このページでは佐藤芳男参議院議員の7期(1965/07/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は7期国会活動統計で確認できます。
○佐藤芳男君 私は、自由民主党を代表いたしまして、衆議院において修正の上本院に送付されました健保法等臨時特例法案に対し、賛成するものでございます。 医療保険の赤字傾向は、ここ数年来医療保険制度全般を通じて見らるるところでありまして、その基本的な原因は、近年来、国民所得や賃金水準の伸びを上回って、医療費が毎年二〇%近くも上昇し、そのため収入と支出の間にはなはだしいギャップを生じておるためであります。いまこれをマクロ的に国民総医療費について見るとき、三十七年度に六千五百二十六億円であったものが、四十一年度推計では一兆三千百十七億円へと、四年間に二倍以上に増大し、年間平均では千六百億円も増大してい……
○佐藤芳男君 私は、この機会に、農林漁業金融公庫の総裁並びに農林省の経済局長、最後に政務次官にお伺いを申し上げたいと思うのであります。
この公庫のように長期、低利の資金を融通する機関は、原資構成上、政府からの出資金を増して原資資金の原価を改善する必要があると常々思っているのでありますが、これに対して総裁はどうお考えでございますか、まずその点を伺いたいのであります。
【次の発言】 総裁のお考え方はわかりましたが、そのお考え方と背反するような事実が今後展開されてくるのじゃなかろうかという心配を私は持っておるのであります。
それで、まずもって伺いたいことは、三十八年、三十九年、四十年の貸す計画の……
○佐藤芳男君 私はこの機会に私の所見を連ねて委員長の意見をお伺いいたしますとともに、善処をお願いしたいと思うのでございます。 実は、昨日の本委員会における発言にまつわりまして、先刻衆議院議員の山中貞則君がことのほか憤激をされまして、事実全然関知せざることを誹謗された、これは等閑に付すことができない、本委員会に出席をして釈明をいたしたいという内談があったのでございます。しかしながら、御承知あらせられるように、議員がこちらに釈明にまかり出るということは、参考人ということでなければ不可能でございます。また、そうしたことは今日まで慣例も、それすらないのでございます。したがいまして、山中貞則君のとるべ……
○佐藤芳男君 委員長より発言を求められましたので、私から私どもの態度につきまして、この際明らかにいたしておきたいと思うのであります。 私どもは、かりそめにも国損を与えたり、あるいはこれらに関係ありと認めらるる今回の諸問題等につきましては、あくまでも非違あるならば、勇敢にこれが非違を正し、事態を明らかにする点につきましては、あえて人後に落つる者ではございません。したがいまして、先刻理事会におきましては、昨日小沢大蔵政務次官から、手続を経てという統一見解がございましたので、これらにつきましても法的な研究をいたし、その研究の結果は皆さまに御披露申し上げるまでもなく、理事会が満場一致でこれを行なうと……
○佐藤芳男君 ただいま理事会における話し合いの内容は、委員長のただいまの御発言のとおりでございます。 なお、レシートその他書類の提示を求めるとか云々という問題は、一応たな上げということになりまして、抹殺ではなしに単なるたな上げということに相なりまして、そうしてなお総合的な新たなる観点からなお質疑をずっと続けておりまする過程において、小委員会の必要がありと認められましたときには小委員会を設けたいという、こういう御希望がございました。 私どもは本問題につきましては、執行部とも相談をいたしておるのでございまするから、きょうの取りきめ、御希望につきましては、幹部とはかりたいと考えて、それも申し上げ……
○佐藤芳男君 災害発生以来、政府のたゆまざる御努力に対しまして、私は地元の者として心から感謝を申し上げるところであります。ただこの際、小柳委員からも武内委員からもるるお述べになった問題ではありますけれども、これが被災者の地元といたしましても、また私どもといたしましても、何としてもこれだけは通達をみなければやまない、こういう考えを持っておりますが、先ほど来の御答弁では私の満足するところではございません。それは激甚法の問題でございます。激甚法の問題につきましては、先刻総理官房の上田参事官からるる御説明がありました。また、松野農林大臣からもお話がございました農地災害の問題については、農地災害の問題を……
○佐藤芳男君 私はお許しを得まして、開会前に陳情のございました新潟県の北蒲原方面の切烈なる要求につきまして、この際関係省から御意見を拝聴しておきたいと思うのであります。 第一の問題は、先般、去る先月の九日の本委員会におきまして、橋本建設大臣に対しましてお願いをいたした案件でございます。それはおそらく建設省におかれましては、河川に関する五カ年計画をいずれは改定されまして、特に中小河川の抜本的な施策を講ぜられると思うのでございますが、それにいたしましても、相当の年月を必要とすることは、実情から申しまして、無理のないことと思うのであります。それで、現在並びに将来をおもんばかりまして、私は災害地の声……
○佐藤芳男君 私は、総理府長官のお話は、表と申しますか、紋切り型の解釈と申しますか、そういう点から言っては答弁は正しい。しかし、実際は、先ほどもこちらからお話がありますように、大体年度もこういうかっこうになってきたし、年が幾つになってきたし、たからひとつ公団のほうへ君から行ってもらいたいというぐらいの内々の話は常識上あるのじゃなかろうかと私は推察をする。しかしながら、それが間々はずれることもありましょう。たとえば鉄道公団のごときは、もとの某次官がそこへ入るつもりなのが、事志と違ってとんでもないほうからそこに就任をされたと、こういう実例を私は知っておる。だから公式論から申しますれば、長官のおっし……
○佐藤芳男君 私は、藤田委員のお話に関連いたしまして、先ほど大臣は、ILO条約を中心として、すべて洗いざらいこれを対象として検討をいたし、その結果を御報告くださるという、まことに当然のことながら、ありがたいおことばをちょうだいをいたしたのでありますが、私は、その際、特に単なる検討だけでなしに、見通しをひとつ調査をされて報告にあずかりたい問題があるのであります。 それは百二号の問題でございますが、御承知のように、百二号は、各種の給付について共通するような条項の条件を満たしていなければならない、これは問題がないのでございますが、第二の案件でありまする各種給付についての規定でありまするところのその……
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