森下政一 参議院議員
2期国会発言一覧

森下政一[参]在籍期 : 1期-| 2期|- 3期- 4期
森下政一[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは森下政一参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院2期)

森下政一[参]本会議発言(全期間)
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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 参議院本会議 第10号(1950/12/09、2期、日本社会党)

○森下政一君 日本社会党は、所得税の臨時特例に関する法律案に対して賛成するものであります。  ただ併しながら、ここで極めて明確にして置きたいと思いますことは、社会党の賛成いたしますのは、所得税、特に今回提案されております内容が明確に示しておりますように、源泉徴收に対する所得税、これに対して来たるべき一月から三月の三ヶ月間に設けたいという特例、これに賛成するものであるということをはつきりここで明確にして置きたいと思うのであります。もとより私ども立場におきましても、所得税につきましては、單に源泉徴收に対する面のみならず、所得税全般についてこれを眺めて見まして、大いに改革しなければならぬところの余地……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 参議院本会議 第2号(1950/12/16、2期、日本社会党)

○森下政一君 日本社会党は本法案に反対をいたします。  当初二十五年度の補正予算の大体の構想を政府が新聞発表いたしました当時においては、かような外為会計に対する一般会計よりの繰入れなどということは全然考えられておらなかつたということは皆様御承知の通りであります。ところがその後に至りまして、いよいよ補正予算が前国会に提出されるという間際になつて、百億の繰入れが一般会計から行われるという、当初政府の予期していなかつた処置を講じたというのが、この法案になつて現われて参つておるわけであります。輸出があれば即ち外貨の受取りであつて、これに対して円を拂わなきやならん。輸入があれば外貨の支拂いであつて、円を……

森下政一[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院2期)

森下政一[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 大蔵委員会 第1号(1950/07/14、2期、日本社会党)

○森下政一君 私からも特にこの際お願いして置きたいのですが、先刻木内君から御注意がありましたが、若し地方行政委員会との連合審査で地方税法を審議するということであれば、是非政府の説明を聴きたいと私は思うのです。それにつきまして委員長から一つ先方の委員長に申入れをして頂きたい。万一明日向うが委員会を開くというような希望があるならば、木内君のおつしやいましたように、明日は施政方針に対する野党側の質問が始まるわけなんで、その質問を終りましたあとで、午後になつてからでも連合委員会を開いて貰う。質問演説を十分我々が聴く時間的な余裕を持つことができるように、是非委員長の方で先方の委員長に申入れをして頂きたい……

第8回国会 大蔵委員会 第3号(1950/07/21、2期、日本社会党)

○森下政一君 それで、船舶公団というものが廃止になるならば、今度は船主が任意にこれを経営することになるわけですか、船の運航とか何とかいうものは……。
【次の発言】 そうなりますと船に乗つております船員なんかの、別に身分上の心配というものは何もないわけですか。
【次の発言】 この携帯を予想いたして許しておいでになる武器というのは、拳銃でございますか。
【次の発言】 今提案理由の説明によりますと、税関職員に武器を携帶せしめなければならんという程、最近の密貿易の状況というものは兇悪化しつつある。従つて武器を携帶しなければ取締の徹底を図る。とができんもののように伺えるのですが、差支えない範囲において最……

第8回国会 大蔵委員会 第閉会後5号(1950/10/23、2期、日本社会党)

○森下政一君 中小企業の信用保険基金、これは例のなんですか、府県或いは大都市の信用保証協会、大体それですか、範囲は。或いはこの一般市中銀行の中小企業専門店なんかの場合も含んでおりますか。
【次の発言】 勿論そうだと思うのですけれども、市中銀行の中小企業専門店なんかが貸付ける、そういうものでも政府が損害を補填してやろうというふうな場合を含むかどうかということは、多分信用保証協会が大部分だと思いますが、これはお分りになりますか、勿論銀行局長でないと……。
【次の発言】 どんなときでも保証料を取つたり、政府は再保証してやろうというわけですか。

第8回国会 大蔵委員会 第6号(1950/07/25、2期、日本社会党)

○森下政一君 この法案に関連してですね、極めて常識的に直ぐ分りますことは、共有持分を国に引継いだ、それから相手方が何どきでもこれを買取ることができるということになるわけですが、而もその買取りの価額というものは帳簿価格ということに船舶共有契約書でなつておる。ところが時価は今日の状態においても、先日の御説明によると大体三倍ぐらいになつておるというお話であつたが、そうすると買取る方も相手方が非常に不当な利益を得るというふうに考えられるが、これは艦船共有契約というものが締結されており、その第十二條第十三條等によると、どうにも不当の利益というものをチエツクする方法がないというふうに考えられるのですが、そ……

第8回国会 大蔵委員会 第閉会後6号(1950/11/08、2期、日本社会党)

○森下政一君 銀行局長は今預金が一ケ年に少くともどれだけなければならんというときに、市制施行地二千五百万円、それからその他の地域一千万円と言われたけれどもそうなんですか。
【次の発言】 私共の手許に頂いておるのは、三千万円と二千万円のものになつておりますが、これは間違つておるんですか。
【次の発言】 これは資料が古いわけですね。この下に書いてあるのは、免許済みのものは……、全然違うのですか。
【次の発言】 銀行局長はさつき木内さんの御質問にお答えになつて、今後においても適当な信用組合の新設ということは考えられる状況に置けるし、その他只今の構想でお示しになつておる第一、第二の点なんかに抵触しない……

第8回国会 大蔵委員会 第9号(1950/07/29、2期、日本社会党)

○森下政一君 日本社会党は本案に賛成いたします。ただ社会党といたしましても、強い希望をここに披瀝しておきたいと思うのであります。昨年株式民主化運動が可なり大掛りに行われまして、大衆が株に対して相当なけなしの金を投じたと思うのでありますが、株価が暴落をいたしまして、株の値下りで非常な損失を蒙つた、株の値下りで損失を蒙つたのは止むを得なかつたにいたしましても、更にこの証券業者が暴落の影響を受けて内容が非常に惡くなつた。そのことのために更にそば杖を食つて折角投資をいたしました大衆が株の値下りだけではない、それ以上の損を分担しなければならなかつたというような状況になつて、折角民主化運動が行われたのに、……

第8回国会 大蔵委員会 第11号(1950/07/31、2期、日本社会党)

○森下政一君 それではお伺いしますが、この政令の内容をなすと思われる信用協同組合の免許基準案というものは、修正意見を出された奥村さんの方で御用意になつたものでありましようか。或いは政府か若し政令を出すとすれば、こういうものであることが願わしいという政府の考えで出したものですか、どつちが作つたものですか。
【次の発言】 この修正案は本日もうすでに衆議院の本会議で可決されたものだと思うのですが、そうするとこれによつて若し参議院がこれに同意するならば、政令が出て一つの基準が示されるわけですが、その場合に政府は大体ここに示されておる基準案、これをそのまま政令の内容にするということに同意を與えられておる……

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 第閉会後1号(1950/08/01、2期、日本社会党)

○森下政一君 ちよつと念のために伺つて置きたいのですが、電源開発のために企画されて現に施行中の工事というものの金額というものはどれくらいに上るものか、又それに引当てる見返資金の額というものは、大体どれくらいを予想されているか、すでに又充当された見返資金の額というものは幾らになつているか、その辺一つ承つて置きたいと思います。

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 第閉会後5号(1950/10/10、2期、日本社会党)

○森下政一君 只今通産大臣から電気事業再編成要綱の概略の御説明を承わつたわけでありますが、皆さんからもいろいろな御質問が出ると思いますけれども、一番私が関心を持つております点一つだけお伺いしたいと思います。只今の御説明によりますと、第三に示されておりますように「電源は、原則として各分割地域の会社に所属せしめる」ということになつた。電源が非常に大事な問題だということは大臣もおつしやいましたが、ところでその第四に「例外的な措置を講ずる」即ち「当該発電所の発生電力の大部分が、他地域に供給せられておる」そういうふうに認められるものはその電源の所属については必ずしも分割地域の会社に属するものとは限らない……

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 第閉会後7号(1950/11/09、2期、日本社会党)

○森下政一君 勢頭に委員長が、今日御証言をお願いすることについて大要を申されたと思うのですが、その中に再編成審議会の発足以後におけるこの電気事業再編成に対する政府の動きを、政党、電気事業者その他に対する交渉を含めて順序を追うて詳細に証言して貰いたいと、こういうことであつたのでありますが、稻垣さんなり進藤さんが前職に御在任中に、大体二月二十一日の閣議において、十五日に申入れられた線に沿う一つの案をおまとめになつておるということであれば、それについて何か政党というか、電気事業者或いは政党に対して支持を得たいとか、或いは電気事業者に対しては了解を求めるとかいつたような御交渉があつたんじやないかと思う……

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 第閉会後8号(1950/11/10、2期、日本社会党)

○森下政一君 証人が大変くどいと思われるかも知れませんが、もうちよつと念を押して質して置きたいのですが、大西さんは九月の六日に通産大臣から辞職の勧告を受けられたその一、二ヶ月前に、連産大臣の懇請によつてマーケツト少将にお会いになつて、あなた方が再編成そのものに反対しているのじやないのだ、再編成には賛成なんだ、ただ再編成後の電気事業のあり方について自分たちはこういう信念を持つてこれを主張しているのだ、それに過ぎないという了解を得に行つておいでになる、而も尚辞職の勧告を受けられたときに、冒頭のあなたの質問が、私共が退職することによつて、見返資金が出ることになるでしようか、という質問をされたというこ……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 大蔵委員会 第1号(1950/11/24、2期、日本社会党)

○森下政一君 酒だけですね。

第9回国会 大蔵委員会 第2号(1950/11/27、2期、日本社会党)

○森下政一君 今の点ですが、今度仮に、十億の増資が行われると、そうすると、それがどういうふうに各地方に割当られるか、一応の腹案を持つてお出でになるのではないかと思いますが、それを御説明願えるわけには行かんのですか。
【次の発言】 中央のほうはどういう工合に配分されるかということはわかつておりますが、それで私は参考までに聞いて置きたいと思いますが、勿論各地方の金融情勢とか資金需要の情勢、そういうものを重点的にお考えになつて、配分されるのだと思いますが、どういうふうになつておるかということを知つて置きたいと思います。それから地方へ一定の枠が授けられたら、公庫の事務をいろいろな金融機関が代行を仰おせ……

第9回国会 大蔵委員会 第6号(1950/12/01、2期、日本社会党)

○森下政一君 今度臨時国会に提案されておる減税案によると、所得税法にも臨時特例が設けられようとしておる、物品税も只今御説明にありましたように軽減されようとしておる。直接税、間接税も共に軽減の措置が講ぜられるようでありますが、この案がいよいよ実施されるということになりますと、総括的に見て、直接税と、それから間接税との税収入の割合というものがどういう比率になるかということを一つお伺いしたいと思うのです。それから同時に政府当局は一体この両者の率というものはおおむねどういうふうな比率であることが理想であるとお考えになつておるか、一つのそういう何か目安を持つておられるのであるか、そういうことも併せて御説……

第9回国会 大蔵委員会 第7号(1950/12/04、2期、日本社会党)

○森下政一君 先般委員会でも舟山局長から御同様のお話を承わつたのですが、資金を仮にこれ以上増額しても現在の國民金融公庫の事務能力といいますか、その方面で相当制約されて、大体今回の増資額も今年度一ぱいの分としましては、事務能力なんかと睨み合せて考えて行つて適当じやないかというお話があるのですが、非常に今民間で要請されておる融資は一つの大きな源になつておるものなんで、國民金融公庫に対する國民の希望というものは、更により以上に資金が増額されて要請通りに貸付がして貰いたいというところにあるわけなんです。それがたとえそういう増資を断行しても事務能力の点で制約を受けるというようなことでは、これは私は國民の……

第9回国会 大蔵委員会 第8号(1950/12/05、2期、日本社会党)

○森下政一君 私遅れて参りましたので、すでにどなたからかお尋ねがあつたかも知れませんが、今度の改正の内容を見ると、大体どれもこれも給與が増額されるということになつておると思いますが、御説明の中の第四の、食糧配給公団の特別手当だけが一般職の公団職員と同様に従来の三割を一割に軽減されるということになつております。この食糧配給公団はもう余命幾ばくもない僅かなものだと思うのでありますが、そのままに触らずに放つて置くというわけには行かないものですか。
【次の発言】 まあ一律にそういうふうな区分をなくするということは、一つの考え方だと思うのですが、同様に公団の職員と申しましても、食糧配給公団の職員というの……

第9回国会 大蔵委員会 第9号(1950/12/06、2期、日本社会党)

○森下政一君 只今の御提案になつております問題に関連して一つお伺いして置きたいのは、前国会であつたかと思いますが、この年金増額をすべきであるということがこの委員会の殆んど一致した意見で、政府にいろいろ要望いたしまして、政府は必ず期待に副うように善処するということを確約されたのが、今度予算措置が講ぜられこの案となつて出て来たのだと思うのでありますが、当時藤井丙午君が、八幡の共済組合の年金増額の件についていろいろ政府に事情を開陳して、善処かたを促しておつたことがあつたと思うのですが、これは恐らく八幡の共済組合からも政府にもいろいろ要望がもたらされておると思いますが、その辺のところは一体どういうふう……

第9回国会 大蔵委員会 第10号(1950/12/07、2期、日本社会党)

○森下政一君 銀行局長にちよつと御意見を伺いますが、かねてこれにつきましては信用協同組合の事業免許基準案というものを大体お示し頂いて御説明を聞いたのですが、その中の一〇ですね、「組合が政治的に中立であつて、特定の政党のために利用される虞れのないこと。」これは言うまでもないことだと私は思うのですが、こういう項目を掲げてもそれが政治的に中立であるかどうか、特定の政党に利用される虞れがあるかないかということの判定がなくなかむずかしいことだと私は思うのですが、これは当然必要なことである、だがわざわざこれを書くと、例えばどれかの政党に属しておる人が組合の役員の中に一人でも加わつておれば政治的中立が犯され……

第9回国会 大蔵委員会 第11号(1950/12/08、2期、日本社会党)

○森下政一君 先刻来の油井さんに対する御答弁を承わつておると、政府が法文をいらわずに、従来通りに百令の三十にとどめて置いて、実質的に一五%の支給をする、これは予算措置を恐らく必要としないだろう、だけれども給與の問題は非常にデリケートである。公団が廃止されるということは食糧配給公団においては、来年の二月だが、ほかの公団も遠からず廃止される、そこで廃止されるという運命については五十歩百歩であろうと思う。同時に又ひとしく公団の職員である、こういう点から一律に百分の十にすることが必要だ、こういうふうな御答弁であると思うのですが、ひとしく廃止されるとはいいながら、又ひとしく公団ではあるけれども、その職員……

第9回国会 大蔵委員会 第12号(1950/12/09、2期、日本社会党)

○森下政一君 御説明があつたかと思いますが、この五億を基金として出発をしましてですね、大体それでどれぐらいの貸出がこの保險によつて行われるということを予想しておられるのですか。
【次の発言】 これはどなたからか御質問があつたかと思いますが、実際上の扱いを聞きたいのですが、大体三十六億というのが、保險によつて貸出しが行われるだろうということを予想しておられるが、そうすると昨日の御説明は、たしか一般市中銀行に一定の枠の範囲内で各銀行が直接調査をして、そうして借入申込者との折衝に当る、こういうふうに聞きましたが、若しそうだとすると、その枠というのは、どうもこれが発足したらすぐにどれにどれだけというこ……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 大蔵委員会 第2号(1950/12/15、2期、日本社会党)

○森下政一君 本案について日本社会党は反対いたします。  前国会においても、本委員会で反対意見を表明したわけでありまするが、金くその理由は、それと同一なのであります。元来借入金を以て操作し得るはずの会計でありまして、それを一般会計から繰入れを行うということは、不必要に国民の負担を過重ならしめるというそしりを免かれんと思います。而も政府自体も、そのことは初めからよく承知しておられて、当初二十五年度の補正予算の編成される時には、かような一般会計からの繰入れは行わないということを取りきめておられると思うのでありまして、その間の事情は、新聞発表等にもいつ早く報ぜられたことで、曾つて食管特別会計へ一般会……

第10回国会 大蔵委員会 第3号(1951/01/29、2期、日本社会党)

○森下政一君 この機会に私銀行局長に伺いたいのですが、前国会で可決いたしました例の中小企業信用保險、あれの制度が新たに発足したわけですが、今どういう段階まで進んでおりますでしようか。私は、大阪での話なんですが、相当あの制度を私は中小企業の人々に宣伝しました。銀行へ行かれたらばそういうわけで、もとより銀行の資金で融通を受けるのだけれども、万一の場合には七五%まで政府のほうから損失をカバーしてもらえるということになつておるから、中小企業が融資を受けられるのは従来に比して非常に楽になるはずだ、そういうことを若し御承知なければ早速取引銀行に行かれて折衝を開始されたらと言つたところが、おしなべてどの人も……

第10回国会 大蔵委員会 第5号(1951/02/07、2期、日本社会党)

○森下政一君 西川君、税に関する八法案というのは、かねてあなたのほうから御配付頂いた一月二十三日現在の御調査によると、八つどころじやない……。
【次の発言】 相続税は入つているんですか。
【次の発言】 そうすると政務次官、物品税法の一部改正と富裕観法の一部改正は取りやめになりますか。
【次の発言】 どうも鉱工品貿易公団だけじやないのですが、公団の損失の補填というものは頻々として起つて来ておる。損失があつても、公団関係者が直接自分の腹が痛まんというようなところが、えてしてその点が非常に不行届になつて、国民に損害を負担せしめるということになつておると思うのでありますが、私はこれは政務次官を通じてお……

第10回国会 大蔵委員会 第6号(1951/02/13、2期、日本社会党)

○森下政一君 主税局長にお尋ねしますが、近頃この税法上の減税という言葉がしばしば新聞紙上などで散見するのでありますが、この問題につきまして、過般も国会の論議があつて、大蔵大臣が税法上の減税も実質上の減税も選ぶところはないというふうな答弁があつたように、これも私新聞で承知したのでありますが、若し選ぶところがないのならば、わざわざそんな用語の区別をする必要はないはずなんで、減税はどこまでも減税であつて、国民の負担が軽減されるということでなければならん。一体その減税という言葉から国民の予想し且つ期待しますところは、常にそれだけ負担が実質的に軽減されて家計が潤うて来るということでなければならないと私は……

第10回国会 大蔵委員会 第7号(1951/02/14、2期、日本社会党)

○森下政一君 今のに関連して一つお尋ねしたいのですが、二百ほどの局を選んでモデルとして休日配達をやめるというトライアルをやつておるとおつしやるが、その結果が若しよければそれを全体に普及して行かれるお考えのようですが、その結果がよいというのは一体どういう場合が出て来たらよいというのですか。
【次の発言】 大体それはいつ頃からお始めになつておつて、いつ頃までの間の成績を見よう、どれくらいの期間に亘つて実施して見て、その成績の判定をしようというお考えなんですか。
【次の発言】 いつからお始めになつておりますか。
【次の発言】 それは全国的に……。

第10回国会 大蔵委員会 第10号(1951/02/20、2期、日本社会党)

○森下政一君 所得税の税率か、今度前国会に提案された一―三月の臨時措置そのままに改正されることになつておりますが、私は資料として、一遍計算したものを要求したいのは、大体率の刻み方が百分の五ずつ一段階ごとに殖えて行くことになつておりますが、五万以下の金額を百分の十として、それから五分ずつ上つて行くと、こういう段階の刻み方をいたしますると一体どれくらいの減收になるか。これを一遍計算をして資料として配付をして頂きたい、こう思うのです。  それからもう一つ、税につきましては、いろいろな質問を持つておるわけですが、根本的に一つの明示してもらいたいと思うのは、今回の税法改正について、先般政務次官が説明をい……

第10回国会 大蔵委員会 第11号(1951/02/22、2期、日本社会党)

○森下政一君 減收は幾らです。
【次の発言】 前国会にですね、三〇%ばかり酒類の価格の値下げが行われた、そのために却つてこの酒の消費が殖えて税收が多くなつたということになつたのですが、当時この一般の酒造業者の要望しておつたのは、大体二級酒を四百円くらいのところで押えてもらううことができれば、密造しているものは採算がとれなくなる、従つて密造が根絶できるということを熱心に提唱しておつたと思うのですが、自治体警察が今御承知のように警察法の改正で、問題になつておるのですが、どうもその密造の取締りなどという場合に、小さな村なんか応密造が行われておる場合に、警察官なんというものは甚だ無力である。平素におい……

第10回国会 大蔵委員会 第13号(1951/02/27、2期、日本社会党)

○森下政一君 基礎控除の問題でありますが、私は先生がさつきおつしやつたように、国民の最低生活費というものは税の圏外に置くべきものだ、最低生活費がどれだけかということはいろいろな議論がありますが、物理的最小生活費というものが、結局基礎控除としての税の圏外に置かれる、すべからくそうあるべきものと思う。ただそのときの財政的事情によりまして、必ずしもその通りになつていないというふうな実情と思うのでありますけれども、この点につきましては、一体基礎控除とは何だということを主税局長とは何回もこれまで論議を闘わしたことがあるのでありますが、私は先刻申しますように、国民生活の最小生活費というものを税の圏外に置く……


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各種会議発言一覧(参議院2期)

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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 大蔵委員会金融政策並びに制度に関する小委員会 第閉会後1号(1950/09/01、2期、日本社会党)

○森下政一君 先程課長の説明の中に、銀行の債務保証の問題かありましたね。そうしてその例示を具体的なものをなさつて、例えば織物消費税とか酒税なんかを返納を求めるのに銀行が保証すればできるということをおつしやつたが、その外に何か銀行の債務保証をやつておる具体的な例があるのでしようか。
【次の発言】 そういう場合は支拂保証ですか。預金がなくてもやつているわけですか。
【次の発言】 そういうものは、私は迂闊でよく知らなかつたのですが、相当広範囲に各銀行で行われておるのですか。

第8回国会 大蔵委員会租税行政に関する小委員会 第閉会後2号(1950/10/04、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(森下政一君) それでは只今から小委員会を開くことにいたします。  本日はかねて公報を以て御通知のしてありますように、関税法の改正に関して税関部長の石田君から御説明を聞くことになつておりますので、その御説明をお願いすることにいたします。尚税関部長の御希望で本日の説明はちよつと公表をまだ憚るところがあるそうでございますから、速記を中止して頂きたいという希望がありますから、さよう取計いたいと思います。
【次の発言】 それでは速記を止めて下さい。    午前十時二十八分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。  それでは関税法の改正に関する御説明は以上を以て終了いたしましたので、引続いて……

第8回国会 地方行政・大蔵・農林・通商産業・予算連合委員会 第1号(1950/07/18、2期、日本社会党)

○森下政一君 岡野国務大臣にお尋ねいたします。
【次の発言】 先般吉田総理の施政方針演説の中に今回提案されました地方税につきまして、前国会で不幸にして不成立に終つたのであつたが、各方面の意見を徴して修正を加えて提案をしたというお言葉があつたようであります。更に今回の提案に際して地方行政委員会における岡野国務大臣の御説明の中にも、前国会における論議に鑑みて原案に若干の修正を施したというお言葉があるわけでありますが、前国会で地方税法案が不成立に終りましたのは、主として参議院が政府案に対して甚だ不満足の意を表したことであり、両院協議会におきましても遂にその意見の妥結を見なかつたということは、参議院側……

第8回国会 予算・大蔵連合委員会 第1号(1950/07/26、2期、日本社会党)

○森下政一君 今日は大変私は愉快な話を総裁からお聞きしたと思いますが、若し二十五年度の予算を本院において審議しました当時に、大蔵大臣が、総裁と同様の説明をしましたならば、もつと快く我々は予算審議ができたと思います。二十四年度はインフレというおできができている。それを手術するということが眼目だつたのです。それは金融面で何とか操作しなければならない、要するにおできを征伐しなければならん。二十五年はもうそうじやないのだ。一応おできは片がついたのだから、二十四年度と同じ政策を採つておつてはいけないのだ。変えて行かなければならない。そこで片一方は米櫃が空になつているし、片一方は銀飯が一杯詰まつているから……



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データ更新日:2022/12/18

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