このページでは片柳真吉参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。
○片柳眞吉君 只今議題となりました衆議院提出、農業災害補償法の臨時特例に関する法律案につきまして、農林委員会における審議の経過及び結果を御報告いたします。 去る五月二十六日、内閣から農業災害補償法の一部を改正する法律案が衆議院に提出せられ、同時に当院に予備審査のため送付せられ、農林委員会に付託せられております。然るところ、衆議院におきましては、右の内閣提出の改正法律案は、一応その審査を留保いたしまして、別に、農業災害補償制度の根本的改革に関する検討とは一応切り離し、本年四月中旬から五月上旬に亘りまする今回の凍霜害対策の一環として、直接関係ある昭和二十八年産の麦及び蚕繭について臨時特例を設け、……
○片柳眞吉君 只今議題となりました市町村農業委員会の委員及び都道府県農業委員会の委員の任期延長に関する法律案につきまして、農林委員会におきまする審査の経過及び結果を御報告申上げます。 本法律案の内容は、市町村農業委員会及び都道府県農業委員会の委員の任期は、それぞれ来たる七月十九日及び八月二十日に満了することになつておりまして、任期満了前三十日以内に選挙を行わなければならないのでありますが、目下別途提案されております農業委員会法の一部を改正する法律案によつて農業委員会制度の改正が審議せられておりまするので、その帰趨がきまるまで「この際、取りあえず右の任期をそれぞれ六カ月延長せんとするものであり……
○片柳眞吉君 只今議題となりました農産物検査法の一部を改正する法律案につきまして、農林委員会におきまする審査の経過及び結果を御報告申上げます。 本法律案は、農産物の検査を農産物取引の実態に即応せしめ、特に昨年六月麦類の統制廃止後において、麦類の取引事情に格段の変化を見、麦類は国の検査を受けなければならないことになつているにかかわらず、一部には未検査のままの取引が行なわれておりますので、かような事態に対処いたしまするだめと、更に今次の雨水害対策の一環といたしまして、麦類検査の規格の緩和を図り、政府において可及的に買入れしようとする趣旨から提出されたのでありまして、これが骨子は大要次の四点であり……
○片柳眞吉君 只今議題となりました農業災害補償法の一部を改正する法律案につきまして、農林委員会におきまする審査の経過及び結果を御報告いたします。 本法律案は農業災害補償制度実施五カ年の経験に徴し、制度の円滑な運営に資せんとする趣旨を以て提案されたものでありまして、その骨子といたしますところは、先に成立いたしました農業災害補償法の臨時特例に関する法律と類似重複するものがありまするが、大要次のごとくであります。 第一は、農作物共済及び蚕繭共済について共済掛金の国庫負担を増額して農家負担を軽減せんとするものでありまして、即ち、従来、通常共済掛金標準率が全国を通じて最低となる県の通常共済掛金標準率……
○片柳眞吉君 只今、議題となりました農業災害補償法の一部を改正する法律案両院協議会成案につきまして、両院協議会の協議の経過並びに結果について御報告申上げます。 協議会は、去る七月二十三日及び二十四日の両日に亘つて開かれまして、その間、慎重且つ熱心に協議が行われたのであります。先ず七月二十三日衆議院側を代表いたしまして金子與重郎君から、衆議院が両院協議会を求めるに至つた理由について説明が行われたのであります。即ちその理由を要約いたしますと、「衆議院において政府原案にある農業共済団体の役員の責任の明確化に関する規定を削除いたしました理由は、現行農業災害補償制度の従来の経緯を思い、その今後を考える……
○片柳眞吉君 只今議題となりました衆議院議員平野三郎君ほか十六名の提出にかかる農業機械化促進法案について、農林委員会における審査の経過及び結果を報告いたします。 本法律案は、我が国の農業は生産手段の高度化において立ち遅れ、今なお多くの農民は苛酷な労働の下に耕作を続け、そのため生産増強の限界が低く、経営並びに生活の改善も期待しがたい状況にあるのであるが、併しながら最近農民の間に農業機械化に対する意欲が高まつて来たので、このときにおいて優良な農機具を急速に普及して、農業機械化の進展を助長し、以て農業生産力の増進と農業経営の改善に寄与せんとする趣旨を以て提出されたものでありまして、 その内容は、……
○片柳眞吉君 只今議題となりました農産物価格安定法案につきまして、農林委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。 本法律案は、農産物価格の推移を見るに、生産者が零細多数の農家であり、且つ農産物の特性上、出廻り期が一時期に集中し、又需要の変化に即応して生産を調節することが困難であること等の事情によつて、季節により、又、年により、相当な価格の変動を示して、正常な価格水準からも低落するものが起つて、農業生産を不安定にすると共に、農家経済にも影響を与え、延いてはこれら農産物の需要者及び関連産業に対しても累を及ぼす虞れがあつて、農産物価格安定制度を確立することは喫緊の要務であるという趣旨に基……
○片柳眞吉君 只今議題となりました農林関係三法案につきまして、農林委員会におきまする審査の経過及び結果を報告いたします。 先ず農林漁業組合連合会整備促進法案について申上げます。 昭和二十六年度から、農林漁業組合再建整備法によつて、事業不振の農林漁業組合の再建整備に着手せられて、今日に至つておるのでありますが、農林漁業組合連合会の再建整備の実績を仔細に検討いたしますと、現行再建整備法による方式のみを以てしては及びがたいところがあるのを認めざるを得ないのでありまして、いずれも多額の欠損金を有し、今後の増資に相当な困難が予想せられるばかりでなく、増資が所期の目標に達した場合においても、短期間に欠……
○片柳眞吉君 只今議題となりました農業災害補償法に基く家畜共済の臨時特例に関する法律案につきまして、農林委員会における審査の経過と結果を報告いたします。 現行農業災害補償法におきましては、家畜共済は死亡廃用共済、疾病傷害共済及び生産共済の三つに分れておりまして、疾病傷害共済に加入するには、死亡廃用共済に加入していなければならないのでありまするが、死亡廃用共済に加入するには必ずしも疾病傷害共済に加入することを必要としない建前になつているのであります。ところがこの二つの共済を一元化しますれば、疾病傷害共済の普及を促し、これに伴つて家畜診療が行き渡ることとなり、その結果死亡廃用の事故率が低下し、従……
○片柳眞吉君 只今議題となりました畑地農業改良促進法案につきまして、農林委員会における審査の経過及び結果を報告いたします。 この法律案は、総合的な計画に基いて畑地地域における畑地の改良及び農業技術の改善を行い、以て農産物の急速な増産を図ることを目的としたものでありまして、その内容は大要次のようであります。 第一は、畑地地域及び畑地地区の指定でありまして、畑地地域は農林大臣が畑地農業改良促進対策審議会の意見を聞いてこれを指定し、畑地地区は知事が農林大臣の定める基準に従つて指定するのであります。第二は、農業改良計画の策定についてでありまして、市町村長は所定の手続を経て当該地区の農業改良計画を定……
○片柳眞吉君 只今議題となりました市町村農業委員会の委員及び都道府県農業委員会の委員の任期延長に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、農林委員会における審査の経過及び結果を報告いたします。 現在その任にある市町村農業委員会及び都道府県農業委員会の委員の任期は、いわゆる農業団体再編成の関係法案が前国会において審議未了となりましたため、それぞれ明年一月十九日及び二月二十日に満了することとなり、法律上、任期満了前三十日以内、即ち本年十二月二十日から明年一月十八日及び明年一月二十一日から二月十九日までの間に選挙を行わなければならないことになつておりまして、かくしまするときは、本年産米の供出な……
○片柳眞吉君 只今議題となりました国有林野事業に関する公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件につきまして、農林委員会における審査の経過及び結果を報告いたします。 公共企業体等労働関係法の適用を受ける林野庁職員を代表する全林野労働組合と林野庁当局との間に、かねて基準賃金の改訂並びに諸手当の創設及び増額その他について団体交渉が行われていたのでありますが、団体交渉も調停も共に不調に終り、公共企業体等仲裁委員会に仲裁申請が行われ、この間に処して去る十月二十七日公共企業体等仲裁委員会は、仲裁裁定第十八号を以て次の通り裁定いたしました。即ち、 一、定員内職員の基本給(……
○片柳眞吉君 只今議題となりました二法律案につきまして農林委員会におきまする審議の経過と結果を御報告いたします。 先ず農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案について申上げます。 農林漁業金融公庫は、昭和二十六年度から発足いたしました農林漁業資金融通特別会計を受継ぎ、昨年四月一日その業務を開始し、農林漁業者に対して土地改良事業、その他農林漁業の生産力を維持増進するため必要な長期且つ低利の資金を融通して参つたのであります。而して昭和二十九年度における公庫の貸付計画は、総領二百二十五億が予定せられ、これに見合う資金源としては、一般会計からの出資九十五億円並びに資金運用部からの借入百五億円及び既……
○片柳眞吉君 只今議題になりました農産物検査法の一部を改正する法律案の農林委員会におきまする審査の経過及び結果を御報告いたします。 現行の農産物検査法においては、政府に売渡す米穀等一部のものを除きましては所定の検査手数料を徴収することになつており、その手数料は収入印紙を検査請求書に貼付して納付することになつておるのでありますが、既往の事実に鑑みるとき、この方法は受検者に対して不便が多く、検査手数料の収入を確保するためにも制度的に欠陥があることが認められ、なお現在のやり方においては、検査済品に対する封緘措置等について何らの規定がないので、検査済品に対する不正行為或いは空包装の不正使用が行われる……
○片柳眞吉君 只今議題となりました衆議院議員綱島正興君ほか二十四名の提案にかかる肥料取締法の一部を改正する法律案につきまして農林委員会における審議の経過並びに結果を報告いたします。 肥料の品質の保全及び公正な取引の確保を図るため、肥料取締法に基いて肥料の規格の公定、登録及び検査等、その取締が実施されておるのでありまして而して配合肥料につきましては、その生産業者はすべて農林大臣の登録を受けなければならないことになつているのであります。ところが最近配合肥料の普及に伴い、部落等を単位とする共同配合或いは市町村農業協同組合等の行う小規模な肥料配合事業も漸次普及の機運にありまして、かような傾向は施肥の……
○片柳眞吉君 只今議題となりました保安林整備臨時措置法案と国有林野法等の一部を改正する法律案につきまして、農林委員会における審議の経過並びに結果について御報告をいたします。 先ず保安林整備臨時措置法案について申上げます。 本法案は、去る三月二十二日内閣より提出され、四月十七日衆議院において修正議決の上、即日、本院に送付されたものであります。昨年度発生いたしました西日本及び南近畿等における大風水害を初め、近時頻発する異常災害に対処して治山治水対策協議会が内閣に設置され、保安林の整備拡充を図ることに決定しましたので、その具体的措置の一環として本法案が提出せられるに至つたのでありまして、公布の日……
○片柳眞吉君 只今議題となりました農林関係二法案につきまして、農林委員会における審査の経過及び結果を報告いたします。 先ず農林省関係法令の整理に関する法律案について申上げます。 本法律案は、すでに他省のものについても行われましたように、政府の企図する行政事務の改善、簡素化の一環として、農林省関係の法令について取りあえず整理すべきものと認められるものを廃止改正を行わんとする趣旨を以て提案せられたものでありまして、明治六年太政官布告第百六十三号、人家稠密の地において牛豚類の豢養を禁ずるの件外七法令を廃止すると共に、占領行政の遺物である桑園の登録、家畜人工授精師の毎年の届出義務というような不要と……
○片柳眞吉君 農林委員会に付託されました請願二百件、陳情六十七件につきまして、このほど審査を完了いたしましたので、その経過並びに結果の大要を報告いたします。 右の請願及び陳情の趣旨は、極めて多種多様でありますが、これを大別いたしますると、家畜保健衛生所法廃止反対、装蹄師免許制度廃止反対、公営競馬の民営移管反対等、畜産関係のものが最も多く、百十二件、農業施設復旧工事費の国庫補助の早期交付、地方農地事務局事業所職員の増員等、農地関係のもの四十件、木炭公営検査強化の立法措置、国有林払下等、林野関係のもの三十四件、玉糸を繭糸価格安定法中に包含する請願、購繭資金、桑園の凍霜害対策に関する請願等、蚕糸に……
○片柳眞吉君 只今議題となりました酪農振興法案について、農林委員会における審査の経過及び結果を報告いたします。 ここ数年間における我が国酪農の発達は顕著なものがあります。併しその内容を些細に検討いたしますと、必ずしも楽観することのできない幾多の弱点を持つていると言われ、その基本的なものとしては、牛乳及び乳製品の生産費、延いてその価格が諸外国に比べて割高であることであり、その原因として購入飼料に対する依存度の高いこと、乳牛飼育密度の稀薄なこと、或いは処理加工工場の小規模にして非能率あり、且つ濫立していること等が挙られております。而してここの結果は、牛乳及び乳製品に対する消費を抑圧し、食生活の合……
○片柳眞吉君 只今議題となりました臨時硫安需給安定法案について、農林委員会における審査の経過及び結果を報告いたします。 本法律案は、第十六回国会に政府から、本院に対しては予備審査のため提出せられ、衆議院における審査状況とも見合つて、今国会まで継続審査に付せられていたものであります。 本法律案は、硫安の需給の調整及び価格の安定を図ることを目的とし、これが提案の理由は、硫安は化学肥料の大宗として農業上最も主要な生産資材でありまして、その需給の調整と価格の安定を図ることは、農業生産のため、はた又農業経営上極めて重要な事項でありますので、政府は先に肥料対策委員会を設けて、これに諮問してその対策を審……
○片柳眞吉君 只今議題となりました昭和二十九年四月における凍霜害の被害農家に対する資金の融通に関する特別措置法案につきまして、農林委員会における審査の経過と結果を報告いたします。 この法律案は、昨年の四月及び五月の候に発生した凍霜害の被害に対してとられました措置に準じたものでありまして、本年四月、各地に発生した凍霜害によつて損失を受けた農業者に対して、資金の融通を円滑にし、これが経営の安定に資する目的を以て提案せられたものでありまして、即ち今次の凍霜害によつて春蚕繭又は農作物が平年に比べて収量において三割以上減収し、且つこれら減収による損失額がその農家の通常の農業総収入額の一割以上である被害……
○片柳眞吉君 只今議題となりました農林漁業組合連合会整備促進法の一部を改正する法律案につきまして農林委員会における審査の経過及び結果を報告いたします。 先に制定されました農林漁業組合再建整備法及び農林漁業組合連合会整備促進法によりまして、農業協同組合及び農業協同組合連合会の再建整備或いは整備が進められているのでありますが、ここに金融機関再建整備法の特例を設け、一段とこれが促進を図ろうとするのが本改正法律案提出の理由であります。 而してその内容の骨子とするところは大要次のようであります。即ち、 第一は、調整勘定の閉鎖に関するものでありまして、再建整備途上にある組合及び連合会は、不要設備等の……
○片柳眞吉君 只今議題となりました農業委員会法の一部を改正する法律案及び農業協同組合法の一部を改正する法律案につきまして、農林委員会における審査の経過及び結果を報告いたします。 先ず、農業委員会法の一部を改正する法律、案について申上げます。本法律案は、農業委員会法が制定されましてから今日まで三年有余、その間における経験に鑑み、且つは情勢の推移に即応して、その使命を達成するため、事、務の完遂に最も適当した構成をとることが肝要であるとの意図を以て、農業委員会の構成等を若干改正し、又、都道府県農業委員会を廃して、これに代つて法人たる都道府県農業会議を置くこととし、更に全国的組織として、これ又法人で……
○片柳眞吉君 私は緑風会を代表いたしまして、すでに三日前に行われました鳩山総理大臣の施政方針演説並びに大蔵大臣、経済企画庁長官の財政経済演説に対しまして、民主政治のあり方、農業、食糧問題を中心といたしまして質問をいたすものであります。 まずわが国の民主政治の今後のあり方についてでありまして、総理に御所見を伺いたいのであります。多年の宿望が実現いたしまして、昨年保守党と社会党それぞれの合同がなりまして、自由民主党、日本社会党の二大政党が対立し、政策を中心といたしまして国会の審議を尽し政治を推進することになりましたことは、御同慶にたえないところでありますが、他面両党の主義主張が根本的に相違する点……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から農林委員会を開会いたします。
これより議事に入りますが、先ず理事の互選を行いたいと思いますが、その方法は如何いたしましようか。
【次の発言】 只今の横川君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めまして私から理事を指名いたします。長谷山行毅君、宮本邦彦君、白井勇君、小林亦治君の四人のかたがたにお願いをいたします。
【次の発言】 次に調査承認要求に関する件についてお諮りをいたします。お手許に配付してありまする農林政策に関する調査承認要求書を議長の承認を求めるために提出いたしたいと存じまするが、御異議ございませんか。
○委員長(片柳眞吉君) 只今から農林委員会を開きます。
理事の補欠互選の件はあとに廻しまして、去る二十六日予備審査のため内閣から送付され、当委員会に付託せられました農業災害補償法の一部を改正する法律案を議題に供します。
先ず政府から提案理由の説明をいたします。
【次の発言】 本法律案の審議は後日に譲りまして、次に一昨二十七日衆議院から提出せられ、本委員会に付託せられました農業災害補償法の臨時特例に関する法律案を議題に供します。
先ず提案者の金子與重郎君から提案理由の説明をお願いいたします。
【次の発言】 只今から質疑に入ります。
○委員長(片柳眞吉君) 只今から農林委員会を開会いたします。 開会前の理事会におきまして、今後の議事予定について別紙再開国会参議院農林委員会議事予定の通り協議決定いたしましたので、今後の議事は原則としてこの予定に基いて進めることにいたしますから、御了承を頂きたいと思います。 農林大臣はまだ本会議の都合で御出席が遅れるそうでありまするから、最初に只今御陳情もありました西日本の雨水害対策につきまして御協議を頂きたいと、こういうふうに考えております。先ず政府のほうから今回の雨水害の被害の状況並びに政府における救済及び復旧対策について説明を頂き、続きまして今後の措置について御協議を願いたいと思いま……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から委員会を開会いたします。
先ず過般の凍霜害の件を議題に供しますが、最初に先般の議員派遣によりました凍霜害の現地調査につきまして、各班から御報告を願いたいと思います。第一班の群馬県の分につきましては、北委員からお願いいたします。
【次の発言】 次に第二班につきまして、白井委員から御報告を願います。
【次の発言】 以上の報告につきまして、何か質疑がありますれば御発言を願います。
【次の発言】 どうぞ。
【次の発言】 何か政府に御質問ございませんか。
【次の発言】 ちよつと関連してですが、この前の委員会では五等麦は買うが、等外は食糧管理法では買えません。食糧にならな……
○委員長(片柳眞吉君) それでは只今から委員会を開会いたします。
本日は臨時硫安需給安定法案及び硫安工業合理化及び硫安輸出調整臨時措置法案につきまして御審議を願います。前回に続きまして質疑に入ります。
【次の発言】 只今河野委員から前回の経過についての御発言がありましたが、政府当局からその後検討されました需給計画を御説明願います。
【次の発言】 農林大臣の御出席は、明日はほかの問題もありますから、要求しておきます。
【次の発言】 政府から御答弁がないようでありますから、そういうことで御了承願います。
この際お諮りをいたしたいのですが、この委員会は明日、明後日の日程もございますが、他の案件も……
○委員長(片柳眞吉君) 只今より農林委員会を開会いたします。
先ず六月二十日、内閣から予備審査のため付託せられ、昨二十五日衆議院を通過いたしました市町村農業委員会の委員及び都道府県農業委員会の委員の任期延長に関する法律案を議題に供します。先ず提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 農林経済局長から補足的な説明があるそうですから、御説明を願います。
【次の発言】 只今農林経済局長から御説明がありましたような事情でありますので、甚だ急ぎまして恐縮でありまするが、今日採決をいたしまして、本会議に上程するように取計らいまして御異議ありませんか。
○委員長(片柳眞吉君) 只今から農林委員会を開きます。 本日は昭和二十八年産米価格の件、昭和二十八年稲作等の作況及びその対策の件並びに合成米の件を議題といたしまして、委員会散会後議員食堂において合成米の試食を行い、続いて千葉市の合成米工場を視察いたす予定であります。 なお昨日の委員会におきまして、肥料の問題につきまして、河野委員から農林大臣に対する質問が保留せられておりますから、これも時間の余裕がありますれば追加する予定であります。非常に日程が詰つておりますし、又午後は一時半頃ここを出発する予定でありますから、そのお含みで一つ御審議を願いたいと思います。 農林大臣は閣議が終りますれば出席……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から委員会を開会いたします。
第一に、議員派遣報告を議題に供します。派遣議員の報告をお願いいたします。第一班上林委員。
【次の発言】 第二班清澤委員。
【次の発言】 (第二班雨森常夫君。
【次の発言】 只今御報告がありましたが、この問題は一昨日大体懇談会でもいろいろ御相談をしておりまするが、なお何か右の報告或いは政府に対して御質疑がありますれば御発言を願います。
【次の発言】 大蔵省の関係官を呼んでおるそうです。
【次の発言】 一昨日の懇談会で、非公式ではありましたが、農林省の今考えております予算措置については御説明があつたわけであります。
○委員長(片柳眞吉君) 只今から農林委員会を開きます。
農業改良局長が見えておりますので、議題に追加をいたしまして、河野委員から、本年産の種馬鈴薯の品質保持の点について質問を求められておりますので、先ずこの問題を議題とします。
【次の発言】 私から種「いも」の問題で、北海道に視察に行つて特に感じた点でありますが、先ほど河野さんから言われたように、種「いも」が食糧用のほうにどんどん流れるという状況であります。そこで農林省で今年の凶作対策として、来年の麦なり、馬鈴薯を増産するというふうに当然なろうと思いますが、早く手を打たないと、折角の種「いも」が確保できないという事態を痛感して参りました。この……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から委員会を開会いたします。
第一に、昨日の上林委員の動議にかかつておりまする昭和二十八年五月下旬から六月上旬に亙る西日本における雨水害対策に関する申入の件を議題に供します。
昨日の上林委員の動議について御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。動議は成立いたしました。従いまして、この決議を早急に政府に申入をいたします。
【次の発言】 次に去る六月二十二日、内閣から予備審査のため提出されました農業委員会法の一部を改正する法律案、これにつきまして政府から提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 本法律案の審議は後日に譲ります。
━━━━━……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から委員会を開会いたします。
先ず先般来作況調査のため現地調査をお願いいたしましたので、各班から順次御報告を願いたいと思います。第一班白井委員からお願いいたします。
【次の発言】 それでは今の保温折衷苗代は冷床苗代ということになりますからお願いいたします。
第二班につきまして松浦委員から…
【次の発言】 次に第三班の御報告を願います。
【次の発言】 第四班の宮本委員にお願いいたします。
【次の発言】 委員会はこれで休憩をいたしまして……。
【次の発言】 冷害対策の議事の進行につきましては午後御懇談いたしまして、今森田委員の御要求のように農林省以外の、例えば大蔵省……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から委員会を開きます。
第一に、開拓融資保証法案を議題に供します。この法律案につきましては、昨日提案理由の説明を聞きましたので、本日ば先ず法律案の内容、参考事項等について政府から説明を荒願いいたします。
【次の発言】 それではこれから質疑に入ります。
【次の発言】 私から一点御質問したいのですが、これはこの間清澤さんと一緒に現地視察に参りましたときに、この間清澤委員からも御報告があつたのでありますが、干拓地に入つておる開拓者の事情でありますが、岡山県の第七号地とか言つておりますが、これは干拓がまだ完了しておりませんが、ほぼ完了に近付いておる数百戸の農家がそこに住居……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から委員会を開会いたします。 農林委員に変更がございましたので、すでに御承知のところでありまするが一応御紹介申上げます。十月九日付で鈴木強平君に代りまして野本品吉君が、又十月二十日付で小林亦治君に代つて、まだお見えになつておりませんが、天田勝正君が農林委員に就任いたしました。御紹介をいたします。 昨日に続きまして冷害対策の件を議題といたします。昨日は官房長等から冷害対策の総括的説明を聞いたのでありまするが、本日は更に各局別に詳細に説明を聞き、御質疑を願いたいと存じます。現在出席されておりまするかたは、畜産局長と官房の総務課長でありまするから、先づこの二人の事項に……
○委員長(片柳眞吉君) それではこれより委員会を開会いたします。
先ずと畜場法案に関する件を議題に供します。本法律案は去る六月二十五日衆議から送付され、厚生委員会に付託されたのでありますが、この法案は厚生的見地からこれを見ることは当らんと思うのでありまして、畜産物の流通改善或いは畜産物の取引に至大の関係があると思うのであります。その意味で厚生省当局から本日は御説明を願いたいと思うのであります。今提案理由の書いたものを取寄せ中でありますからちよつとお待ち下さい。それでは厚生省公衆衛生局環境衛生部長楠本正康君。
【次の発言】 畜産局長がおいでですが、本法律案は畜産業にも重大な関係がありますので、……
○委員長(片柳眞吉君) 主税局関係はもう御質問ございませんでしようか……。それでは理財局関係について……。
【次の発言】 速記を止めて下さい。
午後三時二十五分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 承知いたしました。ちよつと速記を止めて下さい。
午後三時四十六分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。
それでは先ず私から農林大臣に大体の委員会の意向を体しまして御質問なり、意見を申上げて御回答を願いたいと思います。
昨日の閣議で補正予算の輪郭も大体きまつたようであります。本年の冷害等による農家の収入減は、これはまあいろいろな見方がありますが、都道府県側の……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から委員会を開会いたします。
先ず開拓融資保証法案を議題にいたします。本法律案につきまして、引続いて御質疑がありますれば御質疑を願います。
【次の発言】 只今河合委員からの御要求如何でしようか。
【次の発言】 大臣に私から補足して申上げまするが、この河合委員から御質疑があつた点であります。現在の開拓者に対する肥料資金等の営農資金は日歩二銭六厘でいたしているわけであります。ところが一般農業手形の資金は二銭五厘であります。従来も農家経済はむしろ非常に苦しいにもかかわらず、開拓者の営農資金のほうが高いという現状である、今回開拓融資保証法案を政府から提案になりました。正確……
○委員長(片柳眞吉君) これから委員会を開きます。
昨日に引続きまして冷害対策の件を議題にいたします。本日は、先ず農地局長が見えておられますから、今回の冷害対策についての農地局関係の説明を求めまして質疑に入りたいと思います。
【次の発言】 なお御質問があろうかと思いますが、時間の都合もありますので、次に松浦委員等からの御要求で、農林中央金庫側の出席を求めておりまして、只今農林中央金庫の小野理事と、沼部審査部長の御両名が出席されておりまするから、営農資金その他につきまして御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 関連いたしまして……。基本の条件として凶作で余裕金というものが、普通であればこれか……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から農林委員会を開会いたします。
最初に、去る六月三十日付を以て当委員会から政府に申入をいたしました昭和二十八年五月下旬から六月上旬に亘る西日本における雨水害対策に関しまして、農林当局からその経過の報告をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 江田さんから委員外の発言がありますがよろしうございますか……。御異議ないと存じます。どうぞ。
【次の発言】 この問題は、そうしますと、本日はこの程度で打切つて、又後日審議をすることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がないようでありますから、本日はこの問題はこれで一応終ります。
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○委員長(片柳眞吉君) 如何でしようか、御質問もあろうかと思いますが、予算のほうも続けて説明して頂きたいと思います。
【次の発言】 ちよつと申上げますが、一応資料を、この間農業改良局の推算しました資料はお手許にあろうかと思いますが。
【次の発言】 営農資金は、この前では……。
【次の発言】 これは百五十億でやらしたのはどういうのですか。
【次の発言】 予算の点から律しようというだけなのだから、予算の財源では余り節減できないので、こういうところへ来たというのは、何か頗る不親切のような感じをちよつと受けるのですがね、まあどんどん出すということなら別だが、併しまあ予算に関連して来るので……、皆さんも……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から農林委員会を開きます。
最初にお諮りいたします件は、先日小林委員が委員を一時辞任せられ、理事が補欠のままになつておりますので、その補欠互選でございますが、成規の手続を省略いたし、委員長から指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、私より指名をいたします。小林亦治君に理事をお願いいたします。
【次の発言】 次に議題に追加になりまするが、国際小麦協定を修正更新する協定の受諾について承認を求めるの件を議題といたします。
本件につきましては、去る七月八日外務委員会と連合審査を行なつたのでありますが、この際本件に関連して外務委……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から委員会を開会いたします。
先ず農業災害補償法の一部を改正する法律案を議題にいたします。ちよつと速記を止めて。
【次の発言】 それでは速記を開始して下さい。
本法律案についてなお御質疑がありますれば御発言を願います……。別に御発言がなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ありませんか。
【次の発言】 それではこれより討論に入ります。御意見のおありのかたはそれぞれ賛否を明らかにしてお述べを願います。なお修正意見がございましたら、修正案文及びその修正理由を討論中にお述べを願います。
【次の発言】 他に御発言はございませんか。
○委員長(片柳眞吉君) 只今から委員会を開会いたします。
先ず日程に追加いたしまして、林野庁職員の賃金改訂及び増額に関する件を議題といたします。本件につきましては、去る七月十三日の委員会において問題となつたのでありまするが、この件につきまして、更に清澤委員から発言を求められております。
【次の発言】 清澤委員に……。それは当然私も賛成でありますが、大体この問題はまだ初めてのかたも多いと思いまするから、労働組合からの要求の概略なり、今日までとつた経過も併せて当局から説明を願うようにいたしましたら如何でしようか。
【次の発言】 これは昨年から御承知と思いまするが、一般の公務員とは別に、林野庁の現……
○委員長(片柳眞吉君) 只今より農林委員会を開会いたします。 最初に林野庁職員の賃金改訂及び増額に関する件を議題に供します。この件につきましては、昨日の委員会で政府に申入を行うのとになつておりますので、先ずその案文を朗読いたします。 案 昭和二十八年七月十七日 参議院農林委員会 農林大臣 保和 茂殿 大蔵大臣 小笠原三九郎殿 林野庁職員の賃銀改訂及び増額に関する件 かねて林野庁当局と全林野労働組合との間に交渉中であつたこの件について、去る六月二十六日調停案第三号を以て公共企業体等中央調停委員会から調停案が提示せられその受諾が勧告せられている……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から農林委員会を開きます。
最初に特定中小企業の安定に関する臨時措置法の一部を改正する法律案、この件を議題にいたします。ちよつと速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。この件につきましては、先ほどの御懇談で朗読いたしましたような申入れをいたすことに決定いたしまして御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取計らいます。なお農林大臣は予算委員会で、只今出席がどうしてもできませんので、政務次官が出席をされましたので、御質疑があればお願いいたします。
【次の発言】 他に政務次官に御質問ございませんか……。それでは先ほど申上げましたが、……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から委員会を開会いたします。先ず農林漁業組合連合会整備促進法案を議題といたします。前回に続きまして質疑を願います。
【次の発言】 私からちよつと質問したいと思います。白井君の質問に関連するのですが、この法案を見て行くと、金融機関が持つておる既往の債務ですか、債務の条件緩和、それに対して利子を補給する、而も十カ年以内に固定債務を全部整理をしなさい、或いは持つておる欠損は十年以内に全部補填をしなさい、こういうことになつておるわけですね。そうすると、既往の債務は確かに条件が緩和されて、借りている経済連なり、単協は勿論楽にはなりますけれども、私はそれだけではとうも整備が促進……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から委員会を開会いたします。
最初に農産物価格安定法案を議題といたします。本法案は衆議院議員足立篤郎君ほか二十三名によつて提案せられ、去る七月十八日予備審査のため本院に送付、当委員会に付せられたものであります。先ず提案理由の説明を求めたいと思います。
【次の発言】 本法案の質疑は次回に譲りたいと存じます。
【次の発言】 それからち士つと申上げますが、足立篤郎氏は本会議で何か説明があるそうでございますから、資料の御要求がありますれば、書面で委員長のお手許へお出しを願いますれば、私のほうで提案者なり、或いは政府に至急連絡をいたします。
○委員長(片柳眞吉君) 只今から委員会を開会いたします。
先ず農産物価格安定法案を議題といたします。本法案については昨日提案者から提案理由を聞いたので直ちに質疑に入りたいと思います。なおこの法案は昨日衆議院を通過いたしまして当委員会に本付託となつておりますことを申上げておきます。なお発議者を代表して衆議院議員足立篤郎君が見えております。その他食糧庁からは今出席を督促いたしております。
【次の発言】 これは細かく言いますれば、あらかじめ御質問の予定をとつて、時間を切つて質問をするのが望ましいと思いますが、従来の農林委員会においては、少くともそういうことをした例もございませんので、大体皆さん方の……
○委員長(片柳眞吉君) それでは農林委員会を開きます。
先ず農産物価格安定法案を議題といたします。昨日河野委員から本法律中について懇談の機会を設けるよう申出がありましたので、暫時質疑をいたしまして適当の機会に懇談に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは適当な時期に懇談に入るといたしまして、引続き質疑を願います。なお食糧庁長官は出席されておりまするが、提案者の足立篤郎君は間もなく見えるそうでありまするから、差当り政府当局に御質問をお願いいたします。
【次の発言】 ちよつとお諮りしますが、野溝議員から委員外発言を特に求められておりますが、時間の御都合もあることでござい……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から農林委員会を開きます。
議題に追加をいたしまして、今回政府から提案になりました硫安工業合理化及び硫安輸出調整臨時措置法案の取扱方について御相談を願いたいと思います。この法案は通産委員会に付託になつておりまして、当委員会には臨時硫安需給安定法案がかかつておりまするが、硫安工業合理化及び硫安輸出調整臨時措置法案は農林運輸両省に関係する問題であり、且つ又臨時硫安需給安定法案と非常に密接な関係がありますので連合審査の要求をしてはどうかと思いまするが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは連合審査の申入をいたします。
○委員長(片柳眞吉君) 只今から農林委員会を開会いたします。
最初に農業機械化促進法案を議題といたします。本法律案は去る二十二日予備審査に着手いたしましたが、二十九日衆議院において一部修正議決の上本院に送付、当委員会に付託せられたものであります。本案につきましては、昨日の委員会の話合の通り、本日質疑を終りまして討論採決に入りたいと思いまするが、なお御質疑のあるかたは御発言を願います。
【次の発言】 ちよつとお諮りしますが、まだいろいろ御質疑があるようでありますから、この点……、実は農産物価格安定法案で農林大臣の出席を求めておりますが、他に所用がありますので、今すぐであればよろしいというわけで……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から農林委員会を開きます。
最初にお諮りいたしますが、臨時硫安需給安定法につきまして、通商産業委員会から連合委員の申入れがありましたが、これを受けることにいたしまして御異議ございませんか。
【次の発言】 質問時間に制限を加えないことにするのですか。
【次の発言】 そのつもりで私も考えております。それではこれを受けることについて御異議ありませんか
【次の発言】 それは何日にどういうふうにやるかは、これは向うと連絡をとりたいと思つております。すでにこちらからの申出は好意を以て受諾しておりますので、それとの均衡上から向うのを蹴るというのも妥当でないと思いますので、やはり……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から委員会を開きます。
先づお諮りをいたしますが、昨日農林中央金庫江沢副理事長の発言中、金庫経理の機密に属する点について、同君の希望により、速記録から削除せられたいという申出があり、削除個所は委員長に一任するという希望がありましたが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それではさよう取計らいます。
【次の発言】 次に、畑地農業改良促進法案を議題といたします。本法律案は七月二十八日衆議院議員金子與重郎君ほか二十四名発議、予備審査のため提出され、去る二十九日衆議院を原案通り通過、同日本委員会へ本付託となつております。先ず提案理由の説明を求めます。
○委員長(片柳眞吉君) 只今から農林委員会を開会いたします。
日程に追加をいたしまして、国有林野の払下問題について、かねてから小林委員から質疑の要求がありますので、この問題を議題といたします。小林君。
【次の発言】 次に請願及び陳情の件を議題といたします。当委員会に付託されましたものは、請願が七十六件、陳情が三十五件であります。一昨日御了解を得ました通り専門員の側におきまして予備調査を了しておりますので、予備調査の結果を報告をいたしまして採否をおきめ願いたいと存じます。速記を止めて下さい。
午前十一時二十一分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。それでは午前の委員会はこれで休憩い……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から農林委員会を開きます。 最初にお諮りをいたしたいことは、農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案が近く議員提出で提案される予定でありますが、改正の個所は漁船の建造等に要する資金を融資の対象として拡張するということが法律案の骨子のようであります。そこで水産委員会と当農林委員会とどちらで審議をすべきかという点でありまして、理事会の御相談の結果は、漁船の建造等の資金ではあるが、併し資金全体の枠にも影響があり、又他の農林業等との資金の條件等との比較から申上げなければなりませんので、今回限りは水産委員会でやつてもらつて、それに対して当委員会が連合審査をいたすということで……
○委員長(片柳眞吉君) それでは只今から農林委員会を開会いたします。
本日は農業災害補償法に基く家畜共済の臨時特例に関する法律案を先ず議題といたします。本日はこの法律案につきまして参考人の意見を求めることになつております。参考人は昨日も申上げました通り次の通りであります。社団法人日本畜産会事務局長横地敬二君、社団法人日本獣医師会常務理事小松純之助君、農業共済再保険審査会審査委員清澤光躬君。以上の五名でありまするが、最初に横地敬二君の意見を求めます。
【次の発言】 御質問はあとで一括お願いすることといたしまして、続きまして日本獣医師会の常務理事の小松さんにお願いいたします。
○委員長(片柳眞吉君) 只今から農林委員会を開会いたします。 本日は、参議院規則第三十七条によりまして、本会議の会議中は委員会も開くことができないということになつておりますが、並行して会議を開くべく議長に申請いたしましたけれども許可されませんでしたので、只今休憩に入りましたので委員会を開いた次第でざいます。御了承を願いたいと思います。 最初に水産委員会との連合委員会の日取の件を議題といたします。農林漁業金融公庫法の一部改正法案が水産委員会に付託されておりまするが、これは当委員会とも連関がありますので、過日のお打合せの通り、連合委員会を開くことにいたしたいと思うのでございます。明日十時から連……
○委員長(片柳眞吉君) 松浦委員に申上げますが、肥料関係法案も当委員会で審議しておりませんし、それから農地改良促進法案もこれは審議に入つておりませんし、大臣に対する質疑は山ほどあると思いますので、会期末でありますので、ちよつともう一点農林大臣に対する御質問だけに限定いたしまして成るべく簡潔にお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 先ほど申上げましたように、議案が大分山積をしております。会期も大分切迫しておりますので、成るべく一つ大臣に対する質問を……。
【次の発言】 大臣に対する御質疑はまだあると思いますが、ほかの議案もありまするから、これで打切りたいと思いますが、御異議ありませんか。
○委員長(片柳眞吉君) 只今から農林委員会を開会いたします。
暫時休憩いたします。
午前十一時九分休憩
【次の発言】 委員会を再開いたします。
議題に追加いたしまして、化成肥料の点を御審議願います。前回に続きまして河野委員から本件について発言を求められております。
【次の発言】 ちよつと申しますが、あと二、三分で通商条約の記名投票があるそうですから、御承知おき願います。
【次の発言】 暫時休憩をいたします。
午後三時四十八分休憩
○委員長(片柳眞吉君) 農林委員会を開きます。
最初に清澤委員が農林委員を辞任されまして江田さんが農林委員になられましたが、その関係で農業災害補償制度の小委員が清澤委員の辞任で欠員になりましたが、如何いたしますか。
【次の発言】 それでは委員長から指名いたしまして御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めまして、江田委員を小委員に指名いたします。速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。農業協同組合法の一部改正法案及び農業委員会法の一部改正法案に関連いたしまして北委員から発言を求められております。
【次の発言】 日付は会期の最終日の十日としたほうが……。
○委員長(片柳眞吉君) 只今から農林委員会を開会いたします。
お諮りいたしますが、臨時硫安需給安定法案は従来から審査を行なつて参りましたが、会期も最終日となり、これが会期中の成立は困難となりましたので、本院規則第五十三条によりまして、本審査の閉会中の継続審査要求書を提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の案文等は委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次にお諮りいたします件は、農業災害補償制度の調査の件でありますが、この件……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から農林委員会を開会いたします。
農林故郷に関する調査についてこの際お諮りをいたします。本件につきましては、閉会中調査を進めて参りましたが、その内容は広汎多岐な諸問題に亙り、未だ調査を完了するに至つておりませんが、参議院規則第五十五条によりまして調査報告書を提出いたすことになつておりまするから、これを提出いたしたいと存じます。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
未了報告書の内容につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
次に、委員長……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から農林委員会を開きます。
本日は公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件(国有林野事業)関係を議題といたします。先ず本件審査の前提として、本日は一般林野及び林政等の現状、特に国有林野及びその管理等の現況につきまして林野庁当局から説明を聞くことにいたします。林野庁長官と林野庁の業務部長が本日は見えております。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。
午後四時三十一分散会
○委員長(片柳眞吉君) それでは只今から委員会を開会いたします。
最初にお諮りをいたしまするが、昨日選任いたしました農業災害補償制度に関する小委員中、白井委員が小委員を辞任したいとのお申出がありますが、これを許可することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めまして、その後任に清澤委員を選定いたしたいと存じまするが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めまして、さよう決定をいたします。
【次の発言】 次に、昨日の理事打合会の結果によりまする本会期中の当委員会の議事の進め方につきまして御報告をいたします。お打合の結果、こういうようなことでやつて行きたいと存じます。……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から農林委員会を開会いたします。
最初にお諮りいたします。理事が一名補欠になつておりますので、その互選を行いたいと思いますが、その互選は成規の手続を省略いたし、委員長が指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、委員長から指名いたします。戸叶武君にお願いいたします。
【次の発言】 次に、市町村農業委員会の委員及び都道府県農業委員会の委員の任期延長に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
本法律案は、去る十月三十一日内閣から閣報第六号を以て予備審査のため送付され、同日当委員会に付託されたものであります。先ず……
○委員長(片柳眞吉君) それでは只今から委員会を開会いたします。
最初にお諮りいたしたいのでありますが、河野委員から最近の肥料事情について、いろいろな情勢の変化が起きておるということであります。そういう意味で午後の委員会に全購連の理事又は肥料部長を参考人として出席を求め参考意見を聞くことにいたしたいと思いまするが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めまして、さように取計らいたいと思います。なお農林省側からは局長が来られないそうでありますから、肥料課長の出席を求めております。
【次の発言】 次に、昨日に引続きまして昭和二十九年度農林関係予算の件を議題といたします。昨日説明があり……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から農林委員会を開会いたします。
前回に続きまして、昭和二十八年における冷害による被害農家に対する資金の融通に関する特別措置法案を議題といたします。先ず佐藤委員の御要求によりまして、大蔵省の主税局税制第一課長が出席をされておりまするから、先ず佐藤委員から御質問をお願いいたします。
【次の発言】 他に御質問ありませんか……。それではこれで休憩いたしまして、午後は一時から開会いたします。
午前十一時五十六分休憩
【次の発言】 それでは委員会を再開いたします。
前回の委員会で開拓者融資の金利の問題につきまして本日審議をいたすことになつておりますので、本日は農林省……
○委員長(片柳眞吉君) それでは只今から委員会を開会いたします。
最初に、この前の国会で当委員会で冷害関係三法律案の採決の際行われました附帯決議に従いまして、冷害関係三法律の政令の内容及び冷害関係の予算の配分なり、営農資金等の配分の内容等について農林当局の説明を求めることにいたします。
【次の発言】 他に御質問ありませんか。
【次の発言】 只今の件は官房長でよく大蔵省と交渉し、その経過を適当な機会にもう一遍一つはつきり重ねて御説明を願つたらどうでしよう。
ちよつと速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
次に公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から委員会を開会いたします。 参議院の決算委員長から農林委員長宛災害復旧費等の効率的使用に関する申入がありましたから、お伝えをいたします。申入を朗続いたします。 災害復旧費等の効率的使用に関する要望書 本決算委員会は、決算の審査にあたり、年々批難事項増大の傾向があり、特に災害の復旧費等においては、不当使用の甚だしいものがあるのを遺憾としている。仍つて、政府は、今次災害の復旧費等の使用に当つては、その効率的使用に充分意を用いて、遺憾のないよう努むべきである。 昭和三十八年十一月四日 参議院決算委員長 東 隆 内閣総理大臣吉田茂殿 以上であ……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から委員会を開きます。
公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国会の議題を求めるの件(国有林野事業)を議題といたします。本日は林野庁当局及び全林野労働組合からそれぞれの意見を伺うことにいたします。先ず全林野労働組合の説明を求めます。全林野労働組合中央執行委員長妹尾敏雄君。
【次の発言】 有難うございました。御質問があろうかと思いまするが、それはあとにいたしまして、林野庁当局の説明を求めます。
【次の発言】 両君の説明はこれで終りましたが、御質疑があれば御質疑を願います。
では私から数点お伺いしたいのですが、この政府からの議決を求める件の事由として、給……
○委員長(片柳眞吉君) それでは只今から委員会を開会いたします。 先刻の理事打合会の結果を御報告いたします。お打合せの結果、第一点は、問題になつている開拓営農資金の金利の問題でありまするが、この点につきましては、一応委員長におきまして、農地局長、農林中央金庫と相談をいたしまして、できるだけこの問題を円満に処理いたしたい意味で、今少しく一つ委員長にそういうような処理をすることに御了解を得たわけでありまするから、今少しく最後の措置につきましては、お待ちを頂きたいと思います。 第二は、農業委員会委員の任期延長の法律案の件でありまするが、これはすでに御承知のように、衆議院で全会一致で通つて本付託に……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から委員会を開会いたします。
最初に、昭和二十八年における冷害等による被害農家に対する米麦の売渡の特例に関する法律案を議題といたします。本法律案は、十一月六日政府原案通り衆議院を通過して、同日当委員会に本付託となりました。本法案に対しての質疑は予備審査の際大体終つておると存じまするが、なお質疑がございますれば続行願いたいと思います。
【次の発言】 御質疑もないようでありますから、引続いて農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本法律案は、十一月六日衆議院を政府修正案通り通過して、同日当委員会に本付託となつたものでありますが、質疑は予備審査の……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から農林委員会を開会いたします。
先刻の理事会におきまして、今国会中における当農林委員会の予定をお手許にお配りした予定表のように決定いたしましたから協力をお願いします。
次に、農林政策に関する調査及び食糧政策に関する調査についてお諮りいたします。本件につきましては閉会中調査を進めて参りましたが、未だ調査を完了するに至つておりませんが、参議院規則第五十五条によりまして調査報告書を提出いたすことになつておりますから、これを提出いたしたいと存じます。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
未了報告書の内容につきましては、委員長……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から農林委員会を開会いたします。
最初にお諮りいたしたい件は、本日肥料の件につきまして全国購買農業協同組合連合会肥料部長島田日出夫君を参考人として出席を求め、参考意見を聞きたいと存じまするが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取計らいます。
【次の発言】 次に、過般松浦委員からの御発言もございましたが、冷害対策功労者顕彰につきまして、農業改良局長から発言を求められておりますから、お聞き取りを願います。
【次の発言】 先ほどの河野委員の委員長に対する御要望は了承いたします。
【次の発言】 次に、農林政策に関する調査といたしまして肥料の件を……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から委員会を開会いたします。
先ず農林政策に関する調査といたしまして風水害対策の件を議題にいたします。去る第十六及び第十七回国会におきまして成立いたしました風水害対策関係諸法規に関する政令の問題が不解決だつたそうでありまして、風水旨緊急対策特別委員会の消滅に伴いまして、農林関係につきましては、本日小委員会において審議いたしたいと存します。先ず政府当局から説明を願います。
【次の発言】 今御説明になりました施行令につきまして御質問があれば御質疑を願います。
【次の発言】 そうすると、私からも、今河野さんの御質問で、この風水害は今説明のあつた各条に該当したもの、規格に……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から委員会を開会いたします。
本日は食糧政策に関する調査といたしまして、第二次補正予算とも関係を持つておりまする米価の件を議題に供します。一応この前に食糧庁の長官から説明がありましたが、本日はそれに対しまして御質疑を願います。本日は食糧庁の総務部長か出席されております。
【次の発言】 先ほどの総務部長の答弁と私の理解するのとちよつと違うのですが、二千百万石ですね、これは私の今までの理解で行くと、例の超過供出奨励金ですね、六百三十円を弾く場合においては、要するに四百九十万石しか超過供出がないという前提でやつているので、何と言いますか、供出はやはり二千百万石で計算して……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から農林委員会を開会いたします。
最初に請願及び陳情の審査を行います。
速記を中止して下さい。
午後二時二十一分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。
かねて森田委員から茶業振興に関する件につきまして質問の要求がありますので、本日は農林政策に関する調査として、茶業振興に関する件を議題といたします。農林省の特産課長が見えております。
【次の発言】 今林野庁長官の出席を要求しておりますが、林野の仲裁裁定のほうは衆議院は委員会を上つたようでありますが、本会議にかかるかどうか、まだ予備審査の段階でありますが、明日はできれば農林大臣を冒頭に来てもらつて御質問……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から農林委員会を開会いたします。
最初に平野政務次官から今回の就任に際しまして御発言があります。
【次の発言】 次に臨時硫安需給安定法案を議題といたします。
本件は継続審査を要求したいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件を議題といたします。本件は昨日衆議院を別に配付せられたような議決によつて通過し、本院に送付、直ちに当委員会に付託せられました。この際私から農林大臣、本日は代つて政務次官がお見えでありまするから、政……
○委員外議員(片柳眞吉君) それでは私から、農林委員会におきまする硫安の生産費調査に関する資料の件につきまして、今日までの経過を御報告をいたしたいと思います。 農林委員会にはずつと継続審査になつておりまする硫安の需給安定法の審議をやつておるわけでありますが、この法案は、御承知のように肥料の出血輸出というような問題からもこの法案が論議されておりまするし、国内肥料の確保を前提として肥料の輸出を認めて行きたいというような法案でありまして、その趣旨から、どうしても現在の硫安の生産費がどのくらいであるかということをめどをつけませんと内容の審議ができないわけでございます。 そこで政府当局に対して、勿論……
○委員外議員(片柳眞吉君) 当委員会に発言の機会を与えられまして厚くお礼を申上げます。 大分御審議が進行して、殆んど質疑完了に近い機会に申入れをいたしまして甚だ恐縮でありまするが、本日農林委員会におきまして全会一致を以ちまして、只今お手許にお配りいたしましたような土地区画整理法案に対する修正の申入れをいたしましたので、どうぞよろしくお取計らいを願いたいと思うのであります。 説明するほどのこともないと思いまするが、簡単に修正案の理由を申上げて御参考に供したいと思うのであります。 改正点は、法案の第八条第二項でございまして、「借地権」とありまするが、これをお配りしましたように「地上権、永小作……
○片柳眞吉君 ごく簡単な問題でありますが、町村合併に関係がある事項でありますが、例の国有林野の整備措置法でありますが、これは町村合併以上の一般町村財政の点から最近問題になつているのであります。と言いますのは、昨年あたりまでは木材の価格がよかつた、又金融関係も或る程度都合がついたと思いますが、最近のデフレ政策、それから木材価格が非常に下つて参りまして、従つて林野庁から払下げを受けたいのですが、大体評価の価格が去年度あたりの高い木材価格を市価として払下価格が算定されておる。加えてデフレで全然金融の便もつかない。こういうことで恐らく町村合併の上からも、或いは合併とは無関係であつても基本財産として国有……
○委員長(片柳眞吉君) ちよつと速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 それではここで休憩いたしまして、午後は二時から開会いたします。
午後一時六分休憩
【次の発言】 それでは委員会を再会いたします。
生糸の課税につきまして質問を願います。
【次の発言】 鈴木委員に申上げますが、来週中に適当の機会に農林委員会を開催する予定でありますので、適当の意思表示をすることは、或いは今後開かれる委員会でもう一回することにいたしましようか。実は今日問題が率然と出ておるので、この次にもう一回皆さんの意見を徴しま……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から農林委員会を開会いたします。 去る十二月四日、風水害対策の件につきまして農林当局の説明を聞きましたが、その際問題となりました昭和二十八年六月及び七月の水害並びに同年八月及び九月の風水害による被害、農林漁業等に対する資金の融通に関する特別措置法施行令、昭和二十八年政令第三百七十一条第六条の経営資金の貸付限度額に関する規定につきまして、お手許にお配りしたような案文を以ちまして農林大臣及び内閣官房長官に申入れたいと存じます。 なお衆議院農林委員会におきましては、去る十一日全会一致を以てこの申入を行うことを決定しております。この申入をいたすことにつきまして御異議ござ……
○委員長(片柳眞吉君) それでは委員会を開会いたします。
旧臘二十九日の閣議におきまして、大蔵省から昭和二十九年度予算大綱が提示せられ、その内容については先に農林政務次官からの通知もありましたので、すでに御承知のことと存じますが、なお本日農林当局からその説明を聞きまして、これが取扱い等について協議を願いたいと存じます。官房長から説明を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 速記を止めて下さい。
午後二時五十三分速記中止
○委員長(片柳眞吉君) それでは農林委員会を開会いたします。
本日は、先ず昭和二十九年度農林関係予算の件を議題といたします。本件につきましては、昨年末以来当委員会及び農林省からお届けいたしました情報、資料によつて経緯の大要を御了承願つておることと存じます。政府の方針及び計数も漸く固まつたようでありまするから、先ずその結果につきまして農林省の会計課長から説明を聞きまして、続いて質疑に入りたいと存じます。
【次の発言】 ちよつと……、休憩いたします。
午後二時二十一分休憩
【次の発言】 それでは会議を再開いたします。
【次の発言】 それでは御質問願います。
○委員長(片柳眞吉君) 只今から農林委員会を開会いたします。
最初に小林委員に代りまして今回東さんが委員になられましたので御紹介をいたします。
【次の発言】 次に、先刻の理事会で今後の当委員会の運営につきまして理事会の決定がありましたので、御紹介申上げます。
現在のところ議案も余り輻湊しておりませんので、当分の間毎週火曜日及び金曜日の午後一時から、要するに週に二回、火曜日と金曜日に開くことにいたしたい、なお今週は金曜日には開催をいたさない、その間に農業共済の小委員会は適宜進行いたしたいというふうに決定いたしましたから、さよう御了承願いたいと存じます。
○委員長(片柳眞吉君) それでは只今から委員会を開会いたします。
保利農林大臣の出席を求めておりまするが、少し遅れるようでありまするから、最初に植物防疫に関する件を議題にいたします。
前回の委員会におきまして、上林委員及び河野委員の御要求によつて農業改良局長の出席を求めておりまするが、後刻出席があるはずでありまするが、只今植物防疫課長が見えておりまするから、御質疑を願いたいと思います。
【次の発言】 ちよつと私関連しまして、さつき河野委員の質問で、パラチオン乳剤は比率は下るが絶対量は減らないという御答弁があつたのだが、今ここに配付されました資料を見ますと、パラチオンの乳剤が二十八年が四百四……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から農林委員会を開会いたします。
前回の委員会におきまして保利農林大臣から今後における農林水産行政の基本施策について説明を伺つたのでありますが、この説明に対しまして各委員から質問の要求がありますので、これから逐次質問に入ることにいたします。なお、本日は農林大臣にできるだけ時間の御割愛を願つておりますが、併し各委員の御質問に際しましては時間が窮屈でありますので、できるだけ一つ相互お譲りを頂きまして、各委員からできるだけ御質問のできまするように御配慮を願いたいと思います。それではこれより質問を許します。
【次の発言】 時間が過ぎておりますから、どうぞ一つ……。
○委員長(片柳眞吉君) 只今から委員会を開会いたします。 過般この委員会におきまして、調査委員から生糸輸出と粗糖輸入とのリンク問題について質問が要求されておりますが、この機会にこの問題をも含めまして、蚕糸業の現況、最近政府において検討中の生糸輸出確保臨時措置法案並びに生糸原糸課税問題のその後の事情等、蚕糸政策全般について農林当局から説明を聞く予定でありましたが、生糸輸出確保臨時措置法案に関する準備の都合もありますので、本件は来週に延期いたしたいと存じまするから御了承を願います。 そこで本日は先ず農業政策に関する件を議題にいたします。この件に関して、本日は食糧庁長官の出席を得ておりますから、……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から委員会を開きます。
最初に参考人の件につきましてお諮りをいたします。農業災害補償制度に関する小委員会におきまして、来たる二月二十五日、農業共済基金常務理事安田誠三君を参考人として意見を聞きたい旨の申出が松浦小委員長より参つておりますが、同君を参考人として意見を聞くことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 本日は、最初に肥料問題につきまして御審議を願いたいと思います。先ず本年春肥の需給及び価格関係、更に最近伝えられておりまする韓国向け硫安及び石灰窒素の輸出並びにこれが国内における肥料の需給及び価格に及ぼす……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から農林委員会を開会いたします。
最初に理事補欠互選の件についてお諮りいたします。
理事白井勇君が委員を辞任され、理事が一名欠員になつております。その補欠互選は成規の手続を省略し、委員長より指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ない認め、私から指名いたします。清澤俊英君に理事をお願いいたします。
【次の発言】 それから次に、今週及び来週にかけましての委員会の日程を先ほどの理事の打合会でお手許に配付したようなことで決定いたしましたので、御了承願います。
【次の発言】 本日は先ず蚕糸政策の件を議題にいたします。
この件につきまして……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から農林委員会を開会いたします。
先ず糖業に関する件を議題にいたします。前回の委員会におきまする戸叶委員の動議にかかわる申出につきまして、御趣旨を忖度いたしまして、お手許にお配りいたしましたような案文を作成して見ました。かようなその取扱いにつきまして御懇談を願います。速記を止めて下さい。
【次の発言】 では速記を始めて下さい。
【次の発言】 只今の東委員の動議にありまする申入につきまして御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めまして、この通り申入れることに決定をいたしました。
○委員長(片柳眞吉君) 速記を始めて。
続きまして農林関係の税制改正の点を議題といたします。本国会に国税関係の各種法律案及び地方税改正法律案が提出され、これらの法律案は直接間接農林業に至大の関係を持つておるものと思われますので、本日はこれらの法律案につきまして政府当局から説明を聞きまして、当委員会としてとるべき措置について協議を願いたいと存じます。
先ず国税関係から説明をお願いいたします。
【次の発言】 砂糖消費税も当委員会に関係がありまするし、それから今日の新聞で見ると、繊維品消費税取止めというような記事が出ております。その辺の事情おわかりでしたら一つ……。
○委員長(片柳眞吉君) 只今から委員会を開会いたします。
本日は最初に減収加算の問題につままして御審議を願いたいと思います。先ず政府当局からこの問題につきましての今日までの経過及び結果につきまして説明を聞きまして、それから御質疑を願いたいと思います。食糧庁から御説明を願います。
【次の発言】 速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。
分散度をとつた趣旨、分散度の算定はどういう算定をしたか、そういうことについての説明を願います。
【次の発言】 それでは大体説明も終つたようですから御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 江田さんがちよつとやりますから……。
○委員長(片柳眞吉君) 只今から委員会を開きます。
糖業の件を議題といたします。去る二月二十六日、砂糖行政の是正に関し、農林、通産及び大蔵大臣に申入を行い、三月八日までにこれに対する回答を求めておきましたところ、お手許にお配りいたしましたような回答が届きましたので、先ずこの回答につきまして政府当局より説明を聞き、続いて質疑を願い、改めて当委員会の措置を御協議願いたいと存じます。本日は農林政務次官の平野さん、前谷食糧庁長官が只今見えております。追つて大蔵省、通産省の関係官も出席の予定であります。
【次の発言】 申上げますが、通産省の通商局次長が見えております。
○委員長(片柳眞吉君) それでは只今から農林委員会を開会いたします。 先刻の理事の打合会で、今週から来週にかけましての議事日程案を作成いたしましたので、この日程表でやりますることを御了承願いたいと思います。考え方は、肥料関係法案が衆議院のほうの審査が大分進行して参りましたので、今週から来週にかけましては、肥料関係の法案に重点を置いて行きたいという考え方であります。なお、本日の日程中、米価の減収加算の件と大豆の件は、農林大臣と食糧庁長官が出席できませんので、これは今後の日程に適時振替えてやつて行きたいと存じます。そういう関係で、時間がありますれば十九日予定の家畜の飼料の件を便宜追加して行きたい……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から農林委員会を開会いたします。 本日は先ず臨時硫安需給安定法案を議題といたします。 本法案は第十六回国会に政府から予備審査のため提出され、当委員会に付託せられたものでありますが、衆議院における審査状況を睨み合せ、且つ又同じく第十六回国会に政府から予備審査のため提出され通商産業委員会に付託せられておりまする硫安工業合理化及び硫安輸出調整臨時措置法案とも関連して今日まで継続審査になつているのでありますが、只今まで審査らしい審査が行われていないのであります。ところが衆議院農林委員会における審査も大分進捗いたしまして、今日ではむしろ当委員会の審査の状況を期待していると……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から委員会を開会いたします。
最初に次の事項につきまして報告いたしまして御了承を得ておきたいと存じます。先般の委員会におきまして、委員長一任に決議せられました江田委員の御要求にかかわる製糖歩留り等に関し参考人から意見を聞くことにつきましては、次の予定でありますから御了承願います。来たる三月二十六日午後一時からであります。参考人といたしましては、兵庫農科大学教授浜口栄次郎君及び日本製糖工業会技術部長山根武雄君、以上二名に決定いたしました。
【次の発言】 次に、砂糖の件を議題にいたします。去る三月九日砂糖行政の是正につきまして再度政府に申入を行い、昨十八日までに回答を……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から農林委員会を開きます。 最初にお諮りいたしたいのでありますが、これから申上げますが、これから申上げまする法律案及び承認案は農林政策に深い関係を持つておると思われますので、その取扱いについて御協議を願いたいと思います。 第一は、地方税法の一部を改正する法律案でありまして、この法案につきましては、すでに一応の説明を聞いたのでありますが、これを連合審査を申入れるか、或いはそこまで行かないで当委員会から適当の申入をするか。特にこれは農業協同組合の非課税という根本問題の意見が出ておりまして、この点が第一の問題であります。なお農林大臣の出席もこの問題については求めておる……
○委員長(片柳眞吉君) それでは只今から農林委員会を開会いたします。 先ず御了承を願いたいのでありますが、只今当委員会に付託せられておりまする法律案は、本付託のものとして農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案、開拓融資保証法の一部を改正する法律案、保安林整備臨時措置法案、これは昨二十二日予備付託になつております。肥料取締法の一部を改正する法律案があり、又予備審査としては臨時硫安需給安定法案及び農産物検査法の一部を改正する法律案があります。そのうち礎材漁業金融公庫法の一部を改正する法律案、開拓融資保証法の一部を改正する法律案及び農産物検査法の一部を改正する法律案は、その内容からして本年度内に……
○委員長(片柳眞吉君) それでは只今から農林委員会を開会いたします。
先般御了承を得ておきました通り、江田委員の御要求によりまして製糖歩留り等の問題につきまして参考人の御意見を伺うことにいたします。なお参考人のうち日本製糖工業会技術部長山根武雄君は急病のため出席ができないそうでありますから御了承をお願いいたします。
参考人といたしまして兵庫農科大学教授濱口榮次郎君を御紹介いたします。本日は御多忙中おいで願つて厚く御礼申上げます。
それでは江田委員から一つ御質疑の要点を御発言をお願いいたします。
【次の発言】 ほかに御質問ございませんか、それでは御質問もこれ以上はないようでありますから、こ……
○委員長(片柳眞吉君) それでは只今から農林委員会を開会いたします。
最初に、農産物検査法の一部を改正する法律案を議題にいたします。前回に続きまして御質疑をお願いいたします。なお、本改正案は新年度早々から施行の必要もあるようでありますので、本日御質疑をいたしまして、質疑が大体完了いたしますれば、本日のうちに質疑を終りまして直ちに討論採決に入りたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それではこれより質疑に入ります。
私からちよつと質問しますが、これは米価審議会なり、或いは当委員会でも曾つて問題になつておつたと思うのですが、検査手数料を国がとつて、それから……
○委員長(片柳眞吉君) それでは只今から委員会を開会いたします。
先ず農業災害補償制度に関する小委員会の松浦小委員長から発言を求められておりますから、お聞き取りを願います。
【次の発言】 只今小委員長の中間報告がありましたが、何か御質疑がございましたら御発言を求めます。
それでは只今のは中間報告でもありまするし、特段の御質問もないようでありますから、次の問題に入りたいと思います。
【次の発言】 次は、農産物の購入に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件を議題にいたします。
本件につきましては、過般の委員会の話合によつて先ず政府当局から説明を聞き、その後にお……
○委員長(片柳眞吉君) それでは只今から農林委員会を開会いたします。
最初に、硫安の生産費に関する資料でありますが、過般の委員会におきまする御要求によりまして、お手許にお配りいたしましたように正式要求の手続をとつて置きましたところ、これ又お配りいたしておきましたような回答が参りました。これが取扱いについて御協議を願いたいと存じます。ちよつと速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。
それでは只今の件は次回以降におきまして政府当局から補足的に説明を聞いた上で、これは成規の手続で資料を要求しておりまするから、その線に沿いまして御相談を願いたいと思います。
○委員長(片柳眞吉君) 只今から農林委員会を開会いたします。
先ず日本中央競馬会法案を議題といたします。
本法律案は、去る三月三十日、政府から閣法第百二十六号を以て予備審査のため当院に提出せられ、直ちに当委員会に予備付託となつたのであります。先ず政府当局から提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 本法律案の審査は後日に譲ります
【次の発言】 本法律案の審査は後日に譲ります
【次の発言】 次に、肥料取締法の一部を改正する法律案を議題といたします。
昨日に引続き、これから質疑に入ります。なお本法律案は昨日の委員会の決定によりまして、本日質疑を終り、直ちに討論採決に入りたいと存じます。御了承……
○委員長(片柳眞吉君) それでは只今から委員会を開会いたします。
先ず硫安の生産費に関する資料の件を議題にいたします。本件につきましては、先般お配りいたしておきましたように、当院の正式要求に対して通産、農林両大臣から回答がありましたが、この取扱いについて御審議を願いたいと存じます。ちよつと速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 ちよつと私から法制局にお聞きしたいのですが、国会法第百四条は締めくくりの規定はないわけですね。何ら締めくくりの規定はないのですが、少くとも証人の宣誓及び証言等に関する法律の精神にむしろ準拠してやはりやるというふうに解釈していいのですか。
○委員長(片柳眞吉君) それでは只今から農林委員会を開会いたします。 先ほどの委員長理事の打合会におきまして、お手許にお配りしましたような今週中の日程の御相談ができましたので御了承を願いたいと存じます。なお理事会の打合せの結果は、保安林整備臨時措置法案、国有林野法等の一部を改正する法律案、この二法案につきましては衆議院の議決も済んでおりますので、できるだけ今週中に討論採決に入りたい、かようなふうに決定いたしましたので、これ又御了承を願いたいと思います。 なお本日の議案でありまする硫安の生産費に関する事項につきましては、政府から御要求がありますれば、秘密会として審議をして行きたいというふうに……
○委員長(片柳眞吉君) それでは只今から農林委員会を開会いたします。
先ずお諮りをいたします。去る四月十九日の委員会において決議になりました硫安の生産費その他に関して、参考人として農林中央金庫及び日本開発銀行の当事者の出席を求める件につきまして、次の通り予定いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。期日は来たる四月三十日午後一時より、参考人は農林中央会庫理事更級学君、開発銀行理事中村健樹君、随行といたしまして審査部長竹俣高敏君。御異議ありませんですか。
【次の発言】 それでは御尤ものことと思いますので、但し先方の都合もあるようでありますから、できるだけ御趣旨に副うように更に連絡をいたしまし……
○委員長(片柳眞吉君) それでは農林委員会を開会いたします。
最初に、農林政策に関する調査として本年度の聴繭資金の件を議題にいたします。本年春繭の出荷を目前に控えて、購繭資金の確保を図ることは当面の重要問題と考えられますので、本日は先ず農林当局から春繭の購繭資金について、従来の経過、今後の見通し或いは具体的にとるべき措置等について説明を願いたいと存じます。その上で今後の審議のやり方を御相談願いたいと思います。
【次の発言】 これは農林中金と日銀ですか。
【次の発言】 今関根委員から御要求がありました購繭資金の件につきまして、日本銀行及び農林中央金庫当局から参考意見を聞きたいと存じますが、御異……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から農林委員会を開会いたします。
最初に、自給肥料増産特別措置法案を議題にいたします。本法案は衆議院議員杉山元治郎君ほか十二名によつて提出され、去る四月二十三日、衆法第二十三号を以て衆議院から予備審査のため当院に送付、即日当委員会に付託されたものであります。
先ず提案理由の説明を願います。
【次の発言】 本法律案の審査は後日に譲りたいと思います。
【次の発言】 速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
次に、過般の委員会における決議に従い、只今予備審査中の臨時硫安需給安定法案に関連して、硫安のコスト等の問題について参考人として日本開発銀行及び農……
○委員長(片柳眞吉君) それでは只今から委員会を開会いたします。
最初に酪農振興法案を今日は議題にいたします。本法律案につきましては、去る四月十九日提案理由の説明を聞いたのでありますが、更に法案の内容及び参考資料等について政府から補足的説明があれば説明を願いたいと思います。その上で質疑に入りたいと思います。なお本日は政府委員は出席がありませんで、畜産課長、経済課長が見えております。
【次の発言】 今日は如何でしようか、大分法案の構想それ自体について相当御意見、大分御質問があつたのですが、今日は政府委員もおられませんので、本日はこの程度で如何でしようか。
○委員長(片柳眞吉君) 只今から農林委員会を開会いたします。
最初に理事の補欠選挙を行います。理事宮本君が先月二十八日に辞任せられ、理事が一名欠員になつておりますので、その補欠互選を行います。互選は成規の手続を省略し、委員長において指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、委員長より指名いたします。宮本邦彦君にお願いいたします。
【次の発言】 次に、農業協同組合法の一部を改正する法律案を議題にいたします。
本法律案は、去る四月二十八日、衆議院議員金子与重郎君ほか十六名によつて衆議院に提出され、五日八日衆議院から予備審査のため当院へ送付、即日予備付託……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から農林委員会を開会いたします。 先ず、農林政策に関する件を議題に供しまして、小林孝平委員から食糧管理につきまして緊急質問の要求がございますので、早速質問を願うことにいたしたいと思います。
○委員長(片柳眞吉君) それでは委員会を開会いたします。 最初に、臨時硫安需給安定法案を議題といたします。本法案に関連して五月七日の農林委員会の決議に基きます硫安コストの件について、参考人として重ねて日本開発銀行当局の御意見を伺うことにいたします。本日の問題の中心は、前回に引続きまして日本開発銀行において融資に当つて資料として入手され、或いは調査せられた各社、各工場別硫安コスト並びにこれらコストに関する日本開発銀行の見解及び硫安コストと硫安価格との逆鞘関係並びにこれに関連して各メーカーの経理及び配当に関する日本開発銀行の見解についてであります。先ず、日本開発銀行当局の御説明を煩わしたいと存じ……
○委員長(片柳眞吉君) それでは只今から農林委員会を開会いたします。
最初に、今回の凍霜害及び北海道を中心とする暴風雨による被害調査の件でありますが、先ほどの御懇談の結果、取りあえず凍霜害につきましては、群馬、埼玉、栃木の三県に現地調査のため議員を派遣いたしたいというふうにお話合がきまりましたが、その日時或いはお出でになるかた等については委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めまして、さよう決定いたします。
なお、北海道のほうは他の委員会等からも御要求があるようでありまするから、その旨を議院運営委員会のほうにその意思を表したいと思います……
○委員長(片柳眞吉君) それでは只今から委員会を開きます。
昨日決議になりました凍霜害被害状況現地調査につきましては、第一班埼玉、群馬県、日時十五、十六両日間、派遣議員に河合義一さん、上林忠次さん、松永義雄さん三名。第二班、栃木県同じく十五、十六両日、関根さんと鈴木一さんということで派遣承認を要求しておきましたから、御了承願いたいと思います。まだ議運のほうが決定しておらんそうでありますが、今督促しておりますので、本日決定されるように更に要求をしておきます。よろしくお願いをいたします。
【次の発言】 次に、農業災害補償制度の改正に関する件につきまして、松浦小委員長から御報告を願うことにいたしま……
○委員長(片柳眞吉君) それでは委員会を開会いたします。 先刻の理事の打合会におきまして今後の日程を御相談いたしまして、お手許に配付したような日程で審議をやつて行きたいと存じます。 なお、会期も切迫しておりますので、大体の方針といたしましては、臨時硫安需給安定法案、酪農振興法案、農林漁業組合連合会整備促進法の改正案及び日本中央競馬会法案は、勿論今後の審議の如何にもよりまするが、今週中に目鼻を付けて参りたい、こういうふうに決定をいたしたわけであります。爾余の法案につきましては、今後の審議の状況に応じまして重ねて御相談をいたしたいというふうに大体決定いたしましたので、御了承を願いたいと存じます……
○委員長(片柳眞吉君) それでは只今から委員会を開会いたします。 最初に、臨時硫安需給安定法案を議題にいたします。かねて通商産業省及び日本開発銀行に対して要求されておりました硫安コストに関する資料につきまして、作目の委員会におけるお話合に従いまして、通産省関係のもの、即ち三社分でありまするが、これは通産省手持のものの写しを、又開発銀行のものは開発銀行手持の写しを通産省を通じて提出されましたので、本日お手許にお配りいたしておきましたの御了承を願いたいと思います。これらの資料に対する質疑は目を改めて行うことにいたしましてれ本日は先に衆議院における本法律案に対する修正がございましたので、その理由に……
○委員長(片柳眞吉君) 只今より農林委員会を開会いたします。
霜害の報告はあとに廻しまして、最初に農林漁業組合連合会整備促進法の一部を改正する法律案を議題といたします。本法律案は衆議院議員足立篤郎君ほか十名によつて去る五月十四日衆議院に提出、続いて去る五月十七日衆法第三十七号を以て衆議院より予備審査のため当院に送付、即日当委員会に予備付託になつたものであります。先ず、提案理由の説明を聞くことにいたします。
【次の発言】 本法案の審査は後日に譲りたいと存じます。
ちよつと速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
次に、霜害に関する件を議題といたします。去る五月十五日及び十六……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から委員会を開会いたします。最初に請願及び陳情書の審査を行います。
それでは速記を止めて下さい。
午前十時四十七分速記中止
【次の発言】 それでは速記を始めて下さい。暫時休憩いたします。
午後零時四十二分休憩
【次の発言】 それでは委員会を再開いたします。
臨時硫安需給安定法案を議題にいたしまして、最初に昨日御要求のありました資料のうち、通商産業省の分は提出がございましたので、これにつきまして御審議を願いたいと存じます。
先ず、通産省当局からこの資料について説明を願いたいと存じます。なお通産省当局から秘密会の要求がありますので、秘密会にいたしたいと……
○委員長(片柳眞吉君) それでは只今より委員会を開会いたします。
本日は先ず臨時硫安需給安定法案を議題といたします。本日は衆議院の修正箇所を中心として御審議を願いたいと思います。衆議院より綱島正興君が見えておられます。
【次の発言】 ちよつと私からも伺いたいのですが、修正に関連するので、ちよつと質問をしておきたいのですが、第三条の需給計画で、さつきの河野さんの質問に私は実態的に関連して来ると思うのですが、全肥料になつて来ますると、この需給計画の中には国内消費見込数量、これはまあ当然でありまするが、それにプラスして需給調整用としての保有数量、これは加里であるとか、燐鉱石についても、これは当然適……
○委員長(片柳眞吉君) それでは只今から委員会を開会いたします。 先ず、臨時硫安需給安定法案を議題にいたします。 最初に、この法案に関連いたしまして硫安工業合理化および硫安輸出調整臨時措置法案に対する今後の取扱いについて御協議を願いたいと思います。実は、当委員会から通商産業委員会に対して連合審査を要求いたしておりましたが、通商産業委員会の委員長から、先方でもいろいろ法案が輻輳しており、時間もないので、連合審査をちよつと受入れがたいという回答があつたわけであります。農林委員会のほうにおいて適宜通産当局に対して御質疑を願うことで御了承願いたいということで申入がありましたのであります。従つてこの……
○委員長(片柳眞吉君) それでは、只今から農林委員会を開会いたします。
本日は、先ず酪農振法案を議題といたしまして、昨日は農林大臣に対して総括的な質問を行なつたのでありますが、なお御質疑を願いたいと思います。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
それでは休憩いたします。
午後零時三十九分休憩
【次の発言】 それでは委員会を再開をいたします。
午前中に引続きまして酪農振興法案の御質疑をお願いいたします。
ちよつと速記を止めて下さい。
〔速記中止)
【次の発言】 それでは速記を始めて下さい。
○委員長(片柳眞吉君) それでは只今から委員会を開会いたします。
本日は先ず酪農振興法案を議題といたします。昨日の河野委員の要求によりまして、参考人として農林中央金庫理事更級學君及び江田委員の要求により農林省統計調査部経済課長の出席を得ております。
参考人におかれては御多用中御出席を頂きまして厚くお礼を申上げます。河野委員がまだお見えになりませんから、江田委員のほうからお聞き願いたいと思います。
【次の発言】 これはあとで資料を、どうですかね。あとで……。それから調査要綱というのですかね。それと両方あとでどなたか……。ただ一つだけ。今の平均の生産費ですが、自家労力はどういうことになつており……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から委員会を開会いたします。
本日は臨時硫安需給安定法案を議題といたします。前回に引続きまして御質疑を願いたいと思います。なお、右法案に関連いたしまして、硫案工業合理化及び硫安輸出調整臨時措置に関する件についても併せて御質疑を願いたいと存じます。
本日は農林大臣が出席をされておりまするし、間もなく通産大臣も出席の予定であります。
【次の発言】 これは前回はつきり申上げた点ですが、通産委員会から正式に断わられて来ておりますので、先ほど冒頭に申上げたように、関連して合理化法案の御質疑を願いたい、こういうわけです。
○委員長(片柳眞吉君) それでは只今から農林委員会を開会いたします。
先ず臨時硫安需給安定法案を議題といたします。前回に続いて質疑を願います。なお昨日の委員会におけるお話会によりまして、できれば本日中に質疑を終り、討論採決を行う予定でありますから御了承を願います。大体細かい点の質問は終了しておると思いますので、本日は農林大臣が出席をされておりまするから、その趣旨で御質問をお願いしたいと思います。
【次の発言】 ほかに御質問はございませんか。
【次の発言】 それでは質疑はこれで終つたものと認めます。
これで休憩いたします。
午後零時三十九分休憩
○委員長(片柳眞吉君) 只今から委員会を開会いたします。 本日は先ず昭和二十九年四月における凍霜害の被害農家に対する資金の融通に関する特別措置法案、二十六日内閣から予備審査のため提出、二十七日予備付託のものであります。繭糸価格安定法の一部を改正する法律案、二十七日内閣から予備審査のため提出、同日予備付託、昭和二十九年五月の暴風雪害による被害農業者等に対する資金の融通に関する法律案、衆議院議員芳賀貢君ほか四十四名提出、二十七日予備審査のため送付、同日予備付託、農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案、同上を順次議題とし、先ず提案理由の説明を聞くことにいた……
○委員長(片柳眞吉君) それでは委員会を開会いたします。
本日は先ず昭和二十九年四月における凍霜害の被害農家に対する資金の融通に関する特別措置法案を議題といたします。本法律案は、昨二十九日衆議院において全会一致を以て修正議決去れまして、即日当委員会に付託となつたものであります。昨日提案理由の説明を聞きましたので、本日は直ちに質疑に入ります。
【次の発言】 それでは何か御質問はありませんか……。それでは私から質問をいたしますが、この営農資金の特別措置法案は、去年の措置と違つたところがありますか、どうか。
【次の発言】 第四条の資金額が四億五千万円に殖えておるのですが、これは資金の裏打の確信はお……
○委員長(片柳眞吉君) それでは只今から委員会を開会いたします。
最初に理事の補欠互選を行います。理事の補欠互選は、成規の手続を省略して、委員長において指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、委員長より指名いたします。
森田豊壽君、江田三郎君及び戸叶武君にお願いいたします。
【次の発言】 それでは本日は、先ず日本中央競馬会法案を議題といたします。
昨日に引続いて質疑を続行いたします。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 速記とめて。
【次の発言】 速記を始めて。
他に御発言もないようですから、質疑は終局し……
○委員長(片柳眞吉君) それでは農林委員会を開会いたします。
先ず、農林漁業協同組合連合会整備促進法の一部を改正する法律案を本日は議題といたします。昨日に続きまして御質疑を願います。なお、昨日要求しました資料が一部配付されておるのでありますが、政府から説明を要すれば説明を願いたいと思います。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 速記を止めて下さい。
午前十一時四十九分速記中止
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 それでは、只今の口頭説明の資料は後ほど書類としてお配りいたすことにいたしまして、大体質疑は尽きたものと認めて御異議ありませ……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から委員会を開会いたします。
本日は農業協同組合法の一部を改正する法律案及び農業委員会法の一部を改正する法律案を議題といたしまして、昨日に続きまして質疑をお願いいたします。本日は農林大臣が出席されております。
【次の発言】 本会議が始まりましたから、議長からのあれもありますので、防衛法案が議了するまで休憩をいたします。
午前十一時七分休憩
○委員長(片柳眞吉君) それでは只今から農林委員会を開会いたします。 最初に請願陳情を議題といたします。会期延長後付託になりました請願及び陳情はお手許にお配りしておきましたように、請願三件と陳情はございません。請願三件のうち、第二千六百五十七号及び第二千六百五十八号は、先般昭和二十九年四月における凍霜害の被害農家に対する資金の融通に関する特別措置法案の採決の際の附帯決議と同一趣旨と考えられますので採択、第二千六百五十九号は、現行制度においては実行に問題があるようでありますが、趣旨は了解されますので採択することにいたしたいと存じます。御異議ございませんか。
○委員長(片柳眞吉君) 只今から委員今を開会いたします。 本日は先ず昭和二十九年四月及び五月における凍霜害等の被害農家に対する資金の融通に関する特別措置法の一部を改正する法律案を緊急議題といたします。 本法律案は、昨六月十日衆議院議員佐藤洋之助君ほか三十二名によつて衆議院に提出され、本院には本朝予備審査のため送付、直ちに当委員会に予備付託となつたものであります。 先ず提案理由の説明を聞きまして、続いて質疑に入り、本日委員会開会中に衆議院を通過して本付託になりますれば、直ちに討論採決を行い、次回の本会議に上程するよう取計らいたいと思いますが、御異議ございませんか。
○委員長(片柳眞吉君) それでは委員会を開会いたします。 本日は前回に引続きまして、昭和二十九年四月及び五月における凍霜害等の被害農家に対する資金の融通に関する特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。本法律案は、去る十一日衆議院を通過して本院に送付、直ちに当委員会に本付託となりました。なお本法案に対しまして、新たに北海道及び東北地方等における六月の凍霜害に対しても適用されるよう、お配りいたしましたような正誤が行われましたので御了承願いたいと思います。そこで本法案の取扱い方につきましては、先ほど御懇談の次第もありまして、正誤の結果適用対象が広範に拡大されて参りましたので、そうなりま……
○委員長(片柳眞吉君) それでは只今から委員会を開会いたします。
本日は、前回に続きまして昭和二十九年四月及び五月における凍霜害等の被害農家に対する資金の融通に関する特別措置法の一部を改正する法律案を議題にいたします。御質問のあるかたは御発言を願います。
【次の発言】 本法律案につきましては、先ほどの御懇談の結果、被害の実態を今俄かにつかむことも困難でありますので、従いまして、今会期中に結論を出すことは困難ということになりましたので、本院規則第五十三条によりまして、本審査の閉会中の継続審査要求書を提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○片柳眞吉君 私はこの機会に、法律案ですね、この形式について一つ質問をしてみたいと思いますが、実は私、大蔵委員会に所属しておりながら、かような発言はどうかという感じもいたすわけでありますが、実は前々国会でありまするか、補助金等の臨時特例に関する法律案につきまして、これがどの委員会で審議をするかということが非常に問題になりまして、特別委員会を作ってようやくそこでやったわけでありますが、大蔵省のやり方が極めて功妙といいまするか、言葉を換えますると、常任委員会の機能をむしろ適当に逃げるというような実は感じを持ったのであります。今回のような単に期限延長の法律案等を或る程度括って出すということはこれは別……
○片柳眞吉君 先ほど私どものほうの会派の杉山君から賛成の御発言がありましたが、私はこの法案に反対をいたします。それは大体平林さんなり、今、松澤さんの趣旨と同様でありまして、前段の国債整理基金への繰入の案件は賛成でありますが、補助金等の特例法案につきましては、実体論はこの際おきまして、補助金整理というような大きな政策について、全体的な構想を示さずして、これだけをさしあたり延長する。しかも杉山君が指摘しましたように、二カ月延長することは少くとも一カ年延長することと同様でありますので、これはきわめて不見識というような感じを私は持つのでありまして、遺憾ながら後段に賛成ができませんので、従ってこの案件全……
○片柳眞吉君 私も数点質問いたしたいのですが、この法律案はいろいろいきさつがあった法律案と承知をしておるわけでありますが、そこで、この法律案の第一条の目的でありますが、砂糖の価格の安定と利益の一部を徴収する、こういうふうになっておりますが、一体、消費者の面からしますれば、砂糖の安いことを期待しておる。ところが農林大臣の予算委員会における答弁なり、第二条の第二項に澱粉及びテンサイ糖の価格を参酌すると、こう書いてあって、この辺からきますると、カンショ、バレイショの澱粉なり、北海道のテンサイ糖の価格との均衡をとって、ある程度、農業保護というような色彩も若干出ておるのじゃないかと思うのでございまして、……
○片柳眞吉君 私はこの内容については特段の異存はないのでありますが、これは政府に質問いたしたいと思いますが、こういう例――戦争中の特殊法人の持っておったものを国が取り上げた――そういうようなことは相当ほかにもあるのではないかと思うのですが、こういうものを無償譲与すると、ほかにも同じようなケースがまた起ってくるのではないかというようなことが一応予想されるわけでありますが、ほかにこういうようなケースがありますかどうか。これは政府当局の方にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、今後こういうような同じケースが出た場合においては、政府は今後も大体賛成される、こういうふうに了解してよろしゅ……
○片柳眞吉君 私は質疑応答を聞いておって、こういう若干の疑問が出たんですが、関税をかけたものを、用途別に従って行政指導で非常な価格差をつける、こういうことが強く政府当局から説明があった。実態的には漁業関係とか、あるいは中小企業関係等に影響がないことを希望はするわけでありますが、一体一律に関税が課せられたものを、何らの法律のバックなくして、行政指導ですれば水産用には安く使える、あるいは輸出産業用には安く使える、こういうようなことが果して許されていいのかどうかというようなことが、ちょっと私疑問に実は出てきたわけでありますが、技術的に漁業関係なりだけをはずして関税免除がむずかしいことも、あるいはある……
○片柳眞吉君 今の質疑を聞いておって、正示さんから通常の輸入のワク内で入れるという答弁がありました。大したとともないようですが、ちょっとそう言われると、やはり実体的にはそうかもしれませんが、MASにしても、余剰農産物でも一応通常の取引は害しないことを原則として、関連上は別ワクで入れるというふうに私は了解しているのですが、その辺は一つデリケートな問題ではないかと思うのです。それが第一点と、それから平林委員の意見とは多少違うのですが、たばこの実は詳しいことは全然知らないのですが、現在でも食糧の増産とたばこの増産という問題が農村では一つの問題になっておるわけなんですね。いえばタバコの耕作面積が他の農……
○片柳眞吉君 糸価安定の特別会計法の一部改正案につきまして一、二点質問いたしたいと思いまするが、内容としては、本法案の内容については非常に繭の買入れまで進んでおりますから、実体的には賛成でありまするが、ただ従来三十億の一般会計からの繰入金が財源でありまするが、さらに今回仕事の幅を拡張したにつれて、三十億ですか、三十億を限度として借入金なり、あるいは証券の発行ができることになっておるのでありまするが、ただこの特別会計の歳出の面を見て参りますると、第四条第一項の改正に属しまするが、農業団体で繭の保管をする場合に、その経費を助成することになっておりまするが、まあかような生糸なり繭の売買会計においてそ……
○片柳眞吉君 若干この数字を御質問いたしたいのでありますが、この供出農家の中で、この資料によりますると、大体六十万戸が所得税を納付する義務があるようでありますが全体の供出農家、これは食糧庁でございますが、供出農家の全体戸数がどのくらいになりまするか。
それから今度は、供出量の比率からしますると、所得税を納付する農家と、納付しない農家との供出量の、これは比率でもけっこうです、これがわかりましたら概算でよろしいですが、お教えを願いたい。
【次の発言】 大体それでこの恩典が均霑する農家は、全体の供出農家の二割強だということがはっきりしたわけです。
それからその次に、これでいきますると大体石当り千……
○片柳眞吉君 私は最初にまず総理に御質問をいたしたいと思うのでありますが、実は現内閣の経済政策の推進の仕方につきまして、基本的な考え方を聴取いたしたいと思うのでございます。と申しますのは、現内閣は過般の総選挙におきましていろいろの経済政策を掲げておりまするし、またことしの一月に総合経済六カ年計画を立てられておるのであります。しかしこの計画を達成するのに、どういうような考え方でこれを実現するかについては、実は必ずしも明瞭でないようであります。実は私は現内閣の性格というものにつきましても、はっきりまだつかみ得ないのでありまして、日本民主党が旧改進党、自由党に属された方あるいは日本自由党この三者の合……
○片柳眞吉君 貿易商社の強化の問題でちょっと質問したいのですが、主として輸出の線からお話があったのですが、特に私大きな関心を持っておりますのは、今日は農林省はおいでにならんのですが、例の病変米の対策の結果、外国食糧を今度は日本まで持って来て、着地倉庫で食糧庁に渡す。こういうふうに非常に変って来たわけです。これは病変米をできるだけ防ごうという点からやむを得んと思うのですが、しかし普通の取引からすれば、非常に異例なものでもありまするし、しかもはるばる日本まで持ってきて、そこで検査をした結果、不適格品が相当出てきた、こうなると実は貿易商社というものは非常な大きな打撃を受けるのではないかと思う。今まで……
○片柳眞吉君 私はただいま問題になっておりまする今年の米価及び麦価の問題につきまして総理、大蔵大臣、農林大臣及び経審長官に質問をいたしたいと思うのであります。 米価の問題につきましては午前中他の委員からも御質問があったのでありまするが、この問題は生産者、消費者両面から見て参りましてきわめて重大な事項でありますので、数点に分かちまして御質問いたしたいと存ずるのであります。 最初は、これは特に総理にお聞きを願いまして御答弁を願いたいのでありまするが、米価の問題が非常に大きな問題でありますることはただいま申し上げた通りでありまして、その重大性からかんがみまして米価審議会におきまして農林大臣の諮問……
○片柳眞吉君 私はまず砂糖の再吸収の問題につきまして数点御質問いたしたいと思うのでございますが、砂糖につきましては従来も関税なりあるいは砂糖消費税で相当多額の国家歳入がされておるのでありまして、二十九年度を調べてみますると、関税が約七十五億、消費税が四百八十億でありまして、合計五百五十五億であります。これは酒税に次ぐ第二位の間接税でありまして、これに加えてさらに今出ておりまする特別会計の歳入から見て参りますると、さらに砂糖で六十三億の、これは税金ではありませんが、国民負担において国が徴収をするということになりますると、相当に問題ではないかというふうにも思うのでありまするが、ただ国内のバレイショ……
○片柳眞吉君 委員長、農林大臣は。
【次の発言】 私は総理ほか関係大臣に。まず最初にことしの米の豊作を中心としての問題につきまして御質問いたしたいと思うのであります。ことしの米が近く実収高が確定すると思いまするが、農林省の第二回の予想収穫高によりましても七千九百三万石でございまして、過去の最高の収穫統計よりも八百万石以上の増収でございまするし、平年作にしますれば少くとも一千五百万石の大豊作でございまして、これはきわめてけっこうなことであります。ところが最近の情勢を見て参りますると、せっかくのこの豊作が国民生活の安定なり、あるいは国民経済の培養にどうも百パーセント寄与しておらないのではないかとい……
○片柳眞吉君 あるいは質問が重複をするかもわかりませんが、簡単に質問さしていただきます。
この改正法律案が実施されますると、不動産銀行を作るというような動きがあるそうでありますが、それは事実でありまするかどうか、まずその点をお伺いいたします。
【次の発言】 私もその中小企業金融の点からそういうお考えはまあけっこうだと、こう思いますが、ただすでにたくさんの中小金融機関がございまして、あるいは信用金庫あるいは相互銀行というような、たくさんそういう金融機関がむしろ町に乱立しておるような形にあります中に、相当な、信用の点においても心配の向きもあるということを聞いております。そういうようなものができる……
○片柳眞吉君 数点御質問いたしますが、その前に、配付されました資料に食い違いもありますのでどちらが正しいかお示しを願いたいのであります。七月二日の小麦の国内価格及び国際価格の推移という、この資料の一番最後の所に、小麦の国際価格の推移という表があります。それからもう一つ七月六日付の資料がありまするが、この二枚目にやはり小麦の国際価格の推移の表が同じ見出しが出ておりまするが、カナダのクラスIIですか、これが一九五三年の六月の数字が片一方は一ブツシェルが二ドル一セント、一方が二ドル四セントである。これはトン換算も違つておりますので、先ずどちらが正しいかを一つお示しを願いたい。
○片柳眞吉君 長官が先をお急ぎのようでありますから問題を言つておきたいと思うのですが、この問題はこの前の国会におきまして、私から実は質疑をいたしました件でありますが、なお私は政府のそのときの解釈には不満を持つておるわけであります。丁度長官も御出席でありますので、この機会に御質問したいと思いますが、通常生ずべき損失という観念につきまして、これは速記録を御覧になつたらわかると思いますが、前回の政府の御説明によりますると、平年の収益からこの制限下に挙げ得た収益を控除した差額の八割を、八〇%を以て通常生ずべき損失とする、こういう解釈を終始とつておられました。私は最後はこれはもう第五条で裁判所へ持出して……
○片柳眞吉君 漁船の建造等に要する融資の途を開くことは極めて賛成でありまするが、ただこの法案につきまして若干の点について御質疑をいたしたいと思うのでございます。この法案によりますると、これが通過いたしますると、公布の日から本法は施行されることになつておりますが、すでに農林漁業金融公庫の枠もきまつておると承知しております。これが公布されましても、直ちに資金の枠の拡大はないというふうに思うわけでありますが、その関係がどうなりますか。なお提案者り御説明を聞きますると、開発銀行の中小事業部の金が、何と言いまするか、そこに浮いておるというような御説明がございましたが、浮いているものを金融公庫のほうに振替……
○議長(片柳眞吉君) それでは不肖私が議長に選任されましたので、よろしくお願いいたします。
○委員長(片柳眞吉君) 只今から農林・通商産業連合委員会を開会いたします。
前例によりまして、私が連合委員会の会議を主催させて頂きます。臨時硫安需給安定法案を議題といたします。
本法案は去る七月二十五日内閣から予備審査のため提出せられ、同日農林委員会に付託せられたものでありまして、農林委員会におきましては、七月三十日提案理由の説明を聞きましたが、通商産業委員会においては、まだ説明を聞かれておりませんので、本日改めて提案理由の説明を求めることにいたします。ちよつと速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。
先ほど委員長から提案理由の説明を先ず求めるということで申上げましたが、提案理由はす……
○委員長(片柳眞吉君) 只今から農林、通商産業連合委員会を開会いたします。 まだ御質疑もあると思いまするが、本日はこれにて一応休憩いたします。 午前十一時一分休憩
○担当委員外委員(片柳眞吉君) 私は実は今度の凶作を見て来て、共済制度との関連で一つ感じたことを申上げまして審議の参考にして頂きたいと思いますが、凶作地へ行きますと米価はなんという問題は全く影をひそめめている。皆さんのお話のように共済制度に対してまあ非常に何と申ますか、今年の凶作は共済では大して救われないという感じなんです。そこで今日統計調査部長の作況を聞いても、農林省の作況でも相当落ちて来ているわけですね。更に落ちて来るだろうと、こう思つております。そうなつて来ると、今年から初めて採用した減収加算という問題が非常に不合理な感じを強めて来るのですよ。すでに概算五百円ですがどうも今の調子で行けば……
○片柳眞吉君 私からも第三条の点につきまして重複を避けて御質問したいと思いますが、この農産物の購入の点は、絶対不足量の内枠として入つて来るという意味において私は是認されると思うのでありますが、ところが先ほどの江田さんの御質問を聞いておりますると、今きまつておる小麦五十万トンとか大麦十万トンは、昨年の不足分の需要等をカヴアーするわけでありますから、これは問題ないと思います。ところが、先ほどの人口増による需要増、まあこういうのは当然予見されておるのであつて、それを入れることは通常の市場取引を排除したり代替することにはならないという点については、私も一応の疑問を持つわけでありまするが、まあこの問題は……
○片柳眞吉君 農林委員会の他の委員のかたからも発言があろうと存じますが、先ず私から数点お尋ねをしたいと思うのであります。 実は農林委員会におきましては、すでに五月二十九日付を以ちまして当委員会に申入れをしておりますので、すでにいろいろ御高配を頂いおることと存じまするが、本日この連合審査の機会に先ず塚田長官にお伺いいたしたい点は、今回の行政整理の大きな方針につきましては、これは何ら反対をするものではございませんけれども、各省との均衡等から見て参りますると、農林省の整理の率が一般よりも非常に高いという実は感じを持つのであります。各省平均が大体四・四%でありまするが、それに対して農林省のこれはまあ……
○担当委員外委員(片柳眞吉君) 私話の途中で入つて来たわけですが、無事戻しの制度ですがね、これは御意見としては、全体としては赤字になつているわけですから、無事戻しをすると国家財政で負担するわけですか、無事戻しの財源というものはあなたの御意見からすると……。
【次の発言】 これは例はこまかいんですが、全く被害がなくてむしろ農作だ、これは豊作という一つの事実があるんですから、こういう農家は或いは無事戻しをしないでも、片方で平年以上の収穫があつたのは、これは或いは考慮しなくてもいいけれども、例えば三割未満の共済の対象とならん、二割くらいの災害が例えば二年とか、三年とか続いた、それを合計すれば相当の、……
○片柳眞吉君 簡単に続けて質問いたしますが、第一点は、失業対策事業で道路の改修をされることは私は趣旨には異存はないのでありますが、ただいかにも交通量の多い所をしろうとが改修工事をやっておって、非常に交通の実際のじゃまをしておるような感じを強く持っておるんですが、その点どんな考えを持っておりますか。 それから第二点は、住宅政策も何ら異存はありませんが、ただ非常に集団的な住宅ができますると、何千世帯というような大きな住宅地ができますると、学校がすぐに問題になると思うのですが、学校方面まで建設省の方でどの程度のお考えを持っておりまするか。それからもう一つは、交通量の関係も考慮いたしませんというと、……
○片柳眞吉君 ただいま御説明を詳細に拝聴いたしたのでありまするが、そのうち都道府県の農業試験場の委託試験費のうち、指定試験、その他数種の試験について本年度、三十年度までは事業費と人件費とを分けて補助をしておったのでありますが、三十一年度におきましては編成の仕方を多少変えまして、人件費の一部、ものによっては全部を事業費補助に切りかえるというような措置をとっておりまするが、これらにつきましてはすでに衆議院の予算委員会なり、あるいは当院の農林水産委員会におきましてすでに政府側からも御答弁があったのでありまするが、非常に誤解を生みやすい、場合によっては職員の身分の不安定を誘発をする、こういう非常な危険……
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