細川嘉六 参議院議員
2期国会発言一覧

細川嘉六[参]在籍期 : 1期-| 2期|
細川嘉六[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは細川嘉六参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院2期)

細川嘉六[参]本会議発言(全期間)
1期-| 2期|
第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 参議院本会議 第5号(1950/07/17、2期、日本共産党)

○細川嘉六君 私は日本共産党を代表して、総理大臣吉田茂君の施政演説に関し質問いたします。  朝鮮の戰争がどうなるか。これがために第二次世界戰争が起されるであろうか。国民は毎日不安の念にかられておる。これが我が国民のありのままの気持であります。これを政治に活かすことが為政者のなすべきことである。然るに政府は、朝鮮の戰争に際し、いわゆる警察的措置をとつているという国際連合の方針に協力することは当然であり、又その措置をとつていると言つておるのであります。併し国際的にも、又国内的に見ましても、かような措置には如何なる根拠があるのでありましようか。我が国は講和條約も締結しておらない。国際連合にも加盟して……

第8回国会 参議院本会議 第9号(1950/07/26、2期、日本共産党)

○細川嘉六君 私はこの際、日ソ中立條約及び共産軍侵略の見解に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私が日本共産党を代表し緊急質問をいたしますわけは、本会議において総理大臣吉田茂君が我々国民の運命にとつて黙過することのできない主張をなされたからであります。  吉田君は奧議員の質問に答え、特別警察力の設置は共産軍が日本の領土を侵す不安があるからだと述べられた。この吉田君の主張に何の根拠があるのでありますか。  第一に、共産党の領導している国が他国を侵略するということは、そのよつて以て立つ理論の上から考えてもあり得ないことであります。(「その通り」と呼ぶ者あり)共産党の領導しておる国……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 参議院本会議 第8号(1950/12/07、2期、日本共産党)

○細川嘉六君 私はこの際、原子爆彈の使用等に関して緊急質問することの動議を提出いたします。
【次の発言】 私は時局重大なるがだめに、日本共産党を代表いたして、総理大臣吉田茂君に対し原爆使用に関する質問をいたします。  トルーマン大統領が必要に応じ朝鮮において原爆を使用するかも知れないと述べたという報道は、全世界の人心に恐怖と不安とを與えました。諸君すでに御承知の通り、外電は英国労働党議員百名が、アトリー首相に対し、原爆が朝鮮に使用される場合、英国軍隊は撤退すべきであるという主張をなしたと伝え、同首相は同じく原爆使用に驚いたフランス国のプレヴアン首相と急遽協議の上、アメリカに飛び、現在トルーマン……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 参議院本会議 第7号(1951/01/30、2期、日本共産党)

○細川嘉六君 私は日本共産党を代表して、総理大臣吉田茂君の施政演説に関する質問をいたします。吉田君の施政演説を貫くものは講和に関する方針であり、その方針の根本となつているものは国際情勢に関する現内閣の認識であります。私はこの認識を中心として質問します。吉田君は、日本が極東の共産主義制圧の一勢力として期待される国際的環境にあると述べられた。昨日労農党議員木村君も指摘されたが、私もここに吉田君の国際情勢に関する考え方の根本があると思う。ここに嚴粛に考うべき重大問題があります。日本の現在の国際的地位はますます重大となつて来ております、この地位を世界平和の確保と独立と繁栄の方へ、或いは第三次世界戰争の……

第10回国会 参議院本会議 第36号(1951/04/16、2期、日本共産党)

○細川嘉六君 私は日本共産党を代表して(「一人じやないか」と呼ぶ者あり)遺憾ながらこの決議案に反対いたします。(「恥を知れ」と呼ぶ者あり)  今回アメリカ政府が元帥マツカーサー氏の四つの官職を剥奪し、その責任を問うに至つたことは、世界の人道と正義とから見て当然であります。(「何を言つておる」と呼ぶ者あり)天下周知のように、同政府がマツカーサー氏の主張と作戦とが第三次世界大戰を激発する危險ありと断定したことは全く必然であります。又世界周知のように、第三次世界大戰は人類社会に対し破滅をもたらすものである。これを挑発することは人類社会に対する史上未曾有の大反逆罪を犯すものであります。(「共産党の反逆……

細川嘉六[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院2期)

細川嘉六[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第閉会後4号(1951/07/28、2期、日本共産党)

○細川嘉六君 千田委員長からこの数字の発表について、千田君が毎日国会に出ておられるのに、外務省当局から何の知らせもなかつたと、これはまあとんでもない話です。これほど委員会が何日かに亘つてやつておる。殊に生死問題は重大問題であります。それがために非常に努力して来ておるものが、それにもかかわらず、委員長にまでも知らせない、委員は勿論そうだ。国民は勿論のこと、何も生死の問題についての、今日発表があるまでは何も知らなかつた。これはまあここにたくさんかれこれ申すことはないのだ。政府は委員会も国民もみんな眼中に置いてないということを端的に現わしておる。こんなことはあろうはずがない。大部分がこの調子でやられ……

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第閉会後5号(1951/08/02、2期、日本共産党)

○細川嘉六君 これが誰が見てもですね、たくさんの人が断食をやつておる。内村君の言うように誠に残虐な結果をこのままではもたらすことになることは明らかであります。解決の途は簡単ではありませんか。誰が見たつてこれは総理大臣が出て行つて所信をみんなの前で披瀝すれば今日の今でも解決できます。草葉君はこの問題について何か言葉の上でうまいことを言つて結局は責任逃れ、現に草葉君は本当に断食をやつておる人の思いがわかれば人を通してじやない、吉田君に直接会つて、どうしてもいかん、これはやがて国民の信望を失う大問題だから何とかしなさいとあなたが言つてやるのが当り前じやありませんか。そこまで行かんのは、言葉でごまかし……

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第閉会後6号(1951/08/03、2期、日本共産党)

○細川嘉六君 厚生大臣の橋本君の内村委員に対する御答弁、それから委員長に対する答弁については、丁度総理大臣吉田君のワン・マン、そのお弟子、そういう態度でやつておられることは誠に遺憾であります。第一にこの引揚白書に盛られた数字ですね、こういうものなんかは外国へ出すのが先で、こうして特別委員会で一生懸命にやつている、委員会を全く無視している。外国に出すなら、国連に出すなら、それと同時にこの委員会に連絡されて承知していなくちやならん。委員長も述べておつたように、毎日出ておるのに何の連絡もない。仕事もないということである。委員会なんかというものを無視した態度である。参議院の委員会も無視されているが、国……

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第閉会後7号(1951/08/14、2期、日本共産党)

○細川嘉六君 今回外務省発表で引揚白書が出ておりますが、それについて、この前からここで討議があつたのですが、その討議がまだ完了していなくて留保されたようなことであつたと思います。最後にこの間の会では、私も文書を以て出すというようなことも発言してある、そういう状態なんですが、この白書というものは相当この国際関係に重大な意味を持つておることは申すまでもありませんが、まだ討議が十分完了していないようであります。これはどうなんでしようか。
【次の発言】 それは質問書というに限らないのでありまして、あのときの話は白書に対する質問でもあるし、意見でもあるし、そういうものを全体として見たものであつたわけであ……


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第1号(1951/08/17、2期、日本共産党)【議会役職】

○仮委員長(細川嘉六君) 只今から委員長互選の委員会を開会いたします。
【次の発言】 その動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 只今の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 では今回の本特別委員会の委員長は千田委員と決定いたしました。なお委員長の不在中は紅露委員に代理して頂くことに決定いたしました。  更に本委員会の理事を選挙しなければなりませんが、それは紅露代理委員長に私が席を讓つた上で決定して頂きたいと思います。
【次の発言】 引揚白書ですね、あれについての意見ですが、それを皆さんがおいでの上で私が述べる機会を得る、こういうことになつておつたのですが、これは本国会中にできればお取計……


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各種会議発言一覧(参議院2期)

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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 水産・外務連合委員会 第1号(1951/03/06、2期、日本共産党)

○細川嘉六君 草葉政務次官にお伺いしたいのですが、先ほどからこの拿捕事件について領海区域を拡げろとか、その他いろいろなことが述べられておるが、そういうことをやつて行くと、これは結局問題は常に繰返され更に大きくなつて行くと見るよりほかはありません。不法拿捕と言うが、不法というのはマツカーサー・ラインをきめた側から言つて不法であつても、中華人民共和国の政府の側から言えば反対である。それだから拿捕しておるということになるわけですが、一番の不法は国際慣例からみても、五億の人民を、この政府を作つて以来二年立派に治めて来ておる。御存じあるかどうか、この二年間に中国の復興、建設というものはどんどん進んで来て……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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