このページでは栗原祐幸参議院議員の6期(1962/07/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は6期国会活動統計で確認できます。
○栗原祐幸君 私は、ただいま提案せられました賀屋興宣法務大臣に対する問責決議案に、自由民主党を代表して反対の討論を行なわんとするものであります。(拍手) ただいま承っておりますると、問責決議案理由の第一は、賀屋法務大臣は、さきに戦争遂行と敗戦の責任者として、国民の強い批判を受けているにもかかわらず、戦後、今日の国政の中枢に参画し、反動政治の先頭に立っているということでありまするが、まことに驚き入った結論を出されたものと考えるのであります。これは客観的な事実に目をおおった皮相な論理でありまして、私の断じて承服することのできぬものであります。すなわち、賀屋法務大臣が、昭和十六年十月、東條内閣組閣……
○栗原祐幸君 四案の質疑を終了し、直ちに討論に入ることの動議を提出いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)
○栗原祐幸君 ちょっとお尋ねしたいんですが、懇談会の場合には委員に手当が出ているわけですね。その場合の手当は休まれても手当は出ておるんですか。
それから懇話会の場合には、欠席された場合には謝金は出ておらないのですか。その点だけお聞きしたい。
【次の発言】 したがって、懇談会の場合には欠席されても手当は出ておる……。
【次の発言】 そうすると 懇談会の場合にしても出席しなければ手当は出ないわけですか。
○栗原祐幸君 ちょっとお尋ねをしたいのですが、宮内庁所管の公用財産ですね、これを今度は皇室用財産に移管をするわけですが、皇室用財産も宮内庁が所管をするのでしょう、管理は。
【次の発言】 そうしますと、宮内庁所管の公用財産も宮内庁が所管をする、それから皇室用財産も宮内庁が所管をするということになりますと、管理の実態は変わらないわけですね、いままでと。この点はどうなんですか。
【次の発言】 私が言うているのは、要するに管理の実態そのものについては違っていないのかと、こう聞いたのです。それについては、管理の実態については変わらないわけですね。ただ、宮内庁の公用財産を今度は分類を分けて皇室用財産という……
○栗原祐幸君 時間もたちましたし、農林委員会じゃございませんので、簡単に二つばかりお尋ねをいたしたいと思います。 それは貿易の自由化に対しましてのお尋ねになるわけでございますが、これからの日本の農業をどう持っていくかという場合に、他産業との格差の問題と、それから外国との競争場裏に立って十分に日本の農業がやっていける、こういう二つの立場があるということを農林大臣はおっしゃったわけです。私も農業に関係しているのでございますが、農村から見ますと、他産業との格差ということのほうが強く出ておって、貿易の自由化に対して日本の農業がたくましくどう体質改善をしていくかという点が非常に薄れておるわけなんです。……
○栗原祐幸君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となっておりまする三案について賛成の意見を表明するものであります。 三案は、最近の国民負担の現状及び経済情勢の推移に顧み、中小所得者に重点を置いて所得税の負担を軽減すること、資本の充実と設備の更新に資するとともに、中小企業の負担軽減をはかるため、企業課税の軽減を行なうほか、産業の国際競争力の強化など、所要の特別措置をあわせ講じ、平年度約一千三百三十億円に及ぶ大幅な減税を行なうものであり、これに相続税の四十四億円、地方税の八百億円の減税を加え、総選挙における国民への公約、二千億減税を実現したものであります。 しかも、歳入面における……
○栗原祐幸君 ちょっと関連して。いま木村先生から話のありました、再評価すると固定資産税が上がるというやつですが、これはそういう因果関係にあるのですか。固定資産税というのは、再評価しようとしまいと、それは固定資産税の評価に一定の基準があってやるのじゃないですか。ただ、再評価すればそれがスライドされるという風潮といいますか、傾向はあると思うのですが、理論的にはどうなんですか。この点をお伺いしたい。
【次の発言】 ということは、理論的には、固定資産税というものと再評価というものとは直接的な関係はないのだということなんですか、理論的には。
【次の発言】 もっと具体的にいいますと、再評価しない、しかし、……
○栗原祐幸君 この前質問したわけでございますが、その際の懸案になっておりますことにつきまして、少しお聞きしたいと思います。 それは、いわゆる資産の再評価をすると。資産の再評価をするということは、経営を堅実にさせることだ。償却等も多くさせる、そういうことになるから、経営を堅実ならしめる。しかし、同時に、固定資産税というものが上がるではないか。だから、償却等の利益はあっても、固定資産税が上がれば利益がないではないか、こういうことが論議になったわけでございます。 そこで、いわゆる再評価によるところの利益というものと、固定資産税が上がるということと、直接的な関係があるのかどうかということ。固定資産……
○栗原祐幸君 一つ二つ大蔵大臣のお考えを聞いておきたいと思いますが、その一つは、例の金融引き締めで、中小企業の人たちが地方の銀行あるいは信用金庫ではもう借りられないということから、農業協同組合にいろいろ借り入れをしているわけです。しかも、農業協同組合の金融の場合は、いわゆる歩積み・両建てというような貸し付けをしないわけです。そこで、農業協同組合に非常に殺到しておる。こういう事態を、大蔵大臣としてどういうふうにお考えになっているか、御所見を承りたいと思うのであります。
【次の発言】 これは農協法上の問題が員外貸し付けとしてあるわけですが、私はむしろ、農協法上の問題としてというよりも、農業協同組合……
○栗原祐幸君 それでは、はんぱな時間ですけれども、ちょっとお尋ねいたします。先ほど大臣から、いわゆる農地報償をされる理由として、農地改革そのものがたいへん日本の再建のために役立ったと、そういう意味合いでも、当時の農地を放した事実に対して何らかの報償をすべきでないか。いま一つは、戦後の農地政策といいますか、そういうものに欠点があって、農地を手放した、地主が農地を売った、小作がこれを買い受けた、その小作がいわゆる高い値段で農地を宅地に転用して売り飛ばした、そのために地主のほうからするとえらいもうけを小作人がしておる。ところが、地主のほうは非常に気の毒なこともある。言うなれば非常に戦後の農地政策にへ……
○栗原祐幸君 三、四お尋ねをいたしたいと思うのですが、まず地方交付税の税率の問題についてお尋ねをいたします。 昭和四十年度の地方交付税率の引き上げですが、一番最初自治省は三十九年よりも一・五%ばかり引き上げてもらいたい、こういう要求をしたように聞いておりますが、現実問題としては〇・六%にとどまったと。それで十分だという意味で〇・六%にとどまったと思うのですが、上げるほうは。しかし、地方の実情というのは〇・六%の交付税率の引き上げではとても不十分だということです。〇・六%上げればそれでまかなえるのだという前提に立ってきめたと思うのですが、地方の実情、特に、私は静岡県出身ですが、静岡県あたりはど……
○理事(栗原祐幸君) 速記とめて。
○栗原祐幸君 ひとつ長官にお尋ねいたしたいと思います。 北海道開発庁の組織関係法規をいま見たのですが、疑問になりますのは、こういうことはもういままでの委員会で論ぜられたのだと思いますが、北海道庁があるのに、なぜ開発庁があるのか。 いま一つは、開発法の第十一条に、「北海道開発庁に、地方支分部局として北海道開発局を置く。」北海道開発庁には開発局が一つあるだけなんですね。それからいま一つ、十二条の二項に、「前項各号に掲げる事務については、当該事務に関する主務大臣のみが北海道開発局長を指揮監督する。」ということで、開発庁長官があるのだけれども、それぞれの業務についてはそれぞれの関係の主務大臣が指揮……
○栗原祐幸君 時間がございませんので、二、三簡単にお尋ねをいたします。
第一点は、今度の設置法の一部改正で労災防止対策部を新設しておりますが、この労災防止対策部では、農業労働災害、これの防止については考えておるのか、考えていないのか。もし考えているならば、どういう点を考えておるのか。もし考えていないとするならば、どういうわけで考えないか。この点を。
【次の発言】 時間がございませんから、この問題については論議しませんが、そこでいわゆる任意加入といいますか、農業者が農業労働災害で補償を受けるために特別加入という中に入るわけですね。この特別加入の中で、具体的には第三十四条の十一、一項の何号に農業……
○理事(栗原祐幸君) 他に御質疑はございませんか。――他に御発言もなければ、本案の質疑は本日はこの程度にとどめます。 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後は二時再開することとして、休憩いたします。 午後零時八分休憩
○栗原祐幸君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました法律案に賛成をいたします。 しかしながら、恩給の改善につきましては、委員会の審査においても明らかになりましたように、本改正をもってもなお不十分な点が認められますので、次の附帯決議を付することといたしたいと存じます。なお、この附帯決議案は、自由民主党、社会党、公明党各党の共同提案にかかるものでありまするが、便宜私からその趣旨を御説明申し上げます。 まず、附帯決議案を朗読いたします。 恩給法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は 一、本改正による恩給増額の三年に亘る段階的措置を、速かに短縮する……
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