森勝治 参議院議員
7期国会発言一覧

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このページでは森勝治参議院議員の7期(1965/07/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は7期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院7期)

森勝治[参]本会議発言(全期間)
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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 参議院本会議 第8号(1967/08/18、7期、日本社会党)

○森勝治君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました健康保険法及び船員保険法の臨時特例に関する法律案に対しまして質疑を行なうものであります。  佐藤総理大臣、まず、あなたにお尋ねしたいと存じます。  国民からその成立の一日も早からんことを期待された政治資金規正法を骨抜き、廃案として、その抜いた骨を今度はオブラートに包んで物価高、税金高で食傷ぎみの国民の口の中へ無理やりに押し込もうというのが、この健康保険法改悪の姿ではないでしょうか。これでは骨がじゃまで飲み込むわけにはまいりません。国民は全く迷惑しごくでございます。しかも、権力の上にあぐらをかき、数にものを言わせ、強引に押し切ろうと……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 参議院本会議 第10号(1968/04/05、7期、日本社会党)

○森勝治君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま郵政大臣より趣旨説明のありました公衆電気通信法の一部を改正する法律案に関しまして、佐藤総理並びに関係大臣に対し、若干の質問を行なうものであります。  申すまでもなく、わが国の電信電話事業は、戦後、国有、国営の官業形態から、公共企業体という特殊な経営形態に改革されたわけでありますが、この事業が本質的には依然として全額政府出資の国有事業であり、公衆電気通信事業といたしましては全国的規模の完全な独占事業でありまして、日常生活に欠くことのできない公益事業であることには、少しも変わりはないものであります。したがって、公共企業体としての電電公社には、……

森勝治[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院7期)

森勝治[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第49回国会(1965/07/22〜1965/08/11)

第49回国会 社会労働委員会 第閉会後1号(1965/08/12、7期、日本社会党)

○森勝治君 昨日私が御質問申し上げている点がありますので、その点について御回答いただいてから、同じ水の問題について他の問題を質問したいと思います。
【次の発言】 ただいまのお答えが私は合点がまいりません。その合点がまいらない第一点は、あなたはこうおっしゃっている、直ちに飲めないということではありません、飲んでもかまいませんと言っているんです。さらに、そのあとことばを続けましてあなたのおっしゃるのは、本来、水のあるべき姿からはずれているだけですと、こういうのです。もしあなたのおっしゃったように、そういう軽度にものを考えたとするならば、もっとも――私のほうから見ますとですよ、あなたの答弁から私が推……

第49回国会 社会労働委員会 第閉会後2号(1965/09/30、7期、日本社会党)

○森勝治君 第二班の報告をいたします。  当委員会の決定に基づきまして、黒木さん、私の二名が参加をいたし、九月二十日から二十三日まで山形、秋田の両県下を視察してまいりました。調査項目は、主といたしまして、国民健康保険の実施状況に関する事項、農村における出かせぎ労働者問題に関する事項を中心といたしまして、厚生及び労働行政に関する当面の問題もあわせて調査をしたところであります。  以下、調査項目に従いまして、その結果の概要を申し上げてみたいと存じます。  まず、国民健康保険の事項について申し上げますが、御承知のとおり、国民皆保険が達成されましたのは昭和三十六年四月一日で、山形県はこれに先がけまして……

第49回国会 社会労働委員会 第3号(1965/08/10、7期、日本社会党)

○森勝治君 宮川さんにちょっとお伺いしたいのですが、いまあなたのお話の中に、会社側は保安を無視して生産を強行していると、こういうことばがあったのですよ。したがって、会社側の保安の不備の点に言及されておりますので、この点について、当該組合として、会社側に対して何かその善処方の要望をされておったかどうかという点をちょっと聞いてみたいのですが。
【次の発言】 宮川参考人が言われたように、従業員側からしばしば本件については善処方を要望したにもかかわらず、会社側がその措置をはからなかったためにああいう悲惨事を起こしたということは、皆さんお聞きのとおりであります。したがって、この点は明らかに会社側の責任が……

第49回国会 社会労働委員会 第閉会後3号(1965/10/01、7期、日本社会党)

○森勝治君 いろいろ御説明があったわけですが、廃液、それから騒音、ばい煙、そういう問題については、これは各県とも頭を悩ましているわけでありますね。これは総称して公害という名で呼ばれておりますが、さて各県で条例などを設けようとするときに、公害とは何ぞやということで基準がさだかでないわけです。過去においては、私どもも若干そういうもののアウトラインのようなものをつくってこれこれだと出したけれども、それはざる法にひとしくて、静岡県でも、あそこの富士川ですか、河川の汚染についての条例を設けようとして国に問い合わせをしたら、ざる法で参考になりませんという、そういう県議会の関係の方々の私どもまいりましたとき……

第49回国会 社会労働委員会 第4号(1965/08/11、7期、日本社会党)

○森勝治君 ただいま大谷先生の御質問の、いま質疑と答弁を聞いておりますと、大衆収奪の醜さをまざまざと私は見せつけられたような気がするものです。で、いま国立療養所の問題と、それをめぐる身障者の問題が中心になっておりますので、関連して二、三質問をしてみたいと思うのです。  まず、身障者の採用の問題ですが、身障者の採用の問題は各官庁がこぞって行なうというのがかねてからの国の方針だと私は聞いております。したがって、最近における各官庁のこの雇用状態はどうなってるか、なかんずく、この本家本元である厚生省で、最近ここ数年間身障者をどのくらい採用しておられるか、これからこういう問題とどら積極的に取り組んでいか……


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第50回国会(1965/10/05〜1965/12/13)

第50回国会 社会労働委員会 第2号(1965/10/19、7期、日本社会党)

○森勝治君 関連ですが、先ほどのお答えの中で、医務局長は、健康診断的な診察をもってしたほうがいいというようなことを前段で述べておられたのです。ところが、私もなるほどそうかなと思って考えておったところが、後段において、しかしながら、数多くやるということが必ずしも好ましいということではありませんと、こうおっしゃっておられるのです。健康診断的ということになりますと、たとえばあらゆる職場では定期検診をやっておりますね、こういうときに活用されたならば早期発見が数多く発見されるというふうに、私は素朴にしろうと考えで理解しておったのですが、あとのほうで限定されておりますので、それじゃ一体厚生省の考え方はどう……

第50回国会 社会労働委員会 第3号(1965/10/26、7期、日本社会党)

○森勝治君 笠さんにちょっとお伺いしたいのですが、笠さんの後段ですね、一番最後に述べられた点、たとえばこの種の運動というものは国民の自覚にまつのが最善だ、こうおっしゃっておるわけですね。そこで、政府に何もあまり金の負担かけないでやりたいというような御意見を承ったわけです。ところが、先般のこの席でわれわれが政府にも質問したのは、もっと国が率先して力を尽くすべきではないかということを終始一貫われわれが主張したわけですが、何かあなたのお話ですと、対ガン協会が独自で国民運動を起こされるような、政府があまり頼りにならぬ、こういうような後段の御説明のように承ったのですが、その点をちょっと。


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1966/02/24、7期、日本社会党)

○森勝治君 だいぶ時間がたっているようでありますから、一点だけ、かいつまんで質問をしてみたいと思うのですが、それは、いまの話にもありました東海村の原子力研究所に隣接する米軍の射爆場返還問題について質問してみたいと思うのです。  このことは、すでに近藤長官以来の懸案事項でありまして、御承知のように、もう茨城県議会でも、あるいはまた衆参の科学特別委員会においても、この返還の要求の決議をされたというふうに私は仄聞しておるところでありますけれども、その後の米軍との折衝がどうなっておられるのか、ひとつ大臣からお伺いをしてみたいと思います。
【次の発言】 当時、もうすでに誤爆による被害者が出ておったわけで……

第51回国会 災害対策特別委員会 第9号(1966/06/22、7期、日本社会党)

○森勝治君 御承知のように、六月七日東京都をはじめとして茨城、栃木、群馬、千葉、埼玉というふうに関東一部五県にわたって激しい降ひょうがあったわけであります。なかんずく埼玉県北部が激じんの地でございまして、埼玉県におきましては、同日汽車はとまり、電車は脱線するというような騒ぎが起こりました。本席取り上げられている問題は、農村地帯における農作物の被害の問題についておもに取り上げられておりますが、県南の地区におきまして、市街地におきまして、この降ひょうによる出水のために、床下あるいは床上の浸水等のおびただしい被害もまた出ておるということを見のがすわけにはまいらぬわけであります。特にこの埼玉県の北部地……

第51回国会 社会労働委員会 第2号(1965/12/28、7期、日本社会党)

○森勝治君 私は、埼玉県下に起こりました不当労働行為の問題について大臣に御質問をしたいと思うのでありますが、その前に、一点だけ聞いておきたいことがあります。それは、初めて私は議員となったものでありますが、かねてから本件につきましては担当大臣の御出席方をわずらわしておりましたが、再三再四にわたる出席要請にもかかわらず、御出席が願えなかった。押し詰まったきょうやっとおいで願ったようなわけでありますが、総理は、口を開けば慎重審議、国民のための政治、人間尊重、経済安定等、お題目はたくさん並べますが、さて、われわれが具体的な問題についての審議に移ろうとすると、所管の大臣がなかなかおいで願えない。もちろん……

第51回国会 社会労働委員会 第4号(1966/02/03、7期、日本社会党)

○森勝治君 時間がございませんから、簡単に質問をいたしますが、これは会社側に対する質問ですが、ピケが合法か非合法かという裁判の続行中に、会社側が一方的にピケ破りをやったということは、どういう趣旨に基づいてやられたのか、その点をひとつ会社側からお伺いしたい。
【次の発言】 提訴はしておらんでも、裁判続行中であるくらい御承知でしょう。
【次の発言】 どうであろうとも、裁判続行中であることは御承知でしょう。
【次の発言】 裁判続行中であるならば、その是非が明らかに下された後でもおそくはないのじゃないですか。
【次の発言】 それでは、会社は何でも自分の思うことを、どういう裁判にかかろうとも、第三者の手……

第51回国会 社会労働委員会 第8号(1966/03/24、7期、日本社会党)

○森勝治君 基準局長がいませんので、両省に関係する問題ですが、ちょっと通産省に聞いてみたいのですが、基準法の五十五条の二で、安全衛生は労働省の監督行政の範囲外だという、すなわち、鉱山保安法によって取り締まれということがありますね。このようなことは、本来労働省の所管にあるべきだと、私は私のささやかな頭脳で理解をするのだけれども、この問題については、関連法の手前、労働省の権限が及ばない。私は、こういうところに両省の監督行政の手が届かない、その届かないその先にこういう事件が続発するのではないかという憂いを持つものです。したがって、本来ならば、やはりこれは他の事業と同じように、こうした監督、いま言った……

第51回国会 社会労働委員会 第9号(1966/03/31、7期、日本社会党)

○森勝治君 毎度のことだけれども、時間がないということでありますので、私もかいつまんで二、三大臣に質問してみたいと思うのです。  まず、第一点は雇用の趨勢について伺ってみたいと思います。この点については、先ほど藤田委員も触れられたようでありますが、大臣は、先般私どもに所信の一端を開陳するにあたりまして、こういうことをその中で言及をされております。前段、後段を省きまして、要点のみ若干言いますと、「最近の雇用情勢は、景気の停滞を反映し、依然として増勢の鈍化が続いております。一方、長期的に見れば、」云々とありますが、「依然として増勢の鈍化」という語義は、ことばの意味はどういうものか。先ほどの話ですと……

第51回国会 社会労働委員会 第10号(1966/04/12、7期、日本社会党)

○森勝治君 ただいま大臣からこどもの国協会法案の説明を受けたわけでありますが、この協会法案なるものは、本来、厚生省所管というか、直営であるべきが私は最も至当な施策かと考えておりましたが、今度提案になりましたのは、団体をつくり、公共法人をつくる、そこで運営の衝に当たらせるということでありますが、なぜこれをこうした民営に移されようとしたのか、新宿御苑のように国営で行なおうとしておらないのか、この点ひとつ聞いてみたいと思うのです。東京都におきましても、これはもう上野動物園、多摩動物園、その他井之頭公園、あるいは、また、民間におきましても谷津その他にこういう施設がありますけれども、本来なら、厚生省がこ……

第51回国会 社会労働委員会 第12号(1966/04/21、7期、日本社会党)

○森勝治君 いま佐野委員が質問しました後段の、他の委員会との報酬の格差の問題ですが、まあ大臣は何か他の委員会と勘案されてきめられるものと思うがという答弁を言われて、いまのお答えで局長の話だと、教育委員とか人事委員等の関係の資料は持ち合わせないと言われているが、これはしばしばの会議でこのことは労働省が十分御承知のはずです。いずれといえども、いずこの県も、特に各種委員会がたくさんありますが、一つだけ申し上げますと、教育委員会との報酬の差は各県とも著しいわけです。いま佐野委員も、深夜にわたる取り扱いの問題も言及されましたが、そういうこともさることながら、こういう重要なポストに携わっておられる方々が、……

第51回国会 社会労働委員会 第15号(1966/05/12、7期、日本社会党)

○森勝治君 労働大臣にお伺いしてみたいと思いますが、ただいま本件の改正提案理由の説明がなされたわけでありますが、私は、まず大臣に基本的な問題について御意見をただしてみたいと考えます。  私は、かねてから、まじめに働く者はだれでも安心して生活ができるようなそういう世の中をつくるべきではないかというふうに考えてまいってきたわけでありまするが、したがって、金持ちはますます金持ちになり、貧乏人は幾ら働きましても楽にならないような現在の仕組みには私は反対をするものであります。憲法二十五条によりましても、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」さらに、また、二項には、「国は、すべ……

第51回国会 社会労働委員会 第16号(1966/05/26、7期、日本社会党)

○森勝治君 先日私の質問の途中でありましたが、労働省側の答弁をめぐりまして、先輩の皆さんと労働省側でやりとりがあったわけでありますが、そういう関係上、お約束の時間がきまして、私の質疑を途中で先般はやめたわけでありますが、きょう残りの問題について質問をしたいと思うのであります。  この前も申し上げたわけでありますが、今度の改正案というものは、一般失業保険金の改正があったので、それにならって改正をするということで出されてきたわけでありますが、私は、先般は全般論としての質問をしたわけであります。したがって、きょうも全般論の問題から具体的なこの提案の問題に入っていきたいと思うのであります。たとえばこの……

第51回国会 社会労働委員会 第17号(1966/05/31、7期、日本社会党)

○森勝治君 関連で申し上げたいのは、いまのやりとりを聞いていると、薬の効果があるかないかという質問と答弁がなされているのですが、薬の効果が全然ないようなちぐはぐな答弁をされておるので、私ちょっと奇異な感じに打たれたのですが、しろうとだからおかしいと思っただけで、いずれ山本先生ととっくり御相談していただいて、局長もひとつ十分質問の趣旨を了解していただいて、ひとつ私どもの要請にこたえていただきたいと思うのです。  私は関連として一点だけ質問してみたいのですが、昨年アンプル事件が巻き起こされました直後に、このアンプル事件に関連して、厚生大臣は各製薬業界にどのような文書を何種数ぐらい出されたか。ひとつ……

第51回国会 社会労働委員会 第18号(1966/06/02、7期、日本社会党)

○森勝治君 ちょっと関連ですが、いまの局長のお話だと、内職補導所では両者の間にあってあっせんをするだけで、一切手数料その他取らぬという話だけれども、そのとおりですか。事務費ということで三%ないし五%程度はよろしいというような内面指導はなされておりませんか。その点ひとつお伺いしたい。
【次の発言】 再質問で恐縮ですが、それは私は事務費という表現を用いました、いいですか、事務費という名のもとに取られるようなことはないかと、こう申し上げておるのです。実際ありませんね。

第51回国会 社会労働委員会 第19号(1966/06/07、7期、日本社会党)

○森勝治君 関連して一点だけ質問したいと思うのですが、ただいまも大橋委員からるる専門的な立場から質問がなされたわけでありますが、私は監督行政という厚生省の立場について質問をしてみたいと思うのであります。いまも正規な医師、正規な看護婦の公開の席における失態という問題がいま論議されたわけでありますが、私は、医療行政の高度な指導というものが、ややもすれば厚生省当局においてなおざりにされてる傾向がありはせぬかと思うのであります。そこで、関連質問でありまするから、具体的な問題を一つだけ取り上げて、大臣の見解、局長の今後の善処をただしたいと思うのでありますが、これからエックス線技師法の審議が後日されること……

第51回国会 社会労働委員会 第20号(1966/06/09、7期、日本社会党)

○森勝治君 どうもそう言われてしまうと、私どもは会社側にお伺いする勇気を失うのでありますけれども、私は、あえて、この際でありますので、会社側に質問をしてみたいと思うのです。  皆さん御承知のように、この事件は三十八年の十一月九日、死者四百五十八名ですね、たしかそうですね、死者四百五十八名ですね。その当時入院された者が二百八十三名、通院の者が四百名で、合計一千一百四十一名というのが三井三池の炭鉱における死傷者の数であります。ところが、この事件が起こる以前に、すでに当該組合から、会社側の保安設備について不安を感ずる不備の点を指摘し、しばしばこのことについては改善方を会社側に申し入れされたそうであり……

第51回国会 社会労働委員会 第21号(1966/06/21、7期、日本社会党)

○森勝治君 大臣にお伺いしたいのですが、児童福祉法にも明らかに定めてありますように、「すべて国民は、児童が心身ともに健やかに生まれ、且つ、育成されるよう努めなければならない。」とありますね。さらに第二項では、「すべて児童は、ひとしくその生活を保障され、愛護されなければならない。」と、こうあるわけでありますが、ことしの社会保障費の予算は六千二百十七億、福祉費が五百十一億ですね。ということになりますと、この児童手当という小なる部分をとってみますと、これは非常にいま言った児童福祉法第一条のこの心というものが行政の面で具体的に必ずしも万全を期しておらない。ここに社会保障が全きを期し得ない日本の政治情勢……

第51回国会 社会労働委員会 第22号(1966/06/23、7期、日本社会党)

○森勝治君 藤田委員から基本的な問題について質問がなされたわけでありますが、この法案をべっ見しただけでもわかりますように、なるほど、この法案では労働者の雇用の安定などという、完全雇用云々などというきれいな文字が並べられてあります。このことばだけをとらまえてみますと、諸外国の例にも見られるように、完全雇用を目的とする法律、このような錯覚を思わず覚えるような気がするのでありますけれども、さて、具体的に一条ずつわれわれがこの内容をつまびらかにいたしました場合には、必ずしもそういう断定を下すわけにはまいりません。むしろそれよりも、労働者側にとってはもろもろの危険な側面がひそんでいるような気がしてならぬ……

第51回国会 社会労働委員会 第23号(1966/06/25、7期、日本社会党)

○森勝治君 ちょっとお伺いしたいのですが、もしこの法案が実施の暁には、この製菓衛生師という資格の保持者でなければ製菓関係の事業に従事することができない、いわゆる製菓を業とする職業に携わることができないのかどうか、この点を聞いておきたいと思います。
【次の発言】 重ねて質問しますが、私どもが聞いた範囲ですと、同じ衛生のこういう食品関係で調理士という称号もございますね。調理士の場合には、調理士試験に合格をした者でなければ従事してはならぬ、こういうことが現在できておりますね。業界の陳情書などを見ますと、この調理士もそうだから、われわれにもそういう資格を与えてほしい、もちろんその中には技術向上、衛生知……

第51回国会 社会労働委員会 第24号(1966/06/27、7期、日本社会党)

○森勝治君 この前の会議で、総体的な基本的な問題について労働省の見解をただしましたが、きょうは細目、なかんずく、各条の問題点について項目別の質問をしてみたいと思うのであります。まず、この本案の第一条、本法制定の目的という段の中に、第一条の第二項には「事業主の雇用の管理についての自主性」などということばが見受けられるわけでありまするが、この雇用主の管理という中には、たくさんあるわけでありますか、この雇用主の管理という中には、いわゆる解雇、首切りという問題も含まれているのかどうか、ひとつ伺いたい。
【次の発言】 そうなりますと事業主の雇用の管理についての自主性を尊重するということは、雇用主の解雇の……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 社会労働委員会 第閉会後1号(1966/08/29、7期、日本社会党)

○森勝治君 私もその点質問をしてみたいと思ったのですが、藤田委員の質問は、来年度に関する新大臣の構想、所見ということで質問でございました。ところが、大臣は、いまはしなくもおっしゃったように四十二年度に五人未満の工場事業場にも適用したい。四十二年ということばはそのときは使わなかったが、質問の設定期限というものは、四十二年度の予算編成に対する心がまえということでした。それを受けて立った大臣の答弁は、明らかにこれは四十二年度の予算構想の範囲内に含まれておる、私はそう思う。ところが、どうも他の局長の御答弁を聞いていると、たとえば基準局長は、兼本線はきまっているんだから基本の線に沿ってやる。これはもう前……

第52回国会 社会労働委員会 第2号(1966/07/26、7期、日本社会党)

○森勝治君 ただいま黒磯事件について御説明があったわけでありますが、この事件はまことにお気の毒と申し上げるよりほか言いようがないわけであります。  大臣も現地をつぶさに視察されたそうでありますから、もうすでに当該事件については熟知されておるだろうと思うのであります。私も現地に参り関係者から事情をお伺いし、さらにはこれらなくなられた方々の自宅へ参りまして御焼香をしてきたものの一人でございますが、いまの説明にもありましたように、これは明らかに私は労働災害ではなかろうかと思うのであります。もちろん、雇用形態についてもろもろの論議がかもし出されるところであろうと思うのであります。それは雇用形態において……

第52回国会 社会労働委員会 第閉会後2号(1966/10/14、7期、日本社会党)

○森勝治君 時間がだいぶたちまして、これから質問するのは私も先輩に対して恐縮なんでありますが、来たる十七日に本件に関しての何か中央最低賃金審議会の会合がおありだそうでありますので、私もぜひこの際当局の見解をただしておきたいと思いますので、まげて御協力をいただきたいと思います。  昨日でしたか、朝日新聞の報道によりますと、労働大臣は、十七日に開かれます中央最低賃金審議会におきまして労働省の公的見解を発表するというふうに報道がなされておるわけでありますが、もしこの朝日報道が真なりとするならば、私はちょっとこの問題について労働省に、特に新しい大臣に一言なかるべからずということでありますが、時間がおそ……

第52回国会 社会労働委員会 第閉会後3号(1966/10/24、7期、日本社会党)

○森勝治君 先般も最低賃金の問題については質問をいたしたところでありますが、まだ大臣の真意を私のほうが把握するには認識不足でございますので、きょうは、再びお許しをいただいて、これからお伺いをしてみたいと考えます。  先日の私の質問は、時間がございませんでしたから、大臣が十七日の中央賃金審議会に行かれる問題に限って質問をいたしたところでありますが、きょうは大臣が、この中央賃金審議会におきまして発言されましたその内容をめぐって大臣の御意見を承りたいということで、これから具体的な質問に移りたいと思うのですが、この中央賃金審議会におきまして、大臣は、最賃制の基本的検討の諮問の趣旨に関する発言を行なった……

第52回国会 社会労働委員会 第閉会後4号(1966/11/08、7期、日本社会党)

○森勝治君 時間がございませんから、簡単に若干質問をしてみたいと思います。  最初に、県の医師会長さんにお伺いしてみたいのですが、県医師会が、教育というものは国師会一本でなければ実現できないという、この真意は那辺にあるのか、私どもは理解に苦しむのであります。なぜかと申しますならば、他県に例を見るごとく、これはもう何カ所もすでに学校ができておる、しかも、分派活動などという御発言があるけれども、医師会の皆さんが、執行部の方がお考えなさる前に、すでに保険医協会では活動を開始されておるのだから、むしろ医師会の執行部の案が出されるよりも以前にこの保険医協会の皆さん方の進歩的な考え方で実践段階に移されてお……

第52回国会 社会労働委員会 第閉会後6号(1966/11/25、7期、日本社会党)

○森勝治君 労働省に一点だけ質問をしてみたいのですが、この事件の遺家族の生活が非常に困窮の度を加えておるという話であります。たとえば夫を失ったご婦人は、稼働日数に応じて一日三百円ずつ会社から支給というのが話し合いになっておりますけれども、たとえばある工場では大体三百五十円程度しか日給が支給されないということであります。そうなりますと、会社側から三百円出ますから、合計六百五十円、月間平均の稼働日数が二十二日ということになりますと一万三千円程度であります。そうなりますと、当該地方における生活扶助の額からいっても、労働者の責めに期すべからざるところの事故によって生活の支柱を失ったこれら未亡人、遺家族……


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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 議院運営委員会 第21号(1967/06/22、7期、日本社会党)

○森勝治君 関連。――しかし、あれでしょう、退職願を出して退職をして、他の団体と雇用契約を結ぶわけですから、当然それは所定の手続に従って退職金を支給し、あらためて今度また復帰した場合には、再雇用という形をとるのでしょう。これが普通の各官庁のあり方でしょう。そうじゃないですか。
【次の発言】 それなら当然、いま退職手当を出さないと言われたが、退職手当支給の対象になるでしょう。そうすると、あなた方の言われるのは、あちらの職員になって帰ってきたら、在職中の勤務年限その他、他の同僚と同じように積算をして再雇用するのですか。そうなると、官庁の再雇用の規定をちょっと逸脱するのではないですか。

第55回国会 逓信委員会 第4号(1967/03/30、7期、日本社会党)

○森勝治君 私は日本社会党を代表しまして、ただいま議題となっておりまする放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件につきまして、次の附帯決議を付して承認を与えることに賛成の意を表するものであります。以下案文を朗読いたします。     放送法第三十七条第二項の規定に基づ     き、承認を求めるの件に対する附帯決     議(案)   政府並びに日本放送協会は、次の各項の実施  につとむべきである。  一、難視聴地域の解消並びに受信障害防止対策   を積極的に推進すること。  一、協会は第二次六ケ年計画の完遂を期すると   ともに、新放送体制の確立を促進すること。  一、協会は経営の……

第55回国会 逓信委員会 第8号(1967/05/25、7期、日本社会党)

○森勝治君 関連。ただいまの会長と浅沼さんの問題について、関連で質問したいのですが、今後話し合いを進めてまいるということは、私どもの解釈からいいますと、正規の団体交渉を推し進めていく、両輪が食い違う、両方の歯車の食い違いを話し合うという、おたくのほうでは団交でない、話し合いと言うかもしれませんが、そういう場で解決をしていく、こういうふうに理解するならば、NHKの態度は、この席上であらたまって、労働組合としての存在だけを認める、その意味を発見したから、労使相互対等の立場で話し合いを進めていく、こういう理解の上に立っての会長の御答弁とわれわれは承るのですが、それでいいですか。

第55回国会 逓信委員会 第9号(1967/05/30、7期、日本社会党)

○森勝治君 きょうは電電公社に対しまして、工事関係、なかんずく下請、元請関係を中心とする質問をしてみたいと思うのであります。  その前に、公社の私どもに対する基本的な態度について、ただしてみたいことが一点あります。率直に申し上げますと、一昨年、私が公社の事業に関する資料の提出方要請を政府委員室から行ない、しばしば督促をもっていたしましたけれども、今日依然として文書は私の手元に到達しておりません。これはどういうことなのか、ひとつこの点からお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 どうも要領を得ないのですが、私はそちらのためを思って、私が要求せんとする資料の名前は申し上げておらぬのです。そちら……

第55回国会 逓信委員会 第17号(1967/07/11、7期、日本社会党)

○森勝治君 今回の台風七号による西日本の集中豪雨、これはもうすでに二百名をこす死者を出し、さらにまた、災害の現在調査中の分を合わせれば、物の場合においても非常に損害をこうむったと各紙は報道をしておるところであります。いまそれぞれの所管から御報告があったわけでありますので、若干、業務関係について聞いてみたいのです。  まず、郵政関係についてお伺いしてみたいのですが、職員関係の家族が若干何か被害をこうむられたということでありますが、業務の面について聞きたいのですが、いまのお話の中身を見ますと、災害救助法などということになりますと、天災地変、公安、人命に著しい影響を与えるというような法律用語が思い出……

第55回国会 逓信委員会 第18号(1967/07/13、7期、日本社会党)

○森勝治君 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和二十二年以前の郵便年金契約に関する特別措置法案に対し、反対の意を表明するものであります。  反対の理由は、今回の措置が、全く年金加入者の一方的犠牲のもとに行なわれるということであります。  今回の措置は、すでにその存続意義を著しく減少した小額契約を何らかの形で整理をし、幾らかでも古い契約者の不満を緩和しようとするものであって、趣旨そのものには、私ども必ずしも反対するものではありませんが、しかしながら、このきわめてささいな解決策が郵便年金事業のうちにのみしわ寄せをされて、結局、加入者団体のみの犠牲のもとにおいて講ぜられると……


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 社会労働委員会 第2号(1967/08/08、7期、日本社会党)

○森勝治君 関連。佐藤総理は人間尊重のたてまえをとっておられることは大臣も御承知のとおり。それから、各種の政府機関の答申その他の問題についての意見具申についてはつまびらかにこれを承知して、行政の場で具体的に実施するということをしばしば言われておった。しかし、たとえば公務員の給与改定等はなかなかやらない、趣旨ごもっともです、しかし、やりませんということであった。某方面の話じゃありません。坊さんですから間違えられますから。そんなしゃれはさておきまして、あなたのお話を聞いていると、たださえ暑いこの席上が非常に暑くてうんざりいたします。なぜか、担当大臣としての熱意の一片だにない。なぜないか。前大臣の意……

第56回国会 社会労働委員会 第3号(1967/08/09、7期、日本社会党)

○森勝治君 関連。ただいま大臣からそういう御答弁をいただいたのだが、私はあなたの答弁がどうもそらぞらしいお答えとしかどうしても受け取れない。ただいま藤田委員からも申し上げたように、国民の意思として前国会で廃案になったものですから、それを再検討もせずに一週間そこそこでずうずうしくもまたこれを提案するというその心臓は一体那辺にあるか、われわれはまことに理解に苦しむ。佐藤総理はかねてから、口を開けば人間尊重などということばをうたい文句にしております。これは大臣、御承知のとおりですね。ところが、やっていることはどうですか。ベトナム問題にいたしましても、アメリカ一辺倒ではないでしょうか。防衛二法の問題は……

第56回国会 社会労働委員会 第4号(1967/08/11、7期、日本社会党)

○森勝治君 関連。大蔵大臣に質問してみたいと思うのであります。あなたのただいまの一番最後のことばで、金を惜しんでいないということは、確かにこの二つの耳で聞きました。そこで、私は質問をしてみたいのでありますが、あなたは、政管のこの健保は、本来政府が干渉すべきものではないという意味のことを言われました。保険というたてまえ、あなたの言われるのはおそらく民間の保険会社なぞを頭に想定されながらのお答えだろうと、乏しい私の知識でいま邪推をしてみたところでありますが、いいですか、あなたはそうおっしゃるが、ここにおられる現在の坊厚生大臣、前任者の鈴木厚生大臣は、しばしば佐藤内閣を代表してどう言っておられますか……

第56回国会 社会労働委員会 第5号(1967/08/14、7期、日本社会党)

○森勝治君 柳岡君の質問は、そういう規定があるのだから、皆さんは、たとえば大臣は所管の長とし、局長は所管の局長として、本件の推進にあたっては積極的たるべきというのがこの法文の裏の解釈ではないか、こういう質問であったわけであります。ところが、予算が取れればやりますという消極的な発言のみしか皆さんからいただいておらぬから、それならば、出先において、国民の福祉行政のためにといって、いつもそういうことを言っておられるあなた方にしては、あるいは、また、大蔵省との予算折衝で一銭でも多く取りましょう、取りたい、かくあらねばならぬと、あなた方は過去幾たびかこの種の問題については声を大にして発言をされているわけ……

第56回国会 社会労働委員会 第6号(1967/08/15、7期、日本社会党)

○森勝治君 関連で質問しておきたいと思うのですが、ただいまそういう答弁がありましたが、先ほどの答弁の中でエックス線技師の問題が出されましたね、養成が急ピッチに上がっているというお話がありましたが、いま厚生省所管の技師の養成関係、文部省関係の所管の技師の養成関係が違っているのはどういうわけですか。昭和四十年エックス線技師法の法改正を議会に出したけれども、御承知のように、現在継続審議中であります。ところが、片や文部省においては、昭和四十一年度ですか、新学生から、すでに養成期間三年制という法改正の実施を見越して、厚生省に先がけて、文部省の所管の全国の大学病院の付属養成所においては三年制課程の養成がな……

第56回国会 社会労働委員会 第7号(1967/08/16、7期、日本社会党)

○森勝治君 吉田さんに二点お伺いしたいのです。  厚生省は、口を開けば七百四十五億の赤字、まさに政管保険の問題は累卵の危うきなどという大げさな表現を用いているのは先生御承知のとおりです。私も、この七百四十五億などというのは、どうもこの数日間にわたる質疑、討論の内容を聞いてみてもすぐわかりますように、赤字にどうも水増しをしているような気配を私は感ぜざるを得ないのです。ところが、医療給付の伸びというものが最近著しく鈍化してきたと、こういわれているわけですが、それはどういう理由で鈍化してきたのか、御存じでしたらひとつお聞かせ願いたいと思うのです。  それから、もう一つ、医療費の増大というものが、患者……

第56回国会 逓信委員会 第閉会後1号(1967/09/09、7期、日本社会党)

○森勝治君 いま鈴木さんからそういうお話がありまして、これは重々もっともなことであります。理事会で検討というお話がありましたが、私はその以前に、理事会で検討するなどというものではなくして、大臣あるいはまた電電公社総裁がこういう委員会で、国会における審議というものをどう考えておるのか、私は理解に苦しむのであります。と申しますのは、御承知のように、先般の臨時国会で郵政大臣は、しばしば当委員会を欠席されました。もちろん理由はあるのでありましょう。しかし、その最後のときに、最後というのは、しばしば欠席された最後で、それから当委員会から注意いたしましたから、大臣は欠席しなくなってまいりましたが、そのとき……


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 社会労働委員会 第3号(1967/12/14、7期、日本社会党)

○森勝治君 関連して、次官に――大臣がおれば大臣に質問したいのですが、次官に質問してみたいと思います。  ただいま質疑応答がこもごもかわされておりますけれども、これはもう経営者の不当労働行為は明らかであります。これは、次官も労政局長も、藤田委員のただいまの質問の内容については盛んにうなずいておられるから、労働省当局としても、いかにこの福島交通の経営者が逸脱行為不当労働行為が数限りなくあるからということをお認め願ってのうなずいた姿だろうと私は印象を深く持ったわけでありますけれども、経営者というものはもちろん低賃金で苛斂誅求をもって旨としたい本能的な性格を持っておるでしょう。それはそうだと思います……

第57回国会 逓信委員会 第2号(1967/12/19、7期、日本社会党)

○森勝治君 関連でちょっとお伺いしたいのですけれども、いま村田さんの話だと、工事契約は、島キヨ名儀で、建設業者としたということでしょう。そうなれば、これは建築主は明らかに島キヨでありますから、来たる二十三日の登記は、税局長の名儀で登記するというけれども、これは明らかに島キヨから金銭の貸借ではなくして、逆に局舎を借用という形になりませんか。局長、この点どうです。
【次の発言】 あなたの答弁は、通り一ぺんの答弁をされるが、いま村田さんがいみじくも具体的に指摘したように、金銭貸借ではないでしょう。建築主が島キヨでありますことは厳たる事実でしょう。調査が行き届かなければ、これは可及的すみやかにこの問題……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 社会労働委員会 第7号(1968/04/02、7期、日本社会党)

○森勝治君 懸田先生にお伺いしたいのでありますが、先ほど、日野原先生のお話を――先生はお帰りになりましたが、日野原先生のお話を承っておりますと、医療、医学教育制度に何か欠陥があるかのごとき印象を私はぬぐい切れなかったわけであります。さらに、先生のお話にありましたように、大学は出たけれども、国家試験は通ったけれども、これを一人前の医師として認定することはできないという印象をしろうとの私どもは受け取ったわけであります。こうなりますと、国家試験というこの立場の信用の度合いの問題や大学教育における医療制度の全きを期し得ない。だから、大学の外でも勉強しなければいわゆる聴診器を持つ医師が誕生できないのだ、……

第58回国会 逓信委員会 第3号(1968/03/07、7期、日本社会党)【議会役職】

○理事(森勝治君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  初めに、理事会の協議の結果について御報告いたします。今期国会における当委員会の定例日は、従来どおり火曜及び木曜日を一応の定例日とし、午前十時開会とすることになりましたので御承知願います。  本日の委員会においては、参考人の出席要求について御決定願った後、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査について質疑を行なうこととなりましたので、御了承願います。
【次の発言】 まず、委員の異動について御報告いたします。  去る一月三十一日、谷村貞治君が委員を辞任され、その補欠として松平勇雄君が選任されました。

第58回国会 逓信委員会 第7号(1968/03/29、7期、日本社会党)

○森勝治君 先般も出ておったようでありますが、どうも昨年もそうでありましたし、今年も三月三十一日という年度押し詰まっていつもこの問題が毎年のように蒸し返されております。一体、大臣は、口を開けば慎重審議などということで、十分審議をしてやってくれというようなことを、あらゆる会合で言っておるけれども、これが三月三十一日でもし結論を出さなければならぬと仮定するならば、これは時間的空間が非常に少ないのであります。御承知のとおり昨年度も、こういうことはないようにするというような意見を私は漏れ承ったような気がするが、ことしもまたこのように――先人はかつて「前轍を踏むなかれ」とわれわれに教えてくれたが、一体、……

第58回国会 逓信委員会 第9号(1968/04/04、7期、日本社会党)

○森勝治君 ちょっと関連して労働大臣にお伺いするのでありますが、暴力行為というものは労組法上の免責事項外である、私はこう考えております。したがって、刑法上の責任を問われるものでありますから、行政処分というものは裁判所の判決を待って、しかる後に行なわれるものだと思うのであります。よろしいですか。そういうふうに解釈してよろしいかどうか、労働大臣にお伺いしたい。
【次の発言】 再質問でありますが、それならば、裁判所において無罪の判決が出た場合の、首を切った当事者側の法的責任というものはどうなるんですか。かってに首を切れるのですか。
【次の発言】 再々関連で恐縮でありますが、いま基準局長はそういう御答……

第58回国会 逓信委員会 第10号(1968/04/09、7期、日本社会党)

○森勝治君 大船渡の不当首切りの問題について、続いて質問をしたいと考えております。  そこで、まず大臣にお伺いしたいのでありますが、この大船渡郵便局の不当処分は、その理由はいかなる根拠に基づかれたのか、ひとつお答えいただきたい。
【次の発言】 私は、そんな抽象的なことを聞いているのじゃないのです。もうすでに具体的な質疑の内容に前回に引き続き入っておるわけですから、どういう理由で首切ったかということを聞いているのです。そんな法律準拠の問題は、もう先刻お互いに承知なはずです。具体的な事例をひとつ――たとえば支部長の佐藤君なら佐藤君の例になぞらえてひとつ御説明いただきたい。あまりにも――ここに写しが……

第58回国会 逓信委員会 第13号(1968/04/23、7期、日本社会党)

○森勝治君 質問をする前に、若干当局にお伺いしてみたいことがあるのであります。  それは資料の問題でありますが、どうもわれわれが国会審議の必要があって資料をお願いすると、だいぶ最近はきびしくなられたようでありまして、これは先般の、この前の議会ですか、でも、先輩の皆さんの資料の問題では、いろいろ委員会で提出要求をしてもらわなければ出せないとか、何とかいうことで、相当にぎやかにやったことを私は記憶をするんでありますけれども、最近どうしてそういうふうに、資料を公開するものすらもなかなか提出をいさぎよしとしない、提供をいさぎよしとしない、こういうことは一体どういうことなのか、私にはさっぱり合点がいかな……

第58回国会 逓信委員会 第16号(1968/05/09、7期、日本社会党)

○森勝治君 私はまず第一点、最近における公社のいわゆる企業性と公共性の谷間の公社の方々がたいへん御苦労を願っておることとは思うのでありますが、私は具体的な一つの事例をもって公社が最近は非常に住民サービスと申しましょうか、利潤追求を急ぐあまり、公共性の点に対する配慮が非常に、――まあ公社は非常にということばは使いなさらぬで、ただやや程度でかんべんせよというようなことになりはせぬかと思うのでありますけれども、私は非常に公共性が薄れてきた、こういうことを指摘せざるを得ないのであります。はたせるかな、つい先日の日刊紙の投書欄を見ますと、公社の広報課長が、最近は住宅電話がふえたので公社の収益が下がったと……

第58回国会 逓信委員会 第17号(1968/05/16、7期、日本社会党)

○森勝治君 まず、大臣にお尋ねしたいのでありますが、この提案を見ますと、募金会を廃止して郵政省がその業務を引き継ぐということになりますと、いまも若干質疑応答が繰り返されましたが、実質的には、従来の業務そのままを――従来は募金会という名称で当たっておったものを郵政省が直接これを取りまとめをするということで、中身は何ら変わりはないのじゃないですか。何か局長の先ほどの御説明では、役員の給料、報酬その他によって多少経済的なあれはあるかもしらぬが、業務そのもは寸毫たりといえども隔たりはないものと私は見るのでありますが、どうですか。
【次の発言】 業務内容が少しも変わらなければ、別にことあげをして募金会を……

第58回国会 逓信委員会 第18号(1968/05/21、7期、日本社会党)

○森勝治君 いま電電公社の一番最後の説明で、電電公社は職員の被害状況の報告がありましたが、郵政のほうは職員関係は何も被害はありませんか。
【次の発言】 何かけさの新聞の報道によりますと、電電公社の施設の問題が取り上げられて、当時事件が発生した直後、いまの総裁の報告にもありましたように、本土と北海道間、約二時間通信が途絶したという報告がありましたが、これは何か、新聞でありますと、マイクロ波を発信するための電源エンジン五基全部が地震の振動でずり落ち使用不能になったもので、しかも耐震装置の不備ということであるというのですが、けさの新聞報道どおり、そういうことで通信が途絶したのですか、総裁にお答えいた……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 大蔵、社会労働委員会連合審査会 第1号(1968/04/26、7期、日本社会党)

○森勝治君 関連。  大臣からいまそういう答弁をいただいたのですが、厚生省が何とこれを陳弁これつとめようとも、怠慢であることはもうはっきりしているわけですね。しかも、あなたは、就任早々、厚生行政は私にまかしてくださいと、議会の内外を通じて広く国民の皆さん方にお約束をされておるはずであります。これは大臣、ごく最近のことですから御記憶が新たでありましょう。ところが、いまの答弁は何です。努力する、ただそれだけで済みますか。あなたが就任のときの国民の期待にこたえるという、厚生行政の全きを期すという初心があるならば、三年かかってもなおかつこれができないという、具体化されない問題は、直ちに私の責任において……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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