このページでは山本杉参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。
○山本杉君 ただいまの御説明の中で、これは私の思いつきました追加でございますが、おむつの問題については、お気づきがなかったというようなお話でございますが、このごろ、紙のおむつができておりますから、それとおむつカバーなんかお配り下すったら、どんなにかいいと思います。
○山本杉君 ちょっと関連して一言局長に伺いたいのでございますが、私も今鹿島さんがおっしゃったように、医師会の立場では、監査方式を変えてもらいたいという意図を持っているというふうに理解しているんでございますが、局長の御説明では、何か医師会の幹部が会員の指導に手落ちがあったからというのであやまりに行ったように伺ったのでございますが、そこを一つはっきりさせていただきたい。
○山本杉君 別のことなんでございますが、ちょっと厚生省に続けて伺いたいのですが、こういう人でなくて学校を出ていながら国家試験に通らないお医者さんがどのくらいあるのか一つ……。
○山本杉君 私の伺いたいことは、皆様からも話が出ましたから今さら伺う必要もないのでございますけれども、最後に一つだけ今の上原先生の御質問に関連して、先ほど来局長さんのお話の中に、薬事監視ということをおっしゃった、それから事実上の指導をしていきたいということをおっしゃったのでございますけれども、昨日も私現場へ行って見ておりますときに、さっきお話が出ましたように、一般の買いに来ておる大衆というものは安ければ安いほどいいとか、あるいは電車賃を使っても来た方がいいのだというような考え方でそこへやって来て行列を作っているわけでございますが、これは魚屋や何かの乱売と違いまして買う方の側が無知である、鑑定力……
○山本杉君 坂本先生がいろいろ御質問になったので、あとは蛇足でございますが、さっき都民の関心というような点からの御質問がございましたが、それでもう一点だけさせていただきたいんですが、それは狂犬病の予防注射をしますと、コルサコフ病ですかということを非常に心配する向きがございますが、はたして狂犬病でなかったなら、注射しなかった方がいいんじゃないか、さっそくにお手当があったと思いますけれども、これに対してどういうふうにお考えでございますか。
【次の発言】 こういうふうな事故が起こるということは、これは今度のことばかりじゃございませんけれども、日本では科学の研究が非常に進歩しているのでございますけれど……
○山本杉君 きょうは婦人の立場から、レディ・ファーストで質問をさせていただけるそうでございますから、一つ大山局長に最初に少し総括的なことになりますけれども、何と申しましても、未亡人に対する考え方なのでございますが、これは古い話になりますが、男子の先生方はあんまり御存じないと思いますから、申し上げさせていただきますけれども、貝原益軒の書いた女大学の中に、未亡人というのは食べる能力がないから、夫に死に別れたら野たれ死にをするかもしれない、野たれ死にをしてもいい、再婚は相ならぬというようなことが書いてあるのでございます。あるいは先ごろインドに参りましたときに、インドの町に未亡人の群れが歩いておりまし……
○山本杉君 高野委員の御質問に関連して、私はちょっと厚生大臣に伺いたいと思うのです。
今度、薬事法が改正されますにあたって、旧薬事法が制定された当時より国民の医学的知識の水準というものは、格段の差で進歩しておると思います。それで、この三十九条に出ております医療用器械でございますが、これは理学的あるいは光学的な面で非常に高度のものができているのでございますけれども、これをどうして薬事法の中にお置きになるのか、医務局の所管になさるわけにはいかないのかというようなことを御質問したいと思うのです。
【次の発言】 もう一つ大臣に伺いたいのでございますけれども、これはさっき坂本委員の御質問の広告に関連し……
○山本杉君 総括的な質問でございますので大臣に伺ってみたいと思いますが、今度のこの薬事法の改正というものは、この前にも申し上げたように、新しい医療制度の確立を目ざして、公衆衛生、それから医療の体系的な整備というものをはかろうとしていらっしゃるわけなんでございます。そうして、その中で薬剤師さんたちのプロフェッショナルな社会的地位の向上ということが目ざされていると思うのでございますが、それにもかかわらず、逆行的なにおいがあるということをこの前申し上げたのですが、きょう、その一つのことを伺ってみたいと思います。それは、薬というものは、必要に応じてのみ使用すべきものだから、乱売を取り締まらなければなら……
○山本杉君 総理は、現実の政治のあり方として、国及び国民の安全確保こそ政治家の課題であるとお述べになっておられます。そして理想としては、安保体制の要らない世界の状態を望むということをはっきり言っていらっしゃるのでございますが、今の政治の面で恒久の平和をかちとるためには、現実の実相の把握こそ望ましい。そこに自由と民主主義を守る道があるのだとおっしゃいました。これは世界の現実を直視し、九千万国民を乗せた船のかじをとる責任者の言葉として、切々と胸に響くものがございます。このように、高度の理想を持ちながら、複雑な国際情勢に処して政治が行なわれているこの国の現実の中で、それとほど遠い観念の世界で、日本の……
○山本杉君 葛西さんのお言葉の中に、患者サービス、それに機械を買うということをちょっとおっしゃったのですけれども、患者還元とか、従業員還元ということについて具体的にお聞きしたいと思いますので、どうか一つ……。
【次の発言】 給与規程というものは、本社において、本部においてするとさっきおっしゃったのですが、今のお話では、金が余れば従業員の待遇改善をするとかいう御説明でございますが、これはどういうふうに……。
【次の発言】 労務管理の話が出ましたからちょっと伺いたいのですが、それは百以上病院が全国でおありになるわけですが、労務担当の職員というものはあったのでしょうか、なかったのでしょうか。
○山本杉君 先ほど業務局長は切りかえるか切りかえないかわからないと申されましたが、ことし生ワクチンを飲ました小学校のことを聞きますと、三回注射した人もみんな飲みなさい。そうするともう切りかえちゃっておるんじゃないですか。
○山本杉君 私が御質問申し上げたいと思いましたことは、相馬委員も、それから今坂本委員からも出たのでございますが、一昨日の、十九日の一斉休診の問題でございますけれども、私は良識ある医者というものがストライキ的な印象を国民に与えなければならない、こういうようなやり方というものをするということに対しては、非常に私自身としては、これは残念なことだと思うのでございます。それで大臣も問題の根本的な解決をはかりながら一つ一つ片づけていきたいということをはっきりおっしゃっていらっしゃるので、この点については、大臣自身もほんとうに片づけて下さるものと私は信じておったのでございますが、とうとうあのような状態に追い……
○山本杉君 返還期限というものがだいぶ長くなりまして、それによって今まで五年なら五年で返しかねた人というようなものも十年になれば返せるというお見込みがあるのでございますか。
【次の発言】 その制度の活用をして下さることはけっこうなんでございますけれども、そうしますと、その返還期間の延びたということによって、その資金の有効度といいますか、それはずっと高くなるわけでございますね。
【次の発言】 今、勝俣先生が御質問になったその前の段階なんですが、局長がおっしゃったように、昨年の流行の時期に保菌者がたくさん発見されたということですけれども、その保菌者が出ました数、率、それからヴィールスをどういう方法……
○山本杉君 さっきの北海道の坂本委員の免疫の御質問にちょっと関連してでございますが、これににらみ合わせて北海道の今度の予防接種をやっていらっしゃるわけですか。
【次の発言】 もう一つ。第一回の注射だけでもう免疫性は得られるものでございますか、今度の。
【次の発言】 臨時措置をなすって相当効果は得られるわけでしょう、それでも。
【次の発言】 熊本の調査、なかなかよくなさいまして、私もいろいろ教えていただいたのでございますが、こういうふうに疫属を追いかけて、そうして厚生省が対策をしていらっしゃるということ、法律によって三才までの子供は必ず予防接種をする、それからその上の子供も場所によってはしてもら……
○山本杉君 関連して。今の御説明の不活動性の中の在宅治療六万人のうちのどのくらいが活動性の在宅治療に加わるお見込みですか。
【次の発言】 大へん大ざっぱな質問でございますけれども、今度結核予防法の一部が改正されて、命令入所に今お話の通り五十億もの予算をとっていただいて大へん私どもは喜んでいるわけでございます。十年後こういう調子だったら結核を撲滅することができるであろうというようなことをある方から伺いましたけれども、まあ今御説明によりますと、二百五十七万人もまだ登録患者があるというようなわけでございまして、そしてまあ話が飛びますが、一般階層よりも要保護階層の罹病率が一三%も高いというような説明を……
○山本杉君 第二班は、須藤五郎、小山邦太郎、山本杉の三委員をもって、香川、愛媛両県を二月五日から七日間の日程で視察して参りました。この間、各県庁で説明を受けるとともに、オリーブ試験場でオリーブ栽培の実情を、高松、坂出市において塩田の転換状況を、また農業法人、急傾斜地帯の農業等について現地視察を行ない、あわせて住友化学新居浜工場、丸善石油松山工場及びウルシ工芸品製作所等を見学して参りました。 これらのうち若干の重要点について御報告を申し上げるわけでございますが、これは速記録に譲ることにいたしまして、これで御報告を終わります。
○山本杉君 池田総理は、このたびの施政方針演説の中で、政治の姿勢を正すということを強調されております。政治の姿勢を正すということは、第一に民生の安定であると思います。いかに福祉国家建設を唱えても、真の民生の安定が得られなければ、それはお題目にすぎません。そこで一番大切なことは、何といっても国民全体の富の増加でございます。このために所得倍増計画が打ち立てられ、国民の物質生活の充足向上と、国の経済成長がはかられております。国民の多くは、国家のこの行き方と世界の経済伸展とが共にあるという期待と喜びを持っております。従って民生を安定する社会保障というものは、階級闘争によって富めるものの富を分配して、そ……
○山本杉君 局長に伺いますが、今度法律を改正して、とにかく徹底的におやりになることはわかるのですが、すっかりなくすことはできますか。見通しはおありですか。
【次の発言】 ちょっと一つだけ。さっきの御説明の中で、取締官には尋問権がないとおっしゃったのですが、そうなんですか。
○山本杉君 婦人保護費の問題ですけれども、ちょっと長期収容施設でございますけれども、一カ所百人収容で新規についたわけですけれども、その場所はもうきまっているのですか。
○山本杉君 大体、鹿島委員の御質問で尽きたと思うのでございますけれども、私からも一言聞かしていただきたい。 それは、医療金融公庫というものが設立されたときの趣旨が、長期かつ低利ということでありましたし、私的医療施設に対する貸付ということで私どもは承知して骨をおりました立場でございますが、それにもかかわらず、乙種の増改築の資金が八分の利子であるとか、あるいは運転資金だとか、機械購入資金は九分にするといったような不合理な点がある、それを改めてもらいたいという願いを今日私どもは持つわけでございます。それにつきまして、ただいま御説明の中で、当初は資金不足であったということやら、また、医務局長が従来の……
○山本杉君 ちょっと話が先にいくかもしれませんが、灘尾厚生大臣がいらっしゃいましたから、一点だけ伺ってみたいと思いますが、今度できますこの調査会は、適正な医療報酬の算定の基準に関する事項を調査する、そうしてみずから調査審議する、そうして厚生大臣は合理的な資料ということをおっしゃっている。これを厚生省にお命じになって、そうして厚生省を法律的に縛るものではないけれども、その共通のものさしを得たいのだとおっしゃっていらっしゃるのでございますが、私が伺いたい一点というのは、とにかく今の医療制度というものが非常に複雑になって参りまして、今までは医師法であるとか、あるいは医療法というような法律でささえられ……
○山本杉君 私は簡単に一つ二つ大臣にお伺いしたいと思います。医療整備計画案の審議が始められたそうでございます。そして医療制度調査会は六月までに結論をお出しになるということでございますが、厚生大臣は一昨日でございましたか、社会労働委員会の方でもこの問題についてお答えがあったのでございますが、いろいろの方面を含めて国保の改善充実ということから切りかえていきたい、どこまで行けるか、まあやれるだけやってみたいということをおっしゃっておったのでございますが、私は何としてもこの際本腰を入れて医療の内容を改善していただかないことには、この問題はいつまでも日本の社会のガンになるだろうと思うんです。そこでどの程……
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