宮城タマヨ 参議院議員
2期国会発言一覧

宮城タマヨ[参]在籍期 : 1期-| 2期|- 3期- 4期
宮城タマヨ[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは宮城タマヨ参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院2期)

宮城タマヨ[参]本会議発言(全期間)
1期-| 2期|- 3期- 4期
第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 参議院本会議 第8号(1950/07/24、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 只今上程されました罹災都市借地借家臨時処理法第二十五條の二の災害及び同條の規定を適用する地区を定める法律案の委員会におきましての審議の経過並びに結果について御報告申上げます。罹災都市借地借家臨時処理法は、元来戦災都市の急速な復興を図ることを目的といたしまして、戰災都市における借地権等に関して特例を認めた法律でございますが、その後これを改正いたし、第二十五條の二の規定を加えて、戰災のみならず、別に法律で指定した火災、震災、風水言等の災害の場合にも同法を適用して、かかる災害地の復興の促進に資することといたしたものでございます。去る五月十三日、長野県筑摩郡上松町に発生いたしました火災……

第8回国会 参議院本会議 第11号(1950/07/30、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 只今議題となりました鉄道公安職員の職務に関する法律案上につき、委員会におきましての審議の経過並びに結果について御報告申上げます。  この法律案は衆議院の法務委員会の提案にかかるものでございまして、その趣旨といたしますところは、現行法によりますと、鉄道公安職員の犯罪捜査権限は、列車、停車場等における現行犯の場合にのみ限定されておりますために、その機能を十分に発揮できません関係にございますから、鉄道犯罪の特殊な性格に応じ、その捜査機能を合理的に調整拡張いたしまして、鉄道犯罪及び事故を防止し、以て国有鉄道の施設を保護し、輸送の機能を一層十分に発揮せしめたいというのでございます。而うし……

第8回国会 参議院本会議 第12号(1950/07/31、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 只今上程されました土地家屋調査士法案につきまして、委員会におきます審議の経過及び結果について御報告申上げます。  本法案は、土地台帳法等の一部を改正する法律案によりまして、土地台帳、家屋台帳が税務署から法務局又は地方法務局に移管されることになりますので、従来、申請者の依頼を受けて税務署に提出する書類の作成に必要な土地、家屋の調査、測量を行い、申告手続を代行していた者を、この際、法的に認めて、その資格を明確にすると共に、これに対して一定の範囲において官庁の監督権を認めようとするものでございまして、その趣旨において衆議院が立案したものでございます。  本法案は先に第七国会におきまし……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 参議院本会議 第8号(1950/12/07、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 只今上程されました訴訟費用等臨時措置法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案につきまして、委員会における審議の経過並びに結果について御報告申上げます。  先ず本法案の趣旨につきまして簡單に御説明いたします。御承知の通り現在一般公務員の恩給につきましては、昭和二十五年法律第百八十四号の恩給法等の一部を改正する法律によりまして、昭和二十五年一月分以降は、その給與事由の生じた時期を問わず、六千三百七円ベースに基く恩給額が支給されているのでございます。ところで裁判所の執行吏につきましては、その職務の特殊性により、一般公務員とは異なり、手数料制度をとつております関係上、その恩給は訴訟……

第9回国会 参議院本会議 第9号(1950/12/08、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 只今上程されました裁判所法の一部を改正する法律案の委員会における審議の経過及び結果について御報告申上げます。  先般連合国最高司令官の覚書により、我が国の裁判権に対する制限が緩和せられ、本年十一月一日以降、我が国の裁判所は特定の者を除く日本在住の連合国人に対し、民、刑の裁判権を広く行使することができるようになつたのでございますが、これと共に、民、刑事件の審理促進についても特に要請されるところがあつた次第でございます。本法案はこの要請に応えて、現行裁判所法上事件の迅速な処理のため、差当り特に緊要と認められます点のみを取上げて改正いたしまして、審理の促進を図るという趣旨の下に立案さ……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 参議院本会議 第26号(1951/03/19、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 只今上程されました下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案の委員会におきましての審議の経過並びに結果について御報告申上げます。  本改正案の要点は、栃木県下都賀郡小山町ほか二カ所に簡易裁判所を新設すること、東京地方裁判所管内の品川簡易裁判所及び奈良地方裁判所管内の吉野簡易裁判所の所在地を変更すること、伊勢崎簡易裁判所ほか三簡易裁判所の管轄区域を是正すること、及び従前の市町村が合併又は分離して、新たに市町村ができ、又市町村の一部が他の市町村に編入される等裁判所の管轄区域の基本となつた行政区画に変更のございましたもの等について、この法律の別表の記載を訂正するこ……

第10回国会 参議院本会議 第28号(1951/03/23、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 只今上程されました少年院法の一部を改正する法律案の委員会におきましての審議の経過並びに結果を御報告申上げます。本法案は、本院議員宮城タマヨ、長谷山行毅、伊藤修、一松定吉の四名が共同発議いたしまして提案したものでございます。その要旨を簡單に御説明いたしますと、先ず第一に、現行法におきましては、少年院の在院者が二十歳に達しますれば原則として退院させる建前をとり、ただ本人が二十歳に達しても入院後六カ月を経過しておりません場合に限り、少年院長はその者を入院の日から数えて六カ月間引続き在院させることができることになつておるのでございますが、最近の実績に徴しますれば、保護少年の少年院在院期……

第10回国会 参議院本会議 第32号(1951/03/28、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 只今上程されました不動産登記法等の一部を改正する法律案に関しまして、法務委員会におきましての審議の経過とその結果について御報告申上げます。  本法案は、不動産登記法、工場抵当法及び立木に関する法律のそれぞれ一部を改正せんとするものでございます。不動産登記簿の様式及び調製方法は古くからのものを踏襲しておりまして、非常に不便且つ複雑なのでございます。そこで今回の不動産登記法の改正におきましては、登記簿をバインダー式の帳簿に改め、必要に応じて用紙の加除を行うこととし、この趣旨の下に登記簿の調製、登記番号、登記用紙の閉鎖、共同人名簿、登記用紙の継続等に関する諸規定を改廃整備いたしておる……

第10回国会 参議院本会議 第46号(1951/05/25、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 只今上程されました訴訟費用等臨時措置法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案につきまして、法務委員会におきましての審議の経過並びに結果について御報告申上げます。  裁判所の執行吏で昭和二十五年十二月三十一日以前に退職した者に対する恩給は、現在一般公務員の場合と同様に六千三百七円べースに基いて算出して支給されているのでございます。ところが一般公務員につきましては、今国会に提案せられ、成立を見た恩給法の一部を改正する法律によりまして、昭和二十六年一月分以降七千九百八十一円ベースに基く恩給が支給されることとなりましたのでございます。で、執行吏に対しましても、これと同様に、昭和二十……

第10回国会 参議院本会議 第50号(1951/05/31、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 只今上程になりました弁護士法の一部を改正する法律案につきまして、法務委員会におきましての審議の経過並びに結果について御報告申上げます。  現行弁護士法によりますれば、弁護士は国会若しくは地方公共団体の議会の議員その他常時勤務を要しない公務員以外の報酬のある公職を兼ねることができないことになつております。これでは、弁護士が各種行政部門におき。まして積極的に活動し、以て官界の民主化を図る上におきまして多大の障害となりますので、 その公職の兼職範囲を拡めまして、衆参両院議長、大臣、知事等、国家公務員法及び地方公務員法上の若干の特別職を乗れることができるようにいたしますと共に、他面その……

第10回国会 参議院本会議 第51号(1951/06/02、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 只今上程されました住民登録法案につきまして、委員会の審議の経過及び結果について御報告申上げます。  本法案は現行寄留法に代るものとして立案されたものでございまして、市町村は届出又は職権によつて世帶單位の住民票を作りまして、これを戸籍と連関させますことによつて、その正確を期し、而も届出の手続はできるだけ簡略にいたしまして、住民の負担を軽くいたしまして、届出の励行を図。まして、現行寄留制度の欠陷と認められます市町村の常時人口の状況の明確化と各種行政事務の簡易化を図ろうといたしますものでございます。  本法案の審議に当りましては、地方行政委員会から連合審議の申入がございましたので、二……

第10回国会 参議院本会議 第52号(1951/06/04、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 只今上程されました司法書士法の一部を改正する法律案につきまして、法務委員会におきます審議の経過並びに結果について御報告申上げます。  本法案の要旨は、先ず第一に、現行法上、司法書士の報酬額は法務総裁が定めることになつておりますが、これを司法書士会において定め、法務総裁の認可を受けるものとすることに改めること。第二に、現行法上、司法書士でない者は、他の法律に別段の定めがある場合又は正当の業務に附随して行う場合以外は司法書士の業務を行なつてはならないことになつているのでございますが、このうち正当の業務に附随して司独書士の業務を行うことをも禁止するように改めること。第三に、報酬に関す……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 参議院本会議 第28号(1952/04/04、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 只今議題となりました請願及び陳情に関しまして委員会における審査の経過並びに結果を御報告申上げます。  請願第五十九号、第五百一号、第五百十一号、第五百四十二号、第六百十九号、第六百五十一号、第六百六十六号、第八百四十二号、第八百七十号、第八百八十三号、第千二十五号、第千三百十九号及び陳情第二十五号、第二十九号、第五十四号、第八十五号、第二百八号は、いずれも講和條約締結後、戰争犯罪人の釈放方につき善処せられたいとの趣旨のものでございます。これには又個人の減刑釈放について特筆されておるものも含まれているのでございますが、委員会におきましては、一般的な減刑釈放の趣旨といたしまして採択……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 参議院本会議 第16号(1952/12/24、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 只今上程になりました国立国会図書館法第十一条の規定によりましての図書館運営委員会の審査の結果を御報告申上げます。  本委員会は、去る七月三十日以後は数回に亘つて委員会を開会いたしまして、国立国会図書館職員苦情処理規程案、昭和二十七年年度国立国会図書館補正予算予定経費要求書、国立国会図書館組織規程の一部を改正する規程及び規程案、国立国会図書館の経過に関する報告等を審査いたして参りました。なお昭和二十八年度の予算の構想及び国立国会図書館の建設計画につきまして懇談を行なつたのでございます。  審査いたしましたそれぞれの案件につきましては、その都度、議長に御報告いたしてありますので、只……

第15回国会 参議院本会議 第22号(1953/02/04、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 只今議題となりました国立国会図書館法第二十条の規定により行政各部門に置かれる支部図書館及びその職員に関する法律の一部を改正する法律案の図書館運営委員会における審議の経過並びに結果につき御報告申上げます。先ず本案の内容について御説明申上げます。この法律は、行政各部門に置かれる支部図書館の設置を確認し、これらの支部図書館に専任の職員を置き、その任免及び定数に関し規定すること等を内容といたしまして、昭和二十四年法律第百一号を以て制定されたのでございますが、その後行政部内に新らしい支部図書館の設置或いは既設の支部図書館の廃止等があり、又は昨年の行政機構の改革に伴いまして、支部図書館の一……

宮城タマヨ[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院2期)

宮城タマヨ[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第2号(1950/11/28、2期、緑風会)

○委員外議員(宮城タマヨ君) 本年の十月八日から十三日まで米國のセントルイスで開かれました米國第八十回年次矯正保護の大会に政府代表として出るようにということが休会中に私に交渉がございまして、愼重に考えましたけれども、國会のほうでも、殊に少年の保護問題については特に関係を深くしておりますようなこともございますので、結局参ることにきめまして、九月の終りに日本を立ちましてセントルイスに参りましたのでございます。そのセントルイスの会を済ましまして、それからワシントンに行きます途中いろいろな施設を見ましたのでございますが、丁度ケンタツキーのルイスビルという所へ参りましたときに、はからずもルーズベルト夫人……

第9回国会 法務委員会 第2号(1950/12/02、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 裁判所職員の定員に関する法律の一部を改正する法律案のこの参考資料によりますと、刑事裁判所の拡張に伴う裁判所職員の定員の増加は、高裁と地裁とその通訳官とそれから地裁の技官と合せますと、ちよつと四十九人になつております。それから民事並びに刑事裁判権の行使に関する覚書の実施に伴う法務府職員の定員の増員を要するものは全体で六十七名ということになつておりますが、その両方を加えますと、ちよつと百二十八人近くになつておりますけれども、これはその言葉ができるということだけじやなくて、やはり法律も分り司法も行政のことも分つた人ということになりますと、一時に百二十人というものの用意ができております……

第9回国会 法務委員会 第3号(1950/12/04、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 長谷山委員の説明に対する質疑ではございませんけれども、それに連関しましたことでちよつと発言させて頂きたいと思います。少年法によります少年の年齢の引上げ問題でございますけれども、これは昨年の暮に、法務府の当局をお呼びしまして、あと一年間で年齢を引上げましても、その施設は十分であるかということを当委員会で念を押しましたところが、あと一年間で十分に施設を完備するという御答弁がございましたので、一ヶ年間そのままということをこの委員会でもまあ認めたような形になつたのでございますけれども、御存じのように新聞でも非常にこの問題についてはやかましく騒いでおりましたのでございますが、当委員会とい……

第9回国会 法務委員会 第6号(1950/12/08、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 今の問題ではございませんが、法総務裁がお出まし下すつておりますので、ちよつと少年法による少年の年齢上の問題について一点だけ御意見が伺いたいと思つております。
【次の発言】 先だつてから二日に互りまして、少年法によります少年の年齢引上げのことを最高裁判所のかたなり、法務府のかたがたなりからいろいろお答え願つたのでございますけれども、ただ一つ法務総裁にお伺いしたいと思つておりますことは、十八才から二十才までの準少年の非常に悪質でございますこと、又この数からいいましても、大変な数でございます。予想されるところによりますと、一カ年間に十万件も取扱うだろうということでございますが、それに……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 法務委員会 第1号(1951/02/21、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 私がお伺いしたいと思いますことは、少年法の年齢制限解除に伴いますいろいろな問題についてでございます。今年の一月に各関係当局がお集まりになりまして、ブロツク会議をお開きになつた、その内容についての詳しいことが知りたいと思つてお願いいたしました。その書類を私まだ参りましただけで、十分拜見しておりませんけれども、一番私が問題にしたいと思つておりましたことは、そのときに御相談になつたと聞いておりました少年審判規則の第八條三項の「送致書には、少年の処遇に関して、意見をつけることができる。但し、事件を終局させる決定に関する意見をつけることはできない。」という、この但書が除けられましたために……

第10回国会 法務委員会 第3号(1951/03/07、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 当委員会におきましては、かねて検察及び裁判の運営等に関する調査の一項目として調査を継続しておりました青少年犯罪調査について、今回は特に本年一月一日から少年法の適用年齢が十八歳から二十歳に引上げられました結果生じました検事先議の問題などを中心として、右年齢引上げ後におぎます現地諸機関並びに施設の少年事件の処理及び收容状況等を調査いたしまして、これを年齢引上げ前の状況と比較検討して立法の資に供することを主眼目といたしました。それに加えますのに、本年二月十一日四国少年院に発生いたしました收容少年四十八名の集団逃走事件もございましたので、それらの原因、経過及び結果を詳細に調査いたしまし……

第10回国会 法務委員会 第4号(1951/03/09、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 もう時間がございませんから、私は端折りますのでございますが、ただ時間がないだけでなく、今度の私は調査団に初めから加わることができませんで、名古屋、大津は拔きにいたしまして、漸く京都から加わつたのでございますけれども、京都へ参りましたら、先ほどすでに報告がございましたように、京都に朝鮮人事件はありませんが、とんでもないというような顔をされましたくらいでございますから、これは円山事件は大層あつたのでございますけれども、私ども調査いたしますその主眼の問題からは外れておりますようでございまして、結局私が加わりましたのは神戸だけでございます。そうして今検事の論告と弁護士の弁護とがございま……

第10回国会 法務委員会 第5号(1951/03/13、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 只今上程になりました少年院法の一部を改正する法律案について提案の理由を御説明いたします。  この法律案は、三点について所要の改正を加えるものでございまして、その一は、現行法におきましては、少年院の在院者が二十歳に達すれば退院させる建前をとり、ただ、その矯正教育のため必要があれば、二十歳を越えても入院の日から数えて六カ月を限り、引続き少年院長の裁量で在院させることができることになつておるのでございますが、最近の実績に徴しますれば、保護少年の仮退院までの期間が平均九カ月余になつておりますので、この一月からの少年の年齢の引上によりまして、二十歳近くで収容される少年も増加することを考慮……

第10回国会 法務委員会 第7号(1951/03/16、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 私がちよつと伺いたいと思う点は、今度の裁判所職員の増員のところで、この家事調査官、家事調査官補、少年調査官、少年調査官補、これを今度増員される人数を合計いたしますと随分大勢になりますのでございますが、これだけの職員、勿論非常に大事な職員で増員は必要と思いますけれども、適当だと思う人が得られますかどうかということをちよつと伺いたいのでございます。
【次の発言】 今のお話のこの家事調査官でございますが、これは婦人のかたが適当でそれを選びたいというようなことでございますが、事実としたら今までの調停委員のかたがお代りになるというようなふうになるのでございましようか。

第10回国会 法務委員会 第8号(1951/03/20、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 私は一点だけ質問したいと思います。それは、犯罪者予防更正法の一部を改正する法律案が出ましたときに、一番期待しておりましたことは、それはこの少年法の第五十五條、これはなかなか妙味のある條文でございますけれども、実際は十八歳以上の少年が執行猶予になります前に、第五十五條で言うと、判事の決定によつて家庭裁判所に送られるようになつておるのでありますけれど、このことをもう殆んど判事さんがこの條文のあることさえ御存じなくて、折角の條文が有名無実になつておるのでございますので、実際は検事から起訴されまして、公判廷で執行猶予になりました者が、そのまま野放しになつておりますということについて、私……

第10回国会 法務委員会 第9号(1951/03/27、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(宮城タマヨ君) 只今より委員会を開きます。本日は先ず不動産登記法の一部を改正する法律案を議題に供します。御質疑のおありの方は御発言を願ついます……別に御発言もございませんようでございますから、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんでしようか。
【次の発言】 御異議ないと認めてこれより討論に入ります。御意見のおありの方は賛否を明らかにしてお述べを願います。……別に御発言もないようでございますから討論は終局したものと認めて採決に入ります。本案を原案通り可決することに賛成のお方の御挙手を願います。
【次の発言】 全会一致と認めます。よつて本案は原案通り可決すべきものと決定したしました ……

第10回国会 法務委員会 第10号(1951/03/29、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 警視総監にちよつと伺います。これは法律論じやありませんけれども、一体警察官に護身用としてあんな混棒を持たせたりピストルを持たせておりますことは、実際日本全体で一年に何かその必要があるような事件が起つておりますでございますか。警察官の護身用にあんなものを持たせなければ国民からやつけられるといつたような事件が事実ございますのでしようか。
【次の発言】 事実においてはその必要を感じたような事件はございませんでしようね、今のところは。
【次の発言】 先ほど私は初めから法律論でないということを申上げたのでありますが、そういう数字が又こういう事例が明らかになつておりますものがございましたら……

第10回国会 法務委員会 第23号(1951/05/31、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 法務局長にちよつとお聞きしたいのでございますけれども、今おつしやつた最高が四十七万五千円でございますか。
【次の発言】 それから最低は三千五百九十円でございますね。これはどういうところでこれだけの差があるのでございましようか。
【次の発言】 そうするとこれは場所的にいい場所ならたくさんとれるというふうに考えてよろしうございますか。
【次の発言】 その点はわかりました。それじや場所的とそれからその質とによるのでございますね。
【次の発言】 これは法務局の方で場所を指定なさるというわけではないのでございますか。余り素人らしいことを聞きますけれども。


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 法務委員会 第3号(1952/02/12、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(宮城タマヨ君) それでは只今より委員会を開きます。  先ず罹災都市借地借家臨時処理法第二十五條の二の災害及び同條の規定を適用する地区を定めろ法律案を議題に供します。昨日に引続いて質疑を行います。質疑のおありのかたはどうぞ御発言願います。

第13回国会 法務委員会 第4号(1952/02/13、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 今もちよつと仰せになりましたが、第二国会で審議未了になつておりました売春等処罰法案が、今おつしやるようにその後ずつとそのままになつておつてそこに隘路があるようでございますが、その大きい点はどういうことでございましようか。
【次の発言】 続いて政府のこの問題に対します根本方針が私はどこにございますか、もう一ぺん重ねて伺いたいのでございますが、この勅令第九号は他人に売淫をさせたものを罰することになつておるのでございますが、売淫をした者それ自体を罰することにはなつておりませんでございます。そうすると、非常にこのままでございますと片手落ちの結果になりはしないかと思つておりますが、同時に……

第13回国会 法務委員会 第5号(1952/02/14、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 これはむしろ法務総裁に聞きたい問題なんでございますが、昨日私の出席いたしました中で、第二国会で審議未了になりましたこの売春等処罰法案が、今日までうやむやになつております一番の隘路は、やはり昨日もちよつと話が出ました、その厚生省関係、文部省関係、労働省関係、勿論法務府関係のかたたちの協力によらなければどうしても本当のものはできないというところに、今までのこのうやむやがあるんじやないかということを質しましたところが、政府の説明員からそれは青少年問題対策協議会のほうでやつているんだという御答弁がございましたが、私の調べました範囲ではそういうことは現われておりませんが、もう一遍説明願い……

第13回国会 法務委員会 第6号(1952/02/21、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 私は五つ六つの問題につきまして、簡単な問題でございますけれども、法務総裁にお伺いしたいと思います。  法務府の機構改革の点につきまして、最近新聞がときどき報じておりますことで、私にとつても非常に重大な問題があるのでございますが、それは犯罪者予防更生法によつて更生保護委員会ができておりますが、その更生保護委員会は今度潰すという報道でございますが、それは如何なものでございますか、お尋ね申上げます。
【次の発言】 きまつてはおりませんが、問題になつておりますわけなんでございますね。
【次の発言】 只今仰せのように、終戦直後、委員会なるものが随分できて参りましたけれども、そのたくさんの……

第13回国会 法務委員会 第13号(1952/03/14、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 重複しないように私は文部大臣にちよつとお伺いいたします。福井さんが起訴されましたようでございますが、これにつきまして、まあ起訴、不起訴は検事の権限にございますものですから、私ども何とも言う立場ではございませんけれども、起訴相当だというようにお考えでございましようか、どうでしようか。
【次の発言】 今度のは大きい問題がございまして、教育の立場から特に考慮を要する点が多々あると思つております。こういう場合に福井さんが起訴されたかされないかということについて、殊に私は父兄が非常に注意をすると思つているのでございますが、法律の問題は別といたしまして、今日の刑事政策の上から申しますという……

第13回国会 法務委員会 第17号(1952/03/31、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(宮城タマヨ君) それでは只今より委員会を開きます。  ポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件の廃止に関する法律案を議題に供します。御質疑のおありのかたは御発言を願います。

第13回国会 法務委員会 第30号(1952/04/25、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 今日少し声が出ませんのでおわかりにくいと思いますが、今伊藤委員のお尋ねになりましたことで私のお尋ねしたいことも大体尽きたと思いますが一、二点についてちよつと。実は今度講和条約発効いたしますについて随分いろいろな各面で恩典が拡げられておりますことは大変喜んでおりますが、そのときに私はあの売春窟の中に落ちております而もやむにやまれない未亡人たち、母子たち、母がその子供を連れておりますあの生活苦に追われまして落ちておりますようなものが、何とかして救い出されないものかと思つて、実は今度のポ勅令によつて発せられる法律、あのポ勅の九号のようなものは今度廃して頂き、新しい構想によつて時宜に適……

第13回国会 法務委員会 第35号(1952/05/08、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 犯罪者予防更生法の一部を改正する法律案につきましても、これは各條文については随分いろいろございますからこの次にして、丁度局長が見えておりますから二、三点伺いたいと思つております。それは平和條約の発効に伴いまして一般の受刑者については随分大幅の恩赦が行われたのでございますけれども、少年院や特に特別少年院の少年につきましては、恩赦と何か同趣旨の手が打たれたでございましたでしようか、如何でしようか。
【次の発言】 そういう手をお打ちになりました結果、特別少年院の少年なんか特にそれで納つておりますか。併し聞きますところによると、この少年たちが今おつしやつていられます通りに、自分よりもつ……

第13回国会 法務委員会 第50号(1952/06/06、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 今日は法務総裁がお出まし下さいまして安心いたしました。実は毎日法務総裁お倒れにならないかしらと思つて御案じ申上げておるところなのでございますけれども、私どもも健康を破壊するかも知れない、この法案でうんと頑張つているのでございますが、私はこの参議院始つて以来五カ年間もう法務委員として徹頭徹尾やつております。そしてこの委員会で随分法律の審議もいたしましたけれども、今度のように多くのかたから反対の陳情をされた法律案は始めてでございます。それで文化団体や学術団体、労働団体、その他各層の団体からの陳情は、これにまあ然るところでございましようけれども、私が大変驚いておりますことは、婦人団体……

第13回国会 法務委員会 第52号(1952/06/10、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(宮城タマヨ君) それでは只今より委員会を開きます。昨日に引続きまして、破壞活動防止法案、公安調査庁設置法案、公安審査委員会設置法案、以上三案を便宜一括して議題に供します。御質疑のおありのかたは御発言願います。
【次の発言】 速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。

第13回国会 法務委員会 第55号(1952/06/13、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 犯罪者予防更生法の一部を改正する法律案につきまして局長に三点について伺いたいと思つております。  第一番に第三十條でございまするが、三十條の二項「その他中央委員会の規則で定める場合」ということがございますが、これは具体的にどういう場合がございますでしようか。
【次の発言】 ちよつとそれに関連いたしますが、この三十條三項でございます。その中に、今までは施設の長又はその他の職員の立会及び意見の聽取が必要という事項になつておりましたが、今度はそれが改められております。ということはこれは何か私にはわからないのですが、何かそのほうが便利なことでもあるのでございましようか。

第13回国会 法務委員会 第58号(1952/06/17、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 馬場検事正はお出で頂きましてお忙しいところ恐れ入ります。実は私が今日特に馬場検事正にお出でを頂きましたわけはいろいろ一問一答によりまして、この破防法の審議が進んで見ますとどうしても今日は検事正からざつくばらんに本当のことをおつしやつて頂きたいと思う一つ二つの問題がございますので御苦労願つたようなわけでございます。私は先だつても申したのでございますけれども大体今までこの検事や検察官を引つくるめまして世の中の人の概念は不浄役人というような考えを持つておりますが、私はいささかその検事の仕事の内容も理解しておるつもりでございますし、又いかに検事が命を捧げ非常に苦労してその職責を尽してお……

第13回国会 法務委員会 第59号(1952/06/18、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 丁度今日は法務総裁もお見えになつておりますので……。実は昨日でございましたか、私がちよつと発言いたしましたのは、丁度大東亜戦争の勅語を拝しました日の朝、つまり昭和十六年の十二月八日の朝、日本全国、数はわかりませんけれども、非常に大量の一齊検挙がございました。今東京で六、七十人とおつしやつたのでございますか。
【次の発言】 実はその前の日に今まで長く警察に入れられておりました者が、急に都合があるから出て行けと言つて出された。どういうことだろうと思つたら、翌日そういう者が皆入れられたというわけでございます。その入れられました、警察に引張られたという者は、いわゆる転両者と言われており……

第13回国会 法務委員会 第60号(1952/06/19、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 私は緑風会には属しておりますけれども、今日は個人といたしまして、殊に私は母の立場を守ります意味において立ちましたわけでございます。実は緑風会では勿論是々非非の立場で参ることは申すまでもないことでございますけれども、今度多くの緑風会のかたがたと共に歩まないで、私は私なりの良心に従つて歩んで参りましようということについて、もう緑風会では何ら圧迫もなく、自由な態度を喜んでとらして頂いておるということは、私は今回はよく緑風会に属しておつたんだなあというように感謝しておるのでございます。全く私は個人の立場で申上げるのでございますが、そこで私は政府提出の原案には反対、緑風会の中山、岡部両委……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 図書館運営委員会 第1号(1952/11/25、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(宮城タマヨ君) それでは只今から図書館運営委員会を開会いたします。  本日はお手許に差上げてございます昭和二十七年度国立国会図書館予算補正要求書について御審議を願い、それが終りましたら二十八年度予算に関連いたしまして、共に金森館長から御説明を伺いたいと存じております。それでは先ず二十七年度補正予算につきまして、金森館長から御説明をお願いいたしたいと存じます。
【次の発言】 只今の御説明につきまして何か御質疑がございましたら、どうぞ御質疑を願います。
【次の発言】 ほかに如何でございますか。  ちよつと私が伺いたいのでございますが、今問題になりました勤勉手当のすぐ下にございます超過勤務……

第15回国会 図書館運営委員会 第2号(1952/12/05、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(宮城タマヨ君) それでは只今から図書館運営委員会を開きます。  本日は国立国会図書館組織規程の一部を改正する規程の事後承認の件と、国立国会図書館組織規程の一部を改正する規程案の御審議を願いたいと存じます。  先ず金森館長の御説明を願います。
【次の発言】 只今の御説明につきまして、何か御質疑がございましたら御発言願いたいと存じます。
【次の発言】 羽仁さん何か質問ありませんでしようか。  それでは別に御発言もないようでございますから、質疑は了えたものと認めて御異議ございませんでしようか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは国立国会図書館組織規程の一部を改正する規程は事後……

第15回国会 図書館運営委員会 第3号(1952/12/24、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(宮城タマヨ君) それでは只今より図書館運営委員会を開会いたします。  先ず理事の補欠選挙についてお諮りいたします。先般理事の青山正一さんが委員を辞任されましたので理事が一名欠員になつております。それでこの補欠選挙を行いたいと存じます。互選の方法は成規の手続を省略いたしまして先例により委員長において指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは私から理事に平沼彌太郎さんを指名いたします。
【次の発言】 次に本日御審議願います予定案件の審議に入りたいと思います。  国立国会図書館職員苦情処理規程の一部を改正する規程案を先ず議題に供します。……

第15回国会 図書館運営委員会 第4号(1953/01/30、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(宮城タマヨ君) 只今より図書館運営委員会を開きます。  本日は国立国会図書館法第二十条の規定により行政各部門に置かれる支部図書館及びその職員に関する法律の一部を改正する法律案を議題に供します。本案につきましては、去る第十三国会におきまして、ほぼ同一内容の法律案が衆議院から送付されまして、説明も聴取いたしまして、一応御審議を願つたような経過でございますが、この際簡単に御説明を伺いまして、御質疑があれば御発言を願うということに取計らいたいと存じます。それでは先ず提案の趣旨につきまして、衆議院の阿左美委員長から御説明を願いたいと思います。

第15回国会 図書館運営委員会 第5号(1953/02/03、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(宮城タマヨ君) 只今から図書館運営委員会を開きます。  本日の議題といたしましてはお手許に資料として配付いたしてございますが、第一に国立国会図書館法第二十六条に規定する金銭の取扱規程案、第二に国立国会図書館法第二十六条の規定に基き、金銭の寄贈を受けるについて承認を求めるの件、第三に昭和二十八年度国立国会図書館予定経費要求に関する件の以上三件を予定いたしております。  それでは先ず国立国会図書館法第二十六条に規定する金銭の取扱規程案及び国立国会図書館法第二十六条の規定に基き、金銭の寄贈を受けるについて承認を求めるの件の二件を一括して議題といたします。  先ず金森図書館長から御説明をお願……

第15回国会 法務委員会 第7号(1952/12/22、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 丁度齋藤局長が見えておりますので、資料を一つお願いしたいと思います。それは大人に関しても少年に関しましても、施設に収容されております間の一人についての一年間の経費と、それからこの保護観察中に一人について一年間に要する費用を、大体でよろしうございますから、一つ比較して出して頂きたいと思います。それから全国的に保護観察所の助成団体というものができておる所もあるし、できてない所もあるようでございますが、その実情を一つ調査して出して頂きたいと思います。

第15回国会 法務委員会 第8号(1952/12/23、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 それでは大臣が見えますまで保護局長にお尋ねいたしたいのでございますが、昨日ちよつと申しておきましたのですが、保護者が施設に入れられておりますときの一人当り一年間の経費と、それから保護観察に付せられております一年間の経費とはどういう関係になつておりますか、ちよつと伺いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、少年のほうの八万幾らというものは、これはこの施設の創設なんかというようなことの費用は別にして、一人の本当の正味の食費、衣類、その他又人件費も入つているわけなんですね。そういたしますとこれは保護観察に付するということが非常に経費が節減されておるというようなわけなんでござ……

第15回国会 法務委員会 第16号(1953/03/12、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 私は少年法の一部を改正する法律案について二、三点伺いたいと思つております。  この問題になつております少年法の第十七条の二の規定による仮収容所は、家庭裁判所の甲号支部所在地に少年鑑別所がないために止むを得ぬ処置として認められるのでございますけれども、一体このことは二十八年の三月三十一日を以て仮の少年鑑別所はもうなくなるわけだつたのですが……そうですね、それでその当時私が承知いたしておりますのは甲号支部の所在地に大体において鑑別所ができるというように承知しておりましたのでございますけれども、それはそういう予定ではなかつたのでございましようか。それで政府の提出の材料によりますと、二……

第15回国会 法務委員会 第17号(1953/03/14、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 矯正局のほうに、この前の続きを質問さして頂きます。この前この少年鑑別所の分所が十七カ所のうちの二カ所だけが来年度の予算に組まれているとおつしやつて、あと十五カ所というものがそのままになつているように伺つたのでございますが、その十五カ所の場所は大体おわかりでございますか。今そこにございますならば、ちよつと伺わせて頂きたいと思います。
【次の発言】 これは全く予算措置の問題でこういうことになつていると思つておりますが、法務省としましては、あと只今お答えを下さいました十五カ所、私どもから申しますというと、実はほうぼう支部の所在地へ全部に何らかの形で置いて頂きたいと思いますけれども、併……


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各種会議発言一覧(参議院2期)

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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 文部・法務・厚生連合委員会 第閉会後1号(1951/09/03、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 小池証人に伺います。一問一答で願います。先ほど野本証人の証言に、一部屋を貸しますのに部屋代が二千円で、食費が三千円というお話でございましたが、そういう御婦人が宿を借りているということは警察のほうでお調べがございましようがどうでしようか。
【次の発言】 調べていらつしやいますか。
【次の発言】 そういう婦人が何人おりますか、あなたの管轄内に。
【次の発言】 それは野本証人がおつしやつた数と合つておりますね。
【次の発言】 そうしてその婦人たちの職業は何をするというふうに警察は調査なさつておいででございますか。
【次の発言】 それはその軽飲食店、軽飲食というのはあなたの解釈では特殊……

第11回国会 文部・法務連合委員会 第閉会後1号(1951/09/04、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 今日の結果になりましたことを、町長さん初め当局者、PTA、婦人団体のかたがたに大変有難く、議員の一員といたしまして御札を申上げたいと思つております。それにつきまして、私は証言を求めるということでなしに、ちよつと町長さんと、特に松岡議員にお願いしたいのでございますが、実は今法務委員会で非常にむずかしい売春処罰法案というものを作ろうと思つて、もうこれは数年に亘りまして実態調査をいたしておりながら、なかなかむずかしい問題がございますのです。ということは、実際に稼いでおります婦人たちの更生を考えなければこの問題は解決つかないということ、殊に全国を調べて見ますと、その婦人たちの中の実に大……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 法務委員会戦争犯罪人に対する法的処置に関する小委員会 第2号(1951/11/27、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 おいで頂きます人たちに、殊に今村さん、関口さんなどというようなかたがたに対しては、大体どういうことをこちらが聞きたいのだという内容を、あらかじめ言つておきますほうがよろしいじやないかと思います。


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 地方行政・法務連合委員会 第1号(1952/07/22、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 私は予算のことに  ついてちよつと伺いたいと思つております。第五十二条の三「特別区の存する区域における自治体警察に要する経費は、都の負担とする。但し、国庫は、予算の範囲内においてその一部を負担することができる。」とございますが、恐らく今までも平衡交付金の中から手当はしてあつただろうと思つておるのでございますが、今度はどういう形で、どういう名目でこの予算措置ができておるのでございましようか。そうしてなお大体「負担することができる。」と、できることになつておるのでございますけれども、その予算措置の点についてどなたからでもお答え願いたいと思つております。

第13回国会 内閣・法務連合委員会 第1号(1952/06/03、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 私のもちよつと時間がかかりますけれども、まだ皆さんおありのようでございますから……。

第13回国会 法務委員会戦争犯罪人に対する法的処置に関する小委員会 第1号(1951/12/12、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 今村さんに伺いたいことがあるのでありますけれども……。
【次の発言】 片山さんにお伺いします。外地においての裁判の通訳官は外人でございますか。日本人でございませんか。
【次の発言】 その日本人の通訳官が十分に皆さんがたのことを通じることができなかつたと、さつきおつしやつたようですね。
【次の発言】 それは英語が十分でないという意味じやありませんね。
【次の発言】 それは二世の人ですね。
【次の発言】 そうすると日本の事情も日本人の気持もよくわからん人たちですね。
【次の発言】 わかりました。それから弁護人はどういうことになつておりますか。

第13回国会 法務委員会戦争犯罪人に対する法的処置に関する小委員会 第2号(1951/12/14、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 林さんにお伺いいたしますけれども、さつき戦犯の非常に不利であつたという、戦犯者に対して気の毒な点を五つばかりお挙げになつたと思いますが、その中に政府が理解がなかつたという言葉をお使いになりましたが、その理解がないという内容を少し具体的におつしやつて頂きたいと思います。
【次の発言】 その理由は何だつたのですか。
【次の発言】 わかりました。

第13回国会 法務委員会戦争犯罪人に対する法的処置に関する小委員会 第4号(1952/04/02、2期、緑風会)

○宮城タマヨ君 私一点だけちよつと。第十條は重病人に対しましての病院移送の規定でございますが、この「伝染病その他の疾病にかかり」というその他の疾病ということは、これは常識的に考える疾病というふうに解釈してよろしうございますか。第十條でございます。
【次の発言】 随分入監者の中には高齢のかたがありますが、老衰病ということでございますね、これは重病者という言葉は常識的じやない、老衰病が重病者とは言えないとは思いますけれども、併し重病患者にも等しいような場合も考えられると思うのでございますけれども、どこか仮出獄のほうにでも何かそういうかたがたをこう救い出すようなことはないかと思つていろいろ調べました……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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