このページでは江田三郎参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。
○江田三郎君 来る三月三十一日付をもちまして、社会労働委員長久保等君から、議長あてに委員派遣承認要求書が出ております。この内容は、目的は、国民年金法案について地方における利害関係者び学識者の意見を聴取し、同法案の審査に資する。派遣委員は、第一班、柴田栄、木下友敬、竹中恒夫。第二班、谷口弥三郎、坂本昭、田村文吉の諸君でございます。派遣地は、第一班愛知県、第二班宮城県。期間は、第一班は昭和三十四年四月三日から四月五日まで三日間。第二班は昭和三十四年四月三日から四月五日まで三日間。こういう派遣要求書に対しまして、同日付をもって議長はこれを承認されております。そこで、私は議事進行上重大な疑義を持つもの……
○江田三郎君 さっきから聞いておりましてね、下級たばこの原料が足らんということですが、それはふやすためにどういう対策をとっておられるのですか。
【次の発言】 総裁はいつも真摯な答えをしていただくのですがね。それで敬意を払っているのですが、ちょっとそこのところだけはあまり真摯じゃないですな。大体最近この下級たばこの売れ行きが増大しているというのは、ことしだけの問題じゃないのですから、今までもあなたの方は押えてこられたのです。だからして来年から増産計画を立てるというのじゃなしに、やるならもう今までに立てておらなければならぬ。それを今からやるというところをみると、結局あなたの方が、いろいろ指摘される……
○江田三郎君 この案件につきましては、もうすでにいろいろ御質問があったと思いますが、私、はなはだ勝手でございましたが、ちょっと差しつかえて、前回の委員会に出ておりませんので、多少重複する点があるかもわかりませんが、お許しを得たいと思います。 そこでまずお伺いしたいのは、一体この法案というものは、二つの内容になっておるわけですが、一つは、冷害等による被害を受けた特定地域内の生産者に対する利子の問題であります。もう一つは、食管の買い入れ数量、売り渡し数量、その他の見込み違いに基く借入金の増加の問題、この二つの問題というものは、おおよそ性格が違うのでありまして、一体なぜこういうものを一つの法案とし……
○江田三郎君 ちょっと議事進行的な意味で申し上げたいのですが、棒君の方も何かまだずいぶん質問がこまかい点まであるようですけれども、総裁の方も病院へおいでになるということになると、これはどうも御老体をそんなに御迷惑をかけては基本的人権(笑声)ということの問題になりますから……。それで私もいろいろお聞きしたいのだが、ただ先ほどの事務当局の方の話を聞いておると、これは全く落第であって、農業の進歩に従ってりっぱな葉ができるのだと、良質の葉ができるのだということになれば、新生やバットなりというものはなくなるという結論になってくるわけなんです。その点今総裁の方が、税制調査会がどういうことを言おうと、そうい……
○江田三郎君 関連して。 今、野溝さんからお話がありましたがね。入間野さん、あなたの方は、百姓は満足している、野溝さんの力はそうではないというお話がありましたが、ここでちょっと念のために聞いておきますがね。一体日本の農作物の中で、これを農民の労働時間当りの収入で計算した場合には、たばこがどういう地位にあるかということをあなた御存じであるかどうか、それだけ私はお聞きしたい。というのは、野溝さんからもお話があったように、農民としては自分の余剰労力というもののはけ場がない。従ってどんなに安くてもそれに飛びつかなければならないという状況が多いわけであって、一体稲作では労働時間当りの収入が幾らになって……
○江田三郎君 新内閣の方針をまず聞くわけにはいかんか。
【次の発言】 ちょっと、速記をとめて。
○江田三郎君 まず、たばこの方からお尋ねいたしますが、この収納価格について価格審議会というものが置かれておるわけですが、こういう価格の審議会というものは、これは法律できちんときまっている分は、たとえば米価審議会その他あって、あるいは審議会の議を経て何々をしなければならぬとか、あるいはそれぞれ審議会によって多少性格が違っておるわけであります。ただこのたばこの方の審議会は、そういう法制化されたものではないと思うのですが、しかし一応あなた方がここへお出しになる国会提出資料の中にも答申案が出るほどですからして、載せられているほどでありますからして、相当尊重をなさっておると思うのですが、将来やはり私ども……
○江田三郎君 大蔵大臣に一点だけお尋ねしたいのですが、この間の来年度の予算編成についての閣議決定を行われた、その新聞に発表されたものを見ますと、はっきりしているようでもあるが、しかしその後のいろいろなものを読んでみると、何かこうアクセントをどこに置くかということでどうでも解釈できるのだというような説もあったりして私どももどうつかんでいいのか理解に苦しむ点があるのであります。そこで私がお伺いしたいのは、ただ一点だけでして、三十二年度の予算に比べ歳出の実質的増加を厳に抑制する、こう書いてあることは、これは数字に翻訳すると一兆一千三百億円程度の予算だ、こう解釈してよろしいのですか。どうですか。その点……
○江田三郎君 今の説明の中で、この付表第二ですね、三十一年度分方式別の生産費総括表というのは、これは平均値ですか。
【次の発言】 この際、この生産費は、内容がトータルかどうかということは別問題にして、一応こういう数字を出されておるのですが、企業利潤というものはどういう工合になっておりますか。
【次の発言】 普通の、企業が存続できるという場合には、必要な経費を払うだけでなしに、当然、資本主義社会における企業の平均利潤というか、一応の企業利潤というものを見なければ存続し得ないと、こう私たちは考えているのですが、そうするとそのバルク・ラインを設定する場合には、適正なる企業利潤を含んだものでいく方がい……
○江田三郎君 この特定多目的ダム法案の方は、これは建設委員会の方で慎重審議をされると思いますが、われわれの方はこれに伴うところの特別会計の問題なんですが、しかし特別会計の問題を審議するにいたしましても、やはり基本法を抜きにしてはできないわけですから、そういう意味で若干質問したいのですが、まず第一は、この今の法案の要綱の説明を聞き、それからこの印刷されたものを見ても、農業用水という字は一つも出てこないわけです。これは出てこなくても当然そういうものを考えられるということになるのかもわかりませんが、従来こういうダムを建設する場合、維持管理に当りまして農業関係というものがややもすると軽く見られておった……
○江田三郎君 この法案の直接のことじゃないのですけれども、関連はあるわけでありますが、最近の輸出の状況というものについて、私はこの法案に関連して聞きたいと思っているのですが、これは委員長の方で別にそういうような機会を設けられるならそれでもよろしいが、その点どうお考えになっておりますか。なおそういうことをやっていただくなら、ただ輸出入の状況だけでなしに、この金利の改定の問題もありますし、金融情勢全体についても、情勢が相当変っておりますからして、この際やっぱりはっきりお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 簡単にこれは委員長の方でそういう三案を一括しても、ちょっと一ぺん理事会でも開いてもらっ……
○江田三郎君 どうも参考人の方ごくろうさまでした。私は、今おっしゃったことなり関連する事項についてお尋ねをしてみたいのですが、まず農協中央会の更級さんの方へ先にお尋ねをしてみたいと思います。私がいまさら申すまでもなく、タバコ耕作というのはこれだけ独立をしてやっているわけではなくて、農業経営の一環として行われているわけです。従ってタバコ耕作者というものが、一方ではタバコ耕作の方の団体へ所属する、片方では、他の農業部面においては農業協同組合の組合員であるというようなことになっている。そこからいろいろ複雑な問題が出てくるわけですが、私は、その農業協同組合とタバコ耕作の団体との事業の競合関係ということ……
○江田三郎君 いずれあとから聞きますが、この臨時通貨法の一部改正に関連して、三月二十二日にミツマタ対策要綱という閣議決定があったわけですね。この閣議決定の内容についてはこの次に聞きますけれども、私はこの次の委員会にこの閣議決定のミツマタに関して農林大臣の出席をお願いしておきます。
○江田三郎君 ちょっと関連して。大蔵大臣は事業計画を知らぬというふうな――これはちょっとおかしいので、本年度予算で愛知用水の方へ回すべき金というものは相当大きなものでありまして、あの金が一般の土地改良資金等に与える影響もあるし、それから財政投融資の問題もあるし、相当大きなウェイトを持っているわけなので、大蔵大臣が全然それを見たこともないというのはどうですかね。
【次の発言】 今度世銀総裁が見えて、大臣と会談をやっておられましたが、その会談の中で、この長い懸案になっている愛知用水の問題についてはお触れにならなかったのですか。
【次の発言】 まあ、それでいいですが、あまり何も知らないというようなこ……
○江田三郎君 関連して。理財局の方の試算でいくと百円券が五億九千万枚が三億七千万枚に減る。その他の日銀券が四億五千五百万枚が、四十一年には二億六千二百万枚に減る、両方とも減っていくわけですね。それで、トータルにおいて六割くらいに三十二年度から四十一年度までに減っていくのですが、ところが作業係数で見ると七百四十四が六百五十五というふうに、わずかしか減らないのは、私はこの表を見ておって、どうしてもわからんので、今の平林君の質問にお答えのときに、このことをついでに答えて下さい。
【次の発言】 この三十二年三月二十一日の臨時通貨法の一部改正に関連するミツマタ対策要綱という閣議決定ですね、これに基いてち……
○江田三郎君 今の長官の答弁でいくと、この生産期を避けなきゃならぬ、こういう答弁をしておられるのだが、先ほどの答弁でいくと、必ずしもそうではなくて、需給調整協議会全部の意見が一致すればいいのだ。しかし現にノリの生産期に入ってですよ、生産者側がいいと言うはずはないわけです。で、もし通商局の方で言われるように、一両日のうちにもこの問題が解決するかもわからぬという。楽観に過ぎるかもわからぬけれども、そういうことを考えているということを考えられるのは、私はひがみかもしれませんけれども、政府の方で、水産庁なり、通商局の方で、かりに生産者団体に圧力をかければ、こういうことはできると思うのです。圧力をかけな……
○江田三郎君 租税特別措置法の内容はせんだって来いろいろ質疑応答がなされ、私もそれを聞いておったのですが、率直に言って、これは最近のいわゆる外貨危機、こういうところに便乗した、きわめて慎重を欠いた法案ではないかという印象を受けるわけです。主税局長は主計局に長いことおられて、私どもも長いつき合いで、なかなか筋の通った骨のある人として、われわれも敬意を払ってきたわけなんですが、そのわれわれが今までつき合った主税局長の人柄から考えると、どうもこういうものに賛成されるはずはないのじゃないかというふうに思われるのですが、そういう便乗法案ではないかという私の印象が間違っておるなら、主税局長本来の人柄に立ち……
○江田三郎君 大臣はきょう見えますか。
【次の発言】 そうすると、これはちょっと大臣に聞かんければならぬと思うんですけれども、事務当局に聞いてみたところで意味がないと思うんですが、ちょっと申し上げたいことは、第一にこの専売法の一部改正についてはもう委員の皆さんが御承知のように、前の国会で政府が出して、一ぺんも審議をしないで廃案になったわけです。その後本委員会に正規に懇談会、名前は懇談会ですけれども、各派の代表が参加されたいわば小委員会のようなものでして、そこできまったことは、当時の中心になられました杉山委員の方から本委員会へ正規に御報告をされて、議事録へも載っているわけです。その内容については……
○江田三郎君 農林大臣に初めてなんですが、今まで就任されてから、いろいろの委員会で御見解を述べておられると思いますが、私初めてなものですから、ちょっと今までおっしゃっておられたことに重なるような点があるかもしれませんが、昨年農林省の方で白書をお出しになり、これはわれわれ非常に興味を持って拝見したわけです。それから、それに基いて基本政策を発表なさった。そこで、その白書なりあるいは基本政策で出されておる点、われわれも同感する点がありますし、また同感しない点もありますけれども、それがどのように予算化されるかということで、注目をしておったわけでありまして、この間、農林大臣の基本的な見解を伺ったわけです……
○江田三郎君 君さっきからなわ延びの問題は、これは慎重にやらなければならぬということをおっしゃったのですが、先ほどの答弁、それから今の答弁でも、作報の統計調査部の方の数字と税務署の反収の数字との違いというのは、一方は実測でやっているのだし、片一方は台帳面積でやっているのだから、違いがあるのだと、こういう説明なのですね、そうすると、これは明らかになわ延びというものが一般的にあるのだということを認めた議論になっているのですよ。しかし、なわ延びというものは、これは統計調査部の方にお聞きしたいのですが、どこにでもあるのですか。耕地整理をやった所もあるし、山の方の田がありますし、いろいろの田がありますね……
○江田三郎君 焼き鳥は加工品なんですか。
【次の発言】 そこで、いろいろの焼き鳥を売っていますね、あれを食ったらどうなるんですか。スズメの焼き鳥なら、これはまあ問題ないと思いますけれども、そのほかいろんな焼き鳥が出てくる。たとえば渡り鳥など、鳥屋の方ですが、あんなところに行くと、メジロのなんとかは、老人に非常な効力がある、こういって特にそればかり食わしておるところもあるし、そうでなくても、禁止されておるはずの焼き鳥が相当出ているんですが、こういうものを一体どう取り締られるのか、その点なんです。
【次の発言】 私は、食うことが悪いというのじゃないのですが、かすみ網なんかの問題、午前中に質問があっ……
○江田三郎君 この前の委員会のときに、大臣にちょっと質問をしかけてそのままになっているわけですが、この前お尋ねしたのは、農林省の方で農業白書を出されて、それからそれに基くところの基本政策というものが発表された。そういうこの農林白書というようなものは、私は重大なものだと思うので、ただ無責任な作文ではないと思いますが、それを見ますというと、一番大きくクローズ・アップされるのは、農業の所得が低いという点、それで今度の、あなたがこの間農林水産行政についての基本的な考え方を当委員会においてお述べになりましたが、それを見ましても、一番初めに取り上げておられるのは、生産性を向上して、他産業と均衡のとれた所得……
○江田三郎君 整備促進というものがよくわからぬのです。何を一体整備するのか。局長の説明を聞いておると、ただ負債の話やそれから統合というようなことばかりが言われておるのだが、農業協同組合というものは、統合したり、負債ができなくなるようにしさえすれば、それで目的を達しているのかどうかということを、私よくわからぬからお聞きするわけです。なるほど統合はいいと思うんです。しかし、統合をして大きくなった農業協同組合というものは、どういう事業をやっていくのか。まあ普通に見ておるというと、統合して大きくはなりますけれども、結局やっている事業というものは、信用面なりあるいは流通面の仕事が強力になるというだけで、……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。