白井勇 参議院議員
3期国会発言一覧

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白井勇[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは白井勇参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院3期)

白井勇[参]本会議発言(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 参議院本会議 第35号(1953/08/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 農林委員会に付託されました請願七十六件、陳情三十五件につきまして、このほど審査を完了しましたので、その経過及び結果の大要を御報告いたします。  右の請願及び陳情の趣旨は、甚だ多様でありますが、これを大別いたしますと、本年四月五月の凍霜害に関するものが最も多く二十件、第二号台風以後の水害に関するものが十七件、土地改良、干拓、区劃整理、災害復旧に関するもの十二件、農産物及び肥料の価格安定に関するもの十件、国有林の払下げ、木炭等山林関係のもの十件、灌漑、排水、溜池に関するもの六件、開拓、山林道路開設に関するもの五件、砂糖食肉等食品に関するもの五件、病虫害、鼠害等の防除に関するもの五件、畜……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 参議院本会議 第6号(1953/11/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 農林委員会に付託されました請願三十六件、陳情五件につきまして、このほど審査を完了しましたので、その経過及び結果の概要を御報告いたします。  右の請願及び陳情の趣旨は甚だ多様でありますが、これを大別いたしますと、本年は御承知の通り数十年来曾つてない災害がありましたので、この関係のものが最も多いのでありまして、凶作対策に関するものが十七件、次いで十三号台風等の災害復旧に関するものが六件、いもち等病害虫の防除に関するもの五件、本年産米価及び供出に関するもの三件、土地改良、溜池、干拓、農道等、農地に関するもの四件、林業改良普及事業等、林業関係のもの三件及び肥料価格、自作農維持資金及び人造米……

白井勇[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院3期)

白井勇[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後1号(1953/09/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 私たち第三班でありますが、林委員と二十九日から三十一日まで、福井をきり出しまして、京都、奈良、和歌山、兵庫と廻りました次第であります。不幸にして福井の知事にはお目にかかれなかつたわけでありますが、その他の四県におきましては、知事初め関係部課長に詳しく御報告を願い、更に又災害地におきまする関係者から非常に詳細な御説明を願いました上に、随行の川合第三課長から御努力を願いまして誠に厖大な服命書ができております。これをここで読み上げるだけでも一時間余りもかかりまするので、これはこのまま速記にお送りいたしまして、この席上におきましては最後の結論的な、思いつきました点を御報出口することにとどめ……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後4号(1953/09/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 只今永井委員からの御質問と私同様なことを考えておるわけですが、災害地の実態を見ますと、この際機械力なり強力なる施策を持つて行きまするならば、普通の場合でありますれば二年かかるものが、来年のとにかく植付けに間に合うというような耕地が到る所にあるように私は思うのであります。これは今大臣のお話のように、災害地のためにも速急におやりなることは当然なことだと私は思いまするが、そのほかに更に差迫つて来年なり再来年の食糧問題の解決の点から見ましても、従来やつておりまするようないろいろな干拓の事業なり或いは開墾の事業というものは別にあるわけでありまするから、そういうものが若し経費の上でこの災害地の……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後6号(1953/09/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 そこのところよくわかりますけれども、その場合仮に免除されるものが、つまり災害の復旧に充当するどころじやないそれ以上余つてしまう。或いは全然災害を受けない場所もある。そういう災害復旧に使つてもなお余りあるような金額、或いは又全然そういうものが必要がないような、今おつしやるような例外的な場合のこの金額というのはまるまる儲けになる結果になるというお考えでしようか、そこはどうなんですか。
【次の発言】 そうしますと、今の最後のお話で若し余りますれば結局その地帯の一般の災害の費用に充当するように強力に指導する下こういうふうに承知してよろしうございますか。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後9号(1953/10/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 農林大臣に一言お尋ねしたいのですが、農地の復旧の問題であります。最近のように政令もないし、政府の予算の問題等も終るわけでありましようが、政策がはつきりしないということで、農地の復旧は、従つて現場におきましては、なかなか進まないような状態にあるのであります。麦の播き付けに間に合わないことは勿論でありまするが、悪くいたしますれば、できるものも、来年の米に間に合わないというような事態があるんじやないかと思うのであります。申上げるまでもなしに、今年の凶作というもの、これは最近ない凶作であるわけでありまして、来年の食糧事情というものは、非非に憂慮すべき状態であります。従つてこの農地の復旧がう……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後10号(1953/10/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 私、委員長にお任せした以上別にあれですけれどもね、この前私福井から京都、奈良、和歌山、兵庫にやつて頂きましたが、まあその関連もありまして申上げるのですが、昨日新谷さんからお話があつて、一応今回のは事態が違つておるということなんです。今度福井が抜けておりますね。あれは御承知の通り私たちは前に坂井郡の災害地帯を見ただけですが、今回はむしろ若狭湾のほうが非常に激甚な被害を受けておるわけです。そこはよくお考え願つて御決定を願つたことと思いますけれども、やはりこの前行きました責任もありますので、一応一つお考え願いたいと存じます。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第27号(1953/08/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 今の一番最後のお話ですが、これはあなたのほうでやはりここに書いてあるようなことをやるというようなお考えですか。
【次の発言】 それは関係があろうかどころじやないので、大ありで、これはむしろ食糧庁の仕事なんですから、要するにあなたのほうでは一つの計画を立てられて、その所管する食糧庁にそう申寄りをして、こういう仕事をやらせればいいじやないか。あなたのほうでこれをやるということは非常に国家的に二重の細工になりますから、これはやはりやれるところはやらせるということに願いますね。
【次の発言】 ちよつと関連して。今の厚生省のお話はこのようにならないのですか、大蔵省の話合いというのは。保健衛生……

第16回国会 農林委員会 第閉会後1号(1953/09/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 詳細お話があつたわけでありますが、ちよつとお尋ねいたしたいと思います。先ほどのお話の低温障害の地帯というものが北海道のほか大体どういうところがありますかということがおわかりでありましたら伺いたい。それから只今のお話の病害なり、虫害のこの面積の地帯というものが、仮に全国平均が平年の場合二石二斗であるとしますと、これが反収におきましてどのくらい減るというような、従来の何か数字によつて計算が立つものがあるのかどうかという問題、それから三点は、九州のようにはつきりと、何と申しますか、水害地帯の埋没なり流出なりがしまして植付けをし得なかつたという理由による減収というものはどのくらいになつてお……

第16回国会 農林委員会 第閉会後2号(1953/09/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 今お話願いましたことは、私山のことはよくわからないのでありますが、大体従来とも、それは山林行政として当然これはやつておられたことだと思うのでありまするが、今のお話で、従来とられていないことで、今回の水害等によりまして特にその取上げ方が違つたやり方をやつておるとか、新たに従来やられていなかつたことをやられて行くという項目はどういうことですか。
【次の発言】 それでよくわかりましたが、只今のような御趣旨でありますと、私もやはり日本の貧乏国の農業政策というものは、これは山林に限らず、やはり今のお考えのような考え方でこれから進みませんというと、なかなかうまく行かんのじやなかろうかというよう……

第16回国会 農林委員会 第閉会後3号(1953/09/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 今の問題と関連してですが、全版からかどうか知りませんけれども、そういうふうに仕切つて買えという指令が出ておるのじやないですか。
【次の発言】 少くともこれくらいの値段ならば買取つていいからということで指導をやつておるんじやないのですか。
【次の発言】 折角油脂課長がおいでになりましたから一つ。これは勿論価格の調整なわけでありまして、油脂の需給の関係はないのかも知れませんが、やはり全体からして調整が出ますれば、その可否をきめまする場合に、まあ油脂の需給関係と言いますか、そういう問題もやはり一つの尺度になるのではないかと思いますが、現在のそういう尺度になりますような油脂対策でありますと……

第16回国会 農林委員会 第4号(1953/06/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 第二班の現地調査は、佐藤委員と関根委員と私の三名で、埼玉県及び栃木県の凍霜害の実情を調査いたしました。六月の三日、四日の午前中は埼玉県下を、又四日の午後、五日に亘りまして栃木県下を調査いたしました。  先ず県当局及び農林省の統計調査事務所等から被害の状況その他の対策につきまして説明を聴取いたしましたのち、現地へ参りまして被害状況の調査及び被災農民との懇談等に時間の許す限り努めた次第であります。  最初に、埼玉県の状況を簡単に申上げますると、埼玉県におきましては、やはり桑園、茶園を初めといたしまして、馬鈴薯、果樹、蔬菜、麦等、全農産物に激甚な被害を及ぼしております。五月三十日現在の県……

第16回国会 農林委員会 第閉会後6号(1953/10/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 今の種馬鈴薯の問題ですが、これは局長余り御承知ないかも知れませんが、これは元々農作物検査をやつておつたわけです。今の食糧事務所でやつておりましたものが、農林系統に移つて来ておるというような問題とからみまして、やはり検査員のみでは農林関係ははつきりしない。そこで防疫法というものを制定して、本当のそういう方面に詳しいものを置いて、それによつて検査をやつて行く、こういう考え方で或いはできる、それは誠にその筋としましては、尤もな話だと思いまするし、それがうまく行くものならば、私はそれも一つの行き方であろうと思うのでありますが、これは今局長お話のように本当のそういう現業に十分間に合うような、……

第16回国会 農林委員会 第閉会後7号(1953/10/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 私と委員長と北海道に調査に参りまして、委員長から御報告をして頂きましたほうが実態に合うかと思いまするが、私から簡単に御報告を申上げまして、足りない点を又委員長から補足をして頂きたいと思います。  私たち二人は十二日から十八日までの七日間北海道の実情を調査いたしたのでありまするが、先ず最初に北海道におきまする気象の概況を申上げますると、全国同じような状態でありまするが、先ず四月中旬以降継続いたしまして低温が続き、田畑の作物の発芽、生育が極端に阻害をされておりました。五月中、又その下旬におきましても強度の霜がおりまして、温冷床の苗など、或いは畑地にありますものが大被害をこうむつたわけで……

第16回国会 農林委員会 第閉会後8号(1953/10/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 今年の凶作に関連しまして、殊にまあ北海道なんかにおきましては雑穀をあれといたしまして、その前の麦類から一切合財非常な減収のようでありますが、これは相当来年の、これからの飼料対策にも影響すると思いますが、これは、つまり来年度の飼料の問題はどういう見通しになりますか、その点一点。  それからもう一つは、これからまあ今年の凶作のあとを受けまして来年の食糧問題というものは相当問題になつて来る。これは当然御承知の通りに粉食なり、ああいう方向に行つたら相当大きいものが出ると思います。そういう場合に最近のように畜産品も一切合財値上りしておる。こういうことは非常に国民大衆といたしまして憂慮すべき問……

第16回国会 農林委員会 第閉会後9号(1953/10/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 委員長から私たちの考え方をお伝え願つて大臣から率直な今お話があつたあつたわけですが、くどく申上げる必要もないと思いまするが、まあ五百億は別としまして、その枠内の操作の問題ですが、私たち途中で紙上を通じまして承知しておりましたときは、一応まあ農業共済関係は繭なり或いは麦というような最小限度の三十八億ぐらいだと記憶しておりますが、その見当のものを一応とりまして、あと米の問題はこれからどうなるかわからんから、それは二十九年度の予算でお考えになるというようなふうに私は紙上を通じまして承知しておつたのです。ところがつい最近になりまして百三十億というようなことになつた、これは委員長からお話もあ……

第16回国会 農林委員会 第10号(1953/07/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 期間の短縮の問題に関連してですが、凍霜害地帯なら凍霜害地帯としても非常に実施を急いでいるらしいですね。大体どういうような比較と言いますか、なつて、それはいつ頃発動されるような恰好になり、又政府で買います範囲というのはどの程度まで見ますか、それをちよつとお話願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると発動は二十日過ぎますか。
【次の発言】 一週間以内にやりたいと、そうすると、検査をしてもらえる、そこのところをちよつと……。
【次の発言】 そうすると、今の規格から言いますと、どういうことになりますか。五等の下にできるわけですか。

第16回国会 農林委員会 第閉会後10号(1953/10/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 ちよつとお尋ねしたいのですが、これは例えば四十億くらいの金が流れます場合、これは実際問題としまして府県から、冷害地帯から希望がありますと、それに按分しました金が末端に流れて行く、こういう恰好になるのですか。
【次の発言】 その被害の程度ということになりますと、冷害ですから、冷害によつて農家収入がどのくらい減つたと、こういう被害の程度なんですか。
【次の発言】 そのほかは何に入るわけですか。
【次の発言】 そうしますと、その現金収入を与えるということと、それからその四十億を使つて、それでここにありまするように、土地改良やいろいろの工事が行われるわけでありますが、それによつて少くとも農……

第16回国会 農林委員会 第14号(1953/07/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 ちよつと私参考に聞いておきたいんですが、こういう資金の融通の場合には、農林中金というものと、新らしい農林漁業金融公庫ですか、二本建という建前からどういう関係になりますか。
【次の発言】 もう一点ちよつと伺つておきたいのですが、例えば今度衆議院で修正になりました四割の国庫の補償ですね、これは変な話ですけれども、実際の運用上その四割というものは、借りた農家は実際二十億を返しましても、金融機関そのものがその四割ですから八億ですか、八億というものは金融機関が従来の旧債の償還に充ててしまうというような措置も取り得るのですか、これは運用として……。

第16回国会 農林委員会 第16号(1953/07/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 先ほど長官のお話を聞いていますと、端境期までは割合楽観的なようなお話だつたのですが、そう参りますれば非常に結構だと思います。ただ問題はむしろ端境期から来米穀年度と申しまするか、そこに問題があると思います。これは先ほどのお話のように今年の作柄の問題、それから災害の結果等につきましてまだ報告がないと言えば報告がないわけでございます。併し仮に米の問題を取上げて見ましても、東北なり、関東地廻りなりというものに冷害がないという断定を下しましても、今わかつておりまするのは、一応九州の水害というものがはつきりしている。我々が向うに行つて見まするというと、これから植えるということをしますると、現場……

第16回国会 農林委員会 第17号(1953/07/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 協同組合あたりで手持をしておりました肥料なり、その他相当のものが流失をしておるようなことがあるわけですね、そうしますと、片方は中小商工業者に対しましては、低利な、而も長期の融通が考えられるということになるようですが、それにつきまして、協同組合は今申しましたようなものについても、やはり何かそういう融資の方法が考えられるわけですか。
【次の発言】 いや、一般の融資資金でなしに、今度の災害、特にそういう損害がありましてもですね。
【次の発言】 私九州に参りまして、現地を私が見た範囲におきましては、そういう農協が相当あるのです。恐らくあなたのほうでも係官が行つておるわけですから、情報が入つ……

第16回国会 農林委員会 第19号(1953/07/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 私一年生のためかも知れませんが、こういう法案がぽつつと出ましても、この間もお話のありました通りに、ないより、あるに越したことはないのだというような程度のことはよくわかるのでありますが、どうも今是非これを取上げてやらなければならんという点が私個人にははつきりしない点があるのであります。これは要しまするに、やはり今の協同組合運動というものがどういうふうに動いておりますかということにつきましての認識が私は足りないせいじやないかと考えますので、幸い今日は協同組合部長さんも見えておりますし、一つ今現在農林省としましてとつておられまする協同組合運動に対しまする重点事項、少くともどういう点に力点……

第16回国会 農林委員会 第20号(1953/07/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 この際提案者に資料の提出をお願いしておきます。会期も迫つておりますので、できれば只今これから申上げますような資料を御配付願いたいと思います。本法案におきまして取上げられておりまする農産物の価格安定上必要と思つておられますところの量であります。大体どのくらいのものが食糧対策上或いは又農業政策上から見て必要であるかというものを先ず欲しいと思います。それからもう一つは、現在の米麦なりの価格というものを現行の通りといたしまして想定いたしました場合に、今取上げられまする農産物につきましては、どのくらいの価格を以て安定をしておるという見通しを持つておりますか。それからもう一つの問題は、この法案……

第16回国会 農林委員会 第21号(1953/07/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 昨日本案につきましては提案者から提案理由の御説明を願つたわけでありまするが、その御説明によりまするというと、申上げるまでもなしに、戦時中或いは終戦後主要農産物につきまして、一切合切統制を強化して参つたわけであります。その後順次これは統制を撤廃すべきであるということで、農産物につきましても統制解除という方向に向い、先ず「いも類」から始まりまして、雑穀に及び、麦も一応直接統制というようなことが廃止になつて今日に至つたわけであります。ところが昨日の提案理由にありまする通りに、最近生産も増強せられまして、これらの農産物と申しまするものは完全な自由市場に入つて来た、ところがその実体を見まする……

第16回国会 農林委員会 第22号(1953/07/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 この法案で取上げられております農産物は、これは保管をして年数が経ちますならば経ちますだけ、骨董品と同じような工合に時代がついて値が上つて行くものなのかどうかという点なんですが、と申しますことは、例えば生産地団体からお買上になります場合も、例えば金利、保管料というようなものを相当おかなければならん。私たちの今まで知つておる範囲では、「なたね」に例をとれば、今年の「なたね」よりも去年のものがいいということは考えられません。これは三年、四年と年を経れば経るほどいいという考えはないのであります。澱粉におきましても、ほかのものに比較しますれば貯蔵性があるということは考えられますけれども、五、……

第16回国会 農林委員会 第23号(1953/07/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 この前私の質問が途中で切れておりましたので、一つもう一遍重ねてお尋ねして見たいと思うのですが、この前この七条の買却の場合の政府でやりまする場合に買入基準価格を下つてはならないと、この限定を付けることなんですが、この法案は結局値段がだんだん上つて参りまする場合は余り問題もないことでありまして、やはり下りまするような傾向にありまするときは、一番運行上必要になつて来るのじやなかろうかと私は思うのですが、この基準価格は、これは毎年変つて来るわけでありましようが、これがやはりこの次には下げざるを得ないというような情勢にありまする場合、而も政府でやりまする場合は、市場に悪影響を及ぼさないという……

第16回国会 農林委員会 第24号(1953/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 ちよつと私は提案者に、この法案の効果と申しまするか、非常にこれがこういう点で利益があるんだこいう三点を承わつたわけであります。それは、農家にこれは適当な機械であるということを間違いなく世話をするんだという点が一つの狙いであり、もう一つは、金のない者に金を貸して機械を買えるようにする、もう一つの点は、その機械を運行いたしまする技術を国におきまして指導、助長してやる、こういう三点のようでありました。私はこのうち、ただ金のない者に対しまして金融措置をつけてやることによつて効果のありますることはよくわかりまするが、提案者のおつしやるような他の二点につきましては、この法案の運用如何により、又……

第16回国会 農林委員会 第25号(1953/07/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 私先ず局長がいらつしやいましたから、今の政府の畜産行政というものに関連して、日ごろ私たちが不思議に思つておりますので、ちよつとお尋ねして見たいのですが、いろいろ政府におきましては、有畜農家創設要綱とか、いろいろ対案立つておられるようでありますが、この有畜農業によりまして、農業経営にいろいろの意味におきまして、費用その他の面はさておきまして、畜産加工費、端的に申しますと、例えばバターをとつて見ました場合に、今私たちの市販のバターというのは外国から見ますと倍も高い、二倍くらいしているというふうに聞いておりますが、そういうものを取上げて見ました場合に、いろいろやつていらつしやいますことに……

第16回国会 農林委員会 第26号(1953/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 私は元来農業協同組合運動に対しましては非常な関心を持ち、将来の日本の農村経済の発展のために非常なる期待を私は持つておるのでございます。今回出ました再建整備促進法案につきまして、今の段階におきましては、これもやむを得ない法案であろうかということで私は賛成をせざるを得ないのであります。ただこの際私は強く政府に要望を申上げておきたいと思うのでありまするが、政府におきましては、農林省の設置法或いは又組織令を見ましても、農業協同組合の指導監督という仕事がはつきりと調われておるのであります。この間協同組合の部長さんにいろいろと政府の御方針なりを承わつたのでありまするが、御抱負のありまするざつく……

第16回国会 農林委員会 第31号(1953/08/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 関連しますが、そうしますと、法律で三十四年三月三十一日というのはどういうことを言つているのですか。附則の……。
【次の発言】 先ほど申上げましたように、同じことを繰返すようですけれども、やつぱり事業計画なりをお話願えませんと、早く進まないと思いますよ。
【次の発言】 そうしますと、これは結局あれでございますか。取りあえず五ヵ年間で幾ら金を使つて、幾ら増産になるということなんですか。
【次の発言】 そうしますと、大体わかつたのですが、ここにいろいろ言葉がありますが、私ちよつと疑問に思つてお尋ねしたいと思いますが、総合的計画に基いてという言葉がありますが、この総合的計画というのはどうい……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 農林委員会 第閉会後1号(1953/11/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 私未熟でよくわからないので御質問を申上げますが、一体今山林行政というものはどういうことを重点に置いて動いておりますか。
【次の発言】 先ほどお話のありました通り、その伐採量と需要量が二千万石の違いがあるわけですね、それを食糧増産の場合のように、やはり何カ年間に達成するというような具体案があるのですか。
【次の発言】 そうしますと、やはり山林行政というようなものは、国で持つているいわゆる国有林の管理ということは勿論でありましようが、やはり今の民有林そのものに対しましても、もつと強力な管理と言いますと語弊があるかも知れませんが、そういうような国の施策を加味して行つて、そうしてやつて行か……

第17回国会 農林委員会 第2号(1953/10/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 先ほど河野委員の検査の問題についての質問に対しまして長官の御答弁を伺いましたけれども、あれはよく御承知なのかも知れませんけれども、先ほどの御答弁のみによつて解しますと、それじや今年も又困る事態が起りやしないかということで御注意申上げるのですが、或いは途中で欠損を来たしたとか、何とかいうような事故の関係じやなしに、これは問題が門司なり、東京なりという大きいところに、まあ不十分ながらも一応規定によりまする検査を実施し得る器具機械があるわけですね。又それに伴います能力もある。ところでそれに準ずるようなものが少くも末端に何もないのですよ。そこが一番問題で、それに伴いまして、第一線にそう技術……

第17回国会 農林委員会 第3号(1953/11/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 政務次官は北海道の御出身のようでありますが、私この間北海道を見せてもらいまして、いろいろ感じましたので一つお尋ねいたしたいのでありますが、今度まあ救災農家に対しましての営農資金が出ますね、一戸当り十五万円というのですが、ここでいろいろ問題になるのは、北海道はやはり特別殖さなければいかんじやないかという話が出たのですが、そうしましたら、今出ておる原案は二十万円ということですが、それは政務次官とされまして、大体そういうことが妥当だというお考えなのかどうかという一点、もう一つは、これからまあ畜産加工品が盛んに言われておるのですが、畜産加工品が非常に品薄です。現在東京あたりでバターを買おう……

第17回国会 農林委員会 第閉会後3号(1953/11/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 ちよつと議事の進行について……。昨日会計課長から大体の御説明があつたのですが、それで食糧増産五カ年計画の一つの線に沿いましておつしやつたのですけれども、今日改良局長がいらつしやるし、何かそういう来年度の食糧増産対策というもので具体的にどんなことを特にお考えになつていらつしやるのか。大体どのくらいの予算で、どのくらい来年は増産するという目標でやつておるか、承わりたいと思いますが、或いはそういうことは、いずれ次の機会でもいいと思いますが。
【次の発言】 改良局長にお尋ねしたいと思うのですが、今年は統計調査部の費用は非常に殖えておりまして、例えば作物調査関係のものはまあ倍になつておるよう……

第17回国会 農林委員会 第4号(1953/11/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 農林漁業金融公庫の貸付につきまして、十月九日の省議決定では(ロ)のところで「貸付金については貸付先の状況により、年賦償還の支払い猶予又は据置期間の延長等の措置を講ずる」ということですが、非常に何と言いますか、いろいろな従来と変つた措置を請ずるようなことが考えられておるわけですが、そのほか二、三あるわけですが、こういうことは具体的に言いますと、どんなことですか。
【次の発言】 今度の二十五億の融資につきましては、やはりその金庫が貸します場合は、従来と違いまして或る程度、何と申しますか、簡易の方法によつて貸して行くというような特別の措置を講じられる予定ですか。

第17回国会 農林委員会 第閉会後4号(1953/11/26、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○理事(白井勇君) 皆さん、何かございませんか。
【次の発言】 官房長、私今の質問に関連しまして、この前の委員会で実は改良局長が見えましたので、やはり同じようなことをお順いしておつたのですが、予算を大体頂いたわけですが、ところが今重政委員のおつしやる通り、食糧増産につきまして、一体どれだけ組んで、そのことによつてどれだけ来年増産になるのだというような具体的の案というものがあるんじやなかろうか。丁度改良局長は手持がないからということで、それはあとで延期になつているのですが、私からも特にお願いをいたします。
【次の発言】 ええ。
【次の発言】 私もこの間ちよつと山を見ただけでよくわからんのですが、……

第17回国会 農林委員会 第5号(1953/11/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 この第一条によりますと、政令で地域を先ず定める、これは今のところ大体どこどこを定めることになつておりますか。
【次の発言】 そうすると、今は県の名前ははつきりいたしておりませんか。
【次の発言】 そうしますと、その点は今大体二十一、二府県ですか、話題に上つておりますが、大体そういうような考え方で今のところおられるわけでございますか、念のためにお伺いしておけたらと思います。それから冷害の場合ですね、水害の場合と違つて払下の食糧につきまして多少違つた措置を講ずるわけですか、例えてみますと、価格が相当違うのじやないかと思いますね。どういう関係でああいうふうに違つて参りますか。

第17回国会 農林委員会 第6号(1953/11/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 ちよつと今の大臣のお話に関連しまして……、そうしますと、全国一律に十五日に配給する考え方はないのだ、ただ生産県で、従来の生産県で今年凶作のためにほかから持つて行かなきやならん場合においては十五日の計算をして行く、こういうお話ですが、そこでそれならば或る県におきまして十五日じやこれは困る、そこで皆農民に協力を願つて、仮に二十日全部行かなくても、十八日なり十七日、米を配給し得る方向に協力をした場合におきましては、この県は十五日じやない、それからは十七日分なり、十八日分でも配給をして行くと、こういう考え方ですか。
【次の発言】 そうしますと、結局今私のお尋ねしているようなことも各県との交……

第17回国会 農林委員会 第7号(1953/11/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 この融資関係につきまして、今回の冷害状態の町村別の実態の詳しいものを私たち頂いたわけでありますが、あの結果、従来冷害というと、我々は北陸なり或いは東北なり、いわゆる純然たる水田地帯のみを大体頭に置いたわけでありますが、今年は特殊な関係がありまして、それに伴う病虫害の発生等によつて非常な打撃を受けた地帯が関東或いは東山方面に拡がつているわけであります。全体としまして見た場合に、裏作のあります地帯と、それから本当に水田地帯というものと被害地帯というものとどつちがどのくらいの割合になつておりますのか、その辺大体大ずかみの見当は付くのじやないかと思いますが。


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 農林委員会 第1号(1953/12/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 消費者米価が仮にこの際実施をされますと、ほかの押麦を安くしますとか、「うどん」の盛りが小さくならんとか、パンの品質がよくなるというような対策を持つておられるのですか。
【次の発言】 そうしますと、重ねてお伺いしますが、仮に米の消費者価格というものを上げざるを得ないという羽目になりましても、ほかの麦類の、押麦でありますとか、或いは「うどん」であるとか、ハンというものについては品質を下げたり、或いは大きさを小さくするというようなことなしに、少くとも現状の形で維持して行くだけの食糧庁長官としては確信を持つておられますか。
【次の発言】 そうしますと、食糧庁の食糧政策というものは、原料確保……

第18回国会 農林委員会 第2号(1953/12/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 改良局長にちよつとお尋ねしたいのですが、松浦委員から話がありましたけれども、私たちも何らかこれは手を講じなければいかんじやないか、殊にこういう技術に専念します人たちというのは非常に薄給の立場で努力をしておるわけです。まあ国で何らの方法がないとしますれば、技術者に対して金でも集めてやつたらどうかというような話が出ておつたわけでありますが、今日承わりますと、こういう形の上でもいろいろ名誉にはなります表彰だと思いまするが、これに伴いまして、何と申しますか、物質的な報いというようなものは伴つて参りまするものでしようか、どうですか、ちよつと承りたいと思います。

第18回国会 農林委員会 第4号(1953/12/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 必ずしもそうじやないですね、実際は……。これは非常に面白くないと思います。
【次の発言】 それじや直接の御関係じやないかも知れませんが、最近私あつちこつちから聞いているのですが、供出が非常に順調に行つているようですが、何か最近この受入業務につきまして多少何か、ごたごたがあるように聞いていますが、その辺は円滑に行つていますか。
【次の発言】 具体的に申しますと、末端の業務のほうは、農民が持つて参りましても、例えば供出関係の受付のほうがうまく行つていないとか、一部何と言いますか、この間農協の大会なんかでも問題にしようじやないかというような地方すらあつたということを私は二、三日前から聞い……

第18回国会 農林委員会 第5号(1953/12/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 私初めて森田先生の御高説を拝聴いたしまして、多少わかつたような気がするのですが、今のお話のような点につきまして、特産課長は茶の振興策につきまして特別のお考えを持つている、何か新たな立法までも考えていらつやるようなお話ですが、あれですか、現在の日本の茶の生産状態から見まして、輸出を促進することは、これは勿論大事であるでしようが、それが即ち又日本人がやはり現在のようによいお茶を安く飲めるようなことも、これは一応ずつと続いて行くというような見通しがあるのですか。
【次の発言】 ただそういう計算をいたします場合に、先ず考えなければならんことは、これは何と同じことなんですが、私たち記憶してお……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 決算委員会 第閉会後14号(1954/11/02、3期、自由党)

○白井勇君 私会計検査院のかたにお尋ねしてみたいのでありますが、誠に漠たる質問ですが、今日御指摘されましたようないろいろなこういう御注意がありましたようなことさえなければ、いろいろ特別会計によつて売つたり或いは造林したり、いろいろなことをやつておるのですが、こういう個個のケースをずつと、何といいますか、累積しまして、その総体においてこの特別会計の趣旨によりまする健全な国有林野の会計をやつておるかどうかというような面の批判は、これは会計検査院の権限外ですか。
【次の発言】 そこでお伺いしたいのですが、国有林野事業特別会計法によりますと、国有林野事業というものを「企業的に運営し、その健全な発達に資……

第19回国会 決算委員会 第閉会後20号(1954/11/10、3期、自由党)

○白井勇君 専売公社にちよつとお尋ねしておきたいと思うのですが、この決算報告書の三百八十六頁を見ますと、何か紙を余分に持つておつてけしからんじやないかというような一応御指摘を受けておるようでありますが、これはまあ資材の問題ですが、現在のたばこの配給過程におきまして、それを継続いたしまする場合に、配給過程におきまする数量ですね、どのくらい最少限度必要であるものであるというふうに考えておりますか。これは例えば工場とか、末端の配給所とか、今、卸しというものがあるのかどうかわかりませんが、そういう段階別にありますればなお結構ですが、大体最少限の、いわゆるストックというものを持つていなければ、今の配給と……

第19回国会 大蔵委員会 第23号(1954/03/23、3期、自由党)

○白井勇君 私、全くの素人でわかりませんが、十三条の配合飼料のうち、政令で定めるというのは、何を意味しておるのですか。
【次の発言】 十二条では、主要食糧と申しますが、ここに書いてありますが、米、大麦、小麦、大豆、これはどういうふうになつておりまして免税減税の措置がとられておるわけですか。
【次の発言】 これは細かいことですけれども、これは米や麦、大豆は、今免税になつているから問題ないようですけれども、本来の建前からいいますと、税率が、例えていいますと、米につきましては一応一五%ですね、それから大豆におきましては一〇%、それから小麦におきましては二〇%、それぞれ或る程度のきざみがある、これは一……

第19回国会 大蔵委員会 第27号(1954/03/28、3期、自由党)

○白井勇君 時間がないので恐縮ですが、私大臣にちよつと一言伺つておきたいと思います。農業所得の課税の問題で、二十八年産米には御承知の通り超過供出奨励金とか各種の奨励金につきまして減免措置がとられたのですね。ところが税制調査会の答申を見ましても、ああいうものは税の負担の均衡を失するから、米価その他管理のほうと睨み合せましてできるだけ早い機会にこれは解消すべきものであるというような答申になつておるとされておりますが、今の食糧対策委員会もできまして、あそこでも根本的に又検討されると思いますが、今の情勢では、どういうふうにそれは検討されましても、やはり供出制度というようなものが出て来るでしようし、二十……

第19回国会 大蔵委員会 第38号(1954/04/27、3期、自由党)

○白井勇君 大蔵事務当局にお伺いしますが、私は日本の今の山林行政というものはですね、まあ相当考慮を要する時期ではないかと、こう考えておるんですけれども、昔でありますれば、山林資源を伐り出しましたり、それによつて相当まあ国の財源を見込むというようなことも考えられると思うのでありますが、終戦後、殊に最近の引続きまするいろいろな災害関係を考えてみまするというとですね、これはこの特別会計にありまするようにですね、この一条を見ますると、「国有林野事業を企業的に運営し」という言葉がありますが、こういうような考え方で国有林野事業を運営する段階はもうすでにすぎ去つておるのであつて、むしろこれからは国のこの林産……

第19回国会 農林委員会 第4号(1954/01/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 これは勉強すればわかるわけでありましようけれども、この前会計課長さんに、最初二十九年度の予算編成方針として、新規のものは確実ではないのだ。ただ従来農林省としまして考えられております事業整備の強化をして行くような予算の組み方であるというお話であつたわけでありますが、その当時から見ますと、よほど今度も減らされておるわけです。その後この農林委員会でもいろいろ食糧増産等につきましての要求を出しておるわけですが、当初お考えになつていらつしやいますその方針から見まして、今度減らされましたので、事務的に見まして非常にこういうことで困るというように危惧されておるというような点が経費の面から見まして……

第19回国会 農林委員会 第5号(1954/02/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 今のお話でありますが、そうしますと、農林省の機構はその後農林省御当局の御努力によつて大体今のところでは部制の廃止とかというような問題は大体解消しておるということでありますか。

第19回国会 農林委員会 第7号(1954/02/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 私は極く簡単に一、二の点につきましてお尋ねしてみたいと存じます。今農林大臣からお話がありましたように、農林行政としましてはやらなければならん仕事は数限りなく山ほどあるわけでありまして、そういうためかも知れませんが、私は現在の農林行政というものは、どういうことが重点的に運行されているのかということにつきまして非常に認識をし得なくているわけでございます。過日農林事務当局から二十九年度の予算の作成に当りましても、現在のところにおきましては、すでに農林行政としまして考えられるような重要問題はことごとく項目に載つておる。従つて二十九年度におきましては重点的に取上げられるような、特に新たに取上……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 決算委員会 第閉会後1号(1955/10/10、3期、自由党)

○白井勇君 第三班は八月三十日から九月七日まで九日間の日程で、山口、島根、徳島、香川の四県に参りました。その調査項目は、国庫補助金等に関する件、各省庁の内部監査、検査に関する件、農業共済再保険に関する件、モーターボートの未収金に関する件、国鉄貨物後払い運賃及び連絡運輸収入に関する件、国鉄民衆駅に関する件、以上六項目でありますが、このほかに建設省の直轄工事をも視察をいたしました。  調査に当りました者は石川清一、市川房枝先生と私の三名、坂井調査主事が同行いたしました。調査視察は広範にわたりまして、この席で御報告を申し上げる時間はないと思いまするので、後ほど委員長に提出をいたしまする報告書及び諸資……

第22回国会 決算委員会 第2号(1955/03/30、3期、自由党)

○白井勇君 私、参考のためにちょっと伺っておきたいのですが、先ほどお話がありました早期検査ですか、あるいは長期検査といいますか、あれをやりまするのは、会計検査院のどういう条項に基いてやれることになりますか。それから今会計検査院としまして、その方面に対しまして全体の検査能力は、大体どのくらいの能力をさいているのかということがわからぬものですから。
【次の発言】 そうしますと、常時検査をするというあれは何条になりますか。
【次の発言】 それから今のお話のように、支出負担行為まで行きませんと、会計検査院としては検査に入れないということになるわけでありますね。それからもう一つ、先ほど一番最初にお尋ねし……

第22回国会 決算委員会 第閉会後3号(1955/10/12、3期、自由党)

○白井勇君 委員長、資料を要求したいと思いますが、運輸省の方、きょう係の方はおらないようですが、この次後納の未収の経過等は資料を出されると思いますが、それまでにモーター・ボートの未収金がその後どういうふうになりますか、この次の委員会に間に合うように最近の状況についての資料を一つお出し願うようにお願いしたいのです。
【次の発言】 この前私院長に、今度の増員なり機構改革の根本方針につきましてお尋ねいたしましたときに、今お話しのように、補助金の関係の最も多い農林なり建設なり、厚生、運輸というような方面の検査の範囲を広げていくということはもちろんでありますけれども、そのほかに、最近おやりになっておりま……

第22回国会 決算委員会 第5号(1955/05/18、3期、自由党)

○白井勇君 今の問題ですね、ちょっと会計検査院の方にお尋ねいたしますが、この資金前渡官吏の職にありました人が、たとえば会議を開いて夜食を出すとかあるいは交際費を出すとか、あるいは職員の慰労会をやるという立案をし、そういうまあ何といいますか、計画を実施するだけの、資金前渡官吏としてできる、そういう権限を持っているのですか。
【次の発言】 その役所の機構として考えてみますと、資金前渡官吏としてそういう責任はあるかもしれませんけれども、まあいろいろ仕事をやっていきます上におきましてもっとえらい方があるわけですね、権限を持っている人が……。そうしますと、そういう慰労会をやろうとか何とかいうのは、資金前……

第22回国会 決算委員会 第閉会後5号(1955/11/18、3期、自由民主党)

○白井勇君 御説明を願いますに関連しまして、前委員会におきましても、いろいろ総裁初めお話があったのですけれども、新宿の駅というものを考えます場合に、帝都と地方を結びます将来の交通路あるいは都市計画上の問題があるかもしれませんが、この前の総裁のお話では、西武が入ってくる。それによって私鉄が三つになる。さらに地下鉄が入ってくる、バスの発着が非常に多くなってくる、その混雑をどういうふうに整理したらいいか、今のところ、当局としては名案がないのだというお話だったのです。で、私たちこの問題を検討して参ります上において、もう少し筋通を立てまして、ただ単にデパートが入ってくるというようなことだけにとらわれない……

第22回国会 決算委員会 第閉会後6号(1955/11/19、3期、自由民主党)

○白井勇君 今も話がありましたように、厚生省のお話によりますと、この前、六月の初めでしたかに、今お述べになったと同じようなことをおっしゃったわけですね。そのときのお話では、まあ学界が一致して、みなが納得しなければ因るからというようなことで、それをさせるには今後まあ半年ぐらいかかる、それはたしか記録には載っておりませんようですが、あとで懇談か何かのときに、あなたは六カ月あれば大丈夫だというお話だったと思うのです。それから計算しますと、十一月の初めになればあなたの方で学界を全部まとめるというふうにおっしゃっていました。そういうことによって最終の結論を出せるということだったですね。もっと早く出せるか……

第22回国会 決算委員会 第10号(1955/05/30、3期、自由党)

○白井勇君 ここに取り上げた問題ではありませんけれども、ちょっと私は承わっておきたいのですが、お札、紙幣ですな、あれに使う用紙の原料というものはミツマタが相当使われると思いますが、最近何かほかに代るものがありまして、もうミツマタというようなものでなくてもいいんだというような何か考え方があるように私は聞いておるのですが、その紙幣の用紙の原料としてのミツマタの将来はどういうことになると思いますか。
【次の発言】 そうしますと、現在需要量のどのくらいをマニラ麻に頼っておりますか。
【次の発言】 そうしますと、今のあなたの方のお考えとしては、マニラ麻の方が安くつくのだから、ミツマタなんというのは将来使……

第22回国会 決算委員会 第12号(1955/06/06、3期、自由党)

○白井勇君 会計検査院にお伺いしますが、先ほど島村委員からお話しになられました事前監査ですね。あれにつきまして、私は前に事務総長にお尋ねしたことがあるのですが、はっきりしない点もありますので、先ほどのことですね、法律の何条によってやるのですか。
【次の発言】 これは百ページにわたります膨大なあれですが、その後農林省からは、会計検査院の納得のいくようなその後の措置を受けたものは相当あるのですか、これだけの事項につきまして。
【次の発言】 きょう列挙されましたが百ページ以上にわたっておるのですが、その後農林省から、こういうふうに処理したとか連絡があって、会計検査院としては、少くとも一応その程度やっ……

第22回国会 決算委員会 第13号(1955/06/07、3期、自由党)

○白井勇君 食糧庁にお尋ねいたしますが、食糧管理業務について一々直接食糧庁が当っておりました業務を、順次ゆるめていくというようなお考えがあるのか、と申しますことは、たとえば内地米の集荷につきましても、今度農業団体か矢面に立ってやっておる。また輸入の面につきましても、従来手が伸びていなかったという点もあるわけでありますが、だれが考えましても、今までのようにいろいろな事故品を入れないというようなことを考えまして、最も経済的にあげるということを主眼に措置をするならば、やはりこちらから実際その力がありまする技術者が現地にいって、積地において抑えるということが一番効果的だと思います。今度の着地検査という……

第22回国会 決算委員会 第14号(1955/06/10、3期、自由党)

○白井勇君 その今のお説に別に異議はありませんけれども、この間問題になっておりました黄変米の問題につきまして、そのほかの何か御相談はないわけですか、理事会としまして。
【次の発言】 それはこの前のどなたかからのお話に対しましての理事会の御相談ですね。そうじゃなしに、あの問題について、また全部農林省の話も終ってないわけですが、それをどういうふうに扱いますか、それともまた、この前の厚生大臣のお話と、それから農林大臣の話と、そこに食い違いがあるように思うのですが、その辺のことにつきまして、理事会に、それではどう取扱っていいかというような……。

第22回国会 決算委員会 第15号(1955/06/13、3期、自由党)

○白井勇君 私、会計検査院にちょっと伺いますが、御指摘になりましたその約百件ばかりの不当事項ですね。それに対しまして政府から説明書を、その説明書の何か特別に未解決の問題これこれはこういうふうになりましたという報告は運輸省からありましたかどうか。それからまた、特にその後その処理につきまして督励を加えられましたようなことがあるかどうか。
【次の発言】 運輸省に伺いますが、今の問題と関連して、説明書の中にあります、あなたのほうの政府側の説明でありますが、そのうち完了したという言葉があるわけでありますが、完了したというのは、これは運輸省としまして、直接現場というよりも、確かめまして、なるほど完了したと……

第22回国会 決算委員会 第16号(1955/06/16、3期、自由党)

○白井勇君 大臣に伺いますが、会計検査院の報告によりますと、二十八年度末なお五十三、三億の赤字を持っておるわけですが、申し上げるまでもなしに、郵政事業特別会計は、企業的にこれを経営するということになっておるわけでありますから、これはできるだけ早く解消しなければならぬ筋合のものだと思いまするが、現在どういうかっこうになっておりますものか、なお赤字がありといたしますれば、今後どういう改善策によってそれを解消していくというお考えでありますか。
【次の発言】 もう一つこれは大臣に、つまらぬことですけれども、十二月になりますと、東京駅の中央郵便局の前にいち早く何といいますか、門松が立ったりクリスマスの飾……

第22回国会 決算委員会 第17号(1955/06/17、3期、自由党)

○白井勇君 これは農林省の関係も同様に指摘されているわけですが、公共事業関係ですが、この建設省として、非常に何と言いますか、工事の場所の配分から総花的になりまして、そうして予算の効率的な使用もできないし、全体にわたって工事の完成というものが非常に遅れているというようなことが、去年もことしも指摘されている。今もお話があったわけですが、先ほど大臣のお話によりますと、やはりこれは国民の大事な金を使うのだから、効率的にこれから運用していくというようなお話であった。非常に今の政治情勢ではこういうようなことがむずかしいのではないかと私は思っているのですが、今後の措置につきまして、建設省の事務当局としまして……

第22回国会 決算委員会 第18号(1955/06/20、3期、自由党)

○白井勇君 今企業の概要につきまして総裁からお話があったわけですが、食用塩を、国内で消費されるものは国内で生産をするという増産計画の関係はどういうことになっておりますか。
【次の発言】 そうしますと、国内塩の需要の百万トン、こういうものは全部将来国内産の塩でまかなえるというような安い生産費は考えられないということですか。
【次の発言】 もう一つ伺いますが、たばこは先ほどお話のように何といいますか、まず国庫納付金をできるだけ上げること、それから需要者に対しまして品質のよい、しかも安いたばこを供給しているということでありますが、これは具体的に将来どういうところに重点を置いてやってゆかれるのですか。

第22回国会 決算委員会 第19号(1955/06/23、3期、自由党)

○白井勇君 私も一点総裁に伺ってみたいと思うのであります。  二十八年度は、ここにあります通り、四億円余りの利益になっておるわけでありまするが、ことしの一月の二十日前後と思いましたが、国鉄当局におきまして、昨今の経営状態というものを発表されたのでありますが、それによりますと、三十九年度は緊縮財政等の影響もありまして三十億くらいの赤字になる。いろいろ合理化をはかっても少くとも十四億くらいの赤字になるじゃないかというような見通しがあり、さらにまた三十年度のことになりますというと、運賃あるいは雑収入等におきましても前年度よりも三十億くらいむしろ減収になる見通しである。一方また支出関係を見ますと、人件……

第22回国会 決算委員会 第21号(1955/06/27、3期、自由党)

○白井勇君 ちょっと一つ県に伺いますがね。先ほどのお話によりますと、国費負担の四十四万円ばかりなんですが、これは返させなければならないという方針がきまっておるわけですね、去年から。今お話を聞きますと、すでに手直しの工事も完了した、こういうことのようですが、返させる方針がきまっておって、一切合切現場の工事を皆終っておるというのにかかわらず、還付命令というのがまだ出ないというのはどういう事情なんですか。
【次の発言】 せっかく町長が見えておりますから、地元ではいつまで返すというような御計画を持っておりますか。
【次の発言】 さっきの受け入れ超過の四十万円ばかり、これは結局運輸省の今の考えからします……

第22回国会 決算委員会 第25号(1955/07/07、3期、自由党)

○白井勇君  ちょっと私伺いますが、本年度から建築単価というものは従来通りにして、融資率ですか、それを下げたというふうに聞いておりますが……。
【次の発言】 そういう場合に、住宅公庫のみにおいて、まあ一つの社会情勢を判断してそういう率を下げるものでありますか、あるいは監督官庁の指揮命令によって下げるということになりますか。
【次の発言】 私がお聞きすることをちょっと簡単にお答え願えれば簡単に済むことですよ。私がお尋ねしておりますのは、そういうふうな五%下げますことは、それはただ公庫だけできめることか、あるいは監督官庁の、建設省でありますとか、そういうところの命令によって定めるものかということを……

第22回国会 決算委員会 第27号(1955/07/11、3期、自由党)

○白井勇君 私、経験が浅いので、決算委員会の審議の最後の取扱いの問題はどういうふうに扱うものか、はっきりしない点もあるのですが、今お話のような日程によりますと、継続審査になりますものは、今お読み上げになったようですが、そのほかのものは、警告決議とか、審査報告というような格好で、一応委員会で議決をして、本会議にかかるわけですな。そうしますと、今委員長からお話の継続審査以外のものは、何と言いますか、何か条件付きかもしれませんが、何か完了したことになるわけですな。
【次の発言】 そういう扱いで決算委員会というものの建前としていいものか悪いものか。私は非常に疑義を持つのですが……。

第22回国会 決算委員会 第30号(1955/07/18、3期、自由党)

○白井勇君 問題のありました連絡運輸収入と貨物後納運賃、あれは規定から言いますと、どういうときに納めなければならぬのですか。
【次の発言】 そうしましたら、翌々月の上旬まで納まらなかった場合においては、それ以後は延滞利子か何かをつけるのですか、つけないのですか。
【次の発言】 そうしますと、資料をいただきました数字は全部延滞利子を含めたものの金額になっておるわけですか。
【次の発言】 そうしますと、たとえばその延滞利息を入れますと、これは一体どのくらいふえるのですか、今おっしゃいました資料のは。
【次の発言】 それから二千二百十八号の日本海陸運輸株式会社は、これは仕事をやります場合には、やはり……

第22回国会 決算委員会 第31号(1955/07/21、3期、自由党)

○白井勇君 議運できまるもんだというお話ですから、事務総長にお聞きしてもどうかと思いまするが、私は金がないという話ばかり聞いておったんですが、こういうふうにたくさん余って参りますのは、ここにあります通りに、議員のたとえば欠員によりますもの、あるいは職員の関係のやつなんか、これはどういうふうな欠員になっておりますか。
【次の発言】 各委員会で割り振っております旅費ですけれども、あれはこの二の旅費に入りますか。
【次の発言】 そうしますと、私今まで関係しておりました委員会では、旅費がなくて実際実地調査をしなければならぬところへほとんど行けないとか、あるいは行きたい人がありましても、人数を制限しなく……

第22回国会 大蔵委員会 第閉会後2号(1955/10/19、3期、自由党)

○白井勇君 私自分でたばこをのまないですから、かってなことを聞くわけですがね、最近二十二、三億の外貨を使って大体米葉その他を入れておるわけですが、あれを全然入れないということはどうなんですか。
【次の発言】 結果からいたしますと、入るのと出るものからいえば、やはり入る外国の方が多いでしょう。現実に新生が非常に売れ行きがよくって、せっかく味をつけたあなたの方の自慢にするピースとか光というものは最近売れ行きが悪いのです。そういう事態から見れば、われわれのまない者からいうと、むしろそういう量産をして、もっと安く大衆に供給することを考えることが、現実の日本に適するのじゃないか。何もたばこだけぜいたくな……

第22回国会 大蔵委員会 第16号(1955/06/14、3期、自由党)

○白井勇君 通産省に伺いますが、あなたの方で砂糖の外貨割当をしまして、それからそれが入ってきて、こちらで精製をされて一般の消費者に流れるまで、どのくらいの期間がありますか。
【次の発言】 食糧庁に伺いますが、北海道のテンサイ糖ですね、あれは一応政府の手に入るわけですが、大体特殊の用途にきまっているわけですが、これは何か従来、買ったものをいわゆる市場の価格操作用に使って効果のあったという場合があるわけですか。
【次の発言】 これは通産省に、私はしろうとなのでちょっと伺っておくのですが、特定の物資の輸入に関する臨時措置に関する法律案の提案理由の中にあります、通商協定の締結に伴いやむを得ず輸入しなけ……

第22回国会 農林水産委員会 第閉会後12号(1955/11/09、3期、自由党)

○白井勇君 きょう問題になっておりました検査の問題ですね、今長官もお話のように、一応来年度の対策なりは当然これは考えなきゃならぬことになっておるようでありますし、また食糧庁としましてもいろいろ需要量を検討いたしましたり材料もあるわけでありましょうが、これは切り方の問題もあり、格差の問題もあり、それからいわゆる今お話の軟質、硬質というような地域的の銘柄格差の問題、そういう問題について十分御検討中ではありましょうけれども、やはりそれをきめますには、従来のように食糧庁だけで独善的にきめておるようなやり方というものよりも、やはり相当の権威のある一つの調査機関というようなものを置きまして、それで今からい……

第22回国会 農林水産委員会 第25号(1955/07/08、3期、自由党)

○白井勇君 去る六月二十四日から二十六日にかけまして、東北地方各県に豪雨が襲来をいたしまして災害が発生いたしましたので、院議によりまして、当委員会からこれらの調査のために派遣されましたことにつきまして御報告を申し上げます。  一行は千田正理事、小林孝平委員と私のほかに西村調査員の四名でありますが、七月二日東京を出発いたしまして、まず山形県に入り、次いで秋田県、青森県、岩手県と四つの被害県を順次歴訪いたしまして、昨日帰京いたしました。  各県におきまして、各県当局並びに県下の関係機関代表から説明を聴取いたしました後、山形県におきましては、災害地であります最上郡鮭川村、それから戸沢村、鶴岡市、舟形……

第22回国会 農林水産委員会 第26号(1955/07/12、3期、自由党)

○白井勇君 大臣にちょっとお伺いしますが、この間私東北を歩いたのですが、県の財政も赤字であり、町村も赤字であり、農業団体の収支関係も全くなっていないという格好で、たとえば水害のあとにすぐ共同して防除をやればいいというようなことはわかっておりましても、ことしは農薬の補助がないことははっきりしておるのですね、農林省に聞くというと、何とかしなければならぬものだからというような程度のことは事務当局が言うらしいのですけれども、それ以上の保証はないものですから、従来のように補助があるのだから一つ一切やってしまおうじゃないか、こういうような臨機の措置というものができないのですね。ですからやはりこういう場合だ……

第22回国会 文教委員会 第閉会後1号(1955/10/05、3期、自由党)

○白井勇君  先ほど各委員の方からお話しがあったのですが、その給食の問題、農村の小学校でむしろ栄養が足りない地帯を先に給食設備を完備したらどうか、あるいはまた定時制の高校関係で夜食の関係上非常に困っている連中なんだから、それを優先的にやつたらどうかというようないろいろ現地のお話しを承わつたわけですが、この間ラジオだと思いましたが、文部省のこれからの給食対策の方針というようなものはほとんどまあ文部省としましてはさまつたようなことをラジオで放送しておったのを私聞いておりますが、それによりますと、まず一応現在未実施でありまする小学校に全面的にやっていく、さらにこれから三十一年度におきましては中学校に……

第22回国会 文教委員会 第閉会後3号(1955/10/07、3期、自由党)

○白井勇君 それは資料としておとりになるのですか。むしろ大学自体からとった方が早いのじゃないかと思います。先ほどお話がありました通り、たとえば委託されておるものなんか、一々文部省にはわからないと思いますが……。
【次の発言】 ちょっと伺いますが、今国立大学で、教養学部が一ヵ所で教育できなくて、二ヵ所以上に分れて教育しているところがありますか。
【次の発言】 そういう学校で、今教育上非常にいろいろな面におきまして不便もあり非能率かと思うのですが、それに対しては文部省はどういう考えを持っておられるのですか。
【次の発言】 そういうふうに一ヵ所に集めて教育をしなければならぬという考え方で進めていらっ……

第22回国会 文教委員会 第27号(1955/07/30、3期、自由党)

○白井勇君 私はこの学校給食というものが教育的に実施をされまする重要性、それから国民の食生活改善の面から見ましても非常に重要な問題であるということにつきまして、非常に関心を持ち多大の朝時を持っておるのであります。そういう立場に立っていろいろ現在の学校給食というものを見ました場合に、いろいろ文部当局にお尋ねをしてみたい点、あるいはまた希望等も出てくるわけであります。きょうは大臣にいろいろお尋ねをしてみます前に、現在の学校給食というもの、実態というものを確認する意味合いにおきまして、文部省のまず事務当局にお尋ねをしてみたいと思うのでありますが、学校給食法というものが制定されましてから、一体文部省と……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 決算委員会 第4号(1956/02/16、3期、自由民主党)

○白井勇君 私、今事務当局からのお話でありますから、事務的なことをお伺いするわけでありますが、一体十四日に結論が出ますまでに、前からどういう科学的な裏づけによってそういう結論が出たものか、そこをもう少し具体的にお話し願えませんというと、これは何のことか、さっぱりわからないのですがね。
【次の発言】 その菌が表在的であるというようなことは、これは何も厚生省の役人とか学者の意見を借りなくても、しろうとにも大体そういうものであろうぐらいはわかっているはずであります。そこで今お話しのように、それに対しましては一部で必ずしもそれは表在的でないという御意見があるため、今日まで結論を得なかったということにお……

第24回国会 決算委員会 第6号(1956/03/01、3期、自由民主党)【議会役職】

○理事(白井勇君) もうよろしゅうございますが。――ほかに御質問もありませんでしたら、本件に関する質問は、この程度にとどめたいと思います。  本日はこれで散会いたします。    午後四時五十一分散会

第24回国会 決算委員会 第13号(1956/04/12、3期、自由民主党)

○白井勇君 国有財産というものですがね、公務員に払い下げできるものでありますか。
【次の発言】 取扱いにかからないものは、今のお話によりますと差しつかえないそうですね。そうしますと大体そういう考え方で大蔵省はもちろんのこと、各省は運行しておるわけですか。
【次の発言】 その十六条の問題はわかりますけれども、公務員が国有財産を払い下げを受け得るということは、ほかのいろいろな公務員としての法律から縛られるような面は全然ないわけなんですか。
【次の発言】 そこで大蔵省としましては、その法十六条に触れない限りにおきましては、国有財産は、公務員である者に対しましてもこれは自由に売却等の処分をするというい……

第24回国会 決算委員会 第15号(1956/04/26、3期、自由民主党)

○白井勇君 私、院長に簡単なことをちょっと一言伺いたいのですが、会計検査院としましては、官庁が、つまり普通財産であろうが、特別会計の財産であろうが、国有財産を処分をします場合に、財政法十六条に抵触しない限りにおきましては、公務員にそれが売却がされておりましても、何ら従来も触れていないし、そういう問題には触れないのだ、こういうふうに聞いておりますが、確かにさようでございますか。
【次の発言】 国有財産を官庁が処分する場合に、それを公務員に売却いたしましても、財政法十六条に抵触しない限りにおきましては、会計検査院の検査としましては何ら触れない、差しつかえないことになっているかというふうに私は承知い……

第24回国会 決算委員会 第16号(1956/05/10、3期、自由民主党)【議会役職】

○理事(白井勇君) 次に防衛庁の方から御説明をお願いいたします。
【次の発言】 防衛庁の方から補足説明がありましたら……。
【次の発言】 私、会計検査院に初め伺ってみたいと思うのですが、二十八年の検査の場合は、その検査の重点を物資、器材の調達に置きまして、該当の約四〇%内のものを重点的に検査をされたということになっておるわけです。そこで二十九年度は何かそういったような重点的のねらいがあったわけでありますか。
【次の発言】 私、防衛庁長官に一つ伺っておきたいと思います。きのうも現地へ参りましていろいろお話を承わったのでありますが、調達物資のうち、地方で調達いたしますものが七〇%を占めている。しか……

第24回国会 決算委員会 第17号(1956/05/17、3期、自由民主党)

○白井勇君 私途中から参りましてダブるかもしれませんが、あれですか、各任命権者は懲戒処分を発した場合に、人事院に報告する義務があるのですか。
【次の発言】 それは何によってあるのですか。
【次の発言】 そうすると、その建前としまして、人事院でそういう報告を受けて、さっきの話をちょっと承わっていますと、受けたからといってどういう権限があるのですか。受ける権限がありましても、それに対してどういう措置をやれるという権限があるのですか
【次の発言】 そういたしますと、単に後段の方だけ、極端に言いますと、本人の方からそういう申し入れがありました場合だけのことで、各官庁からそういう懲戒処分の報告をとってい……

第24回国会 決算委員会 第21号(1956/06/03、3期、自由民主党)

○白井勇君 私も今梶原さんの御意見に同感なのですが、これは決算委員会としましては、従来何と申しますか、参議院の決算委員会としまして、所属の党とか何とかいうようなことにはあまりとらわれないで、どこまでも決算というそのものにつきましての善意な判断を公正にやってきておったと思うのであります。ところがつい最近、どうもこれは運び方につきまして、果してこれでよかったものであるかどうかということは、いろいろ考えてみなければならぬ問題があると私は思います。私だけから見ますと、参議院の決算委員会といたしますれば、一応最近におきましては国有財産の問題、防衛庁の問題というものをやはり積極的に取り上げる段階で、防衛庁……

第24回国会 大蔵委員会 第4号(1956/02/23、3期、自由民主党)

○白井勇君 今の砂糖の消費税に関連してですが、テンサイ糖の砂糖消費税は、諸外国においては、とりましたものをほとんど生産増強に当てられるという話を私今聞いておるのですが、あなたの方でもし諸外国のその例をお調べになったものがありましたら、あとで御提出願いたい。

第24回国会 大蔵委員会 第14号(1956/03/29、3期、自由民主党)

○白井勇君 ちょっと私緒方さんに一言伺いますが、教科書は、物そのものを困る要保護者の児童にやるわけですね。教科書そのものを。そうしますと、なぜ給与費につきましては、要保護者、準要保護者に対しまして、金をそういう該当の各家庭にやって、そしてそれをまた学校へ持っていくと、これは実際上そういう困る家庭でありますから、学校給食費を子供がもらいましても、それを実際上学校に持っていくということができる筋合いのものじゃないのですよ。従ってそれを他の家庭が全部負担をしている、こういうまことに不合理な格好になっているのですね。それは従来文部省の方針としては、生徒に卑屈感を与えるから云々というようなことで言い逃れ……


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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 農林委員会農業災害補償制度に関する小委員会 第閉会後3号(1953/09/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○白井勇君 今は作業中できまつてないと思いますが、評価の問題はどういうふうに運営されましても、それは非常に大きい問題だと思います。これにつきましては、今のところ何かこういう考え方、こういう考え方というようなものはありませんか。
【次の発言】 開招地につきまして、何か別な共済制度を考えておられるという話をちよつと聞いておりますが、どんなようなお考えでいらつしやいますか。
【次の発言】 その開拓地につきまして何か案があるというものが出ましたら、一つ私どものほうへもお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 何ですか、二日のうちの一日ということですと、今日のように半日しかないわけですが、それを多少伸……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1954/03/24、3期、自由党)

○白井勇君 一つちよつとつまらないことを聞いておきたいと思いますが、昨夕ラジオを聞いておりますと、去年の十一月かなんかの東京あたりの国民の栄養関係で一昨々年でしたか、前のよりも悪くなつているという放送をしておりました。これは厚生省関係の何かでお調べのようでありましたが、これはどういうところに原因があるとお考えになつていらつしやいますのか、ここに又今年の予算を或る程度見込んでおられるわけでありますが、それらにどういうような対策を持つて行かれる御予定でありますか、お伺いします。
【次の発言】 私もラジオだけですから、今のお話のように検討して見なければわからんのじやないかと思うのですが、ラジオを聞い……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 大蔵・決算委員会連合審査会 第1号(1955/07/22、3期、自由党)

○白井勇君 大蔵大臣に一、二伺ってみたいと思います。こういう法律の施行とあわせまして国で考えなければならんと思いますことは、補助金を国で交付いたします場合に、たとえば単価の計算とかあるいは補助の率というものが実態と合わない場合が多い。この間も川島国務大臣が七月の八日に決算委員会で話しておられましたが、地方の公共団体でいろいろ不正事件を起したということをよく検討してみますと、やはりそれにはいろいろ理屈がある。例をとって話されたのによりますと、学校の復旧の問題、老朽校舎について二分の一補助になっておる。その場合の単価が国では二万七千円しか見てくれない。ところが、実際地方に参りますれば、当然三万円以……

第22回国会 内閣・決算委員会連合審査会 第1号(1955/06/09、3期、自由党)

○白井勇君 今日は会計検査院の院長も珍らしくお見えになっております。二、三質問してみたいと思うのです。私もこの決算関係につきましては、ごく日が浅いのでありまして、わずかの経験にかんがみましての考え方でありまするので、当を得ないかもしれませんが、申し上げるまでもなく、会計検査の仕事というものは、検査院そのものが内閣から独立をいたしました権限を与えられ、国の収入支出というものを、決算を検査をして行く非常に重要な仕事を持っておるわけであります。わすかの人数で膨大な国の収入支出の決算というものを検査をして行く。そこでその検査をされました結果を検査報告書といたしまして、検査院の方から内閣に提出をされる、……

第22回国会 内閣・決算委員会連合審査会 第2号(1955/07/07、3期、自由党)

○白井勇君 事後処理の問題で、私も今亀田委員からお話がありましたが、全く同感に考えております。ことにこの間決算委員会といたしましては前回にない例だそうでありますが、現場の関係者に来てもらいましていろいろ話を聞いたのであります。それを聞いておりましても、その処理が適当でない、むしろですから会計検査院によって摘発をされますまでは――まことにこれはよかったと思うのでありますが――たまたまその処理が当を得てないというようなことから、むしろやった者が得をするのだというような、かえって会計検査院の検査は受けない方がむしろよかったのじゃないかというような逆な効果をもたらすようなことがあるのじゃないか、私はし……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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