小笠原二三男 参議院議員
5期国会発言一覧

小笠原二三男[参]在籍期 : 2期- 3期- 4期-| 5期|
小笠原二三男[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは小笠原二三男参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院5期)

 期間中、参議院本会議での発言なし。
小笠原二三男[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院5期)

小笠原二三男[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 農林水産委員会 第2号(1959/07/03、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 さっきから言っておるできるだけ早くという方は、きのうも理事会できめた、六日の日に御出席を願ってそのことをやってもらいたいということだ。従って、大臣からそれでよろしいならよろしいということをおっしゃっていただきたい。これは質問があれば何でもそつなく答える大臣なんですから、受け身でやっていこうなんていう考えでは困る。やはり方針は方針として積極的に述べてもらわなければ困る。

第32回国会 農林水産委員会 第閉会後2号(1959/08/10、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 われわれの決議したことと相異なる御答弁でありますから、私はそれを是認した立場で申し上げるのではございませんが、内容がまだ不明でありますから、その点を先に質問したい。半分は国鉄が持つ、半分は国が持つということで、そういうことをおっしゃることは、国鉄営業面には、全面的にこれは廃止せられた形で収入増を考えると、こういうことでございますか。
【次の発言】 営業局長からその内容をもう少し具体的にお話し願いたい。――さっきやったですか、そんならいいです。では続けてやります。そんなら政府当局が財政措置をしないというときにはどうなります。

第32回国会 農林水産委員会 第閉会後3号(1959/08/11、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 大体農林大臣のお考えはわかりましたが、国鉄当局を所管する運輸大臣としては、今日の国鉄のとらんとしておる運賃改訂についてはどういうお考えを持っておられるのか、今後どうするおつもりであるのか、端的にお伺いしたい。
【次の発言】 次に、企画庁長官にお尋ねいたしますが、この公共政策割引は長きにわたって行われてきておるものでありますが、今日の経済情勢の中で、一挙に農林物資について運賃改訂が部分的にこの問題についてだけ行われる、こういうことは、先ほども質問がありましたが、農林政策のみならず、生産者並びに消費者大衆とともに国民経済の問題でありますが、これに及ぼす影響についてはいかが御判断に……

第32回国会 農林水産委員会 第閉会後6号(1959/09/28、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 全然こういう事業には私わからぬことなので、ちょっと伺いますが、先ほど日通の最近の業態で一割配当を維持するために退職給与の引当金等を落しておるということですが、では、最近の日通の配当金総額は幾らですか。
【次の発言】 おそらくその一割確保の配当金総額よりは退職給与引当金ですか、あるいは法定積立金といいますか、そういうものは少いだろうと思いますが、そうですね。そこで、私の聞きたいことは、あなた方がおっしゃる平均九・九%の値上げ収入になるということですが、それは日通の場合になればおそらく五二%の取扱い高で総額が五十億をこえるものですから三十億になる金でしょうが、その金が今の状態で日……

第32回国会 農林水産委員会 第閉会後7号(1959/10/12、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 先ほどの説明では、応急復旧と申しますか、これはおそくとも年内にはできるということを言っておりますが、たとえば名古屋市、南陽町、海部郡特に鍋田の干拓、ああいう湛水地域について応急復旧を年内に済ますということは、具体的には湛水の排除はいつまでには必ず完了させるということですか。また、復旧というのはどの程度のことをさして年内完了といっているのか、具体的にお示し願いたい。
【次の発言】 今の御説明では衣ケ浦は大体十一月締め切る、碧南は十二月いっぱいかかる、それから海部郡長島あるいは木曾川のそれの方は不明確な部分が多い、結局十二月いっぱいでこの海部郡南部の仮締め切りが必ずできますか。


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 農林水産委員会 第4号(1959/11/10、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 畜産専業者というのと、今お話しになったような家畜、家禽購入をしたい一般農業者と、どういうところに区別があるんですか。
【次の発言】 従来同じような範疇に入らない畜産業者がたくさんある、これは何というのです、従来は農業家といっているんですか、何なんですか。従来ともに系統資金やなにかの借り入れをやるとか、一般農家という形で見られておる向きですか、そういうのは。
【次の発言】 そうすると三十万、五十万の縦割りをつけたのはどういうわけなんですか。他に農家経営上多角的な経営をやっておっても、畜産専業者同等あるいは同等以上に家畜、家禽を持っているのがおるかもしらぬ。

第33回国会 農林水産委員会 第5号(1959/11/12、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 さっき水産庁側の態度としては、連絡があった後に、公海の航行あるいは漁撈の権利の自由があるから、従って、各漁船に対しては制限する気持がないし、水産庁としては外務省を通じてこの種の演習は望ましくない、やめてもらいたい、こういう演習区域は。そういう申し出をしておるということですが、その態度は、さっきからの質問の経過から見ると変らないということで了承してよろしゅうございますか。
【次の発言】 このことは農林大臣も承認しておりますか。
【次の発言】 外務省アジア局の方には、その通り水産庁の態度が伝えられておりますか。
【次の発言】 外務省としては、それを外交的な配慮からその通りやはり外……

第33回国会 農林水産委員会 第6号(1959/11/13、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 さっきそちらの委員でお尋ねしたこの法律の適用される対象は、被害激甚地という、今問題になっている地域指定とは何ら関係なしに実施せられるものである、こういう御答弁のようでしたが、その通りですか。
【次の発言】 そうすると、全体として、七月、八月、九月の災害地域において、この法律の適用からはずれるような市町村の部分と、適用される部分とでは何割くらいになるんですか。
【次の発言】 そこで、今ついているこの法律の適用による予算ですな、事業費は大体幾らの見込みで、そうして補助助成の国庫から出る金は幾らというふうになっているんですか。

第33回国会 農林水産委員会 第7号(1959/11/17、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 時間がありませんから簡単にお尋ねいたしますが、全国で建物共済をやっている連合会はもう全部だろうと思うんですが、それは全農家戸数の何ぼ入っておるか。
【次の発言】 六百万のうちの二百万。
【次の発言】 それでこの共済の条件ですか、どういう場合ということでは風水害、火災、地震も入りますか。
【次の発言】 それらの条件で保険金額に対する掛金率が違いますか、選択して入るのですか。
【次の発言】 それで全国連合会は一律ですか。
【次の発言】 風水害等の場合、各県によって掛金額が違っても、最高保険金額は同じというような場合がありますか、ありませんか。

第33回国会 農林水産委員会 第12号(1959/12/11、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 農林大臣ないしは政務次官の御出席は予定されておりますか。
【次の発言】 じゃ、政務次官に至急御出席を願うように御手配願うこととし、それまでの間、農林経済局長に、たった一言でお尋ねしたい。当委員会は、通運事業運賃料金のみならず、公共割引その他一切の運賃料金の関係等について、運輸省あるいは国鉄当局に、再三各般の要請をして参ったのでありますが、当面の所管官庁たる農林省においては、運輸省並びに国鉄当局と、この種のことについてどういう正式な交渉を始め、また、その間どういう話の行き来があって今の時点に至ってきておるのか、詳細に御説明を願いたい。また、農林省の確定しておる方針があるならば、……

第33回国会 農林水産委員会 第14号(1959/12/17、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 いろいろ論議に入る前に、どうもけさからこの委員会の様子を見ておりますと、質問があるなら質問せいというような態度で、何ら政府の方は積極的に、この十八万円でどうしても売り渡さなくちゃならぬ、そのことによって将来の見通しはこうなるのだ、大丈夫なんだ、これは繭糸価格の安定に資することについては政府は責任を持つ、現状はかようなんだという、積極的な説明が何らない。補足説明といいながら、局長の言っていることは、全く事務的な、聞いても聞かぬでもいいようなことを答弁しているという程度のものなんです。この法律案はどうなってもいいのですか。もう少し熱意を持って、親切に御答弁を願いたいと思うのです。……

第33回国会 農林水産委員会 第15号(1959/12/18、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 前に提案理由の御説明を伺っておりましたが、昨日、内容とする一俵十八万円売り渡しの建前が現況市況によって変更になるやも知れぬという補足説明があったわけです。しかし、この補足説明を文書で求める前の段階で大臣の御答弁を見ますと、十八万円の建前はとり得ない。時価ではっきり売り渡すのだということが断言されております。そこで、重ねて質問したいのでございますが、昨日も申し上げましたが、承りました提案理由の説明におきましては、「この時価売り渡しについては、市場に不安感を与えないため売り渡しのルールを定めることとし、本年三月繭糸価格安定審議会の議を経て、申し込みに応じて十八万円で売り渡すことと……

第33回国会 農林水産委員会 第16号(1959/12/21、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 肥田さんにお尋ねしますが、直接、この法案から離れるかと思いますが、あなたの方でおやりになっておる商売の御関係から、海外市況の点から見まして、日本の生糸の相場はどの程度のところが一番輸出の伸びがある、今後においてもそういう意味で、どの程度のところに安定させることが海外市場の関係からいえば好ましいというふうにお考えになっておられるのですか。
【次の発言】 商売柄わからない方がいいわけでしょうが、近藤さんも、安田さんも共通しておっしゃっておられることは、安定法の五万俵は、わずかずつ、たとえば月五千俵なら五千俵程度売る、そして二、三万程度のそれは翌年度へ残すのがいい、こういうことを言……

第33回国会 農林水産委員会 第17号(1959/12/22、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 議事進行。お客様を前に置いて言うのははなはだ恐縮ですが、さきの前段の日程のうち、午後委員会をスムーズにやるかいなかについては、わが党として保留しておきます。理事会において相談さしていただくということは、昨晩の外務委員会におけるああいう態度がある限り、農林委員会においても和気あいあいやってきていながら、どたんばになればまたああいうことをやるということが予測される限りでは、あまり和気あいあい委員会をやるわけにはいかないというふうな声が党内に強いいわけでして、外務委員会の方のそれを午前中どういうふうに話をつけるか、それによっては協力もいたしますし、また反撥もするということはやむない……

第33回国会 農林水産委員会 第19号(1959/12/24、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 石橋証人に伺いますが、先般の参考人として御出席になって以後、当委員会が証人として呼ぶということをきあたのですが、その年実がわかったのは、あなたの方はいつごろですか。
【次の発言】 小島証人はどうですか。
【次の発言】 御両人がそういうことを伺ってから、当委員会に出るにあたっていろいろと御相談等もなさったろうと思うのですが、あるいは取引所の理事会の理事諸君等、いろいろ関係者の方々と御相談をなさいましたか。
【次の発言】 小島証人、どうですか。
【次の発言】 それから、証人喚問を受けるということがわかって以後、ここに御出席になるまでの間に、当該関係の議員の方等にお会いになったこと……

第33回国会 農林水産委員会 第20号(1959/12/25、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 討論の段階における手続上の問題から、本案に対しましては、同僚委員の清澤君から反対討論のあった趣旨の通りでございますが、こうして見ますと、多数党の支持を得てこの原案が成立する可能性が大である。従って、私は本案が葬り去られることを期待するのでありますが、討論の手続としましては、ただいま通過されまして、この法案が実施に移るにあたって、運用について、櫻井君から提案されました各会派共同作成になる付帯決議案に対して賛成の意見を述べておき、政府にも善処を促したいと思うのでございます。衆議院におきまして、本案成立に関し決議がなされております。その決議には、繭糸価格安定審議会を開いて意見を聞い……

第33回国会 農林水産委員会 第21号(1959/12/26、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 まあ私もその点を聞きたいと思ったのですが、助成することができるということであっても、金がなければできない、こういう状態になるわけなんで、どれくらいの予算措置をもってやろうとしているのか、初年度は大したことがないとしても、将来にわたってはどういうことまで構想を持っておられるのかお伺いしたい。  第二としましては、都道府県において私、しろらとでわからぬのですが、種鶏業なり孵化業なりの盛んの県は相当の準備はあるでしょらけれども、都道府県の事務にかかわるもので考えると、登録の事務とか、あるいは業者の施設、業態の立ち入り検査とか、標準鶏の検定とか各般の指導行政、あるいはまた農林省との連……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 農林水産委員会 第4号(1960/02/11、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 もう時間がありませんから、系統的な質問は他日に譲ります。一人ずつ、一問ずつ。先に調査部の方ですが、新規や拡充の調査で、事務量がふえていますが、定員の問題はどういうことになっているか。
【次の発言】 農地局長に尋ねます。一般県営灌漑排水事業、ここの文章に書いてあるのでは「早期完成を目途として残事業を七カ年以内に完了せしめる」とありますね。残事業というのは着手されている事業の残事業ですね。そうすると、三十四年度に新規着工したものは今後七カ年まではかかってもいいと、逆にいえばね、そういうことになるようなんですが、結局、合計では八カ年でですね、八カ年で県営のそれをやろうというようなこ……

第34回国会 農林水産委員会 第8号(1960/02/23、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 簡単にお尋ねします。まず第一点は、今の団体営にもからむ問題でありますが、予算で見ますと、この農業土木事業総体としてはふえておるということですが、水系開発の面で県営事業分が特段と飛び離れて、今後において十七年くらいの残事業量を持っておるということになっておりますが、これは十七地区でこういう状態ですが、これは国営の方との関係はどういうことになっているのですか。それからこれは団体営の土地改良事業とはどういう関係になっているのですか。その残事業についてもう少し局長から説明をいただいて、大臣にお考えをただしたい。
【次の発言】 そうすると、財源がふえてくるにしましても、限られた財源です……

第34回国会 農林水産委員会 第26号(1960/04/19、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 ただいま委員長のお話しになりました乳価の問題というのですか、これは、ジャージーの問題についてでありますので、一応ジャージーについていろいろな点を、時間がありませんけれども、お尋ねしたいと思います。  このジャージーを最近入れておるのは、ニュージーランドの方から入ってきているようですが、現在日本にどの程度のジャージーが入ってきておるのか、そうしてまた、それを入れる仕組みはどういう仕組みで入れてきておるのか、それが農家に手渡される場合には、どういう貸借の関係で手渡されているのか、その手続等の点も、簡単でよろしゅうございますから、お知らせ願いたい。

第34回国会 農林水産委員会 第29号(1960/04/28、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 今後機械開墾とかいうようなことでパイロット・フアーム式の開墾建設事業というようなものは、過去の反省から相当いいものになると思われるので、その点は今問題ではないのですが、既入植者についてあとでもお尋ねしたいのですが、さっき同僚委員から質問があったので、関連してお尋ねしますが、たとえば私の岩手県で例をとると、盛岡近郷に岩手山麓の開拓地帯がずっとある。ここには戦後の縁故入植、満州引揚者の入植等が行なわれ、それに近農の増反入植、これがあったわけであります。ところが、現状においては集団的に入植したのではない、個々の集団の意思を持たない入植者はほとんど転落一歩寸前にある。そしてそれは奥さ……

第34回国会 農林水産委員会 第30号(1960/05/10、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 さっきからのお話を伺って御苦労のほどはよくわかるのですが、長官もおっしゃる通り時期が切迫しておる。そうして煮詰まったところは操業禁止区域と漁獲量の問題、うらはらの関係で何らかの形をとるという段階にあると思う。どういうのですか、今根拠地に集結してスタートを待っておる漁船規模は、何万トンの漁獲を予定して許可を受けて待機しておるのですか。
【次の発言】 それが八万五千トンが最低のぎりぎりの線で採算に乗ると申しますか、ベースに乗るという程度の規模ですか、今準備されておる漁船は。
【次の発言】 これは非常に奇怪な話を聞くのですね。その程度のことなら、八万五千トンほしいという強硬な要求の……


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第35回国会(1960/07/18〜1960/07/22)

第35回国会 農林水産委員会 第閉会後2号(1960/08/10、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 今の質疑の過程から二つをお伺いしたいのです。一つは、開拓三法が通った、審議会で今後抜本的な対策を講ずる、その点はよくわかるけれども、非常に民主的なような言い回しで、審議会の御意見を御意見をと言いつつ、農林当局自身の施策はどこにあるのか、あれだけ開拓三法で論議した過程から、来年度予算要求は今各省で練っておる。練っておるのに、その方はその方として、審議会を九月ごろから始めてそれで十分御意見を尊重してというようなそんな態度が私おかしいと思う。わかりきっておることがある。根本的にこうした方がいいというふうに、基本問題として幾つかはただやるかやらぬかという問題にかかっておる問題なわけだ……

第35回国会 農林水産委員会 第閉会後3号(1960/09/07、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 伊東局長お見えになっておるけれども、ちょっとこの間、地方へ行って聞いたことで、大臣のお考えをお聞きしたい。それは、ある県のあるダムの建設等の、国営開墾で畑作を水田に転換するということの陳情があったのに、農林当局は、これは伊東局長は、農林漁業基本問題調査会等の意見もあり、四千五百町歩の水田開発、それは望ましくない、ということで押えられたということだった。そしてそれは技術的な問題やあるいは経済効果の問題や、いろいろの理由があってそういう考えであるというならわかるけれども、基本問題調査会のその中間的な意向というものによって、全国的な水田の経営規模を現状で押えていくという基本的な問題……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 地方行政委員会 第3号(1961/02/21、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 ちょっと関連。この遊興飲食税について質問があったので関連してお尋ねしたいのですが、それは二点。第一は、建前として、先ほど御説明のあったように、国と地方を通ずる三十六年度の財政計画があって、予算が確定して国会に出ておる。それで地方財政としても、減税分というのは一応もう予算策定の経過においてきまっておる。それが党との間に、政党内閣の建前だから、党との間に今日の段階でこの遊興飲食税の減税の総額が狂うような疑義が起こって、政調で審議しておるということは、建前としておかしい。そうでなくて、もしも業者団体があり、あるいは国民の要望があるなら、政府自身立法府に法律案等はその計画に基づいて出……

第38回国会 地方行政委員会 第19号(1961/04/27、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 私はこの法案を見たら、賛成者になっておる。それで私の質問したいのは、自信を持って賛成もしたいという意味で――法律上の解釈は私しろうとでわかりませんから、この点ちょっと伺っておきます。  一つは、第一条の規定による「酩酊者」というのは、この法律ではっきりしましたが、警職法等にあります泥酔者というのは、文章表現をしますと、どういうものが泥酔者といわれるのですか。これは刑事局長に法務省の関係でお伺いしたいのです。
【次の発言】 そうすると、このカッコの中にあります「正常な行為ができないおそれのある状態」で、正常な行為ができない状態に立ち至る以前の状態です、これは。ですから、これは正……

第38回国会 地方行政委員会 第27号(1961/06/06、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 ちょっと資料を要求しておきたいのですがね。その前に飛び出しナイフを制限したその後、飛び出しナイフによる恐喝あるいは殺傷、こういう事件の件数を調査されたものがあるならお知らせ願いたい。
【次の発言】 ついておりますか。あればよろしい。


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 地方行政委員会 第閉会後1号(1961/11/01、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 本日、私、警察庁当局にお尋ねしたい点は、文教委員会等でも騒がれましたが、全国的に文部省が企図した学力テストというものが先般実施せられましたが、その中で特に顕著な事例として、福岡県あるいは岩手県のような事態が起こったのでありますが、それに対して、警察当局が直ちに大観模な捜索を行なったのであります。それで、その捜索が全国的にいろいろな影響を与えるものですから、私、当委員会として取り上げて、警察当局の見解もただしておきたいと存じたのであります。そこで、どういう犯罪の容疑で強制捜査が行なわれるに至ったか、その点を明らかにしていただいて、順次同僚委員によって質問したいと存じます。

第39回国会 地方行政委員会 第9号(1961/10/30、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 ですから、ざっくばらんに言うと、私は松永さんや鈴木委員がおっしゃるように、そういう意図を持つ強力な基本法としての考え方でないのだ、この法案は。逆に言えば、この字づらで見たとおり、今の各省ばらばらのものをどこかで調整するために、法的に何かの措置をもったところに、各省庁から委員としてその長を集めて調整するだけのことなんだというふうに、逆に私はそう思う、ざっくばらんに。ただ問題は、さきに内閣総理大臣が防災の基本方針を諮問する。それは案を示して諮問するのですか。それとも案なしにこれは作れというふうに諮問するのですか。その場合には、その基本方針は省庁が作るものではないから、だれが作るの……

第39回国会 地方行政委員会 第10号(1961/10/31、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 討論に入ります前に、昨日私の質疑中、消防庁長官という高い地位について誤解を受けるような発言が幾多あったやに記憶するのでありまして、これは委員会の権威のために、まことに相済まぬことであると存じますので、委員長におかれて速記録をお調べの上、善処していただくよう、その部分については全書取り消したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
【次の発言】 八五四号の財政関係、この点につきましては、地方公共団体いずれも困っておる状況だと思いますので、行政管理庁等から総括的に批判が出ているわけですが、これらについては、早急に関係各省で研究してやっていける、行政運用でやっていけるということ……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1962/03/01、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 宇宙開発の問題についてですが、審議会もまあやっておられるようですが、最近大臣が所信を表明したようなことが新聞に出ておりましたが、具体的に内容とされる目標や――それについて、もう少しお尋ねしておきたいと思うんです。
【次の発言】 それでさっきも委員会が始まらぬ前に南極の調査の問題で雑談したんですが、南極の問題、あれは学術会議の発想で文部省が所管してやっておる。ところが技術庁ができて、そして所信表明の各所にもあるのですが、総合的に科学技術の推進をはかるような基本理念を持って進もうということなんで、それでまあこの宇宙開発の問題をお尋ねしたわけです。ところが今の大臣の御説明にもあると……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1962/03/22、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 関連して。今科学技術庁長官としての答弁としては、この研究所の設置個所についてはなかなか扱いかねる面もあるので、原子力委員会に預けてあるという……。
【次の発言】 検討をさせておる。検討をする長は三木原子力委員長ですね。それであなたが複数の原子力委員会にそれを預けている。それもいいでしょうが、これをおきめになるのはどこです。
【次の発言】 それで私も質問したいと思っておったんですが、この研究所に増員する理事は、これは原子力委員会の意見を聞いて内閣総理大臣がきめるわけですね。ですから、この理事の増員は、研究所の所長として当てるんだということは、原子力委員会のほうから出てきて、今政……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1962/03/29、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 予備審査いたします原子力委員会設置法の一部を改正する法律案に関連して、現行の法律についてちょっとお尋ねしたいのですが、これは大臣よりも事務当局に承りたい。第一条では「総理府に原子力委員会を置く。」ということになっておりますが、実態としては、原子力委員会の長は技術庁長官であるということですか。
【次の発言】 それはどの法律にあるのですか。
【次の発言】 だからそのことはわかったが、技術庁長官が原子力委員会を所管するということはどこに記載されているのですか。法文では総理府に置くわけですが、技術庁も総理府に置いてあるんでしょう。

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1962/04/24、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 関連して。先般もこの点伺ったんですが、今のお話ですと、原子力放射能課が恒常的に働き出す。そういう建前になると、内閣にある本部は解消されるものと思われる。がしかし、それは臨時的なものとして、期限は切っていないのであるから、今のところはわらぬと、こういうことなんですが、原子力委員会は対策の基本、ほんとうにもう純粋な基本的な問題だけを決定するわけですね。で、具体的なそれに基づく対策を立て、あるいはこれを実施面に移すということになれば、原子力委員会のその決定を受けて、それを担当する事務当局としては放射能課であろうと思うんですが、しかしそれを各省にばらまいて、そしてしかも調整をとってい……

第40回国会 地方行政委員会 第21号(1962/04/05、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 きょう委員会に出席して、初めてこの法案を見て不勉強なんですが、ただ、この法案を前向きの姿勢で出されたということについては、私めったにほめませんけれども、非常に賛意を表します。ただ、提案理由の説明その他からお尋ねしたいのですが、この法案は辺地を持つ市町村の行政水準を上げるということにねらいがあるのか、その市町村の住民の生活水準を上げる、あるいは生活環境を整備する、そういうところにねらいがあるのかはっきりしないので、この点お伺いしたい。
【次の発言】 この提案理由の説明で伺うと、電灯であるとか飲料水に事欠くとか、こういうような点が書かれておって、生活文化水準を上げるんだ、こういう……

第40回国会 地方行政委員会 第24号(1962/04/17、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 今の大臣の答弁に関連して。この問題は今の法案の問題とは直接関係がありませんが、あなたは男女が勤務上差があってはならないものとお考えになっておる。非常にまあ最高行政の責任者として敬意を表するにやぶさかでない、非常に歓迎するところです。これはまた、そうあるべきものと確信します。ただ、あなたがおっしゃるとおり、現実には陰に陽に退職勧奨等によって女子の教員をいち早く四十才なり四十五才程度でやめさせることの動きがある。これは文部大臣の知ったことではない、教育委員会のやることではある。しかし、義務教育費国庫負担法の建前からいえば、国費に非常に影響があるものですから、ややもすると、文部省自……

第40回国会 地方行政委員会 第26号(1962/04/20、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 時間も迫っていますから、私は、共済組合の建前について二、三お尋ねしたいのです。ある組合は使用される側のほうで四五%なり幾らかの掛金額がきめられている。一方使用者側のほうが五六%なり、等を基準にして掛金の負担をすることがきめられている。そこで、使用者側として五六%なり五五%なりの掛金を負担しなければならないという根拠はどこにあるのですか。
【次の発言】 私の聞いておるのは、国の持っている五五%でも地方の持つ五五%でもパーセントはいかようでもいいが、使用者と使用される側でお互いに金を出し合う、持ち合うという、そういう建前の根拠は何かと聞いているのです。

第40回国会 農林水産委員会 第4号(1962/02/06、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 少し委員会を離れておりましたので、一般的な質問をしたいのですが、この暫定法による一般規定と、特例法となって次々と特例的なものが同じ法律の中に出てきますね。それで私全然数字的なことはわからんで質問するんですが、災害の特定された激甚地で、しかも事業費が政令で定める一定以上の額であれば補助率が高い、激甚でないときには、事業費は相当額政令基準に合っておっても、一般的な規定の適用しか受けられない、こういうふうなことになっておるわけですか。
【次の発言】 そうすると、旧市町村別に地域的には小範囲であっても、五万円以上のそれに当たるところは激甚地の政令指定が行なわれる、こういうことですか。

第40回国会 農林水産委員会 第5号(1962/02/08、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 ちょっとそれに関連して。大臣に対する質問ではございませんけれども、大臣御就任以来、いろいろな構想をあらゆる紙上、紙面で御発表になっておられる。最近も資本農業でなくちゃならんというようなことをおっしゃっておられる。で一貫してですね、大臣のお考えというものはどういうふうに動いてきておるのか、見きわめがつかん。一々これは質問しておってもしようのないことで、参考までにですね、農林省の官房あたりで農林大臣談話集なりなんとかというむのを、一つ年月日の順序を追うて資料として作られてわれわれに配付をし、熟読含味をさせていただいて、一体どういう点に力点があるのかということを把握できる資料にさせ……

第40回国会 農林水産委員会 第6号(1962/02/13、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 議事進行です。政務次官お見えになっているので、理事会でもお話し合いになっているかとも思うのですが、ちょっとお尋ねしたいことは、どんどん法律案が予備審査でこっちへ、当委員会にかけるようですが、衆議院のほうの本審査と参議院のほうの予備審査といろいろ勘案して、この国会は会期延長等が自由に行なわれない国会のようですが、農林省から出そうとする法案の全体の計画の中で参議院先議にする法案はない。全部衆議院先議で、この農林関係の法律案を消化するというお考えなのですか。この予備審査、本審査の関係で、衆参両院どういうふうに振り当てて農林関係の法律案を出すのですか。補足的に申しますが、私たちとして……

第40回国会 農林水産委員会 第7号(1962/02/16、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 質問に入る前に委員長にお願いですが、三十分と限定されては、この膨大な報告書の質疑はおよそ不可能なんで、機会を見て順次やっていただけるという意味でこの際は三十分と、こういうふうに了承しますが、そのとおりでございますか。
【次の発言】 唐突な質問ですが、農業の動向に関する年次報告を読んでみまして、まだ本格的に実施に、移されておらない農業基本法それ自身について検討を要するというような、そういう検討の仕方は農林当局ではやっておらないのでございますか。
【次の発言】 あとで機会がある際にこまかく御質問しなければいかぬので、本日は乱暴粗雑な質問になると思うのですが、三十六年度の報告で見て……

第40回国会 農林水産委員会 第11号(1962/03/01、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 これきょう審査するということにきめたのかい。
【次の発言】 補足説明のことだから、補足説明してもらいたいのだがね。これは政務次官にお聞きするほうがいいと思うのですがね。あの、競馬法の一部を改正する法律案となっていますが、一部というのは、大部ではないのだね。ところが、この法案を見るというと、全面的な新しい法案ですね。この新旧対照の条文によるというと、もう旧文はほとんど削除、そうして新しく条文につけ加えられている点は膨大なものです。これは、なぜ新競馬法なり何なりで出さなかったのか。何でこういう必要があるのか。どういうことなんです。それでなかったら、競馬法の大部を改正する法律案なり……

第40回国会 農林水産委員会 第12号(1962/03/02、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 関連して。今お答えの方にお尋ねしますがね。あなたのほうで調査しているのは、どういう責任で調査しているのですか。
【次の発言】 そうしますと、あなたのほうの調査並びに鑑定を依頼したりして出てきた結論、これは政府側の結論ということになるわけですか。という意味は、伊東さんのほうにお尋ねしますがね、この種の問題は、水産庁としてはどういう責任と権限があるのですか。あるいは千葉県のほうは水産部になっておりますか、水産課になっておりますかわかりませんが、このほうはどういう責任と権限があるか。
【次の発言】 それじゃもう一度伊東ざんにお尋ねしますが、水産庁としては、今いろいろ問題になっておる……

第40回国会 農林水産委員会 第14号(1962/03/08、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 さっきの質問のお答えで、まあ精密な調査をすればどうなるかわからぬが、大体開墾地八十七万というふうに考えておられるというのですが、それも内訳にすれば畑地水田等にできるものと、草地でいくというものと分けるのですか、そうでなくて少なくとも畑作可能地八十七万というのですか。
【次の発言】 草地の可能性は見込みとしては概算どれくらい考えられるものですか。
【次の発言】 それから過去五年間くらいのつぶれ地はどのくらいになっておりますか。
【次の発言】 そうすると、五年ぐらいで八万五千町ぐらい見られるということになるのですか。まあ、そのつぶれ地と新規に造成される開墾地の関係とはどういうこと……

第40回国会 農林水産委員会 第17号(1962/03/20、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 わからないという立場から長官にお尋ねするのですが、この前同僚議員の質疑の過程で基本問題調査会の答申は非常にむずかしくて今後の検討をすべき問題で、あとに残されるのだというふうな御発言があったが、何かで見ると、この森林法の改正のために調査と申しますか、取り組んだのが去年の八月ごろからだということですが、基本問題調査会は一昨年の秋に方針を出しておるのですね。そうすると、われわれふしぎに思うことは、基本問題調査会にその答申を待つべく諮問したものは当局であって、そしてその道に通じておる林野庁の関係諸君も、この討議の中にはさまざまな形で入っておるから、この答申の形式が出たわけでしょう。そ……

第40回国会 農林水産委員会 第18号(1962/03/22、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 本案に出ています全国計画も地方計画も「政令で定めるところにより、」とありますね。その本文はまことに概括的な表現であるわけなんですから、政令を見せていただきたい。見出しはあるけれども、第四条が全国計画のあれですね、農林大臣のほうの……。それから地域森林計画、第五条ですね。この四条、五条の政令を見せていただきたい。
【次の発言】 ですから第四条の第一項の政令というのは、「林産物の需給等に関する長期の見通しの期間及び全国森林計画をたてるについて準拠すべき原則を規定する見込み。」と、こうある。だからその長期の見通しの期間、内容、あるいは全国森林計画を立てるについて準拠すべき原則、内容……

第40回国会 農林水産委員会 第19号(1962/03/23、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 関連して。この造林事業の融資の問題ですが、これはやはり附帯決議にある拡大ということは、造林事業の融資の拡大ということを意味しておるという受け取り方をしていますか。
【次の発言】 それで融資のワクが不足をして繰り越しなり翌年度回しなりその他しているというお話を承っておるのですが、三十三億六千万円ということば十分要求に応じ得る金額として見込んだ金額ですか。
【次の発言】 三十三億六千万円というものの融資ワクは、内訳は見込みとして大規模な造林事業とか、農家における小規模なものとか、そういうものを内訳で考えれば、大体大筋はどういう金額になりますか。

第40回国会 農林水産委員会 第20号(1962/03/27、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 まだ質問の答弁が残っているようですがあわせ答弁してもらいたいのですが、あなたの今おっしゃっているのには、採取の方法においても不十分な点があったようである、今後においてよく指導したいというような意味の御答弁でしたが、それは今後指導してはっきりしたものが出せるまでの捜査はやり得るというのですか。もう今回はだめだ、今後何か起こったときは、今度はしっかりやるということなんですか。もう少しはっきりして下さい。
【次の発言】 何言っているのだ。油の量が少ないから鑑定が十分にできなかった、わからない、多分そういうことなんでしょう。それで今後しっかりやるように指導する。いつ鑑定の結果が出たの……

第40回国会 農林水産委員会 第32号(1962/04/24、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 あとで私も内容に立ち入って質問したいのですが、関連して今の政務次官の御答弁に関してだけちょっとお尋ねしたい。要するに、こういう公団経営をやってきても、これは不始末とみなさない、他にやむなき原因があったものとして理事者の進退については省内で議論はなかった、そして新たに理事を追加すれば、この部分は解消できる、こういうお考えだったのですか。
【次の発言】 この公団は全部世銀等外資を入れている借入金で運営する公団で、借り入れの保証なり担保は国が出しているのではないのですか。公団でやっているのですか。
【次の発言】 国としては、その支払いは国が支払うもの、税金から支払うものと考えておっ……

第40回国会 農林水産委員会 第33号(1962/04/26、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 最後に回ったので時間がないようですが、一つ委員長、弾力性を持たれてお願いしますし、大臣もまたすわったままで時間がないからぽんぽんとお答え願います。絶対私怒りませんから……。  それで六つ伺いたいのです。一つはまず今回訪ソせられるということ非常に困難な情勢の中で取りきめを得るためにわざわざ訪ソされるということは、まことに御苦労でありますし、われわれとしましても満腔の敬意を表します。それで先般の閣議了解とかで、出先から請訓を仰ぐことなしに河野農林大臣に取りきめの一切が一任せられるというやの取りきめであったようでありますが、そうであればあるほど、大臣の職責まことに重大だと思います。……

第40回国会 農林水産委員会 第34号(1962/04/27、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 ちょっと関連して。それにつけ加えて、合名会社なり有限会社なり、そういう会社のほうは、会社法人ですからいかなることでも定款できめればできる。それで同じ農業協同組合法で作られている法人は制限される、こう認識していいわけですね。
【次の発言】 会社を農地法の、今ここに示された点で、その事業内容を制限しておるし、制限できるというのですか。
【次の発言】 これに限られていることと条項できめられているその条項の読み方というものは、農協法で示された組合法人には、それは強制できるでしょうが、一たん出発してしまった会社に強制できますか。何も解釈が一義的にきまっていないですからね。その辺はどうで……

第40回国会 農林水産委員会 第37号(1962/05/04、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 野党側の理事との間には取りきめをしておらぬ。むろん聞いたこともないことですから、安田君は取りきめしなかったのは当然のことと思うのですが、先ほどの理事会のお話を聞くところによると、進行上について何か本日中に質疑を打ち切りたいような意向が委員長かどなたからか表明されたということを聞いたので、私はなはだ失礼でありましたが、安田理事を難詰したのです。少なくともこれだけの重要法案を審議する過程において、関係参考人を呼んで問題点について意見を聞くことを、そういうような審議を尽くすということを理事諸君が協議しないで、そしてきょう中に質疑を打ち切ってしまえ、未熟の問にそういうようなことをおや……

第40回国会 文教委員会 第11号(1962/03/29、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 文部大臣にお尋ねしたいんですが、六・三制における小・中・高、その上の大学までの学校教育制度の中で、こういう近年の状況を追うて見ますと、高等学校というのは、いわゆる高等普通教育と言われておりますが、現在、国民として高等学校教育を希望するという側が非常に多いわけですが、これが試験制度で選抜せられて、一定以上の者しか高等普通教育は受けさせない、あとは他に職を求め、それぞれの社会生活を営む、こういうような形になっておるんですが、大臣の遠大な理想からいえば、現状以後における高等普通教育というものは国民の前にどうあったらいいか、これもお考えの点があったら所見を承っておきたい。

第40回国会 文教委員会 第12号(1962/03/31、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 私も簡単に大臣に、何か決議が出るらしいので御所見を承りたいと思います。  今の質疑の過程を承っておると、文部省として、まあ従来かつてないようないろいろな前向きの御努力が願えることは、これは日本の少年、児童にとって非常にしあわせなことだと考えます。ところが養護教諭の場合についても、一つの計画の最終的に仕上がる時期というものは、小学校では十二学級、中学校では十学級、そうなれば、小学の定員から考えると六百名内外を一人の養護教諭が扱って、健康管理から保健教育からやるんだということです。ですから、これについてはやはり文部当局としてはそれで十分だというふうには考えられないだろうと思います……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 地方行政、法務委員会連合審査会 第1号(1961/02/07、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 議事進行。国会法に基づく国政調査でこの連合審査をやっているのですが、私、本日発言する機会がありません。それで、同僚委員の発言によって調査がスムーズに進むことを期待しておるものであります。しかるに、どうも私不快に感じますことは、警察制度の問題、責任の問題等については警察行政の中立性を言い、また、政府と責任関係において独立しておると言っておりながら、その質疑の過程を見ますと、警察当局も何か政府なり、野党なりの立場に立って攻防戦でも展開しているような、そういう気持で防戦これ努めるというような態度に見える。国政調査でございますから、総理大臣が任命しておる警察庁長官以下の政府委員とか説……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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