事進行の権限があるのですから、委員長の良心の下に議事を進行して貰う。殊に堀君、カニエ君がおられん場合の意向もよく酌んで、委員長の権限において良心的に進めて貰うということを了解を……

第5回国会 内閣委員会 第18号(1949/05/23、1期、民主党)

○藤森眞治君 小委員会における審査の結果を報告いたします。請願第四百六十八号及び第九百四十四号はいずれも東京芝浦電氣株式会社に対する過度の集中排除法適用除外の措置を講ぜられたいとの趣旨であり、請願第七百四十七号、第七百四十八号、第七百四十九号、第七百五十一号、第七百五十四号、第七百五十五号、第七百五十六号、第七百五十七号、第七百七十九号、第七百八十号、第七百八十三号、第七百八十四号、第七百八十五号、第八百七号、第八百八号、第八百九号、第八百十号、第八百二十三号、第八百三十八号、第八百三十九号、第八百五十四号、第八百五十五号、第八百五十七号、第八百六十一号、第八百七十六号、第九百十三号、第千六十……

第5回国会 内閣委員会 第19号(1949/05/25、1期、民主党)

○藤森眞治君 私は民主党を代表いたしまして修正意見を述べたいと思います。本案の附則のうち、5から10に亘ります間における苦情処理を否定してある事項、並に11の終りに「政令で定める。」と書いてありますのを、これを「法律で定める。」と、こういうふうに修正したいという修正意見を申上げます。
【次の発言】 それでは只今の私の言葉を少し訂正いたします。そういう修正意見を持つておるということに御了承願いたいと思います。そういう強い修正意見を持つておりますが、今日の事情に鑑みまして本案に賛成いたします。


■ページ上部へ

第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 厚生委員会 第1号(1949/10/26、1期、民主党)

○藤森眞治君 保健所のことについてちよつとお尋ねいたしたいのですが、三百いくつかの格外のものをクラスに上げるというお話があつたのですが、大体只今のCクラスの保健所そのものがまだ大分充実されなければならないと思うのです。格外のものを上げるというだけでなく。クラスをもう少し充実する。ここに二つの方法に分けられる必要があるのではないかと思います。殊に保健所は仕事が殖えまして一人では何もできないというような実情でございます。
【次の発言】 それからもう一つお伺いしたいのは結核病床の増床、これは勿論大変結構だと思うのでありますが、最近精神病の病床が非常に足りないという声が多いのでございますが、これについ……

第6回国会 厚生委員会 第2号(1949/10/27、1期、民主党)

○藤森眞治君 御承知の通り先般アメリカの薬剤師さんが、いわゆる日本の医薬分業に関する勧告をされております。これは御承知の通り甚だ医薬分業については、古い抗争部面もあるようでございます。随分複雑な問題でございます。且つ社会保障に医療の問題が取上げられるということは、必然的なものであると思います。これについては非常に我々は愼重にこの問題を研究もし、又考慮しなければならんと考えております。これにつきまして先般勧告書も政府の方に渡されましたが、あのような当時の医療の状況が、それについて或いは何か司令部の方の希望や要望、指令とかいうものがございましたならばそれを承わりたい。或いは政府においてそれを、その……

第6回国会 厚生委員会 第4号(1949/11/16、1期、民主党)

○藤森眞治君 病院の賄を試食して見たらどうかということを言われますが、実際入院しておる患者の現実はひどいものだということを屡屡耳にしております。そういうことを言つて来た人は、この方面によく理解のある人がそういうことを言つて来ておる、それを僅かな差であるけれども、この六十七円で二割上つておるというならば、まだこれで満足すべきものじやないと思います。
【次の発言】 ちよつと伺いますが今請願者の何によりますと千六百カロリーよりない、こういうことを言つておるのですね。今医務局長のお話を聽くと、六十五円乃至六十七円に値上げすると二千三百カロリー出るということであります。現在の千六百カロリーというのはこれ……

第6回国会 厚生委員会 第9号(1949/12/02、1期、民主党)

○藤森眞治君 今委員長の読まれた提案理由の中に、何々等。とありましたのは、学校二つをおつしやいましたが、興亜医学館、それからもう一つありましたね。
【次の発言】 まだ外にもこういう何がある見込みでしようか、もうこれでございませんか。こういう学校は…。

第6回国会 予算委員会 第10号(1949/11/30、1期、民主党)

○藤森眞治君 私は健康保険のことを聽きたいのですが、今保健局長がおいでになつてないようですし時間もないようですから、国立病院のことを少しお伺いしたいと思います。国立病院の予算の組み方を拝見しますると、減免が約三〇%ということが出ておりまするが、減免三〇%というのは余り多い話なんで、果してそれ程沢山減免がございますかどうか、内容をお伺いしたいと存じます。
【次の発言】 今三〇%と言いましたのが間違つておるというのですが、これは後に私も書類を見て申上げますがそれでその減免されておるのはどういう種類の人がされておるのでございましようか。大体において国立病院も、生活保護法の適用を受けておる人々とか、或……


■ページ上部へ

第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 厚生委員会 第1号(1949/12/15、1期、民主党)

○藤森眞治君 国立公園の振興整備に関する調査の件を提案したいのです。国立公園の現状或いはその整備等に関して調査研究する必要がある。これは国民保健の振興に重大な関係を持つておりまするので、この際その調査を本委員会毎やりたいと考えますので、提案いたしたいと思います。勿論その目的は国民保健増進に寄與するためでありまして、その方法といたしましては、関係方面より尚いろいろな意見を聞き、並びに資料を求め又必要に応じてはこれが実地調査をして正確を期したいと、かように考えます次第でございます。期間は本会期中ということに決定をしたいと思います。
【次の発言】 全員でお願いいたします。

第7回国会 厚生委員会 第閉会後1号(1950/06/14、1期、緑風会)

○藤森眞治君 ちよつとこの奉り御説明を願いたいのですが、この社会保障要綱案と現行社会保険との保険料此較表(被用者一人当月額)これの右左の関係、この一番下の方の試案と現行との金額の比較と……。
【次の発言】 比較をちよつと説明願えませんか。試案の方でございますね。被用者保険給付八千円、四、四%と三百五十円、それから現行の方は三つに分けておりますね。政府、組合……。
【次の発言】 これは現行の方は平均して七千七百円、それから試案の方で八千円にしておるのですね。この政府の六千五百円というのは、これは標準報酬を取つての六千五百円でございますか。ここで大分保険金の違いが出て来るわけですね。考え方が……。

第7回国会 厚生委員会 第8号(1950/02/07、1期、民主党)

○藤森眞治君 先程御説明の、授産事業に或る線を引くというお話がございました。これは我々もよく分るのでございますが、併し今大臣なり局長のお話を聞くと、温かい気持で臨む、これは我々もそうであつて欲しいと思いますが、併し実際こういうことをやつて見ますると、いつも心なき末端取扱者が極く杓子定規になりますために、折角のいい考え方がこわされることは、これは始終我々は見受けるのであります。殊に生活保護法の適用を受けるというような我々が非常に考えなければならん階級を取扱いまする場合には、余程これはデリケートなところが沢山できるので、こういう点に将来過ちがないように、十分あなた方の温情がそのまま末端の取扱者に行……

第7回国会 厚生委員会 第12号(1950/02/14、1期、民主党)

○藤森眞治君 ちよつと質問に入る前にお伺いしたいのですが、今日は厚生大臣が来られるのでしようか「来られませんか。それと、私は保險局長、それから医務局長、それから薬務局長こういう名前で要求して置いたのですが、殊にこの医薬分業の問題についてはただ行政上の質問とか、或いは理論上の質問というのではないので、医薬分業の根本方針から聞いて置きたい点があるので、今日お出でになつている方で、政府のはつきりした責任において、御答弁願えるならばよろしいが、その点について委員長の方でどういうふうにお取計らいを願えますか。
【次の発言】 健康保險と言わず、国民保險と言わず、現在の状況ではどうしても保險経済だけではやつ……

第7回国会 厚生委員会 第14号(1950/03/01、1期、民主党)

○藤森眞治君 只今石原委員の御発議、この趣旨におきましても全く同感で賛成いたしまするが、併し、現在小委員会が社会事業の小委員会、結核対策の小委員会と、すでに二つの小委員会ができております。その上にもう一つ医薬分業を中心にして小委員会を設けるということは、果して運営上うまく行くかどうかということに多少の疑問を持つております。従つて今中平委員が言われましたように、広い意味に解釈して、現在社会保障制度の調査ということは随分長く継続審査されて、非常に大きな効果も挙がつております。この範囲内においてやつて頂く方が却つてうまく行けるのではないかという考をいたしますので、御趣旨には賛成いたしまするが、小委員……

第7回国会 厚生委員会 第16号(1950/03/07、1期、民主党)

○藤森眞治君 麻薬のいろいろな法律違反と申しまするか、事故が近頃非常に我々には多くなつたように考えられます。今薬務当局のお話では、段々少くなつたというお話でありますが、実際におきましては、我々が見聞することは非常に事例が多いのであります。殊にこの裁判関係にもなつて、そうして処罰される、されないとかいう問題が随分沢山出ておりますが、こういうふうに沢山出て来る原因がどこにあるかということについて、薬務当局はどんなお考えを持つておられますか。  それから現在のこの身分でありますると、取扱の身分はいわゆる都道府県に属するものに置いて、命令だけは厚生大臣から来るという、そういう変つた形をしておりまするが……

第7回国会 厚生委員会 第17号(1950/03/08、1期、民主党)

○藤森眞治君 診療科名の問題につきましては昨年現行法を強くしめるようにという通牒か何かがあつたと思いますが、その後いろいろな要望もあり、そうして今日のこの一部改正法律案が出たと考えておかますが、いろいろ学問が進んで来て医学の進歩につれて診療科名も当然巾が広くならなければならないと考えるのでありますが、そういう意味から見ましても今後におきまして診療科名というものがもつと殖えるのではないかという考えがいたします。殊に学会方面におきましても学会の分科会も今殖えつつある傾向にあります。今後厚生省としてもこういう診療科名を増加するというようなお考えがありましようかどうでしようかということと、只今この出ま……

第7回国会 厚生委員会 第18号(1950/03/14、1期、民主党)

○藤森眞治君 只今の山下委員の動議に賛成いたします。
【次の発言】 ちよつとお尋ねするのですが、現在の被保険者の保険料率というものは大体どのくらいになつておりますのか、それから任意継続をやつた場合にどうなるのかという、ちよつと数字を一遍御説明願いたい。
【次の発言】 任意資格者はいわゆる十年以上経つた者は、それの保険料率は今のお話になつた料率で行くのですか。それとも違うのですか。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて下さい。

第7回国会 厚生委員会 第20号(1950/03/23、1期、民主党)

○藤森眞治君 大体この出席等を見ておりますと、今日なんか余程多い方なんで、必ずしもこれ以上になるということは私は予想できない。成るべく多く揃つてからお始めになることは結構ですが、折角これだけ揃つておるのだから始めても少しも差支ない。私は成るべく早く質疑を始めるようにお願いしたいと思います。
【次の発言】 ちよつと申上げて置きますが、人数が少いということで今日やらないということになりますと、今後この安足数といるのは非常に厳重に守つて頂かないといけないと思います。或る特殊の人がいないから便宜を図るとかどうとかいうことであれば、これは一応分るのでありますが、人数が少いということであれば、これは定足数……

第7回国会 厚生委員会 第23号(1950/03/30、1期、民主党)

○藤森眞治君 これはかねて私の考えておる線に参ります法案ではありますが、尚もう少し質問なり或いは審議して見たいと存じますので只今の動議に反対いたします。

第7回国会 厚生委員会 第24号(1950/04/04、1期、民主党)

○藤森眞治君 これは十分研究もされ、審議も盡されておりますので、この際質疑、討論を省略して、直ちに採決にお入りになることの動議を提出いたします。
【次の発言】 先ず第一の医療法人設立に当つての出資、これが医療法人或いは出資者に対して課税の対象になるがならないかという点を先ず伺いたい。  それから第二には医療法人の経営は、すべて現在の法人経営と同じ形態としての取扱いを受けるもの、例えば株式会社であるとか、合資会社であるとかいうものと同じ経営内容として取扱うようなものであるか。  それから先程の積立金の問題ですが、若し医療法人に必要経費を差引いた後に幾らかの利益が残る、こういうふうな場合にこれは配……

第7回国会 厚生委員会 第25号(1950/04/05、1期、民主党)【議会役職】

○理事(藤森眞治君) 先程山下委員からも、只今小林委員からも御希望があつて、御質問じやないのですけれども、一応現在の精神病院の状態はどういうようになつておるかという政府の方から現在の様子を御説明願つたらよいと思います。
【次の発言】 速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 麻薬中毒患者の取扱いですね、麻薬中毒患者の取扱いについては、医療法の上から中毒患者という届出のありましたときにこれをどういうふうにこの法律で取扱うのですか。具体的に取扱い方法を伺いたい。
【次の発言】 それは分りましたが、実際上の取扱いはどういうふうに処理するかということについて、それからあの今の法律には……

第7回国会 厚生委員会 第27号(1950/04/11、1期、緑風会)

○藤森眞治君 ちよつと一つお伺いいたしますが、やはり指定医の問題でございますけれども、こういういわゆる社会医療については成るべく沢山なお医者さんが参加しなければならんということは一応考えられるのですが、今医師会側から出ました論を見ましても、厚生大臣が指定する、或いは都道府県知事が指定するだけで、今の谷口委員も多少そのことはお尋ねになつたようですが、これなんかやはり希望する医療担当者を成るべく沢山にするということが必要じやないか、この点が一応考えられる。それからもう一つは現在でも健康保險の診療、つまり社会保險診療をやらない人がある。というのは中には非常に練達堪能な立派な人であつて、これをいろいろ……

第7回国会 厚生委員会 第28号(1950/04/12、1期、緑風会)【議会役職】

○理事(藤森眞治君) それでは只今から委員会を開きます。最初に委員長の異動がございますので、これを御報告申上げます。竹中七郎君がお辞めになつて谷口弥三郎君が、それから小林勝馬君が辞任されまして紅露みつ君が代りに厚生委員になられました。以上御報告申上げます。  本日の日程に従いまして医療法の一部を改正する法律案、これを議題に共します。前回に引続いて御質問を続けて行きたいと思いますが如何でございますか。
【次の発言】 ちよつと皆さんにお諮りいたしますが、只今大臣がお出でになりましたので、この医療法の改正に対する質問を一時留保しまして、そうして生活保護法に対する質問をこの際いたしたいと思いますが、御……

第7回国会 厚生委員会 第29号(1950/04/18、1期、緑風会)【議会役職】

○理事(藤森眞治君) それでは只今から委員会を開きます。前回に引続きまして、医療法の一部を改正する法律案を議題にいたします。本法案はすでに質疑が打切りになつておりますので、直ちに討論に入りたいとおもいます。御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは討論にはいります。
【次の発言】 本法案に対しまして、私は一部修正案を提出する動議を出します。修正案の案文を朗読いたします。医療法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。附則第一項中「六月」を「三月」に改める。理由はこの法律をより早く施行することは病院経営者にとつて有利であるとともに、この法律施行に関する政府の準備が予定より早く整うに至……

第7回国会 厚生委員会 第30号(1950/04/19、1期、緑風会)

○藤森眞治君 本委員会におきましては、今期国会において、議長の承認を得て、「結核予防対策確立に関する調査」を行うことになりましが、本委員会は、昨年十二月十五日に、これに関する小委員会を設置しまして、私共七名の委員を選任され、これが調査を命ぜられました。従来小委員会は、私が小委員会に選ばれまして、慎重審議を重ねた結果、重要事項に対する一応の基本的調査を完了し、若干の結論に到達することができましたので、ここに御報告申上げる次第であります。  本問題の調査に関しましては、厚生委員会を二回、小委員会を九回に亙つて開催いたしました。小委員会といたしましては、結核予防施設、技術者の確保と技術の向山、一般結……

第7回国会 厚生委員会 第33号(1950/04/26、1期、緑風会)

○藤森眞治君 十八條の点について伺いたいのですが、十八條において死体運搬その他死体の処理のことが出ておりますが、死体の処理をする前には、先ず病気で死んだ場合にはいわゆる診断書というものが交付されますが、病気でなく診療を受けないものが突然死ぬことがある。殊に養老院というような施設の和で、診療を受けないで死ぬような場合が相当今後考えられると思う。そういう場合にはこれはいわゆる事後検案が行われなければならないということですが、この扶助の中に検案というものが入つておりません。診療ということは入つておりますが、検案こいうものは入つておりません。これは医師法の方でも明かに別に取扱われておりますが、それにつ……

第7回国会 厚生委員会 第36号(1950/05/01、1期、緑風会)

○藤森眞治君 もう大体質疑も凡そ出盡したようですから、質疑打切りの動議を提出いたします。
【次の発言】 大体質疑も盡きたと思いますが、これで質問を打ち切つて討論に入られんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 先だつて生活保護法の中に、政府の指定医の問題ですが、社会局の方では指定医を機関にするということについて、大体医務局の意見がそういうふうになつておるので、そうするという。そこに健康保險の方と食違いがある。今後保險の方はああいうふうに機関を指定するというふうに向いて行かれますかどうか。
【次の発言】 ちよつと医務局次長、これについてあなたの方の意見を聽きたいのです。健康保險の方は保險医を……


藤森真治[参]委員会統計発言一覧(全期間)
| 1期|- 2期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(参議院1期)

藤森真治[参]委員会統計発言一覧(全期間)
| 1期|- 2期
第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 内閣・逓信連合委員会 第5号(1948/11/29、1期、民主党)

○藤森眞治君 郵政省設置法案の十七條、それから電氣通信省設置法案の四十五條の病院、診療所、療養所でありますが、現在病院、診療所、療養所というものはどれくらいございますかということから承りたい、尚先達つて小林委員のこれについての質問の際に、この診療機関を両省に分けるのだというお話がございましたが。どういうふうにお分けになるおつもりなのか承りたいと思います。
【次の発言】 病院、診療所或いは療養所というものは、作るにいたしますると随分大きな経費もかかりまするが、これをお分けになるというと、或地区においては郵政省の病院があるからいい、或地区においては電氣通信省の療養所がなくなる、こういう結果ができや……


■ページ上部へ

第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 内閣・人事連合委員会 第1号(1949/05/13、1期、民主党)

○藤森眞治君 先程からいろいろ伺つておりますと、よく分りませんが定員の数を持つて來たその基礎をいろいろお尋ねになつておりますけれども、明確な答えがない。而もこれは天引はない、機構改革ということとも関連して來ているというふうに言われているが、勿論その通りでありませんが、そうすると尚我々の方ではその起つて來る基礎を聞きたいというところにすでに違いがありますが、それが一向進展しない。而も本多國務大臣は各省で調べて呉れるというお話でありました。若し只今本多國務大臣の下に各省の或いは基礎の何がございますならば、ただ数字だけということでも……。詳細のものがございませんようでしたら、もうこのくらいで、この何……

第5回国会 内閣・人事連合委員会 第2号(1949/05/15、1期、民主党)

○藤森眞治君 議事進行でちよつと……只今赤松さんの言われたように、農林省の方の資料が大変少ないので質問したいこともできないでいますが、この程度で進行して頂きたい。



藤森真治[参]委員会統計発言一覧(全期間)
| 1期|- 2期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

藤森真治[参]在籍期 : | 1期|- 2期
藤森真治[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 1期在籍の他の議員はこちら→ 1期参議院議員(五十音順)  1期参議院議員(選挙区順)  1期参議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。