このページでは石田次男参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。
○石田次男君 私は、ただいま行なわれました、日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約の締結について承認を求めるの件ほか一件に関する趣旨説明を承り、ここに本案が、世界及び東洋における平和並びに日本の安全をめぐって、種々の問題を提起いたしており、かつ、これからの日本の国家的民族的命運を制する大きな課題であることにかんがみ、きわめて限られた時間ではありますが、国民諸氏の声を声として、若干の質問を行ないたいと思います。 まず、条約文中の極東の解釈についてでありますが、政府の統一見解は、中国沿岸と沿海州を除く、こういうことでありますが、日本側の一方的見解では条約とは言えないのであります。……
○石田次男君 今国会でベトナム賠償につきましては、衆参両院で相当長期にわたって議論がかわされてきたのでありますが、私の見たところでは、衆議院におきましては、法理論対法理論の論議が中心であったように考えられます。特に政府の答弁の方は、ほとんど法理論一本やりであったために、国民に十分納得させ、満足させることができなかったように考えられます。また、本委員会におきましては、今までは主として賠償内容についての質疑が多かったように見受けるものであります。しかも、与党側は即時支払、賛成の立場から質問しておられるので、どうも疑問がはっきりしない。また野党側としましては、初めから反対の立場で質問を申し上げておら……
○石田次男君 私は、きょう議題となりました三十二年度決算に対しまして承認を与えんとするものでありますが、まず、ただいまの決議案にありました通り、決算の検査報告の指摘事項は三十一年度の約半数、その金額は三十一年度に比較しまして四割減の十五億円というふうに大幅に減少しましたことを、まず行政技術の進歩といたしまして、率直に喜びたいと思いますこの点は政府当局の努力多とするものでございます。 しかしながら、年とともに世百の経済情勢が少しずつでも安定の方向に向かっておりますし、また少しずつでも各省、各庁の行政も、心理的にも落ちついておりまして、こういう三十二年度であったことを考えてみますならば、また、会……
○石田次男君 五月の二十三日の日経紙ですが、ドミニカへ五年前に行った漁業移民のうち、三家族が帰ってくるという記事が出ているわけですよ。これについて、移民から引き揚げまでの経過を簡単に教えてもらいたいと思います。
【次の発言】 この移民は、外務省の方であっせんして出たのですか。
【次の発言】 これは、あっせんするときに、現地の方へ日本側としてだれか専門家が行って調査したんでしょうかね。
【次の発言】 その調査の報告は、大体どういうふうになっておりましたか。
【次の発言】 さっきちょっと経過を聞いたんですが、この漁業移民が失敗したのは、カリブ海での国際情勢が悪くなったところに原因があるのか、それと……
○石田次男君 私は外交問題を中心として、あと国内問題を若干お伺いしたいと思います。
それで、最初にベトナムの賠償の支払いの件をお伺いしたいと思うのですが、報道によりますと、南ベトナムの軍事情勢がだいぶ逼迫しているようですが、最近の情勢をひとつ簡単に外相にお願いしたいと思います。
【次の発言】 今の外相の説明によりますと、事態の解決は割合に簡単にできそうな、そういう感じの御答弁なんですが、今までのラオスの例を見てもそのほかを見ても、この問題だけは、実例としては全部こじれてきているんですね。で、ベトコンの根拠地は、最初は南部のデルタ地帯で、それから北部の山岳地帯に勢力を持って、それがだんだん岡側……
○石田次男君 私は、主として外務問題をお伺いしたいのでありますが、その前に若干租税の関係についてお伺いいたします。
三十六年度の税収の自然増についてお伺いしたいのでありますが、現在わかっているところでどれくらいの増収になっておりますか。大蔵大臣ひとつ……。
【次の発言】 年度末までの自然の増収をどのくらいと見通していらっしゃいますか。
【次の発言】 このように相当に大きな自然増収があるわけでありますが、これに対して来年度の予算の減税規模はどの程度に見込んでおりますか。私も数字は持っておりますが。
【次の発言】 税制調査会の答申によりますと、今度の予算に対して減税の規模は千七百億程度が望ましい……
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