宮城タマヨ 参議院議員
4期国会発言一覧

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宮城タマヨ[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは宮城タマヨ参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院4期)

 期間中、参議院本会議での発言なし。
宮城タマヨ[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院4期)

宮城タマヨ[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 法務委員会 第2号(1956/11/29、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 きょう政府からは労働省、厚生省がお見えになっておりましようか。
【次の発言】 それでは私は安田さんが見えてから安田さんに伺うことといたしましょう。
【次の発言】 それは法務省関係だけでございますね。
【次の発言】 ちょっと井本刑事局長に伺いますが、この売春防止法が実施されましてからだいぶたちますが、法務省の方では矯正施設について、つまり入れものをどうしようかという問題はどうなっておりますのでしょうか。
【次の発言】 実はきょう私はその法務省関係の予算の点について少し伺ってみたいと思っておりましたけれども、それはどなたを呼べばよくわかりますか。

第25回国会 法務委員会 第3号(1956/12/04、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 今、過剰拘禁の状態が、ほとんど倍になっておりますが、一体いつごろからこういう状態になっておるのですか。
【次の発言】 この刑務所移転のことは、二十七年ごろから問題になっておったような御説明であったと思っておりますが、過剰拘禁の問題は私はやはり問題にしなければならないことだと思っておりますのですが、二十七年からそれこそだいぶん長い年月そのまま放っておいて、これが問題になるということは、ほんとうをいえばおかしいことのように思うのでございますが、そういう意味合いでも、私はこれは早く移転するような運びにしていただきたいと思っております。

第25回国会 法務委員会 第5号(1956/12/10、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 法務大臣がおでましのときでございますので、私は国連加盟に関しまして恩赦のことが大へん問題になっておりまして、新聞の報じますところによりますというと、法務大臣のお話しとして私どもが受け取りますところは、恩赦――政令による恩赦でいこうというようなお考えのように伺っておりますが、その点はいかがでございましょうかということ、それから大赦につきましての罪を指定しますその罪の罪名は何でございましょうかという点でございます。お答え願いとう存じます。
【次の発言】 新聞なんかの報じておりますところから見ますというと、法務大臣と申しましょうか、これは内閣が決定することなんでございますが、その内閣……

第25回国会 法務委員会 第6号(1956/12/12、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 法務大臣に、九州の大村の収容所に収容されております韓国人と、それから釜山に抑留されておる日本の方々との交換の問題について、ちょっとお伺いしたいと思います。私ども、長い間日本の漁夫で釜山に抑留されている方々が一日も早く帰っていただきたいという念願は持っておりますのでございますが、十二月の三日に衆議院の本会議で、日韓会談と抑留同胞即時帰還に関する緊急質問がされております。その時の総理大臣の答弁を見てみますというと――これはまだ本会議の議事録ができておりませんので、あるいはどうかと思っておりますけれども、その時の総理大臣の答弁を見ますというと、「大村収容所の韓国人を数日中に解放いたし……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 法務委員会 第閉会後1号(1957/10/15、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 私は法務大臣と厚生大臣にまずお礼を申し上げたい。それは業者をはじめ世間に、来春四月一日から絶対この五条違反の処罰について政府はようやらないということをいろいろ言っておりましたので、私は心配しましていろいろ電話なんかで連絡いたしましたのでございますが、総理大臣はじめやるのだ、しっかりやるのだから心配ないということをおっしゃって、下さいまして、今日でははっきりした線が出てきましたことを私はまず両大臣にお礼を申し上げます。ありがとうございます。当然ではございますけれども、今日当然が当然にいかないので私ども弱っておりますから、お礼を申し上げます。  それから、これはまああるときが来たら……

第26回国会 法務委員会 第2号(1957/02/07、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 三先生の報告につきまして、この売春対策の問題でございますが、婦人相談員という法律上の言葉がどういうふうに各地方でとられておりましたでございましょうか。その結果がやはり婦人相談員の男女の数に現われてくるのではないかと思っておりますが、その調査は済んでおるのでございましょうか、どうでございましょうか。もし、わかればそれを伺いたいということが一点。  その次は女囚の出産で、栃木の刑務所に行かれたその日に生まれましたという御報告でございましたけれども、これはどうしても刑務所の中で生まれますと、たとえ所長の官舎の番地を戸籍につけましても、刑務所の中で生まれたということになりますから、その……

第26回国会 法務委員会 第3号(1957/02/14、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 法務大臣に、きょうは少年法を中心にいたしまして、法務省の機構について数点お伺いしたいと存じております。  大臣は、この間盛岡で新聞記者にお会いになりましたときの記事としまして、毎日新聞には、少年法の改正をするつもりであるというようなことをおっしゃった記事が出ておりましたし、それから東奥日報には、少年法の廃止を検討しておるというような記事が出ておりました。だから改正かあるいは廃止について検討しておる、その廃止についての検討というこのことは、少年の暴力事件にかんがみて、少年法の廃止を必要と考え、検討しておるがと、こういう記事が出ておりました。そこで、私はちょうどこの点についていつも……

第26回国会 法務委員会 第4号(1957/02/19、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 前回の委員会で法務大臣に対しまして伺いたいことを、時間の都合で残しておきましたから、その点について少しお伺いしたいと思っております。内閣におきましても、ことにその当の責任者でいらっしゃいます担当大臣といたしまして、このごろの毎日の新聞に出ております年少少年のこの非行状態につきまして、さぞ御心痛であろうと思っております。私どももまた非常に心痛しておりますが、これにつきまして、一体内閣はどういう手を打とうとしているか、この大事な青少年問題、ことに犯罪上の問題について、何か討つ手が考えられておるか、ことに担当大臣でございます法務大臣の、腹蔵のない御意見をまず伺いたいと思います。

第26回国会 法務委員会 第6号(1957/03/07、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 法務大臣に二、三点お伺い申し上げたいと存じます。初めに、内閣にございます売春対策審議会の各関係大臣のうち、一番責任大臣として法務大臣がその任でいらっしゃると思いますけれども、いかがでございますか、その点をちょっとお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 そこで法務大臣の最も御関係の深いというこの立法の面でございますが、売春防止法で一番大事な点がもう半分残っておると思います。つまり保安処分の問題でございますが、この法案は一体いつごろ審議会に提案されるという御予定でございますか。
【次の発言】 保安処分について、次の国会でございますか、今国会にはお出しになるということはできない御……

第26回国会 法務委員会 第7号(1957/03/12、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 これは法務省べ聞くのが適当か何かわかりませんが、収税官吏ですが、それから徴税吏員なんというのは、どういう資格のある者でございますか。そしてどこで養成しているのでございますか。
【次の発言】 そうしましよう。

第26回国会 法務委員会 第8号(1957/03/14、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 国税庁の徴収部長にちょっと一点だけお伺いいたしたいのでございますが、収税官吏でございますか、直接家庭に行きましていろいろ督促なんかするあの官吏でございますが、資格や研修制度でもございますかしら、ちょっとお答え願いたいと思います。
【次の発言】 これは年令に制限がございますか。それと、もう一つは実際の監督はだれが、どこでしているのでございますか。
【次の発言】 これは国家公務員の何級職くらいの人が当るのでございますか。
【次の発言】 六級、七級くらいな方でございますと、あまりいろいろな要求をすることは無理かもしれませんけれども、私は、政治の一番末端をいく人は、ちょうど警察官と同じ……

第26回国会 法務委員会 第9号(1957/03/19、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 売春防止法につきまして、きょうは総理大臣、厚生大臣それから法務大臣の御出席を願ったのでございますけれども、国会の大みそかが近づいておりますので、皆さんどうも引っぱりだこで御出席を願えなかったのでございますが、厚生大臣のかわりに安田局長にお願い申し上げます。その第一点は、この三章にございます更生保護ということについての御意見でございます。実は今まで売春婦は全体といたしまして五十万と推定され、あるいは七十万、八十万という数を数えております。そのうちの大体一割くらいは、一番多い年は、ここ十年間の中で報告を聞いてみますと、八万あるいは五万程度が、これは警察、検察の手にかかっておるもので……

第26回国会 法務委員会 第10号(1957/03/26、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 家庭局長にちょっとお尋ね申し上げたいのでございますが、過般、全国裁判官会同がございすしたのでございましょうか。ございすしたら、その席で、少年の年令の引受下げについての問題、それから審判に検事を立ち合せるかどうかというような問題がとり上げられましたでございましょうかということを、ちょっと先に伺いたいと思います。
【次の発言】 重大視されたかされないかということでなく、少年の年令を引き下げるべきだというような議論がございましたかに伺っておりますが、それはいかがでございましょうか。
【次の発言】 引き下げることは不適当であるというような空気がかもされる前に、地方の大体の空気としては、……

第26回国会 法務委員会 第11号(1957/03/28、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 今日提案されました法律の中で、一点だけ法務大臣に伺いたいと思います。  それは、最高裁判所の中に家庭裁判所の調査官の研修所を置くということでございますが、これは、調査官が新しくできました家庭裁判所の事件をさばいていきます上に、家事事件にしましても、少年事件にしましても、最も中心になるケース・ワーカーとして大事な仕事でございますので、そういう人たちの研修所が新たにできるということは、これはもう大へん大事なことで、実はおそきに失する惑があると思っております。ところが、この大事なものにつきまして、すでに最高裁判所にございます書記官の研修所、司法官の研修所というようなものと比べますと、……

第26回国会 法務委員会 第15号(1957/04/18、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 まことにしろうとでよくわかりませんが、また、今この際質問していいか悪いかもよくおかりませんけれども、私ふだんから考えておりますことを、ちょっと伺ってみたいと思っております。一体全国のまあどの裁判所におきましても、その判事の刑の量定などというようなものは、みなそれは裁判官の認定によって判決されることなんでございますけれども、最高裁判所あたりで事務的にごらんに騰なりますというと、たいていその刑の量定などというものは、各所で大体同じようなことになっておりましょうか。それとも……私がそういうことを質問いたします心配点は、ここに古い裁判官と新しい裁判官とが、考え方も、ものの見方も非常に違……

第26回国会 法務委員会 第16号(1957/04/23、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 今の小酒井委員の質問にちょっと関連いたしまして伺いたいのでございますが、その調査官が研修に集められますのは、年に五十人ということなのでございますけれども、一体古い者からなのでございましょうか、新しい者から研修させるというような建前でございましょうか。
【次の発言】 森田課長にお伺いいたしますが、この調査官で一番長く在任されております方はどのくらいの長さでございましょうか。また普通にもうおやめになった方もあるのでございましょうか。
【次の発言】 旧制度の少年保護司からずっときておるような調査官は、最後はどうなるのでございましょうか。これは、私こんなにたくさん調査官志望者がある中で……

第26回国会 法務委員会 第19号(1957/05/09、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 お忙がしい法務大臣に御足労を願いまして、ありがとうございます。  一番にお伺いしたいことは、売春防止法の一部改正が本国会の初めに提出予定の法案として私どもにも印刷にして回ってきましたのでございますが、まだそういう予定事項になっております間に、たしか担当法務大臣に早く提案していただきたいということを申し上げましたが、そのときに法務大臣は、本国会には提案しない方針だという御答弁をいただいたと思っております。そうしているうちに、いつとなしにその印刷になっております提出予定になる法案が取り去られまして、行方不明になっております。そしてそのままもう本国会もこんな押し迫って参りましたのでご……

第26回国会 法務委員会 第21号(1957/05/14、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 これは厚生省の方に伺った方がよろしいのでございますか。犬にかまれました場合に、それが狂犬病か何かわかりませんにしましても、今日ではりっぱな手当がございますか。狂犬病であった場合にも全治できましょうか。
【次の発言】 私ども親しくしておる者が、間違えて予防注射をされまして、それがもとで死んでしまった人がおりますので、これはその的確な診断をするというところまでどうしていかないだろうかということをはがゆく思っておりますが、研究されておりますでしょうか。
【次の発言】 いま一つ。今日の野犬狩りの実情について、ちょっと中川さんからでも、どちらからでも、お伺いしましょうか。


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 法務委員会 第2号(1957/11/05、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 法務大臣と刑事局長に一点ずつお伺い申したいと思うのであります。  汚職のうちでも売春汚職という最も不潔な問題がこんなに起っておりますし、それは非常に根深いものだと私は考えております。そこで、このいい機会に全部洗っていただきたいというように私は思っておりますが、先ほど法務大臣のお言葉の中に、指揮権の発動は絶対にやらないと、非常に私はそのことは力強くお伺いしたのでございますが、実は吉田内閣のときに、あの佐藤問題が起りましたとき、とうとう指揮権を発動されまして、私ども大へん無念残念でございます。が、そのときの法務大臣でありました犬養さんが、その指揮権を発動されて、多分数日のうちに大臣……

第27回国会 法務委員会 第閉会後2号(1957/12/19、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 ちょっと二点だけ質問いたします。婦人相談員の数のことについては御報告ございましたが、その質の点について、その適任者が選ばれているかどうかという問題、それからもう一点は、宿屋、ホテル、料理屋、カフェー、バーなんかの転業に擬装転業と思われるものがあるという報告でございましたが、その擬装転業と思われる原因は、今までの売春婦を連れて転業しているから擬装転業というふうに思われるという意味でございまし工うか、どうでございましょうか、この二点についてお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 私の伺いたいことは二点ございますが、まず、白井次官と上林主計官にちょっとお伺いしたいのでございますが……

第27回国会 法務委員会 第3号(1957/11/08、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 法務大臣にちょっとお伺いいたしまけけれども、売春防止法の完全実施が来年の四月一日からされるというわけで、この五条違反についての処罰規定でございますね、これが売春対策審議会ではもうでき上って、今法務省で最後の立案もでき上っているだろうと思っておりますけれども、この臨時国会に出てこないというので、私は大へん心配しておりますが、いずれ通常国会のまあ劈頭に出るかと思っておりますけれども、それで四月一日から施設なんかどういうことになりましょか。それから職員の編成、大事な職員の編成などはどうな今ましょうかということを大へん私心配しておりますので、その点をちょっと伺いたいと思っております。

第27回国会 法務委員会 第4号(1957/11/11、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 ちょっと法務大臣にお伺いしたいのでありますが、先ほど大臣の御発言にありましたね、今月の二十五日から犯罪防止に関する世界会議の東南アジア部会が東京で開かれます。そのことについての先ほどのお話だったと思っております。それで、一昨年ジュネーヴで開かれました世界会議の部会のようですけれども、それにつきまして、私はもう二カ月くらい前でございましょうか、予算のことについて伺いまして、予算が四百万円足らずの予算でございましたが、一体それで準備はおできになることになっておりましょうかという心配なあまりに私伺うことでございます。それからいま一つは、そこに提供します日本の材料が準備されておるかどう……

第27回国会 法務委員会 第5号(1957/11/12、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 ちょっと一口、これは委員長にお願いしたいのでございますけれども、去年下半期からことしの上半期、六月まででもよろしゅうございますが、一年間の刑務所で生まれました子供の数並びに状態について、資料を委員長の方から法務省の矯正局の方に一つ請求して、材料を提供していただきたいと思います。
【次の発言】 最近の一年間の統計をまだもらっておりませんから。刑務所の中で生まれました子供の、そのいろいろな状態、いつもあなたの方から資料を出してもらっております。一年間の材料。
【次の発言】 この調査官の研修所の問題は一つも出ていないようですが、研修所があんなことでは、移動して歩いているというようなこ……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 法務委員会 第3号(1958/02/03、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 ちょっと今のところ伺いますが、八項目のところ「原材料費の九百二十七万八千円の減少は節約減によるもの」というのは、何の節約減によるのですか。どこから出てきますか。
【次の発言】 節約、事務費の……。
【次の発言】 さっきの一松委員の質問の調査委託謝金ということから少し関連すると思いますけれども、公安調査庁で秘密調査のあれは謝金ですか。何か機密費というのですか、それをことし計上されておりますか、公安調査庁。
【次の発言】 それは機密費ですね。
【次の発言】 それはどのくらい計上されておりますか。
【次の発言】 四億……。そうすると、昨年五億ぐらいでしたね。少し下っている。

第28回国会 法務委員会 第5号(1958/02/10、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 ちょっとお伺いいたします。少し重なる点があるかとも思いますけれども、この本改正案によりまして指紋をとりますことが緩和されることになりますと、犯罪防止の点からいかがですか、少し御心配になる点はございませんでしょうか。当局からお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 まあこの程度のことであるならば、捜査の面でがまんできるとも思えるというような意味でしたが、どうでしょうか、忌憚なく、非常に支障があるというような点はございませんですか。それを心配しているのですけれども。
【次の発言】 それじゃ重要性はないというように解釈してよろしゅうございますね。

第28回国会 法務委員会 第7号(1958/02/18、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 私は緑風会を代表いたしまして、本改正案に賛成いたします。  今度のこの改正案につきましては、目下の諸般の情勢から、むしろおそかったという感がございますのでございましてむしろ時期的にはおそまきながら、まあ大へんよかったと思っております。さらに私はちょっとつけ加えておきたいことは、この中国の通商代表部の指紋の免除の措置でございますが、これにつきては、この運用についてさらに私は御当局が十分研究なさいまして、万遺憾なきように措置をおとりいただきたいということを申しまして、私の賛成の言葉にいたします。

第28回国会 法務委員会 第8号(1958/02/20、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 第一番に私伺いたいのは、補導院という名前でございますが、すでに矯正院法があり、それからまた、法律の上から言いますと、保安処分、保安というような言葉も出ておりますのに、特に補導という言葉をお使いになりましたのはどういうわけでしょう。何かそこに内容的に違ったものがあればどうぞおっしゃっていただきたい。
【次の発言】 それは施設の名前なんかはございますね。それは少年院にしても青葉だとか愛光だとかいろいろございます。でございますが、この法律の名前自体がわざわざ婦人矯正院法と言うてもいいはずなのを、それを補導院とお変えになったというのは、一体内容が何か変っておるからかということを伺いたい……

第28回国会 法務委員会 第9号(1958/02/25、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 きょうは、各参考人の方から大へんいい参考の資料をいただきまして、ありがとうございました。一、二点ずつ各参考人に伺いたいと思っておりますが、まず、菅原参考人と私どもは、長い間売春対策の審議会ですったもんだをやってきたのでございますが、その間に一ぺんもあの問題に触れなかったと思って、きょうあらためて伺うわけでございます。それは、補導官に大へんりっぱな人を擁しなければならないということを、先ほどから再三おっしゃったのでございますが、それは、御意見としては、やはり院長以下女の人をというようにお考えでしょうか。りっぱな補導官であれば、男でも女でもいいというお考えでございましょうか。その点……

第28回国会 法務委員会 第10号(1958/02/27、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 法務大臣にちょっと一言だけお伺いいたします。この売春法の一部を改正いたしますその中で、五条違反の問題でございますけれども、昨日まではそれは犯罪でなくて堂堂とやっておったものが四月一日になりましたら、今度はもう同じことをやっても犯罪者として刑務所の中にもぶち込まれなければならない、この点なんでございますが、これはもうすでに実施されております売春防止法によりまして、売春は悪であるということがうたわれております。だけれども、一般社会におきましても、ことに業者たちはどうしても納得がいかないというのが今日の実情だろうかと思っております。それにつきまして、売春法ができまして以来、法務省とし……

第28回国会 法務委員会 第14号(1958/03/07、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 法務大臣お急ぎのところでございますけれども、きょうは二点だけについてお尋ね申したいと思っております。  今度の売春防止法の一部を改正する法律案の一番盲点としておりますところは、申すまでもなく、この単純売春が許されているということなんでございますが、それにつきまして、法務大臣の御意見を伺いたいのでございます。この単純売春が許されて、これからは、まあ道路では売春は行われない建前になっておりますが、一歩家の中へ入れば、その単純売春はこの売春法からのがれている。そこで、私は、これから一番問題になることは性病の問題ではないか。この点についてどういう御処置がございますでしょうか、どうでしょ……

第28回国会 法務委員会 第15号(1958/03/10、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 渡部矯正局長にお願いいたします。この第二条のところでございますけれども、これはこの前もちょっと伺ったのでございますが、「生活指導」という、その生活指導の内容なんでございますけれども、ここに第二項の趣旨があるのでございますが、「相談、助言その他の方法により、婦人の自由と尊厳とを自覚させ、」云々それからその次に「家事その他の基礎的教養を授け、その情操を豊かにさせるとともに、在院者が勤労の精神を身につけ、その他自主自立の精神を体得するように、これを指導する」ということでございますが、この中に生活指導という、その生活指導は実際家庭生活、彼女らが社会に出ましたときの家庭生活の指導というこ……

第28回国会 法務委員会 第17号(1958/03/17、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 私は数点につきまして、大臣初め各関係官にお伺いしたいと思っております。  まず、法務大臣にお伺いしたいことは、今度できまする婦人補導院でございますが、この婦人補導院の諸点について、これはまだ新しくできるので、あまり突っ込んだ点はいかがかと思っておりますが、大体少年法によれば、少年院、あるいは少年院法による少年院のあの実際の建物、あるいは運営等につきましては、すでに四十年近い歴史を持っておりますから、それを参酌して、一つ大臣のお考えを伺いたいと思います。  それは少年院でございましたら、あの通りの少年を保護教育しようというあの施設なのでございますが、現在のあのままについて、一体あ……

第28回国会 法務委員会 第24号(1958/04/08、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 先ほどからの問題に関連いたしまして、私少し最高裁の方に伺いたいと思っております。今婦人の判事が何人ぐらい採用されておりますか。
【次の発言】 判事の方々で、家庭裁判所の判事以外に、判事の職業についていらっしゃる方がありますか。
【次の発言】 検事の数はおわかりになりますか。
【次の発言】 数名、そして東京以外にもありますか。
【次の発言】 はっきりわかりませんね。
【次の発言】 調べて下さい。  司法修習生を終りましてから、検事にはできるだけ採りたくないという法務省の意図らしいということをみんな申しておりますが、事実ですか。どうですか。また、それが事実とすれば、どういうわけなの……

第28回国会 法務委員会 第29号(1958/04/17、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 委員派遣の報告をいたします。  本委員会の決定によりまして、去る昭和三十二年十一月ごろ、赤城少年院に発生いたしました教官による収容少年に対する暴行事件の発生原因及び経過等の実情を調査するために、青山委員長と私は、天久調査員、高橋主事を同伴いたしまして、昭和三十三年四月十二日、十三日と二日現地に派遣されました。右調査の結果を概略御報告いたします。  なお、本調査について、法務省の矯正局保安課長福井徹及び東京矯正管区第一部長菊地省三の両氏が御協力、同伴されました。報告書の第一、調査の方法。  まず前橋地方検察庁におきまして、検事正外三名の事件担当検事から、事件の全貌について説明を聞……


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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 法務委員会 第閉会後3号(1958/09/26、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 第三班の委員派遣報告を申し上げます。  第三班の派遣委員は、野本委員長と私でございました。随行は天久調査員でございました。この一行で去る七月十六日から二十三日までの八日間・福岡、大分、愛媛及び香川の四県を回って参りました。  すなわち、第一審強化に関する事項等につきましては、福岡高等裁判所及び松山地方裁判所において現地法曹関係者に懇談の形で行いました。矯正関係の事項につきましては、各庁において説明を聴取し、各施設を視察いたしました。また、売春防止法に関する事項については、大分県庁において関係者より聴取いたしました。それから、日程外ではございますが、大分市においては、大分県青少年……

第29回国会 法務委員会 第5号(1958/07/02、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 私はこの問題を取り上げる前に、少し根本問題について局長に伺いたいと思います。  私の調査しております範囲では、つまり、東京にほんとうは百人くらい収容し、それから大阪と福岡とに九十人くらいという三つの施設をお作りになる予定だったのでございますね。ところが、その私の調査がもし間違っておりませんなら、今、東京でその補導院ができてそこへ収容する前に、かりの収容所として栃木の女囚監をお使いになっておる。そこに四月一日からあの法律が実施されまして、今日まで一人も収容者がないということを伺っておりますが、その点いかがでございますか。


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 法務委員会 第2号(1958/10/07、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 ちょうど少年法に大きいメスを入れるときがもうすでに参っていると思っております。そのときに際しまして、最近このような少年の凶悪犯が続出するということにつきましては、私どもといたしましても十分にこれを調査し、研究し、そうしてそのことは少年法をやり直します上の大きい参考にもなると思っておりますので、少し時間をちょうだいして伺ってみたいと思います。  まず森田課長の今の説明を伺いまして伺うのでございますが、この事件に対しましては検察庁は逆送の意見をつけてきましたか。
【次の発言】 ただ逆送するようにということで、そのほかの文字はございませんでしたか。


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 法務委員会 第7号(1959/02/24、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 矯正局長にちょっとお尋ねいたします。  東京婦人補導院の敷地問題につきまして、贈収賄の問題が起っているように新聞でも報道いたしておりますし、また、地元から私のところに二、三の方が見えての報告も伺っておりますが、法務省におきまして、現地の警察や検察庁は手入れをしているようでございますけれども、何か報告がございましたでしょうか。
【次の発言】 二月の二十二日の朝日新聞の都下版に、「反対運動金で解消、税金から五十万円、取締り当局で捜査」というような大きい見出しで出ておりますが、この反対運動をしないように、つまり口どめ料に五十万円といったように私は記事の内容も読んでおりますけれども、大……

第31回国会 法務委員会 第9号(1959/03/10、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 お忙しい中、御出席おそれ入ります。  少年法を中心にいたしまして、数点お伺い申し上げたいと存じております。  最近少年の犯罪が非常にふえまして、私ども、常識といたしましては、犯罪件数は十万と言っておりましたが、最近当局の発表いたしましたものを見ますと、もうすでに十五万近くなっております。これはゆゆしい問題だと思っておりますが、それにつきまして、何か内閣の力で手を打っていらっしゃるでございましょうか。その点につきまして、総理大臣の御意見を伺いたいと思います。
【次の発言】 ただいまのお話の中にごさいました問題につきまして、青少年協議会でございますが、この青少年協議会は、何かおしま……


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各種会議発言一覧(参議院4期)

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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 社会労働・法務委員会連合審査会 第1号(1957/04/22、4期、緑風会)

○宮城タマヨ君 厚生大臣にちょっとお伺いしたいのでございます。それは赤線地帯、青線地帯は形だけでもなくならなければならないのでございますが、ここに重大な問題は、今、日本全国に白線地帯というものができておりますし、広がりつつございますが、厚生大臣は、その調査はできていらっしゃいますでしょうか。厚生省において調査ができておりますかどうかをお伺いします。
【次の発言】 それでは伺いますが、旅館業法の一部改正ということは、これは厚生大臣の含みといたしましては、売春防止法とにらみ合せてこれを立法なさったのでございましょうか、どうでございましょうか。



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データ更新日:2022/12/18

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