このページでは石田次男参議院議員の6期(1962/07/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は6期国会活動統計で確認できます。
○石田次男君 私は、総理の所信表明に対し、特に石炭問題につき、公明会を代表して質問を申し上げるものであります。 戦後十八年、石炭問題の歴史は、まことに波乱万丈でありましたが、今日いよいよその結着を迫られるに至りました。 私は、詳細に現地を調査し、たんねんに各界の意見を聴取しましたが、難問山積の実情については、官民、政府、与野党の区別なく、よくよく御承知のとおりであります。すなわち、企業全体の危機であり、労働者二十万の危機であるばかりか、産炭地全住民三百万人の危機そのものであるからであります。したがいまして、石炭企業の立ち直りに五年の歳月を費しているうちに、いな、それどころか、すでに産炭地域……
○石田次男君 簡単に二、三点お伺いしたいのですが、この前視察に参りまして、そこからいろいろ聞いてきたわけですが、先ほども話が出たかと思いますけれども、韓国が李ライン内外で大演習をやっている。これについて、相当長期でもあるようだし、範囲も広いようで、ちょうど漁期とかち合いまして相当漁業の妨げになっているらしいのです。これについて何か外務省のほうで調査なり申し入れ等のことがありましたかどうか。
【次の発言】 それから直接外務省の関係ではないわけですが、他の省庁との連携という点で一点お伺いしたいのですが、たとえば海上保安庁の第七管区あたりの話ですが、装備が非常に古くなって、昭和二十七年の装備とか言っ……
○石田次男君 先に法務省のほうから、きのう質問をしたことの答えをいただきたいと思ったのですが、まだ隣りでやっているらしいので、来ていないから、移住局長から先に質問いたします。
最近進歩のための同盟基金というのを経済同友会の理事の渡辺さんという方が行って、何か相談を進めて取りつけてきたという話を聞いているのですが、その内容をひとつおっしゃっていただきたいと思うのですが。
【次の発言】 これは外務省で委嘱をして行ってもらったのと違いますか。
【次の発言】 今のお話ですと、進歩のための同盟、ラテン・アメリカにつぎ込む援助資金ですが、具体的に日本としてそれに参加をして、日本人の移住者を含めて現地にそ……
○石田次男君 委員会で外務大臣にお会いできるのも、もうきょうぐらいだろうと思いますので、大和さんと重複してくるかもしれませんが、日韓問題と移民の件で簡単にお伺いしたいのです。
日韓問題のほうですが、わが国としては、今韓国は地域限定社会だということを堅持しておられるのですね。その線で交渉していけば、当然請求権の問題についても、北の分はわが国としては認めないという方針で交渉になるのかと思うのですが、その点についてお答えいただきたい。
【次の発言】 実は、午前中に衆議院のほうでも、きょう外務委員会があったのですね。そこで、首相が出ていらして、岡田さんとだいぶやりとりがあったということですが、その骨……
○石田次男君 今度の国会は石炭国会と銘を打って開始された国会でありますが、現在まで衆参両院において、ほとんど本会議以外ではこの問題は触れていないわけです。したがいまして、いろいろ問題になっている点が内閣でどういうように認識しておいでかということが、実はわれわれにもよくわかっていないのでありまして、そういう観点からいたしまして、現在提案されている四法案に入る前に、もっと基本的な問題からお伺いしたいと思うわけでございます。 まず、今度の石炭対策については、有澤調査団の答申を尊重して立てたとおっしゃっているわけですが、あの答申だけでも、相当たいへんな内容を持っているのでありまして、この今出されてい……
○石田次男君 この条約に関係して。イギリスのEEC加盟は、御承知のとおり、失敗したわけです。それは結果論でありますが、それまでの日本政府の判断として、イギリスのEEC加盟が成功すると見通していらしたか、失敗すると見通していらしたか、その辺どちらですか。
【次の発言】 簡単にお伺いしたいのでありますが、今のお答えですと、結局成功するだろうと思っていらしたわけですね。それが失敗したわけです。で加盟が成功するだろうと、そういうふうに判断していらした材料ですね、結局情報源はどの辺にあったのか。つまりジュネーブの青木大使あたりの意見でしょうか。それともアメリカあたりとの情報交換をしているので、それやらあ……
○石田次男君 この事業団がかかってきておりますが、私旅行いたしておりましてこの内容を聞いておらないのです。その点からいいましてダブる点も相当あるかと思いますが、ひとつ質問いたしますから、要を得てお答えをいただきたいと思います。
まず最初に、事業団を発足させるについての基本理念の問題でございますが、何度もお伺いもしたかと思いますが、どういう基本理念で今度の事業団の運営に当たられるか、それを最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今までの移住の実績をずっと見ておりましても、最近においてはこちらの募集人員が予定数に満たなくなっておるわけですね。ドミニカ移民の失敗の刺激もありましょうし、国内の……
○石田次男君 通産大臣が時間にはお帰りになるそうですので、二、三点お伺いしたいんですが、暮れにお伺いした電力業界の石炭需要の問題でありますが、三千万トン程度に及ぶ大口の需要というものは、コスト高のものを引き受けてもらえば、不当損失問題が出てくる、そういうわけで、何らか電力業界のほうから、見返りの要求が出てくるのではないかということをお伺いしたわけであります。電力業界との話し合いは、今までなすっているんでしょうか。
【次の発言】 三十八年度までは話し合いができたそうですが、その以後については、大体、何トンくらいまで引き受けてもらうという予定でしょう。
○石田次男君 まず移住問題について外務大臣にお伺いしますが、今日までの移住行政は失敗の続出でありまして、その行き詰まりを打開するには根本的な対策が必要であるということをしばしば私は申し上げてきたのでございます。ところで、今度移住事業団法を出されたことは、外務当局としてもよほどの決意をもって立ち上がったものだと考えますが、今後の移住行政全体に対する外相の方針と抱負とをお述べ願いたいと思います。
【次の発言】 私も今度の事業団の活動についてはぜひ成功してもらいたいと、こう思っているものでございますが、それについては過去の移住行政の障害やら欠点というものを明らかにして、この新しい事業団に今までのそれ……
○委員長(石田次男君) 一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま、はからずも私が災害対策特別委員長に選任せられました。ごらんのとおりに若輩でありますし、また経験も少なく、微力短才でございますので、はたしてその重責を全うし得るかいなか、まことに心配をしている次第でございます。ただ皆さま方の御好意と御援助を賜わりまして、公平に、誠心誠意をもちまして、本委員会の円滑な運営の実をあげることができますれば、まことに幸甚の至りに存ずる次第でございます。何ぶんの御指導と御鞭撻を賜わりますよう、ひとえにお願い申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手) 速記をとめて。
○委員長(石田次男君) では、ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
災害対策樹立に関する調査を議題といたします。
まず、本年七月以降災害の被害状況並びに対策等につきまして、政府から説明を聴取することといたします。北川総理府参事官。
【次の発言】 中西農林大臣官房長。
【次の発言】 畑谷建設省河川局長。
【次の発言】 ただいまの説明に対し、御質疑のおありの方はどうぞ御発言願います。
【次の発言】 大体そういう方向でひとつ進めてまいりましょう。
他に御発言ございませんか。――他に御発言もございませんようですから、本件に対する質疑は後日に譲ることにいたします。
本日は、これにて散……
○石田次男君 今度の災害につきまして犠牲者の方々には深い哀悼の意を表しつつ、質問申し上げるのでありますが、私も十日の早朝から十一日までずっと現地におりまして、いろいろ実地にこの目で見、各関係の方たちとも会いまして、この事故について、あるいは事後の処理についての動きや、意見等も聞いて来ましたが、まず第一に、十一日の午後四時ごろ灘尾文部大臣が市役所と、鉱業所へお見えになりましたが、これは政府の派遣でございましょうか。
【次の発言】 正式な政府の派遣ではないということでありましたが、それにしても、やはり現職の文部大臣でありますと、私人ではなくて、公人ということが二六時中つきまとっているわけであります……
○委員長(石田次男君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の変更について御報告いたします。
本日、永岡光治君が辞任され、米田勲君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査として、本年七月以降の災害の被害状況並びに対策等に関する件を議題といたします。
本件については、すでに報告を聴取いたしておりますが、なお、補足して御説明願うことといたします。中西農林大臣官房長。
【次の発言】 次に畑谷建設省河川局長。
【次の発言】 後藤警察庁警備第二課長。
【次の発言】 本件について御質疑のおありの方は、順次御発言願います。
○委員長(石田次男君) 一言ごあいさつ申し上げます。
前回に引き続きまして、また委員長の大任を拝することになりました。皆さまの御推挙のおかげでございます。微力でございますけれども、どうかひとつ今後よろしくお願いいたします。
【次の発言】 ただいまから理事の互選を行ないます。
本委員会の理事の数は四名でございます。互選の方法は、投票によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に稲浦鹿藏君、藤野繁雄君、吉田忠三郎君、村尾重雄君を指名いたします。(拍手)
○石田次男君 私どもの党も、最近ごく少数ですけれども、一番被害が多かったといわれる十勝の開拓農家を中心にして、実地に様子を見てきたのでございます。その間、なまなましいいろいろな問題が出ているわけでありますが、こういう五百億という大きな災害があったのでありますから、大臣は現地を一回ごらんになったらいかがかと私は思うのですけれども、そういう御意思はおありかどうか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 大臣は、実はおいでになったことは聞いて知っておりましたが、どの程度までおいでになったのか、そこのところが伺いたいのです。一番被害の多いところでは、ことしの収入は現金で三万から四万程度で、あとは一銭も……
○石田次男君 いま光村さんの質問したとき、私農水におりましたので、どのようなことをお尋ねになったかわかりませんから、ダブるかもしれませんが、その点御了解をお願いしたいんであります。この法律案要綱及び提案理由の説明書、これらを中心にして、いろいろ質問の点を考えてみたんですが、順序も不同になると思いますので、その点も御了解をお願いしたいと思います。 まず先に、原子力船の開発ですが、御承知と思いますが、私どもの党では、原子力の平和利用は大いに推進をしたい、軍事利用は絶対に反対、こういう基本線に立って一切を判断しております。それについて、当然、この法案等は結論的に賛成であります。で、大いに平和利用の……
○石田次男君 簡単に三点お伺いしたいのですが、いまの電力は、申し上げるまでもなく、水主火従、火力のほうが圧倒的に少ないのですね。今後原子発電なんかもおいおい出てくるでしょうし、火力はオイルのほうがやりやすい、まあ単価も安くて、炭のほうが悔い、これが実際の発電所の常識になっているようです。そうして石炭業界のほうを見れば、大体五割近いものを電力業界に引き取ってもらわぬと生きていかれぬ、これは電力業界のほうの事情です。そうした場合、両方見合わせて炭価なんかをきめても、両方の操作をしていくのは通産大臣だと思います。この電力用炭の需要の伸び縮み、それから電気需用の増大ですね、全国的な電気需用の増大、その……
○石田次男君 関連して一つ。いまの問題ですが、そこのところは常時作業に入っていないのですね、そんなら袋になっておるわけですよ。そこのところへガスの検定機、測定機みたいなものを一つ置いて、それを時間をおいて見に行くというようなシステムはとっていなかったのですか、それもしてなかったのですか。
【次の発言】 また次の機会にこの問題をやるということですから、二、三問だけお伺いしておきたいのですが、一番先に巡回指導監督の問題です。鬼木委員が本会議でもって聞いたのですが、現在のところ、四半期に一問ぐらいずつ巡回検査をやっている、こういうことですね。
これは現在の監督官の人員その他から見て手一ぱいなのか、……
○石田次男君 去年の十二月十八日にちょっとお伺いしたのですが、十勝の冷害に関係して、あちらの開拓農家の児童たちが給食を受けておらない模様であるから、文部省と連絡して実態を調べてくれと申し上げたのですが、それはどうなっておりますか。
【次の発言】 給食費の支払い困難な人たちは相当いるわけです。小学校で大体二百五十人以上、中学校で四百六十人ばかり。これは帯広の管内だけですが、私の言っているのは。そのほかに未実施校というやつがあるわけですよ。この前お伺いしたのはその分なんです。どうしてこういう未実施校というのが出てくるかということですね。これは都会では考えられないと思うんですが、その点はどうか。
○石田次男君 関連。いまの答弁ですが、具体的には、都道府県の知事が一体だれに諮問して、だれを中核にしてそれをするのか。
【次の発言】 県内の学識経験者なんかをおすすめして、それらの意見をまとめて、知事さんにきめてもらいたいと、こういう意見ですね。ところが、この問題については、専門的な知識が非常にいる問題ですよね。そう簡単に各県に学識経験者なるものがいると考えられますか。現に国でさえも迷っているじゃないですか。私は、これ考えてみると、この機械化ということは、ごく最近日本の国でも緒についたばかりでありまして、むしろ中央自身が迷っているのじゃないかと思うのですよ。その証拠には、この法案見ても私さっぱ……
○石田次男君 この法案の二ページの後半ですけれども、条文の中で「開拓著の農業経営改善のために行なう専業」として、特に「改善」という項目が入っているんですが、これはどういう意味ですか。
【次の発言】 いまの説明、わかったようなわからぬような状態なんですけれども、そうすると、いままではそういったいわゆる団体がやっていたような仕事は、この資金にはさせなかったんですか。
【次の発言】 やっていた……。
【次の発言】 そうすると内容的には変わらないですね。
【次の発言】 いまの御答弁ですがね、まあ内容的には変わらないというわけですね。それで法文の整理上こうしたというのですが、意図はそれだけのものでしょう……
○石田次男君 この法案がかかってくるにつきまして、いろいろ現地のほうの話も聞いてみたのでありますが、最初に、八郎潟を埋め立てするときには一部の、県内のいわば政治関係の一部の人たちを除いて、あとは一致して反対だったそうですね。それが今日までの経過で、とにかく埋め立ててし在ったわけです。聞くところによりますと、ことし一ぱいで排水が完了すると、こういうふうに聞いておりますが、この見通しは見通しどおりにいきそうですか。
【次の発言】 それで、現地の話によりますと、とにかく現在においてはほとんど埋め立て完了という見通しの段階にきて、これから新農村をつくるというところにきている。いままで県下の反対が全部あ……
○石田次男君 この問題は酪農全体の問題に目を通して考えないと正確な姿が出てこない問題であると了解しております。 それで、まず需給並びに酪農が現在おかれておる現状というものですね、どう御理解なさっておるかという点からお伺いしたいと思います。端的な例で申し上げますと、これは新聞に出ておった資料でありますから、若干是非の論議はあるとしても、筋には違いはなかろうと思う点があるわけです。それは、米作の場合には、大体勘定してみると、一日当たりの農民の手取りが、労働量が千三百九十円程度につく。それから畑作の中でジャガイモの場合には七百五十円程度につくというのです。ところが、乳業者の労賃を計算してみると、五……
○石田次男君 今の時点におきまして、調査団からまだ原因の発表をする段階でない、調査中であるということでありますが、炭車の暴走を中心として炭じん爆発であることはほぼ間違いないと思います。そうすると炭じんが問題になるわけですね。これについて、炭じんを清掃するとか、あるいはその付近の諸設備の保安に当たるとか、そういう保安要員というものが、当然大きい影響を持っておるはずであります。でこの三川坑について、保安要員は人数の最大時、何人これに当たっておったか、また最近は何人で、どの程度のことをやっておったか、重複するかもしれませんが、その点をお尋ねいたします。
○石田次男君 二、三点、質問さしてもらいたいのですが。
【次の発言】 まだ現地調査以前のことでございますから、詳しいこともできませんが、きのう若干調べたところによりますと、この夕張炭鉱では毎年事故が起こっております。もちろん全部がガス爆発等のためではありませんが、三十五年に四十二人、六年が六人、七年が七人、八年が六人、九年が七人というような状態でありまして今度の災害を迎えたわけであります。日本としては大きい炭鉱で、しかも、伝統もあって、設備も整っているはずのこの夕炭でこういうふうに事故が起こるというのは、炭鉱自体の保安体制に何か大きい欠陥があるのじゃないかと思いますが、それに対する通産関係の意……
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