このページでは赤間文三参議院議員の7期(1965/07/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は7期国会活動統計で確認できます。
○赤間文三君 ただいま議題となりました条約三件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を一括して御報告申し上げます。 まず、国際電気通信条約及び関係議定書について申し上げます。 この条約は、一昨年、スイスのモントルーで開催せられました国際電気通信連合の会議において、現行条約にかわる国際電気通信連合の基本文書として作成をせられたものでありまして、連合の組織及び国際電気通信業務の運用に関する統一規定等につきまして、現状に即した改正を加えたものでございます。また、この会議において、連合員間の紛争の解決を円滑にするため、関係議定書として、紛争の義務的解決に関する選択追加議定書が作成せられた……
○赤間文三君 ただいま議題となりました条約二件及び法律案一件につきまして、外務委員会における審査の経過と結果を一括して御報告を申し上げます。 まず、「日本国とアルゼンティン共和国との間の友好通商航海条約」について申し上げます。 わが国とアルゼンチンとの間には、現在、戦前に締結をされました修好通商航海条約が存在をしておりまするが、今回の条約は、これにかわりまして、待避保障の拡充、特に内国民の待遇の拡大を目的とするものでございまして、両国間の平和及び友好関係を規定するほか、入国、滞在、身体及び財産の保護、事業及び職業活動、関税、為替管理、輸出入制限、海運等に関する待遇保障を定めたものでございま……
○赤間文三君 ただいま議題となりました条約三件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を一括して御報告申し上げます。 まず、アジア生産性機構の特権及び免除に関する協定について申し上げます。 アジア生産性機構は、アジア諸国における生産性の向上を目的として、昭和三十六年に設立された国際機関でありまして、わが国は、設立当初からこれに参加しており、その本部もわが国に置かれておるのであります。 本件協定は、わが国が、国内において、アジア生産性機構に法人格を認め、機構、その職員、及び専門家、並びに加盟国政府の代表者に対し、一定の特権及び免除を与えることを規定したものでありまして、特権及び免除……
○赤間文三君 ただいま議題となりました条約二件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、シンガポールとの航空協定について申し上げます。 わが国航空企業のシンガポールヘの運航は、日本・マレイシア航空協定に基づいて行なわれてまいったのでありまするが、シンガポールがマレイシアより分離独立いたしましたために、シンガポールとの間に、新たな航空協定を締結する必要が生じたのでございます。 本協定は、わが国とシンガポールとの間の定期航空業務について取りきめることを目的といたしまして、業務の開始及び運営についての手続と条件を規定するとともに、両国の航空企業の運営路線を定……
○赤間文三君 ただいま議題となりました条約二件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、国際法定計量機関を設立する条約の改正について申し上げます。 この条約は、はかりの構造、誤差等、計量器類の使用に伴って生ずる、技術上、行政上の諸問題を、国際間で統一的に解決するための機関の設立を定めたものでありますが、本件改正は、この機関の業務を一そう効果的に行なうようにするため、執行機関である国際法定計量委員会を、全加盟国の代表で構成するように改めるものであります。 次に、国際航空運送についてのある規則の統一に関する条約の改正議定書について申し上げます。 この条約……
○赤間文三君 ただいま議題となりました条約二件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、「海水汚濁防止条約」は、一九五四年に作成せられまして、一九六二年に改正せられたものでありまして、海水の汚濁を防止するため、一定海域における船舶からの油の排出を規制するとともに、船内装置、油記録簿、港湾の廃油処理施設等について、締約国のとるべき措置を定めております。 次に、「大西洋まぐろ条約」は、大西洋のマグロ類に関し、常に最大の漁獲が可能となる水準に資源を維持するために、全締約国からなる委員会を設けること。この委員会は、調査、研究を任務とし、また、勧告を行ない得ること……
○赤間文三君 ただいま議題となりました条約二件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、「国際労働条約第百号」は、一九五一年の国際労働機関の第三十四回総会において採択されたものでございまして、同一価値の労働について、男女労働者に対して、男女の性別による差別をすることなしに、報酬を定めるという原則について規定したものでございます。その趣旨とするところは、すでに国内法においても規定されているところでございます。 次に、「関税及び貿易に関する一般協定関係の確認書」は、昨年の四月わが国において、関税率表が新しい関税品目分類法に基づきまして、全面的に改正をせられた……
○赤間文三君 ただいま議題となりました条約及び法律案につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、「宇宙天体条約」は、一九五七年以来のソ連及び米国による人工衛星の打ち上げ、さらには、人類の月面到達の可能性を背景といたしまして、宇宙における法秩序を確立するために、国連の宇宙空間平和利用委員会において審議が行なわれました結果、昨年の十二月に、国連第二十一回総会において、満場一致をもって推奨せられたものでありまして、条約の内容は、宇宙空間への大量破壊兵器の打ち上げ禁止、月その他の天体の平和利用並びに宇宙空間の国家による領有禁止等について規定をしたものでございます。 ……
○赤間文三君 ただいま議題となりました「投資紛争の解決に関する条約」は、国際的な民間投資に関連し、受け入れ国による国有化や送金禁止等によりまして、国家と他の国家の国民との間に紛争が生じた場合に、これを解決するために、国際的な調停または仲裁を行なう「投資紛争解決国際センター」の設立を定めたものであります。
委員会におきましては熱心な質疑を行ないましたが、詳細は会議録に譲ります。
七月二十日質疑を終え、討論採決の結果、本件は全会一致をもって承認すべきものと決定いたしました。
以上御報告申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいま議題となりました「日韓航空協定」は、わが国と韓国との間の定期航……
○国務大臣(赤間文三君) お答えを申し上げます。 昭和三十八年の東京地裁の原爆の判決に関する御質問でございます。これは、御承知のように、広島、長崎に対する米国による原爆投下が国際法の違反であるということを判決が明示し、第二番目には、これに対して米国並びに米国大統領に対して損害賠償の請求権を要求をしたのでありまするが、この判決によっては、それは認められなかった。したがって、日本政府に対する損害賠償の請求がせられたのでございまするが、これも認められなかったというのが、この判決の骨子になっております。 第一のこの原爆の投下が国際法違反であるかどうかということについては、いろいろな議論がありまして……
○国務大臣(赤間文三君) 今回の改正による政治資金規正法違反に対する罰則は軽過ぎるのではないかという御質疑の第一点でございます。今回政府が提案いたしました政治資金規正法の改正法案の罰則は、いずれも犯罪行為の性格あるいは罪質、さらに現行の政治資金規正法の罰則の体系及びこれとの関連のある公職選挙法の罰則等との比較、こういうもろもろの事情を慎重に観察をいたしました結果定まったものでございまして、今回新たにつけ加えました罰則は、総ワク制限違反に対する罰則、赤字会社の寄付禁止に対する罰則、特定会社の寄付禁止に関する罰則でございまして、まことに私は適当であると、かように考えております。 次に、裁判があま……
○赤間文三君 私は、椿議員がお尋ねになりましたこととだいぶ重複した点がございますけれども、これは一切省略をいたしまして、特に質問を兼ねましてお願いを申し上げたいと思います。 まず第一に、お話しのようにこの万国博が大阪並びに近畿関係の非常な熱意によって話がまとまり、そうして三木通産大臣はじめ関係の方々の御努力によって、いよいよ大阪にきまったということについては、非常にこれは地元としましては感謝をいたしているような次第でございます。ただ、今日われわれが考えておりますことは、おい立ちがそういうふうに大阪並びに近畿が中心になってこの問題が発足をいたしましたので、その考え方が幾ぶんかあとを引いて、いよ……
○赤間文三君 ちょっと関連して。影山次長に伺いたいのですが、不況がだいぶ続いておりますが、去年の十一月十二月、ことしも一月、二月も大体終わりに近づきました。中小企業が不況の影響を受けて、去年の十一月、十二月等に比べて、現在どういうふうに不況が中小企業に影響しているか。言いかえてみれば、ますます強くなっているか、きつくなっているか、あるいは大体横ばいか、あるいは少しずつ政府の政策で不況が減っているとは言えないが、よくなるような状況にあるか、そこのところをちょっと聞いておきたい。不況の及ぼす影響、ひどくなっているか、あるいはゆるくなっているか。
○理事(赤間文三君) 次に、産業貿易及び経済計画等に関する調査を議題とし、公正取引委員会の業務概況に関する件の調査を進めます。御質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 よろしいですか。
○赤間文三君 ちょっと関連してお伺いしたいのであります。大阪の伊丹の飛行場、われわれはずいぶん前から、こういう規模の飛行場は世界でも類のないほど面積から施設、あらゆる点においてぐあいが悪いということを足しげく、もう数回にわたって陳情をいたした。にかかわらず、なかなか飛行場の整備その他において航空局は非常に消極的であるように私考える。これで万国博覧会がやがてくるときに、航空局としてはいまのあの飛行場を整備するだけで博覧会の用にたつというお考えを持っておられるのか。大体事故が起らなければいろいろな対策を講じないようなことでは私は非常に困る。常に事故の起こらぬ前から、やっぱりあらゆる方面に努力をする……
○赤間文三君 それでは、お許しを得て、ごく率直にお尋ねをしたいわけでありますが、独占禁止法というこの法律の名前から言うと、私的独占の禁止、あるいは不当な取引制限の禁止、不公正な取引方法を禁止する。まあ法律を調べてみると、こういうような骨子になっております。非常にこれはいずれも国の秩序を保っていく上には大事なことであると、かように思う。この点はついては私は何らの疑問も疑義も持たない。ただ、私は今日、日本の社会情勢なり産業の状況を見ると、かつてないような不況になっておる。この不況を政府はどうでもこうでも一日も早く好況に直さなければならぬ。これは全力をあげて直さなければならぬことである。しかし、また……
○赤間文三君 三木大臣が中小企業のために非常な成果をあげられつつあることは、われわれもよく承知をしておりましてあるがとうございました。先にもお話がありましたように、中小企業のうちで輸出産業に携わっておるものは、ひとつ将来また適当な方向で思い切って中小企業の輸出振興という題目のもとに施策を講じていくことも一つの中小企業の非常に大きな分野じゃないか、さように私聞きまして非常にこの点ありがたく、かつ今後期待しております。 それから次に、これは決して急がないのでございますが、将来だんだん時勢が変わってまいりますと、やっぱり時代の要求だとか産業の変遷とか、幾多の目まぐるしき産業界の変遷もあると思うんで……
○赤間文三君 ただいまの万国博覧会と機械技術のあれを上げるということについての御質問に関連して、私も意見を申し上げたい。 御承知のように、戦後のわが国の機械工業というものは、長い間戦争のために非常に技術が劣悪といいますか、話にならんほど、外国から見ますと、おくれている。それが非常な努力によって、輸出においても、質においてもよくなっている。私の記憶では、大阪で国際見本市を始めましたが、あれによって非常に各国の優秀な機械が大阪に陳列せられたのでありますが、初めは話にならなかった。外国品に太刀打ちできるどころの騒ぎじゃない。出品もどうかと思うくらいであった。それが国際見本市のたびを重ねるごとに、外……
○赤間文三君 通産大臣に御質問申し上げますが、今回の日本万国博覧会につきまして三木通産大臣が非常な御努力をいただきまして、着々と万国博覧会の準備が都合よく進んでいることは、非常にわれわれ感謝をいたしておる次第でございます。 私はここで一言お尋ねしたいことは、この日本の名誉にかけても成功させなければならぬ博覧会、しかもアジアで初めての博覧会につきましては、よほど博覧会の周知徹底と申しますか、気勢を上げなければこういう運動というものは成功をしにくい面があるのであります。考えてみますと、東京のオリンピック大会のときは官民が協力して大規模な国民運動を展開して、御承知のように非常にあれは成功をおさめた……
○理事(赤間文三君) 小柳先生、大臣に御質問があれば十二時までにやっていただきたいと思います。
【次の発言】 それでは、本日はこの程度で散会することにいたします。
午後零時二分散会
○赤間文三君 一言質問と希望を申し上げたいのでございますが、通産省、特に三百八十万くらいの企業所といいますか、作業所を擁しております中小企業の企業者の数などから見まして、今日まで通産省の予算その他を通観しますと、非常に合理的であり、なかなか予算そのものとしては私はよく研究ができておる。この点は敬服をいたしております。どうもまた見方によると、多くのやり方がややこう試験的というなら満点、試験的なものであり、それからまた、なかなか内容くふうその他については、われわれ非常に敬服する点が多いが、何ぶんもう少し企業者の数の多いこと、なおまた多種多様にわたっておること、今日の状態から見まして、予算の額という……
○赤間文三君 この日本万国博覧会のまず準備のことについてお尋ねしたいと思います。 私の見るところでは、もう余すところわずかに三年九カ月ぐらいになっております。非常に時日が切迫しておる。よほどこれは急ピッチで諸般の準備なりをやられないというと、私は間に合わぬような事情が起こってくるのじゃないか、これをおそれておるのです。この点について準備の見通しというか、そういう計画のごく大きな計画でも、いつ幾日までにどういうことをやるか、いつ幾日まではどういうことをやるか、わずか三年九カ月だから、事業計画というか、準備計画というものがあるだろうと思う。それについてお伺いをしたい。
○赤間文三君 私は、自由民主党参議院議員を代表いたしまして御質問を申し上げる次第でございます。 まず第一にお伺いを申し上げたいことは、政府がこのたび財政政策の一大転換をやった、公債発行に踏み切ったということでございます。今日まで長い間健全財政、均衡財政という方針をとってきておったので、公債発行は、これはもう大きな財政上の一大転換である、こういう大転換については、よほどこれは慎重にやらないといけないと、私は信じておる次第でございます。そういう点からいたしまして、政府はこの大転換をするにあたって、私はもうこれ転換をしなければならぬという理由をぎょうさん持っておられると思う。私はまず、政府でこうい……
○赤間文三君 本日は繊維関係の方々にお集まりいただきまして、それぞれの分野から御意見を拝聴して、非常に参考になる点が多かったのでございます。この点厚くお礼を申し上げます。 私は、この日本の全般から見まして、国民に一番関係の深いのは、何といっても衣食住だと思うのでございます。住につきましても、国家はばく大な金を出してなおまだ今日足らないで非常に困っておる。なおまた食の問題につきましても、御承知のようにばく大な金を出してわれわれの食問題が円滑に行なわれていない。衣食住の中の衣だけは、私の承知するところでは、あまり国といたしましては、お世話は非常に申し上げておるが、食住等に比べるとあらゆる面におい……
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
この際、委員の異動について御報告を申し上げます。
二月の十五日に佐藤一郎君が委員に選任せられ、また、同月十七日に松平勇雄君が委員を辞任されました。その補欠として私が選任をされました。二十日付をもって佐藤一郎君が委員を辞任し、その補欠として栗原祐幸君が選任せられました。また、本日田中茂穂君が委員を辞任されました。その補欠として佐藤一郎君が選任をせられました。
【次の発言】 議事に入るに先立ちまして、この際、一言ごあいさつを申し上げます。
このたび、外務委員長の重責をになうことになったのであります。はなはだ微力な者でございまし……
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告申し上げます。去る三月十六日付をもちまして栗原祐幸君が委員を辞任されました。
【次の発言】 国際情勢等に関する調査を議題といたします。
昭和四十二年度外務省関係予算及び今国会に提出予定の法律案条約について概要の説明を聴取いたします。
【次の発言】 以上で説明は終了いたしましたので、御質疑のおありの方は、順次御発言願います。
【次の発言】 そういう御意見もあるようでありますが、これは皆さんの御意見を承りたいと思っております。外務委員会の私としては、当委員会で扱うほうが適当じゃないか、こういうふうにいま考……
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。 まず、御報告をいたします。御承知のとおりに、昨年の第五十一回国会におきまして第三次国際すず協定の締結につき承認をいたしたのでございます。その後、同協定第九条6の規定中に誤植が発見をせられましたために、同協定の寄託国でありまするグレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国政府外務大臣は、昨年の九月の十九日に関係国の政府すべての了承のもとに誤植が訂正された旨の宣言をいたしたのでございます。この宣言を受けまして、本月十八日内閣官房長官から本院事務総長あてに誤植の訂正について了承を求めてまいったのでございます。 この際に、外務政務……
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。 国際電気通信条約及び関係議定書の締結について承認を求めるの件 日本国における経済協力開発機構の特権及び免除に関する日本国政府と経済協力開発機構との問の協定の締結について承認を求めるの件 所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とブラジル合衆国との間の条約の締結について承認を求めるの件、及び、 所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とニュー・ジーランドとの間の条約を改正する議定書の締結について承認を求めるの件 以上四つの案件を便宜一括して議題に供します。 質疑のおありの方は、順次……
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
この際、三木外務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。
【次の発言】 国際電気通信条約及び関係議定書の締結について承認を求めるの件
所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とブラジル合衆国との間の条約の締結について承認を求めるの件及び
所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とニュー・ジーランドとの間の条約を改正する議定書の締結について承認を求めるの件
以上三つの案件を便宜一括して議題といたします。
質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
別に御発言もなければ……
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
委員の異動について報告をいたします。
去る十七日付をもちまして鬼丸勝之君が委員に選任せられ、また、二十日付をもちまして廣瀬久忠君が委員を辞任せられました。
【次の発言】 日本国とアルゼンティン共和国との間の友好通商航海条約の締結について承認を求めるの件並びに
アジア生産性機構の特権及び免除に関する日本国政府とアジア生産性機構との間の協定の締結について承認を求めるの件
以上二つの案件を便宜一惜して議題に供します。
まず、政府から提案理由の説明を聴取いたします。田中政務次官。
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
在外公館の名称及び位置を定める法律及び在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。まず、政府から提案理由の説明を聴取いたします。三木外務大臣。
【次の発言】 次に、補足説明を聴取いたします。齋藤官房長。
【次の発言】 次に、在外公館の名称及び位置を定める法律及び在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案
日本国における経済協力開発機構の特権及び免除に関する日本国政府と経済協力開発機構との間の協定の締結について承認を求めるの件
日本国とアルゼンティン共和国……
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との間の領事条約の締結について承認を求めるの件
所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とノールウェー王国との間の条約の締結について承認を求めるの件
以上二案件を便宜一括して議題といたします。
まず、政府から提案理由の説明を聴取いたします。三木外務大臣。
【次の発言】 次に、補足説明を聴取いたします。高島参事官。
【次の発言】 以上をもちまして説明は終了いたしました。
二案件に対する事後の審査は、後日に譲ることにいたします。
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
航空業務に関する日本国政府とシンガポール共和国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件
千九百二十八年十一月二十二日にパリで署名された国際博覧会に関する条約第四条を改正する議定書の締結について承認を求めるの件
以上二案件を一括して議題といたします。
まず、政府から提案理由の説明を聴取いたします。外務大臣。
【次の発言】 次に、補足説明を聴取いたします。高島参事官。
【次の発言】 以上をもって二案件に対する説明は終了いたしました。
なお、二案件の事後の審査は、後日に譲ることといたします。
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
アジア生産性機構の特権及び免除に関する日本国政府とアジア生産性機構との間の協定の締結について承認を求めるの件
日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との間の領事条約の締結について承認を求めるの件
所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とノールウェー王国との間の条約の締結について承認を求めるの件を議題といたします。本件について質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本件に対する質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
国際法定計量機関を設立する条約の改正の受諾について承認を求めるの件
及び
千九百二十九年十月十二日ワルソーで署名された国際航空運送についてのある規則の統一に関する条約を改正する議定書の締結について承認を求めるの件
以上二つの案件を便宜一括して議題といたします。
まず、政府から提案理由の説明を聴取いたします。三木外務大臣。
【次の発言】 次に、補足説明を聴取いたします。高島参事官。
【次の発言】 以上をもって二案件に対する説明は終了いたします。二案件に関する事後の審査は後日に譲ることにいたします。
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
航空業務に関する日本国政府とシンガポール共和国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件
及び、千九百二十八年十一月二十二日にパリで署名された国際博覧会に関する条約第四条を改正する議定書の締結について承認を求めるの件
以上二案件を便宜一括して議題といたします。
御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 別に御意見もないようでございますので、二案件に対する質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、これから討論に入ります。右二案件を一括して討論を……
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
国際法定計量機関を設立する条約の改正の受諾について承認を求めるの件
並びに、千九百二十九年十月十二日にワルソーで署名された国際航空運送についてのある規則の統一に関する条約を改正する議定書の締結について承認を求めるの件
以上二案件を便宜一括して議題といたします。質疑に入ります。御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、二案件に対する質疑は、本日はこの程度といたします。
【次の発言】 次に、国際情勢に関する調査を議題といたします。御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
○委員長(赤間文三君) それでは、ただいまから外務委員会を開会いたします。
国際情勢等に関する調査を議題といたします。御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 本件に対する質疑は、時間の都合上、本日はこの程度といたします。
【次の発言】 次に、国際法定計量機関を設立する条約の改正の受諾について承認を求めるの件
及び千九百二十九年十月十二日にワルソーで署名された国際航空運送についてのある規則の統一に関する条約を改正する議定書の締結について承認を求めるの件
以上二案件を便宜一括して議題といたします。
これより質疑に入ります。御質疑のある方は、順次御発言を願います。
別に……
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
国際情勢等に関する調査を議題といたします。
御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本件に関する質疑は本日はこの程度といたします。
本日はこれにて散会をいたします。
午前十一時四十七分散会
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
千九百五十四年の油による海水の汚濁の防止のための国際条約の締結について承認を求めるの件
及び
大西洋のまぐろ類の保存のための国際条約の締結について承認を求めるの件
以上二案件を便宜一括して議題といたします。質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 結論だけひとつ。
【次の発言】 田中政務次官から発言を許します。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告を申し上げます。
本日付をもちまして笹森順造君が委員を辞任され、石井桂君がその補欠として選任をされました。
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
同一価値の労働についての男女労働者に対する同一報酬に関する条約第百号の締結について承認を求めるの件
及び関税及び貿易に関する一般協定の譲許表の訂正及び修正に関する千九百六十七年五月五日の締約国団の第三確認書の締結について承認を求めるの件
以上二案件を便宜一括して議題といたします。
まず、政府から提案理由の説明を聴取いたします。田中政務次官。
【次の発言】 次に、補足説明を聴取いたします。高島参事官。
【次の発言】 以上をもって二案件に対する説明は終了いたしました。
これから質疑に入ります。御質疑のおありの方は順次御発言……
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
同一価値の労働についての男女労働者に対する同一報酬に関する条約(第百号)の締結について承認を求めるの件
及び
関税及び貿易に関する一般協定の譲許表の訂正及び修正に関する千九百六十七年五月五日の締約国団の第三確認書の締結について承認を求めるの件
便宜一括して議題といたします。
これより質疑に入ります。御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 宮崎参事官。
【次の発言】 簡単に要点だけ。
【次の発言】 他に御発言もなければ、二案件に対する質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
旅券法の特例に関する法律案
国家と他の国家の国民との間の投資紛争の解決に関する条約の締結について承認を求めるの件
月その他の天体を含む宇宙空間の探査及び利用における国家活動を律する原則に関する条約の締結について承認を求めるの件
航空業務に関する日本国政府と大韓民国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件
以上四案件を便宜一括して議題といたします。
まず、政府から提案理由の説明を聴取いたします。田中外務政務次官。
【次の発言】 次に補足説明を聴取いたします。山下審議官。
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
国家と他の国家の国民との間の投資紛争の解決に関する条約の締結について承認を求めるの件
及び航空業務に関する日本国政府と大韓民国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件
以上二案件を便宜一括して議題とし、これから質疑に入ります。
御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 速記ちょっととめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 承知しました。
【次の発言】 韓国に対する経済援助の現状ですね。
○委員長(赤間文三君) いいですか。――では岡田君。
【次の発言】 他に御発言もなければ、国家と他の国家の国民との間の投資紛争の解決に関する条約の締結について承認を求めるの件に対する質疑は終了したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、これより討論に入ります。御意見のおありの方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。
別に御意見もないようでございますから、討論は終結したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。
これより採決に入ります。
国家と他の国家の国民との間の投資紛争の解決に関する条約の締結について承認……
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
航空業務に関する日本国政府と大韓民国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
これより質疑に入ります。御質疑のある方は、順次御発言を願います。
別に御発言もないようでございますので、本案件に対する質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、これより討論に入ります。御意見のおありの方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。
【次の発言】 他に御意見ございませんか。他に御意見もないようでございますので、討論は終結したものと認めて御異議ございません……
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
調査承認要求に関する件を議題といたします。
本委員会といたしましては、今期国会の開会中に国際情勢等に関する調査を行なうこととし、この旨の調査承認要求書を本院規則第七十四条の三により議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後一時三十一分散会
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
国際情勢等に関する調査を議題といたします。
御質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 十二時半に約束があるのですが、時間が過ぎましたから、あと一問でひとつけりをつけてくれませんか。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本件に対する質疑は、本日はこの程度といたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時四十五分散会
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず第一に、継続調査要求についておはかりをしたいと思います。
国際情勢等に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとして、本院規則第五十三条によりまして本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。
なお、要求書の作成及び提出時期等につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと慰め、さよう決定をいたします。
○国務大臣(赤間文三君) ただいま御紹介にあずかりました赤間文三でございます。このたびはからずも法務大臣の重責をになうことになりました。法務省の仕事につきましては未経験でございます。法務委員会の皆さま方の格段の御協力、御指導を衷心からこらこの機会にお願いを申し上げます。 なお、この機会に、私の法務大臣としての心がまえにつきまして申し上げて、皆さまの御理解を得たいと存ずる次第でございます。 まず、法務行政は、検察に関する事務、民事行政に関する事務など、社会正義の実現と国民の権利の擁護にかかる重要な事項を所管しておりますことは、御承知のとおりでございます。法秩序を維持して平和な国民生活を確保し……
○国務大臣(赤間文三君) 裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を便宜一括して説明をいたします。 政府は、人事院勧告の趣旨にかんがみ、一般の政府職員の給与を改善する必要を認め、今国会に一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案及び特別職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案を提出いたしましたことは、御承知のとおりであります。そこで、裁判官及び検察官につきましても、一般の政府職員の例に準じて、その給与を改善する措置を講ずるため、この両法律案を提出した次第でありまして、以下簡単に改正の要点を御説……
○国務大臣(赤間文三君) ただいまは裁判官、司法官について同情ある御質問で、お述べになりましたように、近時、検事とかあるいは裁判官の希望者、特に優秀な方が来にくいというような状況で、検事等に相当の欠員がある。実際は困るような状態でございます。やはりこの給与その他の点につきましてもひとつさらに研究いたしまして、この方面に優秀な人が来るように努力していかなければならぬと、かように考えております。一そう御協力をお願いいたすわけでございます。
○国務大臣(赤間文三君) 大阪タクシー事件の概要と、今日までの捜査の経過につきまして御説明を申し上げたいと存じます。 大阪地検におきましては、大阪陸運局職員に汚職の疑いがあるという情報を入手いたしましたので、慎重な内偵を行なった結果、同局職員がタクシー業者から職務に関して供応、接待を受けたとの容疑が濃くなりましたので、捜査を始めたのが端緒でございます。そこで、大阪地検におきましては、前記供応、接待の容疑をもちまして、八月の十二日に大阪タクシー協会事務所ほか二カ所、八月十六日に大阪相互タクシー株式会社ほか四カ所、八月十七日に大阪相互タクシー専務の宅ほか三カ所、八月の二十一日に神戸相互タクシー株……
○国務大臣(赤間文三君) お答えを申し上げます。
島原鉄道の経営をめぐる民事訴訟から、新聞に報道をされたことは承知をいたしております。検察当局からは経理の問題等については、まだ何らの報告を受けておりません。
【次の発言】 お答えを申し上げます。
背任とか横領とかいうような疑いがありますときには、警察においていろいろと捜査を行ないます。なおまた、それが濃厚であるときには、検察当局でまた内偵をいたすというようなことをいたします。ただ、この問題につきましては、民事訴訟の問題になっていることは新聞で承知いたしておりますが、検察当局からは何らの報告を受けておりませんので、法務省としては聴取いたしてお……
○国務大臣(赤間文三君) お答えします。
検察当局から、關谷勝利代議士の逮捕について了解を求めてまいりました。事情をいろいろ調査いたしました結果、やむを得ないものとして了解を与えました。
【次の発言】 検察当局から、こういうことをやるから了解してくれというお話がきましたので、私は了解を与えた、こういうことでございます。
【次の発言】 私は法律の根拠よりも、検察当局として逮捕をする考えであるから、法務大臣に通知をして一応了承を求めたいと、こういう事実上のあれがありましたので、私は事情を聞いたところが、やむを得ないものとして了承を与えたという意味でございます。
○国務大臣(赤間文三君) この八王子の問題につきましては、やはり徹底的にこれはひとつ根本問題も研究する必要があると私は考えております。総合庁舎が非常に便利であるということも考えられますが、いま岡議員が述べられましたように、逃亡その他についてはよく考えないと、そういうところがやはり逃亡しやすいようになっては、これは非常にぐあいが悪いと考えておりますので、総合庁舎については、今後ひとつとくと根本方針を研究してみたいと私は考えております。大体八王子の拘置所の問題を調べてみますと、第一は、職員の勤務体制の問題が考えられる。第二は、施設の構造の問題が考えられ、それから第三は、警備用器具の問題、この三つが……
○国務大臣(赤間文三君) 法務省に関しまする議決案につきましては、その趣旨をよく了解をいたしまして、十分御趣旨に沿うように努力をいたしたいと考えております。
○国務大臣(赤間文三君) 法務省設置法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。 この法律案の改正点の第一は、旭川刑務所の位置を変更しようとすることであります。旭川刑務所の施設は、老朽の度がはなはだしく、かつ狭隘となっておりましたところ、その改築のための敷地の拡張は困難な状況にあり、しかも、同刑務所が現在地にあることは、旭川市の都市計画にも支障を来たすものと考えられるに至りました。そこで政府といたしましては、早急にその施設を他に新営すべく鋭意努力いたしました結果、同市に隣接した上川郡東鷹栖村に適当な敷地を入手し、昭和四十三年度内に刑務所を開設し得る運びとなりましたので、……
○国務大臣(赤間文三君) この刑務所の移転問題がいろいろあるのでございますが、旭川刑務所は、いまお述べになりましたように、都市計画の上から、なおまた、相当老朽をしておるという点からも、これを移転するということが問題になっておるのでございます。法務省としましては、やはり都会にありますものは、その地方地方の実情によりまして、あまり便利は悪くない地方のほうに移してくれぬかというような地方の希望も相当多いところがありますので、そういうところはよく話し合いをいたしまして、比較的都心から離れた、で、しかも刑務所の機能には差しつかえぬような場所を探してもらってこれを移転する、こういうふうな方針をずっととって……
○国務大臣(赤間文三君) 委員の各位には、平素から法務行政の諸問題につきまして種々御尽力いただいておりますことに対し、この機会に厚く感謝いたす次第でございます。 本日は、法務大臣として私が日ごろ考えておりますことを申し上げたいと思います。 私は、法務大臣に就任しこの方、一貫して法秩序の維持と国民の権利擁護のため努力してまいりましたが、今後もこの重要な責務の遂行に全力を傾けたい所在でございます。このような見地から、当面重要と考えております二、三の点について申し述べたいと思います。 第一は、治安対策についてであります。国内の治安情勢は、表面は一応平静に推移するかのようでありますが、その底流に……
○国務大臣(赤間文三君) 憲法につきましては、私はすべての国民が憲法を守るということを非常に大事な事柄に考えておるのであります。特に憲法の中にも条文がありまして、これこれのものは憲法を尊重しこれを擁護する義務があると書いてありますが、私は、すべての国民がやはり憲法を守っていく、こういうことでいくということが当然である、かように考えております。
【次の発言】 たてまえと本意とが違うとかあるいは使い分けするようなことは好ましくないという御意見のように拝聴しましたが、全く私も同感でございます。私も、徹底してこの現行憲法を守っていくということに徹していかなければならぬ、かように考えております。ただ、憲……
○国務大臣(赤間文三君) この三派全学連のいろいろな事件の場合を調べてみますと、多数で暴力的な破壊活動行為が行なわれたということで、私ら治安の当局としては、非常に遺憾に考えておるのであります。私法務大臣としては、何としても国家の法秩序を守っていくということが私らに課せられたことでありまするが、どうも三派全学連の行動は、国の秩序を破壊をして、破壊活動的な行為が多いということを、この上もなく私は残念に思っておる。こういう行為をひとつやめてもらいたいというような熱烈な布望を持っておるのであります。こういう点からいたしまして、法務省といたしましても、ずっと前から慎重にこの問題につきまして調査を進めてお……
○国務大臣(赤間文三君) 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。 この法律案は、裁判所における事件の適正迅速な処理をはかる等のため、裁判所の職員の員数を増加しようとするものでありまして、以下簡単にその要点とするところを御説明申し上げます。 第一点は、裁判官の員数の増加であります。これは、高等裁判所における訴訟事件及び地方裁判所における借地非訟事件の適正迅速な処理をはかるため、判事の員数を十二人増加することにいたしております。 第二点は、裁判官以外の裁判所職員の員数の増加であります。これは、高等裁判所、地方裁判所及び家庭裁判所における事件の円滑な処理を……
○国務大臣(赤間文三君) いまお述べになりましたように、留置所から出てあまり日にちがたたぬうちに死んだということについては、私はほんとうにこれは気の毒な残念なことだと考えます。 で、そういう病人を留置するのはどういうことなのかということをお述べになりましたが、私の尋ねてみましたところでは、検察庁では留置に耐え得るというふうに見たから留置をした、何も耐え得ないような者を無理に留置したのではない。留置に耐え得るということでして、何か承ると、本人は酒が、アル中のところまでいつも酒を飲んでおらぬと調子が悪くなるというアル中患者であるというのですが、第一に、留置したということは、検察関係の係の者は耐え……
○国務大臣(赤間文三君) 訴訟費用臨時措置法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。 この法律案は、民事訴訟及び刑事訴訟の証人及び鑑定人等の日当の最高額を増加しようとするものであります。すなわち、民事訴訟における当事者及び証人の日当並びに刑事訴訟における証人の日当につきましては、その最高額は出頭または取り調べ一度につき千円と定められ、また、民事訴訟における鑑定人、通事等の日当及び刑事訴訟における鑑定人、国選弁護人等の日当につきましては、その最高額は出頭または取り調べ一度につき七百円と定められているのでありますが、最近における物価の状況その他諸般の事情を考慮いたしまして、……
○国務大臣(赤間文三君) 警備のほうは、御承知のように、直接は警察のほうが当たると思います。まあ法務省もひとつ十分関心を持って、遺憾なことの起こらなぬように注意をしたいと思っております。
【次の発言】 いま亀田委員のあれでありますが、まだこちらのほうには報告が一つも来ておりませんので、そういうものについては、先に秋山委員に答えたように、警察のほうでできるだけのことはやるだろうと思いますが、法務省もあわせて十分ひとつ関心を持って、大事が起こらぬようにあらゆる面に十分注意をするようにしたいと考えております。
【次の発言】 この改正刑法の準備草案ですが、これは、いまお述べになりましたように、昭和三十……
○国務大臣(赤間文三君) 旧執達吏規則に基づく恩給の年額の改定に関する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。 この法律案は、一般の公務員の恩給の増額が行なわれた場合には、これに伴って旧執達吏規則に基づく執行吏の恩給を増額することにしようとするものであります。 御承知のとおり、執行吏を退職した者には、旧執達吏規則に基づく恩給が支給されることになっております。この恩給につきましては、従来、一般の公務員の恩給の増額が行なわれるたびに、これに準じて増額の措置を講じてまいりましたが、政府におきましては、今回さらに、本年十月から一般の公務員の恩給を増額することを内容とする恩給……
○国務大臣(赤間文三君) 刑事補償法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。 刑事補償法による補償金の算定の基準となる金額は、昭和三十九年の改正によって、無罪の裁判またはこれに準ずる裁判を受けた者が未決の抑留もしくは拘禁または自由刑の執行等による身体の拘束を受けていた場合については、拘束一日につき四百円以上千円以下とされ、また死刑の執行を受けた場合については百万円とされているのでありますが、最近における経済事情等にかんがみ、これを引き上げることが相当と認められますので、この法律案は、右の「四百円以上千円以下」を「六百円以上千三百円以下」に、「百万円」を「三百万円」に引き上……
○国務大臣(赤間文三君) 上が上がるから、それに伴って下も上がるのじゃないかという、そういう考えはわれわれは持っておりません。下はそのために刑を引き上げる――変わってない、刑全体を引き上げるという考えはない。ただ、悪質な、重大なもので、人命に死傷を来たしたものについて刑が上がっているのだ、こういうふうな考えを持っております。
【次の発言】 これは上を上げれば下も上がるんじゃないか、まあ俗に言うと、絶対にそういう方針はとらないつもりでございます。全部が軽いからというのなら、下も幾らか上げたら、そういうことになると思いますが、そういう意味において、下は一つもさわらぬで、上だけを三年以下のものを五年……
○国務大臣(赤間文三君) 御質問の点につきましては、私も必要があると思うのでございます。御承知と思いますが、前の道交法の改正をやりましたときには、あれは一般の刑を上げるために随所に刑を上げておる。これは大体全体としての刑を加重するという意思がうかがわれるのは、各所で刑の最低が上がる、今度のことは、御承知のように、下は一つも変わらないのでございます。下の刑を上げてない。途中においても刑罰を加重した点は一つもありません。ただ、最高が三年未満の禁錮が今度五年未満の禁錮または懲役ということになる。これがいわゆる未必の故意に属するような重大な悪質なものに限って刑を上げる、こういうことを明確に物語っておる……
○国務大臣(赤間文三君) 今回の刑法二百十一条の改正も、いまお述べになりました、われわれは必要な限度において改正をするということには変わりはないと考えております。たとえて申しますと、下のほうは一切何らの手を入れてない、ただ最高の三年を五年に上げたのは、非常に悪質なものに行なうということを骨子にいたしておるのでありまして、別に範囲を広げるとかいうような――やはり全く必要な限度と法務省としては解釈いたしております。
【次の発言】 非常に広範にわたるということでありまするが、これは二百十一条の性質が、私は広範になるといういまお話しのような性質を持っておる条文であると考えます。われわれ改正を今度やりま……
○国務大臣(赤間文三君) 民事局長の考えと大体同じような考えを持っております。
【次の発言】 民事局長の考え方は、お述べになりましたように、まだ十分固まっておらぬので、今後日本の実情に合うようなことでひとつ、まあ手数料制のいいところもあるし、それかといって俸給制に割り切ったほうがいいような点もあるし、あるいはまた手数料制と俸給制とおのおの長所短所があるから、そこで加味するような制度をとっておる制度もあるものだから、なかなかいろいろな方法が、いずれが日本の実情に適合しておるかということをいま割り切ってどうというわけにはいかない、考えがまだ固まっていないと、これと私の考え方が同じであるということで……
○国務大臣(赤間文三君) ただいま亀田君の御質疑ごもっともでございます。われわれとしましては、人権、つまり名誉に関する場合が多いので、絶対に検察当局から漏れないように、漏らさないように厳重に指導していくという方針をとっております。だいぶこのごろ徹底したようでございますので、今後もますますひとつ漏れることのないように注意をしていきたいと思います。
【次の発言】 附帯決議の問題につきましては、御趣旨を尊重いたしまして、最高裁判所、その他の関係機関と十分連絡をとりつつ検討を進めてまいりたいと考えております。
○国務大臣(赤間文三君) 新民法の精神は、御承知のように、個人の権利義務を明確に規定しているところに趣旨があると私は考えております。
【次の発言】 お答えを申し上げます。
戦前における治安維持法の制定とかあるいは特高警察の制度というようなものは、当時の政治体制あるいは社会情勢のもとにおきましては、私はそれなりにそれ相当の必要性があったものと考えております。しかしながら、今日新憲法のもとにおきましては、いわゆる主権在民で、民主主義政体を確立しました今日におきましては、このような考え、法制というものは運用の上におきましても許されないものである、かように私は考えております。
○国務大臣(赤間文三君) 日通事件の概要について申し上げます。詳細なことは、ただいま総理から御答弁がございましたように、捜査の途中でございますので申し上げられません。概要だけは私から差しつかえのない程度に申し上げたいと思います。 東京地検は、二月の二十一日に日通の経理部の管財課長を、所得税の違反の容疑で逮捕をして取り調べました。三月十三日に東京地裁に起訴をいたしました。起訴事実の概要は、同課長が自分の所得税を免れるために、他人の名義を用いて預金をしておったというような不正な事件がわかりました。昭和三十九年から同四十一年までの所得税額が四千百二十七万余円の脱税をしたという疑いが起こったのでござ……
○国務大臣(赤間文三君) 明治百年に当たりまして政令で恩赦を行なうことは現在考えておりません。
○国務大臣(赤間文三君) 人権宣言二十周年記念の年に当たりますので、政府といたしましても、これの趣旨を徹底するようにあらゆる施策を本年はいたしたいと考えております。たとえば亡命者等につきましても、要するにその点は特に留意してそれを、たとえば亡命者を帰せば生命の危険があるというような場合には、格別の配慮をして、そういうときには帰さないような方策を講ずる、帰すときには、生命が安全かどうかということを十分調査をする、そういう方針を、大体亡命者等にも人権宣言の趣旨を普及していくという方策をとっております。
【次の発言】 さきに申し上げましたように、人権尊重はもう十分にやる。台湾につきましても、独立連動……
○国務大臣(赤間文三君) お答えを申し上げます。 お尋ねの森川医師の事件でございますが、これは現在公判が請求せられまして目下裁判中でございます。私はこういうふうな森川さんの自分の三男、二十七歳になる者の心身障害がひどいために非常に気の毒に思って、自分の子供を殺された、そして自分も自殺しようとされたというこの事件につきましては、非常にもう気の毒に考えておるのであります。しかしながら、この事件を調べてみますと、こういうふうに自分のむすこが非常な重症で将来の見込みもなくて気の毒だから、これを殺して自分も自殺しようというようなのは、これは非常な悲劇でございますが、よく調べてみますと、やはりこういう事……
○国務大臣(赤間文三君) この「選挙に関して」ということの御質問でございまするが、私たちがこの「選挙に関し」というものの解釈は、一般には、選挙に際して選挙に関する事項を動機としたものがこれに相当する。なおいま一ぺん言いますと、選挙に際して選挙に関する事項を動機としたものはこういうふうな解釈に当てはまる、かように考えておるのであります。なお、これ一般的に具体的に申し上げますると、寄付の趣旨とか、あるいは寄付の、何といいますか、性格と申しますか、また寄付者の意見、真意、こういうものが私はどうであるかということが大きな要因をなすものと考えております。
○赤間文三君 美濃部先生にお伺いを申し上げたいと思います。 先生の御説によると、財政主導型になると、大体公債が一兆二、三千億になればインフレにつながる可能性が相当あるように思う、こういう御意見であります。私の考えから言いますと、その金の使い万ということがいろいろインフレになったり、あるいはインフレにならなかったりする。なおまた言いますならば、公共事業でも、特にこういう公使に性質上適合するような国の公共事業を積極的にやっていく、こういう方法を慎重にとるならばインフレになる危険というものは、私はない。ただ、この金の使い方が公債に向かないような事業にやるならば、先生の言われるような危険性が多くなり……
○国務大臣(赤間文三君) 岡田委員から破防法適用をなぜ見送ったかという御質問でございますが、まだ、これは見送ったというところまできていないのであります。あらゆる事実問題、法律問題、証拠の問題、あらゆる面から適用をめどに研究しておるという段階でございます。新聞に見送ったと書いてあるのは私らと相当違う。むしろ準備を進めておるということで、いまだかつて見送ったとかいうことを言ったことは一度もないのであります。その点ひとつ御了承願いたいと思います。
【次の発言】 やはり必要によったら適用するというたてまえのもとに検討を重ねておるというのが実情です。
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