寺本広作 参議院議員
3期国会発言一覧

寺本広作[参]在籍期 : | 3期|- 4期- 9期-10期
寺本広作[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは寺本広作参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院3期)

寺本広作[参]本会議発言(全期間)
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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 参議院本会議 第2号(1953/10/30、3期、改進党)

○寺本広作君 私は改進党を代表いたしまして、只今議題となつております昭和二十八年度補正予算に関連し、二、三の点につきまして政府の所見を質したいと思います。  去る六月、西日本を襲いました大水害が発生して以来、すでに四カ月の日子を経過いたしております。災害を受けました現地では、もはや政府から放出されたつなぎ融資を使い果し、復旧工事の進捗度合は漸く停頓し、被災者一同は補正予算の成立が一日も早からんことを望んでいる状況でございます。それにもかかわりませず、臨時国会の開会が今日まで延引して来ましたことは、一面相次ぐ風水害によつて政府が忙殺されていた結果によるものとは申しながら、他面又これらの風水害に対……

第17回国会 参議院本会議 第5号(1953/11/06、3期、改進党)

○寺本広作君 私は改進党を代表いかしまして笹森順造君を指名いたします。


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 参議院本会議 第2号(1953/12/24、3期、日本民主党)

○寺本広作君 只今議題になつております奄美群島に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして私は改進党を代表いたしまして、賛成の意を表するものであります。  先ほどからの政府の御説明によりまして、奄美大島の祖国復帰に当つて、我が国が回収する琉球円の処理の問題であるとか、又それに見合うものとして琉球政府が奄美大島に対して持つている債権の放棄の問題であるとかいうようなことは、或る程度私たちはこれを了解したのでございます。併しながらこうした問題や、その他この協定の中に含まれております幾多の問題につきましては、まだそれが果して私どもの国が現在当面しております財政事……

第19回国会 参議院本会議 第4号(1954/01/27、3期、改進党)

○寺本広作君 私は只今の杉山君の動議に賛成をいたします。

第19回国会 参議院本会議 第53号(1954/05/29、3期、改進党)

○寺本広作君 私は、只今の杉山君の動議に賛成します。
【次の発言】 私は、只今の杉山君の動議に賛成をいたします。

第19回国会 参議院本会議 第54号(1954/05/30、3期、改進党)

○寺本広作君 私は、只今の杉山君の動議に養成いたします。
【次の発言】 私は、只今の杉山君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 私は、只今の杉山君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 私は、只今の杉山君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 私は、只今の杉山君の動議に賛成いたします。

第19回国会 参議院本会議 第56号(1954/06/01、3期、改進党)

○寺本広作君 裁判官弾劾裁判所裁判員及び同予備員の選挙は、成規の手続を省略し、いずれも議長において指名することとし、なお、予備員の職務を行う順序も、議長に一任することの動議を提出いたします。


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 参議院本会議 第5号(1954/12/06、3期、日本民主党)

○寺本広作君 私は、只今の湯山君の動議に賛成いたします。


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 参議院本会議 第2号(1954/12/15、3期、日本民主党)

○寺本広作君 私は、只今の大谷君の動議に賛成をいたします。

第21回国会 参議院本会議 第3号(1954/12/20、3期、日本民主党)

○寺本広作君 国土総合開発審議会委員の選挙は、成規の手続を省略し、議長において指名せられんことの動議を提出いたします。

第21回国会 参議院本会議 第7号(1955/01/24、3期、日本民主党)

○寺本広作君 私は、ただいまの天田君の動議に賛成いたします。


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 参議院本会議 第7号(1955/12/15、3期、自由民主党)

○寺本広作君 ただいまの選挙は、いずれもその手続を省略して、議長において指名することとし、なお、予備員の職務を行う順序は、議長に一任することの動議を提出いたします。
【次の発言】 ただいまの選挙は、その手続を省略して、議長において指名せられんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 ただいまの指名は、いずれも議長に一任することの動議を提出いたします。
【次の発言】 私は、ただいまの羽生君の動議に賛成をいたします。


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 参議院本会議 第10号(1956/02/15、3期、自由民主党)

○寺本広作君 先ほどの永岡君の発言中には、政府の関係者を━━━━なぞらえるような、穏当を欠く部分があったように思いますから、議長において速記録を調べ、穏当を欠く部分があったら取り消すとか、適当な処置をとられるようにお願いいたします。

第24回国会 参議院本会議 第12号(1956/02/20、3期、自由民主党)

○寺本広作君 私は、ただいまの山田節男君の動議に賛成いたします。

第24回国会 参議院本会議 第17号(1956/03/05、3期、自由民主党)

○寺本広作君 ただいま社会党から提出されました戒告決議案に対し、私は自由民主党を代表して、断固反対するものであります。(拍手)  社会党の決議案に対し、われわれが反対するのに三つの理由があります。  第一に予算委員会におきまする鳩山総理のその部分の発言は、単なる言いそこないにすぎないのであります。質問者が使った侵略という言葉をそのまま借りて答弁するつもりのところを言いそこなったために起った錯誤にすぎないのである。第二次大戦中、終始戦争反対の態度を堅持してこられた鳩山総理の過去の経歴から申しても、侵略戦争を是認するというがごとき非常識なことが、鳩山総理の本心であるはずは断じてないのであります。(……

第24回国会 参議院本会議 第20号(1956/03/12、3期、自由民主党)

○寺本広作君 私は、ただいまの藤田君の動議に賛成をいたします。

第24回国会 参議院本会議 第26号(1956/03/27、3期、自由民主党)

○寺本広作君 私は、ただいまの竹中君の動議に賛成いたします。

第24回国会 参議院本会議 第35号(1956/04/13、3期、自由民主党)

○寺本広作君 私は、ただいまの藤田君の動議に賛成いたします。

第24回国会 参議院本会議 第36号(1956/04/16、3期、自由民主党)

○寺本広作君 私は、ただいまの亀田君の動議に賛成をいたします。

第24回国会 参議院本会議 第49号(1956/05/16、3期、自由民主党)

○寺本広作君 私は、ただいまの森田君の動議に賛成をいたします。

第24回国会 参議院本会議 第54号(1956/05/28、3期、自由民主党)

○寺本広作君 ただいまの選挙は、その手続を省略して、議長において指名することとし、なお予備員の職務を行う順序は、議長に一任することの動議を提出いたします。

第24回国会 参議院本会議 第55号(1956/05/29、3期、自由民主党)

○寺本広作君 私は、ただいまの天田君の動議に賛成をいたします。
【次の発言】 ただいまの選挙は、その手続を省略し、いずれも議長において指名せられんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 私は、ただいまの天田君の動議に賛成をいたします。
【次の発言】 私は、ただいまの天田君の動議に賛成をいたします。
【次の発言】 ただいまの選挙は、その手続を省略し、議長において指名せられんことの動議を提出いたします。

寺本広作[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院3期)

寺本広作[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 議院運営委員会 第19号(1953/07/13、3期、改進党)

○寺本広作君 今小笠原君から質問がありましたのは、与党と野党と共同修正した場合、議院内閣制度の建前から言つて、内閣が財政演説をやり直すべきではないかという御質問であつたのですが、衆議院で予算組替えの動議を出して、それに応じて政府が組替えをやつた場合はどうですか。

第16回国会 議院運営委員会 第21号(1953/07/17、3期、改進党)

○寺本広作君 関連して……。  只今、新たに任命しようということで同意を求められて来填おる候補者が過去においてパージにかかつておつた。それが団体規正の仕事をするための適格要件を欠くのではないかという質問が出ておりますが、私どもも、この案件を審査いたしますにつきまして、前任者の人たちがパージにかかつておつたかかかつておらなかつたか、これは今度の案件をきめます。参考になりますので、その点について内閣から意見をお聞きしたいと思います。

第16回国会 議院運営委員会 第29号(1953/07/31、3期、改進党)

○寺本広作君 各常任委員会に出席しておりまする改進党所属の議員からの報告によりますれば、参議院で現在審議しておられます法案で、本日までの会期中に委員会の審議を終ることは至難であるというものは相当件数あるように聞いております。殊にスト規制法のごとく、労働委員会にかかつております法案は非常に難航を重ねております。各委員から質疑通告の時間も相当ありまして、最小限一週間は必要であるというふうに私のほうの会派所属の当該委員から報告を受けております。従いまして、私の会派といたしましては、衆議院の議長と参議院の議長と、会期延長について、先ほど来承わつておりますと、すでに協議が行われておるということでございま……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第4号(1953/07/06、3期、改進党)

○寺本広作君 恐縮ですが五億の問題、大分県も……
【次の発言】 先ほどから伺つておりますと、繋ぎ融資に関する見返りの財源は十分にあるのです。平衡交付金の五億がすでにきまつておるし、公共災害の起債二十五億も二十八年度予算で見られる、そのほか単独災害の起債がきまつている。この繋ぎ融資をやつても、還つて来るだけの財源は十分です。見返りはある。従つて今の御説明を聞きますと、二十億要請してあるのですが、こちらから返事が来ないから十億現地で即決できめた。それを二日も経つてからその十億だけを送つてやつたというのでは、中央本部の手の打ち方はこれは如何にも生温いという感じがする。財源が十分あるのだし、一つあなた……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第5号(1953/07/07、3期、改進党)

○寺本広作君 先ほど委員長から緒方副総理にお尋ねをされました従来補助対象になつていなかつた災害で、今度非常に大きい被害を及ぼしておるという問題については、特に御考慮を頂きたいということを委員長が言つておられましたが、特に熊本におきましては、多量の泥土が阿蘇のほうから流されて、それが道路や河川を埋めておる。その道路に残つた泥土の排除であるとか、河川、下水、そういうところに溜つた泥土の排除というものは、群来の災害補助の中には恐らく入つておらん。そういうことは、到底国家の補助なくしては、自力ではでき得ない問題でありますので、特に御考慮を頂きたいと思います。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第8号(1953/07/10、3期、改進党)

○寺本広作君 お急ぎのようでありますから一言だけ、災害救助法のいろいろな給付の基準を改訂されたということは罹災者が非常に喜んでいると思います。罹災者が非常に災害救助法だけでなく、現金の入手をあせつておる様子が先ずありまして、ここへ電報がいろいろ参つておるその中の一つで、戦死者の遺族に先般給付されました五万円の公債を至急現金にし得るように即時換金方に努力してくれという電報が来ております。幸い日銀の政策委員もお見えになつておりますので、先般六億の国民金融公庫の融資など行われたようでありますが、あれで、五万円の遺族の公債が即時換金できるような手配ができておりますかどうかお伺いしたいと思います。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第9号(1953/07/11、3期、改進党)

○寺本広作君 関連して……、私は最後にお伺いしようと思つておつたんですが、参考人全体のかたにお伺いするわけですから、どなたからでも代表してお答えして頂きたいと思います。皆さんのお話を伺つておりますと、今月中又は来月になつて差当りの金が相当要るなという感じを私たちは受けます。この感じは、一昨日まで政府から承わつた説明と大分違うのであります。昨日又大野国務大臣から御説明を承わつておる感じとも大分違うのであります。一昨日までの政府の説明によりますれば、政府としては取りあえず金は十分送つてある、国庫余裕金の預入れを新たに十五億出した、六月末引揚げるはずの国庫余裕金三億七千万円も引揚を延期した。それから……

第16回国会 労働委員会 第閉会後1号(1953/09/10、3期、改進党)

○寺本広作君 今のに関連して。これはまあ日経連と外務省にお伺いしたいのですけれども、今の給与について組合側に譲歩するときには米軍側に事前に了解をとるようにという契約が行われておると、こういうお話ですが、それを偶然の機会にあなたのほうで、坂本さんのほうで発見されたということですが、米軍側と日本の特需会社の間で契約を誰も知らずに、偶然に関係者の一人が発見するというようでは誠に困つたものだと思うのですがね。それで米側がどういう契約を押付けておるかどうかということは、これは外務省のほうで何か探つてもらうわけに行きませんか。又押付けられた会社は、これは非常に不良会社で、銀行から首根つこを押えられて、一々……

第16回国会 労働委員会 第閉会後2号(1953/09/11、3期、改進党)

○寺本広作君 折角阿具根さんが熱心に質問をしておられるのに別に水を差すつもりは毛頭ない。委員の数も小人数になつておりますし、時刻も相当たつておりますので、できれば御熱心の余りではありますが、主張とか議論に亙らずに質問をやられて、適当な時刻に一つ委員会を閉ざして頂いたらいいかと思いますが、委員長のほうで然るべくお取計いを願いたいと思います。

第16回国会 労働委員会 第3号(1953/06/19、3期、改進党)

○寺本広作君 日産化学の事件につきましては只今資料を頂戴したばかりでございますが、この事件につきましては先日地方行政の委員会で、事件のありました当該府県の知事、国警長官など召喚されまして証言を求められておりますので、その資料があります。この委員会として正式に調査された事件ではありませんが、一応只今拝見しました、頂戴しました資料、並びに地方行政委員会で討議された資料などで一応の資料は揃つておると思います。それからこれは偶然にも私の郷里の事件でありますので、公けの立場ではありませんが、私個人としてはいささか事情を承知いたしておりますので、その関係で若干発言を許して頂きたいとこう思います。  この事……

第16回国会 労働委員会 第4号(1953/06/23、3期、改進党)

○寺本広作君 委員長のお話でも、ここに法律的に強制的にアメリカの兵隊を連れて来るということでなく、向うからそれに応じて来るという意思があるかも知れんから、こちらから申入れをして見るという話だつたのですね。
【次の発言】 そういう建前で申入れすることも国際礼譲に反するのかどうか、その点の外務省の御所見を承わりたい。
【次の発言】 大分議論が混線しているようにお見かけしますが、二十日の委員長理事の打合会の際は、当面労働争議が進行中であるから、それに影響を与えんようにこの発砲事件を取調べるのと同時に、こういう基地や施設で労働三法がどういうふうに適用になつておるか、それをここだけの問題でなく、一般的に……

第16回国会 労働委員会 第5号(1953/06/24、3期、改進党)

○寺本広作君 どうもお話を伺つておると、法律解釈に多少の当事者間に意見の食い違いがあるのじやないかと思います。組合のほうでは、休憩時間は自由に使わせろという労働法の規定がある、従つて休憩時間には労働組合活動も自由である、こういうように解釈しておられるようです。経営者のほうでは、施設管理権として食堂その他の管理をしておる、従つてこの問題と、労働法で休憩時間は自由に使わせるという問題は別個の問題と解釈しておられるのじやないかと思います。経営者のほうでは、労働法の範囲内で労務管理権に基いて労務管理をやつておる、その労務管理権の中で、就業規則その他に1違反した人間を解雇事由に該当するものとして処理した……

第16回国会 労働委員会 第閉会後5号(1953/10/27、3期、改進党)

○寺本広作君 関連して。今のお話ですが、失業保険の初回の受給者はどうですか。
【次の発言】 ちよつと附加えて。大臣、局長、会計課長もおられますから、今のには食費が入つておりますか。
【次の発言】 患者から一日百十円で、非常に食費が足らんという話でしたが、普通の結核療養者と違つて、ここはいい食事をさせなければなおらんということが非常に多いと思います。その際陳情がありましたときの話では、巣鴨の戦犯はたしか百二十円になつていると思います。せめて戦犯並みに食費を取らなければ災害補償にならんじやないかということを申上げておきました。  今度私九州に帰りまして、附近の結核療養所を視察いたしますと、食費百二……

第16回国会 労働委員会 第12号(1953/07/15、3期、改進党)

○寺本広作君 大分委員会が長くなりましてお疲れの方もあるようであります。まだ張り切つておる方もあるようでありますから、希望の方には質疑を許されたら如何でございましようか、ああいう動議も出ておりますから……。
【次の発言】 委員長の今御発言の通りの御発言があつたということは私は記憶しております。併しその委員長の発言は一括して議題に供されたものであつて、その中の現地出張の日程だけに御意見があつたが、ほかの部分はその通り決定したものだというふうには、私は了解しておりません。それでその現地出張の日程を会否めて委員長の御発言になりました議事日程の内容について理事で更に御検討なさるようにということで、理事……

第16回国会 労働委員会 第13号(1953/07/16、3期、改進党)

○寺本広作君 理事会でおきめになつたということでありますので、特に強い反対の意味で申上げるつもりはございません。ただ併し、先日来委員長のお話になつておりましたことは、ピケツト・ラインの合法性の問題については、検察庁、学識経験者並びに一般というお話でございます。只今のお話では、卓識経験者と、こうされまして、その人選は委員長に一任と、こういうことでございますが、特に範囲を絞られる意味でそうされましたのかどうか。

第16回国会 労働委員会 第14号(1953/07/17、3期、改進党)

○寺本広作君 委員長から先ほど発言を許さなかつたことの当、不当は自分はわからない、皆で御判断願うよりほかはない……。
【次の発言】 それを正当かと言われたのに、当、不当は自分ではわからん、皆で御判断願うより……。
【次の発言】 いや、当、不当は皆で判断して下さいと委員長は言われた、そういうことにならないように、皆で角を立てて委員長の当、不当を判断しなければならないような事態にならんように議事運営を私はお願いしたい、これは私の希望でございます。
【次の発言】 委員長のお話は非常にまあ角が立つていると思うのですね、あなた方が不当だと思うならば成規の手続を経てやれというのは穏かならないのです。やはり……

第16回国会 労働委員会 第17号(1953/07/24、3期、改進党)

○寺本広作君 淺井先生に一言だけお伺いしておきたいと思いますが、先生のお話で、労働者側も賃金の喪失という被害を覚悟してやむにやまれん立場からストライキに入るのだから、それを鼻唄でも歌いながらできると考えるのは大きな誤りであるという、御尤もなことと思うのですが、ただ一般の産業の労働争議については、そのことが一つの留保もなく当てはまりますけれども、電産の場合には多少違う事情があるのじやないかとお考えになりませんか。と申しますのは、特に電産のこの水力発電の場合の電源ストのごとき場合には、極く僅かの電産側労働者の、電気関係の労働者の一割に足らん人がストライキをやれば、九割何分の人が賃金をもらいながらス……

第16回国会 労働委員会 第18号(1953/07/25、3期、改進党)

○寺本広作君 吉田委員からこの法案を慎重に審議した上でということであつて、尨大な資料の要求があつて、それがとても出し切れないだろうという批判が自由党のほうから起つておりますが、吉田委員の要求も、国会法、又は参議院規則に基き報告、又は記録の提出を求めるという法的根拠に基いた要求ではなかろうか、こう思います。でありますから只今田村委員から言われた通り委員長、それから要求者、でき得れば理事の人も入れまして、政府がどの程度に要求に応ぜられるか、その懇談をされて、その結果我々にお知らせ頂くようにお願いしたいと思います。

第16回国会 労働委員会 第19号(1953/07/26、3期、改進党)

○寺本広作君 一身上の弁明を一つ許して頂きたい、答弁の前に。  只今田畑委員が読上げられた新聞記事の中に、私がステップ・バイ・ステツプということを言つたという記事があるという話がありました。新聞記事にはその通り書いてありますが、その新聞記事は全くの誤りであります。私は同じ新聞で二度そのことを書かれて大変迷惑をいたしております。いい機会でありますので釈明をさして頂きます。  その新聞に書いてあります通り、当時二月の初め大幅制限か小幅制限かということで意見があつたことは本当であります。その意見があつたのを労働省の記者クラブの諸君が新聞を扱われる、記事を扱うのに見当違いの記事を書かれては困ると思いま……

第16回国会 労働委員会 第20号(1953/07/27、3期、改進党)

○寺本広作君 別に今日その問題にお答えすると申上げたのではなく、速記をよく読みました上でということを申上げました。先ほど会議中に速記を頂きましたので、これをゆつくり休憩中にでも読んでみたいと思います。

第16回国会 労働委員会 第21号(1953/07/28、3期、改進党)

○寺本広作君 関連して、非常に微妙なところだと思いますので私からも一言。今説明されなくても結構でありますから、あとでお調べの上でお答え頂いて結構でありますから伺つて率きます。「保安の業務の正常な運営を停廃する行為であつて」、こう書いてありまして、そのあとに「鉱山における人に対する危害」云々としぼつてありますから、保安の業務の正常な運営がなされている場合よりせばまることは予想されるのでございます。併し正常な運営といいますから、これは争議でない場合の運営を指していると思います。争議でない場合の運営で、人に対する危害とか鉱物資源の滅失損壊とか、鉱山の重要な施設の荒廃を防ぐとか、そういう係りに従事して……

第16回国会 労働委員会 第24号(1953/07/31、3期、改進党)

○寺本広作君 小委員会の審議に参画した委員の一人として、今の問題について私の所見を申上げたいと思います。  昨年美唄から労災病院設置に関する請願が出ておるということは、北海道に労災病院を一カ所どこか誘致したいという誘致運動の一つの現われであつた、こういうふうに考えます。今年は予算が入りまして、折角北海道の知事が労災病院の誘致協議会の会長をしておられて、現実に予算が入つて来ると、今年はどこにきめるかということを現地で目下協議中の問題であると思いますので、今年これをどこか一カ所採択すると、現地における問題の解決を非常に困難ならしめると判断しましたので、私は、今年は昨年と違つて、この問題を留保にして……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 議院運営委員会 第1号(1953/10/29、3期、改進党)

○寺本広作君 私のほうは、加藤委員の提案に賛成いたします。

第17回国会 議院運営委員会 第4号(1953/11/02、3期、改進党)

○寺本広作君 国会法の常任委員会の所管事項に関する解釈としては、只今小笠原さんのおつしやる通り、私は必ずしもはつきりしたものではない。どちらでも片が付く。労働委員会の所管に関する事項は、労働省の所管に関する事項という解釈……。併し今小笠原さんが言われる通り、この問題は、裁定そのものとして上つているわけでなく、予算上、資金上、実施不可能として上つて来るのですから、それに関する限りは、予算の問題になります。又各企業の職員処遇に関する問題として、各企業の所管の問題にもなろうとと思います。併し今までは専売と国鉄だけの問題でありましたが、今度はこの国会に上つて来ているのは八つの裁定がある。この二つのほか……

第17回国会 議院運営委員会 第5号(1953/11/04、3期、改進党)

○寺本広作君 私のほうは、今度の国会が風水害並びに冷害対策を目的にした国会であるという趣旨から考えて、まあ只今参議院に廻つて来ております予算の審議については、各常任委員会、特別委員会委員長の話があつた通り、三日あれば、まあ補正予算の審議は十分できるであろう。従つて会期三日延長という加藤委員の提案に賛成であります。  なおその他の問題、仲裁裁定の審議の問題、この三日では到底審議は不可能であろうと思います。これについては、継続審議をされたらという杉山委員の意見に賛成でございます。  なお仲裁裁定の審議の結論その他と睨み合せまして、公務員のベース問題その他の問題について、第二次臨時国会の招集を要求す……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 議院運営委員会 第閉会後2号(1954/09/17、3期、改進党)

○寺本広作君 お伺いしたいと思つておりましたことの問題点は、小笠原、天田両委員の質問で大体尽されました。これに対する官房長官の御答弁も、なかなかお苦しそうでございまして、これより以上質問をする気持はありません。ただ答弁では、我々が了解したとか納得したとかいうわけには到底参らんと思います。従いまして、まあこの委員会の大多数のかたが同様な気持であるとすれば、当委員会としては、やはり総理の出席を要求し続ける、出発の日まで要求し続けるというようなことになろうと思います。  さようなことになりますと、議会と政府の間がうまく行つていないというようなことになりまして、総理が外地に行かれてからの仕事にも差障ろ……

第19回国会 議院運営委員会 第閉会後4号(1954/09/20、3期、改進党)

○寺本広作君 私は改進党を代表いたしまして、加賀山委員の提出された動議に賛成をいたします。  もはや同僚の各委員から、縷々申されました通り、当委員会が提出いたしました政府に対する出席要求は、極めて条理を尽したものであつたと、こう思うのでございます。併しながらその結果が、政府によつて無視されたことになりましたことは、極めて遺憾であります。この感じは、恐らく当委員会と政府の間に立つて斡旋されました与党委員におかれましても、又同様であろうと想像をいたします。政府がこの委員会の出席要求を無視されたことには、非常に無理があると思います。政府の説明によりますと、総理の日程変更は、単なる技術的な問題であると……

第19回国会 議院運営委員会 第9号(1954/02/08、3期、改進党)

○寺本広作君 この問題については、矢嶋君から提案がありまして、私のほうは会派に持つて帰つて相談中でありますが、まだ結論に達しておりません。綱紀粛正を図りたい。最近のいろいろの汚職事件について国民の持つている疑惑の念を特別委員会を作つて究明したい、明らかにしたいという矢嶋君提案の趣旨には皆賛成であります。ただ、只今緑風会からお話がありました通り、すでに只今問題にされております事件は、ことごとく検察当局の捜査の対象になつておる事件でありますので、検察当局の捜査と並行したような形で、国会が問題を取調べて行くというやり方には、会派内に非常に強い批判がございます。むしろ検察当局の捜査が不在まないように、……

第19回国会 議院運営委員会 第13号(1954/02/17、3期、改進党)

○寺本広作君 昭和二十七年の申合せの解釈について、若干意見の食い違いがあるようでありますが、申合せの趣旨自体は尊重すべきものと考えております。なお質問通告順に発言を許すということになれば、通告の競争が出るというお話がありましたが、まあ只今加藤君から大会派順でもよろしいという譲歩もありましたし、私どもとしては、加藤君の意見に賛成いたします。ただ併し小会派の立場はこの際の発言で、無所属のほうの発言する機会を失われるということになりますと、非常に酷になりますから、将来小会派の立場が無視されんように考慮いたしておきたいということを申添えておきます。

第19回国会 議院運営委員会 第60号(1954/05/12、3期、改進党)

○寺本広作君 議事進行について……。  両会派欠席のまま議運を進められるのですか、どうですか。それを伺いたい。議運としては異例の措置だと思いますが……。

第19回国会 議院運営委員会 第64号(1954/05/20、3期、改進党)

○寺本広作君 私のほうは、前回は会期延長に反対をいたしました。それは国会法できめられている百五十日の間に、法案の審議は終るべきであるという原則を維持する立場で、会期延長に反対いたしました。併し不幸にして、その後この原則が守られず、延長されて現在いろいろな法案が審議されておる。会期の原則にかかわらず、延長をして法案の成立を期するという今の建前を貫くということにすれば、法案が上るまで会期は延長するのが妥当であろうという意見です。然らば何日が適当であろうということになると、先ほど議長から御報告がありました重要法案の関係委員長の意見、即ち相当長く延長しなければ法案が上らない。この委員長の意見は、相当重……

第19回国会 議院運営委員会 第65号(1954/05/21、3期、改進党)

○寺本広作君 昨日の話は、各会派それぞれ、何日延長するのが適当であるか、それを各会派から、意見をここで持ち出して見ようじやないかというので、私たちは意見を言つたわけであります。その際、まだ会派の意見未決定のかたがたくさんあつたから、そのほうから先に聞いて頂きたい。動議はそのあとに廻わして頂きたい。
【次の発言】 私のほうが三週間延期を主張いたしました根拠は、昨夜申述べたことと同じであります。先ず議長から昨日御報告がありましたところによれば、常任委員長の会期延長に関する意見は四種類に分れておるそうであります。会期延長をする必要はないという委員長が若干、それから若干の延長を必要とするもの、その上一……

第19回国会 議院運営委員会 第66号(1954/05/22、3期、改進党)

○寺本広作君 二、三の点についてお伺いしたいと思います。事務当局からで結構でありますが、この米価審議会は、答申をなされる場合、多数決制をとられますか、どうですか。
【次の発言】 新聞によりますと、政府の米価決定の場合、生産者米価の場合、消費者米価の場合、いずれもそうである場合が多いようですが閣議決定を最近は先にやつて、この答申は事後になる場合があるように新聞記事で見ますが、事実はどうですか。
【次の発言】 どうですか。(「え、ない」と呼ぶ者あり、笑声、「平野君は知らないのだよ」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 建前は、只今政府側からおつしやる通りでありますが、事実は閣議決定を先にやつて、あとでその……

第19回国会 議院運営委員会 第73号(1954/05/30、3期、改進党)

○寺本広作君 私のほうも、会期三日延長に反対いたします。  私のほうは、前回会期延長を審議されました際、三週間くらいなければ案件の議了はむずかしいだろうということを申上げたのであります。併し議運では、自由党並びに緑風会の御意見で九日間に決定された。その際私どもが頂きました表では、そのときの議案の審議状態は九十四件あつたわけでありますが、今日頂きましたこの現在の表によりますと、八十件まだ残つておる。件数は別といたしましても、重要案件の審議は、必ずしもまだ一両日中に審議を終え得る状態にはなつておらんと思います。前回の決定が甚だ不十分であつたことを私どもは遺憾といたします。併しながら会期延長も、今回……

第19回国会 議院運営委員会 第81号(1954/06/14、3期、改進党)

○寺本広作君 異議ありません。

第19回国会 議院運営委員会 第82号(1954/06/15、3期、改進党)

○寺本広作君 先ほど事務当局から、議運を開きたいからという連絡がありましたが、私のほうでは、先日来衆議院におきまする五常会談と申しますか。六派会談と申しますか。それの見通しがつくまで、参議院の各種の案件の本会議における審議は延ばしたがよかろうという態度をとつておりましたので、今朝、昨夜来の情勢を議員総会で検討中であるから、今暫らく議運の開会は待つて頂きたいということをお願いしたわけでございます。私のほうとしては、その六派会談の情勢が大体うまく行つたと、併しながら各会派に持つて帰られてあとの情報というものがわかりませんので、その情勢の再検討をしたいということが一つ、それからでき得れば、参議院の本……

第19回国会 地方行政委員会 第閉会後4号(1954/09/14、3期、改進党)

○寺本広作君 小林委員から提案者として小選挙区制をとる場合に、区制の内容を成る程度鋳直しすれば、案は各委員の賛成が得られるかという意味のお話だつたと思うのです。昨日衆議院の三浦法制部長の話によりますと、衆議院の五派会議では一致して選挙区のこの区制の問題は選挙法の改正から外して別個の法律で作ろう、そうしてその方法としては区画を決定する委員会、バウンダリー・コンミッション、そういうものを作ろうということで皆意見が一致しているという説明でしたから、衆議院のほうで折角五派の意見が一致しているならば、それには一応敬意を表していいのじやなかろうかと私は考えます。と申しますのは、そのほうが選挙法の国会におけ……

第19回国会 内閣委員会 第12号(1954/03/26、3期、改進党)

○寺本広作君 先ほどから大臣の御説明をお伺いしたのでありますが、この間の俸給切替えの際に不健康な業務に従事しておる者には手当を本俸に繰入れた。それでそれが恩給の基礎になるから加算制度を廃止しても不利益ではないという御説明ですが、それから軍人恩給の加算もやめる、それから人事院の勧告にも加算を認められていないということで加算を認めないというような政府全体の御方針のように承わつたのですが、そうでございますか。それは恩給だけの問題じやなくて、この年金保険は、今丁度国会に出ております厚生年金やら共済組合制度の問題などで、加算制度全体を認められておるのか、その点を伺いたい。

第19回国会 文部委員会 第閉会後17号(1954/10/07、3期、改進党)

○寺本広作君 今後この問題をどう進めるかに関連する事項についてですが、と申しますのは、この委員会か何らかの結論を出すか出さないか、出すとすればどんな結論を出すかということに関連して教育委員長さんに一言だけ伺つておきたいと思います。先ほど矢嶋委員と教育委員長さんとのやり取りの中で、この参議院の文部委員会の結論如何にかかわらず市の教育委員会としては腹案を持つておる。今解決に差支えるから今直ぐは公表できない、腹案を持つておるという話がございました。それに対して矢嶋委員から、それではこの委員会は結論を出さんでもいいじやないか、それとも結論を出すことを求めるのかという質問がありましたのに対して、やはり結……

第19回国会 労働委員会 第3号(1954/02/09、3期、改進党)

○寺本広作君 先ほど委員長から、具体問題はあとへ廻すというようなお話でございましたが、大分具体的な問題が出ているようですが、どうですかこの辺で……。

第19回国会 労働委員会 第5号(1954/02/16、3期、改進党)

○寺本広作君 私遅れて来たので、どういういきさつでこういうことになつたか知らんのですが、労働争議の問題をここへ持込んで来て議論するということは、私余り賛成ではない。(阿具根登君、「重大な問題であつたから」と述ぶ)ただ私、一昨年暮に六十何日という長いストライキをやられて、緊急調整が出て争議がやまつたという苦い経験を労使双方持つておられる、その労使双方が又賃上問題でストに入らなければならないということは、よくよく労使双方に事情があつたことだと思うのです。今は労働争議が始まつたばかりで、まだ影響は発電にもガスにも、製鉄にも大きな影響は来ておらん、国民生活にも大きな影響は出ておらない、この限度であえて……

第19回国会 労働委員会 第7号(1954/02/23、3期、改進党)

○寺本広作君 国際労働機関憲章の一部改正に関する条約批準の件、三月二日に外務委員会と合同審査会を開かれるということでありますが、この憲章改正は常任理事国を増加するということがその中に含まれているように聞いております。それでその常任理事国には日本が予定されておるということも伺つております。それで国際労働機構の事務局のほうでは、たしか三月の九日に向うの常任理事会をやつて、このことを今度の総会に提出する議案をきめたいということのようであります。そういたしますとその理事会までに日本の批準が到着するということが、日本が常任理事国になる場合に有利な条件になろうかと考え、日本が常任理事国になるということは、……

第19回国会 労働委員会 第8号(1954/03/02、3期、改進党)

○寺本広作君 関連して、そのスカフイングというのはなんですか。話を伺つておつて、のみ込めないものだから一つ……。
【次の発言】 議事進行……。労働省と参考人併行してやられますか。参考人のほうから大体問題点を伺いまして、あとて労働省聞きますか。
【次の発言】 それではやはり労働省の通牒ですか、施行規則の改正とかは、あと廻しにして頂いて、やはりその事実を先に取扱つたほうがよろしいのではないのですか。
【次の発言】 一つ、いろいろ事例があつてよく呑み込めないのですが、石灰を焼く工場という事例というものは比較的想像し易い。あなたの御説明でも機械、電話など全部貸付けておるという話ですが、その貸付というの……

第19回国会 労働委員会 第9号(1954/03/04、3期、改進党)

○寺本広作君 吉田君から動議が出て、田畑君が賛成されておるわけでありますが、今日は出席者も少いし、この扱いは正規の委員会でなく、理事会なり懇談会の席に移して審議せられるようにお願いしたいと思います。
【次の発言】 これは提案ですが、これも委員長、延ばして頂けませんか。実は吉田さんからの緊急動議ですが、今日の公報にも載つていないし、今日の議題とは思つておらんし、こういう決議を行われるということになれば、出たいという人もほかにもあると思いますし、出席者も少いし、こういう突然委員会が決議をするということはどうだろうかと、こう思います。ここに決議をした場合に、取消すべきであると、こういう決議ですが、こ……

第19回国会 労働委員会 第10号(1954/03/09、3期、改進党)

○寺本広作君 昨年の十二月、この国会に対して政府から、一九五二年の国際労働総会で採択された条約及び勧告並びに一九五三年の国際労働総会で採択された勧告が提出されております。これは国際労働機関憲章第十九条に基いて、政府からこの条約並びに勧告について国会が権限を持つておる機関であると解釈して提出されたものであろうと考えます。  この二件は、日本が戦後JLOに復帰しまして以来、初めて総会に出席しましたときと、その翌年と、二度分の報告をまとめて国会に提出されたわけであろうと考えます。この国際労働総会のこういう案件が正式に国の機関に提出されますのは、昭和十三年に我が国が国際労働機関を脱退いたしまして以来初……

第19回国会 労働委員会 第11号(1954/03/11、3期、改進党)

○寺本広作君 私も細川さんにお尋ねします。あなたのお話の中から非常にいいヒントを与えて頂きました。と申しますのは、あなたのお話で、けい肺に罹るような人は発病前稼働力が非常に落ちておるから平均賃金が非常に安くなる。現在坑内夫は七百円乃至八百円であるが、こういう人たちの平均賃金は五百円くらいにしかなつていないというお話でした。御承知のように平均賃金は休日や日曜などを入れてならすので、多少低くなるのは止むを得んと思いますけれども、それにしても開きがあり過ぎると思います。何か今度のけい肺法案の中にも平均賃金の手直しというような条文は入つておらんように思います。併しあなたのお話は確かに一つの急所を衝いた……

第19回国会 労働委員会 第13号(1954/03/18、3期、改進党)

○寺本広作君 今丁度質問されていることは、中央から出した指令に従つた下部組織の責任者の責任を追及するということは不当じやないかという点に質問があるようなんであります。これに関連して国鉄労組の内部の規約なり扱いなりがとうなつておるかお尋ねしてみたいと、こう思うのです。矢上さんに一つ。  具体問題としてお話しすれば、あなたの号にいろいろ御意見があるだろうと思います。この間の休暇闘争指令が合法であつたとか違法であつたとかいうようなことについては、組合としても国鉄当事者としてもいろいろ意見があるだろうと思いますから、その問題を離れて問題を抽象化してお尋ねしてみたいと思います。  本部から争議の際に違法……

第19回国会 労働委員会 第19号(1954/04/23、3期、改進党)

○寺本広作君 この前問題になつた点を委員長から取りまとめて伺われたら。解雇問題です。本部の指揮に従つた支部の職員を解雇したのはどうだとか、それから公労法上のあの規定に、解雇した場合にその恩給の問題とか、いろいろそんな問題があるのですから、この前問題になつた点を取りまとめて伺つて頂いたら如何ですか。
【次の発言】 結構です。


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 議院運営委員会 第3号(1954/12/02、3期、日本民主党)

○寺本広作君 先ほど矢島委員からお話がありました通り、この医薬分業に関する法律はすでに三年間実施の準備が整えられて来たはずのものだと思います。この法律の施行期間の延期に関する法律も、前の国会から継続審査になつておつて、相当委員会では詳細に討議されておつたものと思います。併し当議運の委員会としては、ここに書いてありますようなこの法律の実施に至らない原因がどの程度に政府に責任があるのか、ここでにわかにきめかねる問題であると思います。又今度延期になることが実施準備に必要な期間を置くという趣旨であるか、又は法案の趣旨について再考をするための期間であるのか、そこいらもこの委員会としては、今直ちにつまびら……

第20回国会 議院運営委員会 第4号(1954/12/03、3期、日本民主党)

○寺本広作君 私、昨日ちよつとお伺いしておきましたが、公安審査委員会の委員のかたのお仕事で、これは法律に書いてあるように、団体の規正に対し公正なる判断をなし得るようなかたが委員になられると、こういうふうに書いてありますが、御在職中に何かそういう法律に書いてあるような事件があつたかどうか、お伺いしたのですが、何も御説明が出て来ていないように思うのですが、どうですか。
【次の発言】 破防法が制定されて二年何カ月かになりまして、委員のかたが五人おられるわけですが、今まで一件も行政事務がないということになると、この委員会は相当閑散なものだと思いますが、如何でございますか。

第20回国会 地方行政委員会 第3号(1954/12/06、3期、日本民主党)

○寺本広作君 ほかの方から質問がなければ、私から一つだけお伺いいたします。今度の改正案で私設の立会形式の演説会を禁止する建前の下に、候補者共同主催以外には第三者が候補者のために行う演説会を認めないことになつております。こういうふうな修正をされた御趣旨は、公営立会演説会との重複のために特定の候補者が欠席をすると、その場合に欠席者を攻撃するというような弊害があるからこういうふうな改正をしたいというように御説明を承わりましたが、併しながらこれは従来婦人会、青年会などの主催の立会演説会は相当頻繁に行われておりますし、又何らの弊害もない場合も相当多いと思う。それで有効に行われておるのを特に一部に弊害があ……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 議院運営委員会 第3号(1955/03/28、3期、日本民主党)【政府役職】

○政府委員(寺本広作君) 文化財保護委員会委員一萬田尚登君が昭和二十九年十二月十日辞任しましたので、その後任として川北禎一君を同委員会委員に任命いたしたく文化財保護法第九条の規定により両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました次第でございます。  川北君は、お手元の履歴書で御承知のように、大正十一年大学卒業後直ちに日本銀行に入り、ニューヨーク代理店監督役附、資金調整局の各課長、営業局次長、小樽・札幌各支店長を歴任の後、昭和十七年四月資金調整局長となり、総務部長、理事を経て、同二十二年五月副総裁に就任、次いで同二十四年六月日本興業銀行総裁に就任、爾来日本興業銀行取締役頭取として再任を軍ね、そ……

第22回国会 議院運営委員会 第5号(1955/03/31、3期、日本民主党)【政府役職】

○政府委員(寺本広作君) 土地調整委員のほうのことは、私のほうの所管でございませんので、それとの比較でお答え申し上げるのはちょっと越権かと存じますが、文化財保護委員のほうは、非常勤でございますので、日額がきめてあるものと考えます。
【次の発言】 ちょっと申し上げたことにくい違いがあるようでございますが、私が申し上げましたのは、土地調整委員のほうは常勤の給与になっており、この川北委員のここに出されている調査は、非常勤の給与になっていると、こういうふうに申し上げたつもりでございます。
【次の発言】 資料が非常に不備でありますが、委員長は常勤だそうでございます。

第22回国会 商工委員会 第8号(1955/05/24、3期、日本民主党)【政府役職】

○政府委員(寺本広作君) 文部行政を担当しておるものとして競輪をどう考えるかというお尋ねでございますが、一概に結論を出すことが非常にむずかしいのじゃなかろうかと思います。新聞に報道されますような八百長競輪の際の騒擾が頻発するようでは、非常にこれは学校に行っているところだけではなく、社会一般に及ぼす影響もよくない、非常に悪影響があると考えます。また競輪の設置場所が学校に近いところにあるという場合も、これはいい影響はないと思います。しかしながら競輪から上ってくる金で相当地方財政が潤っている、地方財政にとって教育費は相当の重荷になっているときでもありますし、財源関係からいえば、今急にこれをやめた場合……

第22回国会 内閣委員会 第8号(1955/06/02、3期、日本民主党)【政府役職】

○政府委員(寺本広作君) 文部省設置法の一部を改正する法律案について御説明申し上げます。  最近フィリピン、ビルマその他東南アジア諸国との賠償折衝の進展に伴い、文部省においてもこれらに関連する事務が増加する傾向にあります。これらの事務は、将来関係各国との賠償協定の締結に伴い、さらに一そう増加するものと予想されます。また賠償関係事務のほか、各国との国交の正常化に伴い、各般の国際協力関係事務も増加しており、現存すでにこれら事務の一部を処理いたしております。  この法律案は、このような情勢に即応するため、文部省設置法の関係規定を整備しようとするものであります。すなわち第五条の改正は、文部省において所……

第22回国会 内閣委員会 第20号(1955/06/29、3期、日本民主党)【政府役職】

○政府委員(寺本広作君) 野本さんからお尋ねの点は、国費の留学生だけでなく、私費留学でくる華僑のお話、それにつきまして文部省がどういう受け入れ態勢をとっておるかというお話だと思います。華僑の留学生は多数参っておりますが、国籍は多分台湾の中華民国政府の国籍として入って来ておるはずだと考えます。私立学校としてこのような学生を受け入れる教育をしておる学校がありまして、文部省としても私立学校振興会を通じて相当の援助を与えておるはずでございます。御承知でもございましょうが、太田耕造氏のやっておられる学校がございまして、文部省としても管理局長その他があそこの入学式や卒業式などにもそれぞれ出向いて、援助を与……

第22回国会 文教委員会 第2号(1955/03/29、3期、日本民主党)【政府役職】

○政府委員(寺本広作君) ただいま大蔵省に要求しております文部省の事務予算を昨年の八月、三十年度予算として要求したものがそのままになっておると思います。その後あらためて事務的に要求はしておらんと思います。
【次の発言】 二十八年度、二十九年度の予算に比べて三十年度の要求予算は相当多くなっていると思います。これに対して大蔵省から遠からず査定案の内示があることと思いますが、その折衝の過程において私どもの考えなり、党の主張なりを盛り込んで折衝を続けて行きたいと、かように考えております。
【次の発言】 先ほど申し上げました通りでございます。ほかの省でも同じだろうと思いますが、三十年度の当初予算の要求は……

第22回国会 文教委員会 第閉会後2号(1955/10/06、3期、日本民主党)【政府役職】

○説明員(寺本広作君) 二十九年の五月の二十日に御決議になりました当委員会の決議の御趣旨に沿って文部省としては僻地教育の振興に関する方策を具体化しつつあるわけでございます。その第一項に、中央教育審議会等の適切な機関に諮問して僻地教育に関する総合的恒久的振興対策を樹立するようにということが書かれております。この趣旨に沿いまして私の方では中央教育審議会に諮問をいたしましてその答申を得ております。今年度予算並びに明年度予算によりましてこの答申の趣旨を漸次具体化していきたいと、こういうふうに考えております。答申の具体的な内容については局長からお答えさしていただきたいと思います。

第22回国会 文教委員会 第3号(1955/04/27、3期、日本民主党)【政府役職】

○政府委員(寺本広作君) らいの療養所の子供の小学校の入学問題につきましては、ただいま前の委員長からあとの委員長に御引き継ぎがありました内容の通りだと考えます。一応現地では解決したように聞いております。その後いろいろやはり紛争が尾を引いておるような事態があるかどうかということにつきましては、ただいま手元に資料がございません。なお尾を引いておるような問題があった場合に、厚生省、文部省で新たな抜本的な措置を講ずるかどうかという問題につきましては、これも事態が一応解決しているものであれば、眠た子を起すようなことがあっても問題だと思いますので、そこいらの事態の見きわめがつきましたならば、お尋ねの第一点……

第22回国会 文教委員会 第閉会後3号(1955/10/07、3期、日本民主党)【政府役職】

○説明員(寺本広作君) 県立大学を国立大学に移管するかどうかという、一般方針の問題につきましては、これまで大臣からたびたび申し上げております通り、ただいまのところでは、国立大学の内容充実に全力をあげたいと、今すでにでき上っております国立大学だけにつきましても、田の財政の事情が十分でなく、先ほどからいろいろ御論議いただいております通り、研究費など非常に不足をいたしている状況でございまして、今でき上っております国立大学の内容充実ということに、この際は全力をあげて、そのあとで、ある程度に大学の内容が充実して参りました場合に、県立の移管であるとか、大学の増設であるとかという問題に取り組みたいと一、方針……

第22回国会 文教委員会 第4号(1955/05/14、3期、日本民主党)【政府役職】

○政府委員(寺本広作君) 事件が発生いたしました際、ちょうど京都に出かけておりました天城財務課長に本省から特命を出しまして、現地に出かけて遭難者の弔慰をすると同時に、実情を調査してくるようにということで現地に特派いたしましたところ、昨日朝帰って参りましたので、その状況を天城課長から御説明申し上げさせたいと存じますからお許し願いたいと思います。
【次の発言】 まだこの死亡率が多かったとか、少かったことなどについて、その原因その他の一般の事情が明らかでありませんので、当局として判断を下す、それを公けにするという段階に至っておりませんので、御了承いただきたいと思います。

第22回国会 文教委員会 第5号(1955/05/17、3期、日本民主党)【政府役職】

○政府委員(寺本広作君) 政務次官会議で話し合いましたことは、行政事務の実質が従来まあ課長、局長でやっておられたのが、省によっては課長補佐級の人が実権を握っているところもある。それによって行政の実態が左右されておるところも相当ある。課長補佐までは局長、事務次官にまかせきりにしないで大臣で見られるようにしたらよかろうということが話し合いの点であります。私どもとして、人事について大臣をお助けする場合には、長い間役所で働いておりますと、役所の内部のことでどうしても空気が沈滞します。やはり清新な空気を注入していくように人事の刷新をやっていきたい。それで内閣の方針が行政のすみずみまですみやかに浸透してい……

第22回国会 文教委員会 第7号(1955/05/28、3期、日本民主党)【政府役職】

○政府委員(寺本広作君) 聞かなくともわかっているというお話でございましたが、私も大臣の命を受けまして、直接運輸政務次官のところに参りまして、学童の犠牲者に対する補償については従前の額よりも余計出してくれるようにという交渉をいたしまして、従前の例によりますれば、完全に鉄道当局に責任がある場合最高額三十六万でありましたか、出しておる、しかしそれよりも多額に出せるように努力をしようという向うの返事でございました。災害補償の金額がきまりますのは来月の上旬になると思います。私の関係している分は以上でございますから御了承を願います。
【次の発言】 ええ。

第22回国会 文教委員会 第8号(1955/05/31、3期、日本民主党)【政府役職】

○政府委員(寺本広作君) この問題につきましては、特別調達庁と絶えず連絡をとって、特別調達庁を通じて米軍に返還を迫っております。ごく最近の話でありますが、米軍から返還することがおおむね確実であるという返事を特別調達庁からもらっております。今度こそは間違いがあるまいと思ってわれわれも期待をしておるわけであります。
【次の発言】 特別調達庁には政府委員室に私自身出かけて行って、向うの連絡官、名前はちょっと今失念いたしましたが、外務省から来ている人かと思いますが、連絡をいたしております。なお私のほうの管理局長を通して特別調達庁と連絡をいたしておりまして、特別調達庁とは、昨日はちょうど先方の米軍の休み……

第22回国会 文教委員会 第9号(1955/06/02、3期、日本民主党)【政府役職】

○政府委員(寺本広作君) 高橋さんのお尋ねと答弁と少し食い違っているように思いますが、お尋ねの御趣旨は、せっかく博物館が多額の国費を使って、いいものを相当数持っているにもかかわらず、そのPR運動が非常に足らぬじゃないかという御趣旨だと存じます。博物館当事者が先ほど社会教育局長が申しました通り、一生懸命世間に利用していただくように努力いたしておりますことは局長から申し上げた通りであります。文部省といたしましては、文部省の機関紙であります文部広報であるとか、そういうもので機会あるごとに宣伝いたしておりますが、御指摘のようにまだ不十分であると思いますので、この点にはなお力を入れて一般の博物館の利用が……

第22回国会 文教委員会 第11号(1955/06/09、3期、日本民主党)【政府役職】

○政府委員(寺本広作君) 社会教育局長がお答え申し上げたのに対して、財政の点は文部省として政策をきめて、あとで考えればいいというような今のお話でございます。御承知の通り文部省としては、文教予算編成に当りましていろいろやりたいことが非常にたくさんありまして、予算折衝の結果、ああいう縮められた恰好で予算が編成され、国会に上程されておるわけでございます。その後国会で修正をされまして、今日参議院に配付になってきておるわけでありますが、それでもまだ文部省の当初要求からは非常に遠いものでございます。ただいまお話のありました博物館に教師が生徒を引率して、教育の延長として入館されるという場合には、非常に考慮す……

第22回国会 文教委員会 第14号(1955/06/21、3期、日本民主党)【政府役職】

○政府委員(寺本広作君) 文部省といたしましては、わが国におきまする大学の数がすでに相当多数に達しており、今日では数をふやすより、質を充実していくことが必要な段階に達しておると、こういうような基本的な認識に立って政策を考えておるわけでございます。従いまして、大学の新設は原則としては今後国立大学に関しては認めまいという考えでおりますが、ただ施設、設備その他が転用できる場合であるとか、その他特殊の場合にはやはり絶対にこれの新設を認めないということでなく、そのときどきの事情に応じてこれを考慮する余地を残しているつもりでございます。ただ夜間大学となりますと、現在すでに十七の国立の夜間の短期大学もござい……

第22回国会 文教委員会 第15号(1955/06/23、3期、日本民主党)【政府役職】

○政府委員(寺本広作君) 余剰農産物の贈与分を受け入れるに当って、児童についてどういう影響を与えるかということは、文部省としては十分考慮をいたしたところでございます。アメリカ側から贈与を受けるに当っての、アメリカの根拠法規について、飢饉の救済その他の援助という規定がございます。アメリカとしては日本だけでなくて、多数の国家を相手にして、こうした措置をとっておることと思われますので、贈与をするに当って、飢饉救済その他の場合もあろうかと考えるのでございます。わが国といたしましても、前例として大きな地震があったとか、戦争で荒廃したとかいうような場合に、外国の援助を受けたことがございました。アメリカの条……

第22回国会 文教委員会 第17号(1955/06/30、3期、日本民主党)【政府役職】

○政府委員(寺本広作君) 地方公務員である教職員の給与は、国家公務員である教職員の給与に準じてきめるという一本規定が入っておるはずであります。ただ、いままでのところは国家公務員の方が給与の基準が低く、地方公務員の教職員の給与の基準が高くなっている、この問題につきましては御承知の通り、地方公務員の給与と国家公務員の給与の基本的な調査も行われておることでありますし、そこらの結果が明らかになりました際に将来の方針をきめていく、こういうふうに考えております。
【次の発言】 問題を取り違えてはいないつもりでありますが、定員については政令府県について全国政令府県を除いたその他の府県の基準を現在まで用いてき……

第22回国会 文教委員会 第18号(1955/07/05、3期、日本民主党)【政府役職】

○政府委員(寺本広作君) この点は当初予算折衝いたしました際、文部省からは希望として大蔵省に申し出た点でございますが、大蔵省で厚生年金との均衡論だけでは賛成しがたいということで、結局文部省側の主張が取り入れられずに政府原案が出たわけでございます。その後ただいま北岡課長から申し上げました通り、自民両党の予算折衝でこの四百万の金額が入ったわけでございますが、自民両党の修正の際もやはり厚生年金並みの国庫補助金という主張は通らなかったように聞いております。従って事務費と私たち解釈いたしておるわけでございます。それで厚生年金並みの国庫補助ということを私どもとしては主張いたしたわけでございますが、御承知の……

第22回国会 文教委員会 第23号(1955/07/21、3期、日本民主党)【政府役職】

○政府委員(寺本広作君) 法律が出ている、それで危険校舎について国が助成をするということが出ている。従ってその危険の度合いは客観的にきまるべきではないかという趣旨でお尋ねになっている、かように考えております。法立の建前はまさにその通りだと思います。しかし沿革的に見まして、この危険校舎の改築に国が助成いたします場合に、最初は予算措置をもってやった、法律ができてもその危険度の度合いの測定は政令に委任されている、政令を定めて今資料が整って今年初めてこの点数制で予算を分けようという段階でございます。今のところは客観的に危険というものがどこで線を引くかということが、ぴっちりしたものがきまってこなくても、……

第22回国会 文教委員会 第26号(1955/07/28、3期、日本民主党)【政府役職】

○政府委員(寺本広作君) かねて松村文部大臣が私学の振興に力を入れて文部行政をやっていきたいということを申しておられるわけでありますが、本年度の予算ではただいま矢嶋委員から御指摘がありました通り、私学振興会に対する政府の出資金を前年度の五割増しにした、その後自民両党の折衝でさらにそ、れが増額されて御指摘の通り前年度より三億五千万増額になって参っておるわけでございます。私学振興会に対する出資はその通りでございますが、根本的に私学と国立公立の学校との関係がどうあるべきものか、どういうふうに根本的に考えて私学振興に理論的に基礎を与えていくべきものであるかということについては、文部省としては、はっきり……

第22回国会 文教委員会 第27号(1955/07/30、3期、日本民主党)【政府役職】

○政府委員(寺本広作君) 炭鉱の不況に伴ういろいろな社会問題の一環として、学校に通っている学童に対する教育扶助その他国家的な援助の問題についてどういうふうに考えるかというお尋ねでございますが、この問題は、相当幅の広い、しかも底の深い問題だと思います。経済界の不況に見舞われた場合に、そのあふりを食って、子供の教育に非常な経済的な困難が伴ってくるという場合は、いろいろの場合ございます。先年来造船界の不況その他いろいろの不況が襲って参りまして、そのつどこういう問題は、程度の違いはあれ大問題だと考えます。こうした点では、この問題は炭鉱だけに限らず、ほかの産業にも大問題であるということが一つございます。……

第22回国会 法務委員会 第閉会後2号(1955/10/15、3期、日本民主党)【政府役職】

○説明員(寺本廣作君) お答えをいたします。一般論として子供が裁判所の証人台に立たされるというようなことは、原告であります検察側の要求によってなされます場合でも、被告側の教師の申請に基いてなされるような場合でも、それだけでも相当な圧迫感を子供に与えて、非常な不安の念を起こさせがちでございますので、教育的に見てよい影響を与えるはずはないと思います。従って関係者は子供を証人台に立たせなければならぬような事態になることを努めて避けてほしいと思うのでございます。一部にはこのごろの子供は、社会科教育等を受けることによって現実の問題についても相当の批判力を持つようになっておるというようなことが考えられたり……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 議院運営委員会 第3号(1955/12/23、3期、自由民主党)

○寺本広作君 この四人の候補者については、ここにお出しになりますまでいろいろ経緯があったろうと思いますが、政府の責任において、先ほど御説明がありましたように最善の候補者として私たちはお出しになったと、こう考えますし、各候補者の履歴の記載の仕方その他については、やはり多少の疑義があるのじゃなかろうかと私も思います。と申しますのは、ここにあげてあります有沢広巳候補のことでございますが、社会保障制度審議会委員、国土総合開発審議会委員、統計審議会委員、経済審議会委員、失業対策審議会委員と、ずいぶん委員をお兼ねになっておりますが、まだこのほかにも、私が直接心当りのあるので抜けているのもあるように思います……

第24回国会 議院運営委員会 第13号(1956/02/13、3期、自由民主党)

○寺本広作君 撤回が承認になれば、あとかわるべき案は、いつごろ提出になる準備ができておりますか。

第24回国会 議院運営委員会 第18号(1956/02/20、3期、自由民主党)

○寺本広作君 二十五年の議運の申し合せをとりやめていただきたいということをお願いしたのは、私の会派でございます。それは国会法の建前から申しますと、御承知の通り任期間中、同一常任委員を変えぬという建前になっておりますが、なかなか運営は、その国会法の建前通りには参らず、参議院規則では、その差しかえ変更を議長の職権として定めております。運営の実情を見ますと、当委員会にしばしば付議されます通り、委員はたびたび差しかえになっております。国会が開かれております限りは、一日二回差しかえになったこともあるし、一会期四種類という制限にかかわりなく変更されているのが今までの実情であります。この委員会で審議しており……

第24回国会 議院運営委員会 第24号(1956/03/07、3期、自由民主党)

○寺本広作君 政府に一つお伺いいたします。  今までの選挙制度調査会委員の任命によると、この委員の衆参の割当は、総数九名のうち、今までは衆議院が六名、参議院が三名だつたのです。今度の案によれば、衆議院が七名、参議院が二名、こうなっている。最初六名、三名と割当てられておられたのは、何かやはり衆参の比率ということを一応考えられておるのではないでしょうか。今度衆議院が七名になり、参議院が二名になるということになると、非常に衆参の均衡が失われることになると思いますが、そこら、何か政府のお考えがあればお伺いしたい。
【次の発言】 衆参の割り振りで考えられたのではなく、党派の関係で数がきまった、こういうこ……

第24回国会 議院運営委員会 第30号(1956/03/26、3期、自由民主党)

○寺本広作君 今の質疑応答は法案の内容に入っておるのじゃないかと思うのです。(「そうでない、大ワクだけだ」と呼ぶ者あり)いや、質疑も入っておる。ここで根本長官が選挙制度調査会の答申を待って法案を提出したいと言われたのは、法案提出時期についての答弁だったと私は了解しております。というのは議運で取り上げたのは、各種法案がいつ政府から出てくるか、それが会期中に議了できるかどうか議院の運営に関して説明を求めた際、根本長官は、答申を待って法案を出したいというふうに言われたと思うのです。しかし今の藤田さんの御質問は、答申の内容と法案の内容との比較論というものがそこに入っておるので、そういう問題に入って行く……

第24回国会 議院運営委員会 第35号(1956/04/06、3期、自由民主党)

○寺本広作君 先ほどから岡委員が発言されておるのに対して、剱木理事が意見を申しておられる。その剱木理事の発言を岡委員は了承されたように私は聞いている。  それで委員長におかれて、剱木理事の発言されたことを、全くその通りだということで御確認になれば、この岡委員の言っておられることは確認されると、こういうことになるのじゃないですか。どうでしょう。

第24回国会 議院運営委員会 第41号(1956/04/24、3期、自由民主党)

○寺本広作君 関連して。  今、藤田委員から、衆議院から送付された文書の内容について疑義がある、それについて疑義が出されているのに付記したということを言われたのでありますが、付託の時期と疑義の提出はどうなっておりますか。
【次の発言】 関連して。
【次の発言】 それに関連して。  岡さんから、いろいろ意見が出ましたが、どうもこの意見になっている点が非常に多いと思います。そういうことになれば、私の方は、全く反対の立場に立っておりますので、私の方では、衆議院議長から正式に公文書で送付されて来た議案を参議院が受け付けて審議を始める、これは当然なことだろうと思っております。というのは、二院制をとってい……

第24回国会 議院運営委員会 第42号(1956/04/27、3期、自由民主党)

○寺本広作君 今の藤田さんのお話では、未決定事項が説明できるようになってからというお話でしたが、さっき官房副長官のお話では、これは両院通過のころまでには決定し得ると、こういうことですから、一つそこが食い違うようでありますが、藤田君も、必ずしもほかの委員の説明ができなければこれを審議しないということではなかろうと思いますから、そういう意味で私どもは賛成いたします。

第24回国会 議院運営委員会 第45号(1956/05/09、3期、自由民主党)

○寺本広作君 だいぶ議論が人選の内容にまで入ったように思いますけれども、剱木理事から、衆参いずれの院でも、国会運営の責任を負うのには、やはり過半数を持たなければならない。どの政党かがひとりで過半数を持たぬ場合には、他の政党と手をつなぎあって過半数に達するような状態ができる。それによって院の運営の責任を負うというようなことに現実にはなってきておると思うのです。その過半数を制するには、必ずしも第一党、第二党という関係ではなくて、第二党、第三党で連携して過半数を制する、あるいは野党同士で連携して過半数を制することもある、こう思います。  で、これはまあ本院発足の当時には、天田さんから言い出されました……

第24回国会 議院運営委員会 第47号(1956/05/12、3期、自由民主党)

○寺本広作君 常任委員長懇談会に出られた人の意見は、必ずしも常任委員会の意見を反映しないものがあったということは御指摘の通りで、私たちはそのことを含みながら、この問題を考えてみたいと思うわけです。それで先ほど藤田理事、天田理事から御指摘のありました会期最終日か、その前日に、従来は会期延長の問題を審議するという慣例になっているのに、また一週間もあるのに現在やるのは早過ぎるのじゃないか、こういう意味の御意見でございますが、この点については私どもとしては多少違った意見を持っております。と申しますのは、先日、官房長官から説明を聞きますと、日比賠償条約の批准はどうしても今度の国会に求めたい。しかもそれが……

第24回国会 議院運営委員会 第49号(1956/05/15、3期、自由民主党)

○寺本広作君 本件につきましては、私の方から推薦しました遠藤、小西両君が、たまたま今度の選挙で改選される議員でありましたため、いろいろの問題を起しましたことを恐縮に存じます。問題がありました点は、審議会委員になられても、国会議員として審議会で働かれる期間がきわめて少いではないか、また国会議員でなくなられた場合には、あとどうなるのかというような点が問題であったと思います。官房長官としては、いろいろその際御答弁がありましたが、結局は各会派の推薦に一任したのであるから、各会派から出てきたのをそのまま任命する形で国会の御承認を求めたのだ、そういうような答弁でございました。結局私の方から推薦した事情を申……

第24回国会 議院運営委員会 第52号(1956/05/18、3期、自由民主党)

○寺本広作君 先ほど天田委員の御質問に対して官房副長官が答えられた中に、土地調整委員の五人のうち二人が長期にわたって欠員があった。しかし何ら支障がなかったという御答弁がございましたが、おそらく言葉の不足だろうと思いますが、このままでは二人が、いかにもわれわれがよけいな人を任命するために骨折っているように思われるので、われわれとしても苦しい立場になりますので、なお官房副長官に補足的に御説明を願いたい。  私が伺ったところでは、五人でやる仕事を三人でやっている。諸橋さんが委員長代理でやっておられて、仕事の結果的には、その欠員の間まあ支障がなくやれた。しかし五人分の仕事を三人でやったのであるから、そ……

第24回国会 議院運営委員会 第53号(1956/05/21、3期、自由民主党)

○寺本廣作君 先ほどから、議長の衆議院に対する申し入れが国会法、参議院規則等何らかの法規上の根拠があるかどうか、法規上の根拠がないのに議長が公人として行動されたのはどうか、こういう点に法律問題として主として質疑が行われておるようでありますが、私どももこの点は研究して行きたいと思いますので、事務当局にその先例、その他を伺いたい。と申しますのは、議長は、日常私どもの見るところでは、国会法にも産議院規則にもないことで、外部に向って公人として祝辞を述べたり、来訪者を接待したり、それから政党間のあっせんをしたり、この会議の運営についていろいろあっせんしたりしておられるようでありますが、もしその国会法ない……

第24回国会 議院運営委員会 第57号(1956/05/29、3期、自由民主党)

○寺本広作君 これは事務当局に聞きたいと思うのですが、この案件は委員会の審査省略を要求されておりますが、審査省略をせずに委員会に付託されるとすれば、どの委員会に付託になる筋合いのものでございましょうか。
【次の発言】 そうすれば、委員会で審査するということになれば、ただいま藤田委員からお話になっておりますように、なぜ河野大臣が本日の本会議におくれて、発言を要求しておったにもかかわらず、定刻をはずして登院しなかったかというようなことが委員会で審査されるのが当然だと思いますが、発議者から、委員会における審査を省略するように要求されておる案件でありますので、そこいらの事情は、本会議で審議されるのが発……

第24回国会 社会労働委員会 第16号(1956/03/16、3期、自由民主党)

○寺本広作君 今日思いがけなく、賃金問題の本質に関する議論がここで出ておるので、いい機会だと思いますから、一つだけお伺いしておきたいと思う。と申しますのは、今行われております春季労働攻勢については、国会で行われておる議論といいますか、国会だけに限らず、世間一般でも争議手段の問題が中心になって議論されておるように思うのです。職場放棄が合法であるかないか、一斉休暇が合法であるかないか、調停委員会にデモをかけたのがどうだというような問題、保安法規がどうだというような、争議手段の問題で議論されておると思う。この春季攻勢のもとになっておる賃金行動綱領、これに対する経営者側の考え方というものは、新聞で主催……

第24回国会 社会労働委員会 第19号(1956/03/29、3期、自由民主党)

○寺本広作君 関連して……、今の点につきましては私どもの属しております会派では全く反対の疑問を抱いているものが非常に多いので、政府の考え方をただしておきたいと思います。と申しますのは、一般労働委員会ではただいま山本先生からお話の通り、三者構成、同数でやっておりますが、この公共企業体の労使というのは、一般の企業の労使関係より非常に違うんじゃないか、ことに五現業ではみな国家公務員という建前になっておるし、身分も同じだ、公社でもやはり普通の会社の労使と違って、最終的には国家がその経理状況の結末をつけるというようなものであるから、労使の対立というのは、そう公社や現業にはないんじゃないか。そうしてみると……

第24回国会 社会労働委員会 第23号(1956/04/13、3期、自由民主党)

○寺本広作君 異議はないのですが、昨日の質問でちょっとだけ私ただしておきたいところがありますが、それを先にお許しをいただきたいと思いますが……。
【次の発言】 きょう、大和さん、平林さんがお見えになっていると非常に都合がいいのでありますが、お見えになっておりませんので、同僚であられる永岡さん、久保さんお見えになっているから、お伝えいただけることと思って質問いたしますから、御了承いただきます。  昨日、大和さんの御質問に労政局長が答弁された中で、私の聞き誤まりでありましたか、ちょっとふに落ちぬところがありますので、その点確かめさしていただきたいと思います。  と申しますのは、公共企業体等労働委員……

第24回国会 社会労働委員会 第26号(1956/04/20、3期、自由民主党)

○寺本広作君 大臣の御出席が大へんおくれるようでございますが、議事の進め方について、ここらで速記をとめられて御相談願ったらいかがなものでしょうか。


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各種会議発言一覧(参議院3期)

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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 地方行政・労働連合委員会 第1号(1953/06/25、3期、改進党)

○寺本広作君 只今加瀬さんからも御質問があり、栗山労働委員長から整理した議論がありました。その点で実は事実問題がたくさん、食違つた意見がほうぼうから出ておりますけれども、問題はやはり法律解釈の食違いから起つた事件だと思うのです。将来こういう事件が起らないようにするためには、法律問題をきちんとしておく必要がある。その点でさつき日産化学の藤本さんがお話しになりました中で、一つ伺つておきたいと思います。丁度加瀬さんの御質問の裏になると思いますから一緒にお考え頂ければ結構だと思います。  藤本さんに伺います。さつき仮処分の決定は、会社の譲渡行為を妨害してはならんという趣旨の仮処分の決定があつた。第三者……

第16回国会 労働委員打合会 第閉会後1号(1953/10/01、3期、改進党)

○寺本広作君 議事進行について。委員長の先ほどからのお話で、労働行政のスピードが足らん、そうして労働省が非常に積極的でないのではないか、この事件を取上げられた罪員長の御感想は個々の事件から一般論に亙る問題じやないかと思うのです。私も大体委員長と同じ感じを持つております。併しこの問題は、丁度この事件を契機として現在の労働行政組織そのものをやはり検討して見る委員会としては必要があるのじやなかろうかと思います。と申しますのは、現在の労働行政は地方自治の問題として扱われておる。予算も労働行政のための必要な予算という特別のものが行くわけでなく、平衡交付金の中に入つておるはずだということで、労働課を置いて……

第16回国会 労働委員打合会 第閉会後2号(1953/10/02、3期、改進党)

○寺本広作君 只今の委員長の御発言に異議があるわけではございません。ただ併しこの個々の問題を立法府でとり上げるということには、よほどやはり立法府としてどういう意図でとり上げて行くかという方針をきめておかんと、個々の問題をその都度持出されて、まだ現地の労働委員会で継続中の事件をここでとり上げるということは、やはり行政の筋から言うと余り適切でない場合が多かろうと思うのです。今日は只今の委員長の御提案で次の機会にこの問題の取扱方を延ばすこういうことでありまして、その間に労働、通産各省でもつと事情を調査するようにという話でございましたから、できれば次の機会までの間に労働委員会の活撥な活動を促すとか、労……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 外務・労働連合委員会 第1号(1954/03/02、3期、改進党)

○寺本広作君 外務省にお伺いしたいのでございますが、今度の国際労働機関憲章改正の結果、常任理事国が二カ国だけふえるように承知いたしておりますが、我が国がこの増員になつた分を埋める常任理事国になれる可能性があるかどうか、又そのことについて外務当局として何らか努力をしておられるかどうか、それについてお伺いしたい。
【次の発言】 新聞情報によりますと、昨年の秋ソ連がILOに加盟するということを申入れたということでありますが、その真相がどうでありますか。又このソ連が加盟することになれば、今度の憲章改正の結果、二カ国、常任理事国がふえるわけでありますので、ソ連が入ればああいう大国でありますので、我が国が……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1955/06/28、3期、日本民主党)【政府役職】

○政府委員(寺本広作君) 昭和三十年度文部省所管の予算の大要につきまして、御説明申し上げます。  昭和三十年度文部省所管の予算額は、千二百三十七億八千六百六十二万五千円でありまして、これを前年度予算額千百九十一億六千七百九十五万四千円に比較いたしますれば、四十六億千八百六十七万千円を増加いたしております。なお、前年度予算額のうち、義務教育費国庫負担金の昭和二十八年度給与費負担金精算分八億二千八百二十九万二千円、国公立文教施設災害復旧費六億四千九百三十三万五千円、国立フランス美術館創設費五千四百五十万円の当然減少額及び本年度予算として国立フランス美術館建設費の国庫債務負担行為額一億円を考慮いたし……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 社会労働委員打合会 第1号(1956/01/23、3期、自由民主党)

○寺本広作君 新医療費体系の発足を前にして、保険医の一日休診とかそれから保険医、指定医の辞退というような運動が起っている。それが保険医の側における誤解である、誤解に基く部分が相当多いということが先ほどから答弁されております。それに対して委員の間からそれは誤解でなくて正解じゃないかという疑いを出されておりますし、また委員の中にはその誤解が見当がついていると言われる方もおります。それで誤解であるとすれば一日も早くこれを解かなければならぬ。厚生省はその指揮下にある診療機関を使って誤解を解かれるかもしらぬ。また言論機関の協力を求めて誤解を解かれるかもしれぬが、こうした運動が起っているために相当の社会不……



寺本広作[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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