このページでは佐藤芳男参議院議員の6期(1962/07/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は6期国会活動統計で確認できます。
○佐藤芳男君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいまの御報告に対しまして、若干の質問をいたしたいと思うのであります。 昨日十三時二分、突如として起こりました新潟地方を中心とする大地震は、その震度において、かつての関東震災に次ぐものでありまして、その被害と混乱は真にはなはだしく、けさ午前三時現在、わが新潟県における状況を私はキャッチをいたしたのでありまするが、大体は、ただいま一時現在の御報告がございましたが、それとはなはだしき相違はないのでございますが、しかしながら、時間の経過とともに、だんだんとその被害が数字の上においても増してくることは明らかだと思うのであります。私はこの際、まず、た……
○佐藤芳男君 私も法律の専門家じゃございませんが、私の知り得る知識から申しまするというと、裁判が進行中のさなかにおいて和議が提訴されますれば、もちろんその裁判は停止されまして、しかも、和議が成立をいたしますれば、その和議条件に一切の権利者は、債権者は従わねばならぬ。したがって、和議の決定条件によって二五%支払いを受けて、その後において残額について訴訟を起こすということは、一体可能ですか。私は不可能だと考えますが、この点の御見解を明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、前払金の保険の問題は、和議の範囲を越えておる、和議条件の範囲ではない、かように解釈されておるのでご……
○佐藤芳男君 私どもの班は、六月十四、十五の二日間、神奈川、静岡の両県下に派遣せられました。参加委員は、大森、和泉の両委員と私とでありました。 以下、実地視察の概要を御報告申し上げます。 視察日程の第一は、三島付近下土狩の新幹線用地の取得の問題であります。 この用地は、伊豆箱根鉄道会社の所有地で、その前身たる駿豆鉄道が経営しておりました鉄道の廃線跡の路盤なのであります。 今回の新幹線と交差しますのは一千四百九平方メーターでありまして、国鉄が近隣を買収した際の価格標準に基づきまして、五百二十八万円で買収しようということで伊豆箱根側との間に契約手続を進めつつある状況であります。 現場では……
○佐藤芳男君 ただいまの問題に関連いたしまして、家族の給付の問題でございますが、西村厚生大臣が、このたびの予算編成のときに非常に御苦心をされましたととは、私はよく了承をいたしておるのであります。また、厚生省くらい重要な項目をたくさんかかえておいでの省はないのでございまするから、それらのにらみ合わせにおいて、今、すぐ直ちに実現のできないことも、また私どもも了承をするのでございますが、ただいまお話のございましたように、できる限りすみやかに家族に対する給付も行なうという熱意のほどはわかったのでありますが、その手段といたしまして、次のようなことをお考えになるというわけにはいかないものかと私は考えます。……
○佐藤芳男君 関連して……。大権なかりせば、戦争は起こらなかったかもしれません。この御発言に対して、私はちょっと大臣の真意を伺っておきたいのであります。おそらく大臣がかように答弁されました真意を私がそんたくいたしますならば、大権機構というものがあったから、それは形式論からして、宣戦布告に相なったのだという、こういう形式論で一応の答弁をなすったのかもしれませんし、または大権が天皇にあったから、いわゆる袞龍のそでに隠れて非望をいたす者も生じたのだと、こういうような意味も解釈できるのでありますが、ちょっとそういうような解釈でなしに、ただ軽く聞いておりますと、天皇が明らかに戦犯のような印象を国民に与え……
○佐藤芳男君 相澤さんにちょっと伺いたいのでございますが、相澤委員の第一問の第二点でありますが、特に横浜地区の接収解除の問題については事こまかにお述べになったのでございますが、私の聞き漏らしかもしれませんし、ちょっと委員長と私語などいたしておりましたので、はなはだ恐縮にわたるかもしれませんが、先ほどのお話は、市当局が政府に要請をしているのでございましょうか、それとともに市議会が決議をして政府に迫っている問題でございましょうか、この点をひとつお聞かせを願いたいと思うのであります。
○佐藤芳男君 先ほど相澤委員の質問に対しまして通産大臣の福田さんは、外国の例を見ても歩積み、両建ては一〇%くらいは信用調査の必要上認めておるからというようなお話がございました。通産大臣の御指導の結果だと思いますが、まるまる財政投融資に依存をいたしておりまする中小企業金融公庫、それから国民金融公庫等はきわめて厳重な調査のもとに貸し出しをされておられるのであります。また中金も同様であるのであります。それで私が伺いたいことは、今日のように中小企業が不況のどん底にあえいでおりまする際には、外国の例というようなことはたなに上げられて、しかも、りっぱに信用調査もできた上でなければお貸しになっていないのでご……
○佐藤芳男君 看護婦の問題が結局医療費の問題に関係を持つ、私はそのとおりだと思うのでございますが、先刻の徳永委員と大臣との応答を拝聴いたしておりまして、特に私は小林厚生大臣にお願いをいたしておかなければならぬ気持ちがわいて出てきたのでございます。確かに看護婦の問題その他の問題は医療費に大きな関連を持つのでありますが、かつて医薬分業の問題が国会で論議をされましたときに、私は、当時衆議院の予算委員会におきまして、医療費の問題はきわめて重要な問題であるが、それに先行すべき問題は医療制度の問題でなければならないということを指摘をいたしたことをただいま思い出すのでございますが、厚生省におかれましては、す……
○佐藤芳男君 私は、たった一つだけ、特に厚生大臣の御所見を承っておきたのであります。 先ほど官房長から、本問題の性格、内容につきまして詳細に御説明がありました。しかも、具体的の内容をもった御説明がありました。それをつづめて申しますれば、きわめて基本的な、総合的な立場に立って調査研究をいたすのだ、しかも、ねらいは、私の察するところ、ソシアル・セキュリティよりももっとこえて、ソシアル。ギャランティの立場までお考えであると、かように推察をいたすのでございますが、こういうような重大な使命を持っているものであるといたしますならば、私は、今回の予算を見ますと、その少なきに驚くのでありますが、私も社会保障……
○佐藤芳男君 ただいまの桃井参考人の答弁は、重大問題でございまするが、きわめて明らかで、私はお聞きいたしておりまして当然のことながら妥当だと思っておりますが、先刻の吉田委員の質問に対する答弁は、どうも的確でないように思うのであります。まだ時間がございまするからいろいろと質疑が行なわれると思いますが、でき得べくんばもう少しポイントをはずさないではっきりした答弁をしていただきたいと思うのであります。もしもこれがはっきりいたしませんというと、結局本委員会にこれに関する調査特別委員会でも設けなければならぬというようなことになることを私はおそれるがゆえに、かようなことをこの際申し上げまして御注意を喚起を……
○理事(佐藤芳男君) 吉田委員の質疑に対しまして大蔵大臣、建設大臣からこの際答弁を承りたいと思います。まず建設大臣。
○佐藤芳男君 ただいまの質疑応答を伺っておりまして、二、三分だけちょっとこの機会に大臣の所見を承るというよりは、大臣に心していただきたいと思うことがございます。先刻、鹿島委員から、幾多案件をあげられて質疑を行なわれたのでございますが、その中の一つの薬価基準の改定、この問題を一つ取り上げましても、鹿島委員みずからがおっしゃいまするように、薬価基準を改定さるることによって九・五%の値上げは、医者のふところからすればふいになってしまうのだというようなお話もございました。私は、ただこれは例に取るだけでございますが、お医者さんといえども、かすみを食って生きておるわけではございません。しかしながら、あくま……
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