小笠原二三男 参議院議員
3期国会発言一覧

小笠原二三男[参]在籍期 : 2期-| 3期|- 4期- 5期
小笠原二三男[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは小笠原二三男参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院3期)

小笠原二三男[参]本会議発言(全期間)
2期-| 3期|- 4期- 5期
第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 参議院本会議 第2号(1953/05/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 只今の相馬君の動議に賛成いたします。(「賛成」「反対」と呼ぶ者あり)

第16回国会 参議院本会議 第4号(1953/05/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私は只今の木村君の動議に養成いたします。

第16回国会 参議院本会議 第5号(1953/05/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私はこの際、中共地域からの帰還者に対する帰還事務及び生活援護等に関する調査のため、十六名から成る特別委員会を設置せられんことの動議を提出いたします。

第16回国会 参議院本会議 第19号(1953/07/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私は只今の田畑君の動議に賛成いたします。

第16回国会 参議院本会議 第36号(1953/08/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私は、只今の松浦君の動議に賛成いたします。

第16回国会 参議院本会議 第38号(1953/08/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私はこの際、只今議決せられました委員会の審査及び調査を閉会中も継続するの件のうち、水害地緊急対策特別委員会につきましては、閉会中、災害につき議長が必要を認めた場合、これに対する緊急対策樹立に資するための調査を、併せ付託することの動議を提出いたします。


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 参議院本会議 第1号(1953/10/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私はこの際、水害及び台風による被害を調査し、その対策樹立に資するため、委員二十五名からなる特別委員会を設置せられんことの動議を提出いたします。


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 参議院本会議 第3号(1953/12/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 只今の外務大臣の御答弁に関連しましてでございますが、先ほどの外務大臣の御答弁は、ソ連がこの抑留者の引揚問題を━として日本との関係を何か規制しようとしておるという意味での発言があつたわけでございます、従つてこの問題は、只今彼の国との間に引揚問題が一通り解決して、引揚第一船も参つておる状況のときに、わが国会において、外務大臣の責任にある者が、誤解を受けるような、そういう発言のあることは慎しむべきことであると考えます。(「そうだ」と呼ぶ者あり)  外務大臣が、只今積極的な失言取消の機会があるにもかかわらず、何ら取消すことをあえて肯んじないという状態であります以上は、参議院は、参議院……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 参議院本会議 第3号(1954/01/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私は、只今の加藤君の動議に養成いたします。

第19回国会 参議院本会議 第12号(1954/02/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 議事進行について。  只今の現在の時刻は何時何分でございましようか。次の質疑者の時間を我々推し計るのに根拠となる場内の時計はとまつております。従つて私はそもそも何を根拠にして時刻を計つて行つたらいいかわからんので、議長のお取扱いをお伺いいたします。(「時計を持つておらんのか」と呼ぶ者あり)

第19回国会 参議院本会議 第39号(1954/04/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私はこの際、過般の本院の警告決議に対する内閣の態度に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は日本社会党を代表し、又過日内閣に警告するの決議案に養成した議員として、院議に関し政府の所信を質すものであります。  過般の決議は、御承知のごとく二つの重要な点を内容としているものであります。即ちその一は、総理大臣が犬養前法相をして濫りに指揮権を発動せしめた点を不当と断じておるのであります。(拍手)その第二は、かかる過ちを改め、速かに善後の措置をとるべきことを要求している点であります。(拍手)決議に対し、緒方副総理は特に発言し、その前段においては撤回の意思なきことを強調……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 参議院本会議 第26号(1955/06/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 ただいま議題となりました銃砲刀剣類等所持取締令等の一部を改正する法律案につきまして、地方行政委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。  本法案は、内閣提出にかかるものでありまして、最近空気銃、飛び出しナイフ等による事故が漸増している実情にかんがみ、これらの所持について規制を加えることを眼目といたしております。以下改正の主要点を拾って内容の概略を申し上げます。  第一に、空気銃の所持について、金属性弾丸を発射する機能を有する空気銃については、狩猟用等の装薬銃砲と同様に、公安委員会の許可制とするとともに、銃砲による危害防止を一そう徹底するため、狩猟用等の装薬銃……

第22回国会 参議院本会議 第30号(1955/06/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 ただいま議題となりました入場譲与税法の一部を改正する法律案につきまして、地方行政委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。  本法案の内容の要点は、地方財政窮乏の現状にかんがみ、第一に、三月中に収納すべき入場税の収入見込み額をも同月において譲与するものとすること、すなわち国が当該年度分の入場税として収入した額は、これを当該年度において入場譲与税として都道府県に譲与するものとすること、第二に、昭和三十年度に限り、入場譲与税の額は入場税の収入額の全額(現行十分の九に相当する額)とすることであります。  本委員会におきましては、本三十日、政府委員から提案理由の説明を聞……

第22回国会 参議院本会議 第33号(1955/07/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 ただいま議題となりました地方公営企業法の一部を改正する法律案につきまして、地方行政委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。  改正の要点は、第一に、地方公共団体の長と管理者の間における事務の配分の合理化、その他地方公営企業の能率的運営に必要な規定の整備をはかること、第二に、減債積立金制度の創設等、地方公営企業の予算会計制度の合理化に必要な規定の整備をはかること、第三に、地方公営企業の経営に関する助言勧告及び報告に関する規定の整備をはかること等であります。  本委員会におきましては、六月二十三日、政府委員から提案理由の説明を聞き、同日及び七月五日の両日にわたり、……

第22回国会 参議院本会議 第37号(1955/07/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 ただいま議題となりました風俗営業取締法の一部を改正する法律案につきまして、地方行政委員会における審査の経過と結果を御報告いたします。  本法案は衆議院提出にかかるものでありまして、元来撞球の本質は一種のスポーツであって、決して偶然の勝負をかけるものではなく、玉突場の営業の実情もおおむねこの線に沿うて行われているので、現行風俗営業取締法が取締りの対象として、待合、料理店、キャバレー、ダンスホール等のほか、玉突場、マージャン屋、その他設備を設けて客に射倖心をそそるおそれのある遊戯をさせる営業をあげておる中から、玉突場を削除するというのが、提案理由及び改正内容の大体であります。  ……

第22回国会 参議院本会議 第39号(1955/07/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 ただいま議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由と内容の概略を御説明申し上げます。  まず提案の理由といたしましては、公職選挙法は、昭和二十五年公布以来、満五年を経過し、その間屡次改正を重ねて今日に至っておりますが、最近、本年二月には衆議院議員の総選挙、四月には地方選挙が行われ、明年は参議院議員の通常選挙を控えておりますので、これらの事実にかんがみ、選挙がより公明に、かつ適正に行われるために、この際、特に緊要と認められる事項を取り上げて所要の改正を行おうとするものであります。  次に改正の主要な点につきまして、大体条文の順序に従って概要を御説……

第22回国会 参議院本会議 第42号(1955/07/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 ただいま議題となりました奄美群島復興特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、地方行政委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  本法案は、衆議院提出にかかわるものでありましてその内容は、一、奄美群島の復興に関し必要な事業に対する金融の円滑化をはかるため、奄美群島復興信用保証協会を設立すること。二、協会は法人とし、奄美群島の復興に関し必要な事業を行う中小規模の事業者等が銀行その他の金融機関から融資を受ける際に、その債務を保証することを主なる業務とすること。三、国は奄美群島に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定に基き、アメリカ合衆国政府から移転を受けた債……

第22回国会 参議院本会議 第43号(1955/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 ただいま議題となりました地方税関係の請願について、地方行政委員会における審査の経過ならびに結果を御報告申し上げます。  まず請願第二百七号、第二百八号、第二百九号、第二百十号、第二百十一号、第二百二十号、第二百二十八号、第二百二十九号、第二百三十号、第二百三十五号、第二百六十一号、第二百九十四号、第三百五号、第三百六十二号は、大規模の償却資産に対する固定資産税の課税について、地元に有利になるようにせられたいというもの、請願第三百六十五号は、倉庫業は、総資産中に占める固定資産の割合がきわめて多い半面、収益率が低いので、倉庫業法の適用を受ける営業倉庫に対する固定資産税の課税率を軽……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 参議院本会議 第21号(1956/03/14、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 私は日本社会党を代表しまして、ただいま上程されました公職選挙法の一部を改正する法律案衆議院送付案に反対いたします。  反対の理由としましては、その内容もさることながら、民主政治の基礎たる政党の信義の問題として、参議院の権威の問題として、審議権の確立という立場から反対せざるを得ないのであります。私個人の立場で申しますならば、不肖、地方行政委員長としてこの案を取り扱った経緯にかんがみて、こういった結果に立ち至ったことを、前委員長として、まことに院に対して申しわけがないとさえ思っておるのでございます。(拍手)  そもそも二十二国会に、時の自由党、民主党、緑風会三派の提案になった公職……

小笠原二三男[参]本会議発言(全期間)
2期-| 3期|- 4期- 5期

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委員会発言一覧(参議院3期)

小笠原二三男[参]委員会統計発言一覧(全期間)
2期-| 3期|- 4期- 5期
第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 議院運営委員会 第1号(1953/05/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 これは寄り寄り、議院運営委員会の理事打合会等の申合せによつて、衆議院とも実質的な協議をして内定せられた会期でございますから、衆議院同様の会期を以て決することに賛成いたします。
【次の発言】 この会期中において、少くとも今月問題になる点は、暫定予算或いはその他一部の法案が出るかも知れませんが、それを議了するのに只今きめました会期を以てして足りないという不測の事態は断じて起らない。又昨夜衆議院との協議によつて、当院から申入れました通り、一応この会期に対して同意をするということであつて、本予算或いは重要法案を提出された時期においては、この会期を以て十分とするかしないかということは、……

第16回国会 議院運営委員会 第閉会後1号(1953/10/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 そのことは結論としては仕様のないことですが、時間的にいつ頃、休憩後の本委員会を再開できるか、見通しをお伺いしたい。
【次の発言】 では、官房長官には一時頃出席して頂けるという前提で、その頃まで休憩をすることに異議はございませんが、緒方副総理の出席を求めております際に、補正予算等の見通しについては副総理としてお答え願えない場合があろうかと考えますので、大蔵大臣も併せて出席方を委員長に要請しておきます。
【次の発言】 緒方副総理並びに大蔵大臣御出席でございますので、二、三新聞紙上で伝わる点を正式に参議院という立場で政府にお伺いしたいと考える次第でございます。  先ず衆議院のほうと……

第16回国会 議院運営委員会 第2号(1953/05/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 これは事務当局に質問したところで、答弁は繰返されるだけであるので、それで院の構成ということと、各会派の勢力というものをいつの時期で見るかということと、千田君は不可分の関係で考えたいとし、而もその場合に、院の構成は議長、副議長が選ばれた時期からであるという主張もそのうちに入れて、その理論を展開しようとしていることで、一箇の意見であります。併しながら前回以来のたびたびの理事会において、この問題については、十八日午前十時の届出の各会派の勢力で割振りをするということは申合せとなつている。それが慣行となつているのでございまするが、今回はそれをやめて欲しいというなら、やめて欲しいというこ……

第16回国会 議院運営委員会 第閉会後2号(1953/10/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 先ほどこの問題については、院内の運営上の問題のことであるから、正式に議院運営委員会として話合いもできる筋合いのものであるということを確認しました上で、理事会としましては、少くとも水害特別委員会、建設委員会、農林委員会、地方行政委員会、水産委員会、この五委員会はできるだけ或る時期を劃して同時期に集中的に委員会を開いて、水害並びに冷害に関する行政府の対策につき或いはその予算化等の問題につき調査の上、院は院として具体的な対策を考究の上、政府を鞭撻すべきである。こういうことで意見の一致をみたのでありますが、従つてそういう内容を議院運営委員会の申合せとして、手続としては議長に、この常任……

第16回国会 議院運営委員会 第3号(1953/05/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 只今の報告通り決するに異議ございません。
【次の発言】 私は、内容のことは後で申しますが、形式的に理事会が公式に決定したことであるのを、理事であるかたが、そういう異議が成規のこういう機関で出て来るということは困る。只今の千田君の話は希望するということであつたから、希望であれば、これは議題でも何でもございませんから、原案についてお諮りを願つたらよろしいと思います。(「進行」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 これは許可すべきことであろうと思います。
【次の発言】 お話は承わりましたから、進行して下さい。(「異議なし」と呼ぶ者あり)

第16回国会 議院運営委員会 第4号(1953/05/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 井村さんの場合は、出身県の問題でもあるし、一応事情は了承されますけれども、我が会派においては、内灘だけの問題ではなくて、浅間山ろく等、というところに重点があるわけでございまして、岡田宗司君は、再三に亘つて現地の状況を調査し、資料を持つて確信のあるところで質問したいということで、国会対策委員会の決定にもなつておりますので、私一存でここでお答えするわけには参りません。又同様の問題は、我が会派と社会党第二の緊急質問においてもあるようでございますので、一応これは全体として認めるなら認めるとしておいて、会派の間で調査をする。再建はいけない。このことだけを決定するということであれば、これ……

第16回国会 議院運営委員会 第閉会後4号(1953/10/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 今出席要求をしても、閣議中であるということであれば出て来ないだろうと思います。止むを得ないことと考えますが、見通しとしては閣議は相当の時間をとるようでございますか。
【次の発言】 委員長の言う通りで、止むを得ません。

第16回国会 議院運営委員会 第5号(1953/05/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私も、この会派の改進党並びに右派社会党と協定することでございましたが、井村君が撤回せられましたので、その部分はよしとし、四番の清澤俊英君は撤回いたしまして、予算のほうで質問いたします。  それから総理大臣の問題でございますが、これは予算委員会には出て、本会議には出ないということがあるならば、これは同意できません。ただ予算委員会で答弁中のために、どうしても本会議のほうに来て答弁ができないという時間の食い違いがあつたときは、これは止むを得ません。出席がなくても質問はいたします。
【次の発言】 順序でございますが、そういう都合もあるかも知れませんから、佐多君の緊急質問を三番目にいた……

第16回国会 議院運営委員会 第閉会後5号(1953/10/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 それで天皇のほうのそれもあるでございましようが、遅くともいつ頃までには召集ができるように推定いたしておるわけでございますか。
【次の発言】 それでラジオや今朝の新聞等で見ますと、自由党乃至改進党との間に、会期の点についても意見の一致をみたやの話がありますが、これは政府側として、お尋ねする範囲ではございませんが、諸般の事情もございましようから、政府としてはどのくらい短かい会期を以て仕上げて頂きたいという希望を持つておられますか。
【次の発言】 いささか慎重な御答弁のようですが、何も今ここで論争しようと思つているのではございませんので、一方的にお考えを御発表願えれば、それで本日は……

第16回国会 議院運営委員会 第6号(1953/05/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 一応会派に持ち帰つて相談の上再度議決して頂くように願いたいと存じますが、ただ一点この際お伺いしておきたいと思いますが、米価審議会委員の任命については、特段に衆議院議員六名を挙げられ、国会法第三十九条但書の規定によつて国会の議決をさえ求めるというような委員で以て構成せられておるのでありますが、過去何回かに亘る米価審議会の答申が、政府において一度も尊重されたことがない。そして政府において答申に基いて米価の決定のあつたためしはない。こういうことは米価審議会に対して政府はどういう御所存でおられるのか。我々国会側としては誠に奇異の感に堪えない。少くとも国会の議決を求めるほど重要な委員で……

第16回国会 議院運営委員会 第閉会後6号(1953/10/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 結局、只今委員長から御報告の通りでありまするが、只今削除という点は、内容的な意味で好ましくないとして削つたのであつて、この間に従来国会で用いて来ましたような表現によるそれら文章が、両院協議の上で加えられて式辞の体裁をなすということについては当然のことであるということも了承の上のことであつたのでありまするから、一応只今の委員長の報告を報告としてこの委員会は了承し、今後も両院の打合せに待つて最終的な式辞案を決定するということで結構ではないかと思います。こういう途中の段階として、一応了解するということで異議ございません。
【次の発言】 この特別委員会は、第十六国会で設けられたもので……

第16回国会 議院運営委員会 第7号(1953/06/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 この問題についてではございませんが、あとで問題になると思いますので、この際承つておきますが、正式の名前は何と申しますかわかりませんが、巷間伝えられるスト規制法案につきまして、昨日ですか、本院にも政府から御提出があつたそうでございますが、この点は閣議決定等の手続は終了して出されたものであつたかどうか。念のために伺つておきます。
【次の発言】 それは次官会議でも決定になつておりましようか。案を、法案そのものが……。
【次の発言】 これは前々からも話しておつたことですが、ここで又とやこうと論議する前に、理事会等でよく情勢を把握しておいて、予定をしてから最終決定をしたほうがいいと思い……

第16回国会 議院運営委員会 第8号(1953/06/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 昨日非公開の席上における決定もございまするが、只今議長に聞き及びまするところ、本人から辞意の申出があつたそうでありますから、手続上、この辞表を受理し、辞任を認めることに異議ございません。
【次の発言】 これは昨日、非公開の席上において話が出たことでございますので、どこかの会派から具体的に人名を挙げてそれに同調するしないということは、差障りがあることでございますから、委員長から案を出して頂いて、決定するようにやつて頂きたいと思います。

第16回国会 議院運営委員会 第9号(1953/06/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 最近どうもばらばらになつて困る問題は、常任委員会の開会時刻でございますが、当分の間本会議のある日は、常任委員会は午前から開会はしない。午後開会してもらうというふうに取決めて、議長から、それぞれ常任委員長に御通達を願いたいと思います。
【次の発言】 いずれは会派に持ち帰つて相談の上、決定することとなると思いますが、持ち帰つて審議をする必要上、一、二質問いたしたいと思います。  先ず、インド国バンガロールに参ります政府代表の石黒忠篤君とありますが、この会議に参ります日本政府代表の構成はどういうふうになつておるものでございますか。

第16回国会 議院運営委員会 第10号(1953/06/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私、承認することに異議はございませんが、毎回帰還船が舞鶴に入港するたびに議員が出かけて行くということは、その都度その都度、調査目的が別個にあつて出て行くのですか。それともただ歓迎のつもりで出て行くのでしようか。その点がどうも明確でないのですが、委員部長のほうでおわかりでございますか。
【次の発言】 どの問題でも、実情は調査しなければそれの判断を的確に下すことはできないという問題は、特に引揚の問題だけでなく、多々あるわけでございますが、それにつきましても、全委員会の委員が全部同じ現地を調査に行くというようなことは、殆んどあり得ない状況であつたと思うので、只今の千田君の特殊な例は……

第16回国会 議院運営委員会 第11号(1953/06/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 先ほど理事会で決定いたしました点を代つて申上げて御賛成を願つたら如何と思いますので、僭越ですが、この点について申上げます。略称で申上げます。  公労法並びに地方公企労法につきましては、スト規制法を二十六日の本会議に上程して趣旨弁明を聞くことにきまつておりますと同様に、これを二十六日の本会議で同時に提案趣旨の弁明を聞き、質疑をすることとし、但し、これは他院の議員立法に関することでございまするから、本日の議運の決定がございましたら、この旨を衆議院議長に念のために通知すると共に、発議者のほうにも十分本院より連絡をすることにして頂きたいと考えます。而もこの趣旨弁明に関する質疑は、略称……

第16回国会 議院運営委員会 第12号(1953/06/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 その内容如何によつてこれを決したらいいと考えますが、その外交関係というものの内容が何か。
【次の発言】 それならば、たつての希望もございますし、衆議院においては予算委員会等で多分これは御報告になることでございましようから、参議院としても本日の本会議を好機として、日程の最初において政府側の発言を許されるようにしたら如何でしようか。
【次の発言】 前段の、今のお話は止むを得ない点があるので、止むを得ない事態で報告をさせるようにやつていいと思います。
【次の発言】 そこで、本会議で政府からの報告ということは、過般の外交演説についての補足だろうと思います。或いはその質疑から起つて来た……

第16回国会 議院運営委員会 第13号(1953/06/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 その点は、土曜日の晩に、前々回の理事会の申合せのように二個班で行くということではいけない。三個班が適当であるということを確認をし、それぞれの班の団長として御三人をきめられたのだそうであります。ですからしてその意向も酌んで、団長、副団長というような点で、格が違うというようなことについては、大会派順ということで一応御了承を、派遣議員団に納得願えるのではないか。こうあつてほしいということで、理事会として申合せをしたので、実際上のことは、派遣議員団でそれぞれ推薦せられて、団長、副団長をきめることが筋であると思う。ただこちらは現地に行つて、いろいろのやりくりをしなければならないときに、……

第16回国会 議院運営委員会 第17号(1953/07/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私のほうの件名でございますが、これはストライキに関する政府の見解についての緊急質問というふうに改めて下さい。
【次の発言】 委員長はどうするお考えかということではなくて、この議院運営委員会としては、そういう新聞記事もあり、又経費支出等の問題についても、幾つかの疑義のある手続上の問題等もありますから、実際理事会においてこの関係の問題を慎重調査する。そうして、調査の結論が出た場合に、議運として天下に態度を明らかにされるようにすべきであると私は考える。その前にこの議院運営委員会で、とやこうと論議をするということは、或いはたまたま具体的な人名まで出て、それぞれありもしない嫌疑が出たり……

第16回国会 議院運営委員会 第18号(1953/07/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 その問題については、過般理事会で特別、論議があつたことでありますが、問題は二つあると思います。  一つは、出先からそういう要請があつたのに議院運営委員会を開くことができないという場合もあろうと思いまするが、そういう場合でも理事会なり或いは議運の委員長の裁断なりはつきり意思を確定してから、それぞれ手続をすべきものであつたと考えられるのですが、そのために結果はあいまいのうちにこういう手続が行われたというふうに考えられないでもない向きが多多あるわけでございますので、従つてこういう点は遺憾でございまするので、今後は、十分そういう点には、それぞれ担当の衝において責任を以て臨機の措置をし……

第16回国会 議院運営委員会 第19号(1953/07/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 そのことは衆議院の決算委員会で、質疑で明らかになつた。あのかたが斡旋して、契約を取結んだ契約先の相手方ではないか。その事件というものが、あとで起つたのだけれども、当初の契約をやつたときの担当者ではないのか。問題は不払いから起つたのですが、所管は又変つているだろうが、その事の起りの契約そのものをした相手ではないか。
【次の発言】 そうですか。それで事態は明らかであります。
【次の発言】 只今の御答弁を伺つていますと、我々が聞き及んでおることと、事件の事実そのものが相違しておるように思います。又、一般的な問題としても、只今の警務部長が時間がないために十分実情を報告できなかつたよう……

第16回国会 議院運営委員会 第21号(1953/07/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 異議はございませんが、小会派と申しては大変失礼ですが、改進党或いは無所属クラブ等において、水害対策特別委員の委員をお変えになる、改進党においてはときどき、お変えになつたようでありますが、会派を代表して積極的に水害対策樹立のために協力しようとする委員会において、人が変ることは前後の脈絡がわからなくなつて、非常に扱いが困るのじやないかと私考えますが、我が会派でも、そういうことを取出す場合には自粛いたしますから、各会派等においても短期間の特別委員会ですから、なるべく委員の変更のないように取計らいを希望申上げて、異議はございません。

第16回国会 議院運営委員会 第25号(1953/07/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私、菊川君の意見に賛成でございますが、やはりこの公安委員については、私も質問して置きたいと思いますが、長期に亙り欠員であつたことについて言われることは誠に御尤もであると、今回、又短期間就任して直ちに他に転出せられる、それも望ましくない。今後は気をつけます。御尤もでございますと、こういうことでは、政府の考え方はどうもはつきりしないと私は思いますが、  そこで過去の実情としてお尋ねしたいのが第一点ですが、公安委員になつたかたで、途中そういう他に転出するという理由を以て任期中おやめになつたかたがおありでございましようか。いわゆる個人的な御事情或いは健康上の御事情、こういうことでおや……

第16回国会 議院運営委員会 第26号(1953/07/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 国家公安委員につきましては、過般の官房長官の今後の処置に対する見解を了として異議ございません。
【次の発言】 本日ここできめましても、各会派に持ち帰つて、指名等り決定をも要しまするから、結局は本日の本会議の討議にはならんと思いまするので、理事会において相談するように……。

第16回国会 議院運営委員会 第27号(1953/07/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 それは、記録を付けての話をするまでの段階には進んでいないかと思いますが、参議院における特別委員会でも各般の災害対策のための立法措置を検討しておられ、近く法律案が提出になるやの趣も伺つておるのでありまするが、それは農林、水産、建設、文部、厚生等各般の常任委員会に関係する臨時立法のようでございます。そこで基本的には、この西日本の緊急対策のための立法であつたけれども、各常任委員会のどういうところにこれを付託するかということを考える場合に、特別委員長から、非公式に議院運営委員長への申入れがありましたが、特別委員会へこれを付託するということよりいい方法はないというふうに考えます。その場……

第16回国会 議院運営委員会 第28号(1953/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 時間をとつては何ですが、念のために申上げますが、昨日の外務省参与の任命の承認の案件、今日おやりになるような予定で官房長官の出席を求めておられますか。
【次の発言】 速記を付けておる関係から、念のために矢嶋君にお伺いいたしますが、治山治水に関する決議案は案文を作成しようとしておるのは、各会派としては特別委員を代表せしめて特別委員会においてやつておつたものと考えますが、自由党に、案文内容について異なる見解があつて調整ができないから、これを議運のほうで案文の取まとめができるように検討をして欲しいということだろうと思うのですが、そのことは特別委員会として了承されていたんですか。それと……

第16回国会 議院運営委員会 第30号(1953/08/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私は、そういう付託で、もうしようがないと思いますが、ただ、八月一日に発議して来たということについては、発議者に対して相当申上げたいことがある。と申しますのは、八月一日は、会期延長になつた日なんです。従つて、それは、若しも水害地の問題を真剣に考えられるとしたならば、会期延長になる前に発議されて、そうしてこれの院の通過を図らなければならんことであろう思う。万が一会期が延長にならなかつたときには、どうなる法案であつたか。水害地はどうなつているか。こういうことを考えた場合に、余りに会期延長についても安易な、手前勝手な見通しをつけておる。そうして法案の発議についても、非常に時期的にあい……

第16回国会 議院運営委員会 第33号(1953/08/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 先例によりますと、国会議員の秘書のみのこうした諸手当を一般公務員に準じて出す立法をするということはない。必らず国会議員も又立法によつて措置されるようになつておつたと考えるのですが、今回に限つて議員だけを除外した理由はどこにあるか。発議者に代つて御答弁願いたい。
【次の発言】 各種の事情を勘案してと言われますが、各種の事情というのは具体的にという理由であつたのかお知らせ願いたい。この答弁ができないならば、発議者を呼んで頂きたい。
【次の発言】 私は発議者の御出席をお願いしているのは、揣摩臆測を附加えて、こうでもあろう、ああでもあろうという前提に立つて質疑し、又討論することは、他……

第16回国会 議院運営委員会 第34号(1953/08/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 それはどうもおかしい申入れで、それは自由党のほうで言うてやつて、付けてよこしたようですが、そこで、政府が国会の運営に、このあとでとか何とか、何時頃の出席の都合ですから、何時頃にしたいというような希望ならとにかく、運営に関することをつべこべ言うのは、これはおかしい。これは自由党さんのほうに言わせることにして、そこのところだけはなかつたことにして頂きたい。(「その通りだ」「そんな不体裁なことを言うほうも言うほうなら、聞いているほうも聞いているほうだ」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 我々議員として、いろいろ勝手な国会運営をするものですから、国会職員全員が、私は勤労著しいものがあると考……

第16回国会 議院運営委員会 第35号(1953/08/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 継続審査のほうの案件は、全部出ているということになつているんですから、だから委員部のほうから、これで本月認めるということに異議がないかということを通知し、異議があるというものは何時までにそれを出せということにしたほうが、本日きめるのには、そのほうが都合がいい。ただ時間をきめるというだけじやなくて、ここで承認を与えておき、異議があつた場合には、その異議を取込んで研究の上、本会議にかけてよろしいとさえきめておけば、そのほうがいい。
【次の発言】 議員派遣の件も、事務的に、これこれとこれは如何と思うということを、ここで御被露願つて、その分については、具体的に如何と思う点をその委員長……

第16回国会 議院運営委員会 第36号(1953/08/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 これは誠に抽象的な問題のように聞えますが、ダレス・吉田総理の会談、或いはマレンコフの対日平和条約問題等、当直の国交情勢について最近の動きが非常に激しい動きを示しておりますので、この際閉会前に、総理並びに外務大臣に、そうした外交問題について所見を質したいということでございます。従つて何とぞ御同意願うようにお願いしたいと思います。
【次の発言】 MSAの問題は、これは聞くには聞いたが、十分聞いたということになるかならんかは、いろいろ観点があるだろうと思いますから、そういう交渉の技術的な問題を聞いておるのと、今回緊急質問をしようということとは、問題のケースは全然別でございます。即ち……

第16回国会 建設委員会 第閉会後3号(1953/10/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 この台風十三号による土木被害額調というものの五百四十八億というのは、今後まだ殖える見込がございますか、確定している分でございますか。殖えるとするならどれくらいに総額を見込んでおられますか。
【次の発言】 資料も出ておるようですが、今簡単に見てもちよつと見当がつかんのでお伺いしますが、十三号台風まで含んで本年のこの土木被害額というのは結局は総計幾らくらいになつているわけですか。
【次の発言】 そうすると合計千四百億になんなんとする総額でございますが、これの復旧について年度計画をも考えられて、大体大ざつぱに今のところの見通しではどういうふうに処理して行くお考えであられるか。

第16回国会 建設委員会 第閉会後4号(1953/10/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 建設関係の治山治水に関する事項をお伺いする前にお尋ねしたいのですが、政府部内に治山治水対策協議会といつたものが作られた経緯と申しますかについて先ずお伺いしたい。
【次の発言】 それで関係省としてはどことどこがこれに関係しておられますか。
【次の発言】 そこから出て来る幹事と申しますか、…方々によつて構成せられたその協議会で一通りの原案というものがきまれば、それは手続としてはどうなればそれが実施に移つて行くということになるのですか。
【次の発言】 閣議決定になつて議会に相談するということは、計画自体を関係委員会に諮るというような形でございますか、それとも予算面にそれが出て来るか……

第16回国会 建設委員会 第閉会後5号(1953/10/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私も江田委員の考えと大体同じ考え方でお尋ねするのですが、建設当局であろうが、農林省、林野庁当局であろうが、そうした官僚がどうにかやるということではなくて、少くとも政府部内にこういう協議会ができて、治山治水基本対策要綱としてこれも一つの参考資料として国会側に提出になつた以上は、これを具体的にどう推進するかということについて責任のある言明が副総理から行われなければならん。まあこれは目的を示したのであつて、現状は災害復旧のそれだけでも精一杯なんだ、あとは建設当局が考えるのでございましよう、私はこれではこういう今の委員会の調査なり審議にはならないと思うのです。でお尋ねしますが、じや仮……

第16回国会 建設委員会 第閉会後6号(1953/10/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私は専門家のこの森林のほうの系統の買収に伴う問題に関連してお尋ねしたいのですが、実情としてはダムができる、そうすると水際の線で造林地が半分に横断せられるというような場合は、買収の対象は、その水没する部分の造林地だけを買収して、そうしてその水際から上のものは元の所有者に持たせるというような場合もあるでしようか。今一番問題に私の県でなつておるのは、そういう湖かできますと、そこに残された自分の値林地の立木を切ることが不可能になる、どこからも行けない、だからもう全部売つてしまいたい、そうして完全な移転をしたいという希望の人が相当あるわけです。それらはその個人の希望によつて買収の対象に……

第16回国会 建設委員会 第閉会後7号(1953/10/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私先ず今までの質疑の経過を聞いておりますと、非常に遺憾だと思う。これが国会が開かれておつて、あなたが今答弁したような答弁をするならば、これは建設委員会としてはあなたがたに協力することはできない。初めからこの予算の立て方を聞いてみますと、内容があつて、それを積算して、そうしてその部分で財政的に余りに多くの金額を要するからというので、箇所別に事業量を繰延べたり、或いは切つたりしたということではなくて、頭から予算を割り付けられている。その割り付けられた予算に対して、あなたの答弁ですと、来年の三月までまた金がこれ以上余計出たにしたところで、事業量としては限界があるのだから、この金で三……

第16回国会 建設委員会 第8号(1953/07/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私も今の田中君の質問について、実は政府則にこれは聞く筋合いじやないので、委員長にお尋したいのですが、本審査で今政府提案になる産業労働者住宅資金融通法案が出て来て審査されておりますが、予備審査でこちらに送られている只今お話の勤労者住宅建設促進法案並びに産業労働者住宅公社法案、これは内容をそれとなく見ますというと、趣旨目的等において非常に共通な問題を含んでおるわけなのです。それでこれはどういう扱いを以て本委員会としては審査して行こうとせられたのか、その経過を先ずお伺いしたい。それから又聞ぎではこれはいかんのであつて、多分これは参議院側も勤労者住宅或いは産業労働者住宅につきまして、……

第16回国会 建設委員会 第9号(1953/07/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 大変素朴なところから御意見を承わりたいと思うのですが、提案理由の説明の中に、他の地方とは全く異つた自然的條件にあるから特に北海道と地域を限つてこういう特別立法をしなければならんという意向のようでありますが、青森県の北部と北海道の南部と全く異つた自然的條件になつているとお考えでございますか。
【次の発言】 この法案の件名は北海道というふうにもう限定されておりますが、今のような考え方から青森等の一部の地域を限つてそうして欲しいという希望や期待がその地方から起つて来ました場合には、この法の適用によつて、その地域が拡大されて行くというようなことが仮にあるとするならば、提案者或いは提案……

第16回国会 建設委員会 第10号(1953/07/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 五条まで行つたようですから、恰好つけるために私は六条をお尋ねしたいのですが、公益上必要があるという場合に該当するその公益上という実体は何を指しておるのか。
【次の発言】 一企業の労働者の住宅が会社の考え如何にかかわらず公益上必要なら、当該市町村なり或いは都道府県が資金を援助してやる、こういうことなんですか。
【次の発言】 そうすると、この資金上の援助ということは融資だけでなくて、呉れつ放しの補助、こういうことも、当該地方公共団体の理事者が原案をきめ議会に諮る、議会の多数党さえ押えればそういう金を出すことができるんだ、こういうことでございますか。

第16回国会 建設委員会 第11号(1953/07/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 この法律の目的は、財源が出て来たからそれを使つてやろうという法律ではなくて、飽くまでもこれこれの道路を整備しなければならんというほうが建前で、その所要財源は便宜的にこれに求めたという建前だろうと思うのです。従つて私たち審議する者の立場から言えば、五カ年の間にこれだけの道路を緊急整備しなければならないという具体的な道路が挙げられなければ、私たちは審議の対象とすることはできないと考える。ただ金はこれだけ取れるのだということだけが結果として残ることを承知してこの法を通してやるわけにはいかん。この法によつてこれこれのところをこれだけに五カ年の間にするのだ、そのためにこの法を以てやつて……

第16回国会 建設委員会 第13号(1953/07/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私全然どうも素人でわかりませんですが、市町村長なり都道府県知事が許可を与えるという場合の市町村長とか都道府県知事という者はどういう権限とどういう根拠を以てそういうことがなされるのだと規定しているわけですか。
【次の発言】 今の市町村長なり都道府県知事が地方自治法の建前からいつて、その地域の住民の利害に関することを、意見を聞くことがあつても、勝手に処理することができるというような法律規定をすることができるかどうかということが私の疑問なんです。地方公共団体の長としてこういうことがやれるかどうかということ……例えば、建設大臣の権限を委任したとかいうようなことなら私は又問題は別だと思……

第16回国会 建設委員会 第14号(1953/07/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 少し成るべく詳しく斡旋委員会を置くに至つた動機ですね、それから現在までのいろいろな実情、どうしてもこういうふうにしたほうがいいと、こういう点について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 建設省の直轄工事として今事業に着手している或いは着手しようとしている地域で、まだ土地収用のそれが確定しておらないという地域がございましたなら例示して頂きたい。若しも今そういうことができなければ、一応そういう資料を出して頂いて、どういうところで問題点があるかということを、事項を簡単に書き記したものを頂きたい。
【次の発言】 ええ資料です。

第16回国会 建設委員会 第18号(1953/07/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 この前の論議の経過に鑑みて、政府側は質疑の前に何か言うことないですか、なかつたら質疑しますが……。
【次の発言】 今石川さんの質問に計画局長としてそうお答えにならなければならない事情はわかりますけれども、この今の改正法案の建前が明確でないからそういう答弁しかできなくなつて来るんじやないかと思われる。私は別な方面から率直にお尋ねしますが、この土地収用委員会というのは都道府県知事の所轄だという規定の仕方は、都道府県知事に土地収用についての協議が整わないときに申請して、それを収用委員会に廻して行くのですか、直接収用委員会のほうに申請があるのですか、土地収用法のほうでは……。

第16回国会 建設委員会 第19号(1953/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 南政務次官はそういう意味合いで知事は事業認定の裁量等もあるので、土地収用の目的に副うような斡旋のみを受理するという形になるであろうという意味合いの話をした。そのことは、事業認定に疑義があるとか何とかいう斡旋申請のことではない、そういうことを聞いているのではない、事業認定前に土地の取得に反対だということで斡旋を申請するという場合には、都道府県知事が認定権を持つておる事業につきましても、都道府県知事は事業認定をすることにしたらいいのかしないようにしたらいいのか、まだその判断もつかないという状態においては白紙のはず……それが事業認定をして行こうというようなもくろみのありながら斡旋の……

第16回国会 建設委員会 第21号(1953/08/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 時間があるまで慎重審議すべきところですが、本日時間もございませんから、この法案はそのままにしておいて頂きたいと思います。審議はいたさないと……。


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 議院運営委員会 第1号(1953/10/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 会期の点に対しては、いろいろ論議もいたさなければなりませんが、十時振鈴が鳴つて本会議になります都合がございますので、この会期の問題を論じておりますと次の開会式の準備に支障を来たすと思います。従つて会期の決定を、協議を受けない、返事を待たないで、衆議院が十時に決するなら決しても、これは我我のほうは我々のほうで本日中に会期を決すればいいという建前を以て、一応返事をする時刻というものは、今ではできない。この時間ではできないということを確認の上で、まず一応本会議を開いて頂きまして、続いて議題を開いて会期問題を決する。こういうことにしたい。

第17回国会 議院運営委員会 第閉会後1号(1953/11/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 その会期を決する前に、この十八国会がどういう趣旨で政府として召集されたか、或いは通常国会との関連等を少々伺つておきたいと思います。  それで第一点としてお伺いしたいことは、今度の十八国会における予算提出につきましてですが、この予算は大体どういうような趣旨のものが盛られておつて、総額幾らくらいの予算になるものですか、この点を伺つておきたい。又それの関係法案、或いは関係しない法案等用意せられておるのはどれくらいあるのかお伺いしたい。
【次の発言】 只今の予算について、国会等に関係する分で未確定のものがあるという趣意は、結局一般職の公務員の給与なり仲裁裁定を実施するのに伴う従来の慣……

第17回国会 議院運営委員会 第3号(1953/10/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 大変不躾な質問でございますが、本日承認を求められております委員会等における委員長、会長、或いは委員それぞれの手当と申しますか、報酬と申しますか、処遇と申しますか、この点を個々に具体的にお聞かせ願いたい。
【次の発言】 これは無報酬ですか何もない……。
【次の発言】 そういうこともお知らせ下さい。
【次の発言】 そうするとこの常勤のほうでいうと、公正取引委員会と文化財保護委員会の委員長は、おのおの八万二千円ですか、同じ常勤の社会保障審議会の委員長は委員と同様月額七万二千ということですが、これはどういうことでこういう差が付いているんですか。

第17回国会 議院運営委員会 第4号(1953/11/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私の会派でも質問せいということでしたが、その事情がよくわかつたわけですけれども、これは知らず知らずのうちに脱落したというようなものではないというふうに推定されます。ということはこの履歴書に挙げられている項目から類推しますと、必ず挙げられなければならない履歴であるわけですが、それがないということは、やつぱり何らかを顧慮してこれは隠されておつたようにも考えられます。とも角今の副長官の御答弁ですと、たまたま川西氏の場合に、そういうことが発見せられましたが、ほかにもやはりそういう点があるのではないかということになつて来る、それで政府側から出される履歴書は信頼するに足りないというふうに……

第17回国会 議院運営委員会 第5号(1953/11/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 その趣旨には異議がございませんが、衆議院との関連もございますので、政府においては衆議院に対して、本会議でこの関係で発言を求めるというような形式をとつておられますか。
【次の発言】 それで政府側からの本会議での説明の仕方については、特段に議運における五十六条の二を使つての議決によつて要求することなしに、只今休憩中に伺いますと、政府から積極的な発言があるそうでございますから、その方式でおやりになるようにして、今後公労法における解釈上の幾多の問題は、衆議院との見合いもあり、今後にそれを委ねるということにしては如何かと思います。

第17回国会 議院運営委員会 第6号(1953/11/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 先ほど理事会でいろいろお話があつて、自由討議の問題も問題になりましたが、私個人のことを例にとりますと、私当選以来、第七国会以来本院におつたのですが、自由討議はその都度がいろいろありました結果、結局最近公式に列国議会同盟或いは欧州視察、或いは東南アジア方面のういう機会に列したことがございません。そういう議論がいろいろありました結果、結局最近公式に列国議会同盟或いは欧州視察、或いは東南アジア方面の視察に、議院から議員を派遣しており、それから中共貿易関係の議員連盟としても、最近中共視察に出掛けられお帰りになり、或いは個人的には、それぞれ奄美大島関係の復帰の問題を視察せらるる等、いろ……

第17回国会 議院運営委員会 第8号(1953/11/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 大いに異議あり。後刻訂正する場合には議運において訂正したほうがいい。そんな総括的な訂正ではいかん。
【次の発言】 それで先ほど各種の緊急質問が留保せられましたが、それは理事会の申合せ通り、主たる問題は、池田・ロバートソン会談に関する緊急質問でございますが、本日予算委員会において総理への総括質問等で、この問題が相当明らかになるかと思います。この情勢を見合つて最終決定をしようということが、留保の主たる理由であつたのでありますから、会派間において予算委員会における池田・ロバートソン会談に関する質問が十分に行われない、或いは不徹底である、或いは質問の結果が、吉田総理の言明のような総裁……

第17回国会 建設委員会 第1号(1953/10/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 最初事務的に今の報告だけで御説明を願いたいのですが、こうしてずらつと見ますと、例えば河川等事業費で四億円、四億円ですね、四億追加になつたと言つておつて、修正減額が六億ですか、六億二千二百三十万円とある。そうして現にその内訳としては、直轄河川改修費が二億九千万円も減になつておつて、紀ノ川の分が一億追加になつている。こういうふうに見て参りますと、他にも砂防事業費補助においても五億八千万円追加になつたと言つておつて一方は修正減額が三億四千ですかがある。道路事業費においても同様、或いは同様というよりも減額のほうがひどい。或いは都市計画事業費の中でも、都市復興事業費補助が追加になつたと……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 議院運営委員会 第1号(1953/11/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 それで本日現在の各会派の構成は、閉会中と何ら変更はございませんか。
【次の発言】 それで私お尋ねするのだが、召集目の午前何時とか、何時現在でとかいうことが、すべての基準になるので、今なければ、この国会はこれが基準だというふうに行くのかどうかということで、あんたたちから文句を言われないようにと思つて聞いてるんですよ。
【次の発言】 それでは今度の国会は、召集日現在の宇垣さんの緑風会入り、それが認められた現状において、そこを基準にしてやつて行く。こういうことに如何ですか、必ず自由党は異議が出て来るんだが、出て来れば午前十時現在だつたから、今十時だから、どうです。

第18回国会 議院運営委員会 第閉会後1号(1953/12/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 明日だけ、まあ、議員派遣の件が出て来るわけでございますが、そこで前以て私希望を申上げて、各会派でお取上げ願える状態であるなら、この機会に申合せて置いて頂きたいと考えるのでありますが、この際議員派遣につきましては、常任委員会のみならず、院としても必要欠くべからざるもののみにとどめ、一般的な恒例による議員派遣、調査派遣をこの年末年始にかけて取り行うことについては、言葉が足りませんけれども、自粛して頂きたいと考える次第でございます。  従つて若しこのことが容れられるならば、各会派においては、常任委員長或いは委員を通して、この趣旨が貫徹せられるようにして頂きたいし、従つて専門員並びに……

第18回国会 議院運営委員会 第2号(1953/12/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 この国会始まりましてから、昨日今日、公報を見たのですが、理事会等でも、ときどき話合いはあつたのですが、最終的な結論を得られないで問題になつているものがある。それは政府委員の任命について議長から承認を与える件でございますが、最近どういう理由で政府委員になるのか、その当時において何ら法案もなし、或いは予算的な問題でも、国会に出る必要のないと思われるような政府委員の任命が一括して行われるという場合が多々あるようであります。それでこの点については国会の運営上から言つて、政府委員の任命について参議院として承認を与えるについては、もつと厳正にすべきじやないかと思われる点がございます。又政……

第18回国会 議院運営委員会 第3号(1953/12/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 本日出ております御三人のかたは、全部緑風会の人でございます。で参議院自由党も九十数名の大会派ですが、学識経験者が一人もなくて、緑風会だけから学識経験者が出られるというようなことは、誠に自由党としても結構だと申上げてよいのか、不結構だと申上げてよいのか、野党としても、人材のないということでは遺憾の意を表せざるを得ないわけですが、而も土田さんは日本酒造組合中天会の会長でありまして而もこの中大酒類審議会は、酒類の生産、供給、価格決定に対して重要な参画をする機関で、ところが業界の代表の人が、こういうものに入つて客観的にこの審議かできるか、どうか、業界代表としてり意見の発表というような……

第18回国会 議院運営委員会 第4号(1953/12/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 今配付になりました資料でちよつとお尋ねしたいのですが、この中央酒類審議会委員の予定者名簿は、原案はいつ頃これが作成されたのですか。
【次の発言】 それでこのなんと申しますか、政府側を代表せらるる専門的なかたと、あとは殆どは学識経験者と言われるかたは、極く少数で、全部各酒類の業界代表が委員になつておりますが、この構成の仕方そのものには、法的には制約があつて、こうなつたのですか。政府の一つの考え方としてこうなつたのですか。
【次の発言】 この予定者は相当前から予定されておつたそうですからお尋ねしますが、この廣川弘禪氏は、同氏は分自党のかたであつたが、それらにかかわりなしに、業界代……

第18回国会 議院運営委員会 第8号(1953/12/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 ちよつとお尋ねしますが、只今の請願者の住所は、府庁内ということですか。
【次の発言】 そういう請願を受付けますか。
【次の発言】 先ほど来、懇談中だんだん疑念になる点を質疑をいたしましたが、やはり法規に照らして確実な住所の記載のないものを議員が紹介しておるという慣行は望ましいことではございません。従つて議運として請願としての、取扱は、一般論としましては、今後常任委員会等において住所記載等を厳密にせられて、そうして請願そのものを厚くと申しますか、厳粛に審議をして国民の期待に応えるというふうにして頂きたいと思います。従つてその論から申しますと、今次の請願につきましては、紹介議員で……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 議院運営委員会 第1号(1953/12/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 そこで、先ほど理事会でも話題になり、他の各会派等においても、いろいろ運営上心配しているのですが、近々政府からの法案の提出はないということは明らかにされましたが、自由党が中心となつてお考えになつておる拿捕漁船に関する何かの手当をする法案について、党として議員立法でもお出しになられるような御用意になつておるのかどうか。この点も一応御披露願つて置きたい。それで、若しも仮りに自由党のほうにおいても、予定された考えが違つて来たということであれば、これは各会派にそれぞれ了解を求めておつたことでありますから、そこで明日からの議事の運営を即決するわけには行かない。それで、関係委員、或いは会派……

第19回国会 議院運営委員会 第閉会後1号(1954/09/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 この委員長代理の件でございますが、これは、私も自宅に寺尾委員長から、公文書だと考えますが、松岡理事を以て留守中の委員長の代理を委嘱する、よろしくということがありましたが、これはどういう根拠に基いて寺尾委員長がそうされたのか、その辺のところをお話し願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると代理を仰せつけれた松岡理事が事故があるときには、どういう対策をとりますか。
【次の発言】 私のお尋ねしたのは、松岡君をその任に非ずということで忌避するためにお伺いしたのではありません。寺尾委員長が留守中に御委嘱になつたということだけでなくて、この委員会としても、寺尾委員長のとられた措置を了……

第19回国会 議院運営委員会 第閉会後2号(1954/09/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 いろいろお尋ねしたい点があるわけですが、先ほど田中副長官がおいでになつての御説明では、吉田総理の本日出席できない都合は、経審長官或いは大蔵大臣の打合せ等のためであるということでございましたが、然らば明日以降の総理の日程上の都合はどうかということを説明を聞きますと、その点については詳らかにしないということで、答弁し得る政府の責任者でもあるのかないのかちつともわけのわからない状態であつたんです。そこで都合がつきかねるということは、本日の段階においてのお話でございまするか、それとも閣議決定になつた外遊せらるる日まで公務輻湊で当委員会には出られないということでございますか。この点を明……

第19回国会 議院運営委員会 第閉会後3号(1954/09/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 今委員長は、緒方副総理に積極的な説明を求められましたが、緒方副総理の本委員会出席を前会要求している内容は、臨時国会早期召集に関する問題や又総理の外遊に関する問題等、幾つかの項目があつたわけでありますが、今突然、昨日の引続きで外遊関係に関しての御説明を伺つたわけであります。他のものは、今日は土曜日でもあり時間も経過していますから、これを次会に譲られて、今の答弁の総理の出席問題だけに限定して、この委員会をおやりなされるかどうか。先ず先に皆さんの意見を聞いてきめて頂きたい。そのきまつた考えによつて質問をしたい。
【次の発言】 懇談中に議事の進行については、或る程度の了解を得られまし……

第19回国会 議院運営委員会 第4号(1954/01/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 五月八日まである国会ですから、今後具体的になり次第法案の提出見込等については、詳しくその都度向うことにしたいと思いますが、ただ一応目安として、見通しとして、この通常国会でどの程度の法案を提出されるお見込であるか。そうして事務的にはいつ頃までに締切つてお出しになろうとしているのか。特にこの予算に関係する法案等については、提出時期が遅れれば、十分な審議の期間を参議院としては持てないという事情もあるのですから、お伺いしておきたい。それから政府として重要な法案であると今回予想せられておるものは何々であるという点。  それから毎回申上げておることですが、衆、参両院の法案の先議の問題です……

第19回国会 議院運営委員会 第閉会後4号(1954/09/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 今のお話を聞いて愕然としたのであります。  そもそもこの議院運営委員会を十六日から三日開こう、而もその間に所期の目的を達成して、今週まで持越すようなことはしまい。こういう考え方のできたのは先々週のことだ。そしていよいよ十六日の当日になつて、当委員会が開かれました場合においても、右派のほうからは、前から予定された計画であるから、それぞれの政府側においてもわかつていることである。従つて緒方副総理などは直ちに、即刻出席を求むべきであるというような議論さえあつた中に、我々としては、それも又準備の御都合もあることだろうから、一日おいて明日十七、十八日を緒方副総理、吉田総理等順次席を願う……

第19回国会 議院運営委員会 第閉会後5号(1954/10/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 議論をすれば幾らでもあるのですが、これは理事会等で案文は下打合せをしているのなら、それを御決議願いたいと思いますが……。
【次の発言】 これは十二号或いは十五号の台風が起つて以来、洞爺丸の事件につきましても本院としてはすでに見られるような措置をとつたのでありますが、全体としてこの災害の問題については各会派とも関心を持つておることだと思います。そうして関係の常任委員会は、それぞれ災害の調査を実施しているわけでありますが、そこで結局、関係常任委員会がその報告を聞かれて問題点を把握せられた場合に、いろいろな措置をしようという動きが起つて来るかと思う。又会派としても、いろいろ考えが出……

第19回国会 議院運営委員会 第閉会後7号(1954/11/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 異議はありませんが、お尋ねだけはしておきます。「国民生活の安定を図るため、社会保障の充実」ということが言われておりますが、具体的にはこの臨時国会でこの問題についてはどういうことを政府なり国会なりが案件として用意しておるのですか。或いは国内産業振興の方策を立てるのですか。政府からはこの問題で、具体的にはどういう案件が出ておるのでありますか。  又第三点としてお尋ねしますが、今回の臨時国会を召集された趣旨、これは政府は、国会各会派の要請によつてその趣旨に則つて開いたということになつておりますが、その趣旨とする点がここに盛られておる通り、理事会なりその他で御検討になられたのですか。……

第19回国会 議院運営委員会 第15号(1954/02/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 只今副議長御謙遜な御挨拶でしたが、各会派の御了解を得て、国会や州議会、アメリカを見て歩いて廻ることができて、大変参考になつたと思います。留守中御迷惑をお掛けしましたが、厚く御礼を申上げます。

第19回国会 議院運営委員会 第17号(1954/02/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私、どういういきさつかよくわからんのですけれども、結局早い話が、総理の出席を待つて本会議で質問をしようじやないかという前提で事が進められて来てそうして総理の御病気のために延びている。そこでお伺いしたいというのは、自由党としては近々、もうぽつぽつ出て来るであろうと官房長官もおつしやつているような状況で、ここ一両日間をおいて、総理の出席を求めて本会議を開くということを繰延べるということはできないという事情が特段にあるとするのか。或いはまあそうでもないんだが、成るべくならばやりたいという程度なのか。その点が一私いろいろ調べて見ても、ほかの条件から言つて、なんにもならないような……。……

第19回国会 議院運営委員会 第34号(1954/03/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私のほうの会派から、議事進行の発言を求めるために、議長へ文書を出しておつた事情を申上げておきます。何かこの議事進行の発言を求めたために、本日のような結果になつた原因のように思われると、至極迷惑に思いますので申上げておきます。  今朝緒方副総理が、わざわざ我が党にも参りまして、総理の出席できない事情についてお話があつたようでございますが、各会派をお廻りになつてそういう事情をお伝えなされるくらいなら、本会議において、公式にその理由を参議院のためにもお話頂けるということで、本会議において答弁を求めることが適当であろうという考えだつたから、議事進行の発言を求めておつたのであります。而……

第19回国会 議院運営委員会 第43号(1954/04/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 次に重要な案件の審議もございますから、松岡君の意見、御尤もな点があるので、これは飽くまでも、四月から六月までの一応の割当なんですから、再度割当の場合に再検討されたならば調整もできるのですし、松岡さんも庶務小委員に只今なられたばかりのようでありますから、十分検討して頂くということで賛成いたします。
【次の発言】 只今付託せられました案件につきまして、幾多の質疑がございますが、先ず以て法務大臣からは、検察当局より稟請を受けられてから、どういう措置をおとりになられ、どういう手続を以て閣議までお持込みになつたか。経過は、緊急質問で本会議で一応お話になりましたけれども、本議題になつてお……

第19回国会 議院運営委員会 第44号(1954/04/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 これを会派に持帰つて相談するため、暫らくの間留保いたしたいと思います。
【次の発言】 なお、資材として私はお願いいたしたいのでありますが、この審議会、経営委員会委員の過去一年間の会議に対する出席状況を御提出願いたい。委員長において取計らつて頂きたい。
【次の発言】 この際、本日加藤君のそれも問題になるでしようが、他に質問軒がなければ、法制局長に先ずお尋ねしておいて、委員会として解釈を一律的にはつきりしておきたい。  それは憲法による議員の逮捕の問題でございますが、その条項は、どういう根拠で、どういう理由の下に規定せられたのか。明確にして頂きたい。単に議員の身分保障であるという……

第19回国会 議院運営委員会 第45号(1954/04/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私の会派としまして、本日相当時間をかけて検討いたしたのですが、一部調査すべき点があるということで、調査中の問題がございますので結論を出しかねました。よつて、他会派の御同意が得られるならば、次会まで保留して頂きたいと思います。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 今の御答弁の前の御答弁では、今おつしやつたように、確かに私、請託を以て金を受取りましたという自供があつて、贈賄者側の自供と合うというだけでは犯罪は構成しない。条件は備わらん。こういうことでございましたが、私はその点は、どうも何のことやらわからんから、その次に局長がおつしやつた言葉には、それまでに立至つたいろいろな事……

第19回国会 議院運営委員会 第47号(1954/04/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 江田三郎君の緊急質問をお認め願いましたが、他会派の希望等もあるので、或いは撤回に自発的になるかも知れません。その場合党には関係は一応ございませんけれども、肥料問題に関する過般の農林委員会における肥料の資料提出について、委員と政府との間にいきさつがあつたということについては、議長並びに政府側にその見解を質さなければなりません、従つてこの議院運営委員会は、暫時休憩して頂いて、緊急な問題でございますので、そういう意向を本日やりたいという場合は、議運をお開き頂けるように取扱つて頂きたいと思います。
【次の発言】 衆議院のことだからわからない。

第19回国会 議院運営委員会 第53号(1954/04/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 ちよつとお尋ねしますが、それぞれこういう委員になられるかたについては、どういう基準と枠を以て御選考になつておられますか。
【次の発言】 それで具体的には、どういうふうに委員の割振りをして選考をしておるのですか。
【次の発言】 そうすると、それは水産庁において選考しているわけでございますか。
【次の発言】 それでは具体的にお尋ねしますが、井出さん、小田さんは、これは学識経験者としての再任でございますか。
【次の発言】 そうするともう一名のかたがおられるわけですが、そのかたは何というかたですか。

第19回国会 議院運営委員会 第56号(1954/05/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私はこの問題に、過去何回か携わつて、強硬に手続上の問題で意見を申上げ、参議院として一致して行動した場合もあつたわけでございますが、従つてこういう立場から、私は天田君よりはまだ強硬な意見を持つておる。ただこれは野党の立場であるというように話を聞かれることは、私は誠に遺憾であります。少くとも私がこれから申上げようと思うことは、参議院として党派を超えて参議院の自主性なり或いは権威なり、それぞれ与えられた権利を確保しながら院の運営に当るという建前から私は申上げたい。そういう点で言うと、今更天田君のおつしやつておる点を繰返す筋合いではございまするが、国会法の改正で過去何遍も論議しており……

第19回国会 議院運営委員会 第57号(1954/05/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私、先ほどこの会が始まりまして、議長の御報告がありましたが、それに対して不明な点はないと思いましたから、質問を控えておつたので、質問がないままに、意見が縷々述べられておりますが、私としましては、議長が他院の議長に参りまして、経過の説明を求め、院の意思を伝えたところの結論として、両院の規則に示される協議という名に価する手続を踏んでおらないという点は衆議院側もこれを認め、従つて手続上違法とまではいかんでしようが、異例な措置に出た点をも認め、そこで遺憾の意も表せられ、従つて将来どうする意向かと質して、今後かかる措置をとらないようにすると言明になつた。それを聞いて帰つて来たというふう……

第19回国会 議院運営委員会 第58号(1954/05/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私、一昨日の理事会の経過を聞いて、結論としては私の会派として両君の緊急質問に賛成いたしますが、この際緑風会に対して、速記のあるところで二、三お尋ねをします。と申しますのは、院の運営上、これは先例になる一つの途が開かれる決定でございますから、従つてどういう事態のときこういう問題が許容せられるかという一つの、将来から見れば過去の問題として記録にとどめておく必要があると考えてお尋ねしておきますが、前回の緊急質問に対して同一人が政府答弁が不備である。不満足であるということで再度答弁を求めるという意味合いのこれは緊急質問でございますか。それとも又そのことにも関連し新しい角度から問い質す……

第19回国会 議院運営委員会 第60号(1954/05/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私たちが寺本委員長を信頼して、本日の経過については、善後の措置を適切にとつて、参議院の運営のために妥当なる結論を出して頂くことを期待して、その良識に待つておりましたが、何を感違いしたのか、自由党の委員長のようなお考えもあつたのか、自由党内の問題がきまらなければ、会議にいたらないような動きが見えましたので、残念ながら形の上で十時五十分に委員長に成規の手続を以て、委員会再開を要求したのでございますが、それが私野党を代表して、どうなるものかということを伺いに参りまして、三十五分も自由党の控室の入口に立たされて、総会中ということで、何らの御返事も頂けない。而も総会は開かれておらなかつ……

第19回国会 議院運営委員会 第72号(1954/05/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私、理事会のほうに出ておらんので、経過なりその他を、質疑応答の過程で聞いて、非常に私の考えておることとは、官房長官の御答弁は予期に反して驚いている。この問題は、中田君の緊急質問に端を発して、議長が扱い、官房長官も一、二度、緒方副総理も或いは三度くらいかと思いますが、議長との間に話合いがあり、私も会派を代表して議長と各会派の懇談会に臨んだのですが、そのときの理由としては、国内的な事情というものは何ら言われておらなかつた。又国会の審議の状況が発表できる、できないということの理由や条件ではなかつたのであります。即ち影響としては、外交の機微に亙る問題であり、国際的に悪影響を与える虞れ……

第19回国会 議院運営委員会 第73号(1954/05/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私は発言を求めておりませんが(笑声)指名を頂いたので、どうしてもということならですが、申す必要はないと思います。

第19回国会 議院運営委員会 第77号(1954/06/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 菅家委員長に伺いますが、衆議院のほうの委員会の審議は、いつ頃これが終り、本会議はどういうことになつておりますか。
【次の発言】 それなら結構です。  念のために伺いますが、衆議院の申合せとしては、帝国議会時代の国会議員の在職年数も通算するということですが、この法律の表現上の問題として、そういうふうに将来解釈できることが可能であるかどうか、ちよつと伺いたいと思います。
【次の発言】 参議院側の、この法案を見ての考え方を事務当局にお聞きしたい。どうですか。
【次の発言】 ちよつと念晴らしにお聞きしておきますが、仮に「参議院において、表彰の議決があつた者には、」という場合においては……

第19回国会 建設委員会 第閉会後1号(1954/06/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 今の赤木さんのお話、局長の答弁もわからんのですがね、砂防の事業を追加するというのですが、追加するということは砂防を入れて考え直すということですか。
【次の発言】 それに関連してですがね。確かに今の防衛道路の問題がこの際この委員会を通じて、どういう動機でどういう交渉の経過で、どういう計画が今日前提として考えられておるものか、この際お示し願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると防衛道路は日本側で今仮に大ざつぱな線を引いているというようなものも、新線建設ではなくて、先ほど大臣がおつしやつたような既設の道路の補修ということが重点であるというふうに了解してよろしうございますか。

第19回国会 建設委員会 第閉会後3号(1954/09/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 その点今後相当建設省の査定或いは大蔵省の査定とで時間はかかると思いますが、今の政府の考え方としては、今度の十三号、十二号台風の災害復旧費というものはどういうふうに捻出する計画を持つておるわけですか。
【次の発言】 この建設事務次官の通牒はこれは毎年毎日やらなければならん筋合のもののように見られますが、どうです。
【次の発言】 今まではこうでなかつたということをこれは立証しておる通牒でございますか。
【次の発言】 官房長から建設行政に携わる人がたの心理解剖まで承わろうとは考えなかつたのですが、緩みがあるのも止むを得ないなんというのは、これはとんでもないことで、そういうことは許さ……

第19回国会 建設委員会 第閉会後4号(1954/09/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 この前から田中君からいろいろまあお話がありましたが、田中君の聞きようの悪いために答えようも悪いかも知らんけれども、随分時間ばかり取つて結論が得られんと思いますが、併し今河川局長がお話したことで、根本的な鉱害をも含む科学的な検討をして結論を得るというのには時間を要する、この点ははつきりしたことなんです。それで時間は要するが、まさか荏苒時間をかかり放しかけて結論を得ようとするものでもないだろう。それで少くとも福岡県当局のほうでも検討もし、又こつちでも通産、建設共に検討をしておるということであれば、これは大体のめどとしてはいつごろまでには何らかの成案を得るように努力しなければならん……

第19回国会 建設委員会 第閉会後5号(1954/09/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 この三分の一の補助というのは都道府県が三分の二十すことを強制しているわけですか。要するに三分の一、三分の二合わしたもので資材を購入するというのが建前で、若しも事態として、地方では補助金だけで適当に資材を購入し、三分の二に見合う金を出さないという場合はどうするのですか。
【次の発言】 そういう事態が起ればということですが、こつちのほうでやはりそれを確認する措置をとるわけですか。それだけの資材を購入しておく、完備しておるという点を調査しておるわけですか。
【次の発言】 鉄材なり或いはセメントというものでしたら使わなければ残つておりますが、使わなくても残らんものは、俵ものですが、こ……

第19回国会 建設委員会 第閉会後6号(1954/10/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私のほうは石坂委員と共に九月の二十九日東京を出発しまして、十月七日帰京するまで現地視察をしたわけでございますが、先ず広島県に三十日に着きまして、県庁で副知事初め県関係者から概況の説明を聴取し、 宇品より似ノ島、江田島、倉橋島等、今次台風被害の最も甚大であつた島嶼部を視察後、呉市、安芸津町、竹原町、呉線海岸を視察、竹原町、尾道市においてそれぞれ地元町村代表から説明を聴取したのでございます。  現地の被害状況としましては、台風第十二号、第十五号による被害は沿岸島嶼部に顕著で、いずれも異常高潮と風浪とに起因するものであります。その被害は土木関係のみで十五億九千余万円と言われまして、……

第19回国会 建設委員会 第閉会後9号(1954/11/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 時間がありませんから、簡単に伺いますが、適当なお答えを得られるような政府側のかたがおられないのでちよつと困るのですが、この三省でそれぞれ特別な立法措置を考えられておりますが、これは究局においては、国会に出て来るときには、一切合さいの補償関係を扱う一本の立法措置として各省協力してまとめて出すのですか。各省ともそれぞれの目的によつて別途の法律を各委員会にばらばらに出して来るのですか。今のお考えはどうなつておるのか、各省から一つお聞きしたい。
【次の発言】 土地収用法の内容的な改正で運用上一致点が見出せるとならば、建設省の所管として法律案を出してよい。そうでなければばらばらに出す途……

第19回国会 建設委員会 第閉会後10号(1954/11/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私は住宅問題わかりませんのですが、十七年間にこの問題を解決するというのですが、これは十六年間に解決するのでも悪いし、十五年で解決するのでも悪い、十七年間でなければならんという根拠はどこにあるのです。そうでなくて三年間ずつの十八万というものを刻んで行つた結果、十七年で解決するのだという根拠ですか、国の政策としては……。
【次の発言】 そうすると今の吉田内閣は、二十七年以来二十年間で住宅不足の問題は解消するのだ、こういう政策でこの仕事をやつて来ているのだ、それで最初の三年間は公営分についても思つただけのものはできなかつたが、今後の十七年間に圧縮して万事解決する、こういう計画なんだ……

第19回国会 建設委員会 第11号(1954/02/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私ついでですから陳情を受けている小さな二つのことについてお尋ねしますが、一つは、これは建設省の実態はわかりませんけれども、農林省関係、農地局のほうでやつている直轄事業等が、本年事業が一時中止ということ等で事業費が付かないで調査費だけになつた。そのために従来継続事業でやつておつた常勤労務者で事業費から支払つておつた数十名を解雇しなければならない。併し電力の維持管理とか、道路の維持管理、ダムの途中までの建設等の維持管理のために相当の人間を必要とするが定員がないというような問題が現に起つておる。それで何とかできないものかという陳情等を受けておりますが、建設省等でも事業費が削減されれ……

第19回国会 建設委員会 第12号(1954/02/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 石井さんの発言の前によく事情を聞きたいのでありますが、金を返したとか返さんと言うけれども、さつぱり私はわからないのです。それで手続だけちよつとお聞きしておきた’のです。三回割当の一部を返されたと言いますが、再三言つておるように、都の希望だけではない、住宅局の考えもあつて枠を割付けておるということですが、三回とも都の申入れておる何割増くらいで割付をして、どの程度の率で返還されて来ておるものか、返還する場合には何と言つて返還して来ておるのか、そういう点をお伺いしたい。それから一度、二度、三度そういう返還が累積するのをどうしたいと考えて今まで手を打つたのか、あなたたちの努力したとこ……

第19回国会 建設委員会 第16号(1954/03/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 田中君がああいうふうに言うて議事進行の論議をやつていると午前中かかりますからね、だから田中君の言うことを一部認め、又三浦さんの言うのも一部認め、これは一応留保しておいて、住宅のほうをやつたほうが一番無難なんです。
【次の発言】 説明は聞いておりますけれども、私他の委員会のほうの都合もありまして、十分研究しておらないので、一般的な質問ができないのですが、やはりこの逐条審議と総括質疑とは区切つて、やはり総括質疑の段階は段階としておやりになつて、逐条に入るときには入るということを明確にしてやつて頂きたい。そうでないと私たちも他の委員会の都合があつて、今日何やるという予定がはつきりし……

第19回国会 建設委員会 第17号(1954/03/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私は請願の趣旨を説明しようとはさらさら思わなかつたので、事務的に請願の趣旨は御披露願つて、それによつて私は問題点を当局にお伺いをしたいと考えておるわけです。
【次の発言】 この田瀬ダムの各般の補償については、過去慎重審議の上、建設当局において相当な御苦心があつて、それぞれの補償がなされておりまして、地元としては、それによつて農家の家屋の移転、その他相当進捗しておる状況でありますが、問題は差当つて、一般的に言いまして補償の問題が解決しなければ、岩手県の総合開発としての、次の地点湯田堰堤の建設等についても、その事業を進捗せしむるのに、いわゆる悪影響を及ぼすというふうに私は考えてお……

第19回国会 建設委員会 第18号(1954/03/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 昨日話合いをした通り、先ず本委員会に付託されている部分について質疑をしている過程において問題点が出て来たとき、それぞれ正式に関係委員会の御交渉で質疑ができるようにしたらいいかと思います。
【次の発言】 関連して。これは私の記憶を以てするならば、当時この道路整備費の財源等に関する臨時措置法の案が出た場合に、私やかましくこの点は言うたことなんです。いわゆる税収入が、このものの見込み限度において道路整備計画を立てるというのが趣旨なのか、私たちから言えば、目的は飽くまでも道路整備ということが計画的に実現されるということがこの法律案の趣意であつて、たまたまその財源はガソリン税を以て充て……

第19回国会 建設委員会 第19号(1954/03/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 今論議になつているのは、今朝から農地局長ですかまで呼んで話をしているので、電鉄会社等への融資等の問題言うておることは、まあ一つの起点なんですね。ですから結局この四億という枠を設定して、地方公共団体を主として土地造成の施行者として仕事をやらせて行きたいというのには、地方公共団体のたつての希望というもの、そうやりたいという希望がこれこれ、これこれある、又こういつたものが出て来るはずだという予想があつて、一つの一計画があるものだろうと思う。その点でどれだけこなして行けるかという見通しがつけば、電鉄会社等への融資はとても賄い切れない。そうなれば又土地の値上りとか営利会社の利潤のために……

第19回国会 建設委員会 第23号(1954/04/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 先ほど来懇談で取扱いを検討したのですが、結論として出た問題を私から申上げます。  結局はこれは十分審議は尽していますけれども、まだ資料の提出或いは総括的な質疑が残つている点もあるので、次回土曜日に建設委員会を開いて、その際質疑も展関するが、併し土曜日には質疑を打切つて討論、採決に入る、そして来週の月曜日の本会議に間に合うようにしたい、こういうことであつたのでありますが、委員長から決定をして頂きたいと思います。

第19回国会 建設委員会 第27号(1954/04/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 そんな扱いはおかしいです。動議が提出されたのです。だから動議について賛成があるかないか諮つて、それで賛成があつて動議が成立したらしたとして、それであと質問のあることは希望ですから、ですから質問を継続させるために、動議のほうは留保させるなら留保させると正確にやつて頂きたいと思います。打切りの動議、これはたやすく出すものではない。出したり引込めたり箪笥の引出しと同じようなことで、委員長においてしつかり諮つて頂きたい。私は木村君の意見には賛成、赤木君の意見にも賛成です。委員長扱つて頂きない。木委員の動議の通り質疑を打切ることに御異議ございませんか。

第19回国会 建設委員会 第28号(1954/04/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 その審議に入る前に、私、政府にこの両法案の提案に関連して質問したいことがあります。
【次の発言】 では発言のお許しを得たのでお尋ねしますが、この両法案はいつ本院に予備審査として御提案になつた法案でございますか。私は政府側に尋ねるのです。
【次の発言】 提案なさつて、実際上、趣旨説明或いは本案の通過を速やかに願うという政府側で、本院に予備審査に出した日付も即答できないようでは、これは余り大して重要視していない法案と認定したいのですが、如何ですか。
【次の発言】 それで、今の政府の腰がふらふらしてこういう状態になつておる中に、速やかに本法案を審議して可決してくれといいますが、可決……

第19回国会 建設委員会 第32号(1954/05/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 速記をとめて下さい。

第19回国会 建設委員会 第33号(1954/05/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私は日本社会党を代表して本法案に賛成するものでございますが、ただ昨日当委員会に参議院農林委員会から、食糧の増産を図り、耕作者の地位を安定するため、土地区画整理事業の遂行については、関係農業者の意向を十分に反映させる必要があるから、二点に亙つた修正をして頂きたいという成規の申入れがあつたのでございますが、その際当委員会の委員長としても、慎重審議してその期待に応えたいという御発言がありましたが、我々委員としても、超党派でこの問題について考究することを昨日、本日、先はどまで時間をかけたのでございますが、農林委員会から修正希望になつております二点のうち、第一点について、第八条第二項中……

第19回国会 建設委員会 第34号(1954/05/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 時間も時間ですから暫時休憩せられんことの動議を提出いたします。

第19回国会 建設委員会 第36号(1954/05/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 北海道の出先のほうからはまだこの問題について報告はないわけでございますか。
【次の発言】 それで従来道から入つて来た調査報告をあとで査定した結果から考えれば、まあ慣例としては何%くらいの歩留りになつているのですか。
【次の発言】 この河川の道の管理分七千六百五十八万円程度というのは八十四カ所と随分細切れになつていますが、これは堤防の決壊等ですか。被害の内容は何なんでしようか、こういう暴雨風ですか、強風の場合。

第19回国会 建設委員会 第37号(1954/05/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 質疑はこの程度で打切つて頂きたい。

第19回国会 建設委員会 第39号(1954/05/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 資料についてお尋ねしますが、この宮島地区の民有地或いは民家は何にこれを使つているのですか。目的は何ですか。
【次の発言】 それは国連軍の休養施設として或いは観光施設として使われているわけですか。結局軍自体の軍事目的として使う部分ではございませんね。
【次の発言】 江田島地区の国有地並びに国有建物は旧海軍の施設が全部ですか。
【次の発言】 海田市地区は、これは何の目的で使用していますか。
【次の発言】 私江田島のほうは済みましたが、海田市地区は何の目的で使つておるのですか。
【次の発言】 呉地区は何の目的で使つていますか。

第19回国会 建設委員会 第41号(1954/05/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 本日の質疑の前に、先ず建設省側から閣議決定になりました道路整備五カ年計画について御説明願いたいのですが、関係各省との協議もあつたようでございますので、それらの経緯、経過をも含め結論としての閣議決定内容について御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 本会議の振鈴が鳴つておりますので、暫時の間休憩せられて、本会議の重要議案が終了後、又委員会を再開せられんことの動議を提出いたします。

第19回国会 建設委員会 第43号(1954/05/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 ちよつとしたことをお尋ねしますが、財政当局としては、来年度の国家財政規模はどの程度になるというふうなお見通しを持つておられますか。
【次の発言】 そうする、まあ事務当局としての見通しとしては、一兆円予算ということについては、そう今後数年の間というものは伸びはないんだ、やはりデフレ政策といいますか、緊縮政策といいますか、引締めた形で進んで行くんだ、そういう気持が強いというふうに了解してよろしうございますか。
【次の発言】 そういう考えを前提として二千六百億という程度の五カ年計画の道路事業を遂行するということで、財政当局もそれを認めたということは、やはりさつき三浦君の質問にもあり……

第19回国会 建設委員会 第46号(1954/05/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 委員長報告は委員長に一任することに異議ありませんが、その委員長報告の内容中には、懇談会中にも質疑せられました諸点等は適宜織込んで、将来のために明確にしておくように建設委員会としては一致した希望が多かつたのですから、それらを落すことのないように政府に要望する意見が強かつたので、必ずお附けになるようにお願いしておきます。

第19回国会 建設委員会 第47号(1954/06/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 建設委員会の慣行として、滅多なことで討論まで省略して採決なんというようなことは許されない。私は質疑が打切られ、討論があれば討論をし、なければないようにさせて進むことはいいけれども、討論を打切つて直ちに採決、そんな一つも二つもごつちやにした動議は反対。
【次の発言】 只今の法案審議はまだ委員会において行なつておりませんし、会期末でもありまして今後委員会を十分開いて審議する時間的余裕もございません。而も又重要な法案でもございますので、この際継続審査に付せられんことの動議を提出いたします。

第19回国会 水産委員会 第閉会後13号(1954/09/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 もう簡単に、時間が来ているのですからお尋ねしますが、賠償金仮に八十万ドルということできめたとなりますと、アメリカ側では大体賠償の対象というものを細分で、内訳で示してこれだけ出すということになるのですか、手掴みで総額で八十万ドル、あとは如何ようにも日本政府で使えという、こういう態度で出して来るのですか。
【次の発言】 もう簡単に伺いますから簡単に御答弁願つて結構ですが、そうすると八十万ドルの内訳はある、根拠はある。そうならば日本政府が如何ように分けるということでも、根拠に基いて事務的にただ分けて当事者に渡すと、それだけのことでございますか。

第19回国会 通商産業委員会 第閉会後7号(1954/09/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私は臨時に入つた委員でして内容についてはわからんのですが、先ほどから河野委員その他のかたがたが肥料審議会において審議されておることで我々も関心を持つておる重要なことについてお尋ねがあつたのでありますが、事態は刻々進んでおるように聞いておりますので、我々前に噂で聞いておつたことをどういうことになつておるのかわからん点がありますから、素人考えでありますが、お伺いしておきたい。この肥料審議会の委員のかたぞれはこれは定員は何名でございますか。
【次の発言】 ここに十名の名簿が出ておりますが、あとは、十五名以内ですから、これは御委嘱になるという御意思はないのでございますか。

第19回国会 内閣委員会 第閉会後8号(1954/11/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 監察の結果、御報告になつた点等で逐次質問したいのですが、まず、保安庁について御説明がありましたが、予算の適正な執行なり或いは効率化という意味で御調査、監察になられるということでありますから、ここにはないことですが、お尋ねしますが、今まで保安庁経費で毎年度繰越になつている金額はいくらですか。私今記憶にありませんが、何十億という厖大な金ですが、こういうものは適正な予算の執行だ、国費の効率的な回転と申しますか、使用だとお考えになつておられますか。この点については監察もし、勧告もせられた過去の実績がありますか、併せて御答弁願いたい。

第19回国会 農林委員会 第閉会後18号(1954/11/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私も低温殺菌は素人で、ひよつこり来てわからんのですがね、その低温殺菌というのを押しつけたのは独立してからですか、占領中ですか。
【次の発言】 今の内閣は占領政策の是正ということを盛んに言うているんですが、これはもう是正することはまかりならんという根拠はちつともさつきからの話を聞いてもわからんのです。あなたたちは本当にその当時自発的に日本の乳は低温でなくちやならんということで、自発的な発意に基いてこれをやらせたのですか、占領軍の命によつて実情に合わんとは考えながらもこれはやつたのですか。あの当時の業者はみんな泣き泣きこれに強制的に切替えをさせられて、確かにあなたの言う通り借金も……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第1号(1954/03/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 只今の島村君の動議に賛成いたします。

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第3号(1954/03/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私も理事の一人でしたが、ここに御披露になつておる部分については、具体的に今度の法律案に関係する利害関係のある地方公共団体の長或いは事業団体を呼ぶ、そういう一応の枠できめたものですからこういう状態になつたと思うので、もう少し根本的に地方制度調査会とかにおいて国と地方の事務配分なりそれに基く財政配分等根本的な補助金制度等について意見を聞くというような点については考えは及んでおらなかつたわけなんです。従つてそれらの問題については逐次審議の状況に応じて参考人として呼んで慎重を期そうでないか、こういう意見は満場御賛成を頂いておるわけなんです。一応これは一つの形を整えるために十五、十六日……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第4号(1954/03/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 只今の友末さんの公述のうちですね、大部分は全国的な傾向を代表されたと思うのですが、改良普及等の問題ですが、この法案が通つて実際実情に副わないという結果が出て来ますならば、全国的にこの事業は廃止はできないが、人員を減らさなくちやならんとかいうような事態が起つて来るかどうか、今の県知事会等の話合つておる上から言えばどういう見通しなのか、お伺いしたい。
【次の発言】 もう一点お伺いしたいのですが、三派修正で今参議院に廻つて来ております予算案においては、改良普及事業費が五千万円が増額修正になつておりまするが、それらの内訳等を御検討になられて、二十八年度と比べてですね、まあ大体あれでも……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第5号(1954/03/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 ちよつと議事進行に関して……。五人のかたがおいでになつておりますが、一人の公述に十五分ずつとし、その後の質疑をするということで、結局時間が延びても一時頃までにそれでお済みになる予定になりますか。昼食をとつて午後に廻るということになるようでしたら、初めから午前には何人ということで、午後に廻るかたは御自由に一つ用もたせるというふうにしてあげないと困るのじやないかと思いますが、一時間十五分かかつてあれですか、継続してやりますか。
【次の発言】 はあ、承知しました。
【次の発言】 只今正宗さんのお話では、国と開発銀行の関係は、行つたり来たりの関係だから特別に異議がない、この法律案で異……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第7号(1954/03/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 副総理もお忙しいことでしようから、一応政府全体の問題として所見をお尋ねしておきたい部分だけに限つてお尋ねしたいと思うのですが、その前に大変失礼なことを申上げるようでございますが、この補助金等の臨時特例等に関する法律案について副総理簡単でもようございますがお目を通しておられますか。
【次の発言】 この補助金等の臨時特例等に関する法律案ということで、補助金の整理だけでなくて競輪その他の国庫納付金を停止して地方の財源に充てるというふうなものもございますが、それはまあ特例中の特例ですので補助金の問題でお尋ねしますが、政府は国の財政の健全化及び中央地方を通ずる財政調整の見地から国の補助……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第8号(1954/03/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 関連して。今この地方と国との財政計画の上で二十三の法律案の中で、例を挙げれば三分の二の従来の補助であつたのを二分の一に補助率を切下げる、従つて他の三分の一の部分というものはこれは譲与税、或いは交付税と申しますか、そういう形で計画的に地方に財源を与えていると、だから従来と変りはないのだというふうなお話があつたのですが。
【次の発言】 それではつきりしましたが、いろいろあるので一貫した制度調査会なり或いは税制調査会の答申の線に沿うて一定の基準があつて筋道が立つてこの二十三の法案というものが上げられて来て、財政的に全部が全部裏付けられておるものではない、そういうように私は思つておる……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第9号(1954/03/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 文部大臣は連日の御心労でお疲れのところだろうと思いますけれども、まあぽつりぽつり疲れ休みの程度に質問いたします。(笑声)文部省関係の三つ四つの修正についてはどういういきさつでこういうものになつて来たのか、又文部省としてもこれでよろしいとしたのか、まあ大臣のタツチしておつた範囲のところを率直にお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 それで文部省のほうに法律の根拠のある補助金と或いは法律に根拠のなき予算措置で補助等を与えておるものが相当ありますが、それらのことを全体的に検討を加えた上でこの法律案にあるような、こういうものはもうこの程度にしてしまえ、それでもう他の補助金等の関係……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第10号(1954/03/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 第二章厚生省関係の問題についてお尋ねしたいのですが、大臣御承知であるかどうかわかりませんが、この特例に関する法律案については、その根底をなす諸問題について一貫した理念がないということで、本委員会では幾多問題点を挙げておるところであります。そういう前提に立つて質問いたしますから、本日は国務大臣というよりは所管大臣としての所見を承わりたいので、その点あらかじめ申上げておきます。  先ず第七条についてでございますが、これは衆議院の修正によつて現行法通り三分の一の国庫負担ということに修正に相成りまして、四億何がしかの増額決定を見たのでありますが、この増額決定を見ました十八億何がしの金……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第11号(1954/03/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 これはどうも有難い次第で……
【次の発言】 いよいよもつてとんでもないものに手をつけて、私も素人流にお尋ねをしているんですから突拍子もない質問が出るかと思うのですが、そのときはお教えを請いたいのですが、只今の資料、県分、市分とお分けになりましたが、四十八カ所全部ではない、従つてそれは何か選択の基準があつて、これはこの一例な選択して来たのですか、他意なくこれはただ並べて来たものですか。
【次の発言】 それから今の御説明で補助不足という金のことですが、これが私にどういうことかわからんのですが、補助金の不足額というのはどういうことなんですか。

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第12号(1954/04/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 どうしてこういうふうに資料の出し直しをしたのですか。
【次の発言】 それじや問題にならないで、黙つておれば前に出た資料が資料としてそのまま生きて行く結果になるのですか。
【次の発言】 前の表では精算額とあるんですが、精算額というのもミスプリントで、手違いだとおつしやるのですか。
【次の発言】 それで結果は、人件費の県要求額、事業費の県要求額を合算したものと、それぞれの厚生省査定額を合算したものとの違いですね、差額をここへずつとお示し願いたい。その分が結局は法律以上に地方財政を持出した分になるわけですから、その分をお示し願いたい。

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第13号(1954/04/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 第二十条についてお尋ねいたしますが、先ずこのモーターボート競走法は、当時の立法経過から見ましていろいろ問題のあつた法律でございますが、今全国でこの競争法に基いてモーターボート競争の施設をし、これを施行しておる個所はどういう所にどれだけあるかお伺いしたい。
【次の発言】 まあ大体都道府県と市とを分けてどつちのほうが多いですか、その点だけ……。
【次の発言】 それでこれを監督しておつて、今の状態で何にもまあ施行上問題は出ておりませんか。
【次の発言】 私当時盛んに働きかけられて、又聞いたところでは、只今お話のように、海事思想の普及並びに小型モーターの技術改善等のための費用を上げる……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第14号(1954/04/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 この前も局長に伺いましたが、これがやつてもやらなくてもいいという程度の修正のように、結果としてどうも考えざるを得ない、これは来年になれば又法律上は元に戻るのだという前提ならば、一年だけ開発銀行の犠牲で何とかして置けという程度の法案にしかならないようですが、あなたの主張なれば、今の海運事業から言えば、こういう方向はとるべきであるという前提に立つておるようですが、将来の見通しについては、この開発銀行関係の利子補給に関する調整というものはどういうふうになつて来るのですか。
【次の発言】 私わからんですが、委員長、これは衆議院のほうの修正はこの内容には何ら手が着いておりませんか。

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第15号(1954/04/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 この自転車競技法、小型自動車競走法、これについてはこの特例に見合うように本法のほうの改正案が国会に出ております。
【次の発言】 小型自動車競走法の一部改正法案というものの内容は何ですか。
【次の発言】 だからその内容はどういうのですか。
【次の発言】 政府はそうすると、こういう俗に言うと寺銭を稼ぐ競技を奨励するという御意図を以てそういう改正案を出したのか。
【次の発言】 では次に十七条についてお尋ねしますが、国庫納付金及びその使途に関する本法のほうの規定を当分の間適用しないということは、自転車競技法を作つたときの立法の趣旨が損われるのではございませんか。

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第16号(1954/04/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 関連して……。簡単に農林大臣にお尋ねしますが、今の政府財政当局の御意見と農林大臣としては全く同意見でございますか。同意見だとあれば、これは何にも論議する必要もないのですが。
【次の発言】 だから財政当局が只今お述べになつたような御意見と農林大臣は全く同意見でございますか。
【次の発言】 それではこれは重要なことですから、速記録で大臣に見て頂いて後日大臣の御所見を承わりたいと思います。委員長においてそういうふうな取扱をされるように願います。  それからもう一つ財政当局にそれではお尋ねしますが、あなたが只今後段の部分でおつしやつたことは、地方の財政制度等でまだ未熟な点もあるからと……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第17号(1954/04/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 この漁業調整委員会等、漁業調整に関する事務は国の事務ですか、地方の事務ですか。
【次の発言】 地方財政法の十の四の八にこれが出ておるのでありますが、この第十条の四というのは、「もつぱら国の利害に関係のある事務を行うために要する左の各号の一に掲げるような経費については、地方公共団体は、その経費を負担する義務を負わない。」こうあつて、この中の八に、この漁業調整に関する事項として、この漁業法の部分の委員会に関する金が全額国庫負担、こうなつて出ているわけです。この地方財政法に示す性格が当分の間ということで変つてしまつたのです。

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第19号(1954/04/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 関連して……。私もついでに答弁をお願いします。水産庁長官は少くとも外局の長官として責任のあるお方ですが、法律解釈について今のようなお話をすることは誠に奇怪至極だ。あなたは公務員として法律適用をそういうふうにお考えになるということなら、これは重大だと思う。少くともこの現行法によつて利益を受ける国民がある。この利益を受けておるものを又法律によつて利益を受け得られるものを法律を遡及してその利益を剥奪するというような、そんな法律遡及が今日でき得ると、国会においてもやればやれるんだ、そんなお考えが一部にでもあつたということなら、これは由々しき問題です。そんなことがあんたたち法律専門家と……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第22号(1954/05/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私は原則として補助金政策を再検討し、国と地方の財政を合理化し、調整し、よつて以て地方の財政を確立することによつて、即ち地方に自主財源を与えることによつて、延いては地方自治の進展を期さなければならん、こういう点についてはその必要のある点を認めるにやぶさかなものではありません。併しながら、今回出ました法律案は、法案提出前に我々が予想したものとは真向から期待を裏切るような、羊頭を掲げて狗肉を売ると申しましようか、余りにも便宜的な、余りにも国の予算措置の便宜的な都合からこうしたものが出て来た。俎上に載せられた整理さるべき法律の適用を受ける団体なり、地方公共団体は、結局これが犠牲を強い……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 議院運営委員会 第1号(1954/11/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 ちよつと記録に取つておく都合から伺つておくのですが、衆議院もそうせられたいような内定は、通常国会までに一日残しておくのですが、それはどういう事情なのか、その理由をお聞かせ願いたい。
【次の発言】 後段の問題については、これはもう国会運営とは関係がないことだから、それは聞きませんが、前段の問題は、それだけの理由を以て八日までにしたということなら、その理由が重しとせられることになりますから、従つて今回は一応八日まではきめるが、最終的に問題が起つて来たときに一日延ばすということは、これは参議院としてはあり得ないと、会期の延長はあり得ない。そういうふうに考えて、これをきめるのでなけれ……

第20回国会 内閣委員会 第3号(1954/12/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(小笠原二三男君) 只今議題になつております岩手山麓に自衛隊演習地設置反対の請願でございますが、この件については地元側で現段階における事情がわからんので、関係者一同不安におののいておるところでありますので、事態を明確にして頂いて請願の趣旨について審査を願いたいと存じます。それでどなたが今のところ御出席になつておられるか委員長からお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 では先ず防衛庁のかたに伺いますが、この問題が起つたのは防衛庁がこの岩手山麓を適地と認めて県側と交渉をしたのか、県側の要請があつて考慮をするというふうに受けて立つたのか、どつちなのかお伺いいたしたい。

第20回国会 予算委員会 第3号(1954/12/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 田中副長官が先ほどから連絡に当つておるのですから、端的に伺いたい。外務大臣の所在は今どこなんですか。諸般の事情、打合の内容なんぞを聞くのじやない。どこにおられるのですか。
【次の発言】 副総理は、どこにおられるかわからない、連絡をとつたかたは、自宅を出られたと言つておる。ところが先ほどは諸般の事情で打合せ中だと言うのです。何を言つておるのか。(笑声、「捜査願を出さなければならん」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 私は今質問しているわけですから……。
【次の発言】 私もこういう噂は新聞紙上を通じて知つておりますが、文部委員である木村君が文部大臣と熟知の間柄でありながら、この程度の答……

第20回国会 予算委員会 第4号(1954/12/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 どういう御事情で本日総理大臣がこの重要な予算委員会に御出席にならない、こういう異例な措置に出られたか、お伺いします。このことは本日そういう状態になつたのか、前日来そういう状態が続いて来たのか、お伺いします。
【次の発言】 それで総理が出席できないままあなたはこの予算委員会にどういうことをどういう立場で御希望なさるおつもりですか。
【次の発言】 最近の当委員会に対する政府の態度を考えますと、昨日も各関係大臣の出席問題で相当手厳しく緒方副総理は追求されたはずであります。然るにこの総理の出席しない、総理はかねがね出たとこ勝負ということを言つておりますが、そういう考え方で出て来ないの……


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 文部委員会 第1号(1954/12/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 只今の大臣の御挨拶は、今後において総選挙等もあり、真に政局担当した暁において具体的な施策が或いは出て来るたんびに、いろいろ抱負としているものがどう出て来るかということによつて、大臣の真意を質したいと思うのです。御挨拶の内容には触れませんが、あなたの今のお話の中にもありましたが、社会正義とか、社会道義とか、こういうことを従来御主張なすつておられる大臣として、又文部大臣という職責上、あなたの政治行動については二、三伺つておきたい点がある。  第一は、大臣は最近まで自由党内閣の国務大臣だつた。それが自由党を脱党し、国務大臣をおやめになつた途端に今度は民主党にお入りになられて、民主党……

第21回国会 文部委員会 第2号(1954/12/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 文部大臣からは繩々御意見を承わつたので、そういう御決意であれば、事務当局としてもいろいろな場合を想定して作業が進められておると思うので、前にどなたかが聞いておつたらもう結構ですが、聞いておらないとするならば御答弁願いたい。直轄学校関係では、今言われている国家公務員一・二五の支給は当然あり得るが、これにプラス・アルフアといわれるものが若しあつて一・三となつた場合にはどれだけの予算が必要か、或いは国鉄等が妥結した公共企業体関係のそれ、一・三五ということになれば、直轄学校としてはどれだけの金を必要とするか、又文部省の希望としてはその場合にはその財源としてはどういうものを一応今の場合……

第21回国会 文部委員会 第4号(1955/01/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 これは先ほど懇談中に陳情を受けました、山口県立ろう学校長泉吉美氏ですか、このお方の陳情について、関連して文部当局の所見を承わっておきたいのですが、まあこれは公立学校でも初等中学の方の所管になっているかとも思いますが、こういう特殊な研究があるということを、まず文部省として御承知でございましたか。
【次の発言】 それで文部省としてはこの研究の価値をどういうふうにお考えになっておられるのですか。
【次の発言】 それで本人等からも話がある通り、この研究の助成ということについては、文部省としてはお考えになっておられますかどうですか。


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 地方行政委員会 第閉会後1号(1955/09/20、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) では、委員会を開会いたします。  特別国会が閉会になりまして、各委員の方々それぞれ本院の決議によって各地へ御出張になられましたが、それも一応完了いたしましたので、その視察報告もお願いし、また先般の国会で修正を見ました地方税関係について、その実施の諸準備が自治庁においてもできましたようでありますので、その内容等を聴取し、万遺漏ないようにしたいという点もございますし、財政再建整備関係の法律案に関連しまして、政府における本年度地方財政に対する今後の処置について、それぞれ川島長官等、各方面で談話を発表もしておられる重要な点もありますので、これらについて事情を説明を願い、ある……

第22回国会 地方行政委員会 第閉会後2号(1955/09/21、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) 委員会を開会いたします。  本日は昨日の申し合せの通り、なるべく午前中において地方財政に関する件並びに町村合併促進に関する件等につきまして、自治庁より御説明をいただいて質疑をし、午後は官房長官――午前にお呼びしておったのでありますが、都合が悪くて午後の出席になるそうでありまするから、臨時国会等の問題に関して官房長官への質疑は午後に譲りたいと存じます。そして警察行政に関する問題について調査をいたしたいと思います。さよう御了承願います。
【次の発言】 財政課長、三十一年度の配付された資料について簡単な御説明いたしますか。

第22回国会 地方行政委員会 第3号(1955/05/17、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) では、ただいまから委員会を開会いたします。  午前の委員長並びに理事打合会で御相談申し上げました通り、まず理事の補欠互選についてお諮りいたします。理事の伊能芳雄君が去る四月八日委員を辞任いたされましたので、理事に一名欠員を生じておりましたところ、同君が再び委員となられました。つきましては、この際伊能君を理事に指名いたすことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めて、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、本日は改正警察法施行以来のその実施の状況並びに問題点等がございますなら、それらに関し、あるいは三十年度の警察関係予算について警察庁当局から説明を……

第22回国会 地方行政委員会 第閉会後3号(1955/09/22、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) 委員会を開会いたします。  本日は地方税関係について調査を進めたいと存じます。従って先般の地方税改正に伴う政令その他が出ておりますので、事務当局からその措置並びに経過等について御説明を願いたいと存じます。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起して。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 それではちょっと私からも遊興飲食税だけをお伺いします。先般、地方の調査に行きました際に、業界で現にそういうことが言われておるということで陳情を受けたので、まずそれを伺います。それは領収証で予定だけ取れない場合には、領収証があ……

第22回国会 地方行政委員会 第4号(1955/05/19、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) では、本日の委員会を開会いたします。  本日は地方行政の改革に関する調査のうち、昭和三十年度地方財政計画に関しまして審議したいと存じます。
【次の発言】 承知しました。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 それでは速記を起して。  それではただいまの秋山君の御提案につきましては、委員長において善処いたします。  では本日の調査案件になっております昭和三十年度地方財政計画に関する御説明を願います。
【次の発言】 これから質疑に入るわけでございまするが、時刻も時刻ですから、ここで一たん休憩して、……

第22回国会 地方行政委員会 第閉会後4号(1955/09/23、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) ただいまより委員会を開会いたします。  昨日秋山君より申し出のありました件につきまして、自治庁から永田政務次官、後藤財政部長、大蔵省から河野理財局長が参っております。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  それでは本日の秋山君の質疑に関連しますことはこの程度に本日いたしまして、大蔵当局から後日資料の提出を願います。
【次の発言】 次にまず先般行いました委員派遣のうち大阪、京都班につきまして御報告を願います。

第22回国会 地方行政委員会 第5号(1955/05/24、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) では、本日の委員会を開きます。  まず、地方行政の改革に関する調査につきまして、前回今次の地方選挙における選挙関係法律の実施状況に関する件について調査したのでございまするが、四月十九日官報資料掲載の地方選挙について、秋山君その他からいろいろな質疑が展開されまして、川島自治庁長官は、調査の上答弁するということで留保せられております。従ってその問題を最初に取り上げたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 では、その問題について政府側の答弁を求めますが、本日御出席の自治庁関係の方は川島自治庁長官、小林行政部長、説明員として降矢選挙課長、桜沢管理課長がお見えに……

第22回国会 地方行政委員会 第閉会後5号(1955/10/11、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) では委員会を開会いたします。  理事の辞任及び補欠互選の件についてお諮りいたします。理事の石村幸作君より、海外旅行のため理事を辞任いたしたい旨のお申し出がございました。石村君の辞任を許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めてさよう決定いたします。  次に、理事の補欠互選についてお諮りいたします。互選は投票によらないで、便宜その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって理事に伊能繁次郎君を指名いたします。
【次の発言】 次に、昨日建設、農林、社労、地方行政各常任委員長の懇談会……

第22回国会 地方行政委員会 第6号(1955/05/25、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) 本日の委員会を開会いたします。このただいま調査を行なっております昭和三十年度地方財政計画に関する件につきまして、参考人より意見を聴取いたしたいと存じます。従ってその参考人の人数、並びに人選、またその意見を聴取する日時等につきましては、便宜委員長に御一任を願うこととし、参考人の出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 なお参考人は、議長を経由して出席を求めることになっておりますので、委員長より議長に提出する要求書の内容その他手続は、便宜御一任を願います。
【次の発言】 さて、本日は地方財政計画に関して質疑を続行するわけでございますが、伊能君から発言を求め……

第22回国会 地方行政委員会 第閉会後6号(1955/10/12、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) 委員会を開会いたします。  昨日申し合せました日程に従いまして、本日は災害関係に関する調査を進めたいと存じます。台風第二十二号及び第二十三号による災害に関し、特にまた二十二号台風下に新潟大火がありましたが、この点もあわせて関係当局から、一応のその後措置せられておる対策について、経過の御報告を願いたいと存じます。  大蔵省は、理財局長はまだ見えませんが、牧野地方資金課長、自治庁は川島自治庁長官、大村理財課長、農林省からは檜垣官房総務課長、建設省からは今井政務次官、淺村河川局次長並びに鎌田住宅局長、山内防災課長、高谷計画局都市建設課長――住宅局長が出張中ですので、建設課……

第22回国会 地方行政委員会 第7号(1955/05/26、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) では、ただいまより本日の委員会を開会いたします。  前回、各委員諸君と御相談いたしました通り、地方行政の改革に関する調査を本日もまた続けます。そのうち、  一応町村合併促進に関する件につきまして、本日調査を進めたいと存じます。  前回小林政府委員の一応の御説明がございましたが、その際自治庁から出ました資料中、町村合併促進法第三十三条の規定に基き、内閣総理大臣に対し審査の請求をしたものの事例、並びに町村合併に関する紛争等の調、この資料が出ないために本日に持ち越したものでございます。各委員にはただいま資料を配付してございますので、この際政府側の説明を求めます。  本日は……

第22回国会 地方行政委員会 第閉会後7号(1955/10/13、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) 委員会を開会いたします。  本日は日程に従って地方行政の改革に関する件中、地方財政に関する問題の調査を進めます。本日は大蔵省から森永主計局長、河野理財局長、牧野資金課長、あるいは宮川主計局次長等がお見えになっております。主として最近の財政懇談会に大蔵省側として説明せられた資料について、当委員会に御説明をいただき、また臨時国会に対処する財政当局の所見を伺いたい、こういう点がおもなる問題であります。加えましては、昨日質疑をいたしました経過で、理財局長の財調資金の扱いに関する答弁で、一応了解点には達しておりますが、その後の理財局側から各府県の要望等の資料をとりまとめて報告……

第22回国会 地方行政委員会 第8号(1955/06/02、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) では、ただいまより委員会を開会いたします。  本日はまず理事の補欠互選についてお諮りいたします。理事の森下政一君が先般委員を辞任たされましたので、理事が一名欠員になっております。よってこの際その補欠互選を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  ただいまより理事の補欠互選を行います。互選の方法は成規の手続を省略して便宜その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございまんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  理事に赤松常子君を指名いたします。
【次の発言】 次に先般の委員会の決定に従いまして、府県市町村財政……

第22回国会 地方行政委員会 第閉会後8号(1955/10/14、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) 委員会を開会いたします。  本日は地方行政の改革に関する調査中、警察行政に関する件、また地方財政に関する件の調査を進めますが、午前は警察行政に関する件といたしまして、先般来伊能委員から問題を提起してありますバス路線の認可問題について、調査を進めたいと存じます。政府側からはただいまのところ眞田運輸省自動車局長、富樫建設省道路局長がお見えになっております。他に石井警察庁長官もお見えになっております。間もなく田中内閣官房副長官も参られます。
【次の発言】 私からもちょっとついでですからお尋ねしますが、国勢調査で地方等に行ってみますと、バス業者あるいはタクシー業者等の車庫が……

第22回国会 地方行政委員会 第9号(1955/06/03、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) ただいまより委員会を開きます。  本日は名古屋市及び周辺町村の合併問題につきまして、参考人各位より実情を聴取いたします。  なお委員各位に御了承を願いたいことがございます。まず参考人の人選の件でございますが、これは先般の委員会におきまして委員長に御一任願っておったのでございますが、ただいまお手元に書類をお配りいたしましたように、県、市及び関係町村より十二名の方の御出席を願いました。またこのうち県側につきましては、桑原知事及び林県会議長の御出席をお願いいたしたのでございますが、お二人とも用務のため出席いたしかねるとのことで、かわりに鈴木総務部長と太田愛知県議会地方制度……

第22回国会 地方行政委員会 第閉会後9号(1955/10/15、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) 委員会を開会いたします。  日程に従いまして、本日は町村合併に関する問題を取扱いたいと存じます。
【次の発言】 速記をとめて。    午前十一時三十三分速記中止
【次の発言】 速記を起して下さい。  過般来の当委員会の地方財政窮状打開に関する各種の審議の結果、当委員会としては、政府の現状における措置について強い不満を覚えるということが当委員会一致の強い意見でありまして、懇談中に、政府に対してこれが打開の措置のために具体的な対策を速かに立て、臨時国会を召集すべきだという、強い要望をしなければならぬということで、一応の決議案文を作ったわけでございまするが、まだ修字あるい……

第22回国会 地方行政委員会 第10号(1955/06/14、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) ただいまより委員会を開会いたします。  まず御報告申し上げます。六月九日の委員長及び理事打合会において、各種の打ち合せをいたしたのでございますが、第一に、地方財政計画に関する件の調査につきましては、関係法律案の審議の際にからんで、この種の問題も調査を進めるということで、暫時この問題は留保することにいたしました。  第二に、名古屋市及び周辺町村の合併問題に関する件の調査、及び一、二の委員から要請のありました、桑原県知事の参考人としての出席要求の件でございまするが、この点は現地あるいは政府当局がいろいろな今後の折衝あるいは処理をせらるる態度を見て、その結果を待って、必要……

第22回国会 地方行政委員会 第11号(1955/06/17、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) 委員会を開会いたします。  まず、当委員会に全国知事会議から夏季手当の支給に関する要望が出ておりまして、その資料は委員各位に配付しておりまするが、その要望の内容の第一は、夏季手当の支払い繰り延べ、あるいは分割支払い、こういうものについて政府が一時融資の方途を講ぜられたいという問題と、〇・七五以上のプラス・アルファを国家公務員に支出するような場合においては、一時融資によることなく、的確な財源措置を講ぜられたいという要望であります。これは例年紛争になっておる問題で、もっともな今の地方財政の状況においては要望であろうかと存じますが、昨日来閣僚懇談会その他において、政府の方……

第22回国会 地方行政委員会 第12号(1955/06/21、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) 委員公開きます。  本日は、まず地方行政の改革に関する調査中、警察行政に関する件といたしまして、人身売買に関する現況並びにその収締り状況について調査したいと存じます。  政府側から出席の方は、齋藤警察庁長官、中川刑時部長、戸田法務省人権擁穫局長、藤田労働省婦人少年局長が見えられております。資料がお手元に出ておりしますので、順次簡単な御説明を願ったあとで、質疑を続けたいと存じますが、いかがですか。
【次の発言】 では、さよう取り計らいます。  まず警察庁の関係につきまして、齋藤政府委員。
【次の発言】 では、次に戸田法務省人権擁護局長に願います。

第22回国会 地方行政委員会 第14号(1955/06/30、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) ただいまより委員会を開会いたします。  入場譲与税法の一部を改正する法律案を議題に供します。本件につきまして、まず提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  これより質疑に入ります。御質疑のおありの方は御発言願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。では承知いたしました。  関連してちょっとこの数字でお伺いしておきたいのですが、去年の税収見込額二百何億というのは政府提案のもとの税率での計算であるか。それで本年の税収見込み額が百三十五億だ、それで二百何億と対比する御意見があ……

第22回国会 地方行政委員会 第15号(1955/07/05、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) 委員会を開会いたします。  まず地方行政の改革に関する調査中、警察行政に関する件を議題に供します。
【次の発言】 何も出ません。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起して。
【次の発言】 ちょっと委員長からお尋ねいたしますが、今の説明を聞いていると、寄付をもらわなければならない理由を説明せられたというふうに聞えるのですが、そういうことはどこの責任なんですか。
【次の発言】 もう一度お尋ねしますが、国と都道府県が警察費をまかなうべきである、それが理想であると言うのですが、それは理想でなくて現実にそうでなければならないのではないのですか。警察は寄……

第22回国会 地方行政委員会 第16号(1955/07/07、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) 委員会を開会いたします。  前回に引き続きまして、地方交付税法の一部を改正する法律案並びに地方税法の一部を改正する法律案について補足説明を願います。
【次の発言】 ところで、あなたのしゃべる時間はどのくらいの時間を予定しているのですか。
【次の発言】 次に地方交付税法の一部を改正する法律案について補足説明を願います。
【次の発言】 以上で政府の提案理由の説明は終りましたが、これらに対する質疑は次回に譲ることとして、本日はこれにて散会することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めて、散会いたします。    午後零時六分散会

第22回国会 地方行政委員会 第17号(1955/07/08、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) ただいまから委員会を開会いたします。  本日はまず慰事の辞任の件についてお諮りいたします。理事の赤松常子君より、文書をもって都合により理事を辞任したい旨のお申し出がございました。赤松委員の辞任を許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めて、さよう決定いたします。  つきましてはこの際、理事の補欠互選を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めて、これより互選を行います。互選は投票によることなく、便宜その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第22回国会 地方行政委員会 第18号(1955/07/12、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) これより本日の委員会を開会いたします。  前回審査いたしました風俗営業取締法の一部を改正する法律案を議題に供します。前回の委員会に引き続いてこれより質疑を願います。御質疑のおありの方は御発言を願います。(「なし」「質疑終了」と呼ぶ者あり)  別に御発言ございませんか。――御発言がなければ質疑は終局したものと認めて、これより討論に入りたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めて、これより討論に入ります。御意見のおありの方は賛否を明らかにしてお述べを願います。(「討論なし」と呼ぶ者あり)  別に御発言もなければ、討論は終局したものと認めて、……

第22回国会 地方行政委員会 第19号(1955/07/14、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) ただいまより委員会を開会いたします。  本日はまず公職選挙法の改正に関しまして、御協議を願いたいと存じます。  これより懇談会に入ります。    午前十時五十五分懇談会に移る
【次の発言】 これにて懇談会を終ります。  午前はこの程度で休憩いたします。午後は二時より再開いたします。    午後零時三十四分休憩
【次の発言】 委員会を再会いたします。午前に引き続き御懇談を願います。    午後二時四十六分懇談会に移る
【次の発言】 これにて懇談会を終ります。  本日はこの程度で散会いたします。明日は午後一時より開会いたします。    午後四時十五分散会

第22回国会 地方行政委員会 第20号(1955/07/15、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) これより委員会を開きます。  昨日に引き続き公職選挙法の改正に関して御懇談を願いたいと存じます。    午後一時五十四分懇談会に移る
【次の発言】 これにて懇談会を終ります。  本日はこれにて散会いたします。    午後三時七分散会

第22回国会 地方行政委員会 第21号(1955/07/18、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) これより委員会を開きます。  前回に引き続き、公職選挙法の改正に関する件につきまして御協議願います。これより懇談会に移ります。  午後二時二十六分懇談会に移る
【次の発言】 懇談会を終ります。  本日はこれにて散会いたします。   午後三時五十五分散会

第22回国会 地方行政委員会 第22号(1955/07/19、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) これより委員会を開きます。  前回に引き続き、公職選挙法の改正に関する件について懇談を願います。  午後二時十四分懇談会に移る。
【次の発言】 これで懇談会を終ります。
【次の発言】 それでは地方税法の一部を改正する法律案に関して、その審議のため参考人の出席要求に関する件につきましてお諮りいたします。委員長といたしましては、ただいま申し上げましたように、本案について、いわゆる地方税法案について参考人の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めまして、さよう決定いたします。  なお、参考人の人選の件でございます……

第22回国会 地方行政委員会 第23号(1955/07/21、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) ただいまより委員会を開催いたします。  まず、公職選挙法の一部を改正する法律案を議題に供します。この際、発議者より提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 本件につきましては、先般来のお申し合せもございますので、この程度にいたします。
【次の発言】 次に、公職選挙法の一部を改正する法律案提出に関する件を議題に供します。本件に関しましては、去る十四日以来四回にわたって種々御協議を上願ったわけでございますが、ようやく法案を確定いたし、委員会提出の法律案として提出することに御意見がまとまった次第でございます。よってまずこの法案を議題とし、さらに御意見なり、また政府に……

第22回国会 地方行政委員会 第24号(1955/07/22、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) ただいまより委員会を開会いたします。  本日は地方税法の一部を改正する法律案(予備審査)を議題に供します。本件につきましては、先般の委員会の決定によりまして、参考人として一橋大学教授井藤半彌君の御出席をいただいております。また政府説明員として、地方財政審議会委員、荻田保君の出席を願いました。井藤参考人よりは学識経験者として種々地方税に関する御意見を拝聴いたし、荻田説明員よりは、地方財政、審議会から内閣総理大臣に対し、地方財政計画に関する意見書が出ておりますが、これら、また地方税全般に関する委員会の意見を承わるわけでございます。なお、御意見をお述べ願う時間はお一人大体……

第22回国会 地方行政委員会 第25号(1955/07/26、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) ただいまより委員会を開会いたします。  地方税法の一部を改正する法律案を議題に供します。本日はお手元に印刷物をお配りいたしましたように、十三名の参考人各位より御意見を伺うわけでございます。なお参考人各位の発言順序につきましても、印刷物にございますように、まず改正案の全般につきまして、知事会、市長会、町村会の代表の方の御意見を伺い、その後おもな税目ごとにまとめまして、それぞれの参考人の方々から御意見を伺います。午前は大体事業税関係の分まで終りたいと存じますので、その点お含みおきを願います。  次に参考人の各位に一言ごあいさつを申し上げます。本日は御多用中のところ、当委……

第22回国会 地方行政委員会 第26号(1955/07/27、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) では委員会を開会いたします。  本日は公報に示す通り、地方税法の一部を改正する法律案を議題に供します。また地方行政の調査に関する件も議題に供します。法務大臣御出席になられておりますので、地方財政にからんで先般来問題になっております地方行政の調査に関する件を最初に議題に供します。  法務大臣に御質疑のおありの方、御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 委員長から伺いますが、先ほどから花村法務大臣、在野法曹の権威ですから、味のある文章表現をされるので、こう繰り返し繰り返し話しになるので――そういう御趣旨の通りで……

第22回国会 地方行政委員会 第27号(1955/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) では委員会を開会いたします。  地方税法の一部を改正する法律案を議題に供します。引き続いて御質疑願って参っておるのでありますが、本日は一萬田大蔵大臣の出席も願っておりますので、従って議題以外に地方財政全般にわたる調査の件につきましても、御質疑いただいてけっこうです。御質疑のおありの方は御発言願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 この点については、一萬田大蔵大臣のはっきりした御答弁を願います。
【次の発言】 大蔵大臣に対する質疑の機会はまた別にあると存じておりますので、本日はこの程度にして、大蔵大臣への質疑を終りたいと存……

第22回国会 地方行政委員会 第28号(1955/07/29、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) 委員会を開会いたします。  ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  奄美群島復興特別措置法の一部を改正する法律案(衆議院提出)を議題に供します。まず発議者より提案理由の説明を聴取いたします。衆議院議員伊東隆治君。
【次の発言】 これより質疑に入ります。御質疑のおありの方は御発言願います。なお、政府側より川島自治庁長官、小林自治庁行政部長が出席しておられます。
【次の発言】 他に御質疑ございませんか――御発言がなければ、質疑は終局したものと認めて、これより討論に入りたいと存じますが、御異議ございませんか。

第22回国会 地方行政委員会 第29号(1955/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) 委員会を開きます。  公職選挙法の一部を改正する法律案を議題に供します。まず提案者の提案理由の説明を求めます。島村軍次君。
【次の発言】 次に、地方財政再建促進特別措置法案を議題に供します。まず提案理由の説明を求めます。川島国務大臣。
【次の発言】 次に継続審査要求についてお諮りいたします。ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  それでは公職選挙法の一部を改正する法律、案、地方財政再建促進特別措置、法案、地方公務員法の一部を改正する法律案、以上は本審査でございます。また、地方自治法の一部を改正する法律案、地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴……

第22回国会 文教委員会 第3号(1955/04/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 教材費はどうして減った。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 この義教費の負担ですね、十七を政令において三つだけにしてあとは解除した、そしてしかも実績主義だといって、全体の増額分が三十七億か四十億ですか、それは定員増の分に充てることですが、それで解除になった十四府県が実積主義になれば従来よりどれだけ金がかかるものか、ちょっとお知らせ願いたい。
【次の発言】 その十債はどれで操作したのですか。
【次の発言】 そうすると一万二千五百人の定員増の分の所要経費は幾らですか。
【次の発言】 そうすると、大体三十年度末で実績主義でやってこの予算額で間に合う、来年度に……

第22回国会 予算委員会 第4号(1955/03/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 関連して、よく事情はわかりましたが、しんしゃくするとか、万遺憾なきを期するとかいうことだけでは地方は承服できない。新年度の新学級増に伴う国がおのおのの県に具体的にどれだけの増を今後の本予算で認めてくれるか、このことの見通しのない限り地方は暫定予算の影響を受けて、当初予算で本格的な予算は作れない事情にございまするから、操作によって適当な定員の確保をする、あるいは増員をするということは、地方の府県団体の独自の考えでは絶対にできないようになっておる。従って本予算はできない今日でありましても、見通しとしては各県にそれぞれ定員の増が、これだけ配置せられることが、大蔵当局との間に了解が出……

第22回国会 予算委員会 第5号(1955/03/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 ちょっと関連質問……、昨日来左藤君を中心として自由党からこの質問が続けられておりますが、われわれ左派社会党としましては、あの当時の片面講和を得るために南樺太、千島を放棄することに断じて反対した唯一の政党の立場から言って、このことこそわれわれが主張する権利があると考える。(「国民全体がだ」と呼ぶ者あり)今日国民の世論ということで、自由党の方では放棄は断じて認めない、こういう形で質問をされておりますが、なかなかお答えがありませんので、総理はその当時追放中で政治に関与されておりませんでしたが、こういう平和条約が結ばれることについてどういう心境を持っておったかどうかお伺いしたい。


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 地方行政委員会 第9号(1955/12/15、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 関連して今の問題……。  ただいま大蔵大臣十分研究してみると言われましたが、この問題は前国会来二十九年度は赤字が出るという決定的な見通しがあった。しかも九月半ばごろにはその決算額については大よその見当はついている、大蔵省もわかっているはずだ。しかも今回の臨時国会は、地方財政の赤字克服のためのはっきりした目的をもって開かれた国会なのです。しかるにこういう要望が当委員会から出て、今後において研究してみますという答弁では、これは委員会としては納得しない。研究はできておるはずなんです。ただこの臨時国会にその具体案を出し得なかったというととならわかる。この点はっきりお答え願いたい。


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 建設委員会 第2号(1955/12/22、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 和賀川の河川統制について、ダムの建設は国土開発審議会の決定を見、閣議決定になって以来、相当長期の時間を要して準備をしておられるようですが、基本的にはダム建設については、政府としてどういう見通しをお立てになって準備を進めておられるか、特に来年度の予算関係等については、建設当局としてはどういう構想をもって折衝なされようとしておられるか、まあそれらの点を中心にして、いろいろ御苦労なすっておりながら、なお次々と予定がおくれてくるような傾向にあるのは、どういう経過をたどってこうなったのか、この際取りまとめてきちっとした話を局長からお聞きしたいと思います。

第24回国会 建設委員会 第15号(1956/03/15、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 今提案説明者は、こうしておけば常識として、三十一年度に補正等を組む場合においては、大蔵官僚は善処するであろうということを言っておりますが、この法律の建前は積雪寒冷特別地域道路交通確保五カ年計画に基いて指定せられた道路についてなんです。この五カ年計画は三十二年度の閣議決定になるものなんです。三十二年度に閣議決定になって、それが指定せられて、初めて除雪その他のための補助助成が行われるわけなんです。三十一年度には何もそういう根拠がないのです。なくて、補正予算でだね。そうして前もって組んで、個人的にもお金を補助しますというだけに財政的な余裕が今日あるか。もしもほんとうに提案者がそうい……

第24回国会 建設委員会 第16号(1956/03/20、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 二条について伺いますが、修景、休養、遊戯、運動、教養、便益、管理の施設というほかに、「都市公園の効用を全うする施設」というものはどういうものが予想されているのですか。
【次の発言】 この規定は、そうすると、むろんそれぞれの陳情、請願、運動等に対して、望ましからざるものを便宜的に政令をもって認めていくというためにある号ではない、ということでいいわけですな。
【次の発言】 えてしてお役人の作るこういうものは、苦しくなるとこういう例外規定を使って、それぞれ認めていくというやり方が多いものですから、念のために聞いておきました。  それから公園の中に裸像とか銅像とか、こういうものを施設……

第24回国会 建設委員会 第20号(1956/04/04、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 大蔵省からもお見えになっておるから、ちょっとお尋ねしたいのですが、この議員立法を見ますと、三十二年以降にこれを実施したいということになっておって、その理由としましては、三十一年度はもう予算も通過したことである、従って予算のそれと見合いのない法律を強行することはいかがか、それでかえってこの方がしっかりした予算の裏づけを三十二年度から得るのに都合がいい、こういう提案の理由だったので、それで大蔵省としましては積極的に、この趣旨を体して、三十二年度にりっぱにこの計画に基く予算をおつけになる御用意を今後においてお持ちになるかどうか、御協力を願えるということになるのかどうか、はっきり御答……

第24回国会 建設委員会 第21号(1956/04/05、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 低家賃を住宅政策上堅持したいという方針は、この政府の予算でくずれているじゃありませんか。従来なら金利のかからぬ金を出してそれで住宅建設が行われているが、ほとんど肩がわりして、住宅建設戸数というものは膨大なものになっておっても、金利のつく金で建てなければならぬというものが年々ふえているじゃありませんか。肩がわりしているじゃないですか、政府のやり方は。それでその政府関係の投融資で建つ住宅そのものは、非常に建てる国民も困るし、またそれを賃貸されておる国民も家賃高で困ってきているじゃありませんか。そうでなくて、低家賃になっていますか。

第24回国会 建設委員会 第28号(1956/04/26、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 配付せられております東北興業株式会社の収支計算明細表について簡単でも御説明を願いたいのですが、その前に、この収支計算明細表というのは、開発銀行等よりの融資を願っておる際の事業目論見に付帯して向うにも出ておるのでありますか、どうですか。
【次の発言】 では、簡単でも、要点を説明させていただくようにお願いいたします。
【次の発言】 一応この点はこの点で概略わかりましたが、私ちょっと復習したいので御説明願いたいのですが、今までやっておる東北興業株式会社の直轄事業による損益計算あるいは負債等の資料を、これは前にもらったのはあるのですが、要点だけ御説明願えませんか。というのは、この東北……

第24回国会 地方行政委員会 第9号(1956/03/08、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 今のお話に関連して大臣にお伺いしたいのですが、この理由で見ますと、あくまでも現行法では停年制施行には疑義がある。それで法文上明文化したのだということで、その理由として、合理的な職員の新陳代謝が遅滞する傾向にあるということと、人事管理の合理的な運営をはかるのだということが主たる理由になっています。それでこれは公務員の制度との問題が表面上の大きな理由として出てきているわけです。そうだとすれば、これは何度皆さんが御答弁になろうとも、国家公務員であれ、地方公務員であれ、この職員の新陳代謝の遅滞する傾向あるいは人事管理の合理化という点からいえば、制度の上からいえば、これは両者通じてこう……

第24回国会 地方行政委員会 第11号(1956/03/13、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 国務大臣の説明要旨に基いてちょっとお尋ねしたいのですが、まあ大筋に分けて改正点は入場譲与税を全額譲与するということ、並びにこの不交付団体の財政調整をやるというようなことのようですが、原則としては第一の問題が主たる問題だと私は思うのです。そうしますと入場譲与税で全部地方に渡すというのと、初めから従来やっておった地方税で入場税を取るということと、地方自治なり地方財政という問題からいえば、原則としては、根本的には入場税で各府県が取るべきであるということに戻っていくのじゃないかと思いますが、そうでなくて、やはり入場譲与税は国が一たん取らなくちゃならぬということなら、それは徴税事務等の……

第24回国会 地方行政委員会 第18号(1956/04/06、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 関連して。その点ですが、石塚さんに伺いますが、この六千円課税ということで運賃という方面に与える影響となれば、どの程度のことになりましょうか、計算上……。
【次の発言】 一般的に、このことが実施されれば、そういう運賃というようなのは上る傾向にありますか、それとも今の経済情勢では、上げればやはり業者は成り立たないということで、上げないということで行きますか、どっちですか。
【次の発言】 高辻さんに伺いますが、前段で御口述になっている一般的な地方財政の問題に関連してですが、今始まっておる財政再建団体ですね、あの団体に指定される場合には、知事会の方としては、一般公共事業費がどの程度下……

第24回国会 地方行政委員会 第19号(1956/04/12、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 そういう話し合いをすることは、それは当然のことでありましょうが、何せ大臣に出席してもらって、総括的に、地方税の問題についてのみならず、地方財政計画等について、基本的な問題について所信を聞いた上でないと、その後の扱いを簡単に済ませるか、慎重にやるかわからぬ。従ってまず、大臣の出席を求めて質疑をし、大臣の政府側としての意向はどうなのか、それをはっきりさせた上で、それを受けて、日程等についても御返答いたしたいと思います。いつ大臣が出て来られるか、そのスケジュールを委員長が聞いてというふうなことでなくして、国会として、本審査になって重要な総括質疑をしなければならぬ段階なのですから、大……

第24回国会 地方行政委員会 第20号(1956/04/13、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 速記がついて、木で鼻をくくったような答弁をする段になれば、今のような答弁でけっこうなんです。しかし、口と心が全然ばらばらな話をして、五年も六年もお互い議員をやっているものの中で、切りきちょうめんな御答弁を聞きたいために、わざわざあなたをここへお呼び申し上げたわけではない。そんなことは百も承知でおいでになりながら、法律上の建前をとって、きれいごとで御答弁になるという段階であるかどうか、そういろ点がわれわれとして問題であるから、この際それがいいとか悪いとかいう批判ではなくして、率直に、どういう運びになっているかということを聞いておかなければ、これは、法案の審議といい、あるいは参議……

第24回国会 地方行政委員会 第24号(1956/04/19、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 ただいまの質問に政務次官は、政府与党はいかように考えておろうとも、政府としては今回は断固拒否したのだ。拒否したという限りは、何を政府与党が要望したかということは、あなたは答弁しなくてもはっきりしている。これは公給領収書制を廃止するということを断固として拒否したということなんです。断固として拒否したということが速記に残っているんです。だから語るに落ちているわけなんで、自民党としては公給領収書制を廃止したいという意向があったということは隠れもない事実なんです。ところが断固としてこれを拒否した政府側の答弁として、今後白紙の上に立ってこれを検討の上、そして付帯決議の線、要望の線を検討……

第24回国会 地方行政委員会 第25号(1956/04/20、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 地方税一般については、他の同僚議員が質疑することになっておりますので、きのう問題になっておる点だけを大臣に質問したいと思います。  まず、国有資産等所在市町村交付金及び納付金に関する法律案の内容についてでありますが、衆議院並びに本委員会で再三論議をし、質疑されて明らかになっておる点は、公営住宅に関する交付金が家賃に転嫁されるのではないかという杞憂からの質疑に対して、大臣並びに政府委員から、第二種の公営住宅については、家賃に転嫁されないように行政的な措置をとる、すなわち特別交付税交付金等でめんどうを見る措置もその際にはあり得るであろうというようなお話でありましたが、われわれとし……

第24回国会 地方行政委員会 第31号(1956/05/08、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 私もチャチャ入れるのでないのでね。この種の統計的な問題ですから、客観的な数字をつかむということが必要であるとするならば、どういう方法が県側としてはあるのか、また、そういう問題が起っておるという事実をわれわれが確かめろということで、自治庁に要請した場合には、自治庁はどういうふうな手続と根拠とをもって、それらの点を確かめるということになるのか、この点を伺いたい。仮定の問題であろうがなかろうが、客観的には事実に違う計数をあげるというようなことはあり得ないことなんであって、それがもしもかりにあるとなれば、確かにそれは客観的には追及されなければならない。この点は何ら私は異存はない。が、……

第24回国会 地方行政委員会 第33号(1956/05/17、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 委員長としては、従来の委員長の考え方からして、どの種の法案であろうが、話し合いの決するところに従って審議をしていくという基本的な立場には変りがないと思うが、今、委員長のお諮りになったので聞きますと、理事会では意見がまとまらなかった、従って多数会派の意見に従ってやってもいいと考えられるような委員長の御意見まで加えられて、そうして公職選挙法をやりたいという形で御相談になっている。私は、そうではなくて、今の御相談なされることは、理事会の経過を御報告なさって、この段階では理事会ではまとまりそうもないようであるから、委員各位の御意見を伺い、各会派の意見を伺って、多数の決するところに従っ……

第24回国会 地方行政委員会 第36号(1956/05/22、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 森下さん、ながなが関連をおやりになりましたが、関連して……。私聞いておって、ちっともはっきりした答弁はなかったと思うのです。それは、特別市の問題、なぜ特別市をはずしたかという適切な御答弁がない。なぜはずしたのですか、理由は何ですか。
【次の発言】 それは全くおかしな話で、わざわざ法律にあるのを削除して、削除した方が早く特別市というものを検討してやってもらえるという論理がどこにありますか。あなたはお認めになっているのですよ、特別市という性格のものの必要であること。お認めになっておって削除をして、削除する方がかえって特別市実現のために早いのだという、そういうばかな話はありますか。……

第24回国会 地方行政委員会 第37号(1956/05/23、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 今の御報告についてお伺いしておきたいのですが、私、文教委員会に連合審査を申し入れる件については、最初当委員会としておきめになられたことは了承しておりますし、そうして連合審査もまた行われましたが、加瀬君の質疑でこの点の審査は終っており、他の委員の質疑が行われないという状況であります。その段階においては、委員長におかれて再度連合審査を申し入れていただきたい旨は、当会派からも要求しております。また委員長も、非公式ではありましたが、もう一度ぐらいやる必要があろうという御意見も漏らされておったようであります。ところが、昨日来の文教委員会の様子を見ますと、きょうあるいは明日あたり、これは……

第24回国会 地方行政委員会 第38号(1956/05/24、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 きょうの質疑だけで、総理に対する総括的な質疑は時間の都合上終らぬと存じますが、一、二問題点だけ総理の所見を伺っておきたいと存じます。  鳩山総理は、この一人一選挙区制に基く公職選挙法の一部を改正する法律案の発議せられるに当って、総理自身の御熱意として、これが内閣の決定となって御提案になられたものでありますか、また、現在においてもその心境にはお変りはございませんか。
【次の発言】 それによっていろいろの手続をせられまして、選挙制度調査会の答申も出て参り、鳩山総理としては、制度調査会に最初ごあいさつなさる言葉の中でも、ただいまのような点が主張せられておったようでありますが、その選……

第24回国会 地方行政委員会 第39号(1956/05/25、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 この間の小林君の質問に関連してお尋ねしますが、地方公務員の給与の問題ですが、あらゆる国家公務員に準じた手当等が支給されることができるというふうに一方の条文ではなっておって、それから一方の条文では、いかなる給与も法律あるいはこれに基く条例をもってしなければ支給することができないと、積極的に禁止条項ができておるわけです。そうしますと、この解釈は、法定されざるいかなる給与も支給することはできないという範囲の中で、地方公共団体が自由にあるものは支給し、あるものは法定されているものでも支給しないことができると、こういうふうに前段の方の条文は読むわけなんですか。

第24回国会 地方行政委員会 第40号(1956/05/26、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 私はさっき聞いておっても、国の財政的な援助が、直接間接そういう資金の回る会社、法人と労働組合との献金問題が続いて論議されるものと思って黙っておったわけですが、話がまた別な方に展開していくようですから、関連して質問させていただきます。早川政務次官は御意見として、先ほどの言うている意見の中では、会社、法人と労働組合と、両者公平にやらなければならぬという意味合いのことを言っておられる。何を称して公平というのか、そういう会社、法人が政治資金の献金を禁止されるから、だから公平に労働組合の方もそれを規正しなければならない、何が公平なんです、私にはわからない。

第24回国会 地方行政委員会 第41号(1956/05/29、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 この前小林さんにお尋ねしたんですが、第二条、追加になっております第五項の三号で、「市町村の事務の処理に関する一般的基準の設定」という点についてお尋ねした際に、この「市町村の事務の処理に関する一般的基準の設定、」とは、何か限界がある範囲の基準なんであって、一般的などの市町村のいかなる事務についても、一切の基準を決定することではないのだという話でしたが、そういうことはどこで読みとれるか。そういう点、もう少し説明願っておきたい。
【次の発言】 だから、この条例の制定及び罰則の委任等の条項で、現行法としてきまっておるものがありながら、なぜここへ取り上げて、こういうものを設定するという……

第24回国会 逓信委員会 第14号(1956/04/12、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 採択して内閣に送付すべきものと決定していただきたい。
【次の発言】 二件ともこの簡易保険に関連してのホームなり診療所の問題ですが、先ほど政務次官の御説明の中では、簡易保険等の保険金額ですか、それらの増高と地域を勘案してこの種の施設をするやに聞くのですが、そういう意味ですか。簡易保険加入あるいは保険金額が低いところは、あと回しで、将来ともにおくれるのだということですか。この種の公共性を持つ施設は一体化して全国的な視野の上に立って実施されるということも望ましいというような理屈も立つように思うのですが、いかがです。
【次の発言】 民間の保険会社等の問題や金融機関の預貯金等の問題等も……


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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 議院運営・建設連合委員会 第1号(1953/07/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私たち議運の委員でもございますが、又他の委員でもあつて、いろいろ山積する問題を抱えておつて忙しいので、又議運の立場に立ちますと、朝から晩まで実際上は、それ議運だ、理事会だ、ということで、本当に疲れるという状態なんです。そういうときに、この貴重な時間を連合審査で大いに質疑したいということで、やつと連合審査で提案理由の説明があつたら、次会から又ということなんですが、私はできるならば、議運としてはこういうふうに他に今日問題を持つていないとき、建設委員会も他に持つていないとき、それぞれ腕を供いて、質疑せんとしておられる委員各位もあるわけですから、どんどん十分慎重に審議する時間を取ると……

第16回国会 議院運営・建設連合委員会 第4号(1953/07/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 議事の進行についてお願いしたいのでございますが、よりよく各会派でも意向がおきまりになり、或いはなりつつあると考えますが、会期末も迫つておるし、それぞれの委員会で、それぞれ多忙な事態を生ずることと思いますので、連合委員会は何度も開けるという状況にはないように考えられます。それで今日のように時間が待つて、遅くなるようなことでは甚だ面白くないけれども、まあできたことは仕方がございませんが、本日の連合委員会については、主として建設委員の諸君の質疑を十分展開して頂くように、十分な時間を取つて、議を進めて頂くようにお願いしたいと思います。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会・建設連合委員会 第1号(1953/07/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 議事進行について。私はこの本法案を真剣に連合審査を要求して討議したいがために、発議者に本法案の成り立ちについて卒直な御意見を承わつておきたいと思います。即ちそれは、本法案は特別委員会の委員の諸君によつて議員立法せられたようでありまするが、今回の特別委員会は水害地の緊急対策を樹立するがために設けられた委員会でございまするから、融資その他緊急の対策を、政府の措置を督励し、鞭撻する一方、法を以てやらなければならない部面は立法措置として御検討になられたものと考えます。で、特別委員会の使命として、公式に立法上の研究をなされて、そうして特別委員会の委員の諸君が発議して出て来たものであると……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 建設・水産連合委員会 第2号(1954/05/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 関連して私も一つ、今の部長がおつしやるようなら、私は内容は今千田君と青山君が言うた通りで何も触れませんが、立法論としておかしいじやないですか。これは国連軍のこの補償の問題に、この駐留軍の法律を適用させようというために出て来ておる法律ですね。ところが今あなたが言う附則においてアメリカ軍隊の特別損失の補償に関する法律を今のように直すということは、この母法のほうを直すということは、この法律に何ら関連のないことじやないか。何ら関係のないものを附則で直すということは立法論からいうて疑義がある、私たちとして……。それならばあなたの今の立論からいうならば、初めから日本国に駐留するアメリカ合……

第19回国会 厚生・建設連合委員会 第1号(1954/05/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 議事進行……。田中君の申出は尤もですが、この問題は将来に亙つて根本的に論議をしなければならん問題であつて、事務当局から今この際突差に聞いてみるということでなく、本問題の質疑の過程で、重要な問題であると考えますので、従つてですね、委員長先ほどから申されている通り、しつかりした質疑は次回に廻して、本日は提案理由の説明だけを聞くということで私も了承しているわけでございますが、従つて田中君においてはそうでなくて質疑を本日やりたいんだということであるならば、別途そういう提案をして頂いて、責任大臣も出て頂いて、私たちも本格的に質疑をしたい。併し委員長のおつしやるようなことであれば、委員長……

第19回国会 厚生・建設連合委員会 第2号(1954/05/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 そこで今草葉厚生大臣も語るに落ちたか落ちないかわからんのですが、只野直三郎議員の水道法案は衆議院先議であるのに、丁度これも衆議院先議でやれば両案委員会としては同時に審議ができるはずのものを、参議院先議に廻した事情はどういうところにあつたのか、この点だけ簡単に御答弁願いたい。
【次の発言】 草葉厚生大臣は旧議運の同僚として国会の運営は百も承知のわけですが、一方の院で他の法律案は本審査である、一方の院が同様種類の他の法案が本審査である、それを仮に両院がそれぞれ議決して交換し合つたときにはどういうことにこれはなつて来るのかということを考えれば、それはやはり草葉さんのおつしやるような……

第19回国会 厚生・建設連合委員会 第3号(1954/05/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 定義として理解するとはどういうことでございますか。あなたのおつしやることちよつと私よく呑み込めなかつたので……。
【次の発言】 そうしますと人口が多い少いによつて規模というものは、これはまあ大小ありますが規格ですね。規格については普通の上水道も簡易水道も規格においては変りないというふうに認めてよろしいのでございますか。それともどこか規格において或いは甲乙があるのですか。
【次の発言】 そうすると規格的に差異のないものをどういうわけで簡易水道と上水道というふうに分けられたのでございますか。
【次の発言】 それは定義によつて分けられたといえば、それはどういう理由でそういう定義を付……

第19回国会 地方行政・建設連合委員会 第1号(1954/05/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 これは自治庁とか建設省とかそういう意味でなく、政府の考えというものを先ずお尋ねしたいのですが、この道路整備費の財源等に関する臨時措置法における第三条の「税収入額」というものを「税収入額の三分の二」と読み替えるという改正をなぜ昭和二十九年度の揮発油譲与税に関する法律案と関連するものとしてこういう改正をしたかという点なのであります。と申しますのは、税収入額を道路整備費の財源としては考えるけれども、税そのものを使おうという筋合いにはなつていない。或る種の金額を設定する基準としてガソリン税収入額というものを予想して規定したこの法律を、税を譲与するということでなぜ本法のほうも改正しなけ……

第19回国会 地方行政・建設連合委員会 第2号(1954/05/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 只今の御説明について質問をする都合がありますので、委員長においてどうなつてるのか、尋ねて頂きたいのですが、と申しますのは、二の四十八億円を按分する問題でございますが、これは飽くまでも国の五カ年計画に基いて道路の費用として使うのだということになつているのですが、ただこの総理府令によつて係数を一・〇なり、或いは〇・八、二六・一と、こう機械的にまあ計算をして、四十八億円にびたつと合うようになるというような手続がちつともわからんのであります。それで五カ年計画のほうではどうなつておつて、そのうち本年度四十八億というものはこの係数で弾いて各府県にどういうふうに具体的な道路の改修、或いは鋪……

第19回国会 通商産業・建設連合委員会 第1号(1954/06/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私遅れて参りまして質問することが或いはダブるかも存じませんが、通産行政は全くの素人でございますから、何のことを聞くようになるかわかりませんが、その点は一つ衆議院のかたにも御勘弁になつて頂いてお尋ねしますが、法案の理由として言つておる砂利採取の事業の合理的な経営の基礎を確立するということでございますが、こういう方面の合理的な経営というのは実際上どういう具体的の内容を指して言つておるのか、皆さんの希望しておる点はどういうところなんですか。
【次の発言】 そうすると飽くまでも今おつしやる通り、この法案では河川の管理上支障がない限りということで、その限りにおいてだけの法律の建前になつ……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 地方行政・大蔵・運輸・建設委員会連合審査会 第1号(1955/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 じゃ速記をつけて。
【次の発言】 他に御発言ございませんか。
【次の発言】 他に御質疑もないようでありますが、本連合審査会はこれをもって終了することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よってさように決定いたしました。  ではこれにて散会いたします。    午後三時五十二分散会


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 建設・商工委員会連合審査会 第1号(1956/03/20、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 私ちょいと出てきてわからぬから提案者にお伺いしますが、この政府保証のワクは三十一年度九億である。その九億の保証の範囲で開銀に引き受けを願っておるのは、幾らなのか。
【次の発言】 それですから、この法律に基く保証の対象として借り入れようとしているのではない、前年度である三十年度分の二億について先ほどの鹿喰さんの話は審査中である、こういうことで、ございますか。
【次の発言】 そうしますと、三十年度の分は審査中であって、ものになるかならぬかは、まず今のところは言明できない、公式にはそういう……。それがもしも、ものにならなければ、結局これは二億の分は金が足りないという結果が出てきます……

第24回国会 地方行政・逓信・建設委員会連合審査会 第1号(1956/04/10、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 関連して……、早川さんがさっきから言っておること、私、まことに不満なんです。この政府は、低家賃住宅政策なんです。いいですか。それが、あんたが言うのでは、今、法律で義務づけてないのだ。従って地方の都道府県知事が自由裁量でやるのだ。そうしてまた、早川さんのおっしゃる方は、あまり転嫁される方は望まないのだと、それば自治体の方で妙を得た運用をしてもらいたいという意味の意向を言った。奧野君は、既設の住宅についてはもうかけないようにしても、今後どしどし公営住宅等が出てくる場合には、こういうものをきめておいた方がいい。きめておくことによって、初めから家賃にこの部分が含まれて家賃決定ができれ……

第24回国会 内閣・文教委員会連合審査会 第2号(1956/04/04、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 先ほどの御説明にもございましたが、当時の内閣に置かれた教育刷新審議会の討議の過程あるいは国会の審議の過程から見ても、憲法、それから導き出された教育基本法、それによる学校教育法、この学校教育法を維持する底辺としての教育委員会法、これは一貫した一連のつながりのある法律あるいはそれに基いた制度であるというふうに私たちは考えておるわけです。ところが先ほどもお話がございましたような俗称教育委員会を改正するという形が、教育の独立執行権と申しますか、国民に直接責任を負うという立場を失う、本質を失う、公選という姿が取り除かれる。それがしかも便宜的に政治的に取り除かれるということを先にしておい……

第24回国会 文教・地方行政委員会連合審査会 第1号(1956/05/14、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 ちょっと関連して。大臣は先ほどから紛糾々々と言っていますがね、紛糾とは何ぞやということをまた聞かなくちゃならない。が、概括的に紛糾とおっしゃっておるのは、教育委員会と知事側とが意見の対立を来たす、こういうことをおっしゃっておるように思われるのです。しかし現行法の教育委員会の制度を発足せしめたときの趣意は、やはり公選による直接国民に責任を負う委員による教育に対する独立執行権を確保するというところから、それはある場合においては二本立提案権というものも認められる、これは相関的な切り離せない問題なんです。従ってこの独立執行権を確保するために二本立提案権があるとしますが、しかし何か二本……



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データ更新日:2022/12/18

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