このページでは山本杉参議院議員の6期(1962/07/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は6期国会活動統計で確認できます。
○山本杉君 関連。薬務局長並びに保安局長にお伺いしたいのですが、先ほど来からいろいろお話を伺っておりまして、大体分析、追及は十分にしていただいているのです。そうして、この委員会がこの問題を取り上げる以上は、何としても麻薬は撲滅しなければならぬと思いますが、今後その方向に向って、今も丸茂委員から、予算の要求があれば幾らも努力するというお話があった。また、さっき藤原委員が、中途半端では困るということを言っていらしたのでございますが、伺いたい点は、私どもも一生懸命いたしますが、必ず日本からこの麻薬禍を撲滅する自信がおありでしょうかということを一言伺っておきたい。
○山本杉君 ちょっと追加して厚生省に伺いたいのですが、このゼクチオンの結果、水俣病と脳性小児麻痺の患者が同じ結果が出たから水俣病と断定したとおっしゃっていますが、それはどういう点で、専門的なことを……。
【次の発言】 その断定をしていいというポイントを伺いたい。
【次の発言】 赤ん坊はその貝を食べていないから、それで脳性小児麻痺という病気と水俣病が違うわけだと、こういうわけなんでしょう。それで、その赤ん坊を生んでいるお母さん、そのお母さんに何か問題があったでしょうか。
【次の発言】 それでお母さんがやっぱり症状が出ておりましたですか。
○山本杉君 大体皆さまの御質問で質問は尽きたと思います。それから、先ほど渡海政務次官からの御答弁で、大体私はもう問題は残っていないと思うのですが、今度のこのコレラ問題に対するやっぱり問題のポイントは空港検疫、それと、もう一つ予防注射の問題が残っていると思うのです。で、今度の患者が予防注射を三月の五日と十二日に受けていながらインドで感染をしたということ、これは私どもが海外へ向かって旅行をする場合でも、また、今後旅行者を迎える場合にも、一番大きな問題点じゃないかと思うのでございますが、もし注射をしていてもこういうふうな感染のことが起こるとすれば、注射というものに対してもう少し専門的に、学問的にはっ……
○山本杉君 ちょうど厚生大臣もおいででございますから伺いたいのですが、この間、藤原道子さんから、環境衛生の問題について、特に赤痢を取り上げて御質問があったのでございますが、たいへん不幸なことに、今度日本では一流中の一流といわれる帝国ホテルであのような真性赤痢が出て、自発的に営業を中止するような格好になったということでございますが、それに対して厚生省のお考えを伺いたいと思います。
【次の発言】 帝国ホテルのこの間の赤痢について、質問のあとでございますが……。
【次の発言】 それじゃ、さらにお聞きいたしますけれども、優秀な薬が出てきて病気がなおるという一方、赤痢がますますふえるというような傾向にあ……
○山本杉君 麻薬の問題は大体済んだようでございます、皆様の御質問が行き届いておりますから。大体私たちが期待したような段階にまでいったと思いますけれども、また一、二点ちょっとお伺いしてみたい点がございますから、きょうはそれを伺わせていただいて、簡単な質問でございますから、要点だけをお答えを願いたいと思います。というのは、この前お話が出ておるのでございますが、入院の期日の問題、それから、もう一つは、アフター・ケアの問題、で、今度入院のほうを含めまして六十日間の治療期間ということになっておるのですけれども、それのそうきめた理由については、この前、藤田さんの御質問に対してお答えがあったようでございまし……
○山本杉君 神田厚生大臣が、医療担当者側にも一、それから支払い者側にも満足を与えるように、一生懸命中医協の答申を土台において御苦労いたしておることはよくわかるのでございますけれども、いま竹中委員のお話の中にもございましたように、医療費の増高するということは、必ずしも医療担当者の収入を上げることにはならないのだという点、それで、この医療担当者が適正な収入がございませんといろいろな問題が起こって、品性が悪くなったりするようなことも考えられるわけで、さっき大臣がおっしゃいましたように、一部の適正を欠く医師云々というようなお話が出るようなことになるのだと思うのです。それで、神田構想のことになりますけれ……
○山本杉君 笠原参考人がお帰りになるような御様子でございますから、ちょっと伺わせていただきますが、さっきのお話の中で、学問的には、あるポリオのワクチンは危険が感じられるものがないわけでもないけれども、臨床的にはだいじょうぶだというようなお話でございましたが、ちょっとそこのところを詳しくお教え願いたい。
【次の発言】 いまお話の、その危険性というものはどういうことなんですか。
○山本杉君 関連して、私もちょっと伺わせていただきたいのですが、大体前にお述べございました参考人のお話は伺いかねたのでございますが、松本教授のお話を少し伺いまして、なお、丸山教授のお話を伺って、そして私もいま丸茂さんと同じような疑問を持ったわけでございます。丸山参考人が、動物実験や臨床実験で安全でも、毒は毒、薬は薬ということばでおっしゃた。そして、科学的に結論が出なければ尚早であると思うということをはっきりおっしゃっておるのでございますが、衛生学者としてのお立場から、学問的に何を基準にしてそういうふうにおっしゃるのか、伺いたいと思います。
○山本杉君 私はラジオでちょっと聞いただけですけれども、非常ベルがこわれておって、二階にいた患者はほとんど火事になったのを知らなかった。もう火が回ってきてやっと気がついたというようなことをラジオで聞きましたけれども、そういうようなベルがこわれているというようなことを、いまのお答えのように、これから気をつけるというのじゃなくて、具体的に調べ、そしてそれをちゃんとしなければならぬという規則はないものでございますか。
○山本杉君 厚生大臣にちょっと伺いますが、その改正そのものに反対であったとおっしゃられた理由をもう少し詳しくおっしゃっていただきたいのです。改正そのものに反対とおっしゃられた理由。
○山本杉君 今度、社会保障研究所というものができまして、そして、私どもはかねてから頭を悩ましておりますところの医療問題、社会保障の中の医療保障の面における適正なといいますか、さっきお話がございましたように、経済学的な、あるいは財政的な基本的な問題を学問的に解決するんだという御説明でございました。そして、また、この医療費の基本的な研究をしていくという中で、医療の適正化とか、あるいは医師の社会的地位の確立というようなことも取り上げていらっしゃるようでございますが、どうか私たちが願っておりますような、ほんとうに納得のできるような研究所にしていただきたい。そういう意味において、いま佐藤先生からも希望が……
○山本杉君 私は、ちょっと藤原さんの御質問の中で、一、二点伺いたいと思いますが、さっき二十二日の日に視察をなすってごらんになった現実の問題の中で、四〇〇CCとか、そうして月に四十六回もとっているとおっしゃったのですけれども、月に四十六回、医学的に考えて、私はとてもそれはとれないことだと思うのです。とってみなくちゃわかりませんけれどもね。とってみても、そういう人は血が出ないのです。だから、それは私はあり得ないことだと思いますが、さっき熊崎局長のお答えの中で、名前をかえてきたりいろいろして、なかなか監督したいけれどもできない面があるとおっしゃった。そういったことに対して、もう少し今後はっきりした、……
○山本杉君 文部大臣にお願いを申し上げます。 総理は、経済成長は手段で、人つくりは目的だと、こう言われております。そして総理府に青少年局をつくり、厚生省の児童局を家庭局に変えられました。このようなことは、歴代の総理の中で初めての業績だと私は思うのでございます。しかし、これだけではまだゼスチュアがうかがえるのみではないかと思います。西独ではすでに第二次大戦後家庭問題省というものをこしらえ、これに青少年問題を加えた省ができておるのでございます。またフランス、スエーデンなどもこれと同じものをつくったと聞きます。新興国家でも、家庭をポリシーの中にその重要性を認めて、独立省をつくろうとしている目ざめた……
○山本杉君 厚生大臣に伺いたいと思います。国民医療のねらいは医療費の軽減ということと、万人がよい医療を受けられるということでございますが、それには医者が絶対に必要なんですが、それなのに、なぜ政府は医者の養成を私立学校に依存しておくのでございましょうか。まずそのことを伺います。
【次の発言】 いまのお話は、私立学校に依存するのをやめる気はないというふうに伺いました。今日、医者になりますのは大体において自家資本なんでございます。それで、私立の場合はほとんど家庭の資本で、国家補助というものは全然ないのですが、どれだけ金がかかるとお思いでございますか。
○政府委員(山本杉君) この行政相談委員を法制化するということは、ただいま伊藤委員から御指摘のとおり、たいへん必要な措置であるということは考えておるわけでございます。ただ相談委員の活動というものは、行政全般にわたる国民の苦情を聞き、その相談に応ずる業務というわけでありますので、対国民、対官庁関係について活動範囲は広範にわたり、権限をいかに規定するかという問題があります。この点は慎重を期する必要があるというわけで、したがって、現在では委員の実際の活動状況を分析研究して、どういうふうに規定するかということを検討している段階でございます。
【次の発言】 ただいまの行政相談委員制度を三十六年に始められ……
○山本杉君 この際ちょっと労働大臣に伺ってみたいと思いますことを二、三関連で伺えばよかったのでございますが、あとにまとめさしていただきましたが、第一は、日本のこの労使関係でございますが、これがこのような状態でいいとは私どもは考えられないのでございまして、この労使関係の安定と近代化ということで労働問題懇話会などをお設けになって、そうして、予算を計上していただきましたことは、たいへんけっこうでございますが、私は、むしろこれをもう少し思い切ったことにしていただいて、労使の間の共同決定法的な経営の仕方へ持っていっていただくようなお考えはございませんでしょうか。西ドイツでその法律を作ってやっておりますが……
○山本杉君 ちょっと関連。この数字ですけれども、きのうもちょっと伺ってみたかったのですが、この中には麻薬関係は入っておりませんか。
【次の発言】 この年令で麻薬の犯罪というのはございますか。
【次の発言】 何才ぐらいですか、それは。
【次の発言】 きのうの朝でしたか、アルゼンチンの大使をしていた人で津田さんですが、アルゼンチンでは、日本の移民が何十年も向こうに生活しているけれども、一度も警察の御厄介になったことがないということを言っておりました。それからまた、昨年の秋私アメリカに行ったときに少年審判所などもたずねたりいろいろいたしましたが、日本の子供の犯罪というものは数字の統計の上に出てきてい……
○山本杉君 ただいま御説明のございました内廷費六千八百万円で八百万円の増加ということでございますが、そういうこまかい内訳については、これは皇族費も同じでございますが、御説明はいただけないのでございますか。
【次の発言】 ただいまの御説明でたいへんよくわかりましたが、この内廷費の中に職員給与というものがあるということを言われましたが、これは宮内庁のお役人とは違って特別なものなのでございますか。
【次の発言】 今度義宮様が御結婚になるのでございますが、そういう費用はどこに入るのでございますか。
【次の発言】 少し違う問題でありますけれども、この間私岡山にまいりまして、いろいろ話を聞かされてきたので……
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