永井純一郎 参議院議員
2期国会発言一覧

永井純一郎[参]在籍期 : | 2期|- 3期
永井純一郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは永井純一郎参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院2期)

永井純一郎[参]本会議発言(全期間)
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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 参議院本会議 第7号(1950/12/06、2期、日本社会党)

○永井純一郎君 私はこの際、米価設定に関する基本方針について緊急質問をすることの動議を提出いたします。
【次の発言】 今次のこの第九臨時国会を我々は救農臨時国会といたしまして要求いたしたのでありまするが、目下農村と農民にとりまして最も重大な関心事であるところの米価が最終決定の段階に立ち至つておりまするので、ここに私は米価設定の基本的な問題につきまして、緊急に総理、農林、安本、大蔵の各大臣に対しまして質問をして、その所見を明らかにしたいと思うのであります。  終戰以来のあの食糧不足からの社会或いは経済の混乱は夢のように去りまして、今日の農村は、麦等の配給辞退の問題、或いは主食の統制撤廃の問題等の……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 参議院本会議 第32号(1951/03/28、2期、日本社会党)

○永井純一郎君 私は日本社会党を代表いたしまして、本二十六年度予算案に対しまして反対の意見を述べるものであります。(拍手)  先ず私が最初に申上げたいことは、私どもがこの予算案を審議するに当りまして、国会議員といたしまして責任の重大なることを痛感しておつたのであります。それはなぜかと申しますと、この予算の大綱が決定した後におきまして国際情勢並びに国際経済に激変が起きておると思われるからであります。そこで我々予算委員が当然求めるところのものは、この予算を組むに当つて、政府は如何に国際情勢の見通しを付け、又国際経済の変化を予定したかということであります。従つてこの大前提となるこの問題に対する我々の……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 参議院本会議 第25号(1951/11/29、2期、日本社会党第三控室(右))

○永井純一郎君 私は日本社会党第三控室を代表いたしまして、無畜農家解消に関する決議案に心から賛意を表したいと思います。  この一番初めにも書いてありまするように、無畜農家解消に関する決議は、單に無畜農家の解消ということではなくして、我が国の農林業振興の政策の基本として私は非常に大切である、こういうふうに考えるのであります。先般参議院におきましても両條約を承認いたしておりまするが、あの條約の文章の中にも、特に平和條約の前文には、国連憲章の五十五條、五十六條の関係、つまり日本国民の生活水準を一層向上する、或いは完全雇用、こういつたようなことに努力するということを書いておるのでありまするが、私どもは……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 参議院本会議 第23号(1952/03/19、2期、日本社会党(第二控室・右))

○永井純一郎君 私はこの際、外資導入に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私はこの際、日本社会党第二控室を代表いたしまして、外資導入を中心といたしまする日米経済協力の問題につきまして、総理大臣以下関係大臣に質疑をいたしたいと存じます。  総理は本国会当初におきます施政方針演説におきまして、我が国の経済自立のため必要なるものは、産業の合理化、施設の改善、霊力源の開発、外航船の増強であり、これによつて生産の増強と貿易規模の拡大を図ることであり、そして、このことたるや、一に外資の導入を待つにあらざれば発展を期し得られないと説明をいたしているのであります。即ち吉田内閣は講和後の政策の……

第13回国会 参議院本会議 第52号(1952/06/16、2期、日本社会党(第二控室・右))

○永井純一郎君 私は日本社会党を代表いたしまして、只今議題となりました外資に関する法律の一部を改正する法律案に対しまして反対をいたします。  私どもは外資の導入につきましては頭からこれを軍に否定せんとするものでは決してないのであります。面して外資の導入は、その方法とその外資の質の如何によりましては、却つて我が国の経済を混乱せしむる危険があり、又場合によりましては禍根を長く将来に残す危険もあると考えます。即ち私どもは外資導入につきまして基本的に重要な二つの事項があると考えます。その一つは、外資の導入が我が国の企業の合理化、自立経済の確立にどのように役立つかであります。その二つは、我が国に外資を投……

第13回国会 参議院本会議 第64号(1952/07/07、2期、日本社会党(第二控室・右))

○永井純一郎君 私は日本社会党第二控室を代表いたしまして、只今上程になつておりまする電源開発促進法案の原案並びに二つの修正案のいずれにも反対をいたします。  而して私どもが電源開発そのものに反対するものでないことは言うまでもありません。(「反対だろう」と呼ぶ者あり)問題は、如何にして電源を開発するか、その開発の方式であります。この開発方式につきましては今日まで種々の案が考えられたようでありまして、諸君御承知のところであると思いまするが、結局のところ政府部内におきましては、今度議員提出の形で提案されました自由党案と公益事業委員会案とが相対立したまま今日に至つておると思います。而してその対立が決定……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 参議院本会議 第16号(1952/12/24、2期、日本社会党(第二控室・右))

○永井純一郎君 私は、只今議題となりました改進党並びに日本社会党両派の共同提案になりますところの、昭和二十七年度一般会計予算補正(第一号)に対する修正案の趣旨を弁明いたします。  修正案の骨子の数字は、歳入におきまして一千六百三十二億五千余万円、歳出におきましては一千六百三十四億二千余万円をそれぞれ追加計上いたしますと共に、歳入の面において四百五十五億円、歳出の面におきまして四百五十六億六千余万円を新たに削減いたすものであります。で、私どもがこの修正をなすに当りましては、これが補正予算でありまするため、これを組替えて私どもの意を十分に尽すというわけには勿論参らないのでありまするが、ここに一応私……

永井純一郎[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院2期)

永井純一郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 経済安定委員会 第1号(1950/07/20、2期、日本社会党)

○永井純一郎君 今いろいろなお話がありましたが、先ず皆さんがお話になつたようなことで進めて頂くのは結構だと思うのですが、経済白書なりいろいろ出ておる数字的な資料、そういうものを一応欲しいと思うのですが、分らない所は又後で専門員なり或いは安本の事務当局の人達に聞きたいと思います。一つ基礎的な資料を欲しいと思います。それから羽生さんからお話があつた五ケ年計画の中で特に食糧の問題についての御意見がありましたけれども、食糧は勿論大切ですが、五ケ年計画が一応できて、あれに基いて具体的な地方計画を安本が取りまとめておつたと思うのですが、そういうものは一体でき上つておるのか、或いはそういうものを更に今後検討……

第8回国会 経済安定委員会 第閉会後1号(1950/09/27、2期、日本社会党)【議会役職】

○理事(永井純一郎君) 説明を一応お聞きしたわけですが、今の御説明に対して御質問をして頂くようにいたしましよう。
【次の発言】 説明を一通り聞いたわけですが、御承知のように、連年災害がありまして、特に災害のある地帶は、一つの災害帶をなしておりまして、始終そこに災害が起つて、土木、農業一般の商工業者等にも非常な損害があるわけです。そこでこの参議院の安定委員会といたしましても、この問題は相当国民の生活に直接結付く大きな問題でありますので、積極的に取上げて行きたいと、こう思うわけでありまするが、それで来年の、二十六年度の予算構成等の問題も考えられるわけでありまするが、差当り本年起りましたキジア台風の……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 経済安定委員会 第2号(1950/12/14、2期、日本社会党)

○永井純一郎君 この輸出先を全部、二十六年度の見込ですね、輸出先を全部欲しいのですが、この重要物資輸入買付のようにですね。
【次の発言】 だからその地域別がなかつたらこれはまあ全然意味がないわけでございますね。その一応の計画はあるのでしようね。
【次の発言】 輸出向の……。

第10回国会 経済安定委員会 第3号(1950/12/16、2期、日本社会党)【議会役職】

○理事(永井純一郎君) それでは鉄鋼の関係のかたと機械の関係のかたの御説明を願います。速記をやめて下さい。    午前十一時三十五分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。  今日お配り願いました資料について、或いはその他について、政府から貿易局と外為、それから通産省から見えておりますから、御発言を願つて結構であります。
【次の発言】 中川さんの御質問がありましたので、午前中に見えておりましたが、午後から課長が見えてるようですから答弁をお願いいたします。
【次の発言】 速記をとめて下さい。

第10回国会 経済安定委員会 第4号(1951/02/05、2期、日本社会党)【議会役職】

○理事(永井純一郎君) それではこれから委員会を開会いたします。  今日は、佐々木委員長が病気でございまして、従いまして理事の打合せによりまして、大体次のような日程で行いたいと思います。  第一には、理事の中川君から辞任の申出がありまするので、この理事の辞任とその補欠の互選に関すること。それから委員会の今会期中の運営について御相談をすること。それから前回の委員会で、つまり昨年の十二月十四、一十六の両日に、日本経済の安定と復興に関する調査に関しまする委員会を開いて参りまして、先般は主として貿易計画と、それに関連した政策について政府の説明を聽取し、質疑を行なつて参つたのでありまするが、今日も引続き……

第10回国会 経済安定委員会 第12号(1951/05/12、2期、日本社会党)

○永井純一郎君 これは経済自立計画ですね。あれはまだ完全に決定されておらんですね。経済自立計画は政府としてはまだしておられなのいですか。
【次の発言】 これは長官にでも来てもらつたときでなければ、この論議が決定するわけにも行かんと思うのですが、事務的な実際的なお答えを頂けばよいと思いますが、自立経済計画は、この前の会期中にも決定しておらないということを長官は言つておる。特に我々がわからないのは、法案を実行する方法というものが第一きめられておらない。そこでここにある自立経済審議会と開発審議会がどういう関係で、審議する内容を決定したらどういう関係になつて行くのかよくわかりませんが、やはり根本は自立……

第10回国会 予算委員会 第2号(1951/02/06、2期、日本社会党)

○永井純一郎君 今の木村さんのお尋ねに関連するのでありますが、将来の朝鮮の戰乱の見通しという問題で極く新聞程度のお答えがあつたのでありますが、私が従いましてこれに関連してお尋ねしたいと思うのは、外務省は情報をどういうふうにして取つておるかということであります。それが一つであります。それから、それと関連してでございますが、たしか中共軍が介入する少し前だつたと思いますが、長春会議というものが開かれたように聞いておるのであります。それには、ソ連と中共と北鮮の大官連中並びに、軍の最高責任者等が出席をしたということを聞いております。ソ連からは陸軍の総司令、名前は私は一々覚えておりませんが、海軍の総司令、……

第10回国会 予算委員会 第19号(1951/03/05、2期、日本社会党)

○永井純一郎君 今の指導連のお話の中に、農産物の価格の話がありまして、米価を初め価格を国際価格に近寄せればもつとたくさんの收入が農村にあるのだというふうに簡單にお話になつたように思うのですが、これは指導連としては、そういう考えでなくして、差当りは国際価格に近寄せれば、たくさんの收入があるわけですけれども、本質的な問題としては、そうではなくして、農産物の生産費を十分償つて、且つ農業の近代化等ができるような、拡大生産ができるような生産費を償う価格でなければ困るのだというのが、本質的には指導連の考え方であろうと思うのですが、先ほどの説明だけでは、ただ国際価格に近寄らせて行けばよいと、そのことは自由経……

第10回国会 予算委員会 第22号(1951/03/08、2期、日本社会党)

○永井純一郎君 昨日総理に御出席願いまして、社会党を代表いたしまして御質問を申上げる予定をいたしておつたのでありまするが、実は私は総理に、その他いろいろな大切な問題があるのでありまするが、特に議会の審議権並びに民主政治のありかたと申しまするか、これにつきまして、他の問題に及ぶ時間がなくとも徹底的に御所見をお伺いいたしますると同時に、私どもの考えも申上げたい、こういうふうに私が一番初めに御質問申上げることになつておりましたので、非常に勢い込んでおつたわけでありまするが、林副総理がのこのことおいでになりまして、先立つての予算の不審査の際におきますることにつきまして、身代りの釈明と申しまするか、そう……

第10回国会 予算委員会 第23号(1951/03/09、2期、日本社会党)

○永井純一郎君 議事進行……。総理の木村君に対する御答弁を伺つておりまして、私は非常に遺憾に存じます。参議院におきまずる予算委員会におきまして、不審査の際にも誠に不十分でありまして、我々が相談いたしまして、その点総理に反省を求めますために、各党代表質問をいたしまする一番初めの日に反省を求めた結果、林副総理が身代りになつておいでになつたと思うのであります。只今木村君が質問しておられまする経済民主化の問題は、私も昨日この趣旨の質問を安定本部長官にしたのでありまするが、国民が最も重大な関心を持つておる問題であるし、講和の以後の問題としては国民大衆にとつては一番大切な問題であります。而も身近な問題であ……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 決算委員会 第3号(1951/10/30、2期、日本社会党)

○永井純一郎君 私は途中から決算委員に入つて来て、よくこの事件を知らないのでありまするが、併し国民の立場の極く常識的な立場から見て、今検事正がおつしやるその他の公団の関係、そういつたものは非常に嚴重にやることにして、これも同じようにやるのだというようなお考えのようにもとれましたが、この問題はカニエ君なり小林君からも熱心な質問がありましたが、我々が考えておるのは特に法務総裁としての大橋君に対する考え方をしつかりやつてもらいたいということが、これは国民の感情であります。そういう希望を持つております。ということは、今の検事正のそういう意識的に……そうではないのであると私は思いますが、御説明を伺つてお……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第8号(1951/11/01、2期、日本社会党)

○永井純一郎君 議事進行について委員長にちよつと皆さんに諮つてもらいたいと思います。一般質問を外務大臣が来て昨日までやりましたが、これは第十通常国会の予算委員会においても、参議院におきましては非常に問題になつたのですが、こういう非常に重要な案件についての総理の態度が非常に悪いのでありまして、これは我々はただ一党一派の意見を申上げておるのではないので、もう少し質疑に対して十分に答え、それは事務当局のほうからの答えでは無理なものが実際たくさんあるし、殆んどであると思います。今草葉さんもおいでになつておりまするから、その点はいいとしても、やはり直接総理が今日まで当つて来ておられるのであるから、もう少……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第10号(1951/11/05、2期、日本社会党)

○永井純一郎君 曾祢君の質問がありましたこの第三條に戻るのですが、三條に関連しでお尋ねをしたいと思います。これは私が更に補足して條約局長にお尋ねしたいのですが、この国連憲章の七十七條の(い)、(ろ)、(は)、こうあつて、先ほどのお答えでこの(ろ)号と(は)号とがはつきりしなかつたようにも思いますが、この点が一つと、それからこのいろいろな政治的な意味を含まない、純粋の法律論としてどうなるかというふうに私は條約局長にお尋ねして見たいのですが、(い)号のほうで、南洋群島のほうはこれはもう異存がないとして、小笠原、沖繩というような地域がこの(ろ)号の「敵国から分離される地域」ということにこれを当てはめ……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第12号(1951/11/07、2期、日本社会党)

○永井純一郎君 委員長……。
【次の発言】 議事進行です。今の羽仁さんの質問に関連するのですが、私も昨日であつたか、一昨日であつたか、第三條の信託統治については縷縷條約局長から回答を得ましたが、羽仁さんと同じように非常にわからないわけであります。そこで私どもはこの第三條が判然としない限り、実は先に進めないと思つておるのであります。そこで衆議院では多数の横暴というか、そのまま押し切られて来ておりますが、参議院はその特性にも鑑みて、慎重に審議をしなければ、衆議院のようなああいう状態のままで、何が何だかわからないままで、この両條約を上げてしまうわけには行かぬ。特に三條の後段についても羽仁さんと同じよ……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第13号(1951/11/08、2期、日本社会党)

○永井純一郎君 最後の総括質問のときに農林大臣に来てもらつてと思つたのですが、丁度水産庁の專門の次長が見えておりますから、関連してお伺いしたいと思いますが、今羽仁さんからいろいろ御質問がありましたが、労働水準のその問題もそうでありまするが、結局マツカーサー・ラインがなくなつても、北洋漁業或いは東支那海のほうの漁業は実際上は十分にできないというようなことになつて来ると同時に、この第九條のほうにおきましても、公海のこの漁業の制限等についての協定が行われるということになつて参ります。ところが一方、現在御承知の通り、沖合漁業、それから特に沿岸の漁業は非常に困難を来たしておつて、特に沿岸漁業の漁民のごと……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第14号(1951/11/09、2期、日本社会党)

○永井純一郎君 簡單というわけにも行かんのですが、総裁に……時間があるならばこの次にしたいと思います。

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第16号(1951/11/12、2期、日本社会党)

○永井純一郎君 大体、曾祢委員から多面に亘つて質問があつたのでありまするが、その他の点について少し質問をしたいと思います。今の最後の問題に西村條約局長からお話があつた点、援助関係のドル貨で援助されたものは債務として残るんだという了解になつているということでありましたが、それでは返す場合には、これは、これから又相談をするんだということであるのかも知れませんが、どういう形でこれは一体返して行くのか。又これが見返資金としてあると思うのでありまするが、この見返資金はどういうふうに今後処理されて行くものであるか。これらの関係が出て来ると思いまするので、これは大蔵大臣なりから御説明願いたいと思います。  ……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第17号(1951/11/13、2期、日本社会党)

○永井純一郎君 この前、農林大臣がお見えになるというのでお待ちしておりましたが、代りに事務当局のほうからお見えになりまして、はつきりしない点もありますので、それらについてお尋ねをしたいと思います。  私が一番先にお伺いしたいのは、この條約の前文にも書いてありますが、国連憲章の五十五條、五十六條、この関係で、特にこの前文のところにも、「日本国の法制によつて作られはじめた安定及び福祉の條件を日本国内に創造するために努力し、」ということが書いてあります。で、これに最も関係があるのは私は農林大臣であると思うのであります。で、農民、漁民の関係が当然出て参りまするし、又賠償のところにも存立可能なための経済……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第18号(1951/11/14、2期、日本社会党)

○永井純一郎君 昨日の僕に対する大橋君の答弁と食い違つております。駄目ですよ。

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第20号(1951/11/16、2期、日本社会党)

○永井純一郎君 今日まで逐條審議を続けまして質疑を重ねて来まして、外務大臣或いは総理大臣から明らかにして頂かなければ明らかにならなかつた点があるように思いまするので、それらの二、三について質問をいたします。で私は先ず二十九度線がなぜ引かれたのかということについて質疑を次官なり局長なりと重ねて来ておりますが、これはなかなか明らかに我々としてはなつておらない。この第三條では、南西諸島等の信託統治の地治域になる地域は、信託統治の提案がされ、これが戰略地区として考えられる場合には、安全保障理事会等の関係があつてなかなか通らないかも知れない。併しながら一般の信託統治地域として通る場合には、安保理事会を別……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 経済安定委員会 第3号(1952/02/26、2期、日本社会党(第二控室・右))

○永井純一郎君 この輸入のうち商品辞別の第四表ですね。これを今その価格や何かの細かいやつは今作りつつあるというお話でしたね。僕がちよつと知りたいと思うのは綿花、石油等で、これは大部分アメリカですね。
【次の発言】 アメリカのものの単価と、それからそうでないところから来る分の数量と単価、そういうものが知りたいのです。それから食糧についてもそういうものが知りたいのですが、食糧は殆んどこれもアメリカだし……。
【次の発言】 あれですか。その重要産業を主としてやつたのが四千百億なんですね、今の説明はですね。その他全部引つくるめて四千四百五十億程度だろう、こういう見当だというわけですね。それでその中小企……

第13回国会 経済安定委員会 第5号(1952/03/20、2期、日本社会党(第二控室・右))

○永井純一郎君 ちよつと関連して、根本的な問題になるのだが、沖縄には日本の憲法初め諸法規が通用されるのですかそれが根本の問題だと思うのだが……。
【次の発言】 そうしたら財産の取得の問題に具体的になつて来ると、先ほどからあなたが言われたことは、全然問題にならないことになりますね。そういう説明はできなくなりますね。
【次の発言】 そこであなたが言われることは、法律論としては日本の法律は、立法、司法、行政の権限はアメリカにあるのですから施行されない、従つてこういう関係の具体的な法律も沖縄においては、例えばアメリカ人が、或いはアメリカの政府が内国人待遇を受けるというようなこともない、又沖縄における沖……

第13回国会 経済安定委員会 第7号(1952/03/26、2期、日本社会党(第二控室・右))

○永井純一郎君 差当りの問題はわかるのですが、この法律を作るときに、将来やはり食糧というものが当然この法律の、食管法がなくなつたような場合には対象になるのが本当だ。この第二條に書いてあることを読めば……、尤も第二條の各事項に相当するのはやはり食糧だと思うのですが、そのことについての議論というものは、政府ではもうそういうことは取上げておりませんから、各省間、事務当局間の研究なり議論というものはもう行われなかつたのですね、行われなかつたのでしような。
【次の発言】 別個というのは、こういう目的のために食糧を統制する、需給調整をするということ自体が問題になつていたのでしよう。需給調整をする必要が食糧……

第13回国会 経済安定委員会 第8号(1952/03/27、2期、日本社会党(第二控室・右))

○永井純一郎君 長官に国際的供給不足物資等の需給調整に関する臨時措置についてお尋ねをいたしたいのですが、この法律の需給調整の第二條のところに書いてありますように、国際的に供給が不足するものということがあるし、それから第二番目には国民経済の運行を確保するためその輸入が特に必要な物資、それから国内において供給が特に不足する物資であつて、国民経済の正常な運行に寄与するために必要な物資、そういつたようなふうに書いてあるわけです。それで政府が今とつておる統制を解除して行こうという政策を基本にしてやつておられると思うのでありますが、特に国民経済の運行の、特に底の浅いと言われる我が国の国民経済の運行に最も基……

第13回国会 経済安定委員会 第10号(1952/04/01、2期、日本社会党(第二控室・右))

○永井純一郎君 今日までこの事務当局からいろいろ説明を聞いたわけですが、結局外務省関係の特にこの平和條約との関係になつて来ますので、それらの点について大臣なり或いは政務次官から最後的な取りまとめのお答えを願つて、そうして私どもの態度をきめたいということになつたわけです。そこでこの我々が質問したことに対して文書で一応回答を頂いておりますが、なおこの文書を見てもわからない点もあるわけでありますので、二、三外務次官にお尋ねをしたいと思います。  その一番初めは朝鮮の問題ですが、この文書によるところの回答によりますと、「平和條約が発効すれば、在日韓人は適用除外の指定を受ける。また在日韓人が大韓民国の国……

第13回国会 経済安定委員会 第12号(1952/05/29、2期、日本社会党(第二控室・右))

○永井純一郎君 永野さんはおいでにならないのですか。

第13回国会 経済安定委員会 第15号(1952/06/11、2期、日本社会党(第二控室・右))

○永井純一郎君 安本長官にお尋ねをいたしたいと思いますが、長い間連合委員会で質疑が行なわれまして、まあ大体ほぼ重要な点に対する回答が得られまして、もう余り質問事項というものもないと思いますが、私がこれからお伺いする点も或いは少しダブる点もあるかと思いまするが、成るべくそういう点は省きまして、まとめるといいますか、そういうような意味で長官のお答えを頂きたいとこう思うのです、で私がお尋ねをいたしたいのは、これは電力と食糧が日本の産業経済の基本的な重大な要素になつておる、こう考える。従つてこの問題の取扱いかた如何によつて日本の将来の産業経済或いは貿易の発展ということに重大な要素をこれが持つということ……

第13回国会 経済安定委員会 第16号(1952/06/12、2期、日本社会党(第二控室・右))

○永井純一郎君 私もこの修正案を含めての外資に関する法律の一部を改正する法律案に反対をするものでありますが、簡単に項目だけ挙げて、反対の理由を明らかにしたいと思いますが、それは一つはこの外資を入れるということの主目的は、我が国の経済を本当に自立せしめるという目的のためになされなければならないという点でありまするが、その線に必ずしも沿つておらないということが一つであります。これはまあすべての点に将来帰結されて来ますが、従つて又二つには、我が国の基礎産業が外国の資本によつて牛耳られることがあつてはならないということと同時に、基礎産業の本当の企業の合理化というものができるための外資の導入というものが……

第13回国会 経済安定委員会 第19号(1952/06/17、2期、日本社会党(第二控室・右))

○永井純一郎君 只今の説明で、私も昨日その点を指摘したわけですが、これがいわゆる完全な便宜的な自由裁量で処理されることができなくて、法規なり或いは條規によつて裁量されるべきものだというふうに私も考えるわけであります。そこでそういうふうに考えて来ると、特にこの二十條の六号の公益上のために取消すというような場合に、公益上こちらの、これで言う電源開発会社にやらせるほうが公益上よくて、既存の例えば東京電力会社にやらせることが公益上よくないという判断は、それこそ便宜的な裁量でないのだから、非常な重要な問題になつて来ると思うのです。そこでこの判断をする場合に、どちらもこれは株式会社なんです。何ら性格上にお……

第13回国会 経済安定委員会 第22号(1952/06/20、2期、日本社会党(第二控室・右))

○永井純一郎君 私は勿論動議に反対であります。それはなぜかといいますると、この前の最終に私が質問をいたしました水利権の取消し、取上げ等の問題に対しまして、重要な問題でありまするので質疑をいたしました。で、特に法律的な問題として法制意見局長官ですか、が呼ばれまして答えましたが、一応法制意見局長官の答えはありましたが、その際意見局長官は御承知の通り明かにこれは簡単な単なる便宜的な自由裁量ではなくして拘束された裁量である。従つてそういう場合は単なる不当処分ではなしに違法の問題乏して行政訴訟の対象になると思うというような私の意見にはほぼ近い答えをしましたので、それではこの開発法と河川法との関係を調整す……

第13回国会 経済安定委員会 第23号(1952/06/26、2期、日本社会党(第二控室・右))

○永井純一郎君 私どもの党といたしましても、実はまだ今まで勿論これに似通つた案は頂いたわけですが、いろいろそれも頂いておつて具体的な検討を党といたしてはしておらないわけでありまするので、まあそう一気に余りおつしやられずに、少しの時間は、これは是非やるようにして頂きたい、こういうふうに考えますから、党に諮るくらいのことは持ち帰つてやらしてやるように、成るべくきめるようにしてもらいたいと思います。
【次の発言】 それでは少し一、二点、もう今まで大分ありましたから大してないわけですが、少し杉山さんにお尋ねして見たいと思います。  先ずこの第十二條で、会社の性格の問題がまあ一応私わからなくなるわけです……

第13回国会 通商産業委員会 第57号(1952/06/27、2期、日本社会党(第二控室・右))

○委員外議員(永井純一郎君) 委員外の発言をお許しを願いまして、委員長初め皆さんにお礼を申上げます。連合委員会の要求をいたしておりましたのにかかわらず、その他の電源開発等がありまして遅れまして、御迷惑をおかけしておつたのでありまして、この点御了承頂きたいと思いまするが、なお大分いろいろこの委員会で質疑がすでに行われておると思いまするし、私は今までここにおらなかつたのでダブつたりする点があると思いまするが、それは一つダブつた問題は私あとで自分で速記録なりによつて見ますから、簡単にお答えを願えれば結構だと思います。  先ず私は大臣にお伺いをしたいのですが、私どもの感ずるところでは、今日の政府の施策……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 外務委員会 第13号(1953/02/20、2期、日本社会党(第二控室・右))

○委員外議員(永井純一郎君) 委員外の発言をお願い申上げましたところ、委員の諸君からお許しを頂きまして心から感謝申上げる次第であります。  只今議題になりましたこの和歌山県の大島村に駐留軍の基地を設置することに、只今の請願の通り、これはもう全村一人残らずこぞつて反対をされているのでございます。尤も、この軍事基地を置くということにつきましては、全国どこの町村におきましても、私は賛成をするところが恐らくなかろうと思いまするが、特に私がこの土地の出身でもありまするし、よく知つておりまするので、委員の皆さん方にお願いを申上げたい点を一、二申上げたいのでございますが、実はこの大島村は、旧日本の海軍があり……

第15回国会 経済安定委員会 第2号(1952/11/25、2期、日本社会党(第二控室・右))

○永井純一郎君 只今長官から御挨拶があつたわけですが、まあ私はこの行政機構改革のときにいろいろと経済安定本部を審議庁に作り変えることについて論議がいたされたわけですが、その際今度の行政機構改革による法の規定では非常にはつきりしないものがある。従つて経済審議庁になりましてから、これをどういうふうに運用して行くかということによりまして、審議庁というものがあつてなきがごときになるし、ところが又この運用の仕方によりましては、非常に重要な役目を持つ役所になるということを考えるわけです。それで今日審議庁が発足をしてこれは専任の長官を持たないようですが、今後実際これを運用する場合に私どもは積極的でなければな……

第15回国会 予算委員会 第閉会後1号(1953/03/19、2期、日本社会党(第二控室・右))

○永井純一郎君 この予算案、暫定予算の質疑に入る前提で、私は少し法制局長官に伺いたいのですが、この緊急集会というものがすでに非常にあいまいであると考えます。で、私が一番先に聞きたいことは、財政法の三十条に基いて出された暫定予算を参議院においては、この緊急集会で否決、或いは修正ということができるかどうかです。これは法律論として先ず聞きたいと思います。
【次の発言】 そういうふうな議論が普通に行われておるようであります。そこで私が考えますには、給与だとか、事務費だとかいう極く普通のそういつた給与事務費等だけならば、財政法三十条の解釈から行つてそういうふうに解釈して、やはり否決したり修正することがま……

第15回国会 予算委員会 第閉会後2号(1953/03/20、2期、日本社会党(第二控室・右))

○永井純一郎君 例の調子の総理の国会における答弁は私は非常に遺憾だと思います。今日の政府がたくさんの憲法違反をやつておることは私どもがしばしば指摘したところです。例えば国務大臣の罷免権にしても、あれは明らかにあなたの職権の濫用です。従つてこれは無効だと私は思う。今度の第七条におけるところの解散も無効です。憲法違反です。国事事項の濫用なんです。法律的に究明するならば、法制局長などは答弁ができないはずだとも私は考える。(笑声)そういう点は併し一応ここにおいてですね、折角の緊急集会でありまするから、成るべく私どもも円滑に進めて行きたいと、こう考えます。そこで少しくこの暫定予算に関連を……勿論内村君の……

第15回国会 予算委員会 第19号(1952/12/24、2期、日本社会党(第二控室・右))

○永井純一郎君 私は只今議題に供されました改進党並びに日本社会党両派の共同提案になりますところの昭和二十七年度の一般会計予算補正に対する修正案の趣旨を弁明申上げます。  修正案の骨子の数字は、歳入におきまして一千六百三十二億五千余万円、歳出におきまして一千六百三十四億二千余万円をそれぞれ追加計上いたしておりますと共に、歳入面におきまして四百五十五億円、歳出の面におきまして四百五十六億六千余万円を新たに削減をいたすものであります。  私どもがこの修正をなすに当りましては、これが補正予算でありまするために、これを組替えて私どもの意を十分につくすというわけには勿論参らないのでありますが、ここに一応私……

第15回国会 予算委員会 第21号(1953/02/16、2期、日本社会党(第二控室・右))

○永井純一郎君 連合委員会をやるか、或いは予算委員会の建前が総合的なものだから、連合委員会をやらなくとも、予算委員会自体でこの問題を取上げてやるというのと、二つあると思う。原則としては予算委員会は予算委員会としてこの問題の問題を取上げて十分やらなければならない目的税ということが特別出て来るわけですから。ところがまあいろいろな前例もあるのだろうと思いますが、予算委員会が、他の委員会に連合を申込んでやつたことがどういう場合にあるか、そういうのを一遍説明して頂きたいと思います。
【次の発言】 それで、予算委員会として、この問題を取上げて審議することには私どもはもう異議ないし結構なことだと思います。そ……

第15回国会 予算委員会 第22号(1953/02/19、2期、日本社会党(第二控室・右))

○永井純一郎君 その道路五ヵ年計画、これは政府の案を僕は言うのですが、政府の道路五ヵ年計画がありまして、それに対する予算の計画があるわけなんですね。例えばこういう目的税がなくとも、所管省はその五ヵ年計画に対する予算措置をしてあるはずと思うのですが、それはどういうふうになつておりますか。
【次の発言】 これはたしか私も詳しくはわからないのですが、自立経済計画を立てたときにそれに基く道路計画があるはずだ、港湾計画と一緒に。それに対する予算の裏付けの計画もあるはずと思うのです。それが達成されないから、今のような政府の予算の措置ではなかなか行きそうにないから、こういつたような目的税を取入れるということ……

第15回国会 予算委員会 第23号(1953/02/25、2期、日本社会党(第二控室・右))

○永井純一郎君 この対外収支のところですが、これを特に受取のところで駐留軍が落すドルが幾ら、特需が幾ら、運賃が幾らという、もう少し細かい数字が欲しい。支払のほうもそうですね。
【次の発言】 昨年は幾らですか。駐留軍が落したやつは……。二十六年度は……。
【次の発言】 あとでもいいです。
【次の発言】 二十八年度の見通しなんだが、駐留軍のドルが七億二千万ドルくらいね、特需は幾らになりますか。
【次の発言】 この中に入つているのですか。
【次の発言】 全部で七億二千万ドル……。
【次の発言】 内訳はわからんですか、駐留軍がただ落すやつは幾らという。

第15回国会 予算委員会 第24号(1953/02/26、2期、日本社会党(第二控室・右))

○永井純一郎君 今の説明の中で、従来のポツ勅による武器製造関係の趣旨は、武器を禁止するという趣旨で作つておつたわけです。でそれが今日又あなたがたのほうで武器製造の法律を出しておられるようですが、それは今の説明を聞くと、やはり武器製造という事業を円満に育てて行こう、こういうことである。でそういう趣旨の閣議決定がなされて、あの法律が出たのかどうか。その辺の点が一点と、それからもう一つは、今の説明を聞いていると、そういうふうに相当武器製造を大きくして行こうという政府の考えが窺えるのですが、それでは将来輸出のどれくらいをこれで占めようと思つているか。更には日本の産業構造の中で、武器製造をどの程度の規模……

第15回国会 予算委員会 第31号(1953/03/07、2期、日本社会党(第二控室・右))

○永井純一郎君 先ほどの関連で、千田君の質問で委員長にお願いしたんですがお許しがなかつたので、ここで申上げますが、私は先ほどの田子新農林大臣の答弁について総理に伺いたいと思うのでありまするが、この新農林大臣の答弁は答弁になつておらないと私は考える。(「その通り」と呼ぶ者あり)私はそこで、ここで総理にお伺いいたしたいと思いますのは、憲法の何条でありましたか忘れましたが、総理は国務大臣を任意に罷免することができる、というふうに規定をいたしておる。私どもの考えでは、少くとも国会中所管大臣を罷免するということは、あの憲法の解釈上許されないというふうに考えます。それは先ほどの田子新農林大臣が答弁いたしま……

第15回国会 予算委員会 第33号(1953/03/10、2期、日本社会党(第二控室・右))

○永井純一郎君 一点お尋ねをしたいと思いますが、私が今度の予算を見ていろいろ考えますことは、全体の規模について、私個人としてはいろいろ心配しておるわけなのですが、今のお話の中にありましたように、生活安定と言いますか、歳入の面におきまして、国民生活安定の方向から或いは資本蓄積というふうな方向かというような立場ら、いろいろお話がありましたが、この国民生活安定或いは資本蓄積の方向といつたような点を両々考え合せて、そして今日の日本の産業或いは経済をバツクとして予算の適正な規模と言いまするか、どういうものが、学問的にというか、総合的に一つの結論を私は出したいと、こう思うのですが、我々にはなかなかそれがで……

第15回国会 予算委員会 第36号(1953/03/13、2期、日本社会党(第二控室・右))

○永井純一郎君 昨日からよく聞いていて、私ども素人だからよくわからないが、説明を聞いておると、今日政府の統一ある答弁をしてもらわなければわからないということで、一日考えてもらつたわけです。で、又ここで蒸返されているわけですが、これを聞いておりますと、政府委員の田中君の意見は学校職員法から行けばもう法律上は文部大臣が言つておることはできないのだということは、あなたははつきり言つている。それを言えないからただそういうふうな抽象的な答弁をしているだけなんです。文部大臣はそうでない。あなたの趣旨は我々もわかる。そこでこの学校職員法とあなたが考える趣旨とをどう調和させるかということが問題になるのです。こ……


永井純一郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院2期)

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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 予算委員会地方財政平衡交付金に関する小委員会 第1号(1951/03/22、2期、日本社会党)

○永井純一郎君 今の矢嶋君からお話があつた結論になつて来ると思うのでありますが、いろいろ文部大臣が苦心をされておることはよくわかるのです。そこで私どもが大蔵省、地財委、文部省という数字が非常に違つておるわけでありますから、その結果が今日のままで参りますと、矢嶋君その他の委員のかたが心配しますように、この結果のどどのつまりが人員整理をするか、府県のその他の事業を縮小するか、そうでなければ肝腎の目標としておるところの給与の改善ができないということに、どつちかになつて来るわけであります。そういうことがあつてはならないと思うのです。そこで文部大臣に最後にきつちり一つここでお約束を願つておかなければなら……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 経済安定・大蔵・通商産業・建設連合委員会 第7号(1952/06/06、2期、日本社会党(第二控室・右))

○永井純一郎君 議事進行について。この特殊会社がこれだけの大きな仕事をやつて行く上についての必要な陣容等について、大蔵大臣がなんにも知らないというような極めて無責任な答弁がなされております。従いまして我々が議事をなるべく早くまじめに進めようと思つても、これじや進まれないわけです。よく調べてお答えするというようなことを大蔵大臣は言つておりますから、一応休憩してもらつて、そういうことの相談を私はしたい、こう思います。(「賛成」「必要なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 大蔵大臣の只今の御答弁も非常におかしいのでありまして、あなたのほうから国費を多分にこの会社には出すわけです。而も税金や、或いは預金部……

第13回国会 経済安定・大蔵連合委員会 第5号(1952/05/31、2期、日本社会党(第二控室・右))

○永井純一郎君 関連してお尋ねします。私もこの日軽金の具体的な問題は知らないのであります。今小林君からお尋ねがあつたのに対する池田さんのお答えでは、よくわからないのでありますが、今度の外資法の改正では今おつしやるような措置が、例えば五十、五十であるとか、六十、四十にするとかいうようなことはできないことになつておると思います。そういたしますと、まあ新聞等の報道はよくわかりませんが、今のお答えですと、この外資法の改正で、これができ上つたあとで、そういつた基幹産業だとか、重要なものに対する外国資本に一定の制限、抑制をするというようなことは一体どういうふうにされるのか承わりたいと思います。

第13回国会 内閣・経済安定連合委員会 第2号(1952/06/04、2期、日本社会党(第二控室・右))

○永井純一郎君 今の佐々木君の質問の補足のような形になるかも知れませんが、大臣にお尋ねしたいと思うのですが、私どもも今佐々木委員長から申しましたように、今度の経済安定本部を廃止するというような行き方には全然賛成をしておらないのでありますが、先ほど来佐々木君から申されましたが、今日の我が国の実情は貿易の矛盾なり、或いは国内的には農民や中小企業者に対する不況というものがだんだん拡大しつつありまして、国民生活はだんだん不安定な状態が増大しつつあると思います。いろいろなこういう問題が国民生活の不安の問題が社会不安となつて面白からざる事態が現に相当頻繁に行われつつあるときでありますから、提案理由に書いて……

第13回国会 内閣・経済安定連合委員会 第3号(1952/06/13、2期、日本社会党(第二控室・右))

○永井純一郎君 経済安定委員としては、まだ先ほどの経済調査庁と今後の管理庁との関係において佐々木委員の質問に対しては特に重大だと思いますし、管理庁長官の答弁はしどろもどろであつて、まだはつきり納得しませんので、こういう点を中心に質疑が相当ありますので連合委員会を開いて頂きたいと思います。


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 通商産業・経済安定連合委員会 第3号(1953/03/02、2期、日本社会党(第二控室・右))

○永井純一郎君 少しお尋ねをしたいのですが、私前に来ておらないので或いはすでに質疑が行われたことに亘るかも知れませんが、そういう点はできるだけ簡略にお願いしても結構でございます。  一つはこういう附帯事業が、これができるかどうかはまだ許可事項だか或いは認可事項だかわかつておらないようですが、このセメント事業ができるとして、これはこういうふうに磐城と特別の契約をしないで、会社がみずからやる場合は、もつと安くできるか、その点をちよつと伺いたい。
【次の発言】 それは私も会社の経営はよくわかりませんが、磐城がいろいろ機械を持つておるのは、安いときに買つた機械だからという意味になるのですか。



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

永井純一郎[参]在籍期 : | 2期|- 3期
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