平林剛 参議院議員
3期国会発言一覧

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平林剛[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは平林剛参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院3期)

平林剛[参]本会議発言(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 参議院本会議 第29号(1955/06/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 私は、日本社会党第四控室を代表いたしましてただいま議題となりました所得税法の一部を改正する法律案ほか二法律案並びに民主、自由両党の共同修正案に関する委員長報告に対し、ここに反対討論を行い、今回の税制改正がいかに租税負担公平の原則を破るとともに、資本家のみを擁護する政策であるかを明らかにせんとするものであります。  わが国の今日までの税制がきわめて複雑なものであり、その複雑な法律のほとんどが大資本家に都合よく、行政においても合法的脱税を容易に許しているということは、すでに定評のあるところであります。同時に、今日までの政府の政策は、二千億に上る再軍備費を初めとして、むだな歳出が多いため……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 参議院本会議 第21号(1956/03/14、3期、日本社会党)

○平林剛君 私はこの際、公共企業体関係調停案等に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は日本社会党を代表して、総評の春季闘争の一環といわれる三公社、五現業の紛争に対する調停案に関連をし、当面の紛争を解決するため、政府に対する質疑を行いたいと思うものであります。  まず鳩山総理に対して、公共企業体等調停委員会がすでに提示した三公社と郵政関係の現業に対する調停案、また近く提示される残りの四現業の調停案に対する政府の態度についてお伺いをいたします。  御承知のように、国鉄の職員に対しては、二月二十九日、その給与は労働の質と量に対応して必ずしも適当なものと認めがたいので、公社の経理状……

平林剛[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院3期)

平林剛[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 大蔵委員会 第3号(1954/12/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 ちよつと大蔵省のほうに御質問いたしますが、地方財政における赤字がたくさんあるということは私ども承知をいたしておりまして、地方財政の健全をいつも希望いたしておるわけでありますが、今回の場合におきまして関係をいたしますから、念のために現在の地方財政の赤字につきましてお聞かせを願いたいと思います。
【次の発言】 地方財政の赤字が大体実質的にも四百数十億円もあるということはよくわかりましたが、その内訳についてちよつとお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 今度出された警察制度の改正によるものもやはり赤字の原因になつておるのですか。


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 大蔵委員会 第1号(1954/12/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 今のことに関連をしてお尋ねをするわけでございますが、これは大臣でなくてもようございます。  昭和二十九年の年末の賞与に対する所得税の臨時特例に関する法律案の影響が七十五億円の減収になるというお見込を立てられたようでありますが、私は減収の見込に対する基礎をお伺いいたしたいのであります
【次の発言】 今の基礎にされたのは、昨年における一つの実績に基いておると思うのですが、今年は極めてデフレの影響を受けまして、年末手当は払い方が非常に悪いわけであります。七十五億円になるというようなことが、どうもその点は今日の現状から見て、すぐには納得できないのであります。今年に準じて考えてみてそういう計……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 大蔵委員会 第閉会後1号(1955/10/18、3期、日本社会党)

○平林剛君 理財局長にお尋ねいたします。大蔵省の理財局で、百円の硬貨を鋳造するという方針がうわさの種になっている。こいつは本格的に決定をしたものであるのか、それとも目下検討中のものであるのか、まずこの点についてお伺いをしておきたいと思います。またもしかりに現在の情勢のもとでいけば、次の通常国会あるいは臨時国会で立法措置をとる、そんなところまで進んでいるものかどうか、その点を明らかにしておきたい。
【次の発言】 そういうことであれば、もう少しこまかいところまでお聞きをしておいた方がいいと思います。お尋ねしますが、あなたの方で百円硬貨に転換をするということが適当ではないかということで、これを検討し……

第22回国会 大蔵委員会 第2号(1955/03/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 ちょっとそのことに関連してお尋ねをしたいんです。先ほど政府の御説明を聞いておりますると、大体税制の根本的な問題を改正するために七月には政府の考え方を明らかにするというお話も聞きました。その場合に関税の問題については十分考慮を払うというお答えがあったわけですが、今、岡委員が言われるように、最後になると不明瞭なんですね。実際今度の措置は六月でおしまいにするのか、または再び継続をするというような考え方になるのかという点を、もう一度念のためにお答え願いたいと思うのです。
【次の発言】 私どもとしては、一般の勤労者とか、農民、中小企業者に対する税金の軽減をするという財源が少いために、まあ大し……

第22回国会 大蔵委員会 第閉会後2号(1955/10/19、3期、日本社会党)

○平林剛君 今の課税対象の各層に対する比較権衡がどうなっておるかということは、大いに議論があることであります。あなた方も非常に困っておることだと思うのですが、私も今度地方へ出てみまして、各税務署の資料を集めてみたのでありますが、どうしてもわからない。つかめないわけであります。気持としては給与所得者が非常に税が重いということはわかるのだけれども、数字としてなかなかつかめないわけであります。問題は今お話しのように、税率なぞにおいてはそれぞれ権衡が保たれるようになっておると御判断をなすっておられるようですけれども、私が得た実態では、やはり大蔵省は数字に頼っておるだけに、長い間、数字に頼っておるだけに……

第22回国会 大蔵委員会 第3号(1955/03/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 私は補助金等の臨時特例に関する法律案が、十九国会ですか、これが成立したときの経緯から見まして、特にその期限を限ったということは、これはまあ特例として期限を限ったということでありますから、そういう意味では、またこれを再び四月、五月にいたしましても、延ばすということは、先回国会における結論に対して反することになるんではないか、こう思うのですが、どうでしょうか。
【次の発言】 まあ何と弁解されようとも、私はこれは政府が国会の結論というものに反した法律案を出して来たという現実は否定できないと思うんです。しかもその理由は、選挙があったとかということでありますが、それが一般社会に、鳩山政府は自……

第22回国会 大蔵委員会 第4号(1955/03/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 私はこの法律案に対して反対をいたします。  この反対をする理由は、輸入の重油とか原油等に対する課税の特例は、大体において三月をもって打ち切るというのが私どもの考え方であります。特に輸入原油、重油などに対しましては、これに課税をすることは国内産業を保護するという趣旨にもなりますが、同時に、これに基本税率を課した場合には、国は約七十九億円程度の税収を上げることができるわけであります。この議題となった法律案の提案説明の中でも明らかになりましたように、政府の税制改正に対する大綱は、たとえば利子所得だとか配当所得に対する所得税の軽減もしくは免除に対しては、かなり優遇の措置を講ずる考え方が含ま……

第22回国会 大蔵委員会 第5号(1955/05/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 資料の要求をいたします。租税に関する特別措置を講じた法律の成立した時期と、大体その特別措置を講じたために減収になる見込みの数、あるいはそれ以外のものでもよろしゅうございますが、そういったものを一目で見てわかるような一覧表を御提出願います。

第22回国会 大蔵委員会 第7号(1955/05/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 私もこの租税の特別措置による減税額の推計の表でお尋ねしますが、この間私が要求いたしましたすべてがこれですか。
【次の発言】 これは主要なもので多額な減税推計になるものをあげたと言われますが、それ以外のこまかいやつを集めたらこれもかなりの額になっているのじゃないのですか。それからたとえばこの中に昨年の国会を通ったお医者さんの所得に関する特別措置などのことが何か書いてありますか。
【次の発言】 この特別措置法についてはいろいろ政府の中でも検討を続けているというお話を聞いておりますが、今日までの進展状況ですね。また今日における政府として検討した何かの結論があればそういうことについてお聞か……

第22回国会 大蔵委員会 第9号(1955/05/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 租税特別措置法の一部を改正する法律案に関連をしてお尋ねいたしますが、先回の委員会でも政府委員の方から説明がありましたが、どうもよくわかりませんので、もう一度あなたに質問いたします。  租税特別措置法全般につきまして政府では再検討なされておると思うのであります。これは先回の国会においても大蔵大臣は、税制全般について検討を加えるつもりでありますと答えておるわけであります。今日の税法の中で特に一般からも批判をされておりますのは租税特別措置法であります。政府は多分このことについて検討を加えておられると思うのでありますが、先回の委員会でお尋ねしたときには、別にその具体的なお答えがなかったので……

第22回国会 大蔵委員会 第14号(1955/06/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 今日は大へん時間が遅くなりまして、十分質疑が尽せないときにはまた別の機会にお願いすることもありますから、あらかじめ御了承願っておきたいと思います。  私は、日本専売公社法の一部を改正する法律案と、たばこ専売法等の一部を改正する法律案に関して若干の質問を行いたいと思うのであります。  日本専売公社法の一部を改正する法律の中で、第九条関係についてであります。今回、政府が御提出になりましたのは、その第四項中「葉たばこ」を「たばこ」に改めるというだけでありますが、この条項は、御承知のように、専売事業審議会に関してのことであります。私はこの専売事業審議会というのは、「学識経験のある者、葉たば……

第22回国会 大蔵委員会 第16号(1955/06/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 これは委員長にお尋ねしたいのですが、この間、砂糖の会社を見学してみようというお話がありましたが、あれは中止になったのでありますか。それとも適当の期日を選んでその計画を実行に移すつもりでありますか。この点をお尋ねしておきたい。
【次の発言】 今のように、原糖がなくなって工場が操業を停止しているというお話でありますが、これは大蔵委員会として砂糖の会社を視察をしたいというので、日を立てたのでありますが、たまたま原糖が不足をしているために操業を停止されているということで、一時さたやみになったわけであります。こういうことがありますと、この砂糖の価格についてどういう影響があるか、私もまだよく全……

第22回国会 大蔵委員会 第17号(1955/06/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 証券取引法の一部を改正する法律案について、二、三点お尋ねしておきたいと思います。  今回の法律案によりますと、「証券金融会社は、資本の額が五千万円以上の株式会社でなければならない。」という工合に、自己資本の増加をこの法律で規定をしておるようであります。しかも現在の証券金融会社の資本を見てみますと、非常に小額な資本の会社が多い。これを、この法律では、六カ月間の期間を設けて、その間にこの法律の目的とするところに持っていくように書かれてあるわけでありますが、もしこの六カ月以内に証券金融会社が五千万円以上の株式会社にならなかったような場合には、どういうふうな措置をとるのか。

第22回国会 大蔵委員会 第18号(1955/06/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 私も今の森下委員の意見に対して賛成です。それで今の零囲気のままで午前中に採決に入るというのは適当でないと思います。昨日私が質問いたしました五千万円以下の金融会社の措置を今後どういうふうに指導し、または措置をするかということについても、統合、もしくは別な措置があるようなお話も聞いて、私もちょっとこの法案について明瞭でないところが、瞬間が一つ生れてきておりますから、すぐに採決ということでなくて、この際休憩をして、午後にでも回してもらう。そうして今の森下委員のような取扱いでも、また別個の措置でも委員長の方においてお取り計らいを願いたいと思います。

第22回国会 大蔵委員会 第19号(1955/06/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 資料の請求をいたしたいと思います。資金運用部資金の財政投融資の一覧を欲しいのであります。昭和二十八年、二十九年、三十年、三年間ぐらいのもの、それからこの計画は今回の予算の組み替えで若干変更になったのではないかと思うので、できればその組み替え以前のものと以後のやつの二つをお願いをいたしたいと思います。  それから資金運用部資金の構成内容、これは三十年は無理であろうから二十七年、二十八年、二十九年の三年間のもの、それからそれの運用の内訳、これだけをなるべく早い機会に提出をしていただきたいと思います。

第22回国会 大蔵委員会 第20号(1955/06/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 この所得税法の一部を改正する法律案のうちで、税額控除のことでありますが、十五条の二から十五条の五までの税額控除の方の四千円から五千円に引き上げた何か基礎がございますか。さっき、あなたの御説明では、この税額控除は低額者に対する措置と考えておって、今までの税制改正のときには行われなかったから、この際これを何とか引き上げるというような御説明があったわけでありますけれども、何か数字的な根拠というものがございますか。
【次の発言】 抽象的な根拠というよりか、政治的な根拠と(笑声)こう言った方が早いかもわからない。  もう一つお聞きしたいと思うのでありますが、今度の選択控除の問題ですが、社会保……

第22回国会 大蔵委員会 第22号(1955/06/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 同僚議員の菊川委員から全般にわたって質問がありましたから、私はおもに選択控除の件についてのみ質問をいたします。これは今前尾議員から御説明がありましたように、新しい試みとして政府の減税法案のほかに修正をされたものとお聞きしたわけでありますが、大体社会保険料が、今度の選択控除の中で、今まで勤労者の一つの恩典としての社会保険料の味というものが今回なくなってしまった、とまでは行かなくとも、半減をしてしまったことは争えない事実であります。現在までの税金の負担につきましては、それぞれ国民各層が権衡をとりながら負担をしてきたのでありますが、今まで勤労者を例にとってみると、かなり社会保険料の控除と……

第22回国会 大蔵委員会 第23号(1955/06/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 私は国税徴収法の一部を改正する法律案に若干の質疑があります。この法律は結局いろいろ納めなければならぬ税金を滞納した場合、滞納に対する延滞加算税の軽減をはかるということになると思うのでありますが、現在の延滞の税額、全般的にどのくらいの今額に達しておるのでありましょうか。
【次の発言】 そうすると、今の執行停止というものも全部含めて一千億になる、その期間を経過した後の分が大体七百億あるという勘定になるわけですか。
【次の発言】 滞納税額についてはわかりましたが、これは三月末の調べによると、大体法人税というのが九六・一%、再評価税が九丁五%、物品税で九四・七%、所得税の申告分で八六・四%……

第22回国会 大蔵委員会 第24号(1955/06/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 簡単なことを一つだけお尋ねしておきます。  補助金等の臨時特例法等に関する法律の一部を改正する法律案というの一は、閣法九一号と閣法五〇号の二つによって審議が行われておりますが、これを一つにできなかったのでありますか。なぜこれは二つに区分をしなければならなかったか、特別の理由があったらお答え願いたいと思います。
【次の発言】 先ほどの菊川委員の御質問に対して文部大臣から答弁がありましたが、私はそれをもう少し砕いてお尋ねしたいと思います。明年度には、新たに入学する児童に対する教科用図書の給与に関する法律関係の今回の措置をぜひあらためて実現をしたいというお答えがありまして、その内容につい……

第22回国会 大蔵委員会 第25号(1955/06/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 ちょっと大蔵省でも専売公社でもいいですが、資料を要求しておきます。専売公社が取り扱っておる葉タバコ収納所の地方局別の数、それからその収納所の賃貸先別、どういうところから借りているのか、学校とか耕作組合で買って建てたやつを借りるとか、いろいろあると思いますが、その種類別、もしかりに学校など買うわけにいきませんけれども、耕作組合が先に自分たちの金を納めて建てたものを買収するとしたならば、大体どのくらいかかるかという予算額、これを一つ一覧にしたものを提出願いたい。  それから委員長にお願いしておきますが、私は収納所の問題についても、またたばこ関係のことについても、若干の質問があるわけであ……

第22回国会 大蔵委員会 第26号(1955/06/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 私は衆議院の大蔵委員長に一つと、それから政務次官に一つ念を押したいことがございますから、お尋ねをいたします。  最初に大蔵委員長にお尋ねをいたしますが、この関税定率法の一部を改正する法律案について、政府から法律案が提出されておりましたが、諸般の事情からこれを一カ月取りあえず延長して、その間に慎重な審議を行いたいというただいまの議題でありますが、御承知のように今回の国会も、昨日会期の延長が三十日間行われることになりました。これは、いろいろ重要な審議が残つておることでもありますが、同時にまた、それだけ精力を使つて審議を継続せよという意味にもなると思うのであります。従って今日まで、関税定……

第22回国会 大蔵委員会 第27号(1955/07/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 前回聞き漏らした点がありますから、若干質疑をいたします。第九条に関係してでありますが、旧軍用財産のうちの機械器具ですね、陸軍省や海軍省などの所管に属しておった機械器具について、当初はどのくらいの価格のものがあって、今日までそのいろいろな点で交換をした価格はどのくらいに相当しているか、その点について説明をお願いしておきたいと思います。
【次の発言】 価格の点については……。評価額ですね。評価した価格の点では大体どのくらいになっておりますか。
【次の発言】 もう一つ数字の点で聞いておきたいのでありますが、軍用財産の機械、器具について、設備改善による企業の合理化を推進するために、それぞれ……

第22回国会 大蔵委員会 第31号(1955/07/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 さっきの総合燃料対策のことに関連をしてお尋ねをいたしますが、今まで議論を聞いておるというと、小林委員の質疑もそうですが、石炭かあるいは石油かという面だけが議論されておるように思うのですが、むしろ私は国内資源確保という点からも、国策としては十分検討していかなければならぬ問題だと、そういう角度から関税の問題も考えてよいと思っておるわけであります。  そこで国内の原油の生産量が、質疑を通じてわかりましたように・現在年間国内需要量の五%にしか当っておらない。そうして他は全部輸入原油に依存をしておるわけであります。これは今後産業の復興に伴って石油の需要量が増大して参りまするというと、ますます……

第22回国会 大蔵委員会 第34号(1955/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 私もちょっと聞いておかないと、このまま賛成するわけにいかないのですが、政府に念を押す意味で聞きますけれども、大体これは基本米価をきめることに無理があったものだから、それでこういうような臨時特例をおまけにつけて何とか処理をするという政治的な意味を私は強く感ずるわけですが、政策的に見れば、生産者から事前売り渡し申し込みによる集荷による所要数量を確保するということが必要であるということは、私ども認めるわけでありますけれども、その半面税に対する考え方が非常に便宜的に陥っておるように思うのであります。主税局長は割合とその点良心的だから、あまりょい方法ではないということをお認めになっておる。私……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 大蔵委員会 第2号(1955/12/07、3期、日本社会党)

○平林剛君 私から専売事業に関することで君子の質疑がありますから、当局の方からのお答えを願いたいと思います。  年末を控えまして、中小企業者が金融難に陥っておるということは御承知の通りであります。その一つとしてたばこの小売店が同様に年末にあたってかなり金融難を訴えてきております。特に先に専売事業全般に関する事情をお聞きした場合、本年度においては専売益金が非常に赤字となるということから、専売公社当局ができるだけその成績をあげるために販売政策を強化しておることをお聞きいたしましたが、その影響もありまして、特に全国十六万のたばこ小売人の中には、年末売り抜きに協力するという意味で、金融措置に困難を感じ……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 社会労働委員会 第22号(1956/04/12、3期、日本社会党)

○平林剛君 私は公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案の改正の時期について、最初にお尋ねをしたいと思うのであります。戦後、労働組合法の改正につきましては、何回となく試みられて参りましたけれども、常にそのときの社会情勢によって、その労働法の改正がいろいろ議論せられることが多かったと思うのであります。この議題となっている公共企業体等労働関係法が当初制定された当時におきましても、やはり占領軍によって、その意図がどこにあるかということは識者も承知しておるところだと思うのであります。特にこの公労法は、占領下早急の間に立法されまして、その内容がいわゆる翻訳立法の最たるものであるという批判もかなり強い……

第24回国会 社会労働委員会 第23号(1956/04/13、3期、日本社会党)

○平林剛君 関連して……。今の久保委員の質問に対して政府当局から答える前に、私はこの点を明らかにしておきたいと思う。専売公社法や国鉄に関する法律の中で、二カ月以内の期間を定めて雇用される者を形式が整えば、半年でも、一年でも、二年でも、繰り返し繰り返しやってもよいのだということが従来の解釈だというお答えは、私の記憶によると、先回国会を通過したところの決議に反すると思う。形式が整えば、半年でも、一年でも、二年でも、ここにいう二カ月以内の期間を定めて雇用される者だという解釈は、法を曲げておるものだと私は思う。先回、私の記憶によると、行政機関における定員法の一部を改正する法律案に対して全会一致をもって……

第24回国会 大蔵委員会 第4号(1956/02/23、3期、日本社会党)

○平林剛君 関連して。大臣に、私はこれは一万円札と百円銀貨の件につきまして御意見を聞いておきたいと思うのです。特に私が一万円札と百円銀貨の件について最近感ずることは、大蔵当局が全般の意見を聞かないうちに自分勝手にものを進めるという傾向が強くなってきておる、私はそれを指摘したいのです。まあ百円銀貨についても、あるいは一万円札の発行についても、国民経済やあるいは国民の生活にとても大きい影響を与えるということは、どなたも異論のないところだと思います。ところがこういう国民生活や経済に影響を与える大きな問題について、大蔵省当局だけで物事を判断して強引に進めるという傾向がある。たとえばこの間も百円銀貨の発……

第24回国会 大蔵委員会 第13号(1956/03/27、3期、日本社会党)

○平林剛君 きょう私は専売事業に関しての緊急質問を行おうといたしまして、大蔵大臣と売公社当局の責任者を本委員会に出席するように要望したわけであります。委員長からいろいろ御手配をいただきましたけれども、いまだにおいでにならぬ。大臣は三時に来られるという話ですが、一時間半待ちました。私もほかにも質問がありましたが、なるべく遠慮して待機しておった。結局、これは私の見解でありますけれども、当事者が本委員会に対する出席を渋っておると私は思うのであります。  今度の専売事業の中における職員の賃金問題に関して紛争が起きておる。せっかく調停案が出されたが、それがなかなか解決できない。このために紛争が長引いてお……

第24回国会 大蔵委員会 第14号(1956/03/29、3期、日本社会党)

○平林剛君 私もちょっと修正点についてお伺いをしたいのでありますが、大体初め提案をしておりましたところを、期間を限って九月末日にした。これは準備の都合ということでありますが、具体的にいうとどういうことでありますか。
【次の発言】 まだ明確でないのですが、初めこの政令で期間を定めるようにしておいて、大体九月末日にした。それは諸般の準備、こういうふうに表現をされたのですが、具体的にいうとどういうことですか。
【次の発言】 この修正案を出す前には、大体政府当局としてはいつごろと考えておったのですか。
【次の発言】 もう一度お聞きしますけれども、さっきのお話ですと、社会党が提出した四月一日、社会党が言……

第24回国会 大蔵委員会 第16号(1956/04/10、3期、日本社会党)

○平林剛君 この北海道開発公庫の目的は第一条に書いてあるのでありますが、きわめて抽象的であってわからないから、具体的な北海道の開発事業計画について明らかにしてもらいたい。それがないというと公庫を立てるというのは二の次ということになるわけですから、まずその資料を提出してもらいたいと思います。  それからきょうは質問は……。
【次の発言】 それからもう一つは業務方法書ですね、北海道の開発公庫については政令で定めるように書いてあるし、業務開始の際に作るということになっておるのだが、これはできてないということはないと思うのですね。この法案を出す以上は、ある程度一つの成案があって、またある程度の構想があ……

第24回国会 大蔵委員会 第26号(1956/05/22、3期、日本社会党)

○平林剛君 僕はその点で少し聞いておきたいと思ったのだがね。岡さんの質問に関連してお尋ねしますが、大体この国際金融公社に加盟する国は現在までのところどのくらいになっているのですか、それを最初に聞いておきたい。
【次の発言】 希望を漏らしたのはずいぶん数多いようだけれども、実際に今、日本の議会で議論しているように加盟の承認を与えたというのは何カ国になりますか。
【次の発言】 一番この国際金融公社ができることによって対象となるべき未開発地域の、特に東南アジア関係ではどのくらいの国がこれに対する加盟手続をとっておるか。
【次の発言】 対象となる国、未開発地域あるいは低開発地域に属する国というものはわ……

第24回国会 大蔵委員会 第28号(1956/05/24、3期、日本社会党)

○平林剛君 余剰農産物の件で、先回、同様の法案が出ましたときに、政府当局の方の御答弁で結末がついていないのがあるから、ちょっとお尋ねしたいのです。  タバコの輸入の件について、先回お尋ねしたときには、葉タバコ輸入について最終的な契約の結論がついていなかったので、私は政府に対して、第二次協定の際に購入価格あるいは購入量目等についての希望を申し上げておいたわけでありますが、私の希望がどういうふうに達せられたかということをお尋ねいたしたい。
【次の発言】 それではすぐ来てもらえますか。
【次の発言】 それでは私の質問はちょっと保留しておきます。

第24回国会 大蔵委員会 第29号(1956/05/28、3期、日本社会党)

○平林剛君 余剰農産物に関するこの法律案については、私、若干質疑を残しておるわけで、委員長も御承知の通りであります。特に葉タバコの輸入のことに関して関係責任者からの責任ある答弁を聞きたいと思っておりますが、この件につきましては、皆さんの御了承を得て、のちに関係者に質問をするということを保留をしておきたいと思う。ただし本日はこれをもって採決に入ることには了承いたします。
【次の発言】 私はこの法律案については反対の意見を表明いたします。  理由は、さきの大蔵委員会で述べたのと同様の理由でありまして、この余剰農産物の受入れに関する協定そのものに社会党は反対をいたしておりますので、この特別会計法の一……

第24回国会 大蔵委員会 第30号(1956/05/29、3期、日本社会党)

○平林剛君 金融制度調査会設置法案につきまして若干大蔵大臣に質疑がありますので、それを行います。  今度提出をされました金融制度調査会設置法案の内容によりますと、この調査会は、大蔵大臣の諮問に応じて、いろいろな必要な事項を建議するようになっておりますが、今回この法案が提出せられるに当りまして、大蔵大臣としてはどういう事項を諮問しようと考えておられますか。その諮問の今考えておられる概要につきまして明らかにしてもらいたいと思います。
【次の発言】 大蔵大臣が大体諮問しようとされておることは、今のほかに、衆議院の大蔵委員会でいろいろ平岡議員や石野議員と質疑応答されたことで大体私も見当はついておるわけ……


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各種会議発言一覧(参議院3期)

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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 大蔵委員会公聴会 第1号(1955/06/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 私も一つだけお尋ねをしたいと思うのであります。今、先生からお話しがありました租税全般について、国民経済の角度から見て当を得ているかどうかという概論の御説明のときには、昭和十年、それから昭和二十四年、三十年をそれぞれ比較をされてパーセントをあげられたのでありますが、そのあとで現行の、今国会で行われる減税の比較においては、特に昭和二十五年を基準にしてお話しをされたのでありますが、この点は私は聞き方としまして、非常に今度の減税でも大へん勤労者あるいは中小企業者全般にとって前進したことには間違いはありませんけれども、全般の国民経済、あるいは実際の生活水準などから見ますと、決して軽減の方向に……



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データ更新日:2022/12/18

平林剛[参]在籍期 : | 3期|- 4期- 5期
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