小滝彬 参議院議員
4期国会発言一覧

小滝彬[参]在籍期 : 2期- 3期-| 4期|
小滝彬[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは小滝彬参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(参議院4期)

小滝彬[参]本会議発言(全期間)
2期- 3期-| 4期|
第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 参議院本会議 第8号(1956/11/28、4期、自由民主党)

○小滝彬君 ただいま議題となりました二件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を一括して御報告を申し上げます。  まず、千九百五十六年の国際小麦協定の受諾について承認を求めるの件について申し上げます。  この協定は、本年七月末日をもって失効いたしました千九百五十三年の国際小麦協定を修正更新するものでありまして、その趣旨とするところは、旧協定と同様、小麦の需要供給を輸出入保証数量制度を通じまして調整するとともに、最高最低価格制により、小麦の適正かつ安定した価格を維持することにあります炉、この協定においては、総保護数量が、旧協定の千七十四万九千トンから八百二十四万回千トンに減少され、また……

第25回国会 参議院本会議 第11号(1956/12/05、4期、自由民主党)

○小滝彬君 ただいま議題となりました共同宣言ほか三件について、外務委員会における審議の経過並びに結果を一括して御報告申し上げます。  これら四つの文書締結の経緯並びにその内容につきましては、さきに本会議において外務大臣の報告、また、すでに配付済みの関係書類によって御承知願うことといたしまして、直ちに委員会の審議の経過を御報告いたします。  これら四案件は、十一月二十七日衆議院より送付されましたので、委員会は十一月二十八日以来、昨十二月四日までの七日間、日曜も含めて連日にわたり開会し、この間、総理、外務、農林、通産、厚生等の関係大臣及び松本全権の出席を求め、農林水産委員会との連合審査もあわせ行い……

第25回国会 参議院本会議 第15号(1956/12/12、4期、自由民主党)

○小滝彬君 ただいま議題となりました特殊核物質の賃貸借に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府を代表して行動する合衆国原子力委員会との間の協定の締結について承認を求めるの件につき、外務委員会における審議の経過と結果を御報告申し上げます。  この協定は、さきに第二十三回国会において承認いたしました原子力の非軍事的利用に関する協力のための日本国政府とアメリカ合衆国との間の協定の細目協定として、特殊核物質の賃貸借について定めたものでございます。  協定の目的は、茨城県東海村日本原子力研究所に設置される研究用原子炉において使用するため、二キログラムの同位元素U―二三五を一九・五%から二〇%までの間に濃縮……


■ページ上部へ

第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 参議院本会議 第4号(1957/02/05、4期、自由民主党)【政府役職:防衛庁長官】

○国務大臣(小滝彬君) ただいまの常岡さんの御質問にお答えいたします。  私が、国連に入っても海外派兵をしない、また派兵をする必要はないと申しました第一の理由は、すでに本院におきまして、また衆議院におきまして、全会一致をもって海外派兵反対の決議がせられておりまするので、政府としては、当然この皆さんの趣旨を体して行動しなければならないと思っておるからでございます。  第二は、集団安全保障努力への協力ができぬじゃないかというように御質問がございましたけれども、世界の一角に紛争が起った際、集団安全保障の措置をとる場合、兵力を必ず派遣しなきゃならぬというのではなくして、経済的な措置もございまするし、そ……

第26回国会 参議院本会議 第5号(1957/02/06、4期、自由民主党)【政府役職:防衛庁長官】

○国務大臣(小滝彬君) 美保の基地の問題についてお答えをいたします。  防衛庁といたしましては、将来の航空自衛隊の部隊配置の計画上、山陰の方面にも一カ所だけ、最近の戦闘機が発着できる程度の航空団の基地をほしいという考えからいたしまして、でき得べくんば現在の施設を使いたい。そうすれば費用も少くて済むし、その他の面にも望ましい点があるというので、これまでいろいろ技術的な検討をいたしまして、現地についても調査をいたしたのでありまするが、中田君御指摘の通り、鳥取、島根においては、いろいろの事情もございまして、種々陳情も参っております。この際、防衛庁といたしましては、これらの点を十分勘案いたしまして、中……

第26回国会 参議院本会議 第35号(1957/05/15、4期、自由民主党)【政府役職:防衛庁長官】

○国務大臣(小滝彬君) ただいま総理から申されましたと同じ見解を持っているものと御了承を願います。(拍手、「答弁、漏れている」「防衛計画に関する答弁が漏れているじゃないか」と呼ぶ者あり)

第26回国会 参議院本会議 第36号(1957/05/16、4期、自由民主党)【政府役職:防衛庁長官】

○国務大臣(小滝彬君) 長期防衛計画ができていないことは、先ほど総理から御説明のあった通りでございます。  しかし、せっかく佐多君の御質問でございますので、国防会議において政府としての基本構想というものはできておりませんけれども、防衛関係を担当しておりまする大臣といたしまして、私の考えを申し上げまするならば、原則的には、われわれは、国力、国情に応じたところの自衛力を持とう、最小限度の自衛力を持とうと、こういう考え方でございまして、昭和三十年から三十五年度にわたるところの防衛六カ年計画は、防衛庁の試案としてこれまであったのでございまするが、この試案ができました際に、その基礎となる、それとつながり……

小滝彬[参]本会議発言(全期間)
2期- 3期-| 4期|

■ページ上部へ

委員会発言一覧(参議院4期)

小滝彬[参]委員会統計発言一覧(全期間)
2期- 3期-| 4期|
第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 外務委員会 第1号(1956/11/19、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小滝彬君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  最初にお許しを得まして一言ごあいさつ申し上げます。  私、今般当委員会の委員長の職責を汚すことに相なりましたが、何分浅学非才、経験に乏しく、一に皆さんの御同情と御協力によりまして委員会の円満なる運営を期したいと存じますので、くれぐれもよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 まず委員の異動について御報告いたします。植竹春彦君が委員を辞任されまして、川村松助君が委員になられました。
【次の発言】 次に理事互選の件を議題に供します。当委員会の理事の数は、自由民主党二名、社会党一名、緑風会一名の割当でございまして、計四名でございます……

第25回国会 外務委員会 第2号(1956/11/20、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小滝彬君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  昨日理事会を開き次のように決定いたしましたので、まずその点を御報告申し上げます。定例日は当分の間、これまでの例によって火曜日と木曜日の両日にすること。もう一つは先議の案件から審議を始めること。さらに日ソ関係の案件は本付託になってから審議に入ること。以上でございます。  なお理事の方々の御意向に基きまして、昨日、衆議院の日ソ共同宣言等の特別委員長に、できるだけ衆議院の方はすみやかに審議を終了してもらって、参議院側で十分審議の時日があるようにしてもらいたいということを要請いたしましたが、衆議院側と大体話し合いの上、二十六日に委員会で……

第25回国会 外務委員会 第3号(1956/11/22、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小滝彬君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  千九百五十六年の国際小麦協定の受諾について承認を求めるの件、関税及び貿易に関する一般協定の譲許の追加に関する第六議定書の受諾について承認を求めるの件、以上二件を一括して議題に供します。  前回に引き続いて質疑を続行いたします。前回の委員会で要求のありました資料は、ただいまお手元に配付してありますから、ごらんおきを願いたいと存じます。御質疑のある方は順次御発言を願います。本日の政府側の出席者は森下政務次官、湯川経済局長、条約局高橋参事官、それに通産省からは樋詰通商局次長、乙竹産業機械課長、農林省食糧庁の日比野輸入計画課長がそれぞれ……

第25回国会 外務委員会 第4号(1956/11/27、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小滝彬君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  まず最初に本院へ予備付託になっております特殊核物質の賃貸借に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府を代表して行動する合衆国原子力委員会との間の協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。  政府より提案理由を御説明願います。
【次の発言】 この御説明のありました協定は非常に技術的な点を含んでおりますので、ただいま参っております河崎国際協力局長に概略の内容について説明していただきたいと思います。
【次の発言】 それでは本件に関する質疑は次回に譲りたいと存じますがさよう御了承願います。

第25回国会 外務委員会 第5号(1956/11/28、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小滝彬君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  まず委員の異動について御報告いたします。本日津島壽一君が委員を辞任せられ、その補欠として西田信一君が委員になられました。
【次の発言】 次に、日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との共同宣言の批准について承認を求めるの件  貿易の発展及び最恵国待遇の相互許与に関する日本国とソヴィエト社会主離職共和国連邦との間の議定書の批准について承認を求めるの件  北西太平洋の公海における漁業に関する日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との間の条約の締結について承認を求めるの件  海上において遭難した人の救助のための協力に関する日本国とソヴィエ……

第25回国会 外務委員会 第6号(1956/11/29、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小滝彬君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  まず委員の異動について御報告いたします。  本日吉田法晴君が委員を辞任せられ、その補欠として松本治一郎君が委員になられましたから御報告申し上げておきます。  次に、日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との共同宣言の批准について承認を求めるの件  貿易の発展及び最恵国待遇の相互許与に関する日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との間の議定書の批准について承認を求めるの件  北西太平洋の公海における漁業に関する日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との間の条約の締結について承認を求めるの件  海上において遭難した人の救助のための協力に関……

第25回国会 外務委員会 第7号(1956/12/01、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小滝彬君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  前回に引き続き、日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との共同宣言の批准について承認を求めるの件、貿易の発展及び最恵国待遇の相互許与に関する日本国というソヴィエト社会主義共和国連邦との間の議定書の批准について承認を求めるの件、海上において遭難した人の救助のための協力に関する日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との間の協定の締結について承認を求めるの件、北西太平洋の公海における漁業に関する日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との間の条約の締結について承認を求めるの件。  以上、四件を一括して議題といたします。

第25回国会 外務委員会 第8号(1956/12/02、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小滝彬君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告を申し上げます。昨十二月一日、大谷贇雄君が委員を辞任せられ、苫米地英俊君がその補欠として委員になられたので、右御報告申し上げます。
【次の発言】 日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との共同宣言の批准について承認を求めるの件  貿易の発展及び最恵国待遇の相互許与に関する日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との間の議定書の批准について承認を求めるの件  北西太平洋の公海における漁業に関する日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との間の条約の締結について承認を求めるの件  海上において遭難した人の救助のための協……

第25回国会 外務委員会 第9号(1956/12/03、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小滝彬君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告申し上げます。本日、西田信一君が委員を辞任せられ、その補欠として津島壽一君が委員となられましたので、御報告申し上げます。
【次の発言】 日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との共同宣言の批准について承認を求めるの件、貿易の発展及び最恵国待遇の相互許与に関する日本国とソヴィエト社会主義共和国との問の議定書の批准について承認を求めるの件、海上において遭難した人の救助のための協力に関する日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との間の協定の締結について承認を求めるの件、北西太平洋の公海における漁業に関する日本……

第25回国会 外務委員会 第10号(1956/12/04、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小滝彬君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  まず委員の異動について御報告いたします。  昨三日、苫米地英俊君が委員を辞任せられ、その補欠として小林武治君が委員となり、本日海野三朗君が委員を辞任せられ、山下義信君が委員になられましたので、御報告申し上げます。
【次の発言】 次に、日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との共同宣言の批准について承認を求めるの件  貿易の発展及び最悪国待遇の相互許与に関する日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との間の議定書の批准について承認を求めるの件  北西太平洋の公海における漁業に関する日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との間の条約の締結に……

第25回国会 外務委員会 第11号(1956/12/05、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小滝彬君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  在外公館の名称及び位置を定める法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 本法案に対し御質疑のおありの方は順次御発言願います。
【次の発言】 木村官房長に、質問ではなしに、ぜひ委員各位の参考までに説明をしていただきたいのですが、狸穴にはすでに地位のはっきりしないソ連の官吏もおるようだし、それから漁業代表部もすでに設けられておるようですが、その数は現在一体幾らぐらいになっておるのかということは、皆さんの参考になると思います。その点を伺いたいのが一点、もう一つは、先……

第25回国会 外務委員会 第12号(1956/12/06、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小滝彬君) ただいまより外務委員会を開会いたします。  特殊核物質の賃貸借に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府を代表して行動する合衆国原子力委員会との間の協定の締結について本誌を求めるの件を議題といたします。  昨日に引き続き、質疑を続行いたします。正力国務大臣も出席されましたが、どなたか御質問ございしましたら、順次御発言願います。
【次の発言】 ちょっと質疑の途中ですが、委員の異動について御報告申し上げます。山下義信君が辞任せられ、その補欠として海野三朗君が委員になられましたので、御報告申し上げます。
【次の発言】 審議を急いでおりますから、特にやむを得ざる必要があればですけれど……


■ページ上部へ

第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 外務委員会 第1号(1956/12/20、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小滝彬君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。去る十日に小林武治君が委員を辞任されまして、その補欠として黒川武雄君が委員になられました。
【次の発言】 次に調査承認要求に関する件をお諮りいたします。  本委員会は、今期国会中も国際情勢等に関する調査を行いたいと存じますので、これに関する調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の案文の作成及び手続等は、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第26回国会 外務委員会 第17号(1957/04/30、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小滝彬君) 私はその実物を見たことはございません。
【次の発言】 先ほど私に御質問ありましたが、核兵器を見たことはないということを申し上げました。この核兵器の実体というものは、近年非常に進歩したようでありまするけれども、私どもの聞くところでは相当攻撃的な要素を持っているようでありますので、ただいま御指摘のような見解を披瀝した次第でございます。それでは将来持とうとしておるかという御質問でございますが、私どもの考え方はすでに再三国会で申し述べておる通りでございます。それはただ単に憲法の解釈問題だけでなくして、国民感情から申しましても、そういう種類の今国民の非常にきらっておるものを持って……

第26回国会 議院運営委員会 第21号(1957/03/14、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小滝彬君) 私、防衛庁、調達庁の仕事を引き受けましたから、この委員会に出ます機会がございましたので、ごあいさつ申し上げたいと思います。  いろいろ私の仕事の遂行に当りまして、皆さんの御協力をお願いしなければならぬことが多々あると思いますので、何分ともよろしくお願いいたします。  この調達庁の仕事につきましては、私かつて外務政務次官をいたしておりまして、一年半ばかり取扱いをいたしておりました関係上、問題は私にとっては、全般といたしまして新しいものではございません。もう数年前から、この東京の都内につきましてはなるべく移動させよう、向うの言葉で言うリロケーションをやろうということで、原則……

第26回国会 決算委員会 第閉会後1号(1957/06/10、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小滝彬君) 昭和三十年度の防衛庁費の決算の概要について御説明申し上げます。  昭和三十年度の防衛庁費の歳出予算額は八百六十八億百万円でありまして、これに前年度から繰り越した金額二百三十四億七千九百十五万四千円、大蔵省所管より移管を受けた金額三千四百一万二千円、この二つを加えますと、歳出予算現額は千百三億千四百十六万六千円となるのであります。この歳出予算現額のうち、支出済み歳出額は八百二十六億二千三百十五万五千円でありまして、これを歳出予算現額に比較いたしますれば二百七十六億九千百一万千円の減少となっております。右の減少額のうち、翌年度へ繰り越した金額は、財政法第十四条の三の規定によ……

第26回国会 決算委員会 第閉会後3号(1957/06/12、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小滝彬君) 昨日出席ができなかったことに対しまして、陳謝の意を表したいと存じます。  私といたしましては、昨十一日も前日に引き続き委員会に出席いたす所存でございましたが、たまたま来朝中のビルマ副首相から、当日横須賀市附近の防衛大学校をぜひとも視察したいとの申し入れを受けましたので、目下決算委員会も開会中のことでもあり、いろいろと配慮いたしたのでありますが、同氏は、副首相であるとともに、国防相をかねている要人でございますので、私みずからお相手するのが適当と考え、よんどころなく本委員会を欠席した次第でございます。もちろん、この間の事情の変更については、さっそく私の方の担当官を通じて委員……

第26回国会 決算委員会 第閉会後4号(1957/06/13、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小滝彬君) 三十年度もかような不用額が出まして、またさらに実はこの前も申し上げましたように、三十一年度においても改善せられておらないというのは非常に遺憾でありまして、私どもとしてはこういうことにならないように、もちろん予算についても厳正な態度で臨まなければなりませんが、同時に翌年度に繰り越されるおそれのあるようなものについては、編成に当って、編成の考え方を変えるというので、この三十二年度につきましては、御承知のように予算の総額を前年度程度にとどめましたのみならず、特にそういう後年度に繰り越されると申しますか、その年度内に使用できないおそれのあるものにつきましては国庫債務負担行為の方……

第26回国会 決算委員会 第19号(1957/03/16、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小滝彬君) この問題につきましては調達庁の長官からも報告を受けておりますが、工事がおくれたというような関係があったそうでございますが、今後はこういうことは絶対にないように十分留意して、監督を怠らないようにいたしたいと考えております。
【次の発言】 いつもこういう問題で困りますのは土地の問題でございまするが、そういう点で解決がおくれましたために、こういう手違いを生じて申しわけないと思っております。
【次の発言】 この行政協定の二十六条による合同委員会の中には、御指摘のように分科会がございまするので、この点についても事務当局の報告では、建設部会を開いておるそうであります。それからまたこ……

第26回国会 商工委員会 第閉会後6号(1957/09/12、4期、自由民主党)

○小滝彬君 今、通産大臣も見えているので、この際今の質問に関連してお伺いしたいのですが、今松本君から非常に海外貿易について配慮する、まことにけっこうだと思う。それに関連して藤山さんが何でも商務官を今度作るのだ、それから景気観測のために重要なポストへ参事官級の相当経済のよくわかった人間を出すということは、まことにけっこうだ。ところで、一体これは通産省と外務省とよく話し合いをしてやらなければならぬ問題であるのみならず、私の乏しき知識からいえば、交通公社は人を出している。またジェトロというような輸出振興関係の、イギリスのまねをした協会ですが、ジェトロも人を出している。あるいは名古屋とか大阪方面からも……

第26回国会 内閣委員会 第閉会後2号(1957/07/08、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小滝彬君) 六日におそくなりまして、十二時過ぎましてこちらへ参りまして、もう散会になったというのは、非常に遺憾千万でございます。これは、速記をつけてこういうことを申し上げていいか悪いかわかりませんが、これは私の誤解であったかもしれませんが、砂川問題を質問をされろということで、防衛については、岸総理大臣が出ていないというと、結局実のある質問もで罪ないだろう、午前中は出席する必要はないだろうというある向きからのお話があり、それは、当然藤田委員長との話もあって、私は午前出席しなくてもいいというような好意的なお言葉であったというように了解いたしまして、それなら私もそういうようにいたしましょ……

第26回国会 内閣委員会 第7号(1957/03/08、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小滝彬君) 防衛庁設置法の一部を改正する法律案及び自衛隊法の一部を改正する法律案の提案の理由及び内容の概要について御説明申し上げます。  最初に防衛庁設置法の一部を改正する法律案について申し上げます。  政府は、現下の情勢に対処し、わが国の国力と国情に応じて防衛力を整備する必要があることを認め、防衛庁の職員の定員を八千四百九十八人増加することといたしました。すなわち、現在の定員二十一万五千三人を二十二万三千五百一人に改めようとするものであります。この八千四面九十八人の増加分のうち、六千九百二十三人が自衛官で、残りの千五百七十五人が自衛官以外の職員であります。自衛官の増加分は、千四百……

第26回国会 内閣委員会 第9号(1957/03/15、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小滝彬君) 読売新聞がああいう想像記事を掲げたのでありまするが、これは全然私どもの方から出したものでもなく、その結果をごらんになってもおわかりの通り想像記事であったということが判明する次第であります。私どもはこの委員会においても申しましたし、他の委員会においても、きわめて近いうちに発表するということを申しましたために、夜非常におそく、朝三時に電話をしてこられた新聞の方もございます。しかしその後取調べましたところ、内部から出したものでもないようでありまして、従いましてそれは単に想像によって書かれたものでありまして、私どもの方で直接関係し、あるいは示唆を与えるというようなことはなかった……

第26回国会 内閣委員会 第11号(1957/03/22、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小滝彬君) ただいま議題となりました防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由並びに内容の概要を御説明申し上げます。  政府は、今般人事院の勧告の趣旨にかんがみ、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を提出いたしましたが、防衛庁職員は、特別職でございまして、その給与につきましては、防衛庁職員給与法の定めるところとなっております。従いまして、今回一般職に属する国家公務員の給与改正の趣旨に準じまして、防衛庁職員の給与を改正いたすこととし、本法律案を提出した次第でございます。  次に本法律案の内容の概要を申し上げます。  今回の給与法の改正は、俸給制……

第26回国会 内閣委員会 第21号(1957/04/16、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小滝彬君) 防衛庁といたしましては、陸の方もさらに増強する必要があるというように認めておりましたけれども、本年度の予算編成の諸方針によりまして、なるべく防衛費は前年度程度にとどめるということになりましたので、特におくれてスタートいたしました航空関係あるいは海上関係の方に、重点を本年度は置いたのであります。がしかし今後はもちろんできるだけバランスのとれた自衛隊ということを考えておるのでありまして、今後も航空あるいは海上関係も漸次増強しなければならないところと思いますが、同時に陸の方もただ今の十六万だけでなしに、できるならば予算の関係もありますので、国会の御承認を得なければならないわけ……

第26回国会 内閣委員会 第25号(1957/04/24、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小滝彬君) 日本で核兵器を持たないというこの考え方、今の内閣の決意というものは、もうすでに総理から申された通りであります。なるほど、ただ理論的に申しますれば、今、八木さんの御指摘になるような解釈をする人があるかもしれませんが、私どもといたしましては、そうでなしにこの憲法の規定もあり、かつまた日本の国情なり国力というようなものを考えて、最小限度のものを使う、それで足りないところは、申すまでもなく、核兵器も使わなければならぬ、そうでなければ自衛を達成し得ないというような際には、これは集団安全保障の機構に頼るという基本的な考え方を持っておるのでございます。

第26回国会 内閣委員会 第26号(1957/04/25、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小滝彬君) 昨日、総理、法制局長官、私が核兵器について答弁いたしましたことに対して、そこに一致しない点があるではないかという御質問もございましたので、その後速記録もよく調べまして検討いたしましたが、私どもの気持といたしましては、それで何ら相違はないと思っております。しかし、この点をさらに明らかにいたすために、はっきりと今の政府の見解を申し上げます。  現在、核兵器といわれているものは、原水爆が代表的なものであるが、その他のものも、伝えられるところによれば、多分に攻撃的性質を持つもののようである。そうとすれば、この種の核兵器をわが国がみずから持つことは、憲法の容認するところではないと……

第26回国会 内閣委員会 第28号(1957/05/07、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小滝彬君) 日本におります駐留軍の装備は、在来の兵器でございます。御承知のように、オネスト・ジョン、ナイキを持った部隊はおりまするけれども、その他すべて在来の兵器でありまして、全体の数は、海のものを加えますと、大体十万という程度でございます。
【次の発言】 その通りでございます。

第26回国会 予算委員会 第8号(1957/03/12、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小滝彬君) 先ほど総理が申されましたように、集団安全保障と申しますか、現在においては日米間の同共防衛ということが最終的にはくるわけです。一時的には最小限度の防衛ということを私どもは考えておるわけであります。これだけでは曾祢君は満足されないでありましょうから、もう少し敷衍して申しまするならば、陸については、かりに上陸する部隊があるというような際において、一応ささえ得る。また、海上について申しますならば、これは商船の護衛というものは、どこまでの距離を日本が受け持つかということによって違います。しかし、とにかく、日本のように、外国からの原料の供給に依存しなければならぬ国として船体の防衛と……

第26回国会 予算委員会 第15号(1957/03/23、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小滝彬君) 自衛隊内で、いろいろ犯罪事件がありましたことは、はなはだ遺憾でございます。これの原因といえば、いろいろな角度から考えなければなりませんが、実はこの予備隊ができました当時において急に募集をして素質において必ずしも十分でなかったものがあった。それがあとに尾をひいたというような関係もあるかと思いますので、まず第一はできるだけりっぱな志願者に多数応募をしてもらいまして、この中から素質のいい者を選ぶということがまず第一だろうと思います。しかし、さらに入りました以上は、それに対して教育、指導というものがよくなきゃならない。ところが、まあ今のところ特に申しまして、この直接指導に当る者……

第26回国会 予算委員会 第16号(1957/03/25、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小滝彬君) 長崎市でこの事件を起しましたことは、私承知いたしております。ただよく調べてみまするというと、決して政治的目的でそういうことをしたのではなく、ずっと長崎県内の各市長の写真を掲げ略歴を書いて紹介をしておったところが偶然これが選挙前になって、大村市長のことが出たというので、私はその取扱い方に十二分の配慮をしなかった点は遺憾であると思いまするが、自衛隊の施行令などに規定する政治行動をやったものとは認めがたいと考えるのであります。なおこれに掲げました解説的な点は、あるいは言葉が足りないために不十分な点があったかとも存じまするから、今後こういうことがないように、十分人事局並びに教育……

第26回国会 予算委員会 第17号(1957/03/26、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小滝彬君) 今御指摘のような事件は、占領下において調達命令といいますか、接収命令――プロキュアメント・オーダーによって家を提供した、あるい宿屋を提供したという場合の話だろうと思います。しかし、現在といたしましては、相互に話し合いまして、これを使用いたしますときにはなるべく話し合って円満にやるという方法をとっておるのでありまして、一方的に強制するという考え方でやっておるのではありません。  でこれが、接収解除になった際の補償の問題であろうかと思いますが、これにつきましては、御指摘のように、閣議の了解を得ました補償基準というものを設けまして、そうしてそれぞれの実情に応じて、できるだけ施……

第26回国会 予算委員会 第18号(1957/03/27、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小滝彬君) これは、裏から申しまするならば、私は防衛力はあくまで必要最小限度の自衛の目的を達成するものであるべきであって、従って、他国に脅威を与えるような、また換言すれば攻撃的侵略的なものと解せられるような程度のもの、あるいはそういう種類のものは持たない。あくまで第一次的な自衛力を構成する限度のものにとどめる、そうすれば、それは憲法の規定にも反するものではない、こういう考え方で進んでおります。
【次の発言】 私は羽生君のような考えには賛成できないのであります。と申しまするのは、なるほどきちんとした限界を数字的に設けるというようなことはむずかしいかもしれませんが、日本といたしましては……

第26回国会 予算委員会 第19号(1957/03/28、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小滝彬君) 防衛力の充実は、ただ部隊を作るだけではございません。国家の経済力が伸びなければ、この国力の基盤というものはよくならないのであって、その意味では、失業者が減る、雇用が増加するということは決して悪いことではない、また、いろいろ新聞などでは書かれているかもしれませんが、去年なども、平均いたしまして五倍以上の応募者を持っております。そして、いよいよ入隊のときに、入るものは少いというようなことも指摘せられておる節がございますしするけれども、これは、募集いたしましたときと入隊いたします際の時間的なずれもありまするので、年々大体二〇%ぐらいは、通知を出したもので入らないものがあること……

第26回国会 予算委員会 第21号(1957/04/24、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小滝彬君) 防衛庁は、かねてより、日米相互防衛援助協定による援助の要請に当り、警備艦を普通にいう駆逐艦をわが国において域外調達をしたうえで、わが国に供与されたい旨米国政府に要請してきた次第でありますが、本年当初に、米国政府より防衛庁に、正式に米海軍の軍事援助計画として、二千三百トン級駆逐艦二隻を日本で域外調達した上で日本に供与する旨の意向の表明がありました。  その後、本艦船は日本において域外調達するも、従来のように、米軍による直接調達方式にはよらず、日本政府に調達を委託する方式によりたい旨の情報を得ましたので、直ちに関係各省間で検討するとともに、他方わが国の事情に適合する調達方式……

第26回国会 予算委員会 第22号(1957/04/25、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小滝彬君) 私どもは、今総理が申されましたように、大規模な戦争が近いうちに起るというようなことを考えておるのではございません。が、しかし、それかといって手放しに楽観を許すことはできない。昨年あるいはその前、これまでの世界の実情を見ましても、簡単にそうした両陣営の戦いというものがない場合においても、部分的に地方的にいろいろ紛争の起ることもあり得るのでありまして、いろいろな場合を想定して防衛力の増強ということを考えておるわけであります。  まず第一点は、どういう規模で起るかということでございまするが、これにつきましては、もちろん専門的にいろいろ議論しておりまするが、一がいにそういうこと……

第26回国会 予算委員会 第29号(1957/05/13、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小滝彬君) この前の小林さんのお話は、私もよく記憶しておるところでございますが、その際に私から速記つきで申し上げましたように、いろいろ係の方では検討しておるけれども、まとまったものではないということを申し上げたんであります。その後、御要求があったことは知っておりますので、それについては、すでに私の方からはっきりここでも申し上げましたし、係の者から直接お話申し上げて、了解していただきたいと思っておりましたところ、係の方の連絡が非常におくれまして、その点は申しわけないと思います。しかし、こういう要求は、委員からそういうまた正式の要求も出てくるだろうというような点も考えたかもしれません。……


■ページ上部へ

第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 商工委員会 第閉会後2号(1957/12/10、4期、自由民主党)

○小滝彬君 ちょっと関連をして田尻さんのお話を、大竹さん非常によくわかったとおっしゃったけれども、私ちょっとわからないのですが、供給源を日本に求めるというのですが、ソ連からの援助というふうなものが減って、日本を対象とした方が非常に重要だと、単純に貿易を促進するための機関であるという考え方なら、まあ五人プラスアルファ、そこに余裕のある点も、おそらく交渉の過程においては、山手君、池田君も表明したのだと思うのです。しかりとすれば、それほど喫緊に、第二次計画もあって、この際協定をしたいという気持なら、その辺はそうあくまでこれにこだわらないでしておれば、そのうち必要性がわかる。日本で正常な活動をすれば、……


■ページ上部へ

第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 商工委員会 第5号(1958/02/27、4期、自由民主党)

○小滝彬君 ちょっと阿部君の質問に関連いたしまして事務的なことをお尋ねしたいと思いますが、これは阿部君のしり馬に乗るわけではありませんが、率直に申しまして、衆議院の予算委員会とか、あるいはこの委員会で、前尾大臣と河野大臣の話を聞くと、ニュアンスが相当違った点もあるので、これは私は何も大臣に質問をするわけではないが、通産省と貿易の数字を作るときに、十分の打合せがなかったのではないか、その辺どうなっておるのかお聞きいたします。というのは、さっき阿部君は三%とか四%とかいうことを言われたが、国民総生産のパーセンテージであって、貿易についていえば一一%以上の伸びを予定しておるわけだ。ところが、物価が昨……

第28回国会 商工委員会 第6号(1958/03/04、4期、自由民主党)

○小滝彬君 これどうですか。もちろん非常に計量器はたくさんあるので持ってこれないけれども、絵ででも見せてもらうとか、あるいは国会中なかなかこれを設置してある場所へ見に行くのも大へんでしょうけれども、御説明もその方が楽だろうし、何かそういう実物に関するお取り計らいを委員長の方でお考えを願いたいと思いますが、いかがですか。きょうじゃなくてこの次のときにでも、絵とかいろんなものがあるだろうと思う。専門家に一応説明してもらう。そうすれば重工業局長の話もわかる。

第28回国会 商工委員会 第7号(1958/03/06、4期、自由民主党)

○小滝彬君 議事進行について。今海野先生に対して答弁をいただくのはありがたいのですが、実は委員長代理も御承知の通り、この前申し上げたのはいろいろわからないのもあるから、むしろ総括的にこの前も委員に十分理解されなかったようなものを、政府委員の方から説明をしてもらおうじゃないかというような話し合いであったように了解しております。そこで、今せっかく耐火度の話が出たからその点はおやりになるとしても、そのあとむしろ質問に答えるというよりも、政府委員の方から重要なものをわれわれに示してもらうような方法によって議事を進行していただきたいと思いますが、いかがですか。

第28回国会 商工委員会 第9号(1958/03/13、4期、自由民主党)

○小滝彬君 今のに関連して、詳細の経歴は要らないが、たしか恩給の特例を受けておる役人で、一年とか、二年とか出かけることがあると思うが、これは数で出すのは簡単だから、それを一つつけ足して出してもらいたい。  それからもう一つ、先般経済企画庁長官がここに出席されました際、私質問して資料を要求したのですが、その中で、三十三年度の三十一億五千万ドルの基礎になる工ーリア・ワイズ、コモディティ・ワイズの表を出してもらいたい。その趣旨は、どうも通産省と話が十分つかないでおられるやに聞き取れる。企画庁長官と通産大臣とは答弁のニュアンスが違っているので、どうもおかしいと申しましたところ、長官は、よく相談して、そ……

第28回国会 商工委員会 第11号(1958/03/20、4期、自由民主党)

○小滝彬君 これは加藤さんにお伺いした方がいいかもしれぬけれども、これは基本的なことを質問して悪いけれども、今のなまゴムや合成ゴムの輸入は自動承認制でやっているのですか、割当制をやっておるのですか。それで、もしその輸入操作によって保護されるようなことになるというと、需要者側についてのいろいろな関係も出てくるんで、その点を説明してもらいたい。  それからもう一つは、これはしろうとなんで、専門家の加藤さんのような方に聞いた方がいいと思いますが、僕のしろうとが感じたことは、特殊合成ゴムというものはペイするとすれば、どうせやるならそれも一緒にやった方が、会社の合理化とか、企業的な採算からいうと楽なんだ……

第28回国会 商工委員会 第12号(1958/03/25、4期、自由民主党)

○小滝彬君 ちょっと関連して今の答弁の前に。今の森君の答弁で、原則論があったけれども、私の記憶するところでは、随契の中には、縁故者に対する随契の相手方は何とかと書いてあるはずなんだけれども、縁故のある方に対しては、特別の随契をすることができるようになっているのではないか。そうすると、ある特定の会社なりが、株主の中で非常に多数の株を取得しようとする場合は、その随契によってそれを抑制することができる、そういう手段は十分講じ得るのであって、現在の財政法によっても、島さんのおっしゃるような目的を達し得るように取り計らえると思うのですが、いかがですか。

第28回国会 商工委員会 第15号(1958/04/03、4期、自由民主党)

○小滝彬君 ちょっと関連質問。今給与の話が出たのですが、在外の者はどうですか、商社なども最近は家族手当を出すところが出たのだが、その一群かしらになる人に妻加俸か何かあるのですか、それとも七百十ドルだけであって、妻はその範囲内で連れて行けば行かれるということになるのですか、その辺をついでに御説明願いたい。

第28回国会 商工委員会 第16号(1958/04/08、4期、自由民主党)

○小滝彬君 私この法案賛成で、皆さんの質疑を聞いていたのですが、その答弁に関連して私は一つはっきりしたいと思うので、簡単にお伺いいたしたいと思います。この第一条に、非常に総括的にやるというようなことが書いてあるので、大いに海外の仕事が多いし、これはまた貿易省でも作るんじゃないかというような意見もありますが、しかし実際の資金面などから見ると、そういう心配はないと思うんです。ただ、むしろ私はこの資料をもらって見ても、今度その出資は二十億あっても、実際に使えるのは一億数千万円、そして昨年の費用と、今年度から使えるのを見ると、大して差がないと思うんです。ところが、従来ジェトロの活動が不十分だったという……


小滝彬[参]委員会統計発言一覧(全期間)
2期- 3期-| 4期|

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(参議院4期)

小滝彬[参]委員会統計発言一覧(全期間)
2期- 3期-| 4期|
第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 外務・農林水産委員会連合審査会 第1号(1956/11/30、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小滝彬君) ただいまから外務、農林水産連合審査会を開会いたします。  慣例によりまして外務委員長の私が委員長の席を汚させていただくことにいたします。  日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との共同宣言の批准について承認を求めるの件、貿易の発展及び最恵国待遇の相互許与に関する日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との間の議定書の批准について承認を求めるの件、海上において遭難した人の救助のための協力に関する日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との間の協定の締結について承認を求めるの件、北西太平洋の公海における漁業に関する日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との間の条約の締結について承認を求……

第25回国会 外務・農林水産委員会連合審査会 第2号(1956/12/01、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小滝彬君) ただいまから外務・農林水産連合審査会を開会いたします。  日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との共同宣言の批准について承認を求めるの件、貿易の発展及び最恵国待遇の相互許与に関する日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との間の議定書の批准について承認を求めるの件、海上において遭難した人の救助のための協力に関する日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との間の協定の締結について承認を求めるの件、北西太平洋の公海における漁業に関する日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との間の条約の締結について承認を求めるの件、以上四件を一括して議題に供します。  昨日に引き続いて質疑を願うわけでご……


■ページ上部へ

第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1957/03/29、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小滝彬君) これは御承知のように、私どもの立場から申しますと、さらに質的、量的に増強しなければならないという考えを持っておるのでありまして、防衛庁限りとしては一つの試案も持っておるわけであります。そこで、実は私どもの方では別の方もふやしたい希望を持っておりましたが、一般の予算編成の方針によりまして、本年度は大体昨年度程度に防衛費をとどめるということになりましたために、特に今年度は質的な方面に重点を置いて、陸軍の増強ということは繰り延べるということにいたしたのでありまして、御承知のようにはっきり、した確定的な計画はございませんけれども、われわれはそうした目途のもとにこの予算を計上した……



小滝彬[参]委員会統計発言一覧(全期間)
2期- 3期-| 4期|

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

小滝彬[参]在籍期 : 2期- 3期-| 4期|
小滝彬[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 4期在籍の他の議員はこちら→ 4期参議院議員(五十音順)  4期参議院議員(選挙区順)  4期参議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。