江田三郎 参議院議員
2期国会発言一覧

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江田三郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは江田三郎参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院2期)

江田三郎[参]本会議発言(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 参議院本会議 第10号(1950/07/28、2期、日本社会党)

○江田三郎君 只今の加藤君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 只今の加藤君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 只今の加藤君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 只今の加藤君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 只今の加藤君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 只今の加藤君の動議に賛成いたします。


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 参議院本会議 第7号(1950/12/06、2期、日本社会党)

○江田三郎君 只今の動議に賛成いたします。


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 参議院本会議 第9号(1951/02/01、2期、日本社会党)

○江田三郎君 日本社会党を代表いたしまして食糧及び農業政策について質問いたすものであります。  第一は、昨年の十一月ドツジ氏から手きびしく詰問をされ、これに応えて、安本、大蔵、農林の三相会議で決定をいたしましたところの食糧管理統制改変に関する事項に、果して変更の必要はないかという点であります。本年度の食糧輸入計画は二百八十五万トン、うち百万トンはガリオア資金によるということでありますが、一九五一年度のガリオアは一億四千万ドルに減額の予想がなされており、而も食糧以外の原材料を多量に輸入すべき要請があるわけでありまして、百万トンの輸入は日米両国間の予算年度の時間的ズレを考慮いたしましても到底不可能……

第10回国会 参議院本会議 第32号(1951/03/28、2期、日本社会党)

○江田三郎君 私は日本社会党を代表いたしまして、只今議題に供されました農業委員会法案及び同法の施行に伴う関係法令の整理に関する法律案に反対の意思を表明いたすものであります。(拍手)  農業委員会法案は従来各独立して組織されていましたところの農地委員会、農業調整委員会、農業改良委員会の三つを一本にして、総合的な働きによつて農業生産力の発展及び農業経営の合理化を図るというのでありまして、甚だ以て適切な看板が掲げられておりますが、その内容を堀下げて検討いたしますならば、世にも奇怪な羊頭狗肉法案なりと断ぜざるを得ないのであります。(拍手)即ち三つの働きを総合化するのではなくしてそれぞれを無力にいたしま……

第10回国会 参議院本会議 第40号(1951/05/11、2期、日本社会党)

○江田三郎君 只今の彈劾裁判所裁判員予備員の補欠選挙は、成規の手続を省略いたしまして、議長において指名せられんことの動議を提出いたします。

第10回国会 参議院本会議 第49号(1951/05/30、2期、日本社会党)

○江田三郎君 只今提案になりました国土緑化の重要なることは今更私が附加える必要はないことでありまして、この国土の緑化の推進のために政府が具体案を作成し、次の国会にこれを報告するという決議案の趣旨には、我々社会党といたしましても、もとより賛成でございますが、ただその具体案を作ります内容につきまして、只今提案者からは数々の項目が挙げられておりますけれども、なお、若干を附加えたいと思うのであります。  今回、森林法その他の森林関係の法案が成立いたしましたが、これは要するに国土緑化の出発点ができただけでありまして、問題はこの成立せる法律に従いまして如何にこれを実施するかという点であります。(「根本対策……

第10回国会 参議院本会議 第51号(1951/06/02、2期、日本社会党)

○江田三郎君 只今の常任委員長の補欠選挙は、成規の手続を省略いたしまして、議長において指名せられんことの動議を提出いたします。


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 参議院本会議 第15号(1951/11/09、2期、日本社会党)

○江田三郎君 私は主食統制撤廃に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は社会党を代表いたしまして、吉田内閣の相次ぐ失政の中にありまして、最も驚くべき無定見を暴露しました米麦の統制撤廃に関して、若干質問をいたすものであります。  およそ食糧問題はお互いが生きて行ぐ根幹の問題であり、わが国のごとく必要量の二割以上を、はるばる海外から、而も外国船によつて運ばれる国にありましては、一歩これを誤りますならば米騒動にも発展する虞があるのであります。又零細経営を主体とする我が国農業にとりましては、問題の取扱如何は直ちに農民の生き死にに関するものでありまして、かかる見地からいたしまして、私ど……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 参議院本会議 第57号(1952/06/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 只今三輪君から趣旨の弁明のありました提案に対しましては、これは人を懲罰する問題でございますからして、私は慎重を要すると考えまして、同じ会派に属しておりますけれども、私自身は(「弁解するな」と呼ぶ者あり)これの提案者になつておらないのであります。(「又割れたか」と呼ぶ者あり、その他発言する者多し)諸君はかれこれ言つておりますけれども、いやしくも人を懲罰に付するということについては(「反対」と呼ぶ者あり)慎重の上に愼重を期せなければならないのであります。(「撤回したらどうです」と呼ぶ者あり)併し、若し三輪君の言うがごとく法務委員長がみずから参議院規則に違反するような行動をとつたとしま……

第13回国会 参議院本会議 第62号(1952/07/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 只今問題になつております懲罰動議に対しまして一身上の弁明をいたしたいと思うのでありますが、すでに同僚諸君からいろいろ弁明或いは質問その他の問題がございまして、あまり外に言う必要もないと思うのでありますが、併しこれは私の今後の議員生活に非常な影響を及ぼす問題でございますから、多少重複する点がありましても私は私なりの意見を、私の弁明をさして頂きたいと思うのであります。  先ほど矢嶋君が質問したのに対しまして、矢嶋君はいろいろ申されましたが、その中で懲罰は愼重でなければならんという発言に対して、提案者の溝淵君もその点については全く同感である、懲罰は慎重でなければならん、そうおつしやられ……

江田三郎[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院2期)

江田三郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 議院運営委員会 第閉会後1号(1950/11/20、2期、日本社会党)

○江田三郎君 第八国会の終了直後野党の方から農村救済を中心とする臨時国会を開くということを請求したらということであつて、その請求に伴つて本臨時国会にその趣旨に則つて出されておる法案は何々があるかお聞きしたい。
【次の発言】 野党の方からお願いした救農国会なり、又廣川農林大臣が盛んに放送しておられた興農国会というようなものは、この臨時国会の提案には一つもないということですか、それに関係したものは。
【次の発言】 大体今の官房長官の御説明を聞いておりますと、野党各派が憲法五十三條に基いて臨時国会を要求した趣旨は、この臨時国会では全然とり入れていないということですね。そういうことになつておりますね。

第8回国会 議院運営委員会 第10号(1950/07/28、2期、日本社会党)

○江田三郎君 その間に総理大臣はおられないのですから副総理でもここへお見えになるのですか。
【次の発言】 その前に、総理が病気だということなんですけれども、今まで総理が病気で銀座を歩かれたようなこともありましたしいろいろの前例がありますので、一体どの程度の病気なのか、又国会としましても非常に大事なときでありますから当然総理がどこにおられるかというようなことは連絡があると思いますから、参議院議長の方では総理がおられるところなんかはちやんと連絡が取られておるか、どうですか。
【次の発言】 議長の方にお聞きしたい、議長の方へどの程度の病気で、どこにおられて、どういう療養をしておられるのか、そういう連……

第8回国会 建設委員会 第1号(1950/07/17、2期、日本社会党)

○江田三郎君 それでは私散会結構でございますが、ちよつと………

第8回国会 建設委員会 第2号(1950/07/20、2期、日本社会党)

○江田三郎君 地盤変動対策事業費ですね。これは具体的に堤防を直す程度のことですか。どんなことですか。
【次の発言】 当然地盤沈下によつて耕地の排水が悪くなつたという問題が出て来ますね。そういうものは農林省でやるのですか。
【次の発言】 もう一つ質問したいのですが、河川局の方で治山治水と利水の総合計画というようなことを何かお作りになつているというようなことを聞いたのですが、そういう計画、調査か何かあるのですか。
【次の発言】 何か八つ程の川を選んで、それについて総合計画のモデル・プランのようなものをお作りになつたんじやないのですか。
【次の発言】 そうすると、その問題を治山関係あたりと総合的にや……

第8回国会 建設委員会 第3号(1950/07/22、2期、日本社会党)

○江田三郎君 先程の説明の中の特定地域の総合開発調査費のあれは新らしく申告審議会ができてその候補地を決めるのですか。
【次の発言】 そうすると千二百万円というのはこれから使われるわけで、まだやつておられんわけですね。
【次の発言】 そうしますとこの前配つて頂いた概要書でございますね、ごこに出ておるのは、今後中央審議会を開いてこれが特定地域総合開発の適地かどうかということはその後決めるわけですね。
【次の発言】 ここに挙つておるのは、一応これで完了しておるのですか。
【次の発言】 それからもう一つお伺いしたいのは、総合開発計画を今まで建設省の方でおやりになつてこういうものをおやりになる以上は、実……

第8回国会 建設委員会 第4号(1950/07/25、2期、日本社会党)

○江田三郎君 先程赤木さんからダムを建設する場合の砂防その他のことについで質問があつたのですが、少し答えがはつきりしなかつたのです。大体こういうダムを作つた場合には、砂防であるとか、或いは治山関係とか、それに釣り合うような計画が必ず樹てられておるということなのですか、若しそういうことであれば、総合開発計画としてここに出ておるものに、ダムから下のことだけでなしにダムから上のものも一緒に出される方がよいのではないかと思うのですが、そういうような計画の樹て方をやつておられるのですか、どうですか。
【次の発言】 そういう点を考えて行かなければならんと言われたのですが、過去の実績で今まで沢山埋没したダム……

第8回国会 建設委員会 第閉会後5号(1950/10/20、2期、日本社会党)

○江田三郎君 稻浦さんにお尋ねするのですが、T・V・Aというような行き方はやはり従来の自由主義経済の行き方からすると違つた行き方になるわけですが、今後もこういうような公社方式というような行き万はアメリカとしてはどしどしとつて行くような傾向があるのかどうかということ、それからそういう公社方式というものに対して民主党なり共和党なり政党によつて考え方が違うのか。個人々々いろいろな行きな方がありましようけれども、大きな筋として違うのかどうか。それからもう一つはT・V・Aの場合は分つているのですが、先程小型T・V・Aと申されましたが名前は忘れましてが、そういうようなところで発電したときには電気の売電の方……

第8回国会 建設委員会 第閉会後6号(1950/10/21、2期、日本社会党)

○江田三郎君 今の公庫の質問じやないのですけれでも、委員会の今後の問題についてちよつと希望があるのです。それは昨日治水の問題につきましてそれぞれ專門家を呼んで御意見を聞かして頂きまして、非常に我々も教えられたのですが、私は治水の問題についてもう一つ問題が残つておると思うのです。それは大体治水という、水の問題というものが純治水という見地から問題になると同時に、農業関係からの水或いは発電関係からの水ということが当然問題になる。更に治山、治水という面になればやはり農業と山との関係、こういうものも問題になつて来るわけでして、農業と山との関係は一応過去において日本の開拓政策というものが非常に乱暴に扱われ……

第8回国会 建設委員会 第閉会後7号(1950/11/13、2期、日本社会党)

○江田三郎君 ちよつとお尋ねしますが、畑地の貯溜、或いは水の滲透の能力というものをさつきおつしやつたのですが、今まで開墾をやります場合に、治水面から見て非常にマイナスだということで問題になつたわけですが、今おつしやつたような数字で行きますというと、崩壊の何か施設さえ造れば、貯溜とか、滲透能力ということについては森林もそう大して変らんということが、言えるわけですか。
【次の発言】 今もう一つ附加えてお聞きしたいのですが、そういうような今までに開拓のために崩壊を起したとか、土砂の非常に流失をしたとかいうことがあつたんじやないですか、そういうことを防ぐためには特に技術的にどういう施設が欠けておるとい……

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 第閉会後3号(1950/09/08、2期、日本社会党)

○江田三郎君 先程来の政務次官の話を聴いておりますと、再編成法案が通過しなければ見返資金は出ないということははつきりしている、こう言われるのですが、又その外の機会に述べられた言葉の中には、極く最近のうちにこれは結論を付ける、こう言われておるわけです。そうして極く最近のうちに結論を付けられるのには、国会の方はいろいろの事情で開かれないということも言われたわけです。そうするというと法案が通過しなければ見返資金が出んというのに、国会は開かれない、ただ與党であるところの自由党と政府との間の話合だけ付けばそれでいいのかどうか、参議院というものは一体どうなるのか、そういう点についてどうもはつきりしない点が……

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 第閉会後5号(1950/10/10、2期、日本社会党)

○江田三郎君 この前の委員会のときに、見返資金の見通しについて次官の方からお答えがあつたわけですが、そのときには一応政務次官の方では十日間以内に問題は解決つく見通しである、こういうことを言われまして、その後十日という日は取消されましたけれども、併し次官の言われることから解釈するというと、別に臨時議会が開かれ、或いは当国会でもよろしいが、そういう国会で法案が決まらなければ見返資金が出ないということでなしに、それまでにおいて了解をつけて、短期間のうちに見返資金の放出だけはとにかく見通しをつけるということであつたと思う。ところが午前中に報告を受けました本委員会の委員長、その他各党代表者がケネディ氏に……

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 第閉会後7号(1950/11/09、2期、日本社会党)

○江田三郎君 先程の二月の十五日に閣議決定でなくしてやつた、これは松永私案を骨子とした案をお決めになつた、で、向うへ折衝されたわけですが、二月の十一日に経済科学局長から稻垣大臣宛に来た覚書では、審議会の答申案が賛成できないと同時に、松永氏の個人的な勧告案も期待されていた成果を挙げることができなかつた、二つとも駄目だというようになつておつたように思うのですが、それが審議会の答申案が駄目だということになつて、その後に向うの方から松永案も期待された成果を挙げていないと言われるのに、それを骨子にして出されるというのはどういう理由なんですか。
【次の発言】 いやそうでなしに……。

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 第閉会後8号(1950/11/10、2期、日本社会党)

○江田三郎君 櫻井さんにお尋ねしますが、五日の夕方朝日の記者と会見されたわけですが、そのときに、辞職をされることになつておる、拒めば電気事業法の三十七條で強制的にやるのだ、こういうようなお話があつたというのですが、そのとき当然あなたとして、一体政府の中の誰がそういうことを言つておるのかということをお尋ねになつたと思うのですが、そういうことはどうなんでしよう。
【次の発言】 ちよつとおかしいと思いますね。そういう話があれば、誰がそういうことを言つているのだ、馬鹿なことを、ということが当然出ると思うんですが。
【次の発言】 それではその朝日新聞の記者の名前は分りませんか。

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 第閉会後9号(1950/11/19、2期、日本社会党)

○江田三郎君 あなたは十三日に帰られて、大臣や次官等には官房長のほうから連絡をされると思うから、電政課長のほうへ返したことを連絡されたということだそうですね。その後においてどこからかこのメモの問題についてあなたが聞かれたことがありますか。その後今日に至るまで……。
【次の発言】 この委員会で問題になつてから初めてお聞きになつたので、それまでに大臣からも官房長からも、大西さん、櫻井さんの罷免問題が起きたその当時には別に何も質問されたとがございませんか。
【次の発言】 大西、櫻井両氏の罷負問題が起きたときに、電産の諸君が大臣に交渉に行つたときに、大臣はこのメモがあるからして罷免問題についてはケネデ……

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 第閉会後10号(1950/11/20、2期、日本社会党)

○江田三郎君 私はこの一連の問題について言いたいことが非常に多いのですが、併しどうも横尾さんのお顔を見ておりますと全く正直ないいお方のように感じますので余り言う気がしなくなつて、これ以上私はもう申しませんから……。何にいたしましても與党の内部から通産大臣が何人もあるというような声が出たということ、こういう状態は誠にこれは不明朗な問題でして、勿論これは余りにも禍根が深い。横尾さんの御責任でなしにもつともつと深い所に責任があると思うのですが、従つてこれを本当に軌道に乘せるのは困難な問題だと思いますが、一つ横尾さんの只今の率直なお言葉を率直に実行に移して頂きたいということだけ申上げまして、どうも外の……

第8回国会 農林委員会 第5号(1950/07/26、2期、日本社会党)

○江田三郎君 先程の三好さんに対する島村次官の答弁の中に、農地改革についてその筋の指示があつたというお話ですが、これはどういう指示を言われるのですか、又その指示と只今局長の御答弁とどういう関係があるのですか、この点はつきりとお願いいたします。
【次の発言】 その二十四年十月二十一日のマツカーサーの書面でしたら、払達も注意して読んだのですが、必ずしも今次官のおつしやるような結論には到達しないと思うのでありまして、この点は改めて大臣に質問したいと思いますから、これは残して置きます。ただ先程三好さんの質問の中に、一号五名、他の階層から十名という問題ですが、これは從来一号、二号、三号と分けておつたもの……

第8回国会 農林委員会 第6号(1950/07/27、2期、日本社会党)

○江田三郎君 昨日質問しましたときに御答弁があつたのですが、政務次官のお符は、審議未了になつた自作農創定のやつを今度出したというのは、その後関係方面から緊急を要するという指示があつたからやつたのた。そこでその関係方面の指示というものは一体どういう指示があつたのか、こういうことを聽きましたところが、今日配つておられますところの二十四年十月二十一日のマツカーサーの指示であるということである。若しそれたけのことならば、政務次官がおつしやつたことは、何か嘘をおつしやつたようなことになると思うのでして、審議未了になつた後に緊急を要するというような指示があつたというように最初は言われたのですが、その点は一……

第8回国会 農林委員会 第7号(1950/07/28、2期、日本社会党)

○江田三郎君 今の政務次官のお答えを聞いておりますというと、法は法だが、そこはいい加減にしておけばいいということですが、若しそうなると、例えば農地改革についても大きな我々は疑問を持つわけでありまして、そこは、そういうイデオロギーでやられているから闇小作料とか、耕地の闇の売買があつたと思うのでありまして、その点は今後我々として根本的な法に対する根本的の問題ですからはつきりして頂きたい。  それから今まで三輪君の質問に対して従来答えられておつたことは、地方行政の方と連絡なしの独断で言われておつたのか、或いは、はつきり連絡を持つて言われておつたのか。その点もはつきりして頂きたい。

第8回国会 農林委員会 第8号(1950/07/29、2期、日本社会党)

○江田三郎君 この昭和二十一年のときの四十倍の価格、或いは石七十五円の小作料の計算でありますが、これは普通の物価のストップ令と同じような精神に基いて行われたのである。こういう説があるのでありますが、今近藤先生のお話を聴いていると、そうではなしに、やはりその当時の計算された正当な価格であるというようにお聴きしたのですが、それでお間違いないのかどうかということが第一です。  それから第二に、農家の收支計算をする場合に、反当收量を二石と計算しても、これに決して低過ぎる数字ではないということを証言されたわけでありますが、これを三石五斗一升として二十四年度の收益を計算しようという試みがあるのでありますが……

第8回国会 農林委員会 第9号(1950/07/30、2期、日本社会党)

○江田三郎君 大臣にお尋ねいたしますが、大体細かい点は大臣にお尋ねするのは不適当でありますので、大きな筋だけをお尋ねいたします。  この政府の提案理由説明書に書いてある程度の大雑把な点でお伺いするのでありますが、先ず第一にこの提案説明書を見ますというと、政府買收の点と委員会構成の変更の点とが出て来るのでありますが、小作料値上げという問題については出ていないのであります。ところが小作料が値上げになるということになると自然土地価が変つて参りますし、又そういうことから固定資産税等にも大きな影響を及ぼして来るわけでありまして、若し小作料が七倍値上げになつて、それから今審議されておりますところの地方税法……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 議院運営委員会 第4号(1950/11/27、2期、日本社会党)

○江田三郎君 前の國会で、農地改革に関する法律案が審議未了になつて、その後ポツダム政令で出ておるのですが、今回の電力問題もポツダム政令が出ましたので、これの参考にしたいと思いますので、事務局のほうで法案が審議未了になつて、その後ポツダム政令で扱われた今までの経過なり、又司令部からの書簡というようなものを集められるだけ集めて頂いて、参考資料に出して頂きます。

第9回国会 議院運営委員会 第7号(1950/12/05、2期、日本社会党)

○江田三郎君 これはこの前の委員会で、はつきり言うと書簡の公表について考慮するという、こういう首相の答弁があつたわけです。ところがその後いろいろの経過を見ているというと、関係筋に対してどういうような交渉をされたかということはわからんだけですが、ただ衆議院において、衆議院の予算委員会において首相の発言していることは、新聞の伝えるところによると、書簡の発表をしなけいというように出ているのです。或いは官房長官が二十七日の内閣記者との会見談において、やはり同じようなことを言つているわけで、本委員会で首相が答えたことと、その後正確なことはわかりませんが、少くとも新聞発表だけから見るというと、食い違つた行……

第9回国会 議院運営委員会 第8号(1950/12/06、2期、日本社会党)

○江田三郎君 この問題は中村君の言うようなどういう努力をしたかというこの経過を聞くということも一つですけれども、同時にあれだけ非常に紛糾したこの問題に対して、総理が書簡を発表を考慮すると、こういう約束をして、それから後にどういう努力をしたかということは我々にはわかりませんが、ただ衆議院の予算総会において、総理が考慮するということとは全然違つた意味の発言をしておられるのですね。これはちよつと総理自身に来てもらわんと、なぜああいう発言をせられたかということははつきりしない。いやしくも参議院で考慮するという約束をしておられて、それを衆議院のほうへ行つてその趣旨と違うような発言をせられて、而もその間何……

第9回国会 建設委員会 第1号(1950/11/27、2期、日本社会党)

○江田三郎君 今の、工事が不正なるものがあつた場合に責任をとらす……、これはもつと具体的にいうとどういうことなんですか。
【次の発言】 災害ということの内容なのですが、例の地盤沈下ですね。これはもう打切られているのですが、地盤沈下というのは必ずしも急激に来るのではなしに、徐々に来て、南海震災から相当な時間が経ちましたけれども、今頃になつて非常にはつきりその被害が現われているということがあるわけでありますが、地盤沈下の問題については、政府としては将来どういうふうにお考えになるのですか。
【次の発言】 和歌山、徳島ではそういう地盤沈下に対するいろいろな復旧ができたわけですが、その他の、瀬戸内海沿岸……

第9回国会 建設委員会 第2号(1950/11/30、2期、日本社会党)

○江田三郎君 四国の地盤沈下の上水道施設を災害復旧としないで、普通予算でおやりになつたということですが、この間本委員会へ建設大臣が出席されて、建設大臣に質問したわけですが、災害というものは、一体どういう定義が下されるのであるか、急激に来たものでなければ災害と言わんのか。或いは相当長い時間に亘つておつても、具体的に被害が現われたときには、それを災害というのかどうかということを御質問しましたら、建設大臣のほうは、災害については、別に時間的な考え方をしない。従つて長い期間に現われた結果についても、災害として扱わなければならず、若しそういうことができていなければそういうようにするように考慮するというよ……

第9回国会 電力問題に関する特別委員会 第2号(1950/12/02、2期、日本社会党)

○江田三郎君 それでは、そういう考慮中ということを吉田首相が言われた後において、官房長官は記者団会見、或いは衆議院の委員会等において書簡を公表しないと言われたことがあるかどうか。
【次の発言】 若しそういうように、あなたが言われたことがないというようなことが、言われておるというように新聞等に発表せられておれば、これは新聞が摩違つた記事を書いておるということになりますか。
【次の発言】  それではその点は、あとで新聞を調べてからもう一度お尋ねいたしますが、もう一つは今度のポ政令を出されることを政府としてはお願いしたわけではない。書簡を出されることをお願いしたわけではない。こう言つておられましたが……

第9回国会 農林委員会 第4号(1950/12/05、2期、日本社会党)

○江田三郎君 米価審議会を無視して米価を決定したというこの点については、今農林大臣のほうから遺憾なこととして弁明があつたわけですが、そういう弁明は何にもならぬことであつて、なお重ねてこれに質問いたしましたところで、恐らくいい加減な答弁しかできないと思いますので、こういうやりかたは現在の政府が行なつているところの民主主義を蹂躙するやりかたのたくさんある中の一つの例だということを我々は記憶にとどめまして、一般國民の批判に待つということだけで、この問題については回答を要求しないことにいたしますが、ただ米価の決定の基準、更に麦の対米比価の決定の方針、これについてお伺いしたいのでありまして、今度の米価は……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 議院運営委員会 第11号(1951/01/30、2期、日本社会党)

○江田三郎君 今の佐野さんは、個人としてはともかくも、とにかく農林省というのは、農民或いは土地所有者の立場という意味だろうと思いますが、そういう意味で誰か一人必要だと、こういうことは勿論いきさつから見てもよくわかると思いますが、若しそういうことであれば、更に私は個人を問題にしなければならんと思う。佐野さんが、今片柳さんの申されたような要請に副い得る人であるかどうか。私も昨年農林委員会に出席いたしまして、佐野さんに二三質問したことがあります。けれども、私はそのときに、あなたには農地関係のことは質問しない、質問したつて意味がないと、こういうふうにいわば引導を渡した人でありまして、そういう人がとても……

第10回国会 議院運営委員会 第12号(1951/01/31、2期、日本社会党)

○江田三郎君 先ず第一に今の鈴木さんの言われた点について政府の考えがどこにあるかという根本的な態度を聞かしてもらいたい。たまたま今回の委員の選任については、いろんな事情からしてこういうことになつたかも知れませんが、いやしくもこういう委員会の制度を設けるのに、一見して或いは我々の観察が違つたのかも知れませんが、何かこの退職官吏の救済機関である印象を與えるのです。こういうようなものを作るならば、委員会を作らなくてもいいわけです。少なくとも原則としては、その中に半数ぐらいの民間人を入れる、これも原則であつて必ずしもその通りにはならん、基本的な心構えとしては、そういうような方計で以て行くならば、委員会……

第10回国会 議院運営委員会 第36号(1951/03/31、2期、日本社会党)

○江田三郎君 ちよつと今の問題に関連して、再建整備の問題は、これは農林委員会で、三月中には絶対に出すということを政府のほうがたびたび約束をして、それで交渉を始めておるわけですけれども、できないでしまつておるわけです。まあ農協の諸君の話では今日少し好転し出したということですから、大体中金の理事長なんかが行つて、あと一時間ということは、要するに十二時までには結論が出るのだそうでして、出れば、私は別にごたごたしなくても、こういう問題については、各会派でも一致の要望であるのですから、参議院でも、衆議院でも、OKさえ取れれば、すぐに今日にでも問題が片付くと思うのです。なおこの問題については、野党側を代表……

第10回国会 議院運営委員会 第41号(1951/05/11、2期、日本社会党)

○江田三郎君 これは昨日中村君のほうから提案したのですけれども、各党で御相談願うということでしたが、別に各党のほうでも御異存ないのじやないですか。
【次の発言】 この際委員長は、従来の申合せなり経過から言つてどういう順番になつておりますか。

第10回国会 議院運営委員会 第51号(1951/05/31、2期、日本社会党)

○江田三郎君 人数の振合い関係はどうなつているのですか。

第10回国会 議院運営委員会 第53号(1951/06/04、2期、日本社会党)

○江田三郎君 今日官房長官見えますか……私最後に文句を言つて置かなければならん。
【次の発言】 鉄道建設審議会委員の同意を求められたのでありますが、それを出された建前を一つ聞きたいのですが、これは法律によりますと、審議会の規定によりますと何とか「等」というのがありますが、その一点をもう少し詳しく御説明願いたいと思います。
【次の発言】 小林中氏というのは今度の委員にどういう代表として選ばれたのですか。小林という人は何かたびたびそういうような推薦をされるわけですか、これは委員会の性格は皆違うわけですけれども、何にしてもそうたくさん出て来られるということは、適当とお考えになりますか。

第10回国会 建設委員会 第2号(1951/02/13、2期、日本社会党)

○江田三郎君 一点だけ、この公共事業費の中で例えば河川事業に必要な経費があり、或いは土地改良に必要な経費、開拓に必要な経費、山林事業に必要な経費というものがずつと並べてあるのですが、大体言うまでもなく安本としても、これは安本よりも政府としても、そういうようなもろもろの事業というものは一つの一貫性のある総合計画の上にやつておられると思うのですが、これは具体的にそれぞれそういう一貫した計画を持つておやりになつておりますか。
【次の発言】 今の御説明のように、そういう一貫性をもつた考え方というものは、全体の予算の上で河川改修が公共事業の何%を占めているから、それとの釣合上、土地改良を何%しなければな……

第10回国会 建設委員会 第3号(1951/02/16、2期、日本社会党)

○江田三郎君 総合開発というものをいろいろ法案も見ましたし、或いは予算を見ましても、いろいろな角度から取上げられておるのですが、一体今の総合開発に当つて政府の考えておられる基本的な力点の置きどころはどこかという問題なのです。恐らくまあこの総合開発に対する考え方というものは、先だつて政府のほうから発表されました経済自立三カ年計画というものと相呼応して行つておられると思うのですが、あの三カ年計画の重点は、食糧の自給度を高めること、それから電源を開発すること、いま一つは船舶を殖やすということ、この三つにあると我々は見受けたのですが、船舶の問題はこの委員会でかれこれすべき問題でありませんので別問題にし……

第10回国会 農林委員会 第閉会後1号(1951/06/20、2期、日本社会党)

○江田三郎君 ちよつとその前に三大臣の、公式にはどういう連絡があつたのか一つ……。
【次の発言】 向うからの返事は…。
【次の発言】 できないというのですか。
【次の発言】 今の片柳さんの御質問ですが、司令部からどういう具体的のサジエツシヨンがあつたかということでなしに、あの書簡というものを日本政府は具体的にはどういうふうに解釈しておるのでしようか。
【次の発言】 ここに司令部の書簡はございませんか。
【次の発言】 正確な文章を覚えておりませんが、予算の範囲内において、更にその次の予算のどうとか、こうとかいうことがありましたが、あの言葉というものは、具体的にバツク・ペイなり或いは基本価格にあの……

第10回国会 農林委員会 第閉会後2号(1951/08/03、2期、日本社会党)

○江田三郎君 只今農林大臣から非常に立派な政策を、而も該博な知識の裏付を以て述べて頂きまして、大変参考になつたんでありますが、従来、人は変つたから別問題でありますが、なかなか朗報ばかりが多くて、実のみのらない場合があつたのでございまして、一つそういうことのないようにお願いしたいと思うのでありますが、今おつしやつた中で、私特に一点お尋ねしたいのは、大臣は経済の自立の面から、或いは不幸にして平和な秩序が紊されたときの対策として、この二つの面から食糧の自給度の向上ということを当面の政策の最重点にするというようにおつしやつたわけであります。而もその方策としましては、第一に米麦価を経営の維持できる適正な……

第10回国会 農林委員会 第閉会後3号(1951/08/04、2期、日本社会党)

○江田三郎君 今の問題について私もお尋ねしたいと思つていたんですが、地盤沈下の問題でありますが、今安本のほうと意見が一致しないということを言われたので、私それを不可解に思うのでありまして、昨年私は委員会の所属が建設委員会のほうにおりましたが、その当時地盤沈下の問題を建設大臣にお尋ねしたことがありまして、一体災害というものの定義には時間の制約があるのかないのか、急激に短時間のうちに急激な変化がなければ災害と言わんのか、或いは災害を生ずるような条件が積み重つていれば、或る量の積み重りが一定限度に至つて災害というようなことになる場合に、かような長期に亘つて大きな変化が来た場合にも災害とみなすのかどう……

第10回国会 農林委員会 第8号(1951/02/20、2期、日本社会党)

○江田三郎君 若干お尋ねしたいのでありますが、第一の問題は、輸入食糧の価格が相当上つておるわけでありまして、政府のほうで二十六年度予算を組まれたときの単価というものと、現在とは、相当大幅に上つておるわけでありますが、その際政府としては、予定の数量を入れるために、輸入補給金について或いは追加予算等の措置をとられるのであるか、或いは又現在の輸入補給金の枠内で、従つて数量が減るような輸入になるのか、どちらにせられるかということが第一点です。それから国内産の問題について、只今農林大臣は多分価格が上るであろう、そうして政府手持の食糧と自由販売の食糧と二つが出て行く間に、民間に適正な価格が生まれるであろう……

第10回国会 農林委員会 第11号(1951/02/28、2期、日本社会党)

○江田三郎君 ちよつと細かい点から若干質問するのですが、相違点の中の「農地面積の著しく小さい市町村」というのは、大体具体的に言うとどういうことですか。各委員会の相違点というのに……。
【次の発言】 これは現在耕地が三十倍以下であつても、この法案にもありますように、いろいろ総合計画の樹立というようなことがありまして、勢い農地の開発等ができて行くわけですが、そういうようなときには、三十倍以上になつたら、又急に委員会を作られるのですか、三十倍としてあと耕地の新らしい開発があつても、それもこの「著しく小さい」というその扱いをされるわけですか。それからもう一つは、そういうような三十倍以下の町村にこういう……

第10回国会 農林委員会 第12号(1951/03/01、2期、日本社会党)

○江田三郎君 これは昨日質問したのですが、間接になりますから、改めてちよつと質問したほうがよくはないかと思います。
【次の発言】 では三点ほどお伺いしたいことがあるのですが、第一の問題は、従来の改良委員会の性格ということなんでして従来の改良委員会のことにつきましては、言うまでもなく専門技術員や改良普及員その他農業改良事業に従事する職員は、供出割当、配給、検査、取締等の行政事務を担当してはならない、こういう規定があつたわけでありまして、この点は私は改良委員会の性格を決定付ける非常に重要な点だと思うのですが、こういうような考え方は何を出発点として、さような方法をとつておられたのか、或いはどういう御……

第10回国会 農林委員会 第14号(1951/03/06、2期、日本社会党)

○江田三郎君 この法案の第二條に「毎年度予算の範囲内において、」と書いてあるわけですが、これは本年六十億というだけでなしに、毎年引続いてこういう金をお出しになるということなんでありましようが、その際にまあ大体五カ年間くらいに計画は立てておるわけですか、どうですか。それからそういうような毎年出されるときにやはり毎年預金部資金を借入れるというのは併行して行くわけですか、そういう点どうなんですか。
【次の発言】 倉田専門員ほか調査主事と一緒に二月二十三日から二十六日まで福島県に参りました報告をいたします。  福島県は御承知のように非常に広く、北海道に次ぐ大県でありまして、奥羽山脈と阿武隈山脈の二山脈……

第10回国会 農林委員会 第15号(1951/03/07、2期、日本社会党)

○江田三郎君 きのうちよつとお尋ねしたのですが、二十六年度六十億円、そして今後の見通し、まあ計画についてお尋ねしましたら、今後とも少くとも五年間までは今年度を下らないような金を継続して出すとこういうお答えでございましたが、そういうことは五年間少くとも六十億円以上、こう解釈してよろしいのですか。
【次の発言】 そうしますと今年度の六十億という中には見返資金の四十億が入つておるわけですが、将来見返資金というものは情勢の変化のない限り相当減らされて来るだろうと思うのですが、そういう際には見返資金が減つたら一般会計のほうからやはりそれだけの金は出されるという方針でありましようか。

第10回国会 農林委員会 第16号(1951/03/08、2期、日本社会党)

○江田三郎君 ちよつとお尋ねしたいのですが、先ほど大蔵大臣の御答弁の中に、不始末をしたものをまるで尻拭いをした試しがないというようにおつしやつたわけでして、成るほどそう言われるとそうかもわかりませんが、ただ農協のこういう赤字というものを農協の不始末とだけお考えになつておられるかどうかということなんでして、我々の考えるところによりますと、必ずしも農協だけの不始末とは考えられないのでありまして、旧農業会から農業協同組合へ資産の引継ぎをするときに相当ルーズな引継ぎをやつた、これにはいろいろ原因あつた思いますが、これに対しましては当時農林省でこの引継ぎの認可をする監督権を持つておられた。そこに私は今日……

第10回国会 農林委員会 第20号(1951/03/20、2期、日本社会党)

○江田三郎君 ちよつと一つ質問しますが、この積雪寒冷地帯はどこどこだということは、対策審議会ができてからきめるようになつておりますが、大体提案者が考えておられるのは、積雪寒冷地帯というのは、例えば東北だけでなしに、中国地方なんかの中国山脈寄りの奥地、こういうようなところもそれに該当するようにお考えになつておるのですかどうですか。
【次の発言】 積雪寒冷が甚だしく、且つその地域内における農地の利用率が低くて農業生産力が劣つている道府県の区域、こうなつておるのですが、これがはつきり、伺いますが積雪と寒冷と、そうして農地の利用率が低くて農業生産力が劣つているというこの三つの条件が全部揃つたところを言……

第10回国会 農林委員会 第22号(1951/03/23、2期、日本社会党)

○江田三郎君 今日農林大臣、大蔵大臣の出席を要求しておられるのであるか。おられるとすればその後の経過はどうなつておりますか。
【次の発言】 今のような大臣が誠意のないことでは審議を継続したところで意味がないと思うのでありまして、殊に先ほど委員長が言われたところの農協の再建整備、共済組合の不足金の問題につきましてはこれは緊急を要することでありまして、而もこの問題につきましては前回両大臣が出席された時に相当はつきりとした確約をなさつておる。それが今なおはつきりしない。そこに我々としましては大臣の政治的な責任を問わなければならんような段階に来ておると思うのでありまして、そういうように問題がはつきり明……

第10回国会 農林委員会 第24号(1951/03/26、2期、日本社会党)

○江田三郎君 この問題につきましては、先般の委員会で農林大臣も大蔵大臣も三月中に成案を得て国会へ提出する、こういう言明をなさつたわけでありますが、本日も常任委員長と運営委員の懇談会がありまして、その席で政府側から岡崎官房長官が、近日中に提出して、三月一ぱいに成立させてもらいたい法案というものが若干出ておりましたけれども、残念ながらこの再建整備に関する案が出ていないのでありまして、私どもは非常に不安を感じておるわけであります。我々が仄聞するところによりますというと、この問題につきましては、去る三月の二十日に閣議の決定を見たようでありまして、その内容につきましては私どもは單なる利子補給というような……

第10回国会 農林委員会 第25号(1951/03/27、2期、日本社会党)

○江田三郎君 改正の法律案でなしに元のこの法律についてちよつとお尋ねしたいのですが、それは昭和二十五年度において特例として南海震災、融雪地の地すべり、こういう所に対しまして特別な補助率を適用されたわけでありますが、この南海震災の範囲につきましては、二十五年度に挙げられましたところの高知、和歌山、徳島、三重、香川、このほかにも例えば愛媛のごとく或いは岡山のごとく相当な被害を受けておる所があるわけであります。ただこういうような震災によるところの地盤沈下等の問題は、これは急激に来ないのでありまして、年々或る程度の地盤の沈下が続きまして、そうして今日になつて見るというと大変なことになつているわけです。……

第10回国会 農林委員会 第26号(1951/03/28、2期、日本社会党)

○江田三郎君 この法律の第三條の二の一番終りのところでありますが、政府が麦の買入れをする場合の価格は、生産費及び物価その他の経済事情を参酌してこれを定むる、こういうように書いてございますが、今政府のほうで現在麦に対しての価格のきめ方というものを、生産費及び物価その他の経済事情を斟酌してこれを定むるというような方式でやつておられるのかどうかということであります。いろいろ政府の発表されたものを見ますというと、單に対米価比率を何%と、こういうように出しておられるように我々は見受けるのですが、そういう対米価比率を何%という行き方、面子に囚われている行き方、ここに書いてある行き方、これはまあ従来も第二條……

第10回国会 農林委員会 第27号(1951/03/29、2期、日本社会党)

○江田三郎君 先ほどの御答弁聞いておりまして非常に遺憾に思うのでありますが、利率を変えられた衆議院の修正を妥当と思うというように言われましたけれども、ちよつと聞いておりまして、あの説明では、辻褄が合わぬと思うのであります。だんだん林道が奥地へ入るのだというように解釈しろということでありますが、若しそういうことなら、今度この金が出た場合に果してそういうような所がずつと延びて来るかどうか。すぐに実際の貸付に当つて、只今言われたことが本当か嘘かということは、具体的に立証されることになるのでありまして、又林道でなしに、これが塩田の場合には、一体どういうような説明をされるのか。だんだん悪い塩田に手を付け……

第10回国会 農林委員会 第28号(1951/03/30、2期、日本社会党)

○江田三郎君 先ほど片柳さんから御質問かあつたのですが、それに関連してもう少し……。将来政府へ売渡す米麦がなくなつて、ここに書いてあるような手数料を全的に徴收するという場、合には一体どのくらいの收入になるのですか。
【次の発言】 そういうような三十五億というような收入が予想される場合には、これはもう検査に対する国の負担というものではなくして、独立採算でやらそうという考えなんですかどうですか。
【次の発言】 先ほど池田さんから御質問がありました検査の場所の問題ですが、これはちよつと沿革をお尋ねしたいのでして、戦争前の、大分前の話ですが、最初の検査というのはやはり庭先検査でやつたのですかどうか。そ……

第10回国会 農林委員会 第29号(1951/03/31、2期、日本社会党)

○江田三郎君 私たちは本委員会でも要望したわけでありますが、やはり利子の補給というだけではなしに、長期資金の供給が必要だということを今でも考えておるわけでありますが、これは現在の情勢といたしましてそういうことが実現しないで、本法案のような結果になつたことも又止むを得ないと思いますので、一応これに賛成をいたすものでありますが、ただこの法案が通過いたしましても、只今片柳さんも言われましたように、今後農漁業協同組合の真の再建整備ということは非常に困難なことでありまして、その問題に対しましては、一体ただ経営が黒字になつたというだけで真の再建整備ができたとは言えん面もあるわけでありますから、今後の農漁業……

第10回国会 農林委員会 第30号(1951/05/11、2期、日本社会党)

○江田三郎君 この議事の予定案について異議を言うのではないのでありますが、私はこの前の農業協同組合の再建整備法の問題のときにちよつと希望を附したわけですが、それは農業協同組合のあり方或いは現状というものについて、本委員会として調査をやつてもらいたいという希望を附しておいたわけであるのでありますが、これを一つ正規に取上げて予定の中に入れて頂きたい。

第10回国会 農林委員会 第33号(1951/05/16、2期、日本社会党)

○江田三郎君 この林野法の第五條で、営林局長に同意しない旨の通知を権利者が出した場合には、その後の措置はどういうことになるのですか。
【次の発言】 そうすると、確定しないままにずつと放つて置くことになるのですか。
【次の発言】 そういう確定までのことをこの法律の中に入れることは妥当でないのですか。
【次の発言】 ちよつとわかつたような、わからないようなことになるのですが、同意しないという通告をして、そうして営林局のほうでは、ここまで営林局だと言つておるけれども、権利者のほうは、いやここまでだということで、どんどん勝手におれの所だというので、例えば立木を切つたりしますね、そういうことをしても確定……

第10回国会 農林委員会 第36号(1951/05/22、2期、日本社会党)

○江田三郎君 この臨時措置法の問題ですが、これはまあ文字のごとく臨時措置であつて、本格的な整備というものには触れていないわけでありますが、今後、例えば治山、治水、或いは利水、或いは防風林とか防砂林とかそういうものと関連した本格的な国有林野の整備ということについてはどういうように行なつて行かれる考えでありますか。
【次の発言】 もう一つ、この臨時措置法の場合の払下げ、又は交換をするときに農林大臣が自由にやれることになつているわけですが、このことは従来のいろいろな経験から行きますというと、かような問題がややもすれば政治的に利用される虞れがないとは言えないわけでありまして、そういうことを抑制するため……

第10回国会 農林委員会 第37号(1951/05/23、2期、日本社会党)

○江田三郎君 農業協同組合の現状及びこのあり方ということについて本委員会で調査の対象として取上げてもらうことをお願いしておつたわけでありますが、それは申すまでもなく、農業協同組合の役割というものは非常に大きいわけでありますが、ただそういうような大きな役割を果すような方向に農業協同組合が行つておるかどうかということになると、我々としましては、非常に疑問を持つておるわけでありまして、この問題については政府としても先般農協の再建整備の措置をとられたわけでありますが、一体あの再建整備法によりまして果して農協が再建或いは整備できるのかどうか。実際にはああいうような法律ができ、措置がとられましたところで、……

第10回国会 農林委員会 第38号(1951/05/24、2期、日本社会党)

○江田三郎君 只今委員長のお話にありましたように、米価、麦価の決定の問題は、あらゆる角度から非常に重要性を持つておるわけでありまして、そこで我々としましてもこの問題については十分に検討したいというので、先般三大臣の出席を、相当余裕を持つた時日で出席をお願いしたわけでありますが、当日になりまして肝心の農林大臣が、連絡によりますと、自分の家へ帰られてしまつたというふうなことで出席上なかつたということはどういう事情があるのか、我々としましては非常に遺憾に堪えない次第であります。幸い今日御出席がありましたからして、御質問いたしますけれども、とにかくその前回御出席にならなかつたという態度というものが私は……

第10回国会 農林委員会 第39号(1951/05/25、2期、日本社会党)

○江田三郎君 ちよつと大蔵省の政府委員の人にお伺いしたいのでありますが、先ほど森林に対するところの相続税、或いは所得税の問題について、これは改正を必要とするということは認められておられるようでありますが、ただどういうふうにせられるかということにつきましては、はつきりしなかつたのでありまして、近くアメリカの何とかいう人が勧告をされるらしいということでありますが、大体我々が考えますところによりますると、もはや講和を前にいたしまして日本の問題は日本が考えて行かなければならないというようなときになつておる。そこでこれは、アメリカのほうから勧告があるらしいからというようなことで解決を付けられるというのは……

第10回国会 農林委員会 第40号(1951/05/26、2期、日本社会党)

○江田三郎君 三十六条の受益者と書いてあるんですが、この受益者というのは一体どこまでが受益者になるわけですか。これは考えようによると例えば保安施設を造つたときに土砂の崩壊とか、流出の防備とか、こういうようなことになつて来るというと、大きく治山治水という面からは下流までが受益者ということになるのですが、一体どの程度のことを受益者と言うのですか。
【次の発言】 そういうような何か別な政令か、規則か何か作られるわけですか。受益者の範囲をですね。
【次の発言】 何かそうなると余り漠然として、ケース・バイ・ケースというのでは余り自由過ぎてつかまえどころがないようになりませんか。

第10回国会 農林委員会 第41号(1951/05/28、2期、日本社会党)

○江田三郎君 今の門田委員の質問に関連するわけですが、門田委員が最初質問されたのは植林或いは治山ということと開拓というようなものが将来競合関係が起りやしないかということに対しまして、開拓のほうは一定の基準があるわけであるからして、そういう虞れがないというように言われましたが、併し現実には今日までそういうような競合関係が起き、或いはトラブルが起きておつたと思うのでありまして、又開拓の適地として開放された所が、その後は立木だけは伐られたけれども一向に開拓されないで、それが原因となつて荒廃を来したというような所もあつたわけです。私はそこでこの際お尋ねしたいのは、治山計画というようなものの根本方針なん……

第10回国会 農林委員会 第43号(1951/06/01、2期、日本社会党)

○江田三郎君 従来と変化なくということになると、その政令の内容は基本的なところはこの前衆議院で握り潰しになつたあの内容なんですか。
【次の発言】 大体この内容というものは議決のところがいかんということになると、最初衆議院を通過いたしました政府の原案、あれに近いものということですか。
【次の発言】 それでそうなつた場合に議決ができないということを、政令だからできないということになるのは仕方がないのですが、参議院のほうで修正した中に、特定の地区からの代表が出ていない場合の代表者の発言を求めたわけですが、これはやはりそれが政令であろうと何であろうと、そのことはやはり問題になると思います。特に今までの……

第10回国会 農林委員会 第44号(1951/06/02、2期、日本社会党)

○江田三郎君 本日は一つスピード・アツプで質問打切りを願います。
【次の発言】 社会党を代表いたしまして、この法案に賛成いたしますが、ただこの法案が企図しておるところを実際に行うためには、最小限二億円程度の予算の追加を要するわけでありますからして、この法律案を成立させると共に、政府においてこの二億円についての補正予算を至急に組まれることを希望いたしまして賛成いたします。


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 農林委員会 第閉会後2号(1951/08/21、2期、日本社会党)

○江田三郎君 私どもの班は、青森県と山形県において農業協同組合及び共済関係の視察調査をやりに行つたのであります。先ず青森に参りましたが、青森は、御承知のように農協が、全国的な見地から見ても非常に弱いところでありましてその弱いということにはいろいろ原因がありまして、青森は一町村に三・七の組合があつて、多いところは一町村に八組合あると、こういうようなことで、非常に小組合ばかりで、殆んど資力から見ましても、何から見ましても問題にならん組合が多いわけなんです。これを如何にして再建整備して行くかということが問題になるわけでありますけれども、大体それには単協におきましても各連合会におきましても増資の計画を……

第11回国会 農林委員会 第閉会後3号(1951/09/20、2期、日本社会党)

○江田三郎君 若しパリテイ指数が予想より下廻るようなことがあつても七千円台の米価は何らかの方法で実現したいと、こう言われましたのですが、先だつて一部の新聞を見ますというと六千六百円というような価格も想定されると、そうしてその際にも消費者価格の一八%の値上げのほうはそのまま据置いて、従つて出て来るところの食管の余裕金は一般財政のほうへ繰込むのだと、こういう意見が強力であるというようなことも一部の新聞に出ておるわけなんですが、そういうような意見もあるのかどうか。それから七千円台の米価ということは、そういうようにやつて行きたいということを言われますが、いつの場合でも農林省のやつて行きたいということは……

第11回国会 農林委員会 第閉会後4号(1951/09/21、2期、日本社会党)

○江田三郎君 ここでいろいろ論議をするのでありますが、私どうも近頃論議をすることがナンセンスみたいな気がするのでありまして、何ぼ論議して約束されたところで、結果を見るとまるで逆のほうのことばかり出て来て、例えば農林漁業資金の問題でも、広川農林大臣は六十億と六十億と加えて百二十億出すと、こう言つても六十億にしかならない。今度の根本さんになると、あと百億出す。本当かと思うと、はつきり約束しておつたのが、それが何か三十億になるかならんかということでやつておるわけであります。今も政務次官のほうから食管の七割人員減ということは絶対にしない、こう言われるのだけれども、併し一方において自由党のほうでは、党議……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 農林委員会 第1号(1951/10/12、2期、日本社会党)

○江田三郎君 この人員整理の案というのは今国会に出るのですか。
【次の発言】 先ほどの御説明の中に、この中で食糧の統制の関係を大きく変革するという条件と繋がつておるものがあるわけですが、この食糧統制を大きく変革するというほうはやはりこの国会に出るのですか。
【次の発言】 これは特に食糧管理なり、或いは統計事務についてその中で食糧の統制制度の根本的な、まあ根本的と言いますか、大きな変革を条件として出て来ておるこういう数字については建前としては先ほど委員長が言われましたように、先ずそういうような食糧統制の制度が国会を通過して、然る後に人員がきめて行かれるのが建前だと思うのです。併しそれは今農林次官……

第12回国会 農林委員会 第2号(1951/10/18、2期、日本社会党第二控室(左))

○江田三郎君 大臣は食糧の問題は愼重にやらなければならんということを言われたのでありますが、我々もそう考えているのでありまして、前の廣川農林大臣のときにもこの食糧に関しては愼重の上にも愼重にやつてもらいたい、そうしないととんでもない混乱を起すということを言つたのでありますが、愼重にやられると言いながら、而もまだああいうような、閣議で正式に決定を見ていない方針なのに首相に演説をさした。そうしてその結果、今どういうことが起きているか。私は正確なことはわかりませんけれども、新聞で見まするというと、すでに東京等で遅配の虞れありということが言われております。又生産地においても、私の郷里の岡山県においても……

第12回国会 農林委員会 第6号(1951/10/31、2期、日本社会党)

○江田三郎君 佐藤長官のほうから先ほど雑穀が数字でいうと幾らか知りませんが、そこから数学的に行くというと全部を外してもいいようなお答えでありましたが、その際食糧事情が緩和されたならばという条件がついておるのであります。そこで食糧事情の緩和ということは具体的にどういうことを指すのでありますか、或いはこの戦争前のように米が欲しいと言えばいつでも買えるということが食糧事情の緩和であるというのであるか、或いは米が何日分で、クーポンが何日分で、外米が何日分という状態で、すでに食糧事情が緩和されておると見るのが妥当であるかどうか、その食糧事情の緩和ということをもう少し具体的に教えて頂きたい。

第12回国会 農林委員会 第10号(1951/11/20、2期、日本社会党第二控室(左))

○江田三郎君 いろいろこの質問と答弁とを聞いておりますというと、この法案では繭価なり糸価の安定が図り得ないという質問に対して図り得るのだということで、而も問題になる点の具体的なことは、これは必要な措置をとるというだけで、具体的には一向お示しがないので、何か聞いておりますと、安全保障條約の行政協定みたいなような気がいたすのであります。(笑声)それは別問題にしまして、先ほどの溝口さんの糸価安定特別会計法という名前について質問がありましたが、これはまあ何かの間違いで繭という字が落ちておると、こういうことですけれども、やはり間違いじやないと思うので、これで行きますと、大体生糸の買入れなり売渡しをするだ……

第12回国会 農林委員会 第11号(1951/11/21、2期、日本社会党第二控室(左))

○江田三郎君 昨日事務当局に対してお尋ねをしたわけですが、今日は折角大臣が見えておりますので、大臣にお尋ねしてはつきりとした御返事を頂きたいと思うのです。それはいろいろ問題がありますが、その中で私特に問題にしたい点は、この法案によつて糸の値段の安定ができるかどうかということについてもいろいろ白波瀬委員、その他専門的な立場から悲観的、必ずしもこれで楽観を許さないという御意見があるようでありますが、そういう糸の値段の安定というよりも、その基礎になるところの繭の値段の安定ということがこの法案で果してできるのかどうかということであります。でこれは我々の受けた印象を率直に申しますというと、何かこれは製糸……

第12回国会 農林委員会 第13号(1951/11/28、2期、日本社会党第二控室(左))

○江田三郎君 この間本会議において農林委員の門田君のほうから供出の問題について質問をされたわけですが、それに農林大臣が懇切丁寧な回答をなさつておられましたけれども、併しあの回答でよくわからない点が大分ありますので、その問題についてお尋ねしたいと思うのでして、先ず第一は、特別報奨金と集荷委託費の問題でありますが、これはまあ知事会議でも問題になつており、それからその後私どもが地方の供出割当の県の委員会あたりの様子を見ておりますというと、これがはつきりしないと供出について責任を持てないというような、附帯決議を付けて割当がなされているようなところが多いように思うのであります。そこで特別報奨金は今検討中……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 大蔵委員会 第67号(1952/06/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 私は緑風会の修正案に賛成いたすものでありますが、ただこの開発銀行の運営に当りまして、先ほど油井委員のほうから中小企業を重視した運営を要望されましたが、それと同じ意見でありますが、同時にいま一つ附加えたいことは、こういう開発銀行の資金が今後軍需産業に多く使われるのではないかという点を憂うるのでありまして、私どもはそういうことのないように中小企業なり平和産業に飽くまでこの金は使われなければならん、そこでこの修正案の提案者に対しましても、さようなことを法文の中に修正、書き加えて見たらどうかということを私どもは希望いたしましたが、法文にそこまで書くのは、これはその必要がなかろう、運用の面……

第13回国会 大蔵委員会 第76号(1952/07/25、2期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 今の資料を出してもらつたらどうだ。資料として出してもらつたらどうか……。
【次の発言】 議事進行について。なかなか複雑な問題を含んでおるのでして、技術的にも問題がありますし、それから赤字の場合の補給をどうするかということも相当これは困難な問題がありますので、やはり補正予算の問題等につきましても、主計局長でなしに、大蔵大臣の御出席を願わなければならんとか何とかありますので、今日はもうこの程度で……。

第13回国会 大蔵委員会 第77号(1952/07/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 いろいろ問題があるのですが、又質問は明日やりますけれども、ただ一つはつきりしておきたいのは、その時価によつてという場合の時価でございますね。それは先ほどの質問に対するお答えを聞いておりますと、時価というのは端境期等の特に釣り上つた相場でなしに、その他の場合の相場というように答弁ができておつたようでして、そう解釈してよろしいのか。そういう計算で二十億円という赤字を想定されておるのか。若しそうであれば、この際普通の状態における時価というものは各品目について具体的にどういう相場に見積つておられるのか。それをやはり資料として出して頂きたいと思います。その時価ということだけをはつきりして、……

第13回国会 大蔵委員会 第78号(1952/07/29、2期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 今の大矢さんと下條さんの意見の違う点は、どうやつたらいいのかということは、私はよくわからないのですけれども、いずれにしましても、私も昨日連合委員会に出まして質問する点が残つておるわけです。それで昨日の木村委員と政府委員との質問とそれに対する答弁のやり取りを聞いておりましても、六億四千万の整備費というものは一体どういう根拠で出したのか、その積算の基礎を聞きたい、こういう問に対しても、その基礎は何もないと言う、概算だから何もないと言う。概算ならば概算で概算の基礎があるし、概算であろうと何であろうと、基礎なしに大蔵省のほうでこれを裁定するわけはないから、それを一つはつきりしてくれという……

第13回国会 大蔵委員会 第79号(1952/07/30、2期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 この前の委員会で時価という考え方で具体的内容についてはつきりとしたお答え、或いは同時に資料を提出をお願いしておつたのですが、その問題について提案者のほうのお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 そこでもう一つ具体的に政府のほうから出された資料だと思いますが、需給飼料の月別卸売価格表というものが出ておるのでありまして、これを見ましても、月によりまして非常に相場の高低があるわけでありますが、今政府委員のかたが言われました需給状態の安定した状態というものは、例えば昭和二十七年の一月から七月までの水準で惡ければ、昭和二十六年と、大体毎年の例から言うと何月から何月頃までを指すわけですか……

第13回国会 内閣委員会 第58号(1952/07/22、2期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 私は昨日の約束は、懇談会における約束はこういうふうに了承しております。少くとも今日の晝までに自由党のかたたちは一つの意見をおまとめになつて来るということでございますから、私は意見はまとまつていると思います。そこで栗栖さんのように、若し休憩をやられるならば、その要件はこのA案なりB案なりC案なりについて誰が提案するという事務的な打合せならよろしうございますけれども、それ以上の打合せをやるための私は休憩は必要ないと思います。若しおやりになるなれば、そのように私は委員長に諮つて頂きます。そういう休憩なら了承いたします。
【次の発言】 只今の修正案及び修正案を除く残余の原案に対しまして、……

第13回国会 内閣委員会 第59号(1952/07/23、2期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 只今提案になりました経済審議庁設置法案につきまして、簡単に大臣に質問したい点がございますが、それは原案の第七条の、十四に当るところでございまして、私どもはこの第七条に特に公共事業及びこれに要する資金に関する基本的な政策、及び計画の企画立案及び総合調整に関することと、こういうことを、一項目附加えるべきだという考え方を持つておつたわけでありまして、これは私がひとり申すのではなくて、委員会の多くの方々が同じような意見を持つておられまして、それにつきましては委員会で出た多くの発言を整理されたと言われる、最初に出ましたいわゆる栗栖案、栗栖さんはそのお名前を嫌われますが、いわゆる栗栖案という……

第13回国会 法務委員会 第18号(1952/04/01、2期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 私はこれに全面的に反対するものでありまして、反対の理由は、先ほど羽仁委員のほうからいろいろ述べられておりますが、私もまあ大体それと同じことであります。伊藤委員のほうから條件附の賛成というようなことがあり、又それに対しまして、自由党のほうでは同じような見解を以て表明されたように思うのでありますが、そういうような條件を本当に考えるならば、やはりきつぱりとポツダム諸政令はここで全廃いたしまして、改めて日本政府の責任において立法措置を講ずることが当然でありまして、この点は伊藤委員の所属されます党におきましても、衆議院において反対しておられるということのほうが筋が立つているように思うのであ……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 建設委員会 第2号(1952/12/02、2期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 大臣は四日にはおいでになりますか、ここへ御出席になりますか、若し四日にお見えになれば、そのときに……。

第15回国会 建設委員会 第3号(1952/12/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 先ほど河川局長から、河川関係の御説明があつたのですが、大臣に先ずお伺いしたいと思います。今後この河川関係、電源開発ということがいよいよクローズ・アップされて来ると思うのですが、勿論この電源開発というものは、電源開発促進法の建前から見ましても、総合的な国土の開発という見地からおやりになると思うのですが、そういう際にまあいろんな総合的な国土開発ということになると問題がたくさんあるわけですが、その中で私特にお尋ねしたいのは農業問題なんです。直接的にはダムができればそこで水没地域ができるわけで、耕地が潰れる、林野が潰れる、或いは農家が移転しなきやならんというような問題がありますと同時に、……

第15回国会 建設委員会 第9号(1952/12/22、2期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 この総合開発をいろいろおやりになるのに、一番大きく問題になつて来るのは電源開発のダムです。ただこのダムの問題について、これはこの委員会でも先だつて来、問題になつているのですけれども、ダムを作つた場合に、例えば只見川のダムのOCIがやつた設計にしましても、或いはその他この間、大臣がまだ農林大臣当時岡山県の湯原のダムの問題をお伺いいたしましたが、ああいうような非常に底のほうで水を取る。そのために水温が低下する。そこで水温が低下された水が農業灌漑のほうへ出て来ると、下のほうの稲作というものは殆んど問題にならん被害を受けるわけです。徹底的な被害を受けるわけです。そういうことについて審議庁……


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各種会議発言一覧(参議院2期)

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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 経済安定・農林・建設連合委員会 第1号(1951/03/16、2期、日本社会党)

○江田三郎君 ちよつとその前に資料の提出をお願いしたいのですが、次回までに、この調査をされるための年次計画、いま一つはこの調査が狙つておると同じことを、例えば国土開発関係、或いは電源開発関係等で、相当いろいろな方面の調査費が予算に組まれておるわけですが、そういうようなたくさんの調査費の中で、この国土調査の狙わんとするところと関係のあるものが何々であるか、この二つの資料を次回に提出願いたい。

第10回国会 経済安定・農林・建設連合委員会 第2号(1951/03/22、2期、日本社会党)

○江田三郎君 今の赤木委員と政府の話を聞いておりますと、大変大事なところを言つておるのですが、どうも私はここで聞いておりまして、政府委員のほうが十分この法案を理解しておらないのではないかという気がするのでありまして、これはおざなりの御答弁でなしに具体的なお話を願いたいと思う。この国土調査は非常に重大なものでありまして、戰後いろいろな立法ができた中の最も大事な一つだと私は思うのでありますが、是非これは完成させなければならんと思うのですが、問題は金と時間との制約があるわけでありまして、今政務次官のおつしやいました総合開発の前提にこれが行くので、両方の十年の時間的な問題を赤木さんが衝いておられました……

第10回国会 内閣・人事・地方行政・大蔵・農林・水産・運輸・建設・経済安定・予算連合委員会 第2号(1951/06/01、2期、日本社会党)

○江田三郎君 私は主として農林関係の立場から御質問したいのでありまして、それには勿論建設省の大臣は申すまでもございませんが、農林大臣なり農林省の農地局長の出席をお願いしておりましたが、農林大臣も農地局長も出席がないようでございまして、誰か代りの農林省のおかたが見えておるようでございますが、そういうおかたで満足の行く答弁がして頂ければよろしいが、それがないということになりますと、あとで若干保留するところがあるということをあらかじめ委員長にお願いいたします。
【次の発言】 そこで先ずその前に開発庁の長官にお尋ねいたしますが、この開発法というものは、増田さんが建設大臣としてのときに提案されたのだと思……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 内閣・大蔵・農林連合委員会 第1号(1951/11/16、2期、日本社会党)

○江田三郎君 委員長に先にお伺いをいたしますが、お答えの如何によりましては、時間が、そう簡単には済まんと思いますが、そのときにはやはりその次の機会を与えられんことをお願いいたします。
【次の発言】 今飯島委員からお二人の大臣の青年らしいということで礼讃されたのでありますが、私はちよつと違うんでして、先ほどの七千九百六十一名という内容についても、根本農林大臣自体はこれは衆議院のほうで作つたんだから、おれのほうはわからんということを言われておる、そうしてあと追及されるというと、そうではなしに、政府のほうで出した案ならば責任を負うということを言われて、一体この七千九百六十一名の内容については、農林大……

第12回国会 内閣・農林・水産連合委員会 第1号(1951/11/15、2期、日本社会党)

○江田三郎君 一人ですから許したらどうですか。
【次の発言】 議事進行上……。もう一遍はつきりしておきたいのですが、長官のお答えは七千九百六十一名は配給に関係があるということ、その点間違いないのかどうか。そうなると、我我も審議をするのに考え直さなければならない問題が出て来ますから、はつきりして頂きたい。
【次の発言】 具体的にはそれはどういう業務をしている人々を言つているのですか。
【次の発言】 食糧管理の定員は六千八百八十二名です、現在。それが配給関係の仕事をやつておるわけです。七千九百といつたらこれを全部入れましても足らんのであります。何ぼそれは主管が農林大臣だと言つたつて七千九百からの大……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 厚生・大蔵連合委員会 第4号(1952/07/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 ちよつと議事進行について。ちよつと私遅れて来たのですが、先ほどから木村委員のほうでいろいろ資料を要求しておられるわけですが、今の木村委員の言われたことも、ただ単に答弁だけでは済まんだろうと思うのですが、この問題を審議されるのには、当然厚生委員会のほうではそういうような資料を御覧になつて今日までやつておられるのじやないかと思いますが、我々のほうは全くそういうような資料を持たないのでして、少くとも今要求されるような点がはつきりしないと、これはなかなかちよつと簡単に意見がきまらないと思うので、そういう点、厚生委員会のほうで今日までそういう資料が出ておれば、それを委員長のほうで一つお配り……

第13回国会 厚生・大蔵連合委員会 第5号(1952/07/29、2期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 ちよつと今のに関連して二、三お伺したいのですが、厚生大臣の話を聞いていると、欲しいというところへ譲るのだと、一つも強制はしていないと、それから、昨日来のお話を聞いておりますというと、相当数とよく言われるのですが、相当数の地方から希望が出ておる。何か木村委員なり、或いはこれに質問している者が故意に妨害しているような印象を与えるような発言を盛んになさるのですが、私ちよつと大臣にお尋ねする前に委員長にお伺いしたいのは、この今国会で、この厚生委員会のほうへ国立病院の存置に関する請願、或いは移譲反対に関する請願というものがこれ又相当数出ておるわけでございまして、その中には自由党の議員の人の……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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