このページでは松本賢一参議院議員の6期(1962/07/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は6期国会活動統計で確認できます。
○松本賢一君 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま御説明を承りました地方税改正法案につきまして、去る二月二十七日の衆議院本会議における本法案に対する質疑応答を参照しながら、池田首相並びに関係閣僚に対し御質問申し上げたいと存じます。 池田首相は、私にとりましては郷土の大先輩でございますが、この演壇に上がりました以上、御遠慮申し上げるわけにまいりませんので、御了解をいただきたいと存じます。 まず法案そのものに対する質問から入りたいと思います。 最初に、市町村民税の減税とその減収補てんについてでありますが、今度の改正で、財政力が弱いためやむを得ず高い税金をかけている市町村が大幅に減税とな……
○松本賢一君 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま御説明のありました地方交付税法及び地方税法の改正案につきまして、佐藤首相ほか関係閣僚に対し御質問申し上げたいと存じますが、同じ答弁を何度もお伺いしても意味がありませんので、この法案に関連して、いままでに衆参両院において行なわれました質疑応答などを参照しながら、重点的にお伺いいたしたいと存じます。 実は、私、昨年もこの席におきまして、同じく地方税の問題について質問したのでしたが、当時の首相池田さんは、実は私の郷土の先輩であり、古くからおつき合いをしておりました関係上、質問申し上げるにも少々ぐあいの悪い面もございましたが、幸い佐藤首相は、お……
○松本賢一君 光村さんから、まれに見る名質問をなされたあとでございます。また、今夜は、せっかく先ほどのような不正常な形から、ひとまず、のがれまして、正常な状態で行なわれているときでございます。われわれ戦う姿勢は決してくずすわけではございませんけれども、時間も、皆さん方の制限は現在は受けておりませんが、だいぶおそくなっておりますので、重複を避けて、簡単に質問をいたしたいと思います。 実は、私、最初に皆さま方にお願いを申し上げたいのですが、昨日来私どもが行なっております牛歩戦術、これを英語ではスネイル・ペースと言うそうでございますが、カタツムリと言うほうが、表現としては、うまいかもしれませんが、……
○松本賢一君 ちょっとお願いしたいのですが、今も次官のお言葉の中にもあった、今度の出そうとなさる特例法ですね。これの内容には、かねてからこの委員会でいろいろと出てきた要望が、そんなものが織り込まれているのだというふうに聞いておるのですが、どんな程度になっておるのか、大体お聞かせを願えたらと思うのですが。
【次の発言】 大体わかりましたが、そうすると、運動期間は従前どおりということですか。
【次の発言】 最近、各県議会のほうから、運動期間を短縮してくれという要望がたくさん出ていると思うのですが、こういう点について何かお考えがありますか。
○松本賢一君 先ほどからいろいろ御質問が出ておることについて、もう少し簡単にお尋ねしてみたいことがあるのですが、まず警察のほうの問題ですが、検挙が非常に今度多かったわけですが、これが実際に違反が非常に多かったということもあるかもしれませんが、検挙に今までよりもうんと力を入れた結果も現われているのじゃないかと思うのですが、そういう点はどうでしょうか。
【次の発言】 そうすると、特に今回厳重な取り締まりをして、そして検挙に従来より以上に力を入れたというようなことはないわけてすか。
【次の発言】 そうすると、現実の問題として、非常に違反が多かったということは言えるわけですね。それで、そうとすれば、こ……
○松本賢一君 ちょっと私は新米でございまして、いきなりこういうめんどうな問題にぶつかりまして非常にとまどいしているんですが、賛成か反対か判断を下さなきゃならないんで、ある程度理解しなきゃならないので、その理解する努力をするよすがに、きょうこれでもうあと時間もないと思いますので、ちょっとだけ御質問申し上げたいと思います。 まず、自治省の方々にお伺いしたいんですが、これが第一条の精神というものは非常にりっぱなことが書いてあるわけで、このとおりに全体ができ上がっていればたいして問題はないと思うんですが、現在私のところへいろいろな形で陳情がきているわけです。地方のたくさんの市長さんたち、あるいは共済……
○松本賢一君 ちょっと一つだけ聞いておきたいのですが、これの地方財政に対する影響ということになりますと、いただいておる資料は地方負担額とそのかさ上げといったようなものをもらっているのですが、実際に地方財政に対する影響というものは、これに起債の問題をプラスしてみないとわからないのじゃないかと思うのです、実際の問題は。そうすると、従来一般の災害復旧事業に対して起債というものをどの程度にお認めになり、それからその償還に対してどの程度の援助をしておられるか。そういうことと、それから三十四年災なり三十六年災なりのときにはどういうふうにやられたか、また今後この法律によってやられる場合には起債はどういうふう……
○松本賢一君 今局長の言われたこと、ちょっとおかしく感じる面もあるのですがね。ということは、投票率の問題ですがね、二つの選挙を一緒にした場合に、一つの選挙だけのために投票に行く人があるんですね。実際は一つの選挙のために行くんだけれども、ついでにだれかに入れてこようというような場合が非常に多いわけなんです。それで私がお尋ねしたいのは、こういうことなんですよ。昭和二十二年の選挙には、首長は首長でまとめて、議員は議員でまとめて選挙したわけなんです。ということは、具体的にいえば、県知事と市長は一緒の選挙で、それから県会議員と市会議員が一緒の選挙でやったわけです、昭和二十二年には。それから、昭和二十六年……
○松本賢一君 まあ、今皆さん方からの御質問で大体尽きていると思うのでございますが、私少しばかりお尋ねしてみたいと思います。それは、この今回の単位費用の引き上げによって人件費の増していくのをカバーしていくということになっておるのだろうと思うのですが、これは私どもしろうとには、これ見て、正直なところあまりよくわからないのです。この単位費用の中にそれぞれ人件費が織り込んでいってあるんだろうと思うのですが、それはどういうふうなことになっているのですか。しろうとにわかりやすく手短かに御説明いただけたらと思うのですが。
【次の発言】 私の聞いているのはそういうことじゃないのです。ちょっとなにかもしれません……
○松本賢一君 ちょっと関連して。今の事業団の問題ですが、大体さっきからお話を伺っておって、幾つかの市町村が集まって作るんだということはわかるのですが、県と県が集まって作るというような場合もあるわけですか、この中には。
【次の発言】 それから二つ三つの県にまたがった市町村が作るということもあり得るわけですか。
【次の発言】 そういうこともあるのですか。そうすると、この事業団と県との関係というか何というか、その点はどういうことになるのですか。たとえば一つの県内の市町村がこういうものを作った場合に、その事業団と県との関係、それから県と県にまたがってそういうものを作った場合に、両方の県とその事業団との……
○松本賢一君 この前の委員会でお尋ねしたんですが、ふに落ちるような御答弁が聞けなかったので、もう一ぺんお尋ねしてみたいんです。地方開発事業団の問題ですが、この事業団というものが新産業都市の構想に対応して作られたものだという説明がなされておるんですが、また必ずしもそうでもない、それ以外のものも作ることができるというような説明を聞いたわけです。そうすると、この前お尋ねした財源というか、起債の関係の問題ですが、これを新産業都市に重点的に持ってくるんだという企画庁あたりの構想というものがあるわけなんです。ところがまあ開発事業団という形は、新産業都市に指定があろうとなかろうと同じような形のものができると……
○松本賢一君 今の高等学校の問題と関連して、ちょっとお聞きしてみたいのですけれども、これは自治省関係の問題だけでなしに文部省関係の問題にもなってくるのじゃないかと思うのですが、要するに、これは小中学校も同じことが言えると思うのですが、従来の行き方でいくと、大体負担をしてもらわないと、思ったようなものができないというのが実情なんですね・地方自治体としては。ということは、教育の内容というか水準というか、施設の水準というものが、中央の官庁で考えておられるものと、地方の住民が考えておるものとの間に何となく較差があるわけなんですよ。だから、常にもっと大きいもの、もっといいものということを住民は欲しておる……
○松本賢一君 ちょっと関連してお尋ねしてみたいのですが、この企業法の第三条、さっき秋山さんからお話しのあった第三条ですが、これにある経済性という問題と、それから公共の福祉という問題と往々にして矛盾することがあるわけですね。公共の福祉を考えると、みすみす損をしなければやっていけないというような場合があるわけです。どの事業にでもあるだろうと思います。これを原則として独立採算をとるということになっているのですが、そうすると、この考え方というものは、もうかるところでもうけて、損するところでは損をして、そうして結局は独立採算でつじつまを合わせなければならぬということになると思うのですが、そういう点、自治……
○松本賢一君 私、国務大臣への質問に入ります前に、ちょっと議事進行について委員長にお尋ねなり、お願いなり申し上げたいと思います。というのは、この部屋が非常に暗くて困るということ、委員会の審議は、口と耳だけでは進行しないので、しばしば目でものを読む必要がある。私もこうして原稿を持っておりますが、ふだんめがねを用いないものですから今もめがねを持っておりません。そこで、今こうやってライトを照らしていただいているので明るいのですけれども、消えると非常に困るのです。何ルックスでどういうような理屈は抜きにいたしまして、もっと明るい照明をするように取り計らっていただけませんでしょうか。お尋ねなりお願いなりい……
○松本賢一君 関連。今の原子力潜水艦の問題で一つ気になることがございますので、お聞きしたいと思うのですが、今横須賀に来るとか佐世保に来るとかいうようなお話が出ましたが、来るとすれば、どこか日本の港に入るのだろうと思います。その際に、その港の市民と申しますか、そういう人たちが非常に反対の意思を示され、そうしてさらにそこの市長が公式に反対の意見を表明し、かつまた市の議会が反対の決議をするというような場合も容易に想像され得ると思いますし、またそういうことがあり得るようなうわさも聞いております。そういう際に、政府はどういう態度をおとりになるか、お聞かせいただきたいと思います。
○松本賢一君 関連して。昨年、この問題が、あれは何の臨時国会でしたか、やはり今ごろだったと思うのですが、この問題が上がってきたときに、ちょっと私がお尋ねしたことがあったのです。それは、地方のベースアップに対する交付税の見方が少し少ないようだ、特に広島、呉市のデータを持ってきて――そして、そういう話をこの席でお尋ねしたのです、少し幅の大きいような数字が出ておりましたから。それで、そのときに、一ぺん調べてみよう、そういうはずはないんだがということで、たしか奥野局長だったと思うのですが、調べてみようということで、その後そのままになっておるのです。それを調べていただいたかどうか。別に、それを調べなかっ……
○松本賢一君 こういう派遣委員の報告は非常に貴重なるものだと思うのでして、そういう意味で、これは政府の責任者の方に聞いていただきたいと思うのですよ。まあ具体的には、大臣が来られなければ、政務次官というような人にぜひ聞いていただいて、内容を取り入れてすみやかに研究し、善処していただくというようなことにしたほうがいいと思うのですがね。そういうふうにやっていただいたほうがいいと思うのですが。
○松本賢一君 千葉さん見えないので、私から何ですが、別に質問というわけではないですが、日付がないので、ただいまとおっしゃるのは、いつのことか、きょうのことですか。
○松本賢一君 それじゃいままでの質問とは違った内容ですが、消防団一般の問題で、せっかく大臣おいでですからお聞きしてみたいと思うのです。その前に、消防庁の方にお尋ねしたいのですが、現在、消防団というものの全然ない都市はどのくらいございますか。
【次の発言】 東京都はどうですか。
【次の発言】 それは実際に消防団として活躍しておるわけでございますか、それとも私の感じからいうと、ちょっとお祭りをやるぐらいの程度じゃないかという気がするのですが……。
【次の発言】 そうすると、全然消防団というものがいなくてもやっていけるということもいえるわけですね。
○松本賢一君 ちょっと局長さんに、たいへん素朴な質問ですが、風俗営業というのは、喫茶店というものが全部今度は入るわけですか、どういうことになりますか。
【次の発言】 そうすると、この条例で、これをつくった場合に、普通のちょっとしたコーヒー一ぱい飲むような喫茶店も、これは入ってしまうわけですか。
【次の発言】 そうすると、一律にそうなってしまうわけですね。そうすると、この四条の三の中の二というところ、十八歳未満の者は営業所に客として立ち入らせることができないようになるのですね。そうしますと、昼間でも、この適用を受けた区域においては、十八歳未満の者はお茶一ぱい飲みに入ることができないということにな……
○松本賢一君 もう言い尽くされたあれですが、先ほど来局長さんのお話の中に、現在の交付税の制度そのものが、何といいますか、少し変なところがあるといったようなことを、われわれも考えているし、局長のおことばの中にもあったと思うのですが、そういうことから、やっぱりこういう問題も起こってくるのじゃないかと思うのです。そこで、そういう根本的な交付税制度というものに対して、よりいい方向へ持っていく何らか根本的な解決策を考えておられるかどうか。近い将来に何とかしなければならぬというような積極的な意思をお持ちであるかどうか、ひとつ伺ってみたいと思います。
○松本賢一君 先ほどからたくさん御質問がありましたので、大体聞くこともないのでございますが、一点だけ、聞き漏らしたのかもしれませんが、お尋ねしたいと思います。給食の設備の問題ですね。給食を始めるとき、あるいはまた維持するために学校の規模等によっていろいろ設備が変わってくると思うのです。そういう基準はどういうふうになっておりますか。
それから、それに対する予算的な、財政的な裏づけというものはどういうふうになっておるのか、双方にお聞きしたいと思うのですが。
【次の発言】 いまの一校当たり十八万幾らというのは何ですか。
【次の発言】 生徒数幾らについて坪は幾らですか。
○松本賢一君 ちょっとお聞きするんですが、例の減税の補てんの問題ですが、私どもは最初から、初めの年にただし書きはやめるというところまでは行ったほうがいいんじゃないかと考えていたし、また、自治省のほうもそういう考えを持っていられたらしいんですが、それが、結局予算が百五十億しか出なかったということで、これは私の想像ですが、こういうふうなものをあとからつくられたのじゃないかと思うんですが、それならそれでやむを得ないことなんですが、それはそれとして、この際、とんだ不勉強なことを聞きますが、ただし書きをとっているところの市町村は相当な減税になります、そこの住民を本位に考えてみると。ところが、そうでないと……
○松本賢一君 木村先生にちょっとお尋ねしてみたいのですが、固定資産税にまあ関連した、今度の税改正と直接関係のない問題かもしれませんが、いま地価がうんと上がったために、まあ特に大都会の付近では家を持つことが非常に困難になったわけですけれども、それを何とか緩和しなきゃならぬということは、これはだれしも考えておることですが、さてそれをですね、税の面からどういうふうにやってそれを促進する方法があるかということになりますと、なかなかまあいい知恵がないわけなんですね。そこでこれ何とかしきゃならぬ問題で、ほかにもいろいろほかの方面からの解決策もありましょうけれども、税の面からの何らかの解決策を、先生もし御意……
○松本賢一君 この間ね、参考人が見えたときに、一橋大学の木村教授のお話の中に、固定資産税の問題で、局長お聞きになっておったと思うのですが、三年の暫定期間の間に固定資産の配分がえというようなことばを使われたと思うのですが、というようなことを考えて、農地のほうはむしろ減税になるような考え方、宅地のほうは増税になるような考え方と、そういったようなことも行なわれ得るのじゃないかというようなお話をしておられましたがね。それは、何ですか、ちょっと意味がばく然としているような気もするし、私自身は、この際、土地から上がる税金はうんと増額されるわけだから、宅地は実際に七倍も上がっているし、農地のほうは一・三倍か……
○松本賢一君 ちょっと関連して。
そうすると、いまの議長の要請で人ってきている警官と、一般の警官と、何か識別する方法があるのですか。
【次の発言】 そうすると、どういう人なのかということはわからないのですね。同じ警官の服を着ているだけで、いわば不必要に入ってきている場合といえども、ちょっと見たのじゃわからないということですね。
【次の発言】 そうすると、これはそんなことがあっちゃいけないのですけれども、そういうことも万々あるまいとは思いますけれども、議長の要請によって来ている人はあたりまえのことなんですが、そうでない人が不当に入ってくる場合も、場合によってはあり得るのじゃないかと思うのです。……
○松本賢一君 一つだけ。ちょっと、うかつな質問かもしれませんが、地方税法の改正に伴う財源補てんに関連して、あの補てんの三分の一を地方交付税でみるということでしたね。あれはいつからみることになるのですか。
【次の発言】 本年度から。そうすると、それはどういうふうにみてあるわけですか。
【次の発言】 そうすると、この中でどこへ含まれることになるわけですか。
【次の発言】 しかし、これは交付税の総額というものがきまっているのだから、それが全部この法律の中に入っているわけでしょう。そうすると、あのほうの補てんはどういうふうにしてやるわけですか。
○松本賢一君 いまの沢田さんの質問に関連してお尋ねとそれからお願いをしたいのですが、先ほど格差是正のための傾斜配分の御答弁のときに、府県のあれはいいのですが、市町村の分はおっしゃらなかったように思うのですが、前に一度お伺いしたようにも思うのだけれども、もう一ぺん言っていただきたいと思うのです。どういうふうなことを重点的になさっているかということを。
【次の発言】 大体御説明はわかるのですが、ひとつまことに何ですが、府県とそれから市町村について、名前をあげることは差し控えなければならぬと思うのですが、実例をAとかBという名前をつけていただいて、たとえばA県は昨年はこうだったがことしはこうなる、こ……
○松本賢一君 この数字ですね、マイナスであらわしたほうがわかりいいんじゃないですか、しろうとには。つまり引き上げによってこれだけ配分しなくてもいいものができてくるわけですからね。引き上げによってそれが交付団体においては大きい、マイナスは不交付団体においてはそのマイナスは小さいんだというあらわし方のほうがわれわれにはよく理解できるような気がする。どうですか。
【次の発言】 労働費の中で失業対策費のところですが、市町村と県とが同じ計算があるわけですね、それで、単位費用が、結局一割そこら上がっているのですが、これは失業対策費用というものが、地方財政を圧迫しているという声が相当あるのですが、この方面は……
○松本賢一君 私は、本改正案に対しまして、日本社会党を代表して修正の御提案を申し上げたいと思います。案文はお手元に配布してあると思いますので、朗読は省略させていただきます。 御承知のように特別区の区長の公選制は、昭和二十二年の地方自治法制定以来とられてきたのでありますが、昭和二十七年八月の地方自治法の改正におきまして公選制は廃止せられ、議会による選任制に改められたのであります。この改正後、今日に至るまでの実情は、委員各位の見聞されているとおりでありまして、区長選任のために長い期間を要し、ために区政に渋滞を生じ、区政の運営上重大な悪影響をもたらしているというのが実情であります。このことは特別区……
○松本賢一君 時間もあまりきょうはないようですから、簡単に一、二お伺いをしておきます。建設省の方にまずお尋ねしたいのですが、今度の震災の非常に特殊な現象だったと思うのですけれども、コンクリートの新しい橋が落ちたり、コンクリートのアパートが引っくり返ったりというような、いままでにあまりなかったような災害が起こっているわけです。これは幸い死傷者がなかったぜいか、あまり問題になっていないようですけれども、もし死傷者が多数出たということにでもなったらたいへんな問題になったと思うのですけれども、これの原因についておわかりになっておったらお話しいただきたいと思います。
○松本賢一君 この際、本法案に関連いたしまして、今後の国会運営の万全を期するために、本委員会において次のような申し合わせをいたしたいと思いますので御賛成いただきたいと思います。 申し合せ 地方産業開発に関する議員立法については、各党間で事前に充分協調を図ること。 こういう申し合わせをいたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○松本賢一君 委員長の互選につきましては、投票の方法によらないで、選挙管理者にその指名を一任することの動議を提出いたします。
○松本賢一君 関連して。ひとつ資料をつくって出していただきたいのですが、今度、次までに、ポスターの掲示が、今度の参議院の選挙の場合、こういうことになると思うのです。地方区の候補者は、公営掲示場だけ張れる、そうすると、全国区の候補者は、公営掲示場がなくて、従来どおりのような掲示のしかたばかりということになるわけですね、そうでしょう。どうなんですか、それは。
【次の発言】 そうですね。そこで、東京でもどこでもいいですが、全国、全体ということができれば、それでいいのですが、たとえば全国の総平均で、その一つの投票区に対して、地方区の候補者は、公営掲示場平均七カ所なら七カ所張れる。全国区の候補者は、一体……
○松本賢一君 いまの横川さんの質問に関連したようなことで、ちょっと補足的のような質問をしてみたいと思いますが、いま連呼の質問がありましたが、一体選挙の連呼は、こういうふうにいままで制限があって、全然できなかった時代もあったわけですが、一般の選挙以外に、町を自動車でいろいろな大きな声を出して流して歩く、そのほうの制限はどういうことになっているんですか。御存じありませんか。
【次の発言】 それについて時間の制限とかなんとかといったようなことが、これは警察の方でないとよくわからないのかもしれませんが、おわかりでしたら大体教えてもらいたいと思うのですが。
○松本賢一君 ちょっとお尋ねしてみたいと思うのですが、第十四条の骨とう品の、従来登録の対象であったものというものは火なわ銃ですか。従来火なわ銃だけが登録の対象になって、ほかのものはどういうふうに取り扱われておったわけですか。
【次の発言】 そうすると、いままで持っておる人は、やみで持っているということになるわけですね。そうすると、今度登録するときは、いままでおまえはやみで持っておったじゃないか、いままでこういう罰則があるぞといったようなことになりはしませんか。
【次の発言】 ちょっとよく聞き取れなかったのですが、かりに私なら私が実は持っておると、それをいままで登録の対象にならぬから黙って持って……
○松本賢一君 文化財保護委員会の事務局長にちょっと質問したいと思います。実はいまここで扱っている銃砲刀剣類等所持取締法の改正案ですが、この中で、御承知の第十四条に、「文化財保護委員会」云々というのがあるわけですね。御承知だと思いますが、それを今度改正して、この中で「火なわ式銃砲又は美術品として価値のある刀剣類の登録」ということがあるのですが、それを「火なわ式銃砲等」ということにして、火なわ式以外の古い火打式などがあるのですが、そういうものを登録の対象にしようという改正案が出ておるのですが、私の考え方をこの間うちから申し上げておるのですが、その前にお聞きしたいのは、この法律に対する保護委員会とし……
○松本賢一君 ちょっと補足的に。いまの大臣のおことばで大体了解できるのですけれども、危険が伴うおそれがあるということですね。どう考えても考えられないのですよ。それはたまを込めて撃てば飛びますよ、それはね。ですけれども、そういうことをやるのはこれは見せものとして見学したいという人に見せるぐらいのことはやるかもしれないけれども、しかし、それを暴力団が利用するとか、また、あやまってそれで撃って人を殺したりするというようなことは、それは実例は皆無だと思うわけなんで、そういうことからすれば、こういうものは即刻取り締まりなんというようないかめじい法律からはずしてしまって、文化財として自慢したい人はどこかへ……
○松本賢一君 いままで三万くらいの市がたくさんできていますね。それはそれでまああの当時法律の改正がされる前に便乗的にできたのもたくさんあるだろうと思うのですね。それがまあどうも今日小さ過ぎてぐあいが悪いという判断で法律が改正されたんですから、それは私も当時の事情をよく知らないから……。そういう点どうなんですか。
【次の発言】 全国的に自治省のほうではある程度つかんでおられると思うのですけれども、今後五万以上の都市が、大都市周辺とか、それから新産都市、工特法による地域、ああいうもの以外にはほとんどないんじゃないかと思うのです、もう市になるようなところが。これはどうなんですか。
○松本賢一君 少しお聞きしたいと思いますが、いま林さんからの質問の中に、越県合併というようなことがあったのですが、こういうことが新産都とか、あるいは工特法とかいったようなことによって生じてくることもあろうかと思うのですが、それはそれとしまして、新産都あるいは工特法といったようなことで、現在もうすでに合併の機運が醸成されつつあるというようなところを、実例を御存じでしたら二、三教えていただきたいと思います。
【次の発言】 規模はどのくらいですか、いまの実例は。概略でいいです。
【次の発言】 どのくらいになりますか、常磐の人口は。
【次の発言】 合わせて……。
○松本賢一君 大臣に少し質問したいと思います。予算委員会のほうでお忙しいようですから、あまり時間をとらないで質問いたします。 この法案、御承知のとおり今度で三度目の提案になっているわけですが、最初篠田さんが大臣のときに出されたときには、私の質問に対して大臣の答弁は、まあ試みにやっているのだというような答弁だったと思うのです。それから、あのときに流れまして、去年でしたか、早川自治大臣のときには、もうあの法案は出さないのだといったようなことで、これはまあうわさですけれども、大臣がおっしゃったわけではないですけれども、出さないのだといったようなことでお出しにならなかった。その後、大臣がかわりまして……
○松本賢一君 遠藤先生にお伺いしたいのは、これは非常に根本問題になると思うのですが、先ほど冒頭におっしゃいました地方税のあり方を考えるのには、国税だとか交付税だとかいろいろのものを考え合わせなければ根本的には考えられない。しかし、現在の制度上、まあたといえば税制調査会で何もかもやるというわけにもまいらぬといったようなことがございましたのですが、これも始終われわれのほうでも問題になることなんで、国会で質問をしましても、答弁の中からそういう不便さというものが出てくるわけなんで、これは税制調査会の意見とかなんとかということじゃなくて、遠藤先生でも柴田先生でも、それぞれそういうことについての御自身のお……
○松本賢一君 もう時間もお急ぎのようですし、いまさら質問も、この間うちからたくさん出たあとで、あらためて質問するようなこともありませんけれども、ひとつ、この間、私は本会議で質問したときの大蔵大臣の答弁の中で、ちょっとわかりかねるところがありますので、その点をちょっとお尋ねしてみたいと思うのですが、最初大蔵省が計算なさったら、交付税のほうはふやさなくてもいい。むしろ剰余金が出るというような計算になった。ところが自治省のほうの計算では、三百億くらい足らぬから、三百億くらいふやしてくれという要求があった。だんだん詰めて、詰め合ってまいりましたら、自治省のほうが多少過大であったということで、〇・六とい……
○松本賢一君 これは直接この法律に関係ないかもしれませんですけれども、建築基準法の関係になると思うのですが、それと消防との関係につい少しお尋ねしてみたいと思うのです。 実はこの前、私がよく建設基準法を知らぬものですから、消防庁のほうにお願いして、抜き書きみたいなものをつくっていただいたのですけれども、それに、家を建てる場合に避難階段をつくる義務的な条項があるわけですが、私、こういうことをお尋ねするのは、火事のときに人が死ぬというケースが非常に多いので、それが非常に心配になることと、私自身旅館や何かに泊まったときに非常にそれが気になる。少し普通の人よりそういう度が私はきついのかもしれませんけれ……
○松本賢一君 私、雑談の中でも言いましたけれども、直接今度の改正には関係のないことを御質問申し上げたいと思うのですが、その前に、直接関係のあることでちょっとお聞きしておきたいことは、今度は年齢の制限が変わったんですね、免許の。
【次の発言】 経過措置として、十八歳未満の人は認定が受けられないといったようなことが附則にあるのじゃなかったですか。
【次の発言】 軽免許というのは十六歳で受けられるのですか、現在は。
【次の発言】 かりに二年後に十六歳でとった人は、一年間くらいの空白ができることになるわけですね、その間に。
【次の発言】 いますぐおわかりかどうか、参考までに聞きたいのですが、十八歳以下……
○松本賢一君 御質問申し上げますが、衆議院のほうからお見えになっておりますので、一応お尋ねしてみたいと思いますのですが、この法案がこういう形で衆議院のほうを通過いたします前に、社会党あるいは民主社会党から別の案が提案されたというふうに聞いておりますのですが、その案の内容について概要御説明いただけたらと思うのですが。
【次の発言】 ありがとうございました。
そこで、いま社会党の案と民社党の案とを伺ったのですが、この二つの案に対する批判とか論議というものは、いま私はしないことにいたしまして、ただ二つの案の持っておる共通のものとして住民投票ということがあるわけでございます。この住民投票というものに……
○松本賢一君 関連して一宵。今の問題ですが、終戦直後というか、新憲法ができて、一回か、あるいは二回だったかもしれませんが、選挙で公選が行なわれたわけです。それが、今の政務次官がおっしゃった二十六年の改正で今のような制度になったわけですね。そのときのいきさつを私たちよく知らないのですが、なぜ公選だったものを今のような妙な格好にしたのかということがふに落ちないのですが、その点、ちょっと御説明いただきたい。
【次の発言】 大臣がお見えになっておりませんので、ちょっと私の質問、あまり適当でないのですけれども、政務次官以下がお見えになっておりますので、お尋ねをしたいと思います。
では最初に、選挙の公営……
○松本賢一君 いま地方交付税の〇・六%の引き上げは焼け石に水だという先生のおことばがございましたけれども、そうすると、先生のお考えは、もっと大幅に引き上げるべきだというお考えなのか、それともほかに何かお考えがあるのか、その点をお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 いま補助金で出されておるものを相当大幅に交付税にしていくという御意見でございましたけれども、それは具体的に言いますと、たとえばどういう方法でやれるということになりますか。
【次の発言】 もう一つだけ。先ほどの補助金によって仕事をすることが地方の持ち出しが生ずるという、そういうお話ですが、事実そういうことはあるわけでございますけ……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。